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!新年のご挨拶…………………2 !議…………………………7 !お店紹介シリーズ……………12 !支部だより……………………13 !横浜市技能功労者表彰及び 優秀技能者表彰………………20 !㈶横浜市建築保全公社優良工 事施工業者表彰………………21 !技能五輪全国大会……………22 !熱海 石仏の道………………24 !編集後記………………………27 平成23年1月1日 №456 横浜市管工事協同組合 佐々木靖太 編集責任者 山之内 横浜市中区扇町1-2-1 電 話(681)6631代表 郵便番号231‐0027 URL : http : //www.yokohama-kankoji.or.jp/

平成23年1月1日 №456 - 横浜市管工事協同組合yokokan.sakura.ne.jp/yokokan/news/pdf/No456.pdf456 浜管たより 平成23年1月1 日 -3- あけまして、おめでとう

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Page 1: 平成23年1月1日 №456 - 横浜市管工事協同組合yokokan.sakura.ne.jp/yokokan/news/pdf/No456.pdf456 浜管たより 平成23年1月1 日 -3- あけまして、おめでとう

�新年のご挨拶…………………2�会 議…………………………7�お店紹介シリーズ……………12�支部だより……………………13�横浜市技能功労者表彰及び優秀技能者表彰………………20

�㈶横浜市建築保全公社優良工事施工業者表彰………………21

�技能五輪全国大会……………22�熱海 石仏の道………………24�編集後記………………………27

平成23年1月1日 №456

目 次

発 行 所 横 浜 市 管 工 事 協 同 組 合 発 行 者 佐々木靖太 編集責任者 山之内 稔横 浜 市 中 区 扇 町 1 - 2 - 1 電 話(681)6631代表 郵便番号231‐0027URL : http : //www.yokohama-kankoji.or.jp/

Page 2: 平成23年1月1日 №456 - 横浜市管工事協同組合yokokan.sakura.ne.jp/yokokan/news/pdf/No456.pdf456 浜管たより 平成23年1月1 日 -3- あけまして、おめでとう

新年明けましておめでとうございます。ご家族お揃いで輝かしい新春をお迎えのこととお喜び申し上げます。旧年中は、組合事業の運営に格別のご厚情を賜り

まして、関係機関並びに組合員の皆さまに、衷心よりお礼申し上げます。2010年を振り返ってみますと、ギリシャに発生した財政危機は、アイルランドに移り、さらに EU 主要国へと伝播し、各国の金融市場の緊張感が高まりました。こうしたグローバル経済の中で、日本経済は、株安と円高が一段と進行し、景気のけん引役である輸出関連企業も深刻な影響を受けました。しかし一方で、円高はビジネスチャンスという捉え方もできます。強い円を背景として、海外企業の M&A で企業規模の拡大を図ることは、新規事業や市場参入への新たな挑戦であります。ただ、国内需要はお寒い限りで、特に中小企業は“仕事がない!”という現実に直面して、80%の企業が赤字の状況に喘いでいます。仕事があってはじめて元気になり、雇用創出の意欲も高まるというものです。こうした現実を踏まえて、われわれ中小企業が元気になる政策を推進して欲しいものです。明るいニュースとしましては、夢と希望を乗せた小惑星探査機「はやぶさ」の7年ぶりの奇跡の生還ドラマに日本中が歓喜に沸きたちました。さらにはノーベル化学賞の受賞が続くなど、日本の科学技術力が脚光を浴び、久々に失った自信を取り戻させてくれました。また、地元横浜で APEC(アジア太平洋経済協力)や技能五輪全国大会が開催されるなど

記念すべき年になりました。そして、管工事業界を取り巻く情勢ですが、直近の建築着工統計を見ると新設住宅の着工戸数は、前年同月比で4カ月連続のプラスとなっています。同様に、直近の管工事受注高は、3カ月連続の増加となっています。このような状況から、少しは光明がさしてきているといえるのではないでしょうか。こうした経済環境の下、昨年の当組合は、共同受注事業の激減で事業収益が大幅に減少するという組合発足以来最大の危機、重大な転換期を迎えました。そのため、賦課金の値上げという苦渋の決断を行い、皆さま方には大変なご心配をおかけし、ご協力を仰ぐという結果になってしまいました。組合の抱える問題は非常に深刻で、上期は本当に先の見えない苦しい事業運営を強いられました。ところが、昨年末に予想外の共同受注工事の依頼が舞い込み、受注額が増え、通期ではなんとか余剰金を見込める状況になりました。組合としてはこのご時世に大変ありがたく、発注元のご配慮に感謝を申し上げる次第です。特に、施工組合員の方々は心構えとして、発注元の期待に応えるべく、お客様の意向や安全を第一に考えて品質の高い仕事をきちんと施工して責務を果たし、次の仕事に繋げなければなりません。資材販売については、拡販を目標に特価セールを期間限定で実施したところ、売り上げも徐々にではありますが伸び始め、順調に推移しております。各組合員の方々には総会の席で、月当たり5万円の材料購入をお願いしていますが、静かに裾野が広がり、新たに取引を開始したり、最近また取引を再開したりする組合員の方があるなど、大変うれしい知らせもありまし

新年のご挨拶理事長 佐々木靖太

浜 管 た よ り平成23年1月1日 №456

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た。組合としては今後とも、良い商品を安価で提供できるようにしてまいりますので、より一層のご協力を改めてお願い申し上げます。青年部創設については、昨年青年部創設に向けて座談会が開催され、リーダーも決まり、自主活動を始めることになり、大きく前進しました。これもひとえに、支部長さんはじめ支部員の皆さま方のおかげと、感謝申し上げる次第です。執行部としては、次代を担う青年部の皆さまに今まで積み上げてきた実績と新しい発想力に期待をかけております。また、資金面でも必要に応じて側面から援助してまいります。いずれにしましても、若さを前面に出し自由闊達な活動をしてもらいますので、組合員の皆さまには温かく見守っていただきたいと願っております。水道局さんとは規制緩和以来、公正性、透明性、競争性を追求した入札制度での土俵はやむを得ないことですが、局側のご配慮により各事業所さんと意見交換の場を設けていただきました。その席で、現状の悩みやその問題解決に適切なご指導をいただきまして、大変有意義な話

し合いができました。こうした動きをきっかけとしまして、市民の皆さんの“命の水”の安全・安心を預かる“車の両輪”、パートナーと自負してきた関係を再構築できるような新しい風が吹いてくれることを期待したいと思っています。いろいろと組合が抱える問題を申し上げてまいりましたが、今年一年は、組合が直面するこうした事実を真摯に受け止め、昨年より取り組んでおります「組合の再構築」をより堅実なものにし、持続可能な健全経営に向けて全力を尽くす所存です。今年は卯年ですが、辛卯(かのとう)という干支に当たるそうで、「更新することを断々乎として実行していかなければ、からい目、つらい目に遭うぞ!」ということだそうです。“辛”に一本棒(辛抱)を通して “幸”せな年になりますことを祈念いたしております。結びに、本年も関係機関ならびに組合員の皆様方のご指導ご鞭撻を賜りますことを心からお願い申し上げまして、新年の挨拶とさせていただきます。

謹賀新年組合員皆様のご隆盛を心より祈念いたします。

平成23年元旦

編集者一同

浜 管 た よ り№456 平成23年1月1日

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あけまして、おめでとうございます。健やかに新年をお迎えのこととお喜び申し上げます。横浜市長に就任して2回目のお正月を迎えました。

張り詰めた中にも希望に満ちた新春の空気を胸に、充実した一年であったことに感謝し、新年への希望を抱いています。昨年は、羽田空港の国際化など横浜アピールの絶好の機会到来の年でした。とりわけ、APEC横浜開催にあたっては、市民の皆さん、地元の皆様から多くのご協力を賜り、国内外のお客様から「おもてなしの横浜」への賛辞をいただきました。改めて、厚く御礼申し上げます。地域では、防犯、ひとり暮らし高齢者や登下校の小学生の見守り、環境活動、子育て支援など、自治会・町内会、NPO、企業の皆様の活動が、一層深まり、広がっています。市民の皆さんの力は、まさに横浜の財産です。さて、本年は、「横浜市中期4か年計画」の

本格スタートの年。現在の安心と将来の活力、その両方を実現します。子育て支援や医療環境、教育の充実、そして、観光・コンベンション、国際コンテナ戦略港湾、横浜スマートシティプロジェクト、中小企業の皆様が元気になる施策に、一層、力を注いでいきます。今年もわくわくする催しが目白押しです。5月には、トライアスロン世界選手権シリーズが開催されます。洗練された街並み、開港の歴史を感じさせるコースでの競技は、大きな魅力です。横浜をホームグラウンドとするプロスポーツチームにも、熱い声援を送りたいですね。8月には、横浜美術館と日本郵船海岸通倉庫をメイン会場に、国際現代美術展・横浜トリエンナーレ2011が始まります。商店街や NPO、市民の皆さんとご一緒に、街全体を盛り上げ、親しめる催しとしていきます。大変厳しい状況だからこそ、市民の皆さんへの共感の気持ちをもとに、ともに厳しさを乗り越え、信頼の市政を進めます。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

平成23年の年頭にあたって横浜市長 林 文子

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明けましておめでとうございます。横浜市水道局を代表いたしまして、新年のごあいさつを申し上げます。また、日ごろから、水道事業に対し、多大なご理解

とご協力をいただきまして、この場をお借りしてお礼を申し上げます。さて、昨年は、将来の横浜市水道局の経営基盤強化をめざし、長い歴史の中で培ってきた技術力・ノウハウ等を活用し、ビジネス展開を図るため、「横浜ウォーター株式会社」を設立しました。水道局はこの会社とともに、国内外の水道事業の課題解決に貢献し、新たな利益を確保しお客さまに還元していこうと考えています。現在、水道局では災害に強い信頼のライフラインの構築を目指し、老朽管の更新、耐震化を進めていますが、23年度からは、昭和40年代の拡張期に布設した約2,400km を対象に実施してまいります。また、従来から取り組んでいる貯水槽水道の直結切り替えの促進、水道局による巡回点検、4階直結直圧式給水の推進等に加え、昨年は高置水槽までの直結給水化を可能とするなど、蛇

口にいつでも新鮮な水をお届けすることに努めてきました。これらのことを着実に進め、将来にわたって水道水を安定供給し、さらに災害に強い水道施設を構築していくためには、お客さまの水道事業へのご理解と、お客さまと接する貴組合員皆さまのご協力が不可欠であると考えております。横浜市管工事協同組合の皆さまにおかれましても、お客さまから給水装置工事の依頼や相談・お問い合わせなどがあった場合には、工事の目的・内容・必要性などを十分にご説明していただくとともに、横浜市が推進している直結給水などに関する情報提供をしていただきますよう、ご協力をお願い申し上げます。長引く経済不況の中、厳しい環境ではありますが、お客さまに持続可能な水道サービスを提供していくため、水道界全体で力を合わせ、さまざまな課題を解決していきたいと考えております。引き続き、貴組合及び組合員の皆さまのご理解とご協力をお願い申し上げます。最後に、横浜市管工事協同組合と組合員の皆さまのますますのご健勝とご発展を祈念いたしまして、年頭のごあいさつとさせていただきます。

年頭のごあいさつ横浜市水道事業管理者 水道局長 齋藤 義孝

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平成23年の年頭にあたり、謹んで新春のご挨拶を申し上げます。横浜市管工事協同組合の皆様には、日ごろから市政の推進にご協力いただき、

心よりお礼申し上げます。昨年、本市の今後の4年間の基本政策である

「中期4か年計画」を策定いたしました。この計画において、新たに、住宅施策や公共建築物の保全を施策の柱の一つとして位置づけたほか、建築確認申請の手続きなど建築行政の円滑的確な推進のための「建築行政マネジメント計画」の策定を掲げています。市民の皆様が安全安心に豊かに暮らせるよう、引き続き力を尽くす所存です。

また、建築分野における地球温暖化対策についても、果たす役割が大きくなっており、積極的に取り組む必要があります。今年は、環境に配慮した住宅の普及促進を図るため、市有地を活用してモデル住宅の供給を行う「脱温暖化モデル住宅推進事業」が本格的に動き出します。新たなビジネスチャンスを生み出し、経済効果が期待できる分野でもありますので、関係者の皆様のご協力をいただきながら、事業を推進していきたいと考えています。皆様に信頼される建築局を目指し、職員一丸となって取り組んでまいりますので、ご理解ご協力をよろしくお願い申し上げます。皆様の益々のご健勝とご発展を祈念いたしまして、年頭のご挨拶とさせていただきます。

年頭のごあいさつ横浜市建築局長 鈴木 伸哉

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1.理 事 会▼第31期第5回理事会平成22年8月26日㈭ 15:00~16:00出席者17名▽議 案1)共同受注工事配分の件工事の配分案を承認。

▽報告事項1)支部活動補助金の支出について金沢・戸塚・瀬谷の3支部より、広告宣伝に対する支部活動補助金の申請があり、予算化された1支部5万円の補助金を支出する。2)ホームページの見直しについて組合のホームページは事務局が作成したもので、時間も経過しており、新たに更新すると共に、新たな施策等にも関連するため、見直し作業を進める。今後外部委託と併せて組合員の青年層を中心にホームページの得意な方又は関心のある方を、支部長を通じて募集する等様々な方面から検討していく。3)自由脱退届の受理について1組合員より定款第12条に基づく自由脱退届を受理、脱退日は平成24年3月31日となる。

▼第31期第6回理事会平成22年9月22日㈬ 15:00~16:10出席者16名▽議 案1)共同受注工事配分の件工事の配分案を承認。

▽報告事項1)支部活動補助金の支出について西・緑の2支部より広告宣伝に対する支部活動補助金の申請があり、予算化された1支部5万円の補助金を支出する。

2)組合会館の一部賃貸に係る経過について会館の空きスペースの活用として、第3回理事会において承認された関係団体への事務所貸出の賃貸交渉については、先方が事務所等を確認、併せて、先方の手続きに係る要望書の提出及び移転スケジュールの調整を行う。3)青年部設立に向けた座談会の開催について総務・情報委員会と青年部が設立されている金沢・瀬谷の両支部の代表の方々と意見交換会を行い、活発な意見交換の結果、青年部設立に向けた座談会を開催することになった。1.日 時 11月2日㈫

午後7時1.会 場 組合会館3F ホール

▼第31期第7回理事会平成22年10月28日㈭ 15:00~16:50出席者16名▽議 案1)共同受注工事配分の件工事の配分案を承認。

▽報告事項1)理事の辞任について岡本直樹理事より体調不良による理事の辞任届が理事長宛に提出された。なお、この補充選任については、中小企業等協同組合法、組合定款の規定に基づき、現時点では行わない。2)平成22年度中間決算について中間決算は順調な執行となっており黒字となり、決算見込みについても教育情報事業費繰越金戻入があり、若干の剰余が見込める。3)支部活動補助金の支出について青葉支部より区民祭への参加に対する支部活動補助金(広告宣伝)の申請があり、予算化された1支部5万円を支出する。4)組合員の法定脱退について次の3組合員より廃業による脱退届が提出され、法定脱退として取扱う。

会 議

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〔10月26日付脱退取り扱い〕①㈲範設備工業 代表者 井野政男瀬谷区竹村12-4《加入年月日》平成5年9月13日〔10月31日付脱退取り扱い〕②東和水道㈱ 代表者 黒柳正雄港北区篠原町1387《加入年月日》昭和43年3月31日③㈲吉本工業所 代表者 上本善邦戸塚区品濃町545《加入年月日》昭和47年7月5日5)横浜市技能功労者表彰、横浜市優秀技能者表彰について10月26日(火)中区万代町「横浜市技能文化会館」において、標記表彰が行われ、組合からは次の方々が表彰を受けた。

(敬称略・名簿順)《技能功労表彰》1名金 子 守 夫 ㈱金子産商湘南 〔金沢〕《優秀技能表彰》1名中 丸 大 輔 ㈲中丸管工 〔 泉 〕6)会館2F 事務室の賃貸に係る経緯について健保組合・厚年基金の両団体と具体的な移転時期・室料等の交渉を行う。

▼第31期第8回理事会平成22年11月25日㈭ 15:00~16:00出席者16名▽議 案1)平成23年新年賀詞交換会実施の件前回の理事会確認及び先に開催された支部長会での意見を参考とした結果、次のとおり実施することを承認。1.日 時 平成23年1月20日㈭

午後5時1.会 場 『新横浜グレイスホテル』2)青年部創設に向けた自主活動に対する補助金支出の件11月2日に青年部創設に向けた座談会が参加者13名で行われ、幹事として㈲村山設備の村山竜治氏が選出された。今後、青年部創設に向けて自主活動を始めることになり、今後の活動等に対して活動補助金の支出を承認。3)「貸付金に関する規程」一部改正の件超低金利の状況下、元本保障での資金運用の金利はわずかであるので、組合員に対する貸付金額の一部変更を行い、資金の有効利用を図ることを目的とし、規程の一部改正を承認。

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4)共同受注工事配分の件工事の配分案を承認。

▽報告事項1)組合員の法定脱退について次の組合員より廃業(倒産)による脱退届が代理人の弁護士を通じて提出され、法定脱退として取扱う。〔10月29日付脱退取り扱い〕㈱大和工業 代表者 宮嶋 修南区中里1-9-282)自由脱退予告書の受理について2組合員より定款第12条に基づく自由脱退届を受理、脱退日は平成24年3月31日となる。3)会館2F 事務室の賃貸に係る経緯について健保組合・厚年基金の両団体と具体的な移転時期・室料等の第1回目の打ち合わせを10月29日に開始、第2回目は11月17日に行われ先方より資料の提供を受けたので、今後、賃料等具体的な交渉を行うこととなる。

▼第31期第9回理事会平成22年12月22日㈬ 16:00~17:00出席者18名

▽議 案1)会館2F 事務室賃貸の件組合会館2F 事務室の健保組合・厚年基金への賃貸については、両団体と家賃・共益費・引越経費負担等について合議した内容を審議した結果、合議内容で賃貸することを承認。2)資金運用の件資金の運用として、米国ハイ・イールド債権投信(円コース毎月分配型)での運用を提案、審議の結果、リスクのひとつである長期金利が上昇し、債権価格の下落がみられるため、本件は一時保留することとした。3)共同受注工事配分の件工事の配分案を承認。

▽報告事項1)組合員の法定脱退について

次の組合員より廃業による脱退届が提出され、法定脱退として取扱う。〔11月30日付脱退取り扱い〕濱野設備工業㈲ 代表者 濱野忠良栄区鍛冶ヶ谷2-29-22)自由脱退予告書の受理について1組合員より定款第12条に基づく自由脱退届を受理、脱退日は平成24年3月31日となる。3)ホームページの見直しについて8月開催の理事会で報告された本件については、新年度に向け賛助会員制度の導入等と併せて見直し(新規作成)する必要があるため、その作業を来年2月までに行う。

2.委員会等▼共同受注委員会8月3日㈫ 15:00~17:00 出席者5名▽議 題1)修繕紹介業務について、他

▼財務・資材委員会8月5日㈭ 15:00~16:30 出席者7名▽議 題1)資材販売の拡大について、他

▼総務・情報委員会8月6日㈮ 14:00~16:10 出席者8名▽議 題1)組合の再構築について、他

▼総務・情報委員会8月17日㈫ 15:00~16:20 出席者7名▽議 題1)支部活動補助金の支出について、他

▼財務・資材委員会8月26日㈭ 16:10~17:10 出席者6名▽議 題1)資金の状況について、他

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▼財務・資材委員会9月8日㈬ 15:00~16:30 出席者6名▽議 題1)特価セールについて、他

▼総務・情報委員会9月14日㈫ 15:00~16:40 出席者7名▽議 題1)支部活動補助金の支出について、他

▼財務・資材委員会9月16日㈭ 15:00~17:00 出席者6名▽議 題1)資金の運用について、他

▼共同受注委員会9月17日㈮ 15:00~16:20 出席者5名▽議 題1)修繕紹介業務の事業化について、他

▼財務・資材委員会10月7日㈬ 15:00~17:10 出席者6名▽議 題1)期間限定セールについて、他

▼総務・情報委員会10月19日㈫ 15:00~17:10 出席者6名

▽議 題1)組合員の法定脱退について、他

▼財務・資材委員会10月21日㈭ 15:00~16:40 出席者6名▽議 題1)中間決算について、他

▼監事会10月25日㈪ 15:00~16:30 出席者5名▽議 題1)中間決算監査について

▼共同受注委員会10月26日㈫ 15:00~16:20 出席者4名▽議 題1)工事配分について、他

▼支部長会11月12日㈮ 15:00~17:10 出席者24名▽議 題1)本部からの報告事項について、他

▼総務・情報委員会11月16日㈫ 15:00~17:20 出席者5名▽議 題1)新年賀詞交換会について、他

露天風呂は海を一望日帰り入浴、個室でお食事

(5,500円)

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▼財務・資材委員会11月18日㈭ 15:00~17:00 出席者6名▽議 題1)貸付金に関する規程一部改正について、他

▼機関誌編集者会議11月24日㈬ 15:00~16:20 出席者12名▽議 題1)第456号の編集について、他

▼総務・情報委員会12月13日㈪ 15:00~16:30 出席者7名▽議 題1)ホームページの見直しについて、他

▼財務・資材委員会12月14日㈫ 15:00~16:40 出席者6名▽議 題1)資金状況及び運用について、他

▼共同受注委員会12月15日㈬ 16:00~17:20 出席者4名▽議 題1)工事配分について、他

3.その他の会議、会合等8月18日 市危機管理セミナー

山之内専務理事9月14日 県中央会理事会

佐々木理事長10月14日 県管連事業委員会

金子副理事長、他2名18日 全管連正副会長、ブロック長、

部長会 佐々木理事長18日 全管連理事会

佐々木理事長、他1名22日 技能五輪全国大会開会式

佐々木理事長22日 全管連技術委員会

金子副理事長26日 横浜市技能功労者、優秀技能者

表彰式 山之内専務理事11月5日 県生活水保全協会創立30周年記

念式典 佐々木理事長9日 県管連理事会

佐々木理事長、他2名17日 建災防神奈川支部理事会

佐々木理事長17日 建築保全公社表彰式

山之内専務理事19日 県企業庁等地震対策実働訓練

佐々木理事長、他3名22日 県建築安全協会正副会長会

佐々木理事長12月3日 県中央会役員懇話会

佐々木理事長4日 保全研究会建築セミナー

山之内専務理事6日 中小企業神奈川県総決起大会

金子常勤理事7日 県管連事業委員会

金子副理事長、他2名9日 全管連事業委員会

金子副理事長16日 市危機管理セミナー

山之内専務理事

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株式会社 小池設備 横浜営業所横浜市青葉区しらとり台62‐28(本社:相模原市南区西大沼1‐18‐2)代表取締役 小池重憲

小池設備さんの本社は、国道16号線から数十メートル入った相模原市大沼の閑静な住宅街にありました。先代社長靖憲氏が、昭和47年1月3日に小池設備を創業し、昭和59年7月横浜営業所を青葉区しらとり台に開設しました。昭和61年に相模原市下溝に資材センターを開設しました。さらに平成3年には第二事務所を町田市忠生に開設しました。同3年6月には現在の称号「株式会社 小池設備」に改定されました。現社長(子息)重憲氏36歳は、平成12年に就任されました。現在従業員は30名で、①野帳場設備工事、②木造設備工事、③水道土木工事、④設備チームの各グループに分かれています。従業員は管工事施工管理技士(5名)をはじめ39の国家資格を保有する技術集団として営業されています。事業内容は、管工事業は全般を営業され、さらに土木工事、舗装工事、電気工事も営業分野に入れています。今後については、現在1割程度のリフォーム工事に力を入れて地

域に密着した営業をしたいと話しをされていました。経営理念として「お客様の幸せは私たちの幸せ。水回りの『困った』を解決する水道屋さんを目指して。」会社ロゴの意味として、全体の水色のベースは、小池設備の池を表しています。廻りにある白い部分は空気です。その中にある水滴と波紋は、一つひとつが弊社の様々な仕事分野を示しています。例えば、一つの水滴は個人住宅の給排水分野、一つは野帳場の給排水の分野、水道本管の分野、メンテナンスの分野という具合です。これからも企業理念に基づき、地域の人々に愛される水道工事屋であることを願います。なお、小池設備さんの対応者は専務取締役、横浜営業所所長の小山氏でした。どうもありがとうございました。

青葉支部編集者

-156-あなたのお店紹介シリーズ

小池社長 小山専務

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西支部

屋形船による納涼親睦会凄かった残暑も漸く過ぎ、やっと秋らしい季節となった、9月の最後の日曜日、“西支部”毎年恒例の屋形船による納涼親睦会の日がやって来ました。支部員、従業員、又その家族等総勢32名、JR 桜木町、弁天橋際の乗船場に午後5時集合5時半出港、当日は午前中、雲一つない晴天に恵まれた。午後より雲が少し出始めたたが、雨には至らず丁度過ごし良い陽気でした。乗船後、金森支部長の挨拶、久野理事による乾杯の音頭で早速、宴会の始まり、皆それぞれの好みの飲み物、食べ物に舌つづみ、“正義丸”船主の奥さん自慢の牛筋の煮込み料理も好評で、宴会もたけなわとなった。恒例の天麩羅が揚がり始まった。穴子、車海老、きす、烏賊、野菜等が揚がる度一品ずつ、温かいうちにスタッフにより手際よく運ばれ美味しく頂いた。MM地区の遊園地、観覧車それにライトアップされた横浜港のビル群の美しさにつられ、カラオケ大会が始まった。それぞれ得意な喉の自慢比べ、大いに盛り上がった。日頃の鬱憤や疲れを吹き飛ばし楽しいひと時を過ごす。船は愈々大岡川河口たまり場より横浜港へと発進、赤レンガ倉庫群や MM 地区ビル群それに神港埠頭、大桟橋等を横目に見ながらライトアップされた横浜港自慢のベイブリッジへと向

かって進む。橋を真下から眺めその壮大さに改め感嘆、間もなくして U ターンし、もとの発着場へと戻った。発進して約40分快適な航路でした。あっと言う間の2時間半が過ぎ、皆、名残惜しみながら帰路に就いた。

支部だより

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磯子支部

支部忘年会今年も早いもので11月も終わろうとしています。もう師走です。今年の夏は異常で、暑くて大変だったのが、つい先日のようでした。もう紅葉もきれいに色づいて、見ごろを迎えるようになりました。そんななか、今年も横浜市管工事協同組合磯子支部では、恒例の旅行を兼ねた忘年会がありました。今年は近場の熱海。ホテルは「熱海聚楽ホテル 月の栖」です。駅から歩いて5分という近さで、豪華な部屋に行き届いたサービス。広いお風呂にゆっくりと浸かりました。いい宿でした。

今回は近場ということもあって、現地集合、現地解散です。

当社は17時くらいに宿に着きました。

18時から支部会で、連絡事項の報告など、いつものように支部会は進みました。

18時半から大広間に移動して、いよいよ宴会です。料理は海鮮をメインに、お鍋まで出て、食べきれないほどでした。お酒はビール、日本酒、焼酎、洋酒と、よりどりみどり。皆さんと盛り上がったまま、最後は3本締めで、お開きになりました。楽しい時間を過ごすことができました。

翌日は朝早くから温泉に。朝食は8時から大広間で取りました。

食事が終わってお開きになりましたが、みなさんも名残惜しそうに「月の栖」を後にして、今回の忘年会は終わりを迎えました。

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金沢支部

支部研修旅行日記金沢支部では、10月8日(金)~12日(火)の3泊5日で香港・澳門旅行を行いました。「支部事業には全社参加!」を目標として、10月の連休に実施を計画。日本は連休、中国は国慶節と日本も香港も旅行ハイシーズンの時となり旅行計画から挙行まで幹事の役員さんは予算、旅程作成等等旅行代理店との打ち合わせに大わらわです。全員参加に好条件な日程のはずでしたが、残念なことに7社の皆さんが参加できず10社での挙行となりました。

10月21日からは、新国際線ターミナルとなる羽田空港を利用しての渡航。やっぱり羽田は便利です。集合時間は、仕事が終わってから集まることのできる19時です。車で乗り合わせる方々、電車を利用される方々、集合時間前には全員が揃いました。今回の研修旅行は、「3泊5日」と言っても深夜(仕事終わり)発、早朝(始業前)帰りで実質3泊3日の旅程です。香港国際空港には、9日(土)の1:00着。現地添乗員と合流後、専用バスでホテルへ直行です。フロントで諸注意を受けた後、就寝。

2日目の午前中は、深夜到着を考慮し、それぞれの体調に合わせられるようフリータイムにしました。ホテル周辺や海辺のプロムナードを散歩する人、スターフェリーやトラムを利用して街並みを見に行く人、部屋でくつろぐ人…様々な時間を過ごしました。午後からは、皆で香港観光に出かけました。スターフェリーに乗船、バスで淺水灣の天后廟、パルスビーチ、赤柱のスタンレーマーケットの観光をして一端ホテルへ戻ります。夜は、音楽に合わせてレーザー光線の舞う「シンフォニーオブライツ」を見に出かけました。

香港と言えば「百万ドルの夜景」ですが、その対岸から夜景を楽しむこのショーは香港島の摩天楼から放たれる光で新しい香港の夜景を楽しませてくれます。

3日目は、午前中に澳門へ移動します。尖沙咀のフェリーピアから1時間の船旅です。澳門観光は、世界遺産の聖ポール天主堂跡からイエズス会記念広場、聖ドミニコ教会、セナド広場を歩いて見て回り、専用バスで澳門の名の由来である媽閣廟、そしてマカオタワーへ。マカオタワーの展望台からは、全澳門と隣接する中国経済特区珠海の街を眺めることができます。マカオタワーでは、地上233m からのバンジージャンプや展望台の周りに(土星の輪のように)造られた縁を歩くスカイウォーク X などアトラクションを体験することができます。遅めの昼食の後、開発の進むパイタ島コタイエリアのカジノ&ショッピングモール「ヴェネチアン・マカオ・リゾート」へ行ってカジノ体験です。ここは広大な建物の中に1階は巨大カジノ、2階はショッピングモールとなっていて、

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ショッピングモール内にはヴェネチア風に川の流れる街並みが造られ、ゴンドラに乗ってゴンドリエーレ(船頭)の歌うカンツォーネを聴くことができます。ここではそれぞれにカジノやショッピングモールを楽しみました。

4日目、最終日です。3日目の夜に遅くまでカジノを楽しめるよう午前中はフリータイムになっています。ゆったりホテルでくつろぐ人、街中を散策する人、澳門グランプリ博物館を見に行く人と様々な半日を楽しみました。昼からは、香港に戻り深夜の帰国まで香港観光をします。香港仔で舟に乗って船上生活者の様子を見て、昼間のヴィクトリアピークへ。ヴィクトリアピークは雲の中で景色は真っ白。この旅では天候がいまいちで雨が降ったり止んだり。止んで

いても多湿の香港、「百万ドルの夜景」は、残念ながら見ることができませんでした。下山は、ピークトラムに乗車し急勾配のケーブルカーと景色を楽しみました。2階建トラム乗車で香港島の街並みを見て、九龍半島に渡って2階建オープンバスで夜景を楽しみ、女人街で途中下車、活気溢れ多くの人達で賑わうナイトマーケットをぶらり歩きました。ナイトマーケットでは、スリに要注意です。

あっという間の4日間でした。楽しい旅も帰国の時が迫ってきました。全員参加を目指す支部事業ですが、今回は多くの支部員の皆さんが欠席となり残念でした。しかし、参加した皆さんは仕事を離れ、支部員の懇親を深める旅となったと思います。普段は、切磋琢磨する良きライバルとして、そして安心して協力しあえる仲間として、より強い絆を結ぶことができました。

さて、搭乗の時間が来ました。もう日が変わっています。明日の朝、目が覚めたら羽田到着です。

金沢支部編集者 柳下 雄二

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金沢支部

第36回金沢まつりいきいきフェスタ金沢支部では、10月16日(土)に開催された

「第36回金沢まつりいきいきフェスタ」に参加しました。絶好のフェスタ日和の中、支部員と青年部員の15名が、朝早くから海の公園に集合し、催し物の準備を行いました。今年も横浜市水道局磯子金沢地域サービスセンターと隣り合わせで出展です。出展場所も会場中央でメイン通路の交差する絶好の所です。例年沢山のお客様が訪れるこの区民祭には地元の多くの官民団体が参加しています。今年の催し物は、昨年から合同参加となった

「青年部」の提案で一部を変更。恒例の「ヨーヨー釣り」、「組合員の所在地と電話番号の挟まったクリアファイルの配布」に加え、「輪投げゲーム」、「経年劣化した配管展示」、「コマパッキン販売」を行いました。INAX 横浜営業所様からは、展示車両を持ち込んでの新製品

の紹介と展示をしていただきました。輪投げゲームは、全て青年部の手作りで輪はUV 管をスライスして、ポールは HIVP 管で作製し、水道屋さんらしさを!経年劣化配管の展示は、実物を見ていただき、「安心・安全な飲み水の確保」を周知して古くなった給水管の改修提案を!また、水道屋のブースということで「パッキン置いていないの?」と言うご意見を毎年お客様からいただいていたので、今回はコマパッキンの販売も行いました。尚、今回の催しで集まった代金は全て金沢社会福祉協議会に寄付しました。新しい取り組みは、全て「地場の水道屋さん」をアピールし、イメージ付けるもので、催しで楽しんでいただいた後は、組合員の所在地と電話番号を配布することで区民祭参加の目的である「広報活動」を達成しました。参加された皆さんお疲れ様でした。

金沢支部編集者 柳下 雄二

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金沢支部

青年部活動報告金沢支部青年部は、創設以来活発に活動を続けております。村山青年部長(㈲村山設備)を中心に部員一丸となって実施した青年部事業と支部会への協力活動が支部会において報告されました。その一部をご紹介します。

●ビーチクリーン活動目 的:ボランティア活動及び広報活動開催日:平成22年7月10日(土)開催地:海の公園参加者:5名報告者:光村 徹 (㈱神奈川保健事業者)

絶好の活動日和の中、「景勝地『金沢八景』の美化と環境保全」、「安全・安心な水場環境」への取り組みとして昨年に続いてビーチクリーン活動を行いました。また、今年は「横浜市管工事協同組合金沢青年部」のベストを着用し、「地場の水道屋」の取り組み及び活動をアピールしました。

●ビーチクリーン活動目 的:ボランティア活動及び広報活動開催日:平成22年9月11日(土)開催地:海の公園参加者:5名

●支部家族交流会(支部会合同事業)目 的:支部員間及び青年部との親睦開催日:平成22年9月11日(土)開催地:野島バーべキューガーデン参加者:5名

●第36回金沢まつりいきいきフェスタ(支部会合同事業)目 的:広報活動開催日:平成22年10月16日(土)開催地:海の公園参加者:5名報告者:村山 竜治(㈲村山設備)

支部会との合同事業として2回目の参加となる今年は青年部として積極的に計画・提案を行い、新たな催しとして、「輪投げゲーム」、「経年劣化した配管展示」、「コマパッキン販売」を支部会に提案。支部会の承認をいただき、青年部一丸となって準備を進めました。新たな催しということもあり、次回に向け多くの課題も残りましたが、来場した多くのお客様に喜んでいただくことができました。

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●第48回技能五輪全国大会「配管」(職種競技補佐員)目 的:組合事業協力開催日:平成22年10月20日(水)、23日(土)開催地:神奈川県立産業技術短期大学参加者:2名報告者:村山 竜治(㈲村山設備)

20日は、村山竜治(㈲村山設備)・高田亮一(高田管設㈱)が参加。競技関係者打合せ、会場設営、使用材料等の仕分け及び確認等の準備を行いました。23日は、競技会に競技委員補佐として参加し、開始前の確認から競技中の監視・指導、そして最終審査まで大会をお手伝いしました。

競技は、配管施工技能の基本となる①図面を正しく読み取り全体像を即座に把握する ②各種管の切断、切り口の処理、ネジの加工 ③図面の寸法通りの曲げ工作そして曲がり部分のつぶれやひびがないようにする ④管の加熱や接合の温度が適切であること ⑤継手類と管の接合の際に接着剤やハンダの使い方が適量であること ⑥配管とその他の配管が交わる箇所の支持金具を固定する際に指定寸法通りに的確に行

う ⑦支給された管材料の切断寸法を誤り材料の不足が生じない様にする ⑧出来上がった作品全体の出来具合、水漏れ等がない事など重要な要素がたくさんあり制限時間内に確実に完成するのは至難の技です。安全で快適な生活を営む為には給排水衛生設備は不可欠で「配管工」は大切なライフラインを支える重要な役割を担っていると再認識を致しました。以上、活動報告いよいよ組合本部でも青年層に対する動きがスタートしました。昨年の総会で佐々木理事長のご挨拶の中にあった組合の活性化のためにも是非各支部でも次世代を担う若い皆さんが立ち上がってくれることを期待します。私は、過去に開催された「第1回青年層座談会」に出席し、「今の組合をどう考えますか」、「将来の組合はどうあるべきですか」をテーマに15名が集まり語り合ったことがあります。現在の不安定な社会情勢、景気の落込み、組合に集まっている組合員の専門業種、規模を考えるとこのテーマは暫く続くだろうし、回答を出すのは…。

副支部長 柳下 雄二

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横浜市では、市内に居住し、経験年数30年以上その職に従事し、今もなお健在で現場作業に携わり、技能者の指導育成に尽力されている60歳以上の方(技能功労者)と、同じく市内に居住し、経験年数15年以上その職に従事し、30歳以上50歳以下で、優秀な技能を有し、他の模範と認められる方(優秀技能者)を毎年表彰しています。

平成22年度は、10月26日㈫中区万代町の「横浜市技能文化会館」において、午前10時30分より表彰式が行われ、技能功労者28職種671名、優秀技能者25職種73人の方々が山田副市長から表彰状を授与され、御来賓の大久保市会議長等から祝辞がありました。組合からの受賞者は次の方々です。

(敬称略・組合名簿順)

《技能功労表彰》1名

㈱金子産商湘南 金 子 守 夫 〔金 沢〕

《優秀技能表彰》1名

㈲中丸管工 中 丸 大 輔 〔 泉 〕

第44回 横浜市技能功労者表彰及び 第42回 優秀技能者表彰

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㈶横浜市建築保全公社による優良工事施工業者表彰式が、11月17日㈬午後3時より中区新港の「ナビオス横浜」において行われました。この表彰は、工事成績が特に優れているもの

や困難な施工条件を克服して工事を完成させたなど、他の模範となる工事を施工した市内の20社の方々に対して贈られたもので、当組合からは、次の4社の方々が表彰を受けました。

(敬称略・名簿順)

相模設備工業㈱ 加 藤 忠 宏 〔 中 〕

㈲はま設備工業 栁 澤 一 海 〔保土ヶ谷〕

興和工業㈱ 小 堀 創 〔 旭 〕

㈱日生設備 斎 藤 昌 伸 〔瀬 谷〕

㈶横浜市建築保全公社優良工事施工業者表彰

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第48回技能五輪全国大会が、平成22年10月22日から25日までの4日間にわたって、神奈川県下で開催されました。この大会は、青年技能者(出場資格23歳以下)の技能レベルを競うことにより、青年技能者に努力目標を与えるとともに、技能尊重気運の醸成を図ることを目的とし、各都道府県から選抜された全39職種・1,028名の選手が、競技に臨みました。併せて、平成23年10月に英国(ロンドン)で開催される第41回技能五輪国際大会の選手選考も行われました。この全国大会の配管の部への参加は、過去神奈川県からはなく地元開催ということで、出場回避できないという事情、且つ、23歳以下という厳しい条件のなか、県連を中心に出場選手の把握に努めました。その結果、㈱金子工業所(戸塚支部)の伊藤英吉(17歳)さんが、神奈川県内の予選会(建築配管技能検定と同時開催)に出場し、見事全国大会への出場資格をクリアしていました。開会式は、10月22日午後パシフイコ横浜で行われ、伊藤英吉さんが大会旗の栄えある旗手を務めました。威風堂々とした姿に横浜市管工事

協同組合の存在を、世間に大きくアピールできたのではないでしょうか。配管職種は、二俣川にある自動車運転免許場に隣接した県立産業技術短期大学校を会場に、全国から23名の精鋭が競技に臨み、なかには現役の高校生もいました。10月22日㈮に選手による競技場所の抽選、工具展開等が行われ、翌23日㈯に競技が実施されました。各選手は、午前9時より午後5時15分まで、標準時間6時間30分、打切時間7時間の持ち時間で、競技課題図に取り組みました。競技課題は、競技の内容がわかるように約3カ月前に「参考課題」が公表され、さらに変更されたものが「当日公表課題」として初めて選手に公表されます。さらに、競技材料の支給・確認も競技開始直前に行われるので、選手の緊張の度合いも並大抵のものではないと推測されます。

実際競技が始まると各選手の作業手順は、様々で各人の練習方法が垣間見れました。競技終了後は、選手立ち合いのもと競技委員による公開水圧審査が行われ、引き続き測定審査で製作精度等を測り、主催者による成績会議におい

第第第第第第第第第第第第第第第第第4444444444444444488888888888888888回回回回回回回回回回回回回回回回回技技技技技技技技技技技技技技技技技能能能能能能能能能能能能能能能能能五五五五五五五五五五五五五五五五五輪輪輪輪輪輪輪輪輪輪輪輪輪輪輪輪輪全全全全全全全全全全全全全全全全全国国国国国国国国国国国国国国国国国大大大大大大大大大大大大大大大大大会会会会会会会会会会会会会会会会会地地地地地地地地地地地地地地地地地元元元元元元元元元元元元元元元元元神神神神神神神神神神神神神神神神神奈奈奈奈奈奈奈奈奈奈奈奈奈奈奈奈奈川川川川川川川川川川川川川川川川川ででででででででででででででででで開開開開開開開開開開開開開開開開開催催催催催催催催催催催催催催催催催

㈱金子工業所伊藤英吉さん配管職種に出場・大会旗手も務める

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て順位が確定されたそうです。残念ながら伊藤選手は入賞できませんでしたが、大きな拍手を送りたいものです。今後のご活躍をお祈り申し上げます。伊藤選手本当にご苦労さまでした一方、当組合から競技補佐員として、㈲村山設備の村山竜治さん、高田管設㈱の高田亮一さんに競技に携わって頂きました。補佐員の仕事は、競技材料の整理・仕分け、採点審査等大変多岐に渡る仕事となり各々、班ごとの作業となりました。競技補佐員の仕事は、縁の下の力持ち的な役割ですが、必要不可欠の存在です。ご多忙の中参加頂きこの場を借りまして厚く御礼申し上げます。

次に参加者の声の一部を紹介します。伊藤さん「私は、今回技能五輪全国大会に出場させて頂き、また重ねまして大会旗手を務めさせて頂くなど大変貴重な経験をすることができ、いろいろなことを学びました。技術力の高さや正確性など、どれも現場で活かせるものばかりでした。競技当日他県代表選手の自信に溢れる顔を拝見して、一瞬躊躇しましたが、神奈川代表選手ここにありを肝に銘じ、更なる闘志が湧いてきました。今回結果は、入賞することができず自分としては、芳しくなかったと思っているのですが、度重なる訓練にお付き合いしてくださり、また、お世話になった会社の方々や家族に大変感謝しております。なにより、このような全国規模の凄い大会に出場させてくれました、金子社長には一番感謝しております。来年もこの貴重な経験をもとに頑張る所存です。」村山さん「以前より技能五輪全国大会については、周りの方々からお話は聞いたりしていました。今回、実際に競技補佐員として務めさせていただきまして、一言で表しますと「非常にレベルが高い」と感じました。正直、選手の皆

様の取り組む姿を拝見させて頂きまして、私は圧倒させられました。単純に、競技員又は運営委員の皆様の補助をするだけかと思っておりましたが、全く違うものでした。事前準備のときは、使用材料の仕分けや競技終了後の水圧審査の掛け方について、何度か実施して当日の注意点など説明を受けました。選手の方々一人ひとりの、この技能五輪全国大会に対する意気込みや、多忙の中での訓練またそれにご協力されている方々の姿勢を思いますと、私自身気持ちが引き締まりました。競技当日、選手の皆様が工具などを運び準備をする中で、だんだん選手の皆様もそうだったろうと思いますが、私も緊張感が高ぶり失敗や皆様の足を引っ張らないようにと思いました。競技課題配布の際に、「技術力・正確性・経験度合」によって違うとは思いますが、私なりにこの競技の求めている本質を理解することができました。競技がスタートして競技補佐員も競技員とともに、各選手のブースを巡回していました。仕事が偏らないように競技補佐委員の中で交代しながら、協議終了まで務めさせて頂きました。公開水圧審査後の非公開での測定審査では、1㎜1㎜真剣に測定致しました。日ごろ、現場では安全第一が最優先ですが、この技能五輪全国大会を拝見させて頂き、「配管工」という技術も疎かにしてはならないと再認識いたした次第です。この貴重な経験を今後普段の仕事の中で活かし、精進してまいりたいと考えています。またこのような機会がございましたら、是非、参加し研鑽を重ねてまいる所存です。このような機会を与えて頂きましたことにも感謝申し上げます。」

次回の大会は、今年秋に千葉県下で開催されることになっています。あなたも技能五輪全国大会更には技能五輪国際大会を目指してみてはいかがでしょうか。

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熱海 石仏の道秋も深まってきました。もう11月も終わろうとしています。本格的な冬に向けて、紅葉もますます色鮮やかになってきています。管工事協同組合磯子支部で、恒例の忘年会兼旅行がありました。熱海へ一泊。今回は近場ということで、現地集合、現地解散になりました。忘年会のレポートについては、他のページで報告することにして、ここでは解散後に散策した「石仏の道」について記したいと思います。宿で朝食をとった後、それぞれ解散ということ

で、私はバスに乗るために熱海駅に向かいました。宿は駅から歩いて5分という、とてもいい場所にあります。ゆっくりと歩いても、すぐに熱海駅です。東海道本線は当初、小田原-熱海-三島の山岳地帯にトンネルを開削する技術がなかったこともあり、現在の御殿場線ルートで建設されました。そのルートから外れた小田原・熱海では、国府津駅より小田原電気鉄道という路面電車で小田原市街へ、さらに豆相人車鉄道→熱海鉄道→大日本軌道→熱海軌道組合の人車軌道・軽便鉄道により熱海まで連絡を図ったとか。その後、御殿場経由は急勾配が存在し輸送力増強の障壁になることや、トンネル掘削の技術が進展したことなどから、当初見送られた熱海経由での路線整備が決定します。そして1925年(大正14年)、熱海線の名目で現在の熱海駅まで鉄道路線が開業して路面電車や軽便鉄道は全廃。1934年(昭和9年)、丹那トンネルが開通すると熱海線は東海道本線となったそうです。バス乗り場は、改札を出て左に行きます。日曜日の朝のバス停だし、人もまばらで、こ

れは楽しい散策になりそうな予感が。10番乗り場、笹良ヶ台団地循環バスにて25分、西山(にしやま)バス停で下車です。本数は1時間に2本程度。多くはないけど、不安になるほど少なくはないです。西山バス停からは、ちょっと先を左に入ります。早速「石仏の道」の案内板があります。案内板の左にルートが延びていますが、ここからは上り坂です。といっても、住宅街を歩くので、そんなには負担にならないかも。ここでマンホールのふたをパチリ。温泉街らしく、真ん中には湯のマークが。舗装された坂をエッチラ登っていきます。小川がある歩道には石仏が鎮座しています。石仏の道ですね!石仏の道の由来は、「古来、熱海村のはずれにあるこの地は、地蔵堂があり四面塔と呼ばれていた。左に「みしまみち」、右に「ひがねみち」(現存)の石標があり、東光寺への参道の入口でもあった。(現在は明水神社に石塔が移転されている)天明2年(1782)、名主今井半太夫が亡くなった子息の菩提を弔うため、ここに石仏を寄進した。その台石には、熱海村の中心よりここまで十町、ここから日金まで四十町とある。これ以降、村長渡辺房求の呼びかけで、日金山東光寺まで四十町の参道に1町目毎に順次石仏が寄進された。寄進者は主として熱海の名家や江戸の商人などが多い。昔から伊豆・相模・駿河の人は、死者の霊魂は必ず日金に昇るといわれ「日金山の奥には地獄がある、亡者の魂は皆ここに集まる」と信仰され、春秋の彼岸にはここに大勢の人が参詣した。」とありました。しばらく登ると分岐がありますが、道標があ

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るので、道標にしたがって上っていきます。「笹良ヶ台団地上」のバス停まで戻ったら、ありました、山道への入口が。ここを入るんですね。いよいよ舗装路とお別れの時が来ました。落ち葉で埋まった道を登ります。でも、そばには住宅があるので、「裏山の道」っていう感じでしょうか。それでも緑の中を歩くのは気持ちがいい。「日金山ハイキングコース 石仏の道 登り口」の案内板がありました。そこから山道を登っていきます。車道とそれほど離れていないのか、いつも車の音がしていました。30分は上ったかな、周りに高い木がなくなって、芝とススキの尾根道が。私の大好きな景色です。登り口から30分もしないで「姫の沢公園」への分岐があります。左に入ると東屋があって、ちょうどいい休憩場所になってます。ここで一休みしてもいいし、余裕があれば先へと進んで伊豆の海岸線を眺めるのもいいと思います。汗が引いたところで、元のルートに戻ります。まだ上りは続きますが、振り返ると伊豆の海が眼下に広がって。写真には撮れなかったけど、ススキの道はこんな感じ。今日は空がいちだんと青くて、穏やかな日和にお腹も空いてきちゃった。ちょっと脇へよけて、お弁当を広げるのもいいかもしれません。「笹の広場」分岐からすぐに、岩戸山への分岐があります。

「岩戸山」へは1時間ぐらいで往復できるということなので、足を向けることに。道標にしたがって右に入っていきます。「笹の広場」分岐から20分くらいで道標がありました。左へ行けば岩戸山だそうです。5分も上ったでしょうか、頂上です。本当に眺めがよくって、逆光なのが残念です。下には熱海城が見えました。さあ、またもと来た道を戻りましょう。今日は富士もお付き合いしてくれてます。「笹の広場」分岐に戻って、先に進みます。東光寺方面です。数分で湯河原へ降りる道に出ますが、まずは東光寺に行ってみましょう。階段を上れば東光寺です。東光寺の由来には、「応神天皇二年(271年)伊豆山の浜辺に、光る不思議な鏡が現れました。鏡は波間を飛び交っていましたが、やがて、西の峰にとんでいきました。その様子は日輪のようで、峰は火を吹き上げているように見えたので、日が峰と呼ばれ、やがて日金山と呼ぶようになりました。同四年(273年)松葉仙人が、この光る不思議な鏡をあがめ、小さな祠を建てて祀ったのが、開山と伝えられています。推古天皇の頃(594年)走湯権現の神号を賜り、その後、仁明天皇の承和三年(836年)甲斐國の僧、賢安が、日金山本宮から神霊を現在の伊豆山神社のある地に遷したと言われています。(走湯山縁起云云)鎌倉時代は、源頼朝の篤い信仰に支えられ、現在本尊として祀られている延命地蔵菩薩像も、頼朝公の建立によるものです。地蔵菩薩は、地獄に其の身を置いて、地獄で苦しむ者を救ってくれる仏であることから、死者の霊の集まる霊山として篤い信仰があり、今も

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尚、春秋の彼岸には多くの人が登山して、神仏や先祖供養のために、卒塔婆供養をしています。」とありました。東光寺から十国峠までは車道を歩きました。すぐ上のほうに駐車場があるようなので、すぐに着きます。やっと上りが終わったら、そこは「姫の沢公園」入口。姫の沢公園は、市街地中心部より北西約5kmに位置し、四季を通じて花と緑を楽しんでもらうように造られた自然を基調とした総合公園であり、園内には、四季折々の花木はもとより、アスレチックコース・人工滝・陶芸センター等が整備され、家族連れで自然に触れ合いながら一日中楽しむことができます。また、平成17年1月にはスポーツ広場が人工芝となってオープンし、サッカー・ラグビー等に利用されています。正面の階段を登れば十国峠です。おなじみのケーブルカーの駅と富士山。ケーブルカーで十国峠登り口に降りて、バスで熱海駅までというルートもいいと思いますが、今日はこんなにいい天気だし、もう少し歩いてみようかな。東光寺への近道という看板をみつけたので、行ってみることに。霊園の中を通って、ショートカットするように下ります。車は通れないけど、静かでちょっといい雰囲気の道です。お寺へはすぐに着きます。ここにも「石仏の道」の看板が。それによると、ここが終点(始発点)ですね。さて、お寺を出て後は湯河原に下りるばかりになりました。帰路です。湯河原への分岐まで戻りましょう。

左に降りていくと湯河原です。降りるばかりの道は、私のひざにけっこう響きました。30分も降りた頃、熱海水道施設がありました。ちょっと休憩するのにはいい場所かも。すぐに林道へ出ますが、ハイキングコースはこの林道を突っ切って正面に延びてます。川が流れているので、マイナスイオンもいっぱい。また、この流れの音がうれしいです。急な流れなので、ところどころに小さな滝が。なかなかうまく撮れない写真に落胆しつつ、水道施設から30分ほどで車道に出ました。もう山道とお別れです。このまま車道を歩いていきます。湯河原のマンホールは熱海とあまり変わらないみたい。山道の終わりから30分ほどでバス停への分岐に着きました。ここを左に降りれば落合橋バス停です。「落合橋バス停」からは「湯河原駅」まで頻繁にバスが出ています。ただ、今日はお客さんがいっぱいで、ずっと満員で駅まで行きました。足と時間に余裕があったら、バス停をひとつさかのぼってもいいかもしれません。バスに揺られて10分ほどで駅に着きました。ここから東海道線で小田原・大船と辿って帰ります。今日は4時間半の道でしたが、尾根道が気持ちよかったし、富士山も道連れにできたしで、思った以上にいいハイキングになりました。やっぱり天気っていうのは重要ですね。荷物になるのでお土産は買わないで電車に

乗っちゃったけど、家族にはなんて言い訳しよう…。 磯子支部 相模工務店

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編 集 後 記

「もしも!」20数年ぶりに聞く声、「○○君か、どうした?」声と言うか声色って不思議だ。久しぶりでも、記憶力が良いのか友達が少ないのか旧友の名前がすぐに判明できた。「正月に同窓会やるさかい予定しといてよ」元生徒会長からの予約電話である。残暑と言うには暑すぎる昨年9月の初めの頃、目先のやりくりに翻弄されていた日々の心地よいニュースでした。猛暑でバテ気味だったが、その楽しみで乗り切れた気がします。(ちょっと大袈裟かな)20数年ぶりを久しぶりと表現して良いのか?懐かしい面々の顔を思い浮かべると、今どんな変貌ぶりなのか、あいつは剥げたか?あいつは白髪か?(自分の事はさておき)あの美人は来るのかな?久しぶりに待ち遠しく楽しみな正月であります。

卯年の今年は日本経済が不況の底から脱する事が出来るのか?ぴょんぴょんと跳ねる姿から卯は十二支の中でも成長と豊穣の象徴とされ、この年は大きく飛躍・前進の年と言われています。今年は景気対策で、節水トイレと高断熱浴槽に住宅エコポイントが拡充される事が決まりました。昨年の11月のテレビの売り上げは、家電ポイントのお陰で前年比で6倍とか。私達業界も住宅エコポイントを追い風にして、前年比2倍は無理としても、50%UP いや30%UP ぐらいの好景気を願いたいものですネ。今回の支部だより欄に多くの活動記事が掲載されており、喜ばしい限りです。他支部の皆様も積極的に支部活動の報告を行い、これらを参考に更なる支部活動の発展をとげれば、組合の活性化につながるのではないでしょうか。

旭支部 編集者

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佐藤 靖子

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