比類のない「インメモリ・データグリッド」ソリューション

Oracle Coherence

本カタログの情報は、2009年6月現在のものです。実際の製品とは内容が異なる場合があります。＊Oracle、Oracle Coherence、Oracle WebCenter、Oracle Fusion Applications、Oracle Application Integration Architecture、Oracle SOA Suite、Oracle Event-Driven Architecture、Oracle Application Server、Oracle GRID Center、及びOracle Real Application Clustersは米国オラクル・コーポレーション及びその子会社、関連会社の登録商標です。他社名又は製品名は、それぞれ各社の商標である場合があります。 Copyright © 2009, Oracle. All rights reserved.

OSE00946-SS

Oracle Coherence 製品ラインアップ

Oracle Coherence Standard Edition

基本的な分散キャッシュ機能を提供。 ミドルウェア層で増大するメモリデータを透過的に管理

Oracle Coherence Enterprise Edition

Standard Edition の機能に加えて、パラレルクエリ機能やトランザクション・サポート機能を包含

Oracle Coherence Grid Edition

Enterprise Edition の機能に加えて、Real Time Client （Java/.NET）との連携サポートを包含

Oracle Coherence Suite

Oracle Coherence は、スタンドアロンJavaアプリケーションや.NETアプリケーションとともに、またはさまざまなアプリケーション･サーバーと組み合わせても動作可能です。

〒107-0061 東京都港区北青山2-5-8 オラクル青山センター

代理店名

TEL

URL

0120-155-096http://www.oracle.com/lang/jp/direct/

お問い合わせ窓口

日本オラクル株式会社

oracle.com/jp

Grid Edition に加えて、GC制御可能な高性能JVM（JRockit Real Time）、動的なノード・プロビジョニング（WebLogic Operations Control）、アプリケーション診断機能（Diagnostics Pack）、データグリッド管理機能（Management Pack for Oracle Coherence） を加えた包括的なライセンス

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比類のない「インメモリ・データグリッド」ソリューション

オラクルが提供するトータル・グリッド・ソリューション

ミドルウェア層を真のグリッド化へ

リニアな拡張性が可能にした、アプリケーションの柔軟な容量計画

短期間に膨大なトランザクションが集中したり予測できないアクセスが発生するオンラインサービスでは、その可用性と拡張性が常

に問われ、いかに迅速に機能を拡張するかという課題に日々多くの管理者が取り組んでいます。

Oracle Coherenceは、ノード数増加によるアプリケーション全体のパフォーマンス低下を、メモリ空間をグリッド化することによ

り改善します。ミドルウェア層に可用性と拡張性を兼ね備えた強力な共有メモリを提供することで、複数台にまたがるJava/.NET

ベースのアプリケーション情報をリアルタイムに共有し、処理速度を向上させたうえで、ノード間で迅速かつ相互にアクションを起こ

すことができます。

Oracle Coherenceは、ミドルウェアに急増するトランザクションの高速処理を実現する、サービス指向アーキテクチャ（SOA）/イ

ベント駆動型アーキテクチャ（EDA）基盤の構築には欠くことのできない重要な要素のひとつです。

大規模なシステム、とくにコンシューマ向けサービスのシステムでは、アクセスがいつ、どのくらい増加するのかを予測するのは困難です。しかし、サービス開始当初はできるだけ低予算でシステムを構成したいというニーズもあります。このような状況に対応するためには、オンデマンドによる拡張性が必須であり、その拡張性こそがグリッドの特長といえます。Oracle Coherenceによってミドルウェア層の共有メモリを分散して構成し、ステートフルなアプリケーションでもリニアな拡張性を確保することで、従来は実現が難しかったニーズにも柔軟に対応できるようになります。

複数データソースの情報を仮想化RDBMS、MQ、ホスト、Webサービス…。Oracle Coherenceによって多様化するデータソースを仲介することにより、上位のアプリケーションはシンプルなデータアクセスAPIだけでデータを利用することができるようになります。その結果、コードがシンプル化されるのと同時にバックエンド・アクセスの負荷も軽減され、全体処理の高速化が可能になります。

グリッド環境で高速な並行計算処理を実現

オンライン取引やオークション、ゲームなどのシステムでは、多人数で情報をリアルタイムに共有してアクションを起こす必要があります。同時に、不正処理検知の仕組みやデバイス機器の接続状態の監視なども、リアルタイムにおこなわれなければなりません。これらのリアルタイム要件では、タイムロスのないデータ共有を可能にするような広大なメモリ領域に加えて、データの変更をイベント通知する機能も必要です。Oracle Coherenceは、共有メモリ領域として、またイベント通知基盤としても利用が可能です。分散されたコンピュータで同じメモリ情報を共有し、データの追加や変更などのイベントを伝播します。

リアルタイムのデータ分析やイベント処理

大量のデータに対する計算処理が必要な要件では、計算処理ロジックを複数のサーバーに分散配置して並行処理させることで、処理全体の高速化が図れます。こうした要件は、金融業界におけるリスク計算処理やハイテク業界の研究開発部門におけるシミュレーション・システムなどが代表的な例ですが、従来は大型コンピュータでしか対応できませんでした。Oracle Coherenceのインメモリ・データグリッドを利用すれば、分散コンピューティングによる並行計算処理が可能になり、その結果低コストなグリッド型システムを実現できます。こうした構成は、Javaベースのバッチ処理システムとしても利用可能です。

SCM ERP CRM

Enterprise2.0型 UIマッシュアップOracle WebCenter ：業務の流れに従って連動する統合UIの実現

ビジネス･アプリケーションOracle Fusion Applications、Oracle Application Integration Architecture ：真のSOA対応を実現するアプリケーション・アーキテクチャ

SOA/イベント駆動システムOracle SOA Suite ：SOAをトータルでカバーするスイートセットOracle Event-Driven Architecture ：Oracle SOA Suiteと同じテクノロジースタックを使って構成された、イベント駆動の連携基盤

アプリケーション・サーバー・グリッド/TPモニターOracle WebLogic Server ：

インメモリ・データグリッドOracle Coherence ： ミドルウェアにおけるメモリデータの可用性とスケーラビリティを確保

データベース･グリッド実績あるOracle DatabaseおよびOracle Real Application Clustersがグリッドの特長そのままに、データベースの可用性と拡張性、信頼性、スケーラビリティを確保

リアルタイムJava仮想マシンOracle JRockit Real Time ： GC制御可能な高速・高機能JVM

ハードウェア仮想化技術Oracle VM ： オラクルが提供するハードウェア仮想化テクノロジー

発注 価格変動の通知 デバイス接続 モニタリング

大量注文の集中外部システム/サービスからの予測できないリクエスト

外部データベース、ホスト MQ/JMS データベース

アプリケーション・サーバー

業界トップの性能と安定性をもたらすJava EE層に加えて、Webキャッシュ層、HTTPサーバー層を個別にクラスタ化し、データベースとの優れた連携統合を実現

Oracle Coherence

外部Webサービス

Oracle Coherence

インメモリ・データグリッド

アプリケーションとデータソースの間でデータをインメモリ処理

ノード追加でメモリ領域の拡張が可能

データグリッドノードの障害に備えて、別ノードに暗黙的にバックアップ

上位アプリケーションはデータグリッドに高速インメモリアクセスするだけ

Oracle Coherence

Oracle Coherence

データベース

Eメール

Oracle Coherenceが提供する「インメモリ・データグリッド」ソリューションは、アプリケーションとデータベースの間に共有メモリ層をつくることで完全なグリッド環境を実現し、ミドルウェア・データサービスとして多様化・複雑化するSOAやイベント処理を支えます。