2
Bastien 第9号 2014.11.17 石井なをみ先生による「バロック指導法講座」が 10 月 9 日(木)サンポートホール高松にて、開催されました。 音楽の基礎であるバロック音楽の楽曲をよりよく理解するためには、疑問を持ちながら楽譜を読み取る力を 育てることが大切!!ではどのように指導すれば良いのか‥、具体的にご指導いただきました。 《バロック6つのポイント》においては、1構成をみる 2片手ずつゆっくりさらう 3両手になっても最初はゆっ くりさらう 4拍節感の重要性 5アーティキュレーションの工夫 6デュナーミクの工夫等についてお話して頂き、 自分の普段のレッスンを思い浮かべながら、「そうなんだ!」「なるほど!!」と思い必死でペンを走らせメモを取 らせて頂きました。今後のレッスンに大変参考になりました。 また、今年発売された『バロック白楽譜』を使って、実際に自分たちで構成・フレーズ・指番号等を書き込みそ れを発表しました。自分が学生の頃に戻ったかのように「あてられたらどうしよう…」「皆と違ったら恥ずかし いかも…」とドキドキしましたが他の先生方のご意見を伺い、自分と同じだったり「あ、それもアリなんだ!」 と発見があったり、大変勉強になりました。フリクションペンというアイテムを使うのも、生徒たちにとっては 楽しく学ぶことが出来るのではと思ったので早速レッスンに取り入れてみようと思っています。 後半に、短い時間ではありましたが、バッハコンクール課題曲についても レクチャー頂きましたので、12月に高松で開催されるコンクールを是非 見学させて頂きたいと思っています。 私の大好きなバロック音楽。今日教えて頂いた事をレッスンで伝えて いけるように努力していきたいと思います。 石井なをみ先生、どうもありがとうございました。 臼井智美先生 ⾃宅練習のナビゲーター バスティン デジタル教材 ピアノフラッシュカード アプリ』のセミナーへ⾏って来ました。 先⽇、徳島へ 上記のセミナーに⾏って来ました。 びっくりしたのですが、2020 年には⽇本の公⽴⼩中学校では 1⼈1台 タブレットの電⼦教科書を持つ ようになるそうです。 セミナーでは 実際にタブレットを使って 今秋発売になる フラッシュカード読みゲーム、かたまり読み ゲームや、リズム聴⾳ゲーム 始め、現在開発中のアプリも 参加者の希望を聞きながら、わかりやすく説 明して頂き、体験することが出来ました。 フラッシュカード読みゲームも3通りの答え⽅があり①「ド ファ シド」の⽂字をタッ チする ②画⾯の鍵盤をタッチする③タブレットをピアノの譜⾯台に置き、ピアノの key を弾くと、ipad またはiphoneにリアルサウンド認識機能がついていて、正解不正解を判断してくれる いずれも 1 分間に 何枚読めたかカウントが画⾯に出るし、登録していると 過去の成績も⾒る事が出来ます。 ③は、ピアノでなく、声に出して歌っても(正確な⾳で、ある程度の⾳量がないと 認識してくれませんが)ちゃんと カウントしてくれます。これは、すごく興味が あって 実際にさせて頂きました。これはソルフェージュにもなるではないか!と 感動しました。フラッシュカード読みゲームは⼆⼈で対戦⽅式でも出来、これも お友達の先⽣とやってみて、燃えに燃えました。 (笑) これらのアプリを ⽣徒さん達が⾃宅でも使ってくれるようになると保護者の⽅の ⼿も煩わさず、⾃ら 進んで楽しんでやってくれると思うし、どんどん読譜⼒がつ いてきて、今まで レッスンで、いろいろやっていると、とても時間が⾜りなかっ たのが、レッスンではピアノを弾き、表現する事に たくさん時間を使えるように なると 思いました。 さっそく ipad を買いに⾏こう と思いました。 ⾕上由美⼦ 石井なをみ先生セミナーレポート 学びの秋 満載号!

高松 Bastien 研究会 会報 学びの秋 満載号!«˜松Bastien 研究会 会報 第9号 2014.11.17 石井なをみ先生による「バロック指導法講座」が10月9日(木)サンポートホール高松にて、開催されました。

  • Upload
    lequynh

  • View
    236

  • Download
    2

Embed Size (px)

Citation preview

高松 Bastien 研究会 会報

第9号 2014.11.17

石井なをみ先生による「バロック指導法講座」が 10 月 9 日(木)サンポートホール高松にて、開催されました。

音楽の基礎であるバロック音楽の楽曲をよりよく理解するためには、疑問を持ちながら楽譜を読み取る力を

育てることが大切!!ではどのように指導すれば良いのか‥、具体的にご指導いただきました。

《バロック6つのポイント》においては、1構成をみる 2片手ずつゆっくりさらう 3両手になっても最初はゆっ

くりさらう 4拍節感の重要性 5アーティキュレーションの工夫 6デュナーミクの工夫等についてお話して頂き、

自分の普段のレッスンを思い浮かべながら、「そうなんだ!」「なるほど!!」と思い必死でペンを走らせメモを取

らせて頂きました。今後のレッスンに大変参考になりました。

また、今年発売された『バロック白楽譜』を使って、実際に自分たちで構成・フレーズ・指番号等を書き込みそ

れを発表しました。自分が学生の頃に戻ったかのように「あてられたらどうしよう…」「皆と違ったら恥ずかし

いかも…」とドキドキしましたが他の先生方のご意見を伺い、自分と同じだったり「あ、それもアリなんだ!」

と発見があったり、大変勉強になりました。フリクションペンというアイテムを使うのも、生徒たちにとっては

楽しく学ぶことが出来るのではと思ったので早速レッスンに取り入れてみようと思っています。

後半に、短い時間ではありましたが、バッハコンクール課題曲についても

レクチャー頂きましたので、12月に高松で開催されるコンクールを是非

見学させて頂きたいと思っています。

私の大好きなバロック音楽。今日教えて頂いた事をレッスンで伝えて

いけるように努力していきたいと思います。

石井なをみ先生、どうもありがとうございました。 臼井智美先生

『⾃宅練習のナビゲーター バスティン デジタル教材 ピアノフラッシュカード アプリ』のセミナーへ⾏って来ました。先⽇、徳島へ 上記のセミナーに⾏って来ました。 びっくりしたのですが、2020 年には⽇本の公⽴⼩中学校では 1 ⼈ 1 台 タブレットの電⼦教科書を持つようになるそうです。 セミナーでは 実際にタブレットを使って 今秋発売になる フラッシュカード読みゲーム、かたまり読みゲームや、リズム聴⾳ゲーム 始め、現在開発中のアプリも 参加者の希望を聞きながら、わかりやすく説明して頂き、体験することが出来ました。 フラッシュカード読みゲームも3通りの答え⽅があり①「ド レ ミ ファ ソ ラ シド」の⽂字をタッチする ②画⾯の鍵盤をタッチする③タブレットをピアノの譜⾯台に置き、ピアノの key を弾くと、ipadまたはiphone にリアルサウンド認識機能がついていて、正解不正解を判断してくれる いずれも 1 分間に何枚読めたかカウントが画⾯に出るし、登録していると 過去の成績も⾒る事が出来ます。 ③は、ピアノでなく、声に出して歌っても(正確な⾳で、ある程度の⾳量がないと 認識してくれませんが)ちゃんと カウントしてくれます。これは、すごく興味が あって 実際にさせて頂きました。これはソルフェージュにもなるではないか!と 感動しました。フラッシュカード読みゲームは⼆⼈で対戦⽅式でも出来、これも お友達の先⽣とやってみて、燃えに燃えました。 (笑) これらのアプリを ⽣徒さん達が⾃宅でも使ってくれるようになると保護者の⽅の ⼿も煩わさず、⾃ら 進んで楽しんでやってくれると思うし、どんどん読譜⼒がつ いてきて、今まで レッスンで、いろいろやっていると、とても時間が⾜りなかっ たのが、レッスンではピアノを弾き、表現する事に たくさん時間を使えるように なると 思いました。 さっそく ipad を買いに⾏こう と思いました。 ⾕上由美⼦ 記

石井なをみ先生セミナーレポート

学びの秋 満載号!

茨城 藤原 亜津子先生

来年1月2月、二本柳奈津子先生

のブルグミュラーなどを使った

テクニック講座が始まります。

高松でのセミナーに先立って波

多江先生が二本柳先生のご自宅

へ行って来られました!

大阪 ↓↓二本柳奈津子先生↓↓

多喜靖美先生セミナー 開催中 次回 12 月 15 日 ~アンサンブルでレッスン革命~ 関西を中心にご活躍中のアンサンブルユニット《音登夢(おととむ)》さんと、バスティンで育った子どもたちによる

体験レッスンとミニコンサート 2015 年 1 月 7 日(水) 10 時〜13 時 ところ(ピアノサロン フィアカ) 二本柳奈津子先生セミナー 1 月 13 日(火) 2 月 17 日(火)

豊かな音楽表現につなげるためのテクニック〜バスティンベーシックステクニックとブルグミュラーを使って〜 大城依子先生セミナー 3 月 6 日(金)

リトミックで学ぶブルグミュラー〜リズム・表現指導のヒント〜

10月12日、ピティナ企画のレッスン見学に参加させて頂

き、大阪豊中にある、二本柳奈津子先生のレッスンスタジオ

に行って参りました。

広々とした素敵な空間のレッスン室で、レッスン前からディ

スカッション時までお茶を頂きいたれりつくせりのお・も・

て・な・しに恐縮致しました(>_<)

レッスン内容もさすが奈津子先生!!と絶賛したくなる位…

1つ1つの音にこだわったエチュードの指導法で、ハノン

1つとりあげても奥の深さを感じさせるものでした。

次から次へと出てくる生徒さんへの言葉かけ、模範演奏でも

イメージしやすい楽しいアプローチで、本当に一瞬で音色が

変化していく様子が伺えました。

大阪千里バス研の代表も務められていらっしゃる先生…超多

忙な日々を送られているにもかかわらず、整然としたレッス

ン室にレッスン指導…またまた素敵な指導者にめぐりあえた

喜びを感じた一日でした。

来年、1月、2月、高松バス研でもセミナーにいらして頂く

予定です。この機会に二本柳先生の魅力を知って頂きたいと

思います。 波多江富代 記

去年参加したお友達の薦めもあり、レッスン見学ツアーに

参加してきました。藤原先生のセミナーは以前受講した事がありま

したが、生のレッスンを聞く事の方が何倍も刺激になりました。

藤原先生といえば、アイデア満載のレッスン…大きなお手玉、リズ

ムカード玉ひも、積み木などのグッズを取り入れ生徒さん達が楽し

そうに学んでいる姿が印象的でした。

先生の仰る言葉に耳を傾けながら、メモを取ることに必死でしたが、

生徒さんの素敵な演奏に心が癒された1日でした。

藤原先生の魅力、生徒さんへの深い愛情を感じ、

ますます先生のファンになった

レッスン見学ツアーでした。

近原香奈 記

塚原先生と、はい、バスティ~ン!の1

枚。 セオリーを理解してピアノを弾くこと

の大切さをズシ~ンと感じたセミナー

でした。日本の学校の音楽教育に沿った

内容は、私たちにとっても勉強になるこ

とが多く、この改訂版で学べる今の子は

幸せだなぁ~と思います。セオリーを改

訂されるにあたってのご苦労や秘話な

ど、惜しみなくお話し下さる先生のお人

柄にますます魅了される私達でした。 塚原先生、また高松で

恒例のナイト

コンサートは 先生の生徒さんの

演奏+参加の先生方

自作の歌やピアノ曲も聴けてとっても

たのし~よ♪

笑顔で賞