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Terramodel 9.8 (テラモデル) クイックマニュアル 2008 8 月版 平面図、鳥瞰図、コンター図を作成するためのマニュアルです。 また、縦横断図作成用テキストデータを生成するためのマニュアルです。 Terramodel は、HYDROpro で取得したデータを図面化するためのソフトウェアです。 デスクトップにある下のアイコンをクリックします。 1. 画面の説明 (1) ツールバーについて 下図ボタンは、レイアーに関する設定を行うときに使用します。 下図ボタンは、拡大縮小、再描画等を行うときに使用します。 下図ボタンは、HYDROpro のデータをインポート・修正する時に使用します。

Terramodel 9.8 (テラモデル) クイックマニュアル · 2. HYDROproデータ インポート (1) の をクリックします。 (2) 下の画面が表示されます。HYDROproで取得したファイルを指定し、開くを押下します。

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Terramodel 9.8 (テラモデル)

クイックマニュアル 2008 年 8 月版

平面図、鳥瞰図、コンター図を作成するためのマニュアルです。

また、縦横断図作成用テキストデータを生成するためのマニュアルです。

Terramodel は、HYDROpro で取得したデータを図面化するためのソフトウェアです。

デスクトップにある下のアイコンをクリックします。

1. 画面の説明

(1) ツールバーについて 下図ボタンは、レイアーに関する設定を行うときに使用します。

下図ボタンは、拡大縮小、再描画等を行うときに使用します。

下図ボタンは、HYDROpro のデータをインポート・修正する時に使用します。

2. HYDROpro データ インポート

(1) の をクリックします。

(2) 下の画面が表示されます。HYDROpro で取得したファイルを指定し、開くを押下します。(拡張子.hpo)

(3) 下の画面が表示されます。OK を押下してください。

(4) 下の画面が表示されます。OK を押下してください。

(5) 下の画面が表示されます。音響測深機を選択して OK を押下してください。

(6) 下の画面が表示されます。Terramodel HPT File と測線を選択して OK を押下してください。

(7) 測線のリストが表示されます。該当の測線を選択して右のボックスに移動させてください。

>>は、全部の測線を左のボックスから右のボックスに移動させます。

>は、左ボックスで選択した測線だけを右ボックスに移動させます。

選択が終了したら、次を押下してください。

(8) 下図が表示されます。これは、テラモデルへの転送ファイル名を指定するボックスです。

赤丸を押下して、適当なファイル名およびディレクトリーを指定し保存を押下します。

ここでは、Onahama@080805_exp.hpt とします。 ファイル管理や図面の作成を容易にするために、必要なデータを抽出するために作成します。 例えば、一日の作業分やある測線上のデータだけとかを作成します。

(9) 下図が表示されます。

終了するまで、しばらくお待ちください。

(10) 次に、上のファイル(拡張子.hpt)のデータを CAD 上に転送・表示させます。

(11) 下図のようにメニューバーの File→New を選択します。

(12) 下のボックスが表示されます。ディレクトリーを選択し、新しいファイル名を指定します。

これは、テラモデル用の図面ファイルです。名称に日付を付けると便利です。 ここでは、ona080805TRAIN.pro とします。

(13) 次に の をクリックします。

(14) 下図が表示されます。赤丸をクリックします。

先ほど作成した Onahama@080805_exp.hpt を選択します。

また、Depth Labeling のチェックを外し、OK を押下します。

(15) 下図が表示されます。これでインポートは終了です。

(16) をクリックして、軌跡が表示されることを確認してください。

3. 余分なデータの削除

(1) 下図のようにメニューバーの Edit→Delete を選択します。

(2) 図の下方にある Record をダブルクリックします。表示されたボックスの Window を選択します。

これによって、画面上で削除した場所を囲むようにドラッグします。

選択を終了したら、OK を押下します。ポイントデータが削除されます。

複数箇所の削除は、(1)と(2)を繰り返します。 をクリックして再表示してください。

4. 軌跡の出力(画面上(PLAN)を dwg でエキスポートする)

(1) 下図のようにメニューバーの File→Export/Upload→AutoCAD(dwg)_e を選択します。

(2) 赤丸を選択し、新しいファイル名を指定する。

Create Binary DXF にチェックし、Save as version で 2000 を選択します。

次へをクリックします。 2回、次へをクリックします。

(3) 下図が表示されたら、Pick objects を選択します。

(4) ここでは、ポイントの選択方法を選択します。

画面の下方にある Record をダブルクリックし、Layer もしくは、Window を選択します。

(5) Layer を選択した場合には、下図になります。Layer 横の●をクリックします。Depths を選択します。

OK を押下してください。画面が戻ります。

(6) Next >を押下し、そのまま次に Export >を押下します。エキスポートが始まります。

(7) 最後に Finish を押下して、エキスポート終了です。

(8) 作成したファイルをほかの CAD ソフトウェアで読み込んでください。軌跡が表示されます。

(9) 軌跡の各ポイントは工事座標と同じ座標を持っています。

5. 平面図の作成

(1) 下図のようにメニューバーの DTM→Generate contours を選択します。

(2) 画面の下方の DTM Layer のボックスの横をクリックし、表示されたボックスの Depths を選択します。

OK を押下します。

(3) コンター用に Layer が2枚作成されます。それぞれ OK を押下します。

(4) 下図が表示されます。 生のデータよりコンターが作成されました。

(5) 次にグリッドポイントを別 Layer に作成するために新しい Layer を作成します。

①のボックスをクリックし、②の New を選択します。

New Layer のボックス内の Name に GRID を入力し、OK を押下します。

(6) 引き続き、下図のようにメニューバーの DTM→Generate DTM grid を選択します。

(7) 下図が表示されます。下方の DTM に DEPTHS が入っていることを確認してください。

DEPTHS 以外の場合には、DEPTHS を選択してください。 次に Settings を選択します。

(8) 次のボックスが表示されます。

以下の値を入力してください。 Origin Point: 96414.225,102304.459 Bearing: 211 38 00 Grid interval Horizontal: 10.000 Vertical: 10.000

入力後、OK を押下します。 これによって、コンターが作成されている範囲内だけ、上記条件で

深さを持ったポイントが生成されます。

引き続き、元の画面でも OK を押下します。

(9) 下図の画面が表示されますが、軌跡、コンターとグリッドポイントが重なっています。

(10) わかりづらいので、GRID 以外の Layer を非表示にします。

画面、上のツールバーの をクリックします。

(11) 下図が表示されます。

非表示にしたい Layer を選択し、Status の Visible のチェックを外します。 必要な作業を行ったら、OK を押下して、戻ります。 VS になっている Layer は、表示されています。

(12) 下図のようにグリッドポイントのみの表示となります。

青のドットは見難いので、黄色等を推奨します。

(13) ドットの向きを変更します。メニューバーの View→Rotate view を選択します。

(14) 画面の下方に向けたい方向を入力します。

Upward に 301 38 00 を入力し、Rotated を選択。OK を押下します。

(15) 下図が表示されます。ドットの並びが正対します。

(16) ラインを描きます。メニューバーの Draw→Pline→Line を選択します。

(17) 線の描画

描画したい点をクリックして、点を結びます。

一筆書きになるので、線を切りたい場合には、New をクリックしてから新しい線を描画してください。

(18) 全ての線を引いた画面が下図です。

(19) 次に深度のラベルを表示します。

(20) 最初に深度の小数点以下の桁数を指定します。

(21) メニューバーの Settings→Units settings…を選択します。

(22) 下のボックスが表示されます。Precision を選択します。

(23) 下図のボックスが表示されます。Elevations の「3」を「1」に変更します。

OK を2回押下し、戻ります。

(24) 次に下図のように、メニューバーの Draft→Label points with text を選択します。

(25) 下図の Setting をクリックします。

(26) 下図のボックスが表示されます。図のようにしてください。OK を押下します。

(27) Pts:の Layer は[GRID]を選択します。下図の Label をクリックします。

(28) 画面拡大後、下図のような画面が表示されます。

(29) これで平面図が作成されました。

(30) 「4. 軌跡の出力(画面上(PLAN)を dwg でエキスポートする)」と同じ要領で dwg に出力可能です。

6. 鳥瞰図・コンター図の作成

(1) 下図のようにメニューバーの DTM→Generate contours を選択します。

(2) 平面図の作成で、コンターを作成した同じ要領で作業を行ってください。

DTM Layer:は、[GRID]を選択します。 OK を押下します。

(3) 下図のように表示されます。

(4) 下図のように、メニューバーの DTM→3D Visualizer を選択します。

(5) 画面の下方の OK を押下します。

(6) 画面が移動し、下図のような鳥瞰図が表示されます。

画面上で、マウスを操作することで、適当な位置に変更し、プリントします。

(7) メニューバーをクリックすることで、コンター図を表示します。

(8) コンター図は、 をそれぞれクリックします。また、 をクリックし、上下を調整します。

下図の様になります。適当な位置に変更し、プリントします。

7. 縦横段図作成用データの生成

(1) 下図のように、メニューバーの DTM→XSections from DTM を選択します。

(2) 画面の下方に下図が表示されます。

(3) 下図のように操作します。

①センター

ラインの始

点を選択し

ます。

② XSect を

選択します。

(4) 下図にボックスが変わります。Left、Right にそれぞれ 80.000 を入力します。

(5) 次に File format をクリックします。下のボックスが表示されます。Roads を選択します。

(6) 格納したいディレクトリーとファイル名を指定します。保存をクリックします。

(7) 格納したいディレクトリーとファイル名を指定します。保存をクリックします。

(8) このファイルを AutoCAD LT 等の他のCADソフトウェアにて読み込んでください。

ファイルフォーマットは、以下です。 EXIST 10.0000 -80.0000,-23.0106 * -70.0000,-23.0641 * -60.0000,-22.1476 * -50.0000,-22.1146 * -40.0000,-22.4177 * -30.0000,-21.6456 * -20.0000,-22.6984 * -10.0000,-20.9976 * 0.0000,-21.9987 * 10.0000,-21.8716 * 20.0000,-22.6564 * 30.0000,-23.3584 * 40.0000,-22.9900 * 50.0000,-23.7788 * 60.0000,-24.0812 * 70.0000,-24.1111 * 80.0000,-24.2436

EXIST 20.0000 -80.0000,-22.9387 * -70.0000,-22.9877 * -60.0000,-21.4600 * -50.0000,-20.0827 * -40.0000,-18.8799 * -30.0000,-17.9961 * -20.0000,-19.5917 * -10.0000,-17.9686 * 0.0000,-18.7264 * 10.0000,-18.2190 * 20.0000,-19.8343 * 30.0000,-21.6263 * 40.0000,-23.3189 * 50.0000,-23.9623 * 60.0000,-23.9259 * 70.0000,-24.0207 * 80.0000,-24.1814 EXIST 30.0000 -80.0000,-22.7712 * -70.0000,-22.6683 * -60.0000,-21.0291 * -50.0000,-19.4487 * -40.0000,-17.3986 * -30.0000,-16.7088 * -20.0000,-18.4571

以上