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CosiMate は、
物理システムや数理シ
ステムで表された異な
る抽象化レベルの様々
なシミュレータをリン
クするためのフレーム
ワークを提供します。
お問合せ窓口
Myway プラス株式会社
営業担当
電話:
(045)548-8836
メール:
CosiMate Platform for Multi-Physic Simulation
連成シミュレーションを導入するメリット
自動車、航空宇宙、通信などの分野においてシステムが複雑になるにつれ、ソフトウェアやハードウェア、機械要素を統合することはますま
す困難なものになっています。多くの工学系の研究組織において、複雑な系の設計を行う際、様々な異なる専門家集団のチームが協働する
ケースが多く、その際には異なる開発ツール・検証用ツールを利用することになります。今日のシステムエンジニアは短い開発サイクルの中
で、実装の前に系全体の挙動をできるだけ迅速に、かつ異なる抽象化レベルで検証することが求められているのです。
CosiMate とは
1 つのシミュレータが他の 1 つのシミュレータのみと連成する 2 点
間ソリューション(a point-to-point solution)とは大きく異な
り、CosiMate は連成シミュレーションバスに基づいたオープンア
ーキテクチャを採用しています。
CosiMate に は、2 つの主な利点があります:(1)異種のシミュレ
ータ間の対話を可能にするオープンアーキテクチャ(multi-point
integration) (2) CPU の使用状況やシミュレーション実行速度に
応じて、ネットワークを介して複数のコンピュータで連成シミュレー
ションが可能
CosiMate のメリット
Sub-System 1Language A
Sub-System 2Language B
Sub-System 3Language C
InterconnectionFile (netlist)
COSIMATE
COSIMULATION BUS
Sub-System 1Language A
Sub-System 2Language B
Sub-System 3Language C
オープンオープンオープンオープン構造構造構造構造((((オープンアーキテクチャオープンアーキテクチャオープンアーキテクチャオープンアーキテクチャ))))
CosiMate のオープンアーキテクチャでは、数の上限なく、様々なシミ
ュレーション環境同士をつなげることができます。一度連成シミュレー
ションプロセスが実行されると、ユーザは CosiMate の存在を意識す
ることなくネイティブ(元の)シミュレータ上で連成シミュレーションを行
うことができます。高い柔軟性により、別の抽象化レベルを表すモデ
ルを混在させることも、一致させることもできます。さらに、個々のエン
ジニアが使い慣れた環境で作業できるので、システム全体の品質が
確保されるのです。
ChiasTek Sales Telephone:
(773) 831-4531 E-mail:
テストテストテストテスト環境環境環境環境
CosiMate は連成シミュレーションに C/ C++デバッガやモニタを
統合することにより、LabVIEW や LabWindows/ CVI のようなテ
スト/計測ツールと同様に、テスト環境として使用することができま
す。乗用車やトラックの動的試験をシミュレーション/アニメーション
化する CarSim のような特殊なツールもサポートしています。
CosiMate はまた、モデルやコードの開発をシステム全体の連成シ
ミュレーションをすることなく容易に行うために、Automatic Bench
Generator を提供します。Automatic Bench Generator で生
成された C コードは、連成シミュレーション技術を使うことによって、
システムの一部を簡単にテストするために利用できます。
検証用検証用検証用検証用プラットフォームプラットフォームプラットフォームプラットフォーム
このほかの CosiMate の特徴として、一つのモデルを異なる抽象化
レベルで連成シミュレーションできる点が挙げられます。この機能は、
設計フローの中でモデルの機能が劣化していないかを確認するため
の完全な環境を提供します。
Chiastek はパートナー企業と協力して、CosiMate を使ってソフトウ
ェアインザループ(SIL)検証ができることを証明しました。当社の顧客
は、PC 上で様々なプラントモデルに対して、生産管理ソフトウェアを
テストするための完全なフレームワークを作成しました。焦点となった
のは、主にソフトウェア通信(ダイレクト I / O、CAN...)、ソフトウェアの
初期化(キャリブレーション)とシステムの同期化(タスクスケジューリ
ング)でした。
ネットワークネットワークネットワークネットワーク化化化化されたされたされたされたアーキテクチャアーキテクチャアーキテクチャアーキテクチャ
CosiMate のネットワーク化されたアーキテクチャは様々な領域の
開発チームからなる開発に適合します。CosiMate はネットワーク
化された構造を持つため、モデルを分割して複数の異なるマシン間
で様々な部分のシミュレーションを分散することが可能であり、効率
よくシステムの挙動を検討することができます。数多くのベンチマー
クテストの結果、この技術は、シミュレーション速度の大幅な改善に
貢献してきました。
MatlabSaber
CosiMate
MatlabMatlabSaberSaber
CosiMate
シミュレーションシミュレーションシミュレーションシミュレーション速度速度速度速度
CosiMate の技術は、統合された大規模で動的なシステムをシミュレ
ーションする際の困難を克服するためのソリューションを提供します。
実際の大規模な Simulink モデルで測定した結果、2 倍~11 倍の速
度上昇が記録されました。シミュレーション時間の大幅な削減は、従
来のパーティショニングの技術(完全なモデルを複数の小さな部分に
分割する方法)を、単一または複数のコンピュータ上でシミュレートす
ることによって達成されます。
ユーザインタフェース
CosiMate とのとのとのとのイイイインタフェースンタフェースンタフェースンタフェース
ユーザは、グラフィカルなドラッグアンドドロップインターフェイスを使
用して連成シミュレーションセッションを設定し、次のパラメータのセッ
トを定義します。
・シミュレータリスト(種類、ネットワークアドレスなど)
・シミュレータとの間の接続の種類
・シミュレーションの開始モード
データマネージャは、連成シミュレーションプロセスを通して異なる環
境間でデータの同期を制御します。内部スコープも連成シミュレーシ
ョンバスの動作を追跡するのにご利用いただけます。
ネイティブネイティブネイティブネイティブシミュレータシミュレータシミュレータシミュレータとのとのとのとのインタフェースインタフェースインタフェースインタフェース
重要な CosiMate の機能は、ネイティブシミュレータとの対話が簡
単な点です。連成シミュレーションを制御するための CosiMate の
デフォルトのユーザインタフェースに加えて、CosiMate はネイティ
ブシミュレーション環境上での実行を可能にします。その結果、
CosiMate のユーザは使い慣れた環境で、それらがスタンドアロン
モードで実行しているかのように、簡単に、制御、デバッグ、シミュレ
ーションのモニタリングを行うことができるのです。
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(773) 831-4531 E-mail:
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CosiMate
Platform for Multi-Physic Simulation
主な機能
• 様々な異なる技術分野のモデルの取扱いが可能: 電気モデル、
機械モデル、電子モデル、油圧モデル、アルゴリズムモデル、状
態図など
• ハードウェア/ソフトウェアの連成評価、HIL(Hardware In
the Loop)評価が可能
• 機能エリアや組織の枠を越えたシミュレーションが可能
• 複数のシミュレータや言語、単一シミュレータ内の複数のソル
バ、複数の抽象化レベル、様々なデータ型接続を、すべて単一
の連成シミュレーションにおいてサポート
• 動的なシミュレーションのための柔軟性:複数の異なるタイムス
テップや複数の異なるシミュレーション開始時間をサポート
• HDL と UML ベースのシミュレータで純粋なイベント駆動型の
連成シミュレーションをサポート
• イベント駆動型の連成シミュレーションのための柔軟性:割込
み駆動、ビジー待機ポーリング、バッファリング等
• 異種の異なる連成シミュレーションに対応:ソルバ(例、
Simulink)-イベント駆動型(HDL,UML)またはシーケンシャル
(C)シミュレータ間など
• グラフィカルなエディタを用いた簡単なシミュレータ間接続
• リモートアクセスやマルチプラットフォーム連成シミュレーション
の設定が容易
• シミュレータの管理や設定のカスタマイズが容易
• 入出力の記述が標準の XML に沿っているためフレームワークの
統合が容易
• 統合的なデバッグとモニタリング機能(Spy データ、VCD、CSV
トレース、連成シミュレーションの制御)
• 様々なシミュレーションの系(例:連続系、離散系)とデータ型
(例:スカラー、論理、ベクトルとバス)が選択可能
• LAN や WAN を介した連成解析が可能
サポートしているシミュレータ一覧と言語インタフェース
Simulators
• Argonne Lab : Autonomie
• Autodesk: Inventor DS
• Gamma Technologies: GT-SUITE
• IBM Rational: Statemate Magnum and Rhapsody Developer C++ Edition
• LMS (Siemens): LMS Imagine.Lab AMESim, VLab.motion
• Magna Steyr : Kuli
• Mentor Graphics: ModelSim
• MSC Software: Easy5 and Adams
• MSC : CarSim
• Powersys: EMTP-RV
• Powersim: PSIM
• The MathWorks: Matlab/Simulink
• Synopsys: Saber Designer, SaberRD and Saber HDL
備考: 上記にないツールでも要望に応じて開発可能です。
Languages & Standards
• Functional Mock-up Interface (FMI)
• C, C++
• VHDL
備考: : Java や Fortran のコードは C ラッパーにより容易
にカプセル化できます。
サポートしている OS
Windows XP Pro SP2+, Vista, 7. 32 and 64 bits
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