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革 新 的深海資源調査技術 News LetterNews Letter Vol.2/31 Oct., 2018Vol.2/31 Oct., 2018
南鳥島海域で採取したコア試料 革新的深海資源調査技術が実施した海洋地球研究船「みらい」による調査航海は、2018年10月18日に終了しました。調査では、5,000mを超える大水深において、全25地点から26本(総長304m)の地層(コア)試料を採取しました。本航海で採取されたコア総長は、これまでの「みらい」1航海での最長記録を更新しました。 これらのコア試料は、今後、レアアース含有量をはじめとする、さらに詳しい調査・分析が実施される予定です。
船内実験室のマルチセンサーコアロガーによりコア試料の物性計測を実施
「みらい」船内実験室の様子
海洋地球研究船「みらい」青森県むつ市関根浜港着岸中
高知コアセンターは、海洋研究開発機構高知コア研究所と高知大学海洋コア総合研究センターが共同で運営する施設です。調査研究航海により採取されたコア試料の保管・管理から、それらを用いた先端的研究まで、一貫して行われています。 研究はもとより最先端の分析機器・設備の運営、人材育成に関する活動が共同実施されており、世界をリードする掘削科学研究の拠点となっています。
地元中学校生徒やむつ市役所職員有志による「オ・カ・エ・リ・ナ・サ・イ」の手旗信号に迎えられ、「みらい」は10月18日にJAMSTECむつ研究所がある関根浜港(青森県むつ市)に帰港しました。
保管庫内にて分析を待つコア試料
保管庫でのコア搬入作業
革新的深海資源調査技術 News Letter
制作・発行:[管理法人]国立研究開発法人海洋研究開発機構 革新的深海資源調査技術管理調整プロジェクトチーム
〒100-0011東京都千代田区内幸町2丁目2番2号 富国生命ビル23階海洋研究開発機構 東京事務所内TEL: 03-6550-8920E-mail:[email protected]: http://www.jamstec.go.jp/sip2/
高知コアセンター
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