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P/N 0003NF2 -3 DOS/V用5インチベイ内蔵モデル 1300/640/230シリーズ 取扱説明書 株式会社 富士通パーソナルズ M O Mocking Bird

Mocking Bird M O - Fujitsu Global¯ じ め に このたびは、Mocking Bird-MO 光磁気ディスクユニットをお買い上げいただき、誠にありがとうござい ます。

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P/N 0003NF2-3

DOS/V用5インチベイ内蔵モデル

1300/640/230シリーズ

取扱説明書

株式会社 富士通パーソナルズ

MO Mocking   Bird

は じ め に

このたびは、Mocking Bird-MO 光磁気ディスクユニットをお買い上げいただき、誠にありがとうござい

ます。 ご使用いただくまえに、必ず本書をお読みください。

この製品について

この製品は、DOS/Vパソコン用となっており、パソコン本体に内蔵取り付けをする作業を必要とし

ます。

取り付けには、ハードウェアに関しての充分な知識が必要です。 取り付けに自信のない方は、お買い

求めの販売店にご相談ください。

取り付けるには、パソコンに5インチ拡張ベイがなければなりません。 また、取り付け方法は、ご使用

になるパソコン本体によって異なりますので、各パソコン本体の取扱説明書などの記述にしたがって行っ

てください。

なお、取り付けに関してのお問い合わせはお答えできませんのでご了承ください。

本体を相手の機器に取り付けた際の不具合や、取り付けした際に発生した、本体および相手の機器に対

する損傷・故障などについては一切補償いたしません。

保証書について

保証書は必要な事項がかきこまれているかをご確認ください。 お買い上げ時に正しく記入されていな

い場合は保証書が無効になり、無償保証を受けられないことがありますので、十分ご注意ください。記載

内容が不十分でしたら、速やかに販売店にお問い合わせください。

ユーザー登録カードについて

ユーザー登録カードは、必要事項をご記入の上必ずお出しください。

ユーザー登録がない場合、サポートやバージョンアップなどのサービスを受けることが困難になります。

株式会社 富士通パーソナルズ

ハイパーセレクションサポートセンター

TEL 0120-65-8180

1

も く じ

1.まずお読みください 2

2.セットアップの概要 3

3.各スイッチの設定 4

4.本体の取り付け 7

5.各コネクタの接続 9

6.セットアップ(W i n d o w s 9 x / W i n d o w s 3 . 1) 10

7.セットアップ(M S - D O S 6 . 2) 16

8.セットアップ(W i n d o w s N T 4 . 0 / 3 . 5 1) 19

9.メンテナンス 25

10.オーバーライトについて 25

11.仕様/環境条件 26

2

1.まずお読みください

■ご使用の前に必ず「取扱説明書」をよくお読みの上、正しくお使いください。

1.本書は、当社が著作権を有します。

2.本書の内容の一部または全部を無断で転載することを禁止します。

3.本機または本書は、改善のため事前連絡なしに変更することがあります。

あらかじめご了承ください。

4.本書に記載されたデータの使用に起因する第三者の特許権その他の権利に

ついては、当社はその責を負いません。

5.本書の内容に関しては、万全を期して作成しておりますが、万一ご不審な

点がありましたら、お問い合わせください。

6.本製品を使用した結果の影響については、5項に関わらず責任を負いかね

ますのでご了承ください。

7.また、6項に伴いデータ、MOディスクの保証は、一切できかねます。

更に、ソフトウェア・ハードウェアの故障・誤動作・その他のどのような

理由によって発生した損失に関しても、一切できかねますのでご了承くだ

さい。

8.本機は信頼性の高い部品で構成されていますが、不意の障害や事故が発生

した場合にデータの復元が不可能になる場合があります。 大切なデータ、

プログラムを収めたMOディスクには、必ずライトプロテクトを行うよう

にし、さらにバックアップを行うなど、安全策を心掛けてください。

9.本機は絶対に分解しないでください。 分解されますと、お客様の財産に

損害を与える事故が起きても補償いたしません。 また、一度分解されま

すと故障した場合の修理は保証期間内であっても有償修理となます。

3

2.セットアップの概要

(1)初めてお使いいただく場合は、次の順にお進み下さい。

開 封 梱包の内容を確認する。

▼ 読 む 取扱説明書を順に読む。

▼ 設 定 MOディスクユニットの設定

パソコン本体への取り付け

ケーブルの接続

▼ パソコン起動

▼ デバイスドライバのインストール

▼ パソコン再起動

セットアップ完了

(2)梱包内容

以下のものが梱包されていることを、お確かめください。

万一不備な点がございましたら、お買い求めの販売店、もしくは下記お問い合せ先までお申しつけください。

・本体(3.5インチ光磁気ディスクドライブユニット) ・・・・・・・・・・1台

・イジェクトピン ・・・・・・・・・・1個

・取扱説明書(本書) ・・・・・・・・・・1部

・本体取り付け用ネジ ・・・・・・・・・・4個

・デバイスドライバ(CD-ROM) ・・・・・・・・・・1枚

・640MB・MOディスク(640モデルのみ) ・・・・・・・・・・1枚

・1.3GB・MOディスク(1300モデルのみ) ・・・・・・・・・・1枚

・ユーザー登録カード ・・・・・・・・・・1枚

・保証書 ・・・・・・・・・・1枚

専用付属品(SMB-640NFS2)

・SCSIカードセット ・・・・・・・・・・1セット

(3)MOディスクについて

次のMOディスクがご使用になれます。

型番 SMB-230NF2 SMB-640NF2

SMB-640NFS2 SMB-1300N2

MOディスク 128MB/230MB 128MB/230MB

540MB/640MB

128MB/230MB

540MB/640MB

1.3GB

(230MB/540MB/640MB オーバーライトディスク対応)

4

3.各スイッチの設定

! 注意 感電のおそれや、本製品またはその他お客様の財産に損害を与える可能性があります。

各スイッチの設定は、電源を切った状態で行って下さい。

SCSI コネクタ 電源コネクタ

MOカートリッジ挿入口

(2)設定端子 CNH1

(1)設定スイッチ SW1

MOディスク挿入口

アクセスランプ ( MOディスクアクセス中に点滅します)イジェクトスイッチ( MOディスクを排出します)

強制イジェクトホール( イジェクトスイッチを押してもMOディスクが 出てこなくなった場合、電源OFFの状態で、 付属のイジェクトピンを使用して、手動でMO ディスクを取り出すことができます)

! 注意MOメディア内のデータが壊れるおそれがあります。

アクセスランプ点灯中は電源を切ったり、メディアを取り出したりしな

いで下さい。

データ破壊

5

(1)設定スイッチ SW1

●SMB-1300N2の設定

スイッチ番号 機能 出荷時設定

SCSI ID

ON

OFF

OFF

4 【出荷時設定のままお使い下さい】 ON

5 【出荷時設定のままお使い下さい】 OFF

6 【出荷時設定のままお使い下さい】 ON

7 【出荷時設定のままお使い下さい】 OFF

8 【出荷時設定のままお使い下さい】 OFF

●SMB-640/230シリ-ズの設定

スイッチ番号 機能 出荷時設定

SCSI ID

ON

OFF

OFF

4 【出荷時設定のままお使い下さい】 ON

5 【出荷時設定のままお使い下さい】 ON

6 【出荷時設定のままお使い下さい】 ON

7 【出荷時設定のままお使い下さい】 OFF

8 【出荷時設定のままお使い下さい】 OFF

OFF ON

1

2

3

4

5

6

7

8

OFF ON

1

2

3

4

5

6

7

8

6

(a)SCSI-ID

SCSI-IDはSW1のスイッチ1~3で設定されます。

SCSI ID SW1-1 SW1-2 SW1-3 備 考

0 OFF OFF OFF

1 OFF OFF ON

2 OFF ON OFF

3 OFF ON ON

4 ON OFF OFF 出荷時設定

5 ON OFF ON

6 ON ON OFF

7 ON ON ON

SCSI-IDは、他のSCSI機器と重ならないように設定してください。また、MOなどのリムーバ

ブルメディアは、一般に0,1を避けて設定するように解説されています。

(2)設定端子 CNH1

設定端子の短絡(ショート)には、出荷時に装着されている専用の短絡(シ

ョート)プラグを使用してください。

端 子 機 能 出荷時設定

1-2

3-4

SCSIバス終端電源供給方式 SHORT

SHORT

5-6 終端抵抗モード SHORT

ショートプラグをピン間に挿入すると「SHORT」外すと「OPEN」に設

定されます。

(a)SCSIバス終端電源供給方式

SCSIバスのTERMPWRピンおよびMOドライブ内の終端抵抗の電源供給方式を設定します。

SCSI終端抵抗の電源供給方式 設定端子1-2 設定端子3-4 備 考

MOドライブ自身およびTERMPWRピンの

双方から電源供給 SHORT SHORT 出荷時設定

MOドライブ自身からだけ電源供給

(TERMPWR未使用) SHORT OPEN

TERMPWRピンからだけ電源供給

(MOドライブの電源は未使用) OPEN SHORT

電源供給なし OPEN OPEN

(b)終端抵抗モード

MOドライブ内の終端抵抗モジュールの有効/無効を設定します。

終端抵抗モード 設定端子5-6 備 考

MOドライブ内の終端抵抗モジュールが有効 SHORT 出荷時設定

MOドライブ内の終端抵抗モジュールが無効 OPEN

MOドライブが、内蔵SCSI機器の最後(終端)に接続されている場合は、CNH1は出荷時設定のままで

結構です。

SCSI コネクタ側

7

4.本体の取り付け

付属のネジで、パソコン本体の取り付けネジ穴と本体を取り付けネジ穴が合うところを両サイド2箇所

づつ付属のネジで取り付けます。

MOドライブの挿入口が正面になります。

取り付けネジ穴

正面から見た様子

横から見た様子

※マウンタをネジ止めする際、あまり強い力をかけ過ぎると、マウンタを破損るする恐れがあります。ゆっ

くりとネジを回して、止めてください。

パソコンの5インチ拡張ベイへの取り付け方法は、ご使用になるパソコン本体によって異なりますので、

各パソコン本体の取扱説明書などの記述にしたがって行ってください。

●FMVの3.5インチベイへの取付方法 当社製 3.5 インチ光磁気ディスク装置「MockingBird-MO」 内蔵型MOシリーズを、FMVの3.5

インチベイに取り付けるには、下記の内容にご注意頂きますようお願いいたします。

! 注意この製品(MO)をパソコン本体に取り付けた際の不具合や、取り付けした際に

発生した、製品および相手の機器に対する損傷・故障については一切補償いたしませんので、取り付けの際には、パソコン本体の取扱説明書もよくお読みの上、十分ご注意下さいますようお願いいたします。また、取り付けの際にはパソコン本体の電源は、必ずコンセントから抜いた状態で行ってください。電源を入れたままの取り付けは大変に危険です。絶対にしないでください。

富士通製パソコン以外は、3.5インチベイへの取り付けはサポートしてお

りません。 あらかじめ、ご了承ください。

(1)パソコンから3.5インチベイ用取付金具を外す際は、パソコンの取扱説明書を参照して、パソコン内

の周りのケーブルを切断しないよう慎重に取り外してください。

(2)この製品を下図の要領で、5インチベイマウンタとMOドライブを止めているネジを外します。

外したネジは、パソコンの3.5インチベイ用取付金具への取り付けに使用しますので、紛失しないよ

うに注意してください。

この製品には付属品として、パソコンと5インチベイマウンタを取り付けるための、本体取り付け用ネ

ジ(タッピングネジ)が入っておりますが、パソコンの3.5インチベイ用取付金具への取り付けには

適合しませんので、本体取り付け用ネジ(タッピングネジ)は絶対に使用しないでください。無理に使

用すると、MOドライブを破損してしまいます。

8

▲製品

(3)パソコンの3.5インチベイ用取付金具とMOドライブを取り付ける際には、取付金具の3.5インチ

装置用取り付け穴(パソコン本体の取扱説明書を参照。)とMOドライブのネジ取り付け穴の位置を合

わせて、ガタつかない程度にネジを締めてください。

強く締めすぎたり、無理に取り付けますと、MOドライブを破損してしまいます

ネジ(4カ所)

▲MOドライブ

▲5インチベイマウンタ

ネジを4カ所外すと、5インチベイマウ ンタと、MOドライブが分離します。

ネジ取付穴 ネジ取付穴

ネジ取付穴 ネジ取付穴

ネジ取付穴 ネジ取付穴

このネジ(4カ所)は絶対

に、回さないでください。

▲MOドライブ(底面)

▲MOドライブ(側面)

9

5.各コネクタの接続

! 注意感電のおそれや、本製品またはその他お客様の財産に損害を与える可能性があります。

各コネクタへのケーブル接続は、電源を切った状態で行って下さい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

電源コネクタ SCSIコネクタ

1 2 3 4

Pin 2

Pin 1

(1)電源コネクタ

パソコン本体内部の使用していない内蔵ドライブ用電源ケーブルを、MOドライブの電源コネクタに接続

します。

ピン

1 +12VDCまたは未接続

2 +12VDC RETURN (GND) または未接続

3 +5VDC RETURN (GND)

4 +5VDC

(2)SCSIケーブル

SCSIカードなどに付属しているSCSIフラットケーブルを、MOドライブのSCSIコネクタに接

続します。ご使用になるSCSIカードの取扱い説明書「内蔵SCSI機器の接続」などの記述にしたがっ

てSCSIカードに接続します。

1 0

6.セットアップ ( W i n d o w s 9 x 、W i n d o w s 3 . 1 )

(1)ご使用上の注意

インストールを始める前に下記の注意事項を必ずお読み下さい。

(a)SCSIカードのドライバは最新のものをご使用下さい。

最新のドライバの入手方法は、ご使用のSCSIカードメーカーにお問い合わせ下さい。

(b)Windows9x で、ドライブアイコンを右ボタンクリックして現れるプルダウンメニューの[ディスクコ

ピー]ではMOディスクへのディスクコピーはできません。この機能はフロッピーディスクに対するも

のです。

(c)2048 bytes/sector MOディスクに対して、FDISK が表示する容量は実際の容量の1/4です。

(d)2048 bytes/sector MOディスクに、 Windows9x のドライブスペース は使えません。

(e)フォーマット中にフォーマットプログラムを強制終了すると、MOディスクが壊れることがあります。

絶対に行わないで下さい。

(f)MOフォーマッタ(MOFORMAT.EXE)を使用中は、他のアプリケーションでMOドライブにアクセスしない

で下さい。

(g)MOフォーマッタ(MOFORMAT.EXE)が表示する容量は未フォーマット時のディスク容量です。

Windows 9x のフォーマッタでは、論理フォーマット後の容量を表示するために、これらの数字にずれが

生じます。

また、論理フォーマット後の容量は、ご使用のフォーマッタの種類により多少異なる場合があります。

これは、各々のフォーマッタが独自に仕様を決めているために生じます。 ご使用上の問題はありません。

(h)MOドライブの[デバイスマネジャ]→[プロパティ]→[設定]で、「切断」オプションを有効にし

てお使い下さい。 無効のままですと、物理フォーマットが正常に行えない場合があります。

(I)MOドライブの[デバイスマネジャ]→[プロパティ]→[設定]で、ドライブ文字を複数予約しない

で下さい。

(2)環境設定

Windows9x でMOディスクユニットをご使用の場合には、このOSに対応している添付のデバイスドライ

バソフトを以下のようにインストールしてください。

添付のデバイスドライバには、他のOS用のソフトも入っていますのでご注意ください。

誤って他のOS用のソフトをインストールするとWindows9x で不具合が生じます。

(a)セットアップの条件

SCSIカードが正しくコンピュータにセッティングされ、Windows9x にて正常に認識されていなけれ

ばなりません。

SCSIカードのセッティングについては、その取扱説明書をお読みください。

(b)前項の要領で本体の取り付けが正しく行えましたら、パソコンを起動してください。

※Windows9x での操作や詳細について、またユーティリティーについてはWindows9x の取扱説明書やオンラ

インヘルプを参照してください。

Windows9x に関してのお問い合わせはお答えできませんので、その供給元にお問い合わせください。

1 1

(3)デバイスドライバのインストール

次の操作を行い、セットアッププログラムを実行してください。

インストーラを使って、Windows9x(Windows3.1)にソフトをインストールします。

次の操作を行い、セットアッププログラムを実行してください。

※説明はWindows9xの場合です。Windows3.1の場合は表示される様子・内容が若干異なっております。

◆説明では、コンピュータのCDドライブがEドライブ、インストールするハードディスクがCドライブ

という環境を想定しています。 ご使用になるコンピュータの環境によってドライブ名が説明と異なる

場合がありますので、ご使用の環境に合わせて行ってください。

(a)CDドライブ(Eドライブ)にデバイスドライバをセットします。

[スタート]から[ファイル名を指定して実行]を選んでください。

(Windows3.1の場合は、[アイコン]から[ファイル名を指定して実行]を選んでください。)

[ファイル名を指定して実行]が開いたら、[名前]の項目に“ E : D O S V ¥ S C S I ¥ W i n 9 x ¥ S E T U P ” と入

して[OK]をクリックしてください。

(Windows3.1の場合は、“ E:DOSV¥SCSI¥W31¥SETUP ” と入力してください。)

(b) [SCSI 光磁気ディスク ドライバ/フォーマッタ]の画面が現れます。

[ようこそ]とインストール導入前に際しての

説明が表示されますので、内容を確認しました

ら、[次へ]をクリックしてください。

1 2

[インストール先の選択]の表示に移ります。

[インストール先のディレクトリ]の項目に

“ C : ¥ P r o g r a m F i l e s ¥ S C S I M O ”が表示され

ますので、[次へ]をクリックしてくださ

い。

(c)[プログラムフォルダの選択]の表示に移ります。

[プログラムフォルダ]の項目に“ S C S I M O ” が表示されますので、[次へ]をクリックしま

す。その後、プログラムファイルのコピーを行います。

(d)ファイルのコピーを開始します。

(e)[MO Setup]の表示に移ります。

「MachMO(FJSCSIC.VXD)をインストールしますか?」と確認をする表示がされますので、[はい]を

クリックします。 その後、プログラムファイルのコピーを行います。

※MachMO (マッハMO)とは、Windows 9x のソフトライトキャッシュを有効にするドライバです。

これによりの書き込み時の速さが向上します。(Windows3.1の場合は、この機能はありません。)

(g)再起動を促すメッセージが表示されますので、[はい]をクリックして再起動してください。

(h)正常に再起動しましたら、デバイスドライバのインストールは完了です。

1 3

(5)MOディスクをフォーマットするには

インストールしたフォーマッタを起動することで、MOディスクをフォーマットすることができます。

※ソフトのセットアップが完了していないとフォーマットすることができませんのでご注意ください。

※Windows9x 上のフォーマッタ、[ファイル]→[フォーマット]でのフォーマットより便利です。

(a) MOディスクを本体に挿入し、MOディスクフォーマッタを起動します。

[スタート]→[プログラム]→[SCSI MO]の順に開き、[MOディスクフォーマッタ]のア

イコンをクリックします。

※Windows3.1では、[ファイル名を指定して実行]で[コマンドライン]の項目に

C : ¥ S C S I M O ¥ M O F O R M N A T . E X E と入力して[OK]をクリックしてください。

(b)[MOディスクフォーマッタ]の画面が表示されますので、[フォーマット形式]を選択して、

[開始]をクリックします。

選択できるフォーマット形式は以下のとおりです。

●スーパーフロッピー形式(FAT16)/(FAT32)

通常はこの形式(FAT16)でフォーマットすることをおすすめします。

ほとんどの機種・OSで共通に使用することができ、フロッピーディスクと同様のフォーマット形

式で、大容量のフロッピーディスクのように MO ディスクが使用できます。

複数区画(パーティション)を設定することはできません。

●ハードディスク形式(FAT16)/(FAT32)

DOS/V機のハードディスクと同じ形式のフォーマットです。おもにDOS/V機で共通に使用

することができます。

このフォーマッタでは、複数区画(パーティション)を設定することはできません。

※FAT32について

FAT32タイプのフォーマットがされたMOディスクで使用できるのは、Windows95(OS

R2・バージョンの末尾がB)以降のバージョンです。

●クラスタサイズの設定

フォーマット形式で「スーパーフロッピー形式(FAT32)」もしくは「ハードディスク形式

(FAT32)」が選択すると、クラスタサイズを4Kbytes、2Kbytes に設定できます。

※クラスタサイズの設定ができるのは、640MB、540MBのMOディスクです。

1 4

(c)[ボリュームラベル]の入力をします。特に入力しないのであれば[OK]をクリックします。

(d)フォーマットを開始する前に、本当に実行しても良いかどうか確認をします。

良ければ[OK]をクリックします。

フォーマットが開始され、進行状況の表示がされます。

(e)フォーマットが完了しましたら、[OK]をクリックして終了します。

1 5

●物理フォーマットをするには

(a)[光磁気ディスクフォーマッタ]の画面で、メニューバーに[オプション]をクリックしてください。

[物理フォーマット]のプルダウンメニューをクリックし

ます。

次に[開始]をクリックします。

(b)フォーマットを開始する前に、本当に実行しても良いかどうか確認をします。

良ければ[OK]をクリックします。

フォーマットが開始され、[物理フォーマ

ット実行中... ]と、進行状況の表示がさ

れます。

(c)物理フォーマットが完了しましたら、[OK]をクリックして終了します。

このあと、フォーマット(スーパーフロッピー形式/

ハードディスク形式)を行ってください。

1 6

7.セットアップ ( M S - D O S 6 . 2 )

(1)ご使用上の注意

インストールを始める前に下記の注意事項を必ずお読み下さい。

(a)ご使用のSCSIボードに対して、ASPIマネージャが正しく動作している事を確認して下さい。

(b)他社のMO用デバイスドライバと一緒にお使いにならないで下さい。

(c)このデバイスドライバは Logical Unit Number(LUN)=0 のみをサポートしています。

(d)FAT32のMOディスクはご使用になれません。

(e)このデバイスドライバが CONFIG.SYS に二重に登録されている場合、後に登録されているデバイスドラ

イバはロードされません。「ロードする」とは、メインメモリ上に常駐することを意味します。

常駐量はおよそ 13k bytes です。ドライバが装置に割当てるドライブ名が多くなりますと、その分常

駐量は増えます。

(f)2048 bytes/sector(640MB)MOディスクには、ブートセクタを書換えるようなユーティリティ

はご使用できません。

(g)MOディスクに対して、DOS組込み FORMAT コマンド(FORMAT.COM)は、お使いにならないで下さい。

(h)Smartdrv のライトキャッシュは、MOドライブに対してデフォルトの設定では無効ですが、有効にする

事も可能です。MOドライブに対して Smartdrv のライトキャッシュを有効にした場合、絶対にライト

プロテクトされたMOディスクに対して書き込みをしないで下さい。

Smartdrv のライトキャッシュを有効にした状態で、ライトプロテクトされたMOディスクに書込みを行

うと、作業を中断してコンピュータをリセットせざるを得なくなる事があります。

その場合、作成中のデータが失われてしまいます。

(2)環境設定

MS-DOS、Windoows3.1でMOディスクユニットをご使用の場合には、このOSに対応している添付の

デバイスドライバソフトを以下のようにインストールしてください。

添付のデバイスドライバには、他のOS用のソフトも入っていますのでご注意ください。

誤って他のOS用のソフトをインストールすると不具合が生じます。

(a)セットアップの条件

・SCSIカードが正しくコンピュータにセッティングされ、パソコンに対して正常に認識されていなけ

ればなりません。

・本デバイスドライバは、ASPIマネージャ上で動作しますので、config.sysにSCSIカードに用意され

ているASPIマネージャを登録します。

DEVICE=C:¥SCSI¥ASPI4DOS.SYS /D ← ASPIマネージャ

アダプテックAHA-1542CFを使用した例です。config.sysに上のようなASPIマネージャの記述があるか確

認してください。

※SCSIカードのセッティングや、ASPIマネージャについては、その取扱説明書をお読みください。

1 7

(3)デバイスドライバのインストール

(a)インストーラを使って、ハードディスクにソフトをインストールします。

C:¥>e: (Enter)

E:¥>CD DOSV¥SCSI¥DOS (Enter)

E:¥DOSV¥SCSI¥DOS>install (Enter)

CDドライブ(Eドライブ)にカレントドライブを移動して、インストーラを起動します。

SCSI 光磁気ディスク ドライバ/フォーマッタ セットアップ Version *.**

ALL RIGHTS RESERVED. COPYRIGHT (C) FUJITSU LIMITED 1996-1999

1→ ReadMeファイルの表示

2→ インストール開始

3→ 終了

対応する処理番号を選択してください>2(Enter)

[2] でインストールを開始します。

インストール先のパスを入力してください。(デフォルト値:C:¥SCSIMO)>(Enter)

Enterキーだけの場合は[C:¥SCSIMO]ディレクトリが作られ、そこに必要なファイルがコピーされます。

CONFIG.SYSが存在するドライブを指定してください。(デフォルト値:C)>(Enter)

Enterキーだけの場合は[C:]ドライブのconfig.sysを参照します。

C:¥SCSIMO へのインストールを開始します。

よろしいですか?[Y/N]>Y(Enter)

コンピュータ起動時、画面表示を一時停止しますか?[Y/N(Enter)]>N(Enter)

起動時にデバイスドライバが表示するメッセージで一時停止させたい場合には Y(Enter)。

FJFDISKJ.EXE → C:¥SCSIMO¥FJFDISKJ.EXE コピー終了

: :

ファイルをCDからハードディスクへコピーしています。

CONFIG.SYSを書き換えますか?[Y/N]>Y(Enter)

config.sysの最後に[DEVICE=C:¥SCSIMO¥MODISK2.SYS]という行が追加されます。

インストールが終了するとインストーラの最初の画面に戻りますので、インストーラを終了します。

(b)パソコンを再起動します。

MOドライブの接続およびデバイスドライバの設定が正しければ、デバイスドライバが起動され、メッ

セージが表示されます。

MOが正しく認識されない場合は、電源を切ってから、各スイッチの設定、ケーブルの接続、ターミ

ネータの設定などを確認してください。

光磁気ディスク/ハードディスクデバイスドライバ(ASPI)Version *.** c

All Rights Reserved, Copyright (C) FUJITSU LIMITED 1992-1999

--------------------------------------------------------------------

(#HstAdptr:#ScsiID)=( 0: 4) Optic; Removable; FUJITSU *******

*Media not Present* 00 DOS drv(s); 01 drv(s) assumed;DriveName=D:

(#HstAdptr:#ScsiID)=( 0: 6) * No device *

--------------------------------------------------------------------

DOS version=06; Max sector size= 512 bytes.

※表示内容は、一部異なることがあります。

この例ではMOのSCSI-IDは4、論理ドライブ名は「D:」になりました。

1 8

(4)フォーマット

(a)フォーマットの種類

MOディスクの論理フォーマットは「スーパーフロッピー(IBMフォーマット)」が主流となっていま

す。 Windows9x でサポートされているフォーマットも、スーパーフロッピーフォーマットです。

スーパーフロッピーフォーマットならば、各種パソコン/OSでMOディスクを利用できます。

このフォーマッタでは、スーパーフロッピーの他に、「物理フォーマット」「ハードディスク」の

フォーマットにも対応しています。

(b)FJFDISKJ

[FJFDISKJ.EXE]は128MB~1.3GBまでのMOディスクに対して、論理フォーマッ

ト(スーパーフロッピー/ハードディスク)および物理フォーマットを行うことができます。通常、

買ったばかりのMOディスクは物理フォーマット済ですので、論理フォーマットを行ってから使用しま

す。

フォーマットするMOディスクをMOドライブにセットします。

C:¥>cd SCSIMO (Enter)

C:¥SCSIMO>fjfdiskj (Enter)

ファイルをコピーしたディレクトリに移動して、フォーマッタを起動します。

ドライブを選択してください。

――――――――――――――――――――――――

HA#0 - SCSI ID 4: FUJITSU ***** D:

終了

最初の画面で、フォーマットするMOドライブを選択します。カーソル上下キーで移動させ、Enterで選択

します。([終了]を選択するとFJFDISKJを終了します)

フォーマットの種類を選択してください。

*は現在のフォーマットの種類です

――――――――――――――――――――――――

S スーパーフロッピィ

A ハードディスク

1 物理フォーマット

2 初期画面に戻る

スーパーフロッピィを選択します(Enter)。

選択されたディスク場の全てのデータが失われます

フォーマットを実行しますか?

――――――――――――――――――――――――

実行

中止

実行を選択(Enter)すると、フォーマットが始まります。

ボリュームラベルを入力してください (11文字)

[ ]

必要ならば、ボリュームラベル(MOディスクの名前)を入力します。

フォーマットが終了すると最初の画面に戻りますので、フォーマッタを終了します。

1 9

8.セットアップ ( W i n d o w s N T 4 . 0 / 3 . 5 1 )

(1)ご使用上の注意

インストールを始める前に下記の注意事項を必ずお読み下さい。

(a)Windows NT4.0 で、特定の環境にてインストーラが動作しない場合があります。

その場合は、 Windows NT3.51 用のデバイスドライバをインストールして下さい。 Windows NT3.51 用

デバイスドライバ、及びMOフォーマッタは、 Windows NT4.0 上でも問題なく動作します。

(b)MOフォーマッタは administrator 権限でログオンした場合にお使いになれます。

(c)フォーマットされていないMOディスクを、右クリックや format.com でフォーマットすることはでき

ません。必ずMOフォーマッタをお使い下さい。

(d)スーパーフロッピー形式でフォーマットされている MO ディスクを、右クリックや format.com で再

フォーマットすると、きちんとフォーマットされない場合があります。必ずMOフォーマッタをお使い

下さい。

(e)フォーマット中にMOフォーマッタを強制終了するとディスクの内容が破壊されることがあります。絶

対にしないで下さい。

(f)MOフォーマッタをお使いになっている最中は、他のアプリケーションでMOディスクにアクセスしな

いで下さい。

(g)MOフォーマッタが表示する容量は未フォーマット時のディスク容量です。

Windows NT は論理フォーマット後の容量を表示するためずれが生じます。

また、論理フォーマット後の容量はフォーマッタにより多少異なる場合があります。

これは各々のフォーマッタが独自に仕様を決めるため生じる問題です。お使いになる上で何ら問題はあ

りません。

(h)MOディスクは NTFS フォーマットでフォーマットしないで下さい。

(i)MOディスクをMOドライブのイジェクトボタンを押して取り出すと、画面上に取り出した MOディス

クの情報が残ることがあります。そのような場合は、一度エクスプローラ(又はファイルマネージャ)

を閉じてから、再度表示させて下さい。

(j)システムに接続されているハードディスクに FAT フォーマットでフォーマットされた区画が存在しない

場合(NTFS フォーマットでフォーマットされた区画のみ存在する場合)フォーマットされているMO

ディスクにアクセスしているにもかかわらず、エラーメッセージが表示される場合があります。

その場合は再度MOディスクにアクセスすれば、問題なくお使いになれます。

それでもエラーメッセージが表示される場合は、一度フロッピィドライブにアクセスした後、再度MO

ディスクにアクセスすれば、問題なくお使いになれます。

(k)このデバイスドライバをアンインストールする場合は、このデバイスドライバが制御するMOドライブ

が接続されていないことを確認して下さい。1 台でも接続されている場合は、このドライバソフトをア

ンインストールしないで下さい。

MOドライブがこのデバイスドライバによって制御されていないのを確認するには、 MOフォーマッタ

を起動して下さい。

制御されていないと、「ドライバの初期化に失敗しました。」というメッセージが表示されます。

(l)このデバイスドライバを上書きインストールする場合、古いMOフォーマッタ等が残ることがあります。

2 0

(2)環境設定

Windows NT Workstation Version 4.0/3.51 日本語版でMOディスクユニットをご使用の場合には、この

OSに対応している添付のデバイスドライバソフトを以下のようにインストールしてください。

添付のデバイスドライバには、他のOS用のソフトも入っていますのでご注意ください。

誤って他のOS用のソフトをインストールすると不具合が生じます。

(a)セットアップの条件(必ずドライブ文字を割り当てて下さい)

このデバイスドライバをご利用になる場合、デバイスドライバが制御する MOドライブに対してドライ

ブ文字を割り当てる必要があります。ドライブ文字を割り当てていないMOドライブはお使いになれま

せん。以下の何れか方法で、ドライブ文字を割り当てて下さい。

1)インストール時にインストーラを利用して割り当てる。

2)インストール後、MOフォーマッタを利用して割り当てる。(「ドライブ文字の割当/解除を参照)

※ドライブ文字を割り当てる時は、MOドライブのドライブ文字が他のドライブ文字より後ろになるよ

うに割り当てて下さい。他のドライブ文字より前にした場合、ファイルマネージャ等からそのドライ

ブ文字のドライブが認識できなくなることがあります。

(3)デバイスドライバのインストール

次の操作を行い、セットアッププログラムを実行してください。

(a)Windows NTを起動し、Administrator権限を持つアカウントでログオンして下さい。

(b)CDドライブ(Eドライブ)にご使用のWindows NTに対応したデバイスドライバディスクを挿入して下

さい。

(c)[スタート]メニューから[ファイル名を指定して実行...]を選択して下さい。

(d)W i n d o w s N T 4 . 0 の場合

"E:DOSV¥SCSI¥NT40¥SETUP " と入力し、[OK]ボタンを押して下さい。

W i n d o w s N T 3 . 5 1 の場合

"E:DOSV¥SCSI¥NT351¥INSTALL " と入力し、[OK]ボタンを押して下さい。

(e)画面の指示に従い、インストールを行って下さい。

(f)インストールが正常終了した後 Windows NT を再起動すると、デバイスドライバが有効になります。

(4)デバイスドライバのアインストール

W i n d o w s N T 4 . 0 の場合

(a)[マイコンピュータ]から[コントロール パネル]を開いて下さい。

(b)[アプリケーションの追加と削除]を開いて下さい。

(c)[MO Device Driver and MO Disk Formatter]を選択し、[追加と削除...]ボタンを押して下さい。

(d)画面の指示に従い、アンインストールを行って下さい。

(e)アンインストールが正常終了した後 Windows NT を再起動すると,デバイスドライバが無効になります。

W i n d o w s N T 3 . 5 1 の場合

このデバイスドライバにはアンインストール機能はありません。アンインストールする場合は、以下の手

順に従って下さい。

(a)MOドライバを無効にして下さい。(「デバイスドライバ」を参照して下さい。)

(b)「MOフォーマッタ」をプログラムグループから削除して下さい。

(c)不要であれば、MOフォーマッタが登録されていたプログラムグループを削除して下さい。

(d)Windows NT のインストールされているディレクトリの中の "SYSTEM32"ディレクトリに存在する

"MOFORMAT.EXE"を削除して下さい。

2 1

(5)デバイスドライバ

(a)特徴

このデバイスドライバは以下のフォーマットのディスクを読み書きする事ができます。

- スーパーフロッピ形式

- ハードディスク形式

(b)デバイスドライバを無効にするには

W i n d o w s N T 4 . 0 の場合

アンインストールを実行し正常終了した後、 Windows NT を再起動すると,デバイスドライバが無効

になります。

W i n d o w s N T 3 . 5 1 の場合

1)[メイン]→[コントロールパネル]→[デバイス] を開いて下さい。

2)デバイスの項目に f 3 a x m o k c と f 3 a x m o d k がある事を確認して下さい。

3)f 3 a x m o k c を選択して[スタートアップ]ボタンを押します。

4)[スタートアップの種類]の中から[無効]を選択して[OK]を押して下さい。

「デバイスのスタートアップの種類を変更すると、システムは使用不能になる可能性が有ります。

変更してもよろしいですか?」 とメッセージが表示されます。ここで[はい]を押して下さい。

5)f 3 a x m o d k を選択して[スタートアップ]ボタンを押します。

6)[スタートアップの種類]の中から[無効]を選択して[OK]を押して下さい。

「デバイスのスタートアップの種類を変更すると、システムは使用不能になる可能性が有ります。

変更してもよろしいですか?」 とメッセージが表示されます。ここで[はい]を押して下さい。

7)[デバイス]画面に戻ったら[閉じる]を選択して下さい。

8)Windows NT を再起動して下さい。

(c)デバイスドライバを有効にするには

W i n d o w s N T 4 . 0 の場合

インストールを実行し正常終了した後、 Windows NT を再起動すると、デバイスドライバが有効にな

ります。

W i n d o w s N T 3 . 5 1 の場合

再度デバイスドライバを有効にするには以下の作業を行って下さい。

1)[メイン]→[コントロールパネル]→[デバイス] を開いて下さい。

2)デバイスの項目に f 3 a x m o k c と f 3 a x m o d k がある事を確認して下さい。

3)f 3 a x m o k c を選択して[スタートアップ]ボタンを押します。

4)[スタートアップの種類]の中から[システム]を選択して[OK]を押して下さい。

5)f 3 a x m o d k を選択して[スタートアップ]ボタンを押します。

6)[スタートアップの種類]の中から[ブート]を選択して[OK]を押して下さい。

7)[デバイス]画面に戻ったら[閉じる]を選択して下さい。

8)上記の設定を再度確認の上,Windows NT を再起動して下さい。

2 2

(6) MOフォーマッタ

(a)機能

このMOフォーマッタには,次の4つの機能があります。

- MOディスクのフォーマット

- MOディスクのコンバート

- MOディスクのイジェクト

- ドライブレターの割当/削除

(b)MOフォーマッタの起動方法

フォーマッタの起動方法は次の通りです。

W i n d o w s N T 4 . 0 の場合

1)[タスクバー]の[スタート]をクリックして下さい。

2)[プログラム]メニューをクリックして下さい。

3)[MO Utilities]メニューをクリックして下さい。

※このメニューの名前をインストール時に変更していれば、その名前になります。

4)[MO フォーマッタ]を選択して下さい。

W i n d o w s N T 3 . 5 1 の場合

1)[プログラム マネージャ]から[MO Utilities]を開いて下さい。

※このメニューの名前をインストール時に変更していれば、その名前になります。

2)[MO フォーマッタ]をダブルクリックして下さい。

(c)MOディスクのフォーマット形式

このMOフォーマッタは,次の2つの形式でMOディスクをフォーマットする事ができます。

- スーパーフロッピ形式

- ハードディスク形式

(d)スーパーフロッピ形式のディスクを作る方法

1)MOフォーマッタを起動して下さい。(「MOフォーマッタの起動方法」参照。)

2)フォーマットしたいMOディスクの入ったMO装置を選択(※)して下さい。

※[HA# x, SCSI y]ボタンを押して下さい。ここで HA# x の "x"は該当ドライブが接続されてい

るホストアダプタの番号を指し、SCSI y の "y" は該当ドライブの ID 番号を指します。

3)[フォーマット]メニューから[ディスクフォーマット...]を選択して下さい。

4)[フォーマット形式]リストから[Floppy type]を選択して下さい。

5)必要に応じて[ボリュームラベル]ボックスにボリュームラベルを入力して下さい。

6)物理フォーマットが必要な場合は,[物理フォーマット]チェックボックスをチェックして下さい。

7)必要に応じて[クイックフォーマット]チェックボックスをチェックして下さい。

クイックフォーマットをチェックすると、全面ベリファイをしません。

8)[OK]を押します。

9)[フォーマット]メニューの[反映]を選択します。

10)確認ダイアログで[はい]を選択します。この時点で設定した情報が媒体に書き込まれます。

11)MOフォーマッタを終了して下さい。

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(e)ハードディスク形式のディスクを作る方法

1)MOフォーマッタを起動して下さい。(「MOフォーマッタの起動方法」参照。)

2)フォーマットしたいMOディスクの入ったMO装置を選択(※)して下さい。

※[HA# x, SCSI y]ボタンを押して下さい。ここで HA# x の "x"は該当ドライブが接続されている

ホストアダプタの番号を指し、SCSI y の "y" は該当ドライブの ID 番号を指します。

3)[フォーマット]メニューから[ディスクフォーマット...]を選択して下さい。

4)[フォーマット形式]リストから[Hard Disk type]を選択して下さい。

5)必要に応じて[ボリュームラベル]ボックスにボリュームラベルを入力して下さい。

6)物理フォーマットが必要な場合は,[物理フォーマット]チェックボックスをチェックして下さい。

7)必要に応じて[クイックフォーマット]チェックボックスをチェックして下さい。

クイックフォーマットをチェックすると、全面ベリファイをしません。

8)[OK]を押します。

9)[フォーマット]メニューの[反映]を選択します。

10)確認ダイアログで[はい]を選択します。この時点で設定した情報が媒体に書き込まれます。

11)MOフォーマッタを終了して下さい。

2 4

(7)MOディスクのコンバート

このMOフォーマッタ以外でフォーマットされたMOディスクを使用するためのコンバート方法です。

(「付録A」参照。)

(a)MOフォーマッタを起動して下さい。(「MOフォーマッタの起動方法」参照。)

(b)コンバートしたい MOディスクの入ったMO装置を選択(※)して下さい。

※[HA# x, SCSI y]ボタンを押して下さい。ここで HA# x の "x"は該当ドライブが接続されている

ホストアダプタの番号を指し、SCSI y の "y" は該当ドライブの ID 番号を指します。

(c)[ツール]メニューから[ディスクコンバート...]を選択して下さい。

(d)画面表示に従って操作を行って下さい。

(e)MOフォーマッタを終了して下さい。

(8)MOディスクのイジェクト

(a)MOフォーマッタを起動して下さい。(「MOフォーマッタの起動方法」参照。)

(b)イジェクトしたいMOディスクの入ったMO装置を選択(※)して下さい。

※ [HA# x, SCSI y]ボタンを押して下さい。ここで HA# x の "x"は該当ドライブが接続されている

ホストアダプタの番号を指し、SCSI y の "y" は該当ドライブの ID 番号を指します。

(c)[ツール]メニューから[ディスクの排出...]を選択して下さい。

(d)画面表示に従って操作を行って下さい。

(e)MOフォーマッタを終了して下さい。

(9)ドライブレターの割当/削除

※ドライブ文字を割り当てる際には、MOドライブのドライブ文字が他のドライブ文字より後ろになるよ

うに割り当てて下さい。他のドライブ文字より前にした場合、ファイルマネージャ等からそのドライブ

文字のドライブが認識できなくなることがあります。

(a)MOフォーマッタを起動して下さい。(「MOフォーマッタの起動方法」参照。)

(b)ドライブ文字を割り当てたいMO装置にMOディスクを挿入して下さい。

(c)ドライブ文字を割り当てたいMOディスクの入ったMO装置を選択(※)して下さい。

※ [HA# x, SCSI y]ボタンを押して下さい。ここで HA# x の "x"は該当ドライブが接続されている

ホストアダプタの番号を指し、SCSI y の "y" は該当ドライブの ID 番号を指します。

(d)[ツール]メニューから[ドライブ文字の割当...]を選択して下さい。

(e)ドライブ文字を割り当てる時は、[選択ドライブ]からドライブ文字を選択し、[追加]ボタンを押

して下さい。

(f)ドライブ文字を削除する時は、[割当ドライブ]からドライブ文字を選択し、[削除]ボタンを押し

て下さい。

(g)[OK]ボタンを押し,[ドライブ文字の割当]ダイアログを終了して下さい。

(h)「新しいドライブ文字の割り当ては、直ちに行われます。続行してもよろしいですか?」とメッセー

ジが表示されます。ここで「はい」ボタンを押して下さい。

(i)MOフォーマッタを終了して下さい。

2 5

9.メンテナンス

MOドライブおよびMOディスクは、ゴミ,ちり,ほこり,タバコのけむり/灰等の付着によって性能が低

下したり、場合によっては装置の故障の原因となります。安全に使用するためには、MOドライブおよびデ

ィスクを定期的に清掃する必要があります。

! 注意本製品またはその他お客様の財産に損害を与える可能性があります。

MOドライブの清掃には必ず専用クリーナをお使いください。

(1)MOドライブの清掃

3か月に一回を目安に、専用クリーナを使って清掃します。

品 名 商品番号

富士通ピーアンドエス 光磁気ディスククリーニングカートリッジ 0240470

(2)MOディスクの清掃

3か月に一回を目安に、専用クリーナを使って清掃します。

品 名 商品番号

富士通ピーアンドエス 光ディスククリーニングキット(3.5型) 0632440

光ディスククリーニングキット(補充用) 0632450

なお、上記の目安とする期間は、使用する環境によって異なります。また、ほこりなどの多い場所での使

用は避けてください。

1 0.オーバーライトについて

これまでは、MOにデータを書き込みする場合[消去]→[書込み]→[ベリファイ]の3ステップが必

要で、書込みの遅さがMOの弱点とされていました。本製品は、オーバーライト対応MOディスクを使用す

ることにより、書込み動作は[オーバーライト]→[ベリファイ]の2ステップになり、回転待ち時間も減

少します。オーバーライト機能を使うことにより、書込み速度は約30%アップします。

オーバーライトをお使いになる場合は、次のことにご注意下さい。

(1)オーバーライト機能はオーバーライト対応MOディスクが必要です。

(2)従来のMOディスクを使用した場合は、従来と同じ書き込み速度になります。

(3)オーバーライト対応MOディスクは、オーバーライト機能を持たないMOドライブでは使用できません。

オーバーライト対応MOディスクは、次のものをお勧めします。

品 名 商品番号

富士通ピーアンドエス 230MBオーバーライト対応 OW230 0242310

540MBオーバーライト対応 OW540 0242510

640MBオーバーライト対応 OW640 0242710

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1 1.仕様/環境条件

型番 SMB-230NF2 SMB-640NF2

SMB-640NFS2 SMB-1300N2

様 使用ドライブ

富士通

MCE3023SS

富士通

MCE3064SS

富士通

MCE3130SS

3.5インチカートリッジ型ISO準拠フォーマット光ディスク媒体

ディスク媒体

128MB/230MB 128MB/230MB

540MB/640MB 128MB/230MB

540MB/640MB

1.3GB

(230MB/540MB/640MB オーバーライトディスク対応)

平均シーク時間 23ms

回転数 4,558rpm(1.3GBメディア使用時 3,214rpm)

インタフェース

SCSI-2(シングルエンド)

50芯 700型ノンシールドコネクタ

終端抵抗内蔵

データバッファ 2MB

境 電源条件 +5VDC±5% 2.5A(max) 1.1A(Ave.)

件 消費電力

5.0W(Ready時)

7.0W(ランダムシーク,リード/ライト時)

周囲環境条件

動作時

温度: 5~45℃(匂配15℃/h以下)

湿度:10~85% 結露しないこと

最大湿球温度:29℃以下

非動作時

温度: 0~50℃

湿度:10~85% 結露しないこと

最大湿球温度:36℃以下

設置条件 傾斜角 ±10°

周囲クリーン度 一般オフィス環境以上(塵埃個数 クラス500万以下)

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Mocking Bird-MO

光磁気ディスクユニット取扱説明書

発行日・版数

2000年 3月・第3版

株式会社 富士通パーソナルズ

Tel. 0120-65-8180

Printed in Japan