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スパルタ塾を通して学んだ 「編集の定義」と 毎日を特別に生きるための 「温故創新アプローチ」 菅付雅信の編集スパルタ塾 最終回 ゲスト:嶋浩一郎・内沼晋太郎 プラス:年間最優秀受講者発表 「この一年間で学んだ上で考えるあなたなりの編集の定義と、 あなたが編集力を使って、いかに世の中に貢献出来るかを説明せよ」 20150316 菊池 寛

温故創新 20150317

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スパルタ塾を通して学んだ 「編集の定義」と

毎日を特別に生きるための「温故創新アプローチ」

菅付雅信の編集スパルタ塾最終回 ゲスト:嶋浩一郎・内沼晋太郎 プラス:年間最優秀受講者発表

「この一年間で学んだ上で考えるあなたなりの編集の定義と、あなたが編集力を使って、いかに世の中に貢献出来るかを説明せよ」

20150316菊池 寛

編集は、とても農業的だ!

「編集とは企画を立て、人を集め、モノを作ること」(菅付さん)

企画を立てる

人を集める

モノを作る(継続して育てる)

編集は、とてもフィジカルだ!

「編集者もプロスポーツ選手と同じ。特別な努力をする。」(菅付さん)

編集は、とてもフィジカルだ!

・「頭に豊かなイメージのアーカイブを創る。 それを現代的に、または個人的にツイストすること。」(菅付さん)・「企画力≒調査力」(菅付さん)・「自由からはアイデアは生まれない。  自分の中にハードルを作る。」(高崎卓馬さん)

眼編集は、とてもフィジカルだ!

・「小説作る時映像を考える。映像作る時小説を考える。」(高崎卓馬さん)・「校了日過ぎたら何の関心もない。  明日の事にしか興味がない。」(菅付さん)・「デザインとは “モノの見方を具体的に示すこと”  “明日のより良い世界を示すこと”」(菅付さん)

編集は、とてもフィジカルだ!

口・「“超えるポイント” はいつもの思考パターンだと抜けられない。  “人と話すこと”、“他人の思考に興味を持つ事” が大切。」                    (博報堂佐々木さん)・「自分が最も知っていることが大前提だが  相手に知らないことを伝える事は大切。」(LINE 田端さん)

編集は、とてもフィジカルだ!

・「3 割をキレイに大振りできるクリエイターになる。  はじめから 5 割をねらうと誰の記憶にも残らない。」(菅付さん)

・「企画は飛距離。一回遠くまで行って帰ってくるのが企画には重要。」                    (GINZA 中島さん)

編集は、とてもフィジカルだ!

・「いいもの(心地よいもの)はいっぱいある。  すごいもの(しんどいもの)を取り入れろ。」(菅付さん)・「全員にわかっていただけるものは、自己嫌悪に陥る。 嫌われ者の価値観が、未来の美しさになる。」(川久保玲氏)・「イヤな奴の方が良いものつくれる。」(高崎卓馬さん)

編集は、とてもフィジカルだ!

・「常に時代の “魚河岸” に足を運ぶ。」(菅付さん)

・「高い山は、登れば綺麗な風景が見える。  だからやめる事ができない。」(高崎卓馬さん)

・「“気働き” になりがちなのが編集者。  “大事な事” を考える人こそが編集者」(GINZA 中島さん)

・「“今、今” で追われている。“今流行っている” はどうでも良い。  “変わらないところ” をつかまえていきたい。」(講談社川治さん)

・「恋と戦争は手段を選ばない。手口はニュートラルに考える。  コアアイデアに専門家いらない。」(嶋さん)

・「“面白い” は自分で決める。  “佐々木宏がいかに喜ぶか→ウツになる。”」(高崎卓馬さん)

そして、つねにニュートラルに立ち返る勇気も必要。

編集とは…

精神と肉体を使い毎日を特別に生きること

毎日を特別に生きる!「温故創新」アプローチ。

コンセプトは「温故創新」。

「やりたい!<やらなければならない!」を第一命題とする研究アプローチ。

【温故知新】 →経験・知見のみが雄弁に語る。記憶力最強。データ最強。エライ人最強。

【温故創新】

→古きに関してのリスペクトと研究。そして人を巻き込み共犯者と協業し 創造力をフル活用し、新しい事にチャレンジ(ツイスト)する。

「(故)ふるきを(温)たずねて(新)あたらしきを(知)しる」

「(故)ふるきを(温)たずねて(新)あたらしきを(創)つくる」

2つの「温故創新」プロジェクト

【1】

筆記具メーカー「ぺんてる株式会社」従業員としての温故創新

3 社の転職を経て 2008 年に入社。主に G デザインを行ってきたが(クッソ下手なので…)

2012 年よりウェブ等、業務の幅が広がる。

コミュニケーション≒デザイン≒編集≒クリエーション。

コミュニケーション≒デザイン≒編集≒クリエーション。

201 3 年、ブログ「表現の道具箱」をスタート。

2014 年以降、TW、FB はじめ、ウェブメディアを駆使し 国内ウェブサイト及び、コミュニケーションデザインを通し

製品と企業のブランディングに関わっています。

コミュニケーション≒デザイン≒編集≒クリエーション。

リニューアル後はアクセスが

200%に急成長

ぺんてるは、発売 50 年、40 年を超えるロングセラー品に支えられている。

新旧含め、商品を愛用するユーザーの声を有名無名問わず惜しみなく聴くこと。

より若い世代へ、そして新たな手法で世界中へ波及させるために

研究&発信する所存です。

【2】

「昭和的ガーリー文化研究所」研究員としての温故創新

昭和的ガーリー文化研究所とは?

1980 年~1989 年の少女文化にクローズアップした所長「ゆかしなもん氏」主催の懐古&発信活動。

「ゆかしなもん氏」(妻)

主な関連書籍

80 s ガーリーアイテムの提供、執筆等、書籍制作の屋台骨として勢力的に活動中!

「80 s ガールズ大百科」(実業之日本社)

「ファンシーメイト」(ギャンビット)

「大人の少女マンガ手帖」(宝島社)

2014 年、B&B にて出版記念イベントも開催しました!(竹村真奈さん、ステレオテニスさん、ゆかしなもん)

主な開催リアルイベント例

・「ゆかしな EXPO」(2012 年)…二日間で 200 名が来場。・「ゆかしな EXPO2」(2014 年)…三日間で 450 名が来場。…HIROMIX さんも遊びにきました。

雑誌に特化したイベントも開催

・「愛して占い☆ ときめきおまじないと♡」(2012 年)

キャラクターやフードメニューも開発

2014 年、イオンモール幕張での「ビレヴァン× 小学館」主催の「あさりちゃん 100 巻記念イベント」では、司会などなどを勤めました。

2010 年より、ブログを中心に活動開始。「80s ガーリー」を世に再提案すべく

「企画を立て、人を集め、モノを作っている」活動。今後も、「80 年代当時の異常な記憶力」をベースに良きパートナーとして新たな未踏峰へ邁進する所存です。

未来は変える事ができる。しかし、過去を変える事は

できないのか?

鎌倉幕府制定が「1192(イイクニ)」から「1185(イイハコ)」に更新された。

過去に出版された書籍、写真、人が発する言葉…注意深く読み、研究する事によって「発掘(サルベージ)」と

「モノの見方(キュレーション)」を行う事ができる。

過去を変える

「過去の新しい事実」は世の中に与えるインパクトがある。

二つの活動は、そんな過去の認識を変え新たなインパクトを生む、研究活動です。

過去を変える