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Copyright 2008 by Sybase, Inc. All rights reserved. Sybase trademarks can be viewed at the Sybase trademarks page at http://www.sybase.com/detail?id=1011207. Sybase and the marks listed are trademarks of Sybase, Inc. ® indicates registration in the United States of America. Java and all Java-based marks are trademarks or registered trademarks of Sun Microsystems, Inc. in the U.S. and other countries. Unicode and the Unicode Logo are registered trademarks of Unicode, Inc. All other company and product names mentioned may be trademarks of the respec- tive companies with which they are associated. リリース ノート PowerBuilder ® Enterprise 11.5.1 Document ID: DC33822-01-1151-01 Last revised: May 14, 2009 項目 ページ 1. 最新の リ リ ース ノートへのアクセス 2 2. 製品概要 3 3. イ ン ス ト ールにおけ る 注意事項 3 3.1 インス トールする前に 3 4. このバージ ョ ンで変更された機能 4 4.1 Windows 2000 プラ ッ ト フ ォームの配布サポー ト 4 4.2 JDK 1.6 サポー ト 4 4.3 Microsoft Office 2007 Excel 形式のサポー ト 4 4.4 SQL Anywhere 11.0 ミ ラーリングのサポート 5 4.5 Informix 11.5 サポー ト 5 4.6 Microsoft SQL Server 2008 サポー ト 6 5. 既知の問題 6 5.1 .NET プ ロ ジ ェ ク ト の問題 6 5.2 データウィンドウのグラデーションと透明度のプロパ ティ 7 5.3 データウィンドウのツールチップの問題 8 5.4 新しい 3D グラフ様式 9 5.5 PNG サポー ト の問題 10 5.6 そのほかの問題 11 6. 製品互換 12 6.1 アプ リ ケーシ ョ ン サーバ 12 6.2 SQL Anywhere 13 6.3 PowerDesigner 13 6.4 Microsoft .NET Framework 13 6.5 Web ブラウザ 13 6.6 Java 13 6.7 Ghostscript 14

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Copyright 2008 by Sybase, Inc. All rights reserved. Sybase trademarks can be viewed at the Sybase trademarks page at http://www.sybase.com/detail?id=1011207. Sybase and the marks listed are trademarks of Sybase, Inc. ® indicates registration in the United States of America. Java and all Java-based marks are trademarks or registered trademarks of Sun Microsystems, Inc. in the U.S. and other countries. Unicode and the Unicode Logo are registered trademarks of Unicode, Inc. All other company and product names mentioned may be trademarks of the respec-tive companies with which they are associated.

リ リース ノートPowerBuilder® Enterprise 11.5.1

Document ID: DC33822-01-1151-01

Last revised: May 14, 2009

項目 ページ

1. 新のリ リース ノートへのアクセス 2

2. 製品概要 3

3. インス トールにおける注意事項 3

3.1 インス トールする前に 3

4. このバージ ョ ンで変更された機能 4

4.1 Windows 2000 プラ ッ ト フォームの配布サポート 4

4.2 JDK 1.6 サポート 4

4.3 Microsoft Office 2007 Excel 形式のサポート 4

4.4 SQL Anywhere 11.0 ミ ラーリ ングのサポート 5

4.5 Informix 11.5 サポート 5

4.6 Microsoft SQL Server 2008 サポート 6

5. 既知の問題 6

5.1 .NET プロジェク トの問題 6

5.2 データウ ィンド ウのグラデーシ ョ ンと透明度のプロパティ

7

5.3 データウ ィンド ウのツールチップの問題 8

5.4 新しい 3D グラフ様式 9

5.5 PNG サポートの問題 10

5.6 そのほかの問題 11

6. 製品互換 12

6.1 アプリ ケーシ ョ ン サーバ 12

6.2 SQL Anywhere 13

6.3 PowerDesigner 13

6.4 Microsoft .NET Framework 13

6.5 Web ブラウザ 13

6.6 Java 13

6.7 Ghostscript 14

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1. 最新のリ リース ノートへのアクセス PowerBuilder Enterprise 11.5.1

2 リ リース ノート (Windows 向け)

1. 最新のリ リース ノートへのアクセスリ リース ノートの 新版は、 Web から入手できます。 製品リ リース後に追加された製品やドキュ メン トに関する重要な情報の確認は、 NDソフ ト ウェアの Web サイ トにて行う こ とができます。

v N D ソフ トウェアの Web サイ トでリ リース ノートにアクセスするには

1 http://www.powerbuilder.jp/ の ND ソフ トウェア Web サイ トにアクセスします。

2 「技術情報」 のページに移り ます。

3 「 リ リース ノート 」 の項目から該当するバージ ョ ンおよびエディシ ョ ンの リ リース ノート を選択します。

4 PDF をダウンロードするか、 オンラインでドキュ メン ト を読みます。

英語版のドキュ メン トは、http://sybooks.sybase.com/nav/base.do の SybaseProduct Manuals Web サイ トにあ り ます。

7. サードパーティ コンポーネン ト と配布 14

7.1 Apache ファ イル 14

7.2 Microsoft ファ イル 15

7.3 Sun Microsystems ファイル 16

7.4 Web サービスの SOAP ク ライアン トで使用されるソフト ウェア

17

8. ドキュ メン トの更新と説明 17

9. 移行について 17

9.1 以前のリ リースの PowerBuilder からの .NET ターゲットの移行

18

9.2 EAServer 6.0.1 以降へのコンポーネン トの移行 19

9.3 EAServer 6.x の EJB ク ライアン ト アプリ ケーシ ョ ンの作成

19

9.4 プロキシの変数名と しての PowerBuilder システム タイプ

21

9.5 Microsoft SQL Server と OLE DB のパフォーマンス 21

9.6 OpenTab の動作の変更 21

9.7 インポート ファイル サイズの制限 22

10. テクニカル サポート 22

11. そのほかの情報源 22

項目 ページ

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PowerBuilder Enterprise 11.5.1 2. 製品概要

リ リース ノート (Windows 向け) 3

2. 製品概要Sybase PowerBuilder Enterprise バージ ョ ン 11.5.1 では、 以下のプラ ッ トフォームとオペレーティング システム構成に対応しています。

• Microsoft Windows XP Service Pack 3

• Microsoft Windows XP Tablet PC Edition Service Pack 3

• Microsoft Windows Server 2003 Service Pack 2

• Microsoft Windows Vista Business Edition Service Pack 1

• Microsoft Windows Server 2008 (配布のサポート )

PowerBuilder 11.5.1 は、 32 ビッ ト版アプ リ ケーシ ョ ンを構築しますが、配布されるアプ リ ケーシ ョ ンは、 Vista オペレーティ ング システムの32 ビ ッ ト環境と 64 ビ ッ ト環境の両方をサポー ト し ます。 Vista オペレーティング システムで PowerBuilder ヘルプを使用する方法については、 HTML ヘルプの 『ユーザーズ ガイ ド』 の 初の章で、 「Vista でのWindows ヘルプの使い方」 を参照して ください。

Microsoft Windows 2000 Service Pack 4 は、 配布用にのみサポート されます。

3. インス トールにおける注意事項PowerBuilder 11.5 (日本語版) は、 PowerBuilder 11.5.1 (英語版)の更新プログラムを含んでいます。

3.1 インストールする前に

この リ リースをインス トールする前に、 システム上で実行されているすべてのアプ リ ケーシ ョ ンを終了して ください。 すべてのインス トールが完了したら、 システムを再起動します。

この リ リースの実行可能ファ イルは、 セッ ト アップ ファ イルを TMP環境変数によって指定されたフォルダ、 TMP が定義されていない場合は TEMP 環境変数で指定されたフォルダ、 または存在しないディ レクト リ を直接指定して、 そこに抽出します。 インス トールを開始する前に、 このフォルダがある ド ラ イブに十分なディ スク容量があるこ とを確認して ください。

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4. このバージ ョ ンで変更された機能 PowerBuilder Enterprise 11.5.1

4 リ リース ノート (Windows 向け)

別の場所を指定するには、 Windows コン ト ロール パネルで、 システムのプロパティ ダイアログ ボッ クスを開き、 [詳細] タブの [環境変数]ページで、 TMP ユーザ変数 (TMP が存在しなければ TEMP) を選択し、 十分な容量がある場所を指定します。

4. このバージ ョ ンで変更された機能

4.1 Windows 2000 プラッ ト フォームの配布サポート

お客様のご要望によ り、 PowerBuilder 11.5.1 は、 PowerBuilder 11.5 リリースでサポート を終了した Windows 2000 プラ ッ ト フォームの配布およびランタイムをサポート します。 ただし、 Windows 2000 は開発プラ ッ ト フォームと してはサポート されていません。 また、 ランタイムサポート も PowerBuilder の将来のリ リースでは終了する可能性があ ります。

4.2 JDK 1.6 サポート

PowerBuilder 11.5.1 アプリ ケーシ ョ ンおよびコンポーネン トは、SybaseEAServer 6.2 セッ ト アップ プログラムでのインス トール時にオプシ ョンでインス トールできる JDK1.6_02 をサポート します。

4.3 Microsoft Office 2007 Excel 形式のサポート

以前のリ リースの PowerBuilder では、 データウ ィンド ウおよびグラフデータを Excel5 および Excel8 形式に保存できましたが、 PowerBuilder11.5.1 ではカラム ヘッダの有無に関わらず、 データウ ィンド ウおよびグラフ データを .XLSX および .XLSB (Exce12) 形式でも保存できます。 この機能を使用するには、 開発コンピュータおよび実行時コンピュータに .NET Framework 3.0 以降をインス トールする必要があるため、 Windows 2000 コンピュータではデータをこれらの形式で保存できません。

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PowerBuilder Enterprise 11.5.1 4. このバージ ョ ンで変更された機能

リ リース ノート (Windows 向け) 5

Microsoft Office 2003 に対しては、Windows 2000 プラ ッ ト フォームの制限以外にも、 同じレベルのサポー ト が提供されます。 PowerScript のSaveAs コマン ドをグラフやデータウ ィ ン ド ウ コン ト ロールに使用して、 データを Excel2007 形式に保存できます。 このと き、 saveastype 引数は XLSX! または XLSB! に設定します。 また、データウ ィンド ウ ペインタで [名前を付けて行を保存] メニュー項目を選択する と表示される、名前を付けて保存ダイアログ ボッ クスのド ロ ップダウン リ ス ト でExcel12 項目のいずれかを選択すれば、 データ ウ ィ ン ド ウ データをExcel 2007 形式にエクスポートできます。

Excel 2007 のサポートは、 以下の厳密な名前のアセンブ リに依存します。

• Sybase.PowerBuilder.DataWindow.Excel12.dll こ の ア セ ン ブ リ はGAC にインス トールされます。

• PBDWExcel12Interop115.dll こ の ア セ ン ブ リ は、Sybase/Shared/PowerBuilder デ ィ レ ク ト リ にイ ンス ト ールされます。

これらの DLL は [MS Excel12 サポート ] チェ ッ クボッ クスをオンにする と、 ランタイム パッケージャによって配布されます。

4.4 SQL Anywhere 11.0 ミ ラーリングのサポート

PowerBuilder 11.5.1 では、 SQL Anywhere 11.0 のデータベース ミ ラーリングを利用できます。 データベース ミ ラーリ ングは、 2 台または 3 台のデータベース サーバで構成され、 データベース と ト ランザクシ ョ ンログ ファ イルのコピーを共同で維持します。 ハード ウェアまたはソフト ウ ェア障害のためにプラ イマ リ サーバが使用できな く なる と、 ミラー サーバは SQL Anywhere のアービタ サーバとネゴシエーシ ョ ンして、 データベースの所有権を獲得し、 プライマ リ サーバの役割を果たします。

4.5 Informix 11.5 サポート

PowerBuilder 11.5.1 アプ リ ケーシ ョ ンおよびコンポーネン トは、新しいInformix 11.5 機能がこのリ リースでサポート されていなくても、 I10 インタフェース経由で Informix 11.5 DBMS と連携して正し く動作します。 Informix 11.5 DBMS に接続するために、 110 Informix v10.x データベース ド ラ イバを使用できますが、 これは、 同時に Informix ク ラ イアン ト を Informix SDK 2.9 から Informix SDK3.5 にアップグレードすることが必要です。

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5. 既知の問題 PowerBuilder Enterprise 11.5.1

6 リ リース ノート (Windows 向け)

4.6 Microsoft SQL Server 2008 サポート

PowerBuilder 11.5 は新しい SQL Server 2008 機能の多く をサポート しましたが、 リ リースされた SQL Server 製品を PowerBuilder のリ リース日以前に完全に検証するこ とはできませんでした。 ただし、 これらの機能は PowerBuilder 11.5.1 では検証されています。 これについては、PowerBuilder 11.5 の 『新機能』 およびオンライン ヘルプで説明しています。

5. 既知の問題

5.1 .NET プロジェク トの問題

5.1.1 .NET Framework 3.5 を伴う Web フォーム プロジェク トは AJAX 1.0 も必要とする

.NET Framework 3.5 のセッ ト ア ップ プログラムおよび SDK 3.5 にはAJAX 1.0 Extensions が含まれません。 こ のため、 AJAX 1.0.61025.0Extensions を個別にダウンロードする必要があ り ます。ダウンロード しないと、 Web フォーム プロジェク ト を配布できません。 [ CR 497981 ]

5.1.2 CAS PrintingPermission レベルがデータウィンドウの印刷ボタンに作用しない

Web フォームまたは Windows フォーム アプ リ ケーシ ョ ンのデータウ ィ ン ド ウ オブジェ ク ト に [印刷] ボ タ ンを配置する場合、PrintingPermission 設定を削除し た り、 それを NoPrinting またはSafePrinting に設定した り しても、 印刷アクシ ョ ンは制限されません。[ CR 534278 ]

5.1.3 Windows フォームの MDI アプリケーシ ョ ンでの重複ツールバー

標準 PowerBuilder アプリ ケーシ ョ ンでは、 アプリ ケーシ ョ ン オブジェク ト のツールバーのフレーム タ イ トル プロパティ をそのツールバーのシー ト タ イ トル プロパティに設定する こ とで、 重複ツールバーがMDI アプ リ ケーシ ョ ンに表示されないよ うにできます。 と ころが、 同じアプ リ ケーシ ョ ンを .NET Windows フォーム プロジェク トに配布する場合、 重複ツールバーは、 フレーム ウ ィ ン ド ウ メニューから応答ウ ィンド ウまたはシート ウ ィンド ウを開いても、 まだ表示されます。

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PowerBuilder Enterprise 11.5.1 5. 既知の問題

リ リース ノート (Windows 向け) 7

また、これらの Windows フォーム アプ リ ケーシ ョ ンで複数のシート を開 く 場合、 重複ツールバーが表示される可能性があ り ます。 [ CR535917 ]

5.1.4 Windows フォーム アプリケーシ ョ ンでのウィ ンドウのアニメーシ ョ ン時間設定

ウ ィ ン ド ウのアニメーシ ョ ン時間プロパティ を大きな値 (5000 など)に設定する と、 配布済みのアプリ ケーシ ョ ンでウ ィ ンド ウを開く と きに遅延する可能性があ り ます。 この問題は、 Windows Server 2008 を実行するコンピュータでのみ発生しています。 [ CR 534455 ]

5.1.5 テキスト パターンの一致を検証するためにパイプ文字を使用する

パイプ文字 (|) は、 .NET 環境のメ タ文字ですが、標準 PowerBuilder クラ イアン ト サーバ環境のメ タ文字ではあ り ません。 .NET 環境で Match関数を呼び出す場合、 この関数は OR 演算のよ うに機能し、 その右側の文字または左側の文字が評価対象の文字列と一致するかど うかを検証します。 ただし、 パイプ文字がテキス ト パターン引数の 初または

後の位置にある場合、 テキス ト パターンの 1 つが null であれば、 検証するパターンと比較する文字列が一致していなくても、PowerBuilderはその一致を true と評価します。 これは、 標準ク ライアン ト サーバ環境での Match 関数の動作とは対照的です。 [ CR 536639 ]

5.1.6 Decimal 変換は .NET で許容される最大値を超える場合がある

PowerScript および .NET は decimal データ型と同じ範囲の値を使用でき ません。 .NET 環境で使用でき る 大値は79228162514264337593543950335 で、 小値は -18446744078004518913です。 decimal データ型への変換は、 .NET アプ リ ケーシ ョ ンまたはコンポーネン トでこれらの値を超える と失敗します。 [ CR 496381 ]

5.2 データウィンドウのグラデーシ ョ ンと透明度のプロパティ

5.2.1 SaveAs メ ソ ッ ド と Print メ ソ ッ ドが透明度設定でうま く動作しない

データウ ィ ン ド ウ カラム、 テキス ト、 またはグループボッ ク ス オブジェク トに透明度プロパティ を設定する場合、 テキス トは、 オブジェク ト内ではぼやけて表示され、SaveAs 呼び出しで生成した PDF ファ イルまたは Print メ ソ ッ ド呼び出しで印刷したデータ ウ ィ ン ド ウのコピー内では太字フォン トで表示されます。 [ CR 528766 ]

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5. 既知の問題 PowerBuilder Enterprise 11.5.1

8 リ リース ノート (Windows 向け)

5.2.2 塗りつぶしブラシ モードを透明度の設定と一緒に使用すると PDF 保存プロセスのパフォーマンスが低下する

データウ ィ ンド ウ、 データウ ィ ン ド ウ区域、 またはコン ト ロール (ボタン、 カラム、 テキス ト 、 描画オブジェク ト など) に 0 以外の透明度レベルの塗りつぶし色を設定して PDF ファ イルに保存しよ う とすると、 透明度が設定されてない場合に比べて明らかに保存プロセスにかかる時間が増加します。 [ CR 538090 ]

5.2.3 グラデーシ ョ ンで Repetition Count を使用した場合にぶれた色付きの線が表示される

この問題は、 静的テキス ト と カ ラ ム オブジェ ク ト で発生し ます。Brushmode を Horizontal、 Vertical、 Angle、 または ScaleAngle に設定し、次に Repetition Mode を By Repetition Count、 Repetition Count を 1 よ り大きい値に設定する と、 ぶれた線はオブジェク ト エッジのいずれかに表示されます。 [ CR 529340 ]

5.2.4 リモート デスク ト ップで透過色が正し く作用しない

リ モー ト デス ク ト ップ接続を使用して リ モー ト コンピュータ上のPowerBuilder アプ リ ケーシ ョ ンを実行する場合、 データウ ィンド ウ オブジェク ト内のピクチャの透過色が正し く表示されません。 リモートデスク ト ップ接続を使用して PowerBuilder アプ リ ケーシ ョ ンを開発する場合、[透過性の設定] メニュー項目を選択する とデザイン時に同じ問題が発生します。 [ CR 539530 ]

5.3 データウィンドウのツールチップの問題

5.3.1 ツールチップを表示するためにインクピクチャを無効にする必要がある

データウ ィ ン ド ウのインクピクチャにツールチップを追加する場合、インクピクチャを有効にしないでください。 [ CR 530824 ]

5.3.2 ツールチップの色を Windows Vista でカスタマイズできない

Windows Vista では、画面プロパティ も ク ラシッ ク テーマを使用するように変更しない限り、 ツールチップのテキス ト または背景の色を変更できません。 [ CR 495074 ]

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PowerBuilder Enterprise 11.5.1 5. 既知の問題

リ リース ノート (Windows 向け) 9

5.4 新しい 3D グラフ様式

5.4.1 新しい 3D グラフが仮想プラッ ト フォームに表示できない

VMWare 仮想ワークステーシ ョ ンは DirectX 3D グラフ ィ ッ クを完全にサポート していません。 これらのグラフ様式を仮想プラ ッ ト フォームで使用しよ う とする と、PowerBuilder はク ラ ッシュします。[CR 528885]

5.4.2 古いグラフ ィ ッ ク アダプタはアンチエイリアス グリ ッ ド線を表示しない

新しい DirectX 3D グラフ様式では、 グ リ ッ ド線はアンチエイ リ アスで表示されるよ うになっています。 これは古いグラフ ィ ッ ク アダプタ とは互換性がないため、 これらのアダプタではグ リ ッ ド線はアンチエイリ アスで表示されません。 [ CR 531837 ]

5.4.3 DirectX 3D 表示のグラフにおけるビジュアルの不具合

一部のグラフ ィ ッ ク カードは、DirectX 対応 3D グラフのマルチサンプリ ングをサポート しません。 マルチサンプリ ングはアンチエイ リ アスで使用され、 グラフ内の 3D オブジェ ク トのエッジがあま り キザキザに表示されないよ うにします。 DirectX 3D グラフが実行時コンピュータで正し く表示されない場合、 PB_Graph_Multisampling システム環境変数を作成し、それを FALSE に設定するこ とで、マルチサンプリ ングをオフにするこ とができます。 これでも効果がない場合、 グラフ ィ ック カードを DirectX 3D グラフを正し く表示する ものと取り替える必要があ り ます。 [ CR 530128 ]

5.4.4 透明度を設定された Area3D DirectX グラフが不規則な影を表示する

DirectX 3D 表示で Area3D 様式のグラフを使用し、一連または隣接したデータ ポイン トに透明度を設定する と、データ ポイン ト間の分離を示す影が正し く表示されないこ とがあ り ます。 これは、 特定のデータ ポイン トの高さが不正確である という印象も与えます。 [ CR 536659 ]

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5. 既知の問題 PowerBuilder Enterprise 11.5.1

10 リ リース ノート (Windows 向け)

5.5 PNG サポートの問題

5.5.1 一部の PNG 画像がインクピクチャ コン ト ロールに表示できない

アルファ透過および多階層透過 PNG 画像は、 インクピクチャ コン トロールに正し く表示されず、 例外が発生する原因にな り ます。 色タイプ 2c (RGB 色) または 6a (RGB 色とアルファ チャンネル) を持つPNG 画像、 および色タイプ 0、 2、 4、 6 で 16 ビッ トの深さを持つ PNG画像は、 インクピクチャ コン ト ロールのロードに失敗しますが、 これらの PNG 画像タイプでは例外の発生やエラー メ ッセージの表示はあり ません。 [ CR 496187 ]

5.5.2 大きな PNG 画像はピクチャ コン ト ロール内での点滅の原因になる

PNG ピクチャの描画はビッ ト マップやその他のピクチャ タ イプよ り低速で行われます。 PowerBuilder がピクチャ コン ト ロールを実装する方法が原因で、大きな PNG 画像をこれらのコン ト ロールに割り当てると、 コン ト ロールが描画または再描画される と きに、 点滅を引き起こします。 ピクチャが大きいほど、 点滅が顕著になり ます。 この描画に関する問題は、.NET ターゲッ トや標準的な PowerBuilder ターゲッ トのその他の種類のコン ト ロール (ピクチャ ボタン コン ト ロールなど) には影響を与えません。 [ CR 536633 ]

5.5.3 PNG 画像を含むデータウィンドウ オブジェク トの PDF ファイルへのエクスポート

データウ ィ ン ド ウ オブジェ ク ト を XSLFOP メ ソ ッ ド を使用して PDFファ イルと してエクスポート した場合、データウ ィンド ウ内の PNG 画像は生成された PDF には保存されません。データウ ィンド ウ オブジェク ト内の PNG 画像を PDF ファ イルにエクスポートするには、Distill メソ ッ ドを使用する必要があ り ます。 [ CR 537283 ]

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PowerBuilder Enterprise 11.5.1 5. 既知の問題

リ リース ノート (Windows 向け) 11

5.6 そのほかの問題

5.6.1 クロスタブ データウィ ンドウ オブジェク トでインクピクチャ コン ト ロールがサポート されない

ク ロ ス タブ データ ウ ィ ン ド ウ オブジェ ク ト は実行時またはプレビュー時にデータベースから取り出したデータを使用してテーブルを生成します。 ただし、 インクピクチャ コン ト ロールを挿入する と きに指定する必要がある blob タイプのカラムは、生成されたテーブルに含まれません。 このため、 ク ロス タブ データウ ィ ン ド ウをインクピ クチャ コン ト ロールでスク ロールする と、 PowerBuilder がク ラ ッシュする可能性があ り ます。 この問題を回避するために、 ク ロスタブ データウ ィ ン ド ウにインクピクチャ コン ト ロールを追加しないでください。[ CR 498627 ]

5.6.2 Sybase DataWindow PS Printer を Windows Vista にインストールできない

PowerBuilder セッ ト アップ プログラムは、Sybase DataWindow PS Printerの ADIST5.INF ド ラ イバを Sybase Shared \ PowerBuilder \ Drivers ディ レク ト リにインス トールします。ただし、 このド ライバは Vista では動作しません。 Sybase DataWindow PS Printer をインス トールするために、Ghostscript 8.x と一緒に gs\ gs8.x\ lib ディ レク ト リにインス トールされる GHOSTPDF.INF ド ラ イバを使用できます。 [ CR 542436 ]

5.6.3 印刷で改行が画面と同じ場所にならない

データウ ィンド ウの大きな文字列カラムに複数行のテキス ト を挿入する と、 テキス トは適切に折り返されますが、 データウ ィ ンド ウを印刷する と、 改行が画面と同じ場所に現れない場合があ り ます。 実行時コンピュータに PB_ForcePrintLineBreakSame 環境変数を作成し、 これを1 に設定するこ とで、 改行位置を画面と同じ場所にするこ とができますが、 これによ り、 行末の単語が短縮された り、 分断されるこ と もあり ます。 この環境変数を 0 に設定する と、 カラム内の単語は分断されませんが、 印刷物の改行は再び画面とは異なる場所に現れるこ とになり ます。 [ CR 531741 ]

5.6.4 CMYK 形式の画像が正し く表示されない

CMYK 形式で定義された画像はう ま く表示されず、 PowerBuilder アプリ ケーシ ョ ンでサポート されません。 [ CR 489723 ]

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6. 製品互換 PowerBuilder Enterprise 11.5.1

12 リ リース ノート (Windows 向け)

5.6.5 サロゲート ペア文字は PowerBuilder でサポート されない

PowerScript® 関数はサロゲート ペア文字を 2 文字と数えます。 このため、PowerBuilder アプ リ ケーシ ョ ンでは、BMP(Basic Multilingual Plane)の UTF-16 Unicode 文字セ ッ ト しか使用でき ません。 [ CR 534865、534869 ]

5.6.6 OCI セッシ ョ ン プーリングの衝突

Oracle Client Interface (OCI) プーリ ングを作成する と、 そのプールはマシンに存在し、 現在のプロセスには依存しません。 このため、 1 つのアプリ ケーシ ョ ンに OCI プーリ ングを作成し (DBPARM CSMin=10の同種のセッシ ョ ン プーリ ングなど) 、 別のアプ リ ケーシ ョ ンが、 類似したパラ メータで、 小許容接続数を増加するために CSMin=50 にした OCI プーリ ングを同じマシン上に作成しよ う とする と、 2 番目のプーリ ングは衝突を引き起こし、プーリ ングの作成は失敗します。[ CR497649 ]

5.6.7 リ ッチテキスト 編集様式カラムが RightToLeft プロパティ をサポート しない

データ ウ ィ ン ド ウ カ ラ ムのプロパテ ィ ビ ューの [全般] タブで、[RightToLeft] チェ ッ クボッ クスをオンにするこ とはできますが、 リ ッチテキス ト 編集様式のカラムは RTL 編集やカラム データの表示を正し くサポート しません。 [ CR 557512 ]

5.6.8 インス トール及び開発環境の起動が正常に行われない場合がある

PowerBuilder/InfoMaker をインス トールするマシンで Windows へのログイン名に日本語名 (全角) を使用している場合、 インス トール及び開 発 環 境 の 起 動 が 正 常 に 行 わ れ ま せ ん。 対 処 方 法 は、http://www.powerbuilder.jp/technical.html の ND ソフ ト ウェアの Web サイ トの技術

情報を参照して ください。

6. 製品互換

6.1 アプリケーシ ョ ン サーバ

PowerBuilder 11.5.1 は、 EAServer 5.5 パッチ レベル EBF 13993 および14146、 および EAServer 6.2 パッチ レベル EBF 16459 を使用してテスト しました。

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PowerBuilder Enterprise 11.5.1 6. 製品互換

リ リース ノート (Windows 向け) 13

PowerBuilder 11.5.1 は、JBoss、WebLogic、および WebSphere アプ リ ケーシ ョ ン サーバで実行される PowerBuilder Application Server Plug-in のバージ ョ ン 1.1 をサポー ト し ます。 このプラグインは、 Windows XPService Pack 2 および Windows Server 2003 Service Pack 2 でテス ト しました。

PowerBuilder Application Server Plug-in は、 PowerBuilder 11.5.1 と同じSySAM ライセンス ファ イルを使用できます。 SySAM ラ イセンスについては、 PowerBuilder Enterprise の 『インス トール ガイ ド』 を参照してく だ さ い。 PowerBuilder Application Server Plug-in については、http://sybooks.sybase.com/nav/detail.do?docset=1252 の Sybase Web サイ トを参照して ください。

6.2 SQL Anywhere

PowerBuilder 11.5.1 は、 SQL Anywhere® 11.0 および SQL Anywhere 11.0ランタイム エディシ ョ ンを使用してテス ト しました。

6.3 PowerDesigner

PowerBuilder 11.5.1 は、 PowerDesigner® 12.5 を使用してテス ト しました。

6.4 Microsoft .NET Framework

PowerBuilder 11.5.1 は Microsoft .NET Framework 2.0 以降と互換があ ります。 ただし、 .NET Web フォーム アプ リ ケーシ ョ ンおよび .NET Webサービス コンポーネン トの場合、.NET Framework 3.5 に含まれる AJAXExtensions のバージ ョ ンをすでにイ ン ス ト ール済みで も、 AJAXExtensions バージ ョ ン 1.0 (build 61025.0) を個別にダウンロード してインス トールする必要があ り ます。

6.5 Web ブラウザ

PowerBuilder Web フォーム アプリ ケーシ ョ ンは、 Internet Explorer 6 および 7 ブラウザで完全にサポート されます。

6.6 Java

PowerBuilder 11.5.1 は、 JDK 1.5 および 1.6 と互換があ り ます。

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7. サードパーティ コンポーネン ト と配布 PowerBuilder Enterprise 11.5.1

14 リ リース ノート (Windows 向け)

6.7 Ghostscript

データウ ィンド ウを PDF と して保存する機能は、AFPL Ghostscript バージ ョ ン 8.60 を使用してテス ト しました。

7. サードパーティ コンポーネン ト と配布PowerBuilder アプリ ケーシ ョ ンは、PowerBuilder と一緒にインス トールされるサードパーティ コンポーネン トに一部依存します。 これらのコンポーネン トの多くは、 PowerBuilder ランタイム パッケージャでインス トールされません。 これらのコンポーネン ト をアプ リ ケーシ ョ ン と一緒に再配布するかもしれませんが、 そのほかのコンポーネン トはベンダから入手する必要があ り ます。

無償でダウンロードでき る コンポーネン ト については、 無償ダウンロード規約に関する ドキュ メン ト を参照して ください。 このドキュ メン トのコピーは、 PowerBuilder 11 をインス トールしたディ レク ト リ内PowerBuilder 11.5 \ ThirdPartyLegal

ディ レク ト リや、http://www.sybase.com/softwarelicenses/third_party_legal のSybase Web サイ トにあ り ます。

7.1 Apache ファイル

PowerBuilder に含まれる Apache ファ イルをユーザに再配布できます。PowerBuilder 11.5.1 に含まれる Apache コードを使用した り再配布したり する場合は、 PowerBuilder 11.5.1 の無償ダウ ン ロード規約にあるApache License 規約に従う必要があ り ます。

ファ イルを PDF と して保存するためにアプリ ケーシ ョ ンで XSL-FO を使用するには、 Apache Formatting Objects Processor (FOP) のバージ ョン 0.20.4 が必要です。 FOP についての詳細は、http://xmlgraphics.apache.org/fop/ の Apache FOP Web サイ トを参照して ください。

Apache Xerces フ ァ イル xerces-c_2_6.dll および xerces-depdom_2_6.dllは、 XML Web データウ ィ ンド ウ サポート、 データウ ィ ン ド ウ とデータス ト アの XML サポート、PBDOM、および Web サービスの SOAP クラ イ アン ト に必要です。 Xerces についての詳細は、http://xml.apache.org/xerces-c/ の Xerces C++ Parser Web サイ トを参照して ください。

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PowerBuilder Enterprise 11.5.1 7. サードパーティ コンポーネン ト と配布

リ リース ノート (Windows 向け) 15

7.2 Microsoft ファイルVisual C++ ランタイムとアクテ ィブ テンプレート ライブラリ

コアな PowerBuilder ランタイム ファ イルを配布する場合は、ユーザのコンピュータまたはサーバに、 Microsoft Visual C++ ランタイム ラ イブラ リ msvcr71.dll と msvcp71.dll、 および Microsoft .NET Active TemplateLibrary (ATL) モジュールの atl71.dll が存在している こ と を確認します。 PowerBuilder ランタイム ファ イルは、 実行時にこれらのファ イルに依存するため、 PowerBuilder ランタ イムを必要とするすべてのアプリ ケーシ ョ ン と コンポーネン ト で必要です。 これらの DLL ファ イルは、 http://dlldump.com の DLL アーカ イブ Web サイ ト で入手でき ます。http://driverskit.com の DLL アーカイブ Web サイ トでも入手できます。

MSI ファイルの実行前にインストールするファイル

PowerBuilder ランタイム パッケージャで生成した MSI ファ イルによ りインス トールされる一部のファ イルは、 これらのファ イルに依存しています。 たとえば、 atl71.dll は、 pbjvm115.dll をレジス ト リに登録する前にユーザのコンピュータにインス トールしておく必要があ り ます。ランタイム パッケージャが生成した MSI ファ イルを実行する前に、これらのフ ァ イルが対象のコンピュータにある こ と を確認して ください。

インクピクチャ ライブラリ

アプ リ ケーシ ョ ンでインクエディ ッ ト (InkEdit) コン ト ロールおよびイ ン ク ピ ク チ ャ (InkPicture) コ ン ト ロ ール を 使用す る 場合は、Microsoft.Ink、 Microsoft.Ink.dll、および Microsoft.Resources.dll が必要です。 これらのフ ァ イルは Microsoft Windows XP Tablet PC Edition のSoftware Development Kit 1.7 の一部です。 こ の SDK は、http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyId=B46D4B83-A821-

40BC-AA85-C9EE3D6E9699&displaylang=en の Microsoft Web サイ ト からダウンロードできます。

これらの DLL と .NET Framework 2.0 との間には、互換性の問題があるこ とを Microsoft 社は確認しています。この問題に対処するための更新プ ロ グ ラ ム は、 http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?familyid=84BBEFA4-7047-41DF-8583-E3BDBF9D805F&displaylang=en の Microsoft Webサイ トからダウンロードできます。

DirectX 9.0c ランタイム

PowerBuilder アプ リ ケーシ ョ ンは、 3D グ ラ フ (Pie3D、 Bar3D、Column3D、 Line3D、 および Area3D) をよ り洗練された外観で表示するために DirectX 3D 表示を使用できます。DirectX グラフ様式にデータ項目や透明度設定を使用して、 データの外観を改善できます。

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7. サードパーティ コンポーネン ト と配布 PowerBuilder Enterprise 11.5.1

16 リ リース ノート (Windows 向け)

DirectX 3D 表示は、 DirectX 9.0c ランタイムに依存しています。 3D グラフのプロパティ ビューにある [全般] タブで、 [3D レンダリング]チェ ッ ク ボッ クスを 初にオンにしたと きに、PowerBuilder は DirectXインス トーラを起動します。 インス トールを見送る と、 3D レンダ リ ング プロパティは無視されます。 PowerBuilder アプ リ ケーシ ョ ンのエンド ユーザは、 DirectX グラフ様式を表示するために、 コンピュータにDirectX 9.0c ラ ン タ イ ム も イ ン ス ト ールし てお く 必要があ り ます。DirectX 9.0c ラ ン タ イ ムは、http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=2da43d38-db71-

4c1b-bc6a-9b6652cd92a3&DisplayLang=en の Microsoft Web サイ トからダウンロードできます。

古いグラフ ィ ッ ク ド ラ イバを持つコンピュータでは、 dxdiag.exe を実行して、DirectX がサポート されているかど うかを確認できます。 このファ イルは通常 Windows \ System32 ディ レク ト リにインス トールされています。dxdiag.exe を実行したと きに開く DirectX 診断ツールの[ディスプレイ] タブに、 Direct3D が有効かど うかが示されます。

AJAX エクステンシ ョン

PowerBuilder は、 Web フ ォーム アプ リ ケーシ ョ ンで AJAX(Asynchronous JavaScript and XML) 更新機能を使用します。 ASP.NETAJAX を使用すれば、 ページの個別の領域を非同期に リ フレ ッシュするこ とでページが更新されます。

PowerBuilder .NET Web フォームおよび .NET Web サービス コンポーネン ト ターゲッ ト は .NET Framework 3.5 と連動し ますが、 それらは、.NET Framework 3.5 と一緒にインス トールされる AJAX のバージ ョ ンを使用し ません。 これらの .NET ターゲッ ト タ イプ用には、 AJAXExtensions バージ ョ ン 1.0 (build 61025.0) をインス トールする必要があ り ます。

PowerBuilder はデフォルトで AJAX 更新機能を使用するため、AJAX エクステンシ ョ ンはすべての開発および配布マシンの Web フォーム アプ リ ケーシ ョ ンに必要です。 Microsoft ASP.NET AJAX Extensions バージ ョ ン 1.0 は、 http://www.asp.net/ajax/downloads/archive の ASP.NET Web サイ トからダウンロードおよびインス トールできます。

7.3 Sun Microsystems ファイル

EJB ク ラ イアン ト、 JDBC 接続、 および XSL-FO を使用した PDF の保存には Java Runtime Environment (JRE) が必要です。JRE のサード パーティ条項については、 無償ダウンロード規約に関する ドキュ メン ト を参照して ください。 JRE は http://java.sun.com/javase/downloads/index.jsp のSun Developer Network からダウンロードできます。

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PowerBuilder Enterprise 11.5.1 8. ドキュ メン トの更新と説明

リ リース ノート (Windows 向け) 17

7.4 Web サービスの SOAP クライアン トで使用されるソフ トウェア

PowerBuilder は、 EasySoap115.dll 内に実行ファ イル形式の EasySoap++ラ イブラ リ を含んでいます。 これは動的に PBSoapClient115.pbx にリ ンク されます。EasySoap++ ラ イブラ リ とその使用は、GNU Lesser GeneralPublic License (LGPL) の適用範囲です。 このライセンスのコピーについては、 無償ダウンロード規約に関する ドキュ メン ト を参照して ください。

また、 EasySoap++ ラ イブラ リは、 LGPL の規定に従ってサード パーティに配布するこ とができます。 配布の前に、 LGPL を確認して ください。

EasySoap++ ラ イブラ リのコンピュータが読取可能なソース コードは、DVD の Support \ WSExtn フォルダ内の EasySoap.zip ファ イルにあ り ます。 さ らに、 PBSoapClient115.pbx のオブジェ ク ト コード と MicrosoftVisual C++ プロジェク ト ファ イルは、同じディ レク ト リの soapclient.zipファ イルにあ り ます。

これらのファ イルは LGPL の規定に基づいて提供されているものであり、 EasySoap++ ラ イブラ リ を変更してから、 変更した EasySoap115.dllを 生 成 す る た め に 再 リ ン ク す る こ と が で き ま す。 ま た、PBSoapClient115.pbx と変更した EasySoap++ インポート ラ イブラ リ を再リ ンクするこ と もできます。 LPGL の規定によれば、 EasySoap++ ライブラ リで変更した定義を使用するために、 PBSoapClient115.pbx の再コンパイルが必ずしも必要なわけではないという こ とがわかり ます。

PBSoapClient115.pbx を構築するには、 soapclient.zip フ ァ イル内のReadme.txt ファ イルにある手順に従います。

8. ドキュ メン トの更新と説明リ リース ノー トは、 PowerBuilder 11.5.1 の情報が更新されている唯一のマニュアルです。 マニュアル一覧にあるその他のマニュアルについては、 Sybase 製品マニュアル Web サイ ト またはオンラ イン ヘルプのPowerBuilder 11.5 関連マニュアルを参照して ください。

9. 移行についてPowerBuilder アプ リ ケーシ ョ ンは、 どのバージ ョ ンの PowerBuilder からでもそれ以降のバージ ョ ンに直接移行するこ とが可能です。 新しいバージ ョ ンに移行する前に、 アプ リ ケーシ ョ ンが影響を受ける可能性がある PowerBuilder の変更点について、この章をよ くお読みください。

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9. 移行について PowerBuilder Enterprise 11.5.1

18 リ リース ノート (Windows 向け)

移行の前に、 ファ イルをバッ クアップし、 マイグレーシ ョ ン アシスタン ト を使用して廃止されたコードを識別して ください。

このバージ ョ ンの PowerBuilder を使用して構築するアプ リ ケーシ ョ ンは、このバージ ョ ンの PowerBuilder ランタイム DLL で配布する必要があ り ます。

9.1 以前のリ リースの PowerBuilder からの .NET ターゲッ トの移行 .NET プロジェ ク ト を以前の リ リースの PowerBuilder から配布した場合、 同じプロジェク ト を PowerBuilder 11.5.1 から再配布する前に、 以下の手順を完了する必要があ り ます。

• .NET Web フォームおよび .NET Web サービス ターゲッ トでは、開発コンピュータ と運用サーバに AJAX エクステンシ ョ ンをインストールする必要があ り ます。

Microsoft ASP.NET AJAX Extensions バージ ョ ン 1.0 は、http://www.asp.net/ajax/downloads/archive の ASP.NET Web サイ トからダウンロードおよびインス トールできます。

• .NET Web フォームおよび .NET Windows フォーム プロジェク トでは、 PowerBuilder 11.5.1 からアプ リ ケーシ ョ ンを 初に再配布する前に、 プロジェク トの再構築タイプに 「フル」 を選択します。

• .NET Web フォームおよび .NET Web サービス ターゲッ トでは、ASP.NET 一時ファ イルで開発コンピュータおよび運用サーバ上のアプ リ ケーシ ョ ンまたはコンポーネン ト を消去します。 この一時フ ァ イ ル は、C: \ WINDOWS \ Microsoft.NET \ Framework \ version \ TemporaryASP.NET Files \ projectName ディ レ ク ト リ にあ り ます。 こ こで、version は、通常 v2.0.50727、 projectName はプロジェク トの Web アプ リ ケーシ ョ ン名またはその Web サービス仮想ディ レク ト リ名です。

• すべての .NET ターゲッ トで、以前のバージ ョ ンの PowerBuilder ランタイム ファ イル (システム アセンブリや win32 DLL) をすべての開発コンピュータまたはサーバからアンインス トールした後、ランタ イム パッケージャやその他のツールを使用して、 『アプ リケーシ ョ ンと コンポーネン トの .NET への配布』 マニュアルの 「配布の た め のチ ェ ッ ク リ ス ト 」 セ ク シ ョ ン の説明に従 っ てPowerBuilder 115.1 ランタイム ファ イルをインス トールします。

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PowerBuilder Enterprise 11.5.1 9. 移行について

リ リース ノート (Windows 向け) 19

9.2 EAServer 6.0.1 以降へのコンポーネン トの移行

EAServer 6.0.1 で実行している PowerBuilder コンポーネン ト からのコンポーネン ト間呼び出しには、 呼び出されたすべてのコンポーネン トでプロ キシが必要です。 以前のバージ ョ ンの EAServer では、PowerBuilder VM がコンポーネン ト の メ ソ ッ ドの名前と一致する メソ ッ ド名を使用して動的にコンポーネン ト のプロキシを作成するので、 PowerBuilder コンポーネン ト が同じサーバで実行している別のPowerBuilder コンポーネン ト をプロキシを使用せずに呼び出せま した。

EAServer 6.0.1 以降では、 PowerBuilder コンポーネン ト は EJB と してラ ップされ、 セキュ リ ティの特別な層が提供されて、 PowerBuilder VMがコンポーネン トのメ ソ ッ ド名と一致する名前を持つプロキシを動的に生成しないよ うにな り ました。 このため、 コンポーネン ト間の呼び出しで起動されるすべてのコンポーネン ト に対してプロキシ オブジェ ク ト を作成する必要があ り ます。 プロキシ オブジェ ク ト がないと、TransactionServer オブジェク トは、呼び出そ う と しているコンポーネン トの正しいメ ソ ッ ド名を取得するこ とができません。

9.3 EAServer 6.x の EJB クライアン ト アプリケーシ ョ ンの作成

EAServer 6.x で実行されている EJB の EJB ク ラ イアン ト アプ リ ケーシ ョ ンを構築する場合、EJB ク ラ イアン ト プロキシを作成する と き と、ク ラ イアン ト を作成する と きに、 追加の手順を実行する必要があ り ます。

EAServer コンポーネン トの .NET クライアン ト

PowerBuilder は、 開発コンピュータの GAC に EAServer 6.1 の DLL、com.sybase.iiop.net.dll と com.sybase.ejb.net.dll を インス ト ールし ます。これらの DLL は、 .NET ターゲッ トから EAServer コンポーネン トにアクセスするアプ リ ケーシ ョ ンの実行時コンピュータに必要です。 これらの DLL を配布コンピュータの GAC に配置するにはランタイム パッケージャを使用できます。 ただし、 続けて EAServer を 6.1 バージ ョ ンか ら ア ッ プグレー ド する場合、 ア ッ プグレー ド された DLL をEAServer/Lib ディ レク ト リからアップグレード済みのバージ ョ ンを使用するすべてのコンピュータにコピーする必要があ り ます。 その後、ランタイム パッケージャを実行または再実行する場合、これらの DLLに対するすべてのバージ ョ ンのアップグレードが上書き されるため、アップグレード した DLL を GAC にも再びコピーする必要があ り ます。

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9. 移行について PowerBuilder Enterprise 11.5.1

20 リ リース ノート (Windows 向け)

v EAServer 6.x に配布された EJB のプロキシを生成するには

1 packagename ディ レク ト リ をサーバ上の%DJC_HOME%\deploy\ejbjars\ ディ レク ト リから ク ライアン ト コンピュータにコピーします。 こ こで、 packagename は、 使用するEJB を含むパッケージです。

2 このディ レク ト リ を EJB プロキシ プロジェク ト パートナの EJBコンポーネン トの選択 ダイアログ ボッ クスにある [クラスパス]に追加します。

3 プロキシを生成します。

v EAServer 6.x に配布された EJB の EJB クライアン ト アプリケーシ ョ ンを作成するには

1 eas-server-14.jar ファ イル (JDK 1.5.x を使用している場合は eas-server-15.jar) を %DJC_HOME% \ lib ディ レク ト リから ク ラ イアント コンピュータにコピーし、 その完全なパスをク ライアン トのクラスパスに含めます。

2 スタブ ファ イルを %DJC_HOME%\genfiles\java\classes\ ディ レクト リから ク ラ イアン ト コンピュータにコピーし、 このパスをク ライアン トのク ラスパスに含めます。

3 packagename ディ レク ト リ をサーバ上の%DJC_HOME%\deploy\ejbjars\ ディ レク ト リから ク ライアン ト コンピュータにコピーし、 このパスをク ラ イアン トのク ラスパスに含めます。 こ こで、 packagename は、使用する EJB を含むパッケージです。

これらのファ イルおよびディ レク ト リ を EAServer6 ク ラ イアン ト上のディ レク ト リにコピーし、 データマッピング パッケージ内のEJB を使用する場合、 ク ラ イアン トのク ラスパス設定は次のよ うにな り ます。

Classpath=D: \ EAServer6 \ lib \ eas-server-14.jar;D:\EAServer6\genfiles\java\classes;D:\ EAServer6 \ deploy \ ejbjars \ datamapping

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PowerBuilder Enterprise 11.5.1 9. 移行について

リ リース ノート (Windows 向け) 21

9.4 プロキシの変数名としての PowerBuilder システム タイプ

PowerBuilder 10.5 以降のバージ ョ ンでは、システム タイプは Web サービス プロキシの変数名と して使用できません。 PowerBuilder システムタイプが変数名と して使用される場合、 Web サービス プロキシ ウ ィザードは接頭辞 ws_ を適用して変数の名前を変更します。 Web サービス アプ リ ケーシ ョ ンを PowerBuilder 10.2 以前のバージ ョ ンから移行し、PowerBuilder 10.5 以降に Web サービス プロキシを再生成する場合、変数名の変更を反映するよ うにコードを変更する必要がある場合があり ます。

PowerBuilder システム タイプには、 PowerBuilder オブジェク ト ブラウザの [システム] タブ ページの一覧にあるオブジェク ト と コン ト ロールだけでなく、 そのブラウザの [カタログ データ型] タブ ページの一覧にある、 区域、 ボタン、 エンコーディング、 場所、 および曜日などのカタログ データ型も含まれます。 たとえば、 PowerBuilder カスタムク ラス ユーザ オブジェク トから Web サービスを構築し、 その関数のいずれかに location とい う名前の string 引数がある場合、その Web サービスのために生成されたプロキシで、 引数は string ws_location に変更されます。

9.5 Microsoft SQL Server と OLE DB のパフォーマンス

PowerBuilder 10.5.2 以降のバージ ョ ンで、 Microsoft SQL Server データベースで OLE DB データベース インタフェースを使用して、 データウ ィンド ウにデータを取り出した り、 SELECT 文で埋め込み SQL カーソルを使用した りする と、 複数コマンドの実行をサポートするためにサーバ側のカーソルが使用されます。 これによ りパフォーマンスが悪化する場合には、 Block データベース パラ メータのサイズを 500 に増やすか、または PBODB 初期設定ファイルの [ Microsoft SQL Server ] セクシ ョ ンに次の一行を追加してサーバ側のカーソルをオフにします。

ServerCursor = 'NO'

9.6 OpenTab の動作の変更

PowerBuilder 10.2.1 Build 9716、 PowerBuilder 10.5.1 Build 6505、 およびPowerBuilder 11.0 Build 5021 で、 Visible プロパティに 「false」 を設定しているタブに、実行時に SelectedTab プロパティが適用される と変則的な動作をするこ とを修正するための変更を行いました。

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10. テクニカル サポート PowerBuilder Enterprise 11.5.1

22 リ リース ノート (Windows 向け)

この変更の結果、OpenTab 関数と OpenTabWithParm 関数の動作が変更されました。以前のリ リースでは、 タブ ページと してユーザ オブジェクト を開く ために OpenTab 関数や OpenTabWithParm 関数を呼び出すと、ユーザ オブジェク トの Visible プロパティに 「false」 を設定していてもタブ ページは表示されました。現行のリ リースでは、 タブ ページを表示するためには、 ユーザ オブジェ ク ト の Visible プロパテ ィに 「true」を設定する必要があ り ます。

9.7 インポート ファイル サイズの制限

PowerBuilder 10.0 以降のバージ ョ ンで Unicode が利用できるよ うになり ました。 アプ リ ケーシ ョ ンで ImportFile メ ソ ッ ドを使用して、 とても大きなテキス ト ファ イル (およそ 839,000 行) をデータウ ィンド ウやデータス ト アにインポートする場合、 ImportFile はエラー コード -15 を返します。PowerBuilder の ANSI バージ ョ ンでは、大きなテキス ト ファイルをインポートするこ とができました。

10. テクニカル サポート『サポート ハンドブッ ク』 を参照して ください。

11. そのほかの情報源製品に関するそのほかの詳細情報については、PowerBuilder DVD、NDソフ ト ウェア Web サイ ト、 および Sybase 製品マニュアル Web サイ ト(英語) を参照して ください。

• PowerBuilder DVD には、 製品マニュアルが収められています。 製品マニュアルは、 PDF 形式で提供しています。 PDF ファ イルを読んだり、 印刷した りするには、 Adobe Acrobat Reader が必要です。Adobe Acrobat Reader は、 Adobe Web サイ トから無料でダウンロードするこ とができます。

• ND ソフ ト ウェア Web サイ トには、 標準の Web ブラウザでアクセスする こ とができるオンラ イン版のマニュアルがあ り ます。 この Web サイ トでは、PDF および HTML 形式でマニュアルを見ることができます。

オンライン版のマニュアルには、 http://www.powerbuilder.jp/ の ND ソ

フ トウェアの Web サイ トにある 「技術情報」 からアクセスできます。

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PowerBuilder Enterprise 11.5.1 11. そのほかの情報源

リ リース ノート (Windows 向け) 23

• Sybase 製品マニュアル Web サイ ト (英語) は、標準の Web ブラウザからアクセスでき、 Sybase の製品マニュアルのほか、 EBF/ メ ンテナンス、 技術文書などへのリ ンク も含んでいます。

Sybase 製品マニュアル Web サイ トには、

http://www.sybase.com/support/manuals/ の Product Manuals からアクセスできます。