EC-CUBE の現場

おしながき

• 自己紹介

• EC オープンプラットフォームEC-CUBE とは？

• EC-CUBE バージョンアップにまつわるエトセトラ。おもに事業の観点から。

あんただれ？

あんただれ？

金 陽信（きむ やんしん）EC-CUBE 統括責任者（ EC-CUBE 事業部部

長）

＠株式会社ロックオンFacebook: /Yangsin.POego

出身： 広島県の因島

ダイエットがマイブーム

社名　 株式会社ロックオン (LOCKON CO.,LTD.)

設立　 2001 年 6 月 4 日

代表者　 岩田　進

事業内容　マーケティングオートメーションプラットフォームの提供　・ 広告プラットフォーム「アドエビス」「 THREe 」　・ 商流プラットフォーム 「 EC-CUBE 」「 Solution 」　・ ビッグデータの分析及び最適化「マーケティングメトリックス研究所」

■ 大阪本社

〒 530-0001 　大阪府大阪市北区梅田 2-4-9 ブリーゼタワー 13F

■ 東京支社

〒 104-0061 東京都中央区銀座 5-9-8 クロス銀座 6F

会社概要

ロックオン提供サービス　

EC-CUBE って？

EC-CUBE とは？

2006 年 9 月リリース

EC サイトを

構築する為の

オープンソースのプロダクト

EC-CUBE とは？

EC-CUBE とは？

EC 構築オープンソースとして

国内 No.1 シェア

EC-CUBE とは？

2 万店舗以上で使われています

パートナー 主要活動 価値提案 顧客との関係 顧客セグメント

リソース チャネル

CSコスト構造

RS収益の流れ

協業サービス

コミッター

開発会社

製品開発

プロモーション

セミナー

EC-CUBEブランド

開発者

コミッター

オリジナルショップが

作れる

ショップオーナーに選ばれ

る営業先の増加

自社でオンラインショップを始めたい企

業

オンラインショップ向けサービス提供

者

オンライン

セミナー

間接的

OSS

協業関係

人件費

サーバー代

出張費

広告費

EC-CUBE のビジネスモデルキャンバス

協業による KBプラグインの

マージン

ロックオンの社内体制

役員

エンジニア 営業

EC-CUBE の普及・開発

サポート

協業開拓

エンジニア

部長

運営支援

コミッター

コミッター

コミッター

協業先

協業先

協業先

ステークホルダー・パートナー

パートナー関係図

アライアンス先連携モジュール

の配布

モジュールの利用

ご契約

LOCKON

アライアンスパートナー

ショップ運営者

インテグレートパートナー様( 制作会社 )

EC-CUBE「オーナーズストア」

ホスティングパートナー

EC-CUBE の普及

アライアンス契約( バックマージン

型 )

￥￥

開発

EC-CUBE1 系（ 2006 年 9 月）　ロックオンの社内フレームワークを公開

EC-CUBE2 系（ 2007 年 12 月）　利用者の FB をロックオン中心に Ver Up

EC-CUBE2.11 系（ 2011 年 4 月）　コミュニティバージョンと統合。　 EC-CUBE2.5 開発合宿開催。

現安定版の 2.13.3 はコードの 7 割以上が社外のコミッター

EC-CUBE のバージョン

※ バージョン番号について EC-CUBE のバージョン番号は aa.bb や aa.bb.cc の形式になります。

aa設計思想を含めた大幅なバージョンアップ

bb 機能追加を伴うメジャーバージョンアップ（データベース構成やテンプレートファイルの変更も行う）

cc バグフィックス等のマイナーバージョンアップ（データベース構成やテンプレートファイルの変更は基本的に

NG ）

ロックオンとして守るもの

• 品質のコントロール–リリース前の試験・セキュリティ試験

• 全体への影響のコントロール–本体では使っていない関数やクラスを利用す

るモジュールやプラグインがあり得る

• スケジュールのコントロール–関係者の対応準備、 JPCERT とも調整

運用

運用はロックオン主体週 1 の業務改善時間を決める

月 1 で KPT

EC-CUBE のバージョン

※ バージョン番号について EC-CUBE のバージョン番号は aa.bb や aa.bb.cc の形式になります。

aa設計思想を含めた大幅なバージョンアップ

bb 機能追加を伴うメジャーバージョンアップ（データベース構成やテンプレートファイルの変更も行う）

cc バグフィックス等のマイナーバージョンアップ（データベース構成やテンプレートファイルの変更は基本的に

NG ）

EC-CUBE のバージョン

※ バージョン番号について EC-CUBE のバージョン番号は aa.bb や aa.bb.cc の形式になります。

aa

設計思想を含めた大幅なバージョンアップ

bb 機能追加を伴うメジャーバージョンアップ（データベース構成やテンプレートファイルの変更も行う）

cc バグフィックス等のマイナーバージョンアップ（データベース構成やテンプレートファイルの変更は基本的に

NG ）

EC-CUBE の開発ポリシー

• 簡単・安心であること–誰でも簡単。標準でも豊富な機能–セキュリティへの配慮

• 柔軟であること–ブラウザ操作・ CMS–レンサバでも動く

• 拡張可能であること–カスタマイズ性

設計思想を含めた大きな変革

技術障壁 技術以外の障壁＜

技術以外の障壁

周辺サービスへの負担　・モジュールの作り直し　・投資対効果

既存開発者への負担　・ 7 年以上のナレッジ　・再学習コスト・やさしい PHP

技術の障壁

RHEL5 制約　・ PHP5.1.6　・ PHP5.3 以降の機能が使えない 主要な Framework で PHP5.2 以下をサポートしているものは多くない。

フューチャーフォン対応　・海外のモジュールでは考慮しきれてない独自仕様にも対応

7 年間の熟成

EC-CUBE熟成期

2.4→2.11　高速化・スマートフォン対応　 2 系中最大の変更

2.12 プラグイン機能

2.12-en 他言語対応

2.13 税率対応（軽減税率まで考慮）

開発ポリシーと反する課題

• 簡単・安心であることPlugin の競合・アーキテクトの限界脆弱性を開発会社が賠償

• 柔軟であることレンサバの相次ぐ PHP アップデート多様なデバイスの登場

• 拡張可能であること多様なサービスの増加、 API 思想

ポリシーにも沿って設計思想を含めた大幅なバージョンアップを決定

• 事業としても目指す世界を描く– 事業領域の拡大

• オムニチャネル・ IoT etc

• 技術的な課題の克服も提示– PHP5.3 以上の技術– SVN → Git へ– CI の導入

• 既存の方々も見捨てない– ドキュメントの整備 etc

開発現場の変化

2 系の開発現場

メーリングリスト

自前で Jenkins を構築・運用コミッターがなれない・・・

SVN の変更を通知

リバートの連続

Jenkins の結果を通知

自前で Trac を運用アカウント発行が大変

ML登録を手動で

情報はネットにたくさん

３の開発現場

scrutinizer-ci

やってみた系規約・仕様のたたき台

コアメンバーの議論GitHub の通知受け取り

Windows Serverも対応 PHP5.3～ 5.5

PostgreSQL, MySQL

静的解析　テストカバレッジ　コード品質

開発の中心PR 運用：リバート減少新しい情報は

まとめていく

現在

• 3 に向けてコアなコミッターとロックオンを中心に開発

• 役割分担– ロックオン議論喚起・要件・仕様まとめレビュー＆ドキュメント化

– コミッターソースのベース提供

最終的には要件や仕様をロックオンが決めるが、過程から広くコミッターも参加可能。

まとめ

EC-CUBE の現場とは

多くのステークホルダーと協調し新しいものを作りだすお仕事。開発・運用・営業、時には新規事業企画までこなします。

大切なのはステークホルダー全体で長く価値を共有するために、課題を共有し、より良いものを作る覚悟と信頼関係

Wanted

ロックオンでは、

大阪から世界へ！共に新たなステージを歩んでいけるエンジニアを大募集！

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