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Dell PowerVault MD3000i 基本セットアップマニュアル Red Hat Linux 版 Version 1.0 2007/10/29 1/48

Dell PowerVault MD3000i 基本セットアップマニュア でご購入いただいたお客様に簡単にMD3000iをご利用いただくため、Redhat Linux サーバを、 MD3000iに接続するところまでの手順をまとめた基本インストレーションマニュアルです。本マニュ

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Dell PowerVault MD3000i 基本セットアップマニュアル

Red Hat Linux 版

Version 1.0

2007/10/29

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目次

1. はじめに .................................................................................................................. 3

2. セットアップ環境........................................................................................................ 3

3. Hostソフトウェアインストール ........................................................................................ 4

3-1. iSCSI イニシエータのインストール.......................................................................... 4

3-2. MD Storage Manager Software のインストール ......................................................... 6

4. MD3000i のセットアップと iSCSI 設定....................................................................... 13

4-1. MD3000i を検出する (帯域外管理のみ) .............................................................. 15

4-2. MD3000i の iSCSI ポートを設定する................................................................... 23

4-3. iSCSI イニシエータからターゲット (MD3000i) の検出を行う..................................... 27

4-4. サーバアクセスを設定する ................................................................................. 30

4-5. (オプション) ストレージアレイのCHAP認証を設定する............................................. 35

4-6. (オプション) サーバのCHAP認証を設定する......................................................... 40

4-7. (オプション) 帯域内管理をセットアップする ........................................................... 43

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1. はじめに

本マニュアルは、MD3000i ストレージアレイ(以下 "MD3000i" と表記)をセルフインストレーショ

ンでご購入いただいたお客様に簡単に MD3000i をご利用いただくため、Redhat Linux サーバを、

MD3000i に接続するところまでの手順をまとめた基本インストレーションマニュアルです。本マニュ

アルをご参照いただくことで、スタンドアローンサーバ(非クラスタサーバ)と MD3000i の接続まで

できるようになります。

マニュアルの性質上、プレミアム機能や上級設定、ハードウェアの物理的セットアップ(ラックマウ

ント、結線等)、およびMD Storage Managerの詳細使用方法については記載していません。製品に

同梱されておりますユーザマニュアル、及びオンラインマニュアルをご参照いただけますようお願

いいたします。尚、これらマニュアルは Web からもダウンロードが可能となっていますので 、ご利用

ください。

> 各種マニュアルへのリンク

2. セットアップ環境

本マニュアルでは、(図 1)の HW 環境構築を想定した手順を記載します。MD3000i 1 台にサーバ

を 16 台まで接続できますが、本マニュアル上では 1 台分の手順を記載します。複数のサーバ の

セットアップが必要な場合は、IP アドレスの重複等に注意をし、同様の手順で複数のサーバをセッ

トアップしてください。また、セットアップを行う環境が以下の環境と異なる場合 、一部手順が異な

る可能性がありますのでご了承ください。

図 1

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3. Hostソフトウェアインストール

MD3000i に接続するサーバへのソフトウェアインストール手順を説明します。MD3000i に接続

するサーバには必ず以下の 2 つのソフトウェアが必要となります。

Redhat iSCSI イニシエータ ソフトウェア(以下、"iSCSI イニシエータ"と表記)

MD Storage Manager Software

3-1. iSCSI イニシエータのインストール

MD3000i に iSCSI 接続するすべてのサーバにインストールする必要があります。MD Storage

Manager Software をサーバにインストールする前に、必ず iSCSI イニシエータをインストールしてく

ださい。

以下の手順を参照して iSCSI イニシエータのインストールを行ってください。OS 及び iSCSI イニ

シエータのバージョンによっては、手順が異なる可能性があります。ここでは2007年10月時点でサ

ポートされているバージョンである Redhat Enterprise Linux 4 Update 4 及び iSCSI initiator

v4.0.3.0-4 を使用したインストール手順を説明します。

OS インストール時にインストールする場合と、OS インストール後に追加する場合の 2 通りの手順

について以下に説明します。該当の方法を参照してください。

(OSインストール時にインストールする場合)

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Default のパッケージリストには iSCSI イニシエータパッケージは含まれません。パッケー

ジ選択画面で、”ネットワークサーバ”グループの”詳細”リンクをクリックし、オプションパッ

ケージリストの中から下記パッケージを選択してください。(図 2)。

[iscsi-initiator-utils – iSCSI daemon and utility programs]

(メモ) MD3000i でサポートされるRedhat Linux 及びiSCSIイニシエータのバージョンは、

support.dell.com MDシステムのサポートマトリクスを参照してください。

図 2

(OSインストール後にインストールする場合)

iSCSI initiator 用 RPM パッケージが含まれている OS インストールメディアを mount し、手

動でパッケージをインストールします(図 3)。

(インストール手順)

# cd /path-to-RPM-package-directory/

# rpm –ivh iscsi-initiator-utils-4.0.3.0-4.xxx.rpm

(xxx 部分はアーキテクチャ名になります。)

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図 3

3-2. MD Storage Manager Software のインストール

MD3000i ストレージに iSCSI 接続するすべてのサーバにインストールする必要があります。MD

Storage Manager Software には、3 つのコンポーネントが含まれています(図 4)。

図 4

CD からインストールする際、以下の3つのコンポーネントの組み合わせの中から選択できます。

標準(完全インストール)

MDSM と MDSM Agent、マルチパスドライバ の全てがインストールされます。

MD3000i に iSCSI 接続を行うと同時に、MD3000i の管理に使用するサーバに は

このオプションを選択します。

管理ステーション

MDSM のみがインストールされます。MD3000i の管理ポートを通じて MD3000i の

管理専用サーバにはこのオプションを選択します。

ホスト

MDSM Agent と マルチパスドライバがインストールされます。MD3000i に接続する

サーバで、MD3000i の管理をサーバ上から行わないサーバにはこのオプ ションを

選択します。

以下の手順を参照して、ホストにインストールを行ってください。

① サーバに CD をセットし、以下のコマンドを実行しインストーラを起動します。(ここで

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は CD のマウントポイントは /media/cdrom とします。)

# cd /media/cdrom/linux

# ./install.sh

② [2] (Install MD3000i Storage Manager) - [Enter]を入力します(図 5)。

図 5

③ "日本語"が選択されていることを確認し、"OK"をクリックします(図 6)。

図 6

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④ "次へ"をクリックします(図 7)。

図 7

⑤ "使用許諾契約の条項に同意する"が選択されていることを確認し、"次へ"をクリック

します(図 8)。

図 8

⑥ "次へ"をクリックします(図 9)。

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図 9

⑦ "標準(完全インストール)"が選択されていることを確認し、"次へ"をクリックします(図

10)。

(メモ) インストールするサーバを管理ステーションとして使用しない場合、"ホスト"を

選択してください。その場合、MDSM Agent はインストールされますが、MDSM(管理

ソフトウェア)はインストールされません。管理ステーションが別に用意できる場合を

除いて、最低 1 台のサーバに"標準(完全インストール)"を行ってください。

図 10

⑧ マルチパスドライバの警告が表示されます。"次へ"をクリックします(図 11)。

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図 11

⑨ "インストール"をクリックします(図 12)。

図 12

⑩ "完了"をクリックします(図 13)。

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図 13

⑪ 続いてマルチパスドライバをインストールします。[install the multi-pathing driver

[y/n]?] と表示されるので、[y] - [Enter]を入力します(図 14)。

図 14

⑫ [Enter]を入力し、メニュー画面に戻ります(図 15)。

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図 15

⑬ [q] - [Enter]でインストーラを終了します(図 16)。

図 16

⑭ iSCSI イニシエータとマルチパスドライバパッケージがインストールされたことを確認

し、サーバを再起動します(図 17)。

(メモ) RDAC (Linux Redundant Disk Array Controller) は Linux 用マルチパスドラ

イバです。

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# rpm –qa | grep iscsi_

# rpm –qa | grep linuxrdac

図 17

⑮ 再起動したら、lsmod コマンドで Linux RDAC ドライバモジュール (mppVhba/

mppUpper) と SCSI 汎用ドライバモジュール(sg) がロードされていることを確認しま

す(図 18)。

図 18

4. MD3000i のセットアップと iSCSI 設定

前項でソフトウェアをインストールしたサーバと MD3000i の接続の手順を説明します。

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手順を実行する前に iSCSI 接続を行ううえで必要となるサーバと MD3000i の IP アドレスを iSCSI

設定ワークシート(図 19)に記載してください。サーバーとストレージアレイの IP アドレスを 1 つの場

所に記録しておくと、セットアップをより短時間で能率的に行うことができます。本マニュアルでは、

図 25 の A、B に記載されている IP アドレスを使用して、セットアップを行います(図 19)。

尚、この時点でサーバの IP アドレス設定が行われていない場合は、シートを記入の上、サーバに

適正な IP アドレスを設定してください。

図 19

手順を実行する前に、手順の流れを確認します(図 20)。各手順をサーバ、MD3000i のどちらで

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行うのかを確認してください。

図 20

4-1. MD3000i を検出する (帯域外管理のみ)

この手順は MDSM を使用して MD3000i 側で実行します。この手順により、MDSM に MD3000i

を登録します。

(メモ) 管理ポートのデフォルト設定

デフォルトでは、ストレージアレイの管理ポートは DHCP 構成に設定されます。ストレージアレイの

コントローラが DHCP サーバから IP 設定を取得できないとタイムア ウトになり、デフォルトの静

的 IP アドレスに戻ります。デフォルトの静的 IP アドレス設定は次のとおりです。

Controller 0: IP: 192.168.128.101 Subnet Mask: 255.255.255.0

Controller 1: IP: 192.168.128.102 Subnet Mask: 255.255.255.0

(メモ) DHCP が使用されていない場合、初期設定を行うにあたり、MDSM を実行しているサーバ

の少なく とも 1 つのネットワークアダプタを MD3000i のデフォルト管理ポート(192.168.128.101

または 192.168.128.102)と同じ IP サブネットで設定する必要があります。

(メモ) この手順は帯域外管理で行います。帯域内管理を行いたい場合は全ての手順が完了し

た後、手順 4-7. "(オプション)帯域内管理をセットアップする"で管理形態を変更する必要がありま

す。(帯域外管理と帯域内管理については手順 4-7 をご参照ください。)

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① MDSM を起動します。デスクトップにある MDSM のショートカットをクリックして MDSM

を起動してください。MDSM をはじめて起動する場合、自動的に "新しい記憶域ア

レイの追加" ウィンドウが開きます。開かない場合は、MDSM 画面上部の"新規"をク

リックします(図 21)。

図 21

② "自動"、又は"手動"を選択します。MD3000i の検出は通常、"自動"でも"手動"で

も可能です。"自動"でインストールを行う場合は手順③~④を、"手動"で行う場合

は手順⑤~⑦を行ってください。但し、同一ネットワーク上に複数の MD3000 ストレ

ージが存在する場合で、その一部を管理対象として検出したい場合は"手動"を選

択してください。自動にすると同一ネットワーク上に存在する全ての MD3000 ストレ

ージを検出してしまいます。

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③ "自動"を選択し、"OK" をクリックします。この作業は数分かかることがあります。検

出処理が完了する前に検出のステータスウィンドウを閉じると、検出処理がキャンセ

ルされます(図 22)。

図 22

④ 自動検出が完了したことを確認し、"閉じる"をクリックします。手順⑤~⑦はスキップ

し、手順⑧から作業を再開します(図 23)。

図 23

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⑤ "手動"を選択し、"OK" をクリックします(図 24)。

図 24

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⑥ "帯域外管理" を選択し、MD3000i 管理ポートの IP アドレスを入力し"追加"をクリ

ックします(図 25)。

図 25

⑦ 正常に追加されたことを確認し、"いいえ"をクリックして画面を閉じます(図 26)。

図 26

⑧ 検出した MD3000i に名前をつけます。"初期設定タスク"ウィンドウの"②記憶域ア

レイの名前の変更"をクリックします(図 27)。

(メモ) "初期設定タスク"ウィンドウはアレイを検出後、自動的に起動します。もし自動

的に起動しない場合、画面上部の初期設定タスクへのリンクをクリックして、"初期設

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定タスク"ウィンドウを起動します。

(メモ) 手順②で自動を選択した場合、"複数の MD3000"が同一ネットワーク上に存

在する場合、画面上部の記憶域アレイウィンドウに"名前なし"のデバイスが複数登

録されます。その場合、初期設定タスクウィンドウの"①記憶域アレイの点滅"を使用

することで、MD3000i 筐体の LED を点滅させ、ハードウェアの特定が可能となりま

す。

図 27

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⑨ 記憶域アレイ名 を入力し、"OK"をクリックします(図 28)。

(メモ) デフォルトは"名前なし"に設定されています。30 字まで半角英数字、記号(ア

ンダースコア(_)、ハイホン(-)、ポンド記号(#))が使用できます。

(メモ) MDSM はアレイ名の重複をチェックしません。

図 28

⑩ MD3000i を管理するために必要なパスワードの設定をします。"初期設定タスク"ウ

ィンドウの"③記憶域アレイのパスワードの設定" をクリックします。パスワード設定は

必須ではありませんが、セキュリティ上、設定することを推奨します(図 29/図 30)。

図 29

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図 30

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⑪ アレイのパスワードを設定し、"OK"をクリックします(図 31)。

(メモ) 初期設定ではパスワードは設定されていません。

図 31

4-2. MD3000i の iSCSI ポートを設定する

この手順は MDSM を使用して MD3000i 側で実行します。この手順により、MD3000i の iSCSI

ポートの IP アドレス設定を行います。

(メモ) iSCSI ポートのデフォルト設定は以下のとおりです。

Controller 0, Port 0: IP: 192.168.130.101 Subnet Mask: 255.255.255.0 Port: 3260

Controller 0, Port 1: IP: 192.168.131.101 Subnet Mask: 255.255.255.0 Port: 3260

Controller 1, Port 0: IP: 192.168.130.102 Subnet Mask: 255.255.255.0 Port: 3260

Controller 1, Port 1: IP: 192.168.131.102 Subnet Mask: 255.255.255.0 Port: 3260

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① MDSM 画面で、"iSCSI"タブ → "iSCSI ホストポートの構成"をクリックします(図

32)。

図 32

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② "iSCSI ホストポート"をドロップダウンから選択し、使用する全てのポートの設定を行

い、"OK"をクリックします(図 33)。"詳細設定"については『ユーザーズガイド』を参照

してください。

図 33

③ “はい”をクリックします(図 34)。

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図 34

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④ 設定が完了したら iSCSI 接続するサーバから MD3000i の iSCSI ポートに対し

ping コマンドを実行し、疎通確認テストします(図 35)。

図 35

4-3. iSCSI イニシエータからターゲット (MD3000i) の検出を行う

この手順は MD3000i に接続するサーバ側で実行します。この手順により、MD3000i にサーバ

を登録できるようになります。

① iSCSI コンフィグファイルをバックアップします。(ここでは、バックアップファイル名は

iscsi.conf.org とします。)

# mv /etc/iscsi.conf iscsi.conf.org

② MD3000i CD 内にある iscsi.conf サンプルファイルをサーバにコピーし、ファイルの

パーミッションを変更します。(ここでは CD のマウントポイントは /media/cdrom とし

ます。)

# cd /media/cdrom/linux/etc

# cp iscsi.conf_RHEL4u4 /etc/iscsi.conf

# chmod 600 /etc/iscsi.conf

③ iscsi.conf ファイルを編集し、vi でパラメータを変更します(図 36)。エントリーされて

いないパラメータはコメントアウトをはずし、値を入力してください。

# vi /etc/iscsi.conf

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(メモ) 現在のパラメータ値は以下のコマンドで確認できます。

# grep –v ^# /etc/iscsi.conf

図 36

④ iSCSI daemon をサーバ起動時に開始するように設定します。 chkconfig コマンドを

実施後、iSCSI Daemon を再起動します(図 37)。

# chkconfig iscsi on

# chkconfig --list iscsi

# service iscsi stop

# service iscsi start

(メモ) iSCSI daemon を再起動する際、restart を使用すると、[Removing iscsi driver:

ERROR: Module iscsi_sfnet is in use]メッセージが表示され stop 後の start が開始さ

れない場合があります。その場合は、改めて start を使用し iSCSI daemon を開始し

てください。Driver Error は問題ありません。

# service iscsi start

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図 37

⑤ 以下のコマンドを実行し、サーバの iSCSI イニシエータが MD3000i に接続できるこ

とを確認します。各通信ポートセッションのステータスが”ESTABLISHED”になって

いることを確認してください(図 38)。

# iscsi-ls

図 38

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4-4. サーバアクセスを設定する

この手順は MDSM を使用して MD3000i 側で実行します。(但し手順①のみサーバ側で実行し

ます。) この手順により、MDSM にサーバを登録します。

① MDSM を起動し、"構成"タブの"ホストアクセスの構成(手動)"をクリックします(図

39)。

図 39

② "ホスト名の入力"項にサーバ名を入力し、"ホストタイプ"をドロップダウンリストから選

択し"次へ"をクリックします(図 40)。

(メモ) ホスト名は、MDSM 上で認識される名前です。必ずしも実際のホスト名と同一

にする必要はありません。

(メモ) ホストタイプは、"Linux" を選択します。

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図 40

③ "既知の iSCSI イニシエータ"ウィンドウからイニシエータを選択し"追加>"ボタンをク

リックします。(図 41)。該当のサーバの iSCSI イニシエータ名がわからない場合はサ

ーバ側で /etc/initiatorname.iscsi ファイルを参照することにより確認できます。(図

42)

(メモ) iSCSI イニシエータとの通信が正常に行えない場合、又は手順 4-3 が正常に

行われていない場合、"既知の iSCSI イニシエータ"ウィンドウに該当のイニシエータ

が表示されません。再度、ネットワーク設定、及び手順 4-3 の設定を確認してくださ

い。

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図 41

図 42

④ "選択された iSCSI イニシエータ"ウィンドウに該当のイニシエータが表示されてい

ることを確認し、"次へ"をクリックします(図 43)。

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図 43

⑤ "いいえ、このホストは、同じ仮想ディスクへのアクセスを他のホストと共有しません。"

にチェックを入れ、"次へ"を クリックします(図 44)。

(メモ) クラスタ環境を構築する場合も、”いいえ”を選択します。”はい”は Windows

サーバ専用の選択肢です。

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図 44

⑥ 設定内容を確認し、"終了"をクリックします(図 45)。

図 45

⑦ 複数のサーバがある場合は、”はい”を選択し、手順①~⑥を繰り返し、全てのサー

バを登録します。終わったら”いいえ”をクリックして終了します(図46)。CHAPの設定

をしない場合は、以上で iSCSI のホストと MD3000i の接続設定は完了です。オプシ

ョンの帯域内管理を設定する場合は手順 4-7 を実行してください。

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図 46

4-5. (オプション) ストレージアレイの CHAP 認証を設定する

この手順は MDSM を使用して MD3000i 側で実行します。この手順により、サーバの iSCSI イ

ニシエータが MD3000i に接続する際、パスワード(シークレット)による認証が必要となり、ストレー

ジセキュリティが向上します。この手順は必須ではありません。CHAP の設定を行わない場合は、手

順 4-7 に進んでください。

(メモ) CHAP (Challenge Handshake Authentication Protocol)

CHAP は、ストレージアレイ(ターゲット)がホストサーバーの iSCSI イニシエータを認証する iSCSI

認証方法です。MD3000i ではターゲット側でのみ認証を行う"ターゲット CHAP"と、ターゲット、イ

ニシエータ双方でお互いの認証を行う"相互 CHAP"の 2 種類がサポートされています。

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① MDSM を起動し、"iSCSI"タブの"ターゲット認証の変更"をクリックします(図 47)。

図 47

② "なし"の横のチェックボックスをはずし、"CHAP"の横のチェックボックスにチェックを

入れ、"CHAP シークレット"をクリックします(図 48)。

図 48

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③ CHAP の認証で使用するシークレットを入力します。任意のシークレットを入力する

か、"ランダムシークレットの生成"ボタンをクリックし、ランダムシークレットを入力し

"OK"をクリックします(図 49)。(どちらの場合も忘れないよう、メモをしてください。)

図 49

④ "OK"をクリックします(図 50)。ターゲット CHAP のターゲット認証設定は以上です。

相互 CHAP を使用しない場合は、手順 4-7 に進んでください。相互 CHAP を使い、

MD3000i (ターゲット) とイニシエータの相互認証を設定する場合はこのまま手順⑤

に進んでください。

図 50

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⑤ "iSCSI"タブの"相互認証権限の入力"をクリックします(図 51)。

図 51

⑥ "イニシエータの選択"ウィンドウで、認証を行う iSCSI イニシエータを選択し、"イニ

シエータの詳細"ウィンドウの"CHAP シークレット"をクリックします(図 52)。

図 52

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⑦ iSCSI イニシエータ側で設定するシークレットを入力し、"OK"をクリックします(図 53)。

(本マニュアルではここまでの手順でまだ iSCSI イニシエータ側のシークレットは設

定されていません。ここでは iSCSI イニシエータ側で設定する予定のシークレットを

入力してください。)

図 53

⑧ “OK”をクリックします(図 54)。

図 54

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⑨ 複数のサーバを接続する場合、各 iSCSI イニシエータに対し、⑥~⑧の設定を行

います。設定が終了したら、"閉じる"をクリックします(図 55)。

図 55

4-6. (オプション) サーバの CHAP 認証を設定する

この手順は MD3000i に接続するサーバ側で実行します。この手順は CHAP を使用しない場合

は必要ありません。

① iscsi.conf ファイルを変更します。ターゲット

CHAP を使用する場合は OutgoingUsername/OutgoingPassword をエントリーを追

加してください(図 56)。

相互 CHAP を使用する場合は、OutgoingUsername / OutgoingPassword に加え、

IncommingUsername/ IncommingPassword をエントリーに加えてください(図 57)。

OutgoingUsername

サ ー バ の イ ニ シ エ ー タ 名 を 記 入 し ま す 。 イ ニ シ エ ー タ 名 は

/etc/initiatorname.iscsi ファイルで確認できます。

OutgoingPassword

手順 4-5③で設定した MD3000i のターゲットシークレットを入力しま

す。

IncommingUsername

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MD3000i のターゲットイニシエータ名を記入します。MDSM の iSCSI

タブ→ターゲット識別の変更をクリックし確認することができます(図

58)。

IncommingPassword

手順 4-5⑦で入力したサーバ側の iSCSI イニシエータのシークレット

を入力します。

図 56

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図 57

図 58

② iSCSI Daemon を再起動し、イニシエータログインを行います。iscsi-ls コマンドを実

行し、セッションが確立されていることを確認します(図 59)。

# iscsi-ls

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図 59

4-7. (オプション) 帯域内管理をセットアップする

ストレージアレイの管理には、管理用イーサネットポートを使用する"帯域外管理"とデータ用イ

ーサネットポートを使用する"帯域内管理"の 2 つの方法があります。ここ までの手順で、アレイは

帯域外管理になっています。推奨は帯域外管理ですが、管理ポートが使用できない等の理由から

帯域内管理に変更したい場合は、以下の手順を参照し、帯域内 管理に変更してください。帯域

内管理は、ストレージアレイに接続するサーバでのみ設定が可能です。帯域外管理と帯域内管理

の詳細はオンラインヘルプをご参照ください。

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① 既に帯域外管理を行っているサーバの管理形態を帯域内管理に変更する場合は、

登録されている MD3000i を一度削除します。MDSM を起動し、画面上部の"削除"

をクリックします(図 60)。新規 MDSM サーバを使用して帯域内管理を行う場合、①

~②の手順は不要です。

図 60

② "OK"をクリックします(図 61)。

図 61

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③ サーバの iSCSI Daemon を再起動します(図 62)。

# service iscsi stop

# service iscsi start

図 62

④ MDSM 画面に戻り、画面上部の"新規"をクリックします(図 63)。

図 63

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⑤ "手動"にチェックを入れ、"OK"をクリックします(図 64)。

図 64

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⑥ "帯域内管理"にチェックをいれ、接続するサーバ(操作しているサーバ)のホスト名、

または iSCSI 通信に使用しているネットワークポートの IP アドレスを入力し、"追加"

をクリックします(図 65)。

図 65

⑦ "はい"をクリックします(図 66)。

図 66

以上

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