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藤井寺市景観計画における 古 市 古墳群の位置づけ

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別紙5. 藤井寺市景観計画における 古 市 古墳群の位置づけ. 景観形成の基本理念、基本方針. 1 . 景観形成の基本理念 藤井寺市 らしいみどり豊かで文化的な景観を形成していくため、 古市古墳群、葛井寺、辛國神社、道明寺・道明寺天満宮等の神社仏閣、東高野街道、長尾街道等の旧街道の貴重な歴史文化遺産 をはじめ、金剛・生駒山系や大和川、石川などの自然環境を活用し、市民、事業者等及び行政の共通認識と適切な役割分担のもとに、良好な景観の保全・創造と育成について、総合的かつ計画的に取り組んでいくことを景観形成の基本理念とします。. 2 . 景観形成の基本目標. - PowerPoint PPT Presentation

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Page 1: 藤井寺市景観計画における 古 市 古墳群の位置づけ

藤井寺市景観計画における古市古墳群の位置づけ

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別紙5

Page 2: 藤井寺市景観計画における 古 市 古墳群の位置づけ

景観形成の基本理念、基本方針1 .景観形成の基本理念 藤井寺市らしいみどり豊かで文化的な景観を形成していくため、古市古墳群、葛井寺、辛國神社、道明寺・道明寺天満宮等の神社仏閣、東高野街道、長尾街道等の旧街道の貴重な歴史文化遺産をはじめ、金剛・生駒山系や大和川、石川などの自然環境を活用し、市民、事業者等及び行政の共通認識と適切な役割分担のもとに、良好な景観の保全・創造と育成について、総合的かつ計画的に取り組んでいくことを景観形成の基本理念とします。

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2 .景観形成の基本目標• 景観形成の基本目標の設定に当たっては、上位計画に即するとともに、関連計画との整合や連携を図る必要があります。

• 本市の上位計画である総合計画では、歴史的資源の保全や既成市街地、駅前の景観整備など個性を活かす都市景観の保全・再生と創出を位置づけています。

• また、関連計画である都市計画マスタープランでは、藤井寺市らしい個性と魅力のある景観形成を基本方針として、歴史的景観の保全、市街地景観(住宅地、商業地、工業地、沿道、公共施設)の形成、河川景観の保全・創出、市民参画の美しいまちづくりの推進を位置づけています。また、緑の基本計画では、都市の緑の拠点や骨格づくりに係る緑化、固有の歴史や自然等を含む郷土の風致を保全育成する緑化を基本方針に位置づけています。

• こうした位置づけから、本市の景観形成においては、古市古墳群、神社仏閣、旧街道などの歴史文化遺産、金剛・生駒山系の眺望 *やうるおいをもたらす豊かな水やみどりとともに、美しいまちなみ景観を創り育んでいく市民が重要なポイントとなります。

• このため、本市の景観特性 *から浮かび上がる『歴史文化』、『住宅都市』、『自然』に着目し、これらが藤井寺市らしさを構成する景観として捉え、市民とともに、本市の景観魅力と個性を創造し、歴史文化の薫る藤井寺市らしい個性とうるおいのある景観の形成をめざしていくため、基本目標を以下のとおりとします。

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3 .景観形成の基本方針

①古市古墳群や葛井寺などの地域固有の歴史  文化景観を守り、育てる②藤井寺駅周辺など個性と魅力のある市街地  景観や道路景観を創り、育てる③金剛・生駒山系や大和川・石川などうるおい のある水とみどりの自然的景観を守り、活かす④藤井寺市に愛着がもてる景観づくりに協働で取 り組む

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藤井寺市景観計画における古市古墳群の位置づけ

「古市古墳群景観形成促進区域」• 古墳の墳丘裾や濠、堤等の境界より地形地物や用途地域界などを基本とする緩衝地帯に囲まれた区域

• 住居系地区、近隣商業地区で、文化的価値の高い古墳と調和した景観を形成

藤井寺市景観計画(平成 25年 6月策定)

• 古市古墳群の文化的景観の維持・向上を図るため、古墳群と調和した景観の形成とともに眺望景観の確保に努める

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古市古墳群景観形成促進区域

古墳の墳丘裾や濠、堤等の境界より地形地物や用途地域界などを基本とする緩衝地帯に囲まれた区域

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藤井寺市における古市古墳群の景観形成の考え方

1.緩衝地帯の設定■全域• 巨大前方後円墳周囲の視点場からの眺望景観を保全

• 巨大前方後円墳の雄大さが感じられる景観を保全

• 古墳周辺にふさわしい、落ち着いた景観の形成

■巨大前方後円墳に近い区域• 巨大前方後円墳が周囲から浮かび上がって見える景観を保全

• 古墳の静寂さを感じられる落ち着いた景観を保全

■境界道路や鉄道、河川等の地形地物や土地利用形態の境界等

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藤井寺市における古市古墳群の景観形成の考え方

2.緩衝地帯の区分

資産近傍良好な景観の継承とともに、古墳との調和を図る区域

緩衝地帯 緩衝地帯外

「資産近傍」と「周辺市街地と接する地帯」を区分し、それぞれ景観形成の方針、景観形成基準を定める

周辺市街地と接する地帯市街地と歴史的環境の関係に配慮し景観形成を図る区域

緩衝地帯外

墳丘

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藤井寺市における古市古墳群の景観形成の考え方

良好な景観の継承とともに、形態意匠の制限により、古墳との調和を図る

周辺市街地と接する地帯

周辺市街地と接する地帯資産近傍 資産近傍

現状 第一種低層住居専用地域が指定され、良好な住宅地景観を形成課題 様々な色彩の建築物が立地し、緑豊かな古墳との一体性の確保が必要

古墳と周辺の都市活動とが調和した景観形成を図るため、市街地の現状がこれ以上悪化しないよう、建築物の高さと形態意匠を制

現状 古墳群など、良好な歴史・自然環境の周囲に位置し、活発な都市活動や生活の場となっている。

課題 高層建築物など、古墳群と不調和な建築物が立地

■資産近傍

■周辺市街地と接する地帯

墳丘