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Informatica PowerExchange for SAP NetWeaver (バージョン 9.6.0)

ユーザーガイド

Informatica PowerExchange for SAP NetWeaver ユーザーガイド

バージョン 9.6.02014 年 1 月

著作権 2009-2014 Informatica Corporation. すべての権利を保留する.

本ソフトウェアおよびマニュアルには、Informatica Corporation の所有権下にある情報が収められています。これらは使用および開示の制限等を定めた使用許諾契約のもとに提供され、著作権法により保護されています。本ソフトウェアのリバースエンジニアリングは禁じられています。本マニュアルのいかなる部分も、いかなる手段(電子的複写、写真複写、録音など)によっても、Informatica Corporation の事前の承諾なしに複製または転載することは禁じられています。このソフトウェアは、米国および/または国際的な特許、およびその他の出願中の特許によって保護されています。

合衆国政府によるソフトウェアの使用、複製または開示は、DFARS 227.7202-1(a)および 227.7702-3(a)(1995 年)、DFARS 252.227-7013(C)(1)(ii)(1988 年 10月)、FAR 12.212(a)(1995 年)、FAR 52.227-19、または FAR 52.227-14(ALT III)に記載されているとおりに、当該ソフトウェア使用許諾契約に定められた制限によって規制されます。

本製品または本書の情報は、予告なしに変更されることがあります。お客様が本製品または本書内に問題を発見された場合は、書面にて当社までお知らせください。

Informatica、Informatica Platform、Informatica Data Services、PowerCenter、PowerCenterRT、PowerCenter Connect、PowerCenter Data Analyzer、PowerExchange、PowerMart、Metadata Manager、Informatica Data Quality、Informatica Data Explorer、Informatica B2B Data Transformation、Informatica B2B Data Exchange、Informatica On Demand、Informatica Identity Resolution、Informatica Application Information Lifecycle Management、Informatica Complex Event Processing、Ultra Messaging、および Informatica Master Data Management は、Informatica Corporation の米国および世界中の管轄地での商標または登録商標です。BEA および WebLogic は BEA Systems, Inc の登録商標です。その他の会社名および製品名はすべてそれぞれの所有者の商品名または商標です。

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本製品には、Apache Software Foundation(http://www.apache.org/)によって開発されたソフトウェア、およびさまざまなバージョンの Apache License(まとめて「License」と呼んでいます)の下に許諾された他のソフトウェアが含まれます。これらのライセンスのコピーは、http://www.apache.org/licenses/で入手できます。適用法にて要求されないか書面にて合意されない限り、ライセンスの下に配布されるソフトウェアは「現状のまま」で配布され、明示的あるいは黙示的かを問わず、いかなる種類の保証や条件も付帯することはありません。ライセンス下での許諾および制限を定める具体的文言については、ライセンスを参照してください。

本製品には、Mozilla(http://www.mozilla.org/)によって開発されたソフトウェア、ソフトウェア copyright The JBoss Group, LLC, コンテンツの無断複写・転載を禁じます、ソフトウェア copyright, Red Hat Middleware, LLC, コンテンツの無断複写・転載を禁じます、Copyright (C) 1999-2006 by Bruno Lowagie and Paulo Soares および GNU Lesser General Public License Agreement(http://www.gnu.org/licenses/lgpl.html を参照)に基づいて許諾されたその他のソフトウェアが含まれています。資料は、Informatica が無料で提供しており、一切の保証を伴わない「現状渡し」で提供されるものとし、Informatica Corporation は市場性および特定の目的の適合性の黙示の保証などを含めて、一切の明示的及び黙示的保証の責任を負いません。

製品には、ワシントン大学、カリフォルニア大学アーバイン校、およびバンダービルト大学の Douglas C.Schmidt および同氏のリサーチグループが著作権を持つ ACE(TM)および TAO(TM)ソフトウェアが含まれています。Copyright (C) 1993-2006, コンテンツの無断複写・転載を禁じます。

本製品には、OpenSSL Toolkit を使用するために OpenSSL Project が開発したソフトウェア(copyright The OpenSSL Project.コンテンツの無断複写・転載を禁じます)が含まれています。また、このソフトウェアの再配布は、http://www.openssl.org および http://www.openssl.org/source/license.html にある使用条件に従います。

本製品には、Curl ソフトウェア Copyright 1996-2013, Daniel Stenberg, <[email protected]>が含まれています。コンテンツの無断複写・転載を禁じます。本ソフトウェアに関する許諾および制限は、http://curl.haxx.se/docs/copyright.html にある使用条件に従います。すべてのコピーに上記の著作権情報とこの許諾情報が記載されている場合、目的に応じて、本ソフトウェアの使用、コピー、変更、ならびに配布が有償または無償で許可されます。

本製品には、ソフトウェア copyright 2001-2005 (C) MetaStuff, Ltd. コンテンツの無断複写・転載を禁じます が含まれます。本ソフトウェアに関する許諾および制限は、http://www.dom4j.org/license.html にある使用条件に従います。

製品には、ソフトウェア copyright (C) 2004-2007, The Dojo Foundation が含まれます。コンテンツの無断複写・転載を禁じます。本ソフトウェアに関する許諾および制限は、http://dojotoolkit.org/license にある使用条件に従います。

本製品には、ICU ソフトウェア copyright International Business Machines Corporation および他のソフトウェアが含まれます。コンテンツの無断複写・転載を禁じます。本ソフトウェアに関する許諾および制限は、http://source.icu-project.org/repos/icu/icu/trunk/license.html にある使用条件に従います。

本製品には、ソフトウェア copyright (C) 1996-2006 Per Bothner が含まれます。コンテンツの無断複写・転載を禁じます。お客様がこのようなソフトウェアを使用するための権利は、ライセンスで規定されています。http://www.gnu.org/software/kawa/Software-License.html を参照してください。

本製品には、OSSP UUID ソフトウェア Copyright (C) 2002 Ralf S. Engelschall, Copyright (C) 2002 The OSSP Project Copyright (C) 2002 Cable & Wireless Deutschland が含まれます。本ソフトウェアに関する許諾および制限は、http://www.opensource.org/licenses/mit-license.php にある使用条件に従います。

本製品には、Boost(http://www.boost.org/)によって開発されたソフトウェアまたは Boost ソフトウェアライセンスの下で開発されたソフトウェアが含まれています。本ソフトウェアに関する許諾および制限は、http://www.boost.org/LICENSE_1_0.txt にある使用条件に従います。

本製品には、ソフトウェア copyright (C) 1997-2007 University of Cambridge が含まれます。本ソフトウェアに関する許諾および制限は、http://www.pcre.org/license.txt にある使用条件に従います。

本製品には、ソフトウェア copyright (C) 2007 The Eclipse Foundation が含まれます。コンテンツの無断複写・転載を禁じます。本ソフトウェアに関する許諾および制限は、http://www.eclipse.org/org/documents/epl-v10.php および http://www.eclipse.org/org/documents/edl-v10.php にある使用条件に従います。

本製品には、http://www.tcl.tk/software/tcltk/license.html、http://www.bosrup.com/web/overlib/?License、http://www.stlport.org/doc/license.html、http://www.asm.ow2.org/license.html、http://www.cryptix.org/LICENSE.TXT、http://hsqldb.org/web/hsqlLicense.html、http://httpunit.sourceforge.net/doc/license.html、http://jung.sourceforge.net/license.txt、http://www.gzip.org/zlib/zlib_license.html、http://www.openldap.org/software/release/license.html、http://www.libssh2.org、http://slf4j.org/license.html、http://www.sente.ch/software/OpenSourceLicense.html、http://fusesource.com/downloads/license-agreements/fuse-message-broker-v-5-3-license-agreement、http://antlr.org/license.html、http://aopalliance.sourceforge.net/、http://www.bouncycastle.org/licence.html、http://www.jgraph.com/jgraphdownload.html、http://www.jcraft.com/jsch/LICENSE.txt、http://jotm.objectweb.org/bsd_license.html、http://www.w3.org/Consortium/Legal/2002/copyright-software-20021231; http://www.slf4j.org/license.html; http://nanoxml.sourceforge.net/orig/copyright.html; http://www.json.org/license.html; http://forge.ow2.org/projects/javaservice/, http://www.postgresql.org/about/licence.html, http://www.sqlite.org/copyright.html, http://www.tcl.tk/software/tcltk/license.html, http://www.jaxen.org/faq.html, http://www.jdom.org/docs/faq.html, http://www.slf4j.org/license.html; http://www.iodbc.org/dataspace/iodbc/wiki/iODBC/License; http://www.keplerproject.org/md5/license.html; http://www.toedter.com/en/jcalendar/license.html; http://www.edankert.com/bounce/index.html; http://www.net-snmp.org/about/license.html; http://www.openmdx.org/#FAQ; http://www.php.net/license/3_01.txt; http://srp.stanford.edu/license.txt; http://www.schneier.com/blowfish.html; http://www.jmock.org/license.html; http://xsom.java.net; http://benalman.com/about/license/; https://github.com/CreateJS/EaselJS/blob/master/src/easeljs/display/Bitmap.js; http://www.h2database.com/html/license.html#summary; http://jsoncpp.sourceforge.net/LICENSE; http://jdbc.postgresql.org/license.html; http://protobuf.googlecode.com/svn/trunk/src/google/protobuf/descriptor.proto; https://github.com/rantav/hector/blob/master/LICENSE; http://web.mit.edu/Kerberos/krb5-current/doc/mitK5license.html; http://jibx.sourceforge.net/jibx-license.html.

本製品には、Academic Free License(http://www.opensource.org/licenses/afl-3.0.php)、Common Development and Distribution License(http://www.opensource.org/licenses/cddl1.php)、Common Public License(http://www.opensource.org/licenses/cpl1.0.php)、Sun Binary Code License Agreement Supplemental License Terms、BSD License(http:// www.opensource.org/licenses/bsd-license.php)、BSD License(http://opensource.org/licenses/BSD-3-Clause)、MIT License(http://www.opensource.org/licenses/mit-license.php)、Artistic License(http://www.opensource.org/licenses/artistic-license-1.0)、Initial Developer’s Public License Version 1.0(http://www.firebirdsql.org/en/initial-developer-s-public-license-version-1-0/)に基づいて許諾されたソフトウェアが含まれています。

本製品には、ソフトウェア copyright (C) 2003-2006 Joe WaInes, 2006-2007 XStream Committers が含まれています。コンテンツの無断複写・転載を禁じます。本ソフトウェアに関する許諾および制限は、http://j.org/license.html にある使用条件に従います。本製品には、Indiana University Extreme! Lab によって開発されたソフトウェアが含まれています。詳細については、http://www.extreme.indiana.edu/を参照してください。

本製品には、ソフトウェア Copyright (C) 2013 Frank Balluffi and Markus Moeller が含まれています。コンテンツの無断複写・転載を禁じます。本ソフトウェアに関する許諾および制限は、MIT ライセンスの使用条件に従います。

本ソフトウェアは、米国の特許番号 5,794,246、6,014,670、6,016,501、6,029,178、6,032,158、6,035,307、6,044,374、6,092,086、6,208,990、6,339,775、6,640,226、6,789,096、6,823,373、6,850,947、6,895,471、7,117,215、7,162,643、7,243,110、7,254,590、7,281,001、7,421,458、7,496,588、7,523,121、7,584,422、7,676,516、7,720,842、7,721,270、7,774,791、8,065,266、8,150,803、8,166,048、8,166,071、8,200,622、8,224,873、8,271,477、8,327,419、8,386,435、8,392,460、8,453,159、8,458,230、RE44,478、および国際的な特許、ならびにその他の出願中の特許によって保護されています。

免責: 本文書は、一切の保証を伴わない「現状渡し」で提供されるものとし、Informatica Corporation は他社の権利の非侵害、市場性および特定の目的への適合性の黙示の保証などを含めて、一切の明示的および黙示的保証の責任を負いません。Informatica Corporation では、本ソフトウェアまたはドキュメントに誤りのないことを保証していません。本ソフトウェアまたはドキュメントに記載されている情報には、技術的に不正確な記述や誤植が含まれる場合があります。本ソフトウェアまたはドキュメントの情報は、予告なしに変更されることがあります。

特記事項

この Informatica 製品(以下「ソフトウェア」)には、Progress Software Corporation(以下「DataDirect」)の事業子会社である DataDirect Technologies からの特定のドライバ(以下「DataDirect ドライバ」)が含まれています。DataDirect ドライバには、次の用語および条件が適用されます。

1.DataDirect ドライバは、特定物として現存するままの状態で提供され、商品性の保証、特定目的適合性の保証および法律上の瑕疵担保責任を含むすべての明示

もしくは黙示の保証責任を負わないものとします。国または地域によっては、法律の強行規定により、保証責任の制限が禁じられる場合、強行規定の制限を受

けるものとします。

2.DataDirect または第三者は、予見の有無を問わず発生した ODBC ドライバの使用に関するいかなる直接的、間接的、偶発的、特別、あるいは結果的損害に対し

て責任を負わないものとします。本制限事項は、すべての訴訟原因に適用されます。訴訟原因には、契約違反、保証違反、過失、厳格責任、詐称、その他の不

法行為を含みますが、これらに限るものではありません。

Part Number: PWX-SAU-96000-0001

目次

序文.......................................................... iii

Informatica のリソース. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . iii

Informatica マイサポートポータル. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . iii

Informatica のマニュアル. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . iii

Informatica の Web サイト. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . iii

Informatica How-To Library. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . iv

Informatica Knowledge Base. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . iv

Informatica サポートの YouTube チャンネル. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . iv

Informatica Marketplace. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . iv

Informatica Velocity. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . iv

Informatica グローバルカスタマサポート. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . iv

第 1 章 : PowerExchange for SAP NetWeaver...................... 1

PowerExchange for SAP NetWeaver の概要. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1

第 2 章 : PowerExchange for SAP NetWeaver のインストールおよび設定.......................................................... 2

PowerExchange for SAP NetWeaver のインストール. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 2

SAP NetWeaver RFC SDK 7.20 ライブラリのインストール. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 3

SAP Java Connector 3.0. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4

トランスポートのインストールおよび設定. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5

手順 1。 トランスポートプログラムの削除. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 6

手順 2. インストールトランスポートオブジェクト. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 8

手順 3。 トランスポートプログラムの実行. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 9

手順 4。 ユーザーの作成. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 10

手順 5. プロファイルの作成. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 10

手順 6。 パッケージの作成. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 11

PowerExchange for SAP NetWeaver のアンインストール. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 12

SAP システムのクリーンアップ. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 12

第 3 章 : SAP 接続............................................. 13

SAP 接続の概要. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 13

SAP 接続のプロパティ. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 13

SAP 接続の作成. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 15

第 4 章 : SAP データオブジェクト............................... 16

SAP データオブジェクトの概要. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 16

SAP データオブジェクト. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 16

SAP データオブジェクトのインポート. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 16

SAP 読み取り操作. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 17

目次 i

SAP 読み取り操作の作成. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 17

キー関係. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 18

SAP データオブジェクトにおけるキーの作成. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 18

SAP データオブジェクト内のリレーションの作成. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 18

選択オプション. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 19

ソート済みポート. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 19

フィルタ. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 20

結合条件. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 20

第 5 章 : ABAP プログラムの生成およびインストール.............. 21

ABAP プログラムの生成およびインストール. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 21

ABAP プログラムの生成および SAP システムへのインストール. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 21

ABAP プログラムに名前を付ける. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 22

権限チェックの追加. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 22

構文モードの選択. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 22

ABAP プログラムの再生成. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 23

ABAP プログラムのアンインストール. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 23

第 6 章 : ABAP プログラムの一時ファイルへのアクセス............ 24

ABAP プログラムの一時ファイルへのアクセス. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 24

アクセスモード. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 24

NFS マウント. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 24

FTP または SFTP. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 25

第 7 章 : SAP プッシュダウンの最適化........................... 26

SAP プッシュダウンの最適化の概要. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 26

プッシュダウンの最適化の式. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 26

プッシュダウンの最適化関数. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 26

プッシュダウンの最適化操作. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 27

SAP データ型の例外. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 27

付録 A : データタイプリファレンス.............................. 28

SAP データタイプ. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 28

PowerExchange for SAP NetWeaver および SAP データタイプ. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 30

サポートされていない SAP データタイプ. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 31

索引........................................................... 33

ii 目次

序文

『Informatica PowerExchange for SAP Netweaver ユーザーガイド』は、メタデータを SAP テーブルからイン

ポートし、読み取り操作を作成し、ABAP プログラムを生成および実行して SAP NetWeaver からデータを抽出す

るための情報について説明しています。本書は、SAP からのデータ抽出に責任を持つデータウェアハウスの開

発者およびソフトウェアエンジニアを想定して作成されています。

読者には、リレーショナルデータベースの概念、データベースエンジン、Informatica、および SAP NetWeaver

に関する知識が必要です。さらに、その他に使用するアプリケーションのインタフェース条件についても理解

している必要があります。

Informatica のリソース

Informatica マイサポートポータル

Informatica のユーザーであれば、Informatica マイサポートポータル(http://mysupport.informatica.com)

にアクセスできます。

このサイトには、製品情報、ユーザーグループ情報、ニュースレター、Informatica カスタマサポート事例管

理システム(ATLAS)へのアクセス、Informatica How-To ライブラリ、Informatica Knowledge Base、

Informatica 製品文書、Informatica ユーザーコミュニティへのアクセスが含まれています。

Informatica のマニュアル

Informatica のマニュアルチームは、正確で役に立つマニュアルの作成に努めています。このマニュアルに関

する質問、コメント、ご意見の電子メールの送付先は、Informatica マニュアルチーム

[email protected])です。 お客様のフィードバックは、マニュアルの改良に利用させて

いただきます。コメントに返信をご希望のお客様は、その旨をお知らせください。

マニュアルチームは、必要に応じてマニュアルを更新します。製品の最新のマニュアルを入手するには、

http://mysupport.informatica.com から製品マニュアルにアクセスします。

Informatica の Web サイト

Informatica 社の Web サイトは、http://www.informatica.com からアクセスできます。このサイトでは、

Informatica 社の概要と沿革、今後のイベント、営業拠点などの情報を提供しています。また、製品情報やパ

ートナー情報もあります。サービス関連のページには、テクニカルサポート、トレーニングと教育、および実

装に関するサービスの重要な情報を掲載しています。

iii

Informatica How-To Library

Informatica のユーザーとして、Informatica How-To Library(http://mysupport.informatica.com)にアク

セスできます。How-To Library は、Informatica の製品および機能についての詳細を確認できるリソースのコ

レクションです。一般的な問題に対するソリューションを提供したり、機能や動作を比較したり、特定の実際

のタスクを実行するための方法を示したりする記事やインタラクティブなデモンストレーションが含まれてい

ます。

Informatica Knowledge Base

Informatica のユーザーとして、Informatica Knowledge Base(http://mysupport.informatica.com)にアク

セスできます。この Knowledge Base を利用して、Informatica 製品に関する既知の技術的問題の解決策を検索

することができます。また、FAQ(よくある質問)の答え、技術的ホワイトペーパー、技術的なヒントも得られ

ます。Knowledge Base に関する質問、コメント、ご意見の電子メールの送付先は、Informatica Knowledge

Base チーム([email protected])です。

Informatica サポートの YouTube チャンネル

http://www.youtube.com/user/INFASupport で Informatica サポートの YouTube チャンネルにアクセスできま

す。Informatica サポートの YouTube チャンネルでは、特定のタスクを実行するソリューションについてのビ

デオを用意しています。Informatica サポートの YouTube チャンネルに関する質問、コメント、またはアイデ

アがある場合は、サポート YouTube チームに電子メール([email protected])を送信するか、

または@INFASupport でツイートしてください。

Informatica Marketplace

情報マーケットプレースは、開発者とパートナーがデータ統合実装を増幅、拡張、強化するソリューションを

共有するためのフォーラムです。マーケットプレースにある何百ものソリューションを利用して、プロジェク

トで実装にかかる時間を短縮したり、生産性を向上させたりできます。Informatica Marketplace には、

http://www.informaticamarketplace.com からアクセスできます。

Informatica Velocity

http://mysupport.informatica.com で Informatica Velocity にアクセスできます。数多くのデータ管理プロ

ジェクトの実世界での経験から開発された Informatica Velocity は、世界中の組織と協力して優れたデータ

管理ソリューションの計画、開発、展開、および維持を行ってきた弊社コンサルタントの知識の集合体を表し

ています。Informatica Velocity についての質問、コメント、またはアイデアがある場合は、

[email protected] から Informatica のプロフェッショナルサービスにお問い合わせください。

Informatica グローバルカスタマサポート

電話またはオンラインサポートからカスタマサポートセンターに連絡できます。

オンラインサポートのご利用には、ユーザー名とパスワードが必要です。http://mysupport.informatica.com

から、ユーザー名とパスワードが入手できます。

Informatica グローバルカスタマサポートの電話番号は、Informatica の Web サイト

http://www.informatica.com/us/services-and-training/support-services/global-support-centers/に掲

載されています。

iv 序文

第 1 章

PowerExchange for SAP NetWeaver

• PowerExchange for SAP NetWeaver の概要, 1 ページ

PowerExchange for SAP NetWeaver の概要PowerExchange for SAP NetWeaver を任意の SAP 業界ソリューションや mySAP アプリケーションと統合し、

ABAP プログラムを使用して mySAP アプリケーションからデータを読み取ることができます。Informatica

Developer(Developer ツール)を使用して、SAP データオブジェクトの作成、データオブジェクトへのテーブ

ルの追加、および SAP テーブルからデータを読み取る読み取り操作の作成を実行できます。ソースデータの抽

出を行う SAP サーバー上に ABAP プログラムを生成し、インストールします。Data Integration Service では、

FTP、SFTP または標準ファイル I/O(一般に NFS のようなネットワークファイル共有を使用)経由で一時ファ

イルにアクセスします。

SAP NetWeaver は、Customer Relationship Management(CRM)や Advanced Planner and Optimizer(APO)

といった複数のビジネスアプリケーションおよびソリューションを統合するアプリケーション環境です。

次の手順を完了し、mySAP からデータを読み取ります。

1. SAP への接続を作成します。

2. SAP データオブジェクトを作成します。

3. SAP テーブルを SAP データオブジェクトに追加します。

4. SAP データオブジェクトに読み取り操作を作成します。

5. ABAP プログラムを生成し、インストールします。

6. マッピングで読み取り操作を使用します。

1

第 2 章

PowerExchange for SAP NetWeaver のインストールおよび設定

この章では、以下の項目について説明します。

• PowerExchange for SAP NetWeaver のインストール, 2 ページ

• SAP NetWeaver RFC SDK 7.20 ライブラリのインストール, 3 ページ

• SAP Java Connector 3.0, 4 ページ

• トランスポートのインストールおよび設定, 5 ページ

• PowerExchange for SAP NetWeaver のアンインストール, 12 ページ

PowerExchange for SAP NetWeaver のインストールVisual Studio 2005 を Informatica サービスと Developer ツールをホストする Windows マシンにインストー

ルします。

1. Informatica サービスをインストールします。

2. Developer ツールをインストールします。

3. SAP NetWeaver RFC SDK ライブラリを、Informatica サービスをインストールしたマシンにインストール

します。

4. SAP Java Connector 3.0 を、Developer ツールをインストールしたマシンにインストールします。

5. トランスポートをインストールします。

ヒント: 開発環境、テスト環境、本番環境で、SAP システムをそれぞれ別々に使用します。本番システムにデ

プロイメントする前に、開発システムおよびテストシステムですべての開発、テスト、トラブルシューティン

グを実行します。

2

SAP NetWeaver RFC SDK 7.20 ライブラリのインストール

インストールした Informatica サービスとデータ統合サービスプロセスをホストするオペレーティングシステ

ムに固有の SAP NetWeaver RFC SDK 7.20 ライブラリをダウンロードしてインストールします。データ統合サ

ービスをホストするマシンにライブラリをダウンロードします。SAP NetWeaver RFC SDK ライブラリのダウン

ロードに関する問題については、SAP カスタマサポートにお問い合わせください。

製品の要件およびサポートされているプラットフォームの詳細については、Informatica マイサポートポータ

ルの Product Availability Matrix を参照してください。

https://mysupport.informatica.com/community/my-support/product-availability-matrices

SAP NetWeaver RFC SDK バージョン 7.20 ライブラリをダウンロードしてインストールする手順:

1. 次の SAP Service Marketplace に移動します。http://service.sap.com

2. 統合サービスプロセスをホストするオペレーティングシステムに固有の Unicode SAP NetWeaver RFC SDK

7.20 ライブラリと、Windows 32 ビット用の SAP NetWeaver RFC SDK ライブラリをダウンロードします。

以下の表に、各オペレーティングシステムに対応するライブラリを示します。

オペレーティングシステム Unicode SAP NetWeaver RFC SDK ライブラリ

AIX(64 ビット) - libsapucum.so

- libsapnwrfc.so

- libicuuc34.a

- libicui18n34.a

- libicudecnumber.so

- libicudata34.a

HP/UX Itanium(64 ビット) - libicudata.sl.34

- libicui18n.sl.34

- libsapnwrfc.so

- libicudecnumber.so

- libicuuc.sl.34

- libsapucum.so

Linux.64 - libicuuc.so.34

- libsapucum.so

- libicudata.so.34

- libicui18n.so.34

- libsapnwrfc.so

- libicudecnumber.so

Solaris(64 ビット) - libicuuc.so.34

- libsapucum.so

- libicudata.so.34

- libicui18n.so.34

- libsapnwrfc.so

- libicudecnumber.so

SAP NetWeaver RFC SDK 7.20 ライブラリのインストール 3

オペレーティングシステム Unicode SAP NetWeaver RFC SDK ライブラリ

Windows EM64T - libsapucum.dll

- libicudecnumber.dll

- sapnwrfc.dll

Windows(32 ビット) - libsapucum.dll

- libicudecnumber.dll

- sapnwrfc.dll

3. SAP NetWeaver RFC SDK ライブラリをディレクトリ<Informatica Installation Directory>\server\bin にコピ

ーします。

4. SAP NetWeaver RFC SDK ライブラリごとに以下の権限を設定します。

• 現在のユーザーに読み取り、書き込みおよび実行権限

• 他のすべてのユーザーに読み取りおよび実行権限

5. Windows 32 ビットファイルをディレクトリ<Informatica Installation Directory>\client\bin にコピーしま

す。

SAP Java Connector 3.0SAP 接続およびデータオブジェクトを使用するために、Developer ツールでは SAP Java Connector 3.0(SAP

JCo 3.0)ライブラリファイルが必要となります。 ABAP プログラムをインストールする場合も、SAP JCo 3.0

が必要です。

SAP JCo 3.0 ファイルを SAP Service Marketplace からダウンロードします。

http://service.sap.com/connectors

SAP の Web サイトからの SAP JCo 3.0 のダウンロードに問題が生じた場合は、Informatica グローバルカスタ

マサポートにお問い合わせください。

Developer ツールをホストするマシンに SAP JCo 3.0 をダウンロードします。SAP JCo 3.0 ファイルを抽出し、

Developer ツールのディレクトリにこのファイルをコピーします。

ファイル ディレクトリ

sapjco3.jar <InformaticaInstallationDir>\clients\DeveloperClient\plugins\com.informatica.tools.adapters.ics.sap.table_1.0.0\lib注: sapjco3.jar ファイルの名前を sapjco.jar に変更します。

sapjco3.dll <InformaticaInstallationDir>\clients\DeveloperClient\bin

SAP JCo 3.0 をダウンロードおよびインストールしない場合、SAP 接続およびデータオブジェクトの作成時ま

たは ABAP プログラムのインストール時に、Developer ツールでは以下のエラーメッセージが表示されます。

SAPJCo library files might not be installed. Install the SAPJCo library files and try again.

4 第 2 章: PowerExchange for SAP NetWeaver のインストールおよび設定

管理コンソールでテスト接続を有効にするには、SAP JCo 3.0 をマスタゲートウェイノードをホストマシンに

ダウンロードします。SAP JCo 3.0 ファイルを解凍し、マスタゲートウェイノードをホストするマシンの次の

場所にコピーします。

オペレーティングシステム

ファイル ディレクトリ

AIX 64 ビット、HP/UX Itanium 64 ビット、Linux64-X86、Linux Itanium 64 ビット、Linux-X86

sapjco3.jar services/shared/jars/thirdparty

AIX 64 ビット、HP/UX Itanium 64 ビット、Linux64-X86、Linux Itanium 64 ビット、Linux-X86

libsapjco3.so server/bin

Windows EM64T、Windows 32 ビット

sapjco3.dll server/bin

Windows EM64T、Windows 32 ビット

sapjco3.jar services/shared/jars/thirdparty

トランスポートのインストールおよび設定トランスポートシステムは、SAP システムにインストールされた ABAP プログラムのセットです。ABAP プログラ

ムは、SAP メタデータをモデルリポジトリにインポートします。 また、マッピング変数およびフィルタを渡す

など、実行時機能を有効にします。

以下の状況で、トランスポートシステムを使用する場合があります。

PowerExchange for SAP NetWeaver の設定

Informatica が開発したカスタムオブジェクトを SAP システムにトランスポートする必要があります。 こ

れらのオブジェクトには、テーブル、構造体、プログラム、関数などがあります。SAP システムに対して

要求を行うと、Data Services によってカスタムオブジェクトが呼び出されます。

開発から本番への実行時トランスポートおよび ABAP プログラムのデプロイ

ABAP を使用して mySAP アプリケーションと統合するには、開発環境から本番環境への移行時にデータを抽

出するために、Informatica から提供される実行時トランスポートと、Data Services によってインスト

ールされる ABAP プログラムをデプロイします。

SAP システム管理者は、開発、テスト、および本番の SAP システムで Data Services を統合するには、以下の

手順を完了する必要があります。

1. 以前のバージョンからトランスポートプログラムを削除します。

2. オブジェクトを SAP システムにトランスポートします。

トランスポートのインストールおよび設定 5

3. トランスポートプログラムを実行し、一意の ID を生成します。

4. Data Services のユーザー用に、SAP システム内にユーザーを作成します。

5. Data Services のユーザー用に、SAP システム内にプロファイルを作成します。

6. ABAP プログラム用にパッケージを作成し、Data Services がこのパッケージを SAP システムにインストー

ルします。 開発環境でのみ実行します。

手順 1。 トランスポートプログラムの削除

SAP システムで Informatica を初めて統合するときに、トランスポートプログラムを削除する必要はありませ

ん。以前のバージョンの PowerCenter 用に設定された SAP システムで Informatica を統合する場合は、SAP シ

ステムから古いトランスポートプログラムを削除する必要があります。 /INFATRAN/ZPRGSQ SAP R/3 カスタム

テーブルの現在の設定を書き留めてから、トランスポートオブジェクトを削除してください。

/INFATRAN/の変更

トランスポートオブジェクトを削除するには、名前空間/INFATRAN/を登録し、修復ライセンスを入力します。

さらに、SAP システムの/INFATRAN/の状態を[変更可能]に変更します。

1. トランザクション SE03 に進み、[名前空間の表示/変更]をダブルクリックします。

SAP システムに名前空間のリストが表示されます。

2. [/INFATRAN/]を右クリックして、[表示]をクリックします。

3. 名前空間を次のように変更します。

フィールド 説明

名前空間 トランスポートプログラムを識別する一意の名前。

名前空間の役割 SAP システムにインポートする名前空間を表します。 この名前空間を開発することはできません。ただし、有効な Repair License がある場合は、名前空間を修復することができます。

Repair License トランスポートオブジェクトを変更または修復するために必要な一意のライセンスキー。 名前空間を削除または変更するには、ライセンスキー 10357544012122787918 を入力します。

短テキスト 名前空間の説明。

4. [保存]をクリックします。

5. トランザクション SE03 に進み、[システム変更オプションの設定]をダブルクリックします。

[System Change Option]画面が表示されます。

6. [グローバル設定]を[変更可能]に変更して、[保存]をクリックします。

トランスポートオブジェクトの削除

PowerExchange for SAP NetWeaver には、以下のパッケージが含まれます。

• /INFATRAN/ZINFA_DESIGNTIME

• /INFATRAN/ZINFA_RUNTIME

• ZINFABC_RUNTIME

6 第 2 章: PowerExchange for SAP NetWeaver のインストールおよび設定

パッケージをすべて削除します。 パッケージを削除する前に、パッケージの下のほぼすべてのオブジェクトを

削除する必要があります。

重要: バージョン 9.0.1 移行にアップグレードするときは、テーブル/INFATRAN/ZPRGIN が含まれている

TBL_DESIGN_PROGINFO トランスポートオブジェクトを削除しないでください。 このテーブルには、

PowerExchange for SAP NetWeaver からインストールされたすべての ABAP プログラムの詳細が記録されていま

す。

1. トランザクション SE10 に進み、削除するパッケージの下にあるオブジェクトがロックされていないか確

認します。

オブジェクトは別のユーザーが変更またはトランスポートするとき、ロックされます。すべてのユーザー

について変更可能な要求のリストをトランザクション SE10 で確認して、Informatica オブジェクトに関連

付けられた要求がないか確認します。

2. Informatica オブジェクトに関連付けられた変更可能な要求をすべて解除します。

3. トランザクション SE10 に進み、すべてのオブジェクトを削除するためのワークベンチを作成します。

4. トランザクション SE80 に進み、削除するパッケージを選択し、[表示]をクリックします。

例えば、パッケージ ZINFA_DESIGNTIME を選択します。パッケージを選択すると、パッケージの下にある

関数グループ、プログラム、トランザクション、およびディクショナリオブジェクトなどのすべてのオブ

ジェクトが表示されます。ディクショナリオブジェクトにはテーブルや構造体が含まれます。

5. 関数モジュールを表示する関数グループを選択します。

6. 各関数モジュールを右クリックし、[削除]をクリックします。

7. 関数グループを右クリックし、[削除]をクリックします。

関数グループを削除すると場合は、その関数に含まれるオブジェクトや他の SAP 標準ディクショナリオブ

ジェクトも削除します。

8. 各プログラムを右クリックし、[削除]をクリックします。

9. 確認メッセージが表示されたら、[Includes]を選択して[OK]をクリックします。

各プログラムとそれに含まれるオブジェクトを削除する必要があります。

10. 各テーブルを右クリックし、[削除]をクリックします。

テーブルにデータが含まれる場合は、テーブルを削除する前にデータを削除してください。

11. テーブルがプログラムで使用されていることを示すメッセージが表示されたら[OK]をクリックします。

12. 各構造体を右クリックし、[削除]をクリックします。

13. 構造体がプログラムで使用されていることを示すメッセージが表示されたら[OK]をクリックします。

14. トランザクション SE10 に進み、オブジェクトを削除するために作成されたトランスポート要求を選択し

ます。

15. 要求ノードを展開し、オブジェクトのリストを確認します。

要求ノードのオブジェクトリストと、パッケージから削除するオブジェクトのリストは一致する必要があ

ります。

16. トランザクション SE10 に進み、オブジェクトを削除するためのトランスポート要求を右クリックし、

[Release Directly]を選択します。

変更要求のエクスポートが完了するまで待ちます。パッケージを削除する前に、エクスポートを完了しま

す。

17. トランザクション SE80 に進み、パッケージを右クリックして、[削除]をクリックします。

18. プロンプトが表示されたら、新しいローカルトランスポート要求を作成して、パッケージを削除します。

19. トランザクション SE10 に進み、パッケージを削除します。

20. パッケージを削除するために作成したトランスポート要求を解除します。

トランスポートのインストールおよび設定 7

手順 2. インストールトランスポートオブジェクト

Informatica には、設計時トランスポートと実行時トランスポートのグループを備えています。トランスポー

トは、SAP 統合に必要なカスタマイズされたオブジェクトです。これらのオブジェクトには、Informatica が

データファイルにエクスポートするテーブル、プログラム、構造体、関数があります。SAP システムにこれら

のトランスポートを配置します。これにより、各グループのトランスポートにパッケージが作成されます。

インストールするトランスポートは SAP システムのバージョンによって異なります。Unicode SAP システム用

のトランスポートは、インストールパッケージの saptrans/mySAP/UC の場所に用意されています。これらのト

ランスポートは、SAP バージョン ECC5.0 および ECC6.0 から作成されています。

このディレクトリには、SAP システムに配置するデータファイルと co ファイル(共用ファイル)用に別々のデ

ィレクトリが用意されています。データファイルには、トランスポートオブジェクトが含まれています。co フ

ァイルには、トランスポート条件が含まれています。各プログラムファイルセットは、特定の目的を持つ関数

グループを表します。

トランスポートオブジェクトのインストール

SAP システム管理者は、Transport Management System(STMS)を使用してトランスポートを配置できます。イ

ンストールパッケージには、SAP システムに配置するデータファイルと co ファイル(共用ファイル)用に別々

のディレクトリが用意されています。データファイルには、トランスポートオブジェクトが含まれています。

co ファイルには、トランスポート条件が含まれています。各プログラムファイルセットは、特定の目的を持つ

関数グループを表します。

SAP システムに次の順序でトランスポートを配置します。

1. 開発システムに ZINFABC 実行時トランスポートを配置します。

2. 開発システムに実行時トランスポート(複数)を配置します。

3. 開発システムに設計時トランスポート(複数)を配置します。開発システムに配置する設計時トランスポ

ートは、使用する PowerExchange for SAP の機能によって異なります。

4. 開発システムにトランスポートを配置してから、テストシステムと本番システムに実行時トランスポート

のデプロイメントを行います。

5. Transport Management System を使用して SAP にトランスポートを配置するには、トランザクション STMS

に移動します。

6. [概要]-[インポート]をクリックします。

7. ターゲットのシステムキューを開きます。

8. [補足]-[そのほかの依頼]-[追加]をクリックします。

[Add Transport Request to Import Queue]ダイアログボックスが表示されます。

9. トランスポート要求番号を追加します。

トランスポート要求番号を追加する場合、プレフィックスを削除します。たとえば、

ZINFABC_RUN_R900101.R46 を追加するときは、ZINFABC_RUN を削除します。最初に ZINFABC 実行時トラン

スポートを配置します。

10. [Enter]をクリックします。

11. [依頼の列]で、追加したトランスポート要求番号を選択して[依頼]-[インポート]をクリックしま

す。

12. 追加する各トランスポートについて、手順 5 から 11 までを繰り返します。

8 第 2 章: PowerExchange for SAP NetWeaver のインストールおよび設定

TBL_DESIGN_PROGINFO

TBL_DESIGN_PROGINFO トランスポートオブジェクトを Unicode SAP システムのみにインストール

TBL_DESIGN_PROGINFO トランスポートオブジェクトは、パッケージ/INFATRAN/ZINFA_DESIGNPROGINFO、および

テーブル/INFATRAN/ZPRGIN を含みます。トランスポートをインストールするときに、パッケージ/INFATRAN/

ZINFA_DESIGNPROGINFO を削除したり上書きしたりしないようにします。テーブル/INFATRAN/ZPRGIN には、

PowerExchange for SAP からインストールされたすべての ABAP プログラムの詳細が記録されています。

手順 3。 トランスポートプログラムの実行

統合オブジェクトをトランスポートした後で、以下のプログラムを実行します。

/INFATRAN/YPMPARSQ

パッケージ/INFATRAN/ZINFA_RUNTIME の一部。 このプログラムは、一意なパラメータ ID を生成します。

開発システム、テストシステムおよび本番システムで、このプログラムを実行します。

/INFATRAN/YPMPRGSQ

パッケージ/INFATRAN/ZINFA_DESIGNTIME の一部。 開発システムでのみ、このプログラムを実行します。

このプログラムを実行して ABAP プログラム名のプレフィックスを最大 10 文字まで指定し、SAP に登録さ

れた名前空間を設定し、開始シーケンス番号を決定します。 以前のバージョンからアップグレードすると

きは、このプログラムを実行して、同じ開始シーケンス番号を使用します。

ABAP プログラム名のプレフィックスは「Y」または「Z」で始まるものとします。これらのオブジェクトを

トランスポートする各 SAP システム内で一意なプレフィックスを使用してください。たとえば、ある SAP

システムのプレフィックスとカレントシーケンスとして YPC000001 を使用し、別の SAP システムに

ZPM000001 を使用することができます。

/INFATRAN/YMPRGSQ プログラムを実行する場合は、以下のオプションを選択できます。

長い名前

カスタマ名前空間を指定しているときに選択します。[Long Names]を選択した場合は、カスタマ名前空

間を含む 30 文字の長さのプログラム名を生成します。プログラム名の長さが 8 文字以上の場合は、このオ

プションを選択します。

上書き

/INFATRAN/ZPRGSQ カスタムテーブルの既存の情報を上書きする場合に選択します。 例えば、カスタムの

名前空間を追加する場合は、関連する情報を指定し、[上書き]を選択します。

テストシステムおよび本番システムへの実行時パッケージのデプロイメント

SAP 開発システムにトランスポートをインストールした後、テストシステムと本番システムに実行時パッケー

ジをデプロイメントします。実行時パッケージをデプロイメントする前に、SAP トランザクション SE10 を使用

して、実行時パッケージを含む既存のトランスポート要求がないことを確認します。

1. SAP 開発システムで、トランザクション SE80 に移動します。

[オブジェクトナビゲータ]ウィンドウが表示されます。

2. ZINFABC_RUNTIME パッケージを表示します。

3. パッケージ名を右クリックして[トランスポート要求の書き込み]を選択します。

[パッケージのトランスポート]ダイアログボックスが表示されます。

4. [すべてのオブジェクト]をクリックします。

[トランスポート要求の入力]ダイアログボックスが表示されます。

5. [要求の作成]をクリックします。

トランスポートのインストールおよび設定 9

[要求タイプの選択]ダイアログボックスが表示されます。

6. [コピーのトランスポート]をクリックしてから、[実行]をクリックします。

[要求の作成]ダイアログボックスが表示されます。

7. 簡単な説明を入力して、[保存]をクリックします。

8. トランザクション SE10 に進みます。

[トランスポートオーガナイザ]ウィンドウが表示されます。

9. [要求タイプ]で、[コピーのトランスポート]を選択します。

10. [要求ステータス]で、[変更可能]を選択します。

11. [表示]をクリックします。

[トランスポートオーガナイザ:要求]ウィンドウが表示されます。

12. 作成したトランスポート要求をダブルクリックします。

[要求の表示]ダイアログボックスが表示されます。

13. [プロパティ]タブで、パッケージをデプロイするターゲット SAP システムを選択し、[実行]をクリック

します。

14. 作成したトランスポート要求を選択して、[直接リリース]をクリックします。

SAP によって、パッケージがターゲットシステムにデプロイされます。

15. 手順 1~14 を繰り返して、/INFATRAN/ZINFA_RUNTIME パッケージをデプロイします。

手順 4。 ユーザーの作成

SAP の開発環境、テスト環境、本番環境に適切なユーザーを作成します。作成するユーザーによって、SAP と

Informatica の間で非対話通信が可能になります。

ご使用の SAP バージョンに応じて、適切な権限プロファイルを持つ Common Program Interface-

Communications (CPI-C)ユーザー、システムユーザー、または通信ユーザーを作成します。

ヒント: SAP システムで作成する Informatica のユーザーと、SAP システムでタスクを完了するユーザーが同

じ権限を持っていることを確認します。

手順 5. プロファイルの作成

SAP 管理者が、SAP の開発システム、テストシステム、本番システムにプロファイルを作成すると、統合機能を

使用できるようになります。このプロファイル名には、オブジェクトおよび関連アクティビティの権限を含む

必要があります。テストシステムのプロファイルは、本番システムのプロファイルと同じである必要がありま

す。

以下の表に、統合に必要な権限を示します。

権限オブジェクト プロダクション/開発

統合機能 アクティビティ

S_DEVELOP 開発 プログラムのインストールとアンインストール

全アクティビティ

Development ObjectID をPROG に設定する必要があります。

S_TABU_DIS プロダクション データの抽出 読み取り

10 第 2 章: PowerExchange for SAP NetWeaver のインストールおよび設定

権限オブジェクト プロダクション/開発

統合機能 アクティビティ

S_DATASET

プロダクション ファイルへのデータのステージング

書き込み

S_BTCH_JOB プロダクション バックグラウンドジョブのリリース

DELE、LIST、PLAN、SHOW

Job Operation を RELE に設定します。

S_RFC 本番(商用)環境

開発環境

RFC 権限の付与 全アクティビティ

以下の関数グループの関数グループ RFC オブジェクトにRFC 特権を付与します。- ZPMV

- ZERP

- ZPMH

- ZPMR

- ZPMP

- ZPMD

- ZPMI

- ZPMF

- SYST

- /INFATRAN/*

手順 6。 パッケージの作成

ABAP を使用して PowerExchange for SAP NetWeaver を mySAP アプリケーションと統合するためのパッケージ

を作成します。 開発システムで SAP ソース定義を使用したマッピングを作成する場合は、ABAP プログラムを

生成してインストールします。Developer ツールはデフォルトで、マッピングから生成される ABAP プログラム

を$TMP パッケージにインストールします。 テストシステムまたは本番システムへのトランスポートを容易に

するには、SAP 管理者は、ABAP プログラム用にパッケージを作成する必要があります。$TMP パッケージからト

ランスポートすることはできません。

1. トランザクション SE80 に進みます。

[Object Navigator]ウィンドウが表示されます。

2. リストからパッケージを選択します。

3. 新しいパッケージの名前を入力して、Enter キーを押します。

SAP は新しいパッケージの作成を求めるメッセージを表示します。

4. [OK]をクリックします。

5. 次の情報を入力して、[Save](保存)ボタンをクリックします。

フィールド 説明

パッケージ パッケージの名前。

短テキスト パッケージの説明。

トランスポートのインストールおよび設定 11

フィールド 説明

ソフトウェアコンポーネント ソフトウェアコンポーネントの名前。

アプリケーションコンポーネント

アプリケーションコンポーネントの名前。

ワークベンチ要求を選択するよう求められます。

6. ワークベンチ要求を選択します。 または、新しいワークベンチ要求を作成します。

7. [保存]をクリックします。

8. トランザクション SE10 に進みます。

また、ワークベンチ要求のリストをトランザクション SE10 で表示することができます。

9. 新しいワークベンチ要求を右クリックして、[リリース]を選択します。

PowerExchange for SAP NetWeaver のアンインストール

Developer ツールをアンインストールする場合は、PowerExchange for SAP NetWeaver もアンインストールし

ます。アンインストーラは RFC_INI 環境変数を削除しません。

PowerExchange for SAP NetWeaver をアンインストールしたら、SAP システムをクリーンアップする必要があ

ります。

SAP システムのクリーンアップ

SAP システムをクリーンアップするには、以下の作業を実行します。

SAP からトランスポートオブジェクトを削除

SE10 および SE80 の各トランザクションを使用して、PowerExchange for SAP NetWeaver を実行するため

にインストールしたトランスポートオブジェクトを削除します。

ABAP プログラムをアンインストール

ABAP プログラムを使用して SAP からデータを抽出した場合は、ABAP プログラムを SAP からアンインスト

ールします。

12 第 2 章: PowerExchange for SAP NetWeaver のインストールおよび設定

第 3 章

SAP 接続

この章では、以下の項目について説明します。

• SAP 接続の概要, 13 ページ

• SAP 接続のプロパティ, 13 ページ

• SAP 接続の作成, 15 ページ

SAP 接続の概要SAP 接続を使用して SAP エンタープライズアプリケーションのテーブルにアクセスします。

接続を作成して SAP テーブルメタデータをインポートし、データオブジェクト、プレビューデータ、プロファ

イルデータを作成し、マッピングを実行します。Developer ツールは、データオブジェクトをインポートする

際に接続を使用します。Data Integration Service は、データをプレビューするか、またはマッピングを実行

する際に接続を使用します。

Developer ツールは、接続をドメイン環境設定リポジトリに格納します。接続設定で接続を作成し、管理しま

す。

SAP 接続のプロパティ以下の表に、SAP 接続のプロパティを示します。

プロパティ 説明

ユーザ名 SAP ソースシステム接続のユーザ名。

パスワード ユーザ名に対するパスワード。

トレース SAP システムの RFC 呼び出しを追跡する場合に選択します。 SAP では RFC 呼び出しについての情報は、トレースファイルに保存されています。トレースファイルへのアクセスは、Informatica サーバーマシンでは server/bin ディレクトリから、クライアントマシンでは client/bin ディレクトリから行います。

接続タイプ 1 つの SAP システムに接続するには Type A を選択します。 SAP 負荷分散を使用する場合は、Type B を選択します。

13

プロパティ 説明

ホスト名 SAP サーバーのホスト名または IP アドレス。 Informatica はこのエントリを使用して、SAP サーバーに接続します。

R3 名 SAP システムの名前。

グループ SAP アプリケーションサーバーのグループ名。

システム番号 SAP システム番号。

クライアント番号 SAP クライアント番号。

言語 マッピングで使用する言語。 Developer ツールのコードページとの互換性が必要です。 空白のままにすると、SAP システムのデフォルト言語が使用されます。

コードページ SAP サーバーと互換性のあるコードページ。言語コードにも対応している必要があります。

ステージングディレクトリ

ステージングファイルが作成される場所の SAP システムのパス。

ソースディレクトリ ソースファイルを含む Data Integration Service パス。

FTP の使用 FTP で SAP にアクセスできるようにします。

FTP ユーザー名 FTP サーバーに接続するユーザー名。

FTP パスワード FTP ユーザーのパスワード。

FTP ホスト FTP サーバーのホスト名または IP アドレス。

オプションで、1 から 65535 までのポート番号を指定できます。 FTP のデフォルトは 21 です。次の構文でホスト名を指定します。

hostname:port_number

または

IP address:port_number

ポート番号を指定する場合は、ホストマシン上でそのポート番号に対して FTP を使用可能にしてください。

SFTP を有効にする場合、SFTP サーバ用のホスト名またはポート番号を指定する必要があります SFTP のデフォルトは 22 です。

リトライ期限 FTP ホストへの接続が失敗した場合に、Data Integration Serviceによって再接続が試行される秒数。 Data Integration Service がリトライ期限内に FTP ホストに再接続できなかった場合、セッションは失敗します。 デフォルト値は 0 で、これは無限のリトライ期限を示します。

SFTP の使用 SFTP が SAP にアクセスできるようにします。

パブリックキーファイル名

パブリックキーファイルパスおよびファイル名。SFTP サーバがパブリックキー認証を使用する場合に必要となります。SFTP に対して有効になります。

14 第 3 章: SAP 接続

プロパティ 説明

プライベートキーファイル名

プライベートキーファイルのパスおよびファイル名。SFTP サーバがパブリックキー認証を使用する場合に必要となります。SFTP に対して有効になります。

プライベートキーファイル名パスワード

プライベートキーファイルを復号化するために使用されるプライベートキーファイルのパスワード。SFTP サーバがパブリックキー認証を使用し、そのプライベートキーを暗号化する場合に必要です。SFTP に対して有効になります。

SAP 接続の作成SAP データオブジェクトのインポート、データのプレビュー、データのプロファイリング、またはマッピング

を行う前に、接続を作成します。

1. [ウィンドウ]- [設定] をクリックします。

2. [Informatica]- [接続] を選択します。

3. ドメインを展開します。

4. [エンタープライズアプリケーション]を選択し、[追加]をクリックします。

5. 接続名を入力します。

6. 必要に応じて、接続の説明を入力します。

7. 接続を作成するドメインを選択します。

8. [次へ]をクリックします。

9. 接続のプロパティを設定します。

10. [テスト接続]をクリックし、入力した接続のプロパティが正しく、SAP システムに接続できることを確認

します。

11. [完了]をクリックします。

SAP 接続の作成 15

第 4 章

SAP データオブジェクト

この章では、以下の項目について説明します。

• SAP データオブジェクトの概要, 16 ページ

• SAP データオブジェクト, 16 ページ

• SAP 読み取り操作, 17 ページ

SAP データオブジェクトの概要SAP データオブジェクトは SAP をソースとして使用する物理データオブジェクトです。SAP データオブジェクト

は、SAP リソースに基づくデータの表現です。Data Integration Service を設定し、トランスペアレント型、

プール型、クラスタ型の各テーブルからデータを抽出できます。

SAP データオブジェクトを作成し、SAP システムからデータを読み取ります。SAP テーブルを Developer ツール

にインポートし、SAP データオブジェクトを作成します。SAP データオブジェクトの読み取り操作を作成しま

す。それから、データオブジェクトをマッピング、マップレット、またはプロファイルに追加できます。

読み取り操作を作成した後で、ABAP プログラムを生成できます。ABAP プログラムは SAP システムにインストー

ルされ、プログラムはデータを SAP テーブルから読み取ります。はじめて ABAP プログラムを生成およびインス

トールする際、Developer ツールは一意の ABAP プログラム名を生成します。

データオブジェクトに複数の読み取り操作を作成できます。SAP データオブジェクトの読み取り操作のプログ

ラム名はすべて同じです。Developer ツールは、SAP データオブジェクトの各読み取り操作に、一意のフォー

ム名を生成します。

SAP データオブジェクトSAP データオブジェクトは、インポートしてマッピング、マプレット、またはプロファイルに含めます。 SAP

データオブジェクトは、ソースとして SAP を使用する物理データオブジェクトです。

SAP データオブジェクトのインポート

SAP データオブジェクトを、マッピング、マプレット、またはプロファイルに追加するには、インポートしま

す。

16

SAP データオブジェクトをインポートする前に、エンタープライズアプリケーションへの接続を設定します。

1. [Object Explorer]ビューで、プロジェクトまたはフォルダを選択します。

2. [ファイル] > [新規] > [データオブジェクト]をクリックします。

3. [SAP データオブジェクト]を選択して、[次へ]をクリックします。

[新しい SAP データオブジェクト]ダイアログボックスが表示されます。

4. [場所]オプションの横にある[参照]をクリックして、ターゲットプロジェクトまたはフォルダーを選択

します。

5. [接続]オプションの横にある[参照]をクリックして、SAP テーブルメタデータのインポート元の SAP 接

続を選択します。

6. テーブルを SAP データオブジェクトに追加するには、[リソース]オプションの横にある[追加]をクリ

ックします。

[データオブジェクトにソースを追加]ダイアログボックスが表示されます。

7. テーブル名を入力するか、選択してデータオブジェクトに追加します。

• インポートする SAP テーブル(1 つまたは複数)に移動して[OK]をクリックします。

• インポートするテーブル名またはテーブルの説明を[リソース]フィールドに入力します。

テーブル名を入力する際にはワイルドカード文字を使用でき、また複数のテーブル名をカンマで区切って

入力できます。

8. [階層で表示]オプションを選択して、SAP テーブルの階層を表示します。

9. テーブルを選択して[OK]をクリックします。

10. 必要に応じて、追加のテーブル名を SAP データオブジェクトに追加します。

11. オプションで、SAP データオブジェクトの名前を入力します。

12. [完了]をクリックします。

データオブジェクトが、[Object Explorer]ビューのプロジェクトまたはフォルダーの[データオブジェ

クト]の下に表示されます。

SAP データオブジェクトの作成後にテーブルを追加することもできます。

SAP 読み取り操作SAP 読み取り操作には、ABAP プログラムがどのように生成されたか、およびどのように SAP システムにインス

トールされたかを定義するプロパティが含まれています。また、SAP 読み取り操作は Developer ツールがどの

ように SAP テーブルからデータを読み取るかも定義します。SAP 読み取り操作を作成したら、複数のテーブル

をそこに追加できます。

読み取り操作に変更を加える場合は、もう一度 ABAP プログラムを生成し、プログラムの変更を反映する必要が

あります。

SAP 読み取り操作の作成

SAP 読み取り操作は、マッピングまたはマップレットにソースとして追加できます。読み取り操作は、データ

オブジェクトの 1 つ以上の SAP テーブルに対して作成できます。

SAP 読み取り操作を作成する前に、データオブジェクトを作成し、SAP テーブルをインポートする必要がありま

す。

1. [Object Explorer]ビューで SAP データオブジェクトを選択します。

SAP 読み取り操作 17

2. 右クリックし、[新規]-[SAP 読み取り操作]を選択します。

[新規読み取り操作]ダイアログボックスが表示されます。

3. 読み取り操作の名前を入力します。

4. [追加]をクリックします。

[リソースの選択]ダイアログボックスが表示されます。

5. 読み取り操作を作成するテーブルを選択し、[OK]をクリックしてから、[完了]をクリックします。

Developer ツールは、選択したデータオブジェクトの読み取り操作を作成します。

キー関係

SAP データオブジェクトにテーブル間のキー関係を作成できます。キー関係を使用して、SAP データオブジェク

ト内のテーブルを結合することができます。

SAP テーブルをインポートする場合、Developer ツールは SAP テーブルで定義されたプライマリキー情報を保

持します。関連する SAP テーブルを同時にインポートする場合、外部キーとキー関係も保持されます。ただし、

関連する SAP テーブルを個別にインポートする場合は、テーブルをインポートした後にキー関係を再作成する

必要があります。

キー関係を作成するには、参照データオブジェクトにプライマリキーを作成してから、外部キーを含むデータ

オブジェクトにリレーションを作成します。

作成したキー関係は、SAP データオブジェクトのメタデータに存在します。ソースの SAP テーブルを変更する

必要はありません。

SAP データオブジェクトにおけるキーの作成

Input トランスフォーメーションの各行を識別するためのキーカラムを作成します。各 Input トランスフォー

メーションごとに 1 つのプライマリキーを作成できます。

1. SAP データオブジェクトを開きます。

2. キーを作成する読み取り操作を選択します。

3. Input トランスフォーメーションを選択します。

4. [キー]プロパティを選択します。

5. [追加]をクリックします。

[新しいキー]ダイアログボックスが表示されます。

6. キー名を入力します。

7. キーカラムを選択します。

8. [OK]をクリックします。

9. SAP データオブジェクトを保存します。

SAP データオブジェクト内のリレーションの作成

SAP データオブジェクトにテーブル間のキー関係を作成できます。

参照するテーブルトランスフォーメーションにはプライマリキーが必要です。

1. SAP データオブジェクトを開きます。

2. 外部キーを作成する読み取り操作を選択します。

3. Input トランスフォーメーションを選択します。

18 第 4 章: SAP データオブジェクト

4. [リレーション]プロパティを選択します。

5. [追加]をクリックします。

[新しいリレーション]ダイアログボックスが表示されます。

6. 外部キーの名前を入力します。

7. 参照先のソーストランスフォーメーションからプライマリキーを選択します。

8. [OK]をクリックします。

9. [リレーション]プロパティで、外部キーカラムを選択します。

選択オプション

SAP テーブルから戻される行数を制限することができます。読み取り操作で[選択オプション]プロパティを

設定し、1 行またはある固有値を持つ行の集まりをソーステーブルから選択します。デフォルトでは、[選択オ

プション]プロパティはソースからすべての行を選択します。

次のプロパティ設定を選択します。

すべて選択

デフォルトの設定です。ソースからすべての行を選択します。

1 つ選択

Open SQL を使用し、テーブルから 1 行を選択します。

個別選択

Open SQL または Exec SQL を使用し、テーブルから一意の値を選択します。

ソート済みポート

SAP データオブジェクトでソート済みポートを使用して、クエリでソースから取得した行をソートできます。

Developer ツールは、ABAP プログラムの SELECT 文の ORDER BY 句にポートを追加します。

ソート済みポートを使用する場合、Developer ツールは SQL クエリに ORDER BY 句を追加します。SAP システム

はクエリを実行して、結果データを Data Integration Service に渡します。

ソート済みポートの使用

SAP データオブジェクトのカラムデータをソートするには、ソート済みポートを使用します。SAP データオブジ

ェクトをマッピングまたはマップレットで読み取り操作として使用する場合は、ソート済みデータを、読み取

り操作からトランスフォーメーションダウンストリームに送信できます。

1. SAP データオブジェクトを開きます。

2. 読み取り操作を選択します。

3. ソーストランスフォーメーションを選択します。

4. [詳細]プロパティを選択します。

5. [編集]ボタン([ソート]フィールドの横)をクリックします。

[ソート]ダイアログボックスが表示されます。

6. ソート済みポートとしてカラムを指定するには、[新規]ボタンをクリックします。

7. カラムとソートタイプ(昇順または降順)を選択します。

8. 手順 6~7 を繰り返して、ソートする他のカラムを選択します。

[ソート]ダイアログボックスに表示される順序に従って、カラムがソートされます。

SAP 読み取り操作 19

9. [OK]をクリックします。

[詳細]プロパティに、[ソート]フィールドのソースカラムが表示されます。

フィルタ

読み取り操作にフィルタ値を入力できます。 フィルタは、ABAP プログラムの SELECT 文の WHERE 句を指定しま

す。 Data Integration Service がソースの SAP テーブルから読み取る行数を減らすにはフィルタを使用しま

す。 ソースフィルタを入力すると、WHERE 句が ABAP プログラムのデフォルトクエリに追加されます。

フィルタ値の入力

フィルタ値を入力し、Data Integration Service が SAP テーブルから読み取る行数を減らします。

1. SAP データオブジェクトを開きます。

2. 読み取り操作を選択します。

3. Output トランスフォーメーションを選択します。

4. [詳細]プロパティを選択します。

5. [フィルタ]フィールドにフィルタ値を入力します。以下の構文を使用します。

• フィルタ条件が 1 つの場合の構文

TABLE1 = TABLE1-FIELD1 = 'value'

• フィルタ条件が複数の場合の構文

TABLE1 = TABLE1-FIELD1 = 'value' OR TABLE1-FIELD1 = ‘value2’

• テーブル条件が複数の場合の構文

TABLE1 = TABLE1-FIELD1 = 'value', TABLE2 = TABLE2-FIELD2 = ‘value2’

結合条件

読み取り操作にユーザー定義ジョインを入力できます。ユーザー定義ジョインは、複数のソースのデータを同

じ SAP データオブジェクトに結合するための条件を指定します。SAP データオブジェクトにユーザー定義ジョ

インを入力して、関連ソースのデータを結合します。

結合条件の入力

SAP データオブジェクトにユーザー定義ジョインを入力できます。ユーザー定義ジョインは、複数のソースの

データを同じ SAP データオブジェクトに結合するための条件を指定します。ユーザー定義ジョインは、データ

統合時に各ソースの関連キーに基づいて作成されるデフォルトのインナー等価ジョインをオーバーライドしま

す。

1. SAP データオブジェクトを開きます。

2. 読み取り操作を選択します。

3. Output トランスフォーメーションを選択します。

4. [詳細]プロパティを選択します。

5. [結合条件]フィールドにフィルタ値を入力します。以下の構文を使用します。

例えば、3 つのテーブルの結合条件に以下の構文を使用します。

TABLE1 INNERJOIN TABLE2 ON (TABLE2-FIELD1 = TABLE1-FIELD1) OUTERJOIN TABLE3 ON (TABLE3-FIELD1 = TABLE2-FIELD1)

20 第 4 章: SAP データオブジェクト

第 5 章

ABAP プログラムの生成およびインストール

この章では、以下の項目について説明します。

• ABAP プログラムの生成およびインストール, 21 ページ

• ABAP プログラムの生成および SAP システムへのインストール, 21 ページ

• ABAP プログラムに名前を付ける, 22 ページ

• 権限チェックの追加, 22 ページ

• 構文モードの選択, 22 ページ

• ABAP プログラムの再生成, 23 ページ

• ABAP プログラムのアンインストール, 23 ページ

ABAP プログラムの生成およびインストールDeveloper ツールは、ABAP プログラムを開発クラスにインストールします。

デフォルトの開発クラスは$TMP です。このクラスから別のシステムに ABAP プログラムを移すことはできませ

ん。ABAP プログラムを本番システムに移す場合、その ABAP プログラムの SAP 内に開発クラスを作成します。

同じ名前空間の中にある開発クラスの名前空間を使用する ABAP プログラムをインストールします。

SAP システムに直接 ABAP プログラムをインストールすることもできますし、ABAP プログラムをローカルに生成

して、ローカルコピーを使用して SAP システムにインストールすることもできます。

ABAP プログラムの生成および SAP システムへのインストール

SAP システムに ABAP プログラムを直接インストールできます。または、ABAP プログラムをファイルに生成し、

SAP システムにインストールする前に変更します。はじめて SAP システムに直接インストールする場合、

Developer ツールはプログラム名を生成します。

1. SAP データオブジェクトを右クリックし、[プログラムの管理]を選択します。

[ABAP プログラムの管理]ダイアログボックスが表示されます。

21

2. [開発クラス]ボックスに、プログラムをインストールする開発クラスの名前を入力します。デフォルトの

開発クラスは$TMP です。

3. オプションで、[名前空間の使用]を選択し、SAP に登録した名前空間を ABAP プログラム名の先頭に付け

ます。

4. 必要に応じて[強制権限チェック]を選択し、SAP アプリケーションサーバーが、プログラムを実行して

いるユーザーがソースに対して読み取り権限を持っていることを検証できるようにします。

5. 生成された ABAP プログラムをインストールするには、次のいずれかのオプションを選択します。

• サーバーにインストール。ABAP プログラムを生成して SAP システムにインストール。

• 既存のファイルからサーバーにインストール。ABAP プログラムをファイルから SAP システムにインス

トール。

• 新しいプログラムをファイルシステムに生成。ABAP プログラムをローカルディレクトリにインストー

ル。

6. [OK]をクリックします。

ABAP プログラムに名前を付けるはじめて ABAP プログラムを生成またはインストールする際、Developer ツールは一意の ABAP プログラム名を

生成します。

SAP に名前空間を登録している場合は、ABAP プログラム名に名前空間のプレフィックスを追加するという選択

肢もあります。

ABAP プログラムをインストールまたは生成した後に名前空間を追加する場合は、ABAP プログラムをすべての

SAP システムからアンインストールする必要があります。それから、ABAP プログラムを名前空間とともにもう

一度インストールします。

権限チェックの追加ABAP プログラム生成時、権限チェックを追加できます。Developer ツールは、権限チェックを ABAP プログラ

ムに追加します。

アプリケーションサーバーは、ABAP プログラム実行しているユーザーがソースに対して読み込み権限を持って

いるかどうかを確認します。ユーザーがどれか1つのソースに対してアクセス権限を持っていない場合、プロ

グラムは NO AUTHORITY エラーとなり、失敗します。

ABAP プログラム生成時に[権限チェック]を有効にした場合、SAP アプリケーションサーバーは、プログラム

を実行しているユーザーがソースの読み込み権限を持っているかどうかを確認します。SAP は、最初のソース

を読み込む前に権限を確認します。SAP R/3 アプリケーションに接続しているユーザーがどれか 1 つのソース

に対して読み込み権限を持っていない場合、プログラムは NO AUTHORITY エラーとなります。

構文モードの選択SAP アプリケーションサーバーが使用する ABAP プログラムを生成、インストールしてソースデータを抽出する

とき。Developer ツールは、読み取り操作における構文モードの選択のプロパティに基づいて ABAP プログラム

22 第 5 章: ABAP プログラムの生成およびインストール

を生成します。Developer ツールは、Open SQL、Open SQL のネストされたジョイン、または Open SQL ABAP ジ

ョイン構文を生成できます。

ABAP プログラムの再生成読み取り操作に変更を加える場合は、ABAP プログラムを再生成する必要があります。

キー関係を持つテーブルの ABAP プログラムを生成する場合、Developer ツールは[詳細]プロパティで結合条

件を生成します。ABAP プログラムを生成した後で読み取り操作のキーまたはリレーションを変更する場合、も

う一度 ABAP プログラムを生成する前に[詳細]プロパティから結合条件を削除する必要があります。

ABAP プログラムのアンインストールプログラムとマッピングとの関連付けが不要になった場合、ABAP プログラムをアンインストールします。接続

している SAP システムから ABAP プログラムをアンインストールできます。

1. [Object Explorer]ビューで SAP データオブジェクトを選択します。

2. SAP データオブジェクトを右クリックし、[プログラムの管理]を選択します。

[ABAP プログラムの管理]ダイアログボックスが表示されます。

3. ABAP プログラムの隣にある[アンインストール]ボックスをクリックします。

ABAP プログラムは SAP システムからアンインストールされます。

ABAP プログラムの再生成 23

第 6 章

ABAP プログラムの一時ファイルへのアクセス

この章では、以下の項目について説明します。

• ABAP プログラムの一時ファイルへのアクセス, 24 ページ

• アクセスモード, 24 ページ

ABAP プログラムの一時ファイルへのアクセスSAP 読み取り操作をソースとして使用するマッピングを実行する場合、Data Integration Service は ABAP プ

ログラムを実行します。ABAP プログラムはデータを SAP テーブルから抽出し、ステージングエリアに保存しま

す。ABAP プログラムは、SAP システムへの接続を作成したときに指定した場所にデータを保存します。

アクセスモードSAP セッションの一時ファイルへは以下の方法でアクセスできます。

• NFS マウント

• FTP または SFTP

NFS マウント

SAP システムと Data Integration Service で、ファイルのパスや名前が異なる場合は、NFS マウントを使用し

ます。

NFS マウントは以下の状況で使用します。

一方のホストが Windows でもう一方が UNIX である

Data Integration Service から、一時ファイルが常駐するマシンにドライブをマッピングします。パス名

は、2 つのプラットフォーム間で別々にマッピングします。

2 つのホスト間で共用されるファイルシステムは、別々にマウントされる

Data Integration Service から、一時ファイルが常駐するマシンにドライブをマッピングします。

24

ファイルにアクセスするユーザーは、Data Integration Service を実行するユーザーでなければなりません。

Windows 環境の SAP システムでは、ユーザーは、ファイルをステージングするディレクトリに対して標準読み

込み権限を持っている必要があります。

FTP または SFTP

Data Integration Service が FTP 接続または SFTP 接続経由でファイルシステムにアクセスするときは、以下

の場合に FTP または SFTP を使用します。

FTP サーバーまたは SFTP サーバーがファイルシステム全体を表示するように設定されている

Data Integration Service が FTP または SFTP 経由で SAP にアクセスする場合、ファイルへのパスは同一

です。

FTP サーバーまたは SFTP サーバーが特定のディレクトリまたは複数の特定ディレクトリに限定されている

一時ディレクトリへのパスとソースディレクトリへのパスは異なります。

一時ファイルにアクセスするユーザーは、FTP ユーザーまたは SFTP ユーザーである必要があります。Windows

環境の SAP システムでは、ユーザーは、ファイルをステージングするディレクトリに対して標準読み込み権限

を持っている必要があります。

Data Integration Service では、FTP または SFTP 経由で一時ファイルへのアクセスに失敗すると、SAP から返

されるエラーメッセージをセッションログに記録します。SAP クライアントからのトランザクション st22 を使

用して、SAP エラーメッセージの詳細を取得します。

アクセスモード 25

第 7 章

SAP プッシュダウンの最適化

この章では、以下の項目について説明します。

• SAP プッシュダウンの最適化の概要, 26 ページ

• プッシュダウンの最適化の式, 26 ページ

• SAP データ型の例外, 27 ページ

SAP プッシュダウンの最適化の概要Data Integration Service がフィルタプッシュダウンの最適化を使用する場合は、フィルタトランスフォーメ

ーション論理をソースにプッシュします。Data Integration Service がソースにプッシュできるフィルタトラ

ンスフォーメーション論理の量は、マッピングにおけるフィルタトランスフォーメーションの位置、ソースタ

イプ、およびフィルタトランスフォーメーション論理によって異なります。

Data Integration Service は、アプリケーション内の対応する演算子および関数を判断することによって、ト

ランスフォーメーション式をクエリに変換します。 対応する演算子または関数が存在しない場合、Data

Integration Service がトランスフォーメーション論理を処理します。

プッシュダウンの最適化の式Data Integration Service は、カラム名、演算子、リテラル文字列を含む式について、フィルタトランスフォ

ーメーション論理を SAP ソースにプッシュできます。 Data Integration Service がトランスフォーメーショ

ン論理を SAP にプッシュする際、式のリテラル文字列は SAP データタイプに変換されます。

フィルタトランスフォーメーション式には、AND または OR で区切って複数の条件を指定できます。条件が複数

の SAP テーブルに適用される場合、Data Integration Service は、SAP データオブジェクトで Open SQL ABAP

ジョイン構文が使用されているときに、トランスフォーメーション論理を SAP にプッシュできます。SAP デー

タオブジェクトの読み取り操作で Select 構文モードを設定します。

プッシュダウンの最適化関数

Data Integration Service は、TO_DATE が DATS、TIMS、または ACCP データタイプの文字列を以下のいずれか

の日付フォーマットに変換する場合、TO_DATE 関数を含むトランスフォーメーション論理をプッシュダウンで

きます。

• 'MM/DD/YYYY'

26

• 'YYYY/MM/DD'

• 'YYYY-MM-DD HH24:MI:SS'

• 'YYYY/MM/DD HH24:MI:SS'

• 'MM/DD/YYYY HH24:MI:SS'

Data Integration Service は、TO_DATE 関数が DATS、TIMS、または ACCP 以外のデータタイプに適用される場

合、または、Data Integration Services が SAP にプッシュできないフォーマットに TO_DATE が文字列が変換

される場合、そのトランスフォーメーション論理を処理します。Data Integration Service は、TO_DATE 以外

の Informatica 関数を含むトランスフォーメーション論理を処理します。Data Integration Service は、

TO_DATE 以外の Informatica 関数を含むトランスフォーメーション論理を処理します。

プッシュダウンの最適化操作

Data Integration Service は次の演算子を SAP にプッシュダウンできます。

< > => = <= <> != ^= AND OR

SAP データ型の例外Data Integration Service は、ソースがトランスフォーメーションロジックを処理できない場合にフィルタト

ランスフォーメーションロジックを処理します。 トランスフォーメーション式に以下のデータ型が含まれる場

合、Data Integration Service は、SAP ソースのフィルタトランスフォーメーションを処理します。

• RAW

• LRAW

• LCHR

SAP データ型の例外 27

付録 A

データタイプリファレンス

この付録では、以下の項目について説明します。

• SAP データタイプ, 28 ページ

• PowerExchange for SAP NetWeaver および SAP データタイプ, 30 ページ

• サポートされていない SAP データタイプ, 31 ページ

SAP データタイプ以下の表に、SAP NetWeaver システムおよび SAP BW システムで利用可能なデータタイプを示します。

SAP データタイプ

タイプ 範囲と内容

ACCP 日付 6 桁のポスティング期間。フォーマットは YYYYMM。入出力時には年と月の間にピリオドが挿入されるので、本データタイプの形式は「____.__」となります。__’.

CHAR Text 最大長 255 の文字列。これより長いフィールドが必要な場合、データタイプ LCHR を選択しなければなりません。

CLNT Text クライアントフィールド。

常に、3 桁です。

CUKY Text 使用可能な通貨からなる 5 桁の通貨キー。CURR フィールドにより参照されます。

CURR Numeric 最大 31 桁の通貨フィールド。 DEC 金額フィールドと同等です。 CURR フィールドは CUKY フィールドを参照しなければなりません。

P タイプでは、小数点の後は 14 桁だけが可能です。

DATS 日付 8 桁の日付フィールド。フォーマットは、YYYYMMDD。

DEC Numeric 最大桁数は 31 桁です。カウンタ、あるいは小数点、符号、千単位の桁区切りを示すコンマ付き金額フィールド。

P タイプでは、小数点の後は 14 桁だけが可能です。

FLTP Numeric 小数位を含む 16 桁の浮動小数点数。

28

SAP データタイプ

タイプ 範囲と内容

INT1 Numeric 0~255 桁の 1 バイトの整数。

3 桁。

PowerExchange for SAP NetWeaver BW ではサポートされていません。

INT2 Numeric -32,767~32,767 の 2 バイト整数。長さフィールドに対してのみ使用。LCHR および LRAW の直前に置かれます。長いフィールドに対して INSERT または UPDATE を使用すると、データベースインタフェースは、長さフィールドに長さを入力し、長さを 5 桁で設定します。

INT4 Numeric -2,147,483,647~2,147,483,647 の 4 バイト整数。長さは 10 桁に設定されます。

LANG Text 言語キー。1 桁の特別関数に対するフィールドフォーマット

LCHR Text 最小 256 文字の長い文字列。トランスペアレント型テーブルの最後でなければなりません。前に INT2 の長さフィールドが存在しなければなりません。

LRAW バイナリ

限定サポート。

最小 256 桁の長いバイト列。トランスペアレント型テーブルの最後でなければなりません。前に INT2 の長さフィールドが存在しなければなりません。

NUMC Text 最大 255 桁の、任意の長さの長い文字フィールド。数字のみ入力可能。

QUAN Text 最大 31 桁の数量フィールド。 UNIT 形式の単位フィールドを指します。

P タイプでは、小数点の後は 14 桁だけが可能です。

RAW バイナリ

最大 255 桁の複数バイトの連続シーケンス。より長いフィールドが必要な場合は LRAW を使用してください。

TIMS 日付 6 桁の時刻フィールド(HHMMSS)。表示フォーマットは HH.MM.SS。

UNIT Text 2 桁あるいは 3 桁の単位キー。QUAN フィールドにより参照される許容数量単位を含むフィールド。

VARC Text 可変長文字列。INT2 の長さフィールドが必要です。SAP 3.0 以降ではサポートされません。

SAP データタイプ 29

PowerExchange for SAP NetWeaver および SAP データタイプ

SAP NetWeaver は ABAP マッピングで次のデータタイプを使用します。

• ネイティブデータタイプ。ネイティブデータタイプは、ソースデータベースおよびターゲットデータベー

ス、またはフラットファイルに特有なデータタイプです。 このデータタイプは、マッピングの非 SAP R/3

ソース定義およびターゲット定義に表示されます。

• SAP データタイプ。SAP データタイプは、マッピング内の SAP ソース定義に表示されます。 SAP は SAP デー

タタイプと、基礎となるソースデータベーステーブルのネイティブデータタイプ間で必要な変換を実行しま

す。

• トランスフォーメーションデータタイプ。トランスフォーメーションデータタイプは、トランスフォーメー

ションプロセス中に Data Integration Service が使用する汎用データタイプです。これらのデータタイプ

はマッピングのすべてのトランスフォーメーション内に表示されます。

Data Integration Service では、SAP データタイプをトランスフォーメーションデータタイプに変換します。

Data Integration Service がすべてのトランスフォーメーションデータタイプをターゲットに渡すと、ターゲ

ットではそれらをネイティブデータタイプに変換します。

以下の表に、SAP データタイプおよびトランスフォーメーションデータタイプの比較を示します。

SAP データタイプ

トランスフォーメーションデータタイプ

トランスフォーメーションデータタイプの範囲

ACCP 日付/時刻 西暦 0001 年 1 月 1 日 - 西暦 9999 年 12 月 31 日。

CHAR 文字列 1~104,857,600 文字

固定長または可変長文字列。

CLNT 文字列 1~104,857,600 文字

固定長または可変長文字列。

CUKY 文字列 1~104,857,600 文字

固定長または可変長文字列。

CURR Decimal 精度 1~28 桁、位取り 0~28

DATS 日付/時刻 西暦 0001 年 1 月 1 日 - 西暦 9999 年 12 月 31 日。精度はナノ秒です。

DEC Decimal 精度 1~28 桁、位取り 0~28

FLTP ダブル 精度 15、位取り 0

INT1 Small Integer 精度 5、位取り 0

INT2 Small Integer 精度 5、位取り 0

INT4 Integer 精度 10、位取り 0

LANG 文字列 1~104,857,600 文字

固定長または可変長文字列。

30 付録 A: データタイプリファレンス

SAP データタイプ

トランスフォーメーションデータタイプ

トランスフォーメーションデータタイプの範囲

LCHR 文字列 1~104,857,600 文字

固定長または可変長文字列。

LRAW バイナリ PowerExchange for SAP NetWeaver では限定サポートされています。

NUMC Decimal またはDouble

精度 1~28 桁、位取り 0~28

PREC バイナリ PowerExchange for SAP NetWeaver ではサポートされていません。

QUAN Decimal 精度 1~28 桁、位取り 0~28

RAW バイナリ 最大 255 桁の複数バイトの連続シーケンス。

RAWSTRING 文字列 1~104,857,600 文字

固定長または可変長文字列。

PowerExchange for SAP NetWeaver では限定サポートされています。

SSTRING 文字列 1~104,857,600 文字

固定長または可変長文字列。

PowerExchange for SAP NetWeaver では限定サポートされています。

STRG 文字列 1~104,857,600 文字

固定長または可変長文字列。

PowerExchange for SAP NetWeaver では限定サポートされています。

TIMS 日付/時刻 西暦 0001 年 1 月 1 日 - 西暦 9999 年 12 月 31 日。精度はナノ秒です。

UNIT 文字列 1~104,857,600 文字

固定長または可変長文字列。

VARC 文字列 1~104,857,600 文字

固定長または可変長文字列。

サポートされていない SAP データタイプPowerExchange for SAP NetWeaver では、データサービスとデータ品質を持つ以下のデータタイプがサポート

されていません。

• PREC

• RAWSTRING

サポートされていない SAP データタイプ 31

• SSTRING

• STRG

32 付録 A: データタイプリファレンス

索引

AABAP マッピング

パッケージの作成 11

Cco ファイル

SAP の説明 8

FFTP

SAP 一時ファイルへのアクセス 25

NNFS マウント

SAP 一時ファイルへのアクセス 24

SSAP NetWeaver RFC SDK ライブラリ

インストール 3

SAP データオブジェクト

インポート 17

説明 16

SAP プッシュダウンの最適化

式 26

SFTP

SAP 一時ファイルへのアクセス 25

Ttp import

開発オブジェクト、トランスポート 8

YYPMPARSQ

説明 9

ZZERP パッケージ

説明 8

い一時ファイル

FTP による SAP ファイルへのアクセス 25

NFS マウントによる SAP ファイルへのアクセス 24

SFTP による SAP ファイルへのアクセス 25

か開発システム

インストールおよび設定 5

開発ユーザー

SAP 用プロファイルの作成 10

け権限チェック

SAP でのユーザーの作成 10

し式

SAP プッシュダウンの最適化 26

せセキュリティ

mySAP 権限 10

接続

SAP プロパティ 13

てデータタイプ

PowerExchange for SAP NetWeaver 30

SAP 28

SAP BW 28

SAP ネイティブデータタイプ 30

テストシステム

インストールおよび設定 5

データファイル

SAP の説明 8

とトランスポート

SAP、アップグレード 6

SAP、インストール 8

SAP、削除 6

33

トランスポートプログラム

YPMPARSQ 9

実行 9

はパッケージ

$TMP 11

ZERP 8

作成 11

ふフィルタ 20

プッシュダウンの最適化

SAP ソース 26

物理データオブジェクト

SAP データオブジェクト 16

プロダクションユーザー

SAP 用プロファイルの作成 10

プロファイル

mySAP 用の作成 10

ほ本番システム

インストールおよび設定 5

34 索引


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