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“暗算の達人” で数字で話せる人を目指す ビジネス筋力トレーニング

“暗算の達人”で数字で話せる人を目指す

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暗算をするためのコツがとてもよくまとまっている本の紹介です。 ブログ記事は以下 http://bijikin.blog.fc2.com/blog-entry-6.html

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Page 1: “暗算の達人”で数字で話せる人を目指す

“暗算の達人” で数字で話せる人を目指す

ビジネス筋力トレーニング

Page 2: “暗算の達人”で数字で話せる人を目指す

目次

目的

背景

暗算の3ステップ

左から計算するとは

なぜ左からなのか

知っておくと便利な計算方法

すぐ答えが出せる問題

加算法

減算法

素因数分解法

【参考】二乗の計算

トレーニング

文献情報

Page 3: “暗算の達人”で数字で話せる人を目指す

今回の対象

今回の対象は数的処理能力。全体像の資料へのリンクはこちら

Page 4: “暗算の達人”で数字で話せる人を目指す

目的

この本を読むことによって目指すゴール

• 2ケタの掛け算までならある程度できるようにする。

• その結果数字で概算をすぐに伝えられる人を目指す

Page 5: “暗算の達人”で数字で話せる人を目指す

背景

なぜ暗算ができるといいのか

• ビジネスの世界では数字で話す方が伝わりやすいケースが多い

• その際にいちいち電卓で計算するよりはざっくり概算でいいのでその場で伝えられた方が話がスムーズに進むし、仕事ができるかのように見える

• ある程度の暗算はできた方が便利

Page 6: “暗算の達人”で数字で話せる人を目指す

暗算の3ステップ

• 読むのは左からなのだから、計算するのも左から

左から順に計算する

• ただやみくもに計算するのではなく、計算しやすい方

法を身につける

簡単に計算できるコツを把握

• 簡単に暗算できるレベルまで問題を分解する(今回の目

的の2ケタの掛け算程度では不要なので割愛)

簡単にできる問題に分割する

暗算ができるようになるためのポイントは以下の3つ

Page 7: “暗算の達人”で数字で話せる人を目指す

左から計算するとは

小学校以来大抵の人が1の位から計算すると思います。

それを1番上の位からにしましょうというやり方です。

慣れるとこれだけで圧倒的に計算が早くなります

例えば

858+634 :100の位の6を足す

=1458+34:10の位の3を足す

=1488+4 =1492

Page 8: “暗算の達人”で数字で話せる人を目指す

なぜ左からなのか

左から計算する理由としては

• 左から数字を読むのだから左から計算した方がスムーズ

• 1の位が2という情報より、大体1400くらいという概算の情報の方がよっぽど重要

• 左からの方が暗算しやすい。下の例参考 858+634の例 【右から計算する場合】

言語化すると8+4が12だから1の位は2、1くりあがって、1+5+3 が9だから10の位は9、8+6は14だから1492 数式にすれば 858+634 =8+4+850+630 =2+10+850+630 =2+10+50+30+800+600 =2+90+800+600 =2+90+1400=1492

【左から計算する場合】 言語化すると、858+634=1458+34だから1488+4で1492 数式にすると 858+600+34=1458+34=1488+4=1492 どっちが暗算しやすいでしょう?

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知っておくと便利な計算方法

• 11×2ケタの数は1秒で答えが解る!

すぐに答えが出せる問題

• 42を40+2として考える

加算法

• 39を40-1として考える

減算法

• 48を8×6として考える

素因数分解法

以下の4つのポイントを駆使して暗算します

Page 10: “暗算の達人”で数字で話せる人を目指す

すぐに答えが出せる問題

これらを知ってるとこの掛け算はすぐに答えが出せます

他にもあるので本参照

25 × 25

2×3=6 aa 5×5= 25

625

10の位を1増やしたものとの掛け算 この場合2×(2+1)に5×5の25をつける

53× 11=583

5+3=8を5と3の間において・・ 583

①11×2ケタ ②10の位が同じ 1の位の和が10

Page 11: “暗算の達人”で数字で話せる人を目指す

加算法

暗算が簡単にできる単位に数を区切り、足し算の形で計算をする方法

特に1の位の数字が小さい時に有効

42×7 =(40+2)×7 =40×7+2×7 =280+14 =294

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減算法

暗算が簡単にできる単位に数を区切り、引き算の形で計算をする方法

特に1の位の数字が8・9等大きい時に有効

69×6 =(70-1)×6 =70×6-1×6 =420-6 =414

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素因数分解法

掛け算をする際により小さな数の積に分解して計算する

57×24 =57×8×3 =456×3 =1368

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【参考】二乗の計算

本書の作者がTEDの動画でもやっている二乗の計算のコツ

ややこしそうですが、慣れるととても速い。ただ、実生活ではなかなか二乗することが少ないかも。

①1の位が0になるように調整する(下の場合3減らす)

②もう片方の数を同じ数増減を逆に調整する(下の場合3増やす)

③それを掛け算した数字に調整した数(下の場合3)の二乗を足す

13 2

16

10

+3

-3

160+3=169 2

①1の位が0になる数減らす

②同じ数今度は増やす

③その2数をかけて、調整した数の二乗を足す

Page 15: “暗算の達人”で数字で話せる人を目指す

身につけるためのトレーニング

これらの方法を使いこなせると、一気に計算が楽になります。

計算をするときは必ず左からする

定常的にやること

Page 16: “暗算の達人”で数字で話せる人を目指す

文献情報

題名:暗算の達人 [単行本] 著者:アーサー・ベンジャミン (著), マイケル・シェルマー (著), 岩谷 宏 (翻訳) 単行本: 296ページ 出版社: ソフトバンク クリエイティブ (2007/2/28)