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Developer Summit Summer 2013 C1 Session CA Technologies -Hirofumi Nishino-
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2013年8月1日
ITの中心でDevOpsを叫ぶ!
~ 日本CAのDevOps ~
#natsumiC1
CA Technologies
プリンシパルコンサルタント 西野 寛史
2
自己紹介
Copyright © 2013 CA. All rights reserved.
西野 寛史(にしの ひろふみ) 日本CA株式会社 勤務 略歴: ■開発者として… SIerで16年間システム開発に従事 ■運用コンサルタント(ITIL)として… 日本CA入社 ■CA LISA担当プリセールスとして… 現職
『開発と運用はもっと愛し合える』 ■『愛』というコトバが好き ■飛行機ヲタである(自宅のフライトシムに費やした総額X百万) ■経歴に一貫性が無い(開発だったり運用だったり) ■開発と運用、どちらの“キモチ”も身近に感じてきた ■そして今いちばん思うことは…
ITのゴール 自社のビジネスの成功のために
ビジネス価値を向上させるために何ができるか?
ビジネス部門経営層
運用部門マネジメント 開発部門マネジメント
開発としてすべき事は・・ 運用としてすべき事は・・
Process プロセス
People 組織・教育
Technology 技術
4
開発部門の視点
開発部門 マネジメント
ビジネスのスピードに追従 もっと迅速な開発へ 開発コストを可能な限り抑制 品質を高く
開発チームディレクタ
チーフアーキテクト PMO部門 開発者 テスト実施者
開発
プロ
セス
の標
準化
CM
MIレ
ベル
取得
ウォーターフォール/アジャイル ISO9001、デザインレビュー
インスペクション、ウォークスルー
ソース/ドキュメント/要件/バグ管理の効率化
統合開発環境の活用 機能テストツールの導入
アプリケーションフレームワークの採用
人的リソース管理
負荷テストツールの導入
プロジェクト管理
情報処理技術者試験 TOGAF認定資格
Process プロセス
People 組織・教育
Technology 技術
運用部門の視点
運用部門 マネジメント
ITSM
/ITIL
v3
CO
BIT
サービスデスクツール/監視ツール/インフラ管理ツール
ITIL v3 Foundation認定保持者の育成
監視・オペレータ
安定稼働/信頼/高可用性/高セキュリティ 運用コストの削減
仮想化
ISO
20000の
認定
取得
プライベートクラウドの仕組み導入
自動化
ITIL Master認定保持者の 育成
ワークフローツール
リリースポリシーの標準化
オペレーションマニュアルの 整備・標準化
DCIM
セキ
ュリ
ティ
ポ
リシ
ー
運用チーム ディレクター
リリース管理チーム
サービスデスク チーム
CSO
セキュリティ対策室
ISM
S監
査対
応
アクセス制御
ID管
理
SSO
多要素認証
証跡管理
要求 要求
ビジネスのスピードに追従 もっと迅速な開発へ 開発コストを可能な限り抑制 品質を高く
安定稼働/信頼/高可用性/高セキュリティ
運用コストの削減
お互いのゴールは同じなのに・・
運用チーム 開発チーム
企業としてのゴールは同じなのに相反する欲求が引き起こされている
開発部門 マネジメント
壁 運用部門
マネジメント
リリースのスピード
機能
コードのストリーミング
プロダクションの修正
容易なアクセス
直ぐに実施
実用性重視
オープンなアクセス
コードへの直接書き込み
迅速なレスポンス
安定したシステム
シンプルさ
リリースをブロック
ロールバック
厳重なセキュリティ
正しく実施
準拠重視
厳格なコントロール
ドキュメンテーション
計画されたレスポンス
“DevOps”の定義とは?
1. Forrester Research, Inc., Improving The Ops In DevOps, July 21, 2011
2. Gartner, DevOps: Born in the Cloud and Coming to the Enterprise, Cameron Haight, Refreshed May 3, 2012; First Published October 27, 2010
3. 451 Research, DevOps Mixing Dev, Ops, Agile, Cloud, Open Source and Business, Jay Lyman, March 3, 2010
7 Copyright © 2013 CA. All rights reserved.
“アプリケーション開発、インフラ、運用、品質管理を担当するIT部門間において一緒になりコミュニケーションをとり、コラボレーションや統合することでより目的にあったタイムリーなソフトウェアーやサービスを生むための一連のプロセスや手法、システムである” – Forrester1
“DevOpsとは元々クラウド・サービスから始まったもので、オンラインビジネスの増加により、運用チームと開発チームがコラボレーションすることで、効率性を向上させることに注目した概念です。.” – Gartner2
“DevOpsとは会社のアプリケーション開発チームとシステム運用チームによりタスクを統合することです。.” – TechTarget
アプリケーションの「開発」において、テスト工程からQA、プロダクションから「運用」まで、役割を一緒にし、アプローチを統合することでベネフィットを出すことです。” – The 451 Group3
“ソフトウェア開発(アプリケーション/ソフトウェア開発者)とIT運用(システムアドミニストレーター・インフラ)のプロフェッショナル間のコミュニケーションやコラボレーション、インテグレーションを実現するための、新しい主義、方法論や慣習” - Wikipedia, April 2012
“ソフトウェア開発チームとIT専門チーム間のコミュニケーションやコラボレーション、インテグレーションに重点を置いたソフトウェアの手法である- Wikipedia, July 2012
“DevOps”の本質的な意味
1. Forrester, Improving The Ops In DevOps: Six Steps IT Ops Can Take To Build A Tighter Relationship With Development Groups, by Stephen Mann, Glenn O'Donnell, with Robert Whiteley, Eric Chi, July 21, 2011
2. Gartner, DevOps: Born in the Cloud and Coming to the Enterprise, Published: 27 October 2010, last reviewed on 3 May 2012. ID:G00208163, Analyst(s): Cameron Haight
3. The 451 Group, DevOps mixing dev, ops, agile, cloud, open source and business, Jay Lyman, March 3, 2010
8 Copyright © 2013 CA. All rights reserved.
“アプリケーション開発、インフラ、運用、品質管理を担当するIT部門間において一緒になりコミュニケーションをとり、コラボレーションや統合することでより目的にあったタイムリーなソフトウェアーやサービスを生むための一連のプロセスや手法、システムである” – Forrester1
“DevOpsとは元々クラウド・サービスから始まったもので、オンラインビジネスの増加により、運用チームと開発チームがコラボレーションすることで、効率性を向上させることに注目した概念です。.” – Gartner2
“DevOpsとは会社のアプリケーション開発チームとシステム運用チームによりタスクを統合することです。.” – TechTarget
アプリケーションの「開発」において、テスト工程からQA、プロダクションから「運用」まで、役割を一緒にし、アプローチを統合することでベネフィットを出すことです。” – The 451 Group3
“ソフトウェア開発(アプリケーション/ソフトウェア開発者)とIT運用(システムアドミニストレーター・インフラ)のプロフェッショナル間のコミュニケーションやコラボレーション、インテグレーションを実現するための、新しい主義、方法論や慣習” - Wikipedia, April 2012
“ソフトウェア開発チームとIT専門チーム間のコミュニケーションやコラボレーション、インテグレーションに重点を置いたソフトウェアの手法である- Wikipedia, July 2012
方法
コミュニケーション
統合
コラボレーション
開発
運用
9
“DevOps”の取り組みで重要なもの
Copyright © 2013 CA. All rights reserved.
“DevOps”はIT組織における改善活動の1つ
改善活動で重要な“3つのP” People(人・組織) Process(プロセス) Product(ツール)
ツールだけに着目すべきではない
ただ、アンケート調査によると92%の 回答者が、DevOpsの成功はツールに 依存すると回答
ツールはDevOpsの取り組みにおいて とりわけ重要な要素
Source: Replay Solutions & HP, DevOps 2011 Trends Survey, April 2011
Product
DevOps
Application Delivery
Service & Portfolio
Management
Secure
Service Assurance
10
日本CAの“DevOps”=4つの視点
Copyright © 2013 CA. All rights reserved.
ネガティブフィードバック (本番障害対応)
11 Copyright © 2013 CA. All rights reserved.
Application Delivery
Service & Portfolio
Management
Secure
Service Assurance
日本CAの“DevOps”=4つの視点
12 Copyright © 2013 CA. All rights reserved.
Application Delivery
Service & Portfolio
Management
Secure
Service Assurance
日本CAの“DevOps”=4つの視点
本当にうちのアプリが原因?
障害発生! 協力して!
開発環境で再現するまで待って。
早く修正してほしいのに…
リリースだけが仕事じゃない
リリース作業に時間かかりすぎ
テスト環境に制約があるんだ!
そもそも開発の品質がさぁ…
本番環境の設定情報を教えて
また?こないだ教えたじゃん
本番環境アクセスに制限多すぎ
厳格にセキュリティ確保したい
DEV OPS
As-Is
13 Copyright © 2013 CA. All rights reserved.
Application Delivery
Service & Portfolio
Management
Secure
Service Assurance
日本CAの“DevOps”=4つの視点
本当にうちのアプリが原因?
障害発生! 協力して!
開発環境で再現するまで待って。
早く修正してほしいのに…
リリースだけが仕事じゃない
リリース作業に時間かかりすぎ
テスト環境に制約があるんだ!
そもそも開発の品質がさぁ…
本番環境の設定情報を教えて
また?こないだ教えたじゃん
本番環境アクセスに制限多すぎ
厳格にセキュリティ確保したい
DEV OPS
To-Be 障害検知、切り分け、アプリの原因箇所特定まで本番環境上で実施
リリース作業の無人化 と
制約のないテスト環境
情報共有
特権ID自動貸し出し 特権ID操作ログ取得
本当だ!了解。 すぐ調査するよ
障害発生!原因はアプリです
原因のメソッドがすぐわかった
スピーディな対応、ありがとう
こちらの負担も減って助かるよ
リリース作業は自動化したよ
制約解消で存分にテストできた
本番での障害が減って嬉しいよ
環境設定をすぐ確認できたよ
問合せが減って助かってるよ
本番環境アクセスできたよ
セキュリティ面は安心できるよ
14 Copyright © 2013 CA. All rights reserved.
Application Delivery
Service & Portfolio
Management
Secure
Service Assurance
日本CAの“DevOps”=4つの視点
障害検知、切り分け、アプリの原因箇所特定まで本番環境上で実施
リリース作業の無人化 と
制約のないテスト環境
情報共有
特権ID自動貸し出し 特権ID操作ログ取得
アプリケーション監視 CA Application Performance
Management
リリース自動化 CA LISA Release Automation
サービス仮想化 CA LISA Service Virtualization
今日はこの2つの視点について 掘り下げてみましょう
テクノロジ 論点 視点
開発・テスト
壁
障害
15
2つの視点 Service Assurance & Application Delivery
Copyright © 2013 CA. All rights reserved.
原因分析
運用 ネガティブ フィードバック
ビジネス要求 ビジネス部門
開発(Dev)部門
運用(Ops)部門
本当にうちのアプリが原因?
障害発生! 協力して!
開発環境で再現するまで待って。
早く修正してほしいのに…
リリースだけが仕事じゃない
リリース作業に時間かかりすぎ
テスト環境に制約があるんだ!
そもそも開発の品質がさぁ…
開発・テスト
壁
障害
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2つの視点 Service Assurance & Application Delivery
Copyright © 2013 CA. All rights reserved.
原因分析
運用 ネガティブ フィードバック
ビジネス要求 ビジネス部門
開発(Dev)部門
運用(Ops)部門
本当にうちのアプリが原因?
障害発生! 協力して!
開発環境で再現するまで待って。
早く修正してほしいのに…
リリースだけが仕事じゃない
リリース作業に時間かかりすぎ
テスト環境に制約があるんだ!
そもそも開発の品質がさぁ…
Service Assurance 障害検知、切り分け、アプリの原因箇所特定まで本番環境上で実施
アプリケーション監視 CA Application Performance Management
性能問題の予兆を
見つける アプリケーションの問題個所を
特定する
原因領域を
切り分ける
本当だ!了解。 すぐ調査するよ
障害発生!原因はアプリです
原因のメソッドがすぐわかった
スピーディな対応、ありがとう
開発・テスト
壁
障害
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2つの視点 Service Assurance & Application Delivery
Copyright © 2013 CA. All rights reserved.
原因分析
運用 ネガティブ フィードバック
ビジネス要求 ビジネス部門
開発(Dev)部門
運用(Ops)部門
本当にうちのアプリが原因?
障害発生! 協力して!
開発環境で再現するまで待って。
早く修正してほしいのに…
リリースだけが仕事じゃない
リリース作業に時間かかりすぎ
テスト環境に制約があるんだ!
そもそも開発の品質がさぁ…
本当だ!了解。 すぐ調査するよ
障害発生!原因はアプリです
原因のメソッドがすぐわかった
スピーディな対応、ありがとう
Application Delivery リリース作業の無人化 リリース自動化
CA LISA Release Automation
コンセプトは “人”を介在させない ゼロタッチ・デプロイメント
こちらの負担も減って助かるよ
リリース作業は自動化したよ
開発・テスト
壁
障害
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2つの視点 Service Assurance & Application Delivery
原因分析
運用 ネガティブ フィードバック
ビジネス要求 ビジネス部門
開発(Dev)部門
運用(Ops)部門
本当にうちのアプリが原因?
障害発生! 協力して!
開発環境で再現するまで待って。
早く修正してほしいのに…
リリースだけが仕事じゃない
リリース作業に時間かかりすぎ
テスト環境に制約があるんだ!
そもそも開発の品質がさぁ…
本当だ!了解。 すぐ調査するよ
障害発生!原因はアプリです
原因のメソッドがすぐわかった
スピーディな対応、ありがとう
こちらの負担も減って助かるよ
リリース作業は自動化したよ
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Application Delivery 制約のないテスト環境 サービス仮想化
CA LISA Service Virtualization
品質を高める有効な手段の1つ アプリケーションテスト
開発者は常にテストにベストを尽くしている しかし現実的には…
テスト環境の“制約”が阻害要因になることがある
充分にカバレッジする テストシナリオは考えてある
しかし現実問題として、
テスト実施そのものが難しい
典型的な3つの“制約”
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Copyright © 2013 CA. All rights reserved.
クリティカル なシステム (M/Fなど)
外部 サービス
未完成の システム
開発対象システム (テストフェーズ)
¥
可用性 制約
課金 制約
未完成 制約
連携先サービス
制約
19
DEV OPS
クリティカル なシステム (M/Fなど)
“サービス仮想化“による制約の解消
20 Copyright © 2013 CA. All rights reserved.
20
外部 サービス
未完成の システム
開発対象システム (テストフェーズ)
連携先サービス
連携先サービスの
“ふるまい”を仮想化
“制約のない開発”の実現
Service Virtualization
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サービス仮想化事例(米国の銀行)
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App
I/F①
I/F②
I/F③
I/F④
銀行の担当者 開発を請け負った 外部ベンダ
BANK DEV
銀行内のテスト環境
App
① ②
③ ④
I/F仕様書
開発したApp
Appに不具合が多い!
BANK DEV App
I/F①
I/F②
I/F③
I/F④ App
開発したApp
仮想化したI/F
必要なI/Fすべて仮想化 目に見えて品質改善 実際に機能する環境で開発
Before With LISA
22 Copyright © 2013 CA All Rights Reserved.
Virtual Service Environment
仮想サービス生成
メンテナンス 利用
実サービスに基づく 仮想サービスのセルフ
ヒーリング
HTTP JMS
JDBC SOAP
ライブトラフィックキャプチャ (LISAキャプチャ機能)
(外部PCAPファイルの取込み)
CA LISA Workstation
開発・テストチーム
性能チーム
WSDL , フラットファイル ,
仕様書(スクラッチ)など
様々なシステム間連携プロトコルに対応 SOAP・MQ・JMS・EJB・JDBC・HTTP(S)・独自プロトコル等
ダイナミック(動的)な生成
主に保守開発、エンハンスメ
ントなど
スタティック(静的)な生成
主に新規開発、並行開発など
CA LISAの“サービス仮想化“手法
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CA LISA もっと深く知るには(弊社セミナーご案内)
Copyright © 2013 CA. All rights reserved.
LISAを体感するチャンス! ■「CA LISA サービス仮想化」体験セミナー 場所:弊社東京本社オフィス(永田町) 期日:8月22日(木)13:30~17:30 8月28日(水)13:30~17:30 詳細・ご登録:http://www.ca-seminar.info/Lisa_20130620/ DevOpsや開発生産性向上に関する情報収集チャンス! ■システム構築を革新するサービス仮想化セミナー ~ DevOpsとサービス仮想化 ~ 場所:JPタワー(東京・大手町) 期日:9月11日(水)13:30~16:20 詳細・ご登録:http://www.ca-seminar.info/LISA0911/
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まとめ
Copyright © 2013 CA. All rights reserved.
DEV OPS
なぜDevOpsなのか? 目指すゴールは同じだが相互の欲求は相反
DevOpsとは何なのか? 明確な定義はない。言葉に惑わされず本質を捉える
DevOpsはツールか? DevOpsは改善活動。ゆえに「3つのP」が重要 しかし先駆者は“ツールは重要な要素”と語る
DevOpsに対する4つの視点 Service Assurance Application Delivery Secure Service&Portfolio Management
ITを“中心”から俯瞰すると、見えてくる
ネガティブフィードバックの削減 アプリケーションの品質向上 阻害要因の1つ「テスト環境の制約」を解消 サービス仮想化(CA LISA)