ＭＡ米に

平成２１年

総 合総 合

参考資料１

について

年６月１７日

食 料 局食 料 局

○ ＭＡ米の輸入が始まった当置（関税化をしない代わりに

（１）コメの関税化

置（関税化をしない代わりに、せすること）を適用していました内での評価がある程度判明しＷＴＯ農業交渉も念頭に置き、ました。

○ これにより1999年度からはいても、枠外関税を払えば誰でなりました。（これを「コメの関税

○ コメの関税化に伴い、2000入数量は、国内消費量の7.2％されています。

％

国内消費量（1986-88年平均）に占める割合

関税化後

＜当初予定と関税化後のミニマム・アクセス数量

6.4%

7.068.1万トン

4 8%

5.6%6.0

5 051.1万トン

59.6万トン

4.8%5.0

4.04.0%

42.6万トン

1995(H7)

1996(H8)

1997（H9）

199（H10

当初、我が国は関税化の特例措ミニマム・アクセス数量を上乗ミニマム・アクセス数量を上乗たが、数年が経過しＭＡ米の国した時点で、2000年から始まる、この特例措置をやめることとし

、ＭＡ米以外の外国産米につでも輸入することができるように税化」と呼んでいます。）

年度以降におけるＭＡ米の輸％（毎年約77万玄米トン）に縮減

（8.0%）後

当初予定

量の比較＞

関税化の特例措置を2001年以降も継続する場合、ミニマム・アクセス数量の更なる拡大の可能

85.2万トン

(7.2%)

%

6.8%

7.2%

交渉期間中は2000年の水準を維持

更なる拡大の可能性があった。

ン

76.7万トン

72 4万トン

76.7万トン

年の水準を維持72.4万トン

年度1999(H11)

80)

2000（H12）

（数量：玄米ベース）

１

○ 国がＭＡ米の輸入を行う場

（２）国家貿易による輸入の仕組み

○ 国が 米の輸入を行う場者を決定し、この輸入業者を通

○ ただし、ＭＡ米の一部にはＳを導入し、国家貿易の枠内でと国内 実需者 直接取引）と国内の実需者の直接取引）

＜国家貿易による輸入方式＞＜国家貿易による輸入方式＞

【一般輸入方式】① 輸入業者が国の入札に参加する。② 国と輸入業者（落札業者）が買入委③ 国が輸入業者から買い入れる。④ その後、国が別の入札によって国内

輸入業者買入

国輸入業者 国

買入委託契約

【ＳＢＳ（Simultaneous Buy and Sell：売買同① 輸入業者と国内の実需者がペアで国② 国と輸入業者・実需者（落札ペア）の③ 国が輸入業者からの買入れと実需者

輸入業者

買入 国

特別売

実質的な直

場合には、入札によって輸入業

み

場合には、入札によ て輸入業通じた買い入れを行っています。

ＳＢＳ（売買同時契約）輸入方式で、実質的な民間取引（輸入業者を認め ますを認めています。

委託契約を締結する。

内の実需者に売り渡す。

実需者売渡

国 実需者国

同時契約）輸入方式】国の入札に参加する。の３者間で特別売買契約を締結する。者への売渡しを同時に行う。

実需者

売渡国

売買契約

直接取引

２

○ 国家貿易によって国が買い

（３）ＭＡ米の販売状況

○ 国家貿易によって国が買い悪影響を与えないようにするた十分に対応し難い用途（主とし品の原料用）を中心に販売して

＜ＭＡ米の販売状況（平成７年４月～平成20年

主食用９４万トン

輸入数量９０２万トン

（注

平成７年４月～平成２０年１０月末

加工用３３７万トン

援助用２３２万トン

飼料用１３９万トン

在　庫９７万トン

＜ＭＡ米の販売状況（年度別）＞

販売先 ８ＲＹ ９ＲＹ １０ＲＹ １１ＲＹ １２ＲＹ １３ＲＹ

主食用 － 3 4 10 10

注１：ＲＹ（米穀年度）とは前年11月から当年10月までの１年間である注２ この他に 非食用として処理した３万トンが含まれる

主食用 3 4 10 10

加工用 12 28 19 28 24 2

援助用 － 12 34 23 26 2

飼料用 － － － － － －

在　庫 31 39 42 44 56 7

注２：この他に、非食用として処理した３万トンが含まれる。注３：四捨五入の関係で、合計と内訳が一致しない場合がある。

い入れたＭＡ米は 国産米に極力い入れたＭＡ米は、国産米に極力ため、価格等の面で国産米ではしてみそ、焼酎、米菓等の加工食ています。

（単位：玄米ベース）

年10月末）＞

最近における単年度の平均的販売数量

注１）主食用

１０万トン程度

. 加工用２０～３０万トン程度

援助用１０～２０万トン程度

飼料用平成18年度４０万トン平成19年度６４万トン

注１：国産米需給に悪影響を与えないため、同期間に、94万トンを大きく上回る量（188万トン）の政府国産米を援助用・飼料用に活用。・援助用 116万トン ・飼料用 72万トン （合計 188万トン）

注２：輸入数量には この他に非食用として処理した３万トンが含まれる

（単位：万玄米トン）

注２：輸入数量には、この他に非食用として処理した３万トンが含まれる。

Ｙ １４ＲＹ １５ＲＹ １６ＲＹ １７ＲＹ １８ＲＹ １９ＲＹ ２０ＲＹ 合 計

9 10 4 6 8 10 11 10 94

る（例えば20ＲＹであれば、平成19年11月から平成20年10月まで）。

9 10 4 6 8 10 11 10 94

27 24 21 31 25 25 36 37 337

21 23 20 22 17 13 8 12 232

－ － － － － 15 58 66 139

75 95 127 148 175 189 152 97 －

３

○ 我が国はＭＡ米の輸入を受け

（４）ＭＡ米輸入と生産調整の関係

○ 我が国はＭＡ米の輸入を受けス導入に伴う転作の強化は行わ（平成５年の閣議了解）。

○ これを受けて、生産調整につ○ これを受けて、生産調整につみをベースとして生産目標数量考慮されていません。

＜平成５年の閣議了解＞

ｶﾞｯﾄ･ｳﾙｸﾞｧｲ･ﾗｳﾝﾄﾞ農業合意の実施に

１ 米の生産・供給安定対策１ 米の生産・供給安定対策米のミニマム・アクセス導入に伴う転作の強

国内生産が可能となり、国民への安定供給を用途に応じた需給均衡を確保することができる

け入れた際に 「ミニマム アクセ

係

け入れた際に、「ミニマム・アクセわない」との方針を決定しました

ついては、国産米の需給状況のついては、国産米の需給状況の量を算定しており、ＭＡ米は一切

に伴う農業施策に関する基本方針（抄）

平成５年１２月１７日閣 議 了 解

強化は行わないこととし、引き続き、安定的な

を確保できるよう、中期的観点に立った備蓄とる新たな米管理システムを整備する

４

○ ＭＡ米については 援助や飼

（５）ＭＡ米の財政負担

○ ＭＡ米については、援助や飼売買損失、在庫に伴う保管料な運用されています。

＜ＭＡ米の財政負担＞

（１）ＭＡ米の売買差額と保管料

7年度 8年度 9年度 10年度 11年度 12年度

買入額① 314 365 400 439 346 321

売却額② 54 330 378 523 562 502

売 買 差 額（③＝②－①）

▲260 ▲35 ▲22 84 216 181

保管料④ ▲6 ▲39 ▲60 ▲59 ▲66 ▲75

注：売買差額、合計欄については、億単位で単純に差し引き

売買差額、保管料合計（③＋④）

▲266 ▲74 ▲82 25 150 106

（２）ＭＡ米の損益全体

売買損益① ▲43 114 148 150 215 204

９年度 10年度 11年度 12年度7年度 8年度

注１：売買損益とは、（１）の売買差額に在庫評価の変動に注２：管理経費とは、（１）の保管料に運賃、事務費、金利

が

管理経費② ▲26 ▲116 ▲152 ▲152 ▲153 ▲173

損益（①＋②) ▲69 ▲2 ▲4 ▲2 0(注3) 0(注3)

注３：平成11～13年度の損益は、利益が生じたことから、定へ備蓄損失補てん財源として繰り入れたあとの金

注４：損益欄、合計欄については、億単位で単純に差し引

飼料に仕向けられることによる飼料に仕向けられることによるなど、相当の財政負担によって

（単位：億円）

13年度 14年度 15年度 16年度 17年度 18年度 19年度 合計

289 349 467 362 523 493 577 5,245

472 337 505 430 417 562 646 5,718

183 ▲12 38 68 ▲106 69 69 473

▲87 ▲103 ▲124 ▲147 ▲170 ▲184 ▲133 ▲1,253

き計算をしている。

96 ▲115 ▲86 ▲79 ▲276 ▲115 ▲64 ▲780

（単位：億円）

225 116 13 ▲202 ▲22 16 49 983

13年度 合計14年度 15年度 16年度 17年度 19年度18年度

による損益を加えたもの。等の経費を加えたもの。

づ

▲186 ▲185 ▲172 ▲182 ▲185 ▲240 ▲265 ▲2,187

0(注3) ▲69 ▲159 ▲384 ▲207 ▲224 ▲216 ▲1,336

旧食糧管理特別会計法第６条に基づき国内米管理勘金額としている。引き計算をしている。

５

○ ＭＡ米の輸入時に 厚生労

（６）ＭＡ米の安全性の確保

○ ＭＡ米の輸入時に、厚生労の買入委託契約等による検査のあるものは買い入れません問題のあるものを輸入する必要

○ また、ＭＡ米も食品であり、ので、商品の品質管理につい取組みが必要となります。

＜ＭＡ米の検査と買入の流れ＞

（厚生

食品

(

国と産

＜輸出国＞ ＜輸入時＞

生労働省）輸入検

衛生法違反のもの

と商社の買入委託契

産地及び船積時の検

疫検査

の契約等)

検査

食品衛生法違反で

※ 今回問題となった事故米の中には、メタミドホ

でないもの

があります。これは輸入した平成15年度当時、かったために合法的に輸入され、その後、平成生法違反となったものです。

働省の輸入検疫や 国と商社働省の輸入検疫や、国と商社査を行っており、食品衛生上問題。（ＷＴＯ協定上も、食品衛生上要はありません。）

国が食品販売事業者となりますては、大手食品メーカー並みの

輸出国等への返送

食品

廃 棄

輸入者の選択

衛生法違反のもの

非食用で流通

の

※ 食品衛生上問題のあるＭＡ米については、これまで非食用としての輸入は容認していました。しかしながら、事は容認して ました。しかしながら、事故米の横流し事件を反省し、現在は食用への横流しの可能性を断つため、輸出国等への返送又は廃棄処分を行うこととしています。

食品衛生法違反で

ホスが残留農薬基準値を超えている中国産もち米

買 入でないもの

食品衛生法上メタミドホスに関する規制がな18年の食品衛生法の規制の強化により、食品衛

６