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エンジニアリング領域における KELシンクライアントソリューションのご紹介 兼松エレクトロニクス株式会社 大阪支社ソリューション営業本部 ソリューション・サービス推進NB課 中原 健一

DSR 2014 Osaka セミナー資料:エンジニアリング領域におけるKELシンクライアントソリューションのご紹介

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DSR (Dell Solutions Roadshow) 2014 Osaka セミナー資料:エンジニアリング領域におけるKELシンクライアントソリューションのご紹介 兼松エレクトロニクス株式会社 大阪支社ソリューション営業本部 ソリューション・サービス推進NB課 中原 健一 様

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エンジニアリング領域における KELシンクライアントソリューションのご紹介

兼松エレクトロニクス株式会社

大阪支社ソリューション営業本部

ソリューション・サービス推進NB課

中原 健一

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アジェンダ

・会社紹介 ・シンクライアントの仕組みとメリット ・シンクライアントソリューション ・仮想マシンでのグラフィック利用 ・KELの仮想化取組について ・CAD VDI導入事例の紹介 ・これまで取り組んでわかったこと ・ご参考:KELシンクラ適合化診断サービス

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【経営の基本方針】 当社は創業以来の「お客様第一主義」を経営理念として、これまで長年にわたって培ってきた 情報・通信分野のIT技術を基盤に、企業情報システムに関するシステムコンサルティング、設計・構築、運用サービスの幅広い分野において、お客様の経営戦略に役立つ高度で最適なITソリューションを提供し続けております。

商号 本社 設立 資本金 代表者 従業員数 事業内容

兼松エレクトロニクス株式会社 〒104-8338 東京都中央区京橋 2-17-5 1968年(昭和43年)7月23日 90億3,125万円 代表取締役社長 菊川 泰宏(きくかわ やすひろ) 単体:564名 連結:1,686名 (平成25年3月31日現在) IT(情報通信技術)を基盤に企業の情報システムに関する 設計・構築、運用サービスおよびシステムコンサルティングと ITシステム製品およびソフトウェアの販売、賃貸・リース、 保守および開発・製造、労働者派遣事業

会社概要

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■販売(ソリューション) 国内外のメーカーをはじめ、様々な企業とのコラボレーションに よって、最適なソリューションを実現 ■構築(コンサルティング/設計) 各プロダクト/プロジェクト単位で、営業・SE・CEの専門チームで、 最適なシステムインフラをコンサルティング及び、設計 ■保守・サポート 全国24時間365日オンサイト保守、システム安定稼動をサポート ■検証(コンピテンシーセンター) KCCE/W(KEL Competency Center East/West)に検証環境を保有 システム導入前の性能評価・システム稼動確認・及びデモを実施

構築・導入 設計

検証

運用・保守 サポート

販売

ビジネスコンセプト

KELトータルソリューション

ストレージソリューション Storage Solution ネットワークソリューション

Network Solution

インフラ・基盤

クラウドサービス KEL Cloud & Beyond

運用支援サービス Operation support service

エンジニアリングソリューション Engineering Solution

ドキュメントソリューション Document Solution

BI/BA Business Intelligence

SNS Social Network Service

BI/BA (Business Intelligence)

予測やシミュレーション機能により、

アクションにつなげるための洞察の

獲得、企業のビジネスにおける意思

決定をサポートします。 ビジネスソーシャル(SNS) お客様の社内のコミュニケーションや情報共 有のあり方に変革をもたらし、業務の効率化、 生産性の向上を実現します。

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◆インフラ基盤構築 ◆サーバ統合・仮想化 ◆レガシーOS延命 ◆シンクライアント ◆データベース最適化 ◆Notesマイグレーション ◆z/OS Version up、 SMS化 ◆SAPコンサル ◆ClientPC暗号化 ◆メール・アーカイブ ◆メール・フィルタリング ◆統合認証・ID管理 ◆PC資産管理、構成管理

◆各種プリンター ◆ドキュメント管理 ◆プリンター基盤の改善 (統合、コスト削減など) ◆プリンタートナー 消費量削減 ◆電子帳票 ◆文書管理

◆WAN最適化装置 (Cisco/Riverbed) ◆音声・Web・ ビデオ会議の統合 ◆セキュリティパッチ適用 ◆検疫ネットワーク ◆スパムメール対策 ◆ネットワーク診断

◆各社ストレージ ◆バックアップ ・仮想テープライブラリ ・DtoD/DtoDtoT ◆統合バックアップ ◆ストレージ統合 ◆階層管理・ILM ◆ファイルサーバー統合 ◆データ暗号化 ◆災害対策 ◆ストレージ管理 現状アセスメント キャパシティプラ ンニング

◆CAD ◆製造業様向け 設計・開発・生産管理、 購買の効率化 ◆建設業向け 設計・購買の効率化 ◆部品管理の改善 ◆進捗管理・PJ管理 ◆統合検索・ナレッジ検索 ◆生産技術センター向け 工場全体効率化 シミュレーション ◆EDA・MDM ◆品質管理強化

ソリューション紹介

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KCCE、KCCW、 自社大規模検証環境を保有

x86サーバ、UNIXサーバ、オフコン、メインフレーム、ストレージ、ネットワーク、エンジニアリング、ドキュメントなど各分野における高度なITソリューションをお客様にご提供すべく、常に新しい技術の評価検証に挑戦しております。

ソリューション紹介

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CAD VDI環境も完備

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オープン系システムでのVDI仮想化は当たり前となっています。これまでは主に製造業で使われるCAD等のシステムで生成される図面/設計書のデータ容量が大きいため、図面/設計書を共有したり、遠隔地のユーザーに見せることが困難でありました。 しかしGPU(Graphics Processing Unit)仮想化とクライアント仮想化を組み合わせることによって図面/設計書の共有および一元管理と、グラフィックス用演算の仮想化によるコンピューティングリソースの最適化を実現可能となってきた。 GPUボードメーカーやサーバー/ハイパーバイザーベンダーの対応により具体的な導入事例も出てきております。

CAD on VDI市場について

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シンクライアントの仕組みとメリット

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シンクライアントシステムとは

画面転送

リモート操作

クライアント端末側でユーザ操作

アプリケーションは サーバー側で動作

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導入メリット1 セキュリティの向上

画面と入力方式だけ クライアントにはデータを

保存させない ※保存させる設定も可能です

色々なセキュリティポリシー設定が可能。例えばセキュリティを強化したい海外では 印刷、外部への持ち出し全て禁止・・など柔軟な対応が可能に。

※①

※②

画面データのみを転送するので、平均帯域は20~30kbps程※。データは全て本社サーバにあり 各拠点から“遠隔操作”するのみなので高いセキュリティが保てます。

“ださない”仕組みで情報漏えいのリスクを軽減!

※Citrix ICAプロトコル利用時で、Office系ソフト(Word,Excel)利用時 での参考値となります。

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導入メリット2 端末メンテナンス性の向上

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N e t S e rv e r L S

すべてのクライアントで バージョンアップ/インストール

支店 支店 支店

本社(データセンター)

仮想PC環境

端末側にはアプリをインストールしないのでバージョンアップ作業や新規システムの展開もセンター側だけで対応 クライアントにデータがないので、暗号化ソフトなどが不要

1 2

N e t S e rv e r L S

支店

社内業務サーバ (メールサーバ、ファイルサーバ、 会計システム、他)

社内業務サーバ (メールサーバ、ファイルサーバ、会計システム、他)

本社(データセンター)

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導入メリット3 レスポンスの向上

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高いセキュリティとパフォーマンスを両立するリモートアクセス環境を構築。 30分以上かかっていた海外からのクエリ処理を10秒程度に短縮し、国を越えた業務効率の向上を実現。

デル株式会社社内事例 レスポンスが向上した事例 1/180の

時間の削減

●使用帯域幅が100kbps程度 ※Office系ソフト利用時の参考値 ※画面遷移の差分情報のみのやり取りの為 少ない負担で情報のやり取りが可能に

細いネットワークでも

スムーズに流れる。

シンクライアント 既存

社内環境

社内環境

WAN環境

画面情報

従来の 環境

Citrix 環境

Notesデータ

WAN越しのC/Sアプリもシンクライアントの仕様でレスポンス向上

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導入メリット4 端末障害対応の簡素化

※一般的にパソコンが故障した場合既存環境だと 業務復旧までに2日以上かかると言われている。

既存環境

2 時 間

2 時 間

2 時 間

2 時 間

4

時間

もしくは翌日

障害 発生 電話1

カスタマー センター

電話2

障害切り分け部門 状況ヒアリング 訪問エンジニアリングのアサイン パーツ手配

電話3 訪問アポイント

オンサイト修理 OS再インストール ドライバインストール アプリインストール 環境設定 業務復旧時間

シンクライアント環境

・既存環境とシンクライアント環境では故障時の対応時間がこれだけ違う!

障害 発生 電話1

カスタマーセンター で発送手配 (契約により 予備機を提供)

シンクライアント環境障害

5 分

PCを 予備機に交換

環境復旧時間

端末交換作業のみで業務を再開できます 端末が壊れても作業中のデータは壊れません (既存PCのモニタのみの障害と同様の影響度です) 機器交換のみでの対応となるためエンドユーザ対応も可能

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シンクライアント導入のメリットまとめ

コスト削減 情報システムの 管理効率化

セキュリティ グリーンIT 事業継続性/集中管理

紛失や 情報の持ち出し

業務継続性

の確保

見落としがちなPC端末 の管理

各々 環境が 違う

塵も積もれば ・・・

・端末管理費の減少 ・情報を持たせない ・情報を取り出せない ・ウイルスの感染 リスクの軽減

・1人1台の既存環境と違い、 サーバーをメンテナンス すればサーバーで管理してる ユーザーに反映されるため パッチ適用等の運用が非常 に楽である。

・運用効率の向上

・端末の寿命が長い

・HDDが無いため消費する 電力が格段に下がる。 ・ファンが無いため端末に 熱をほとんど持たない。 過度の空調が避けられる。

全てのアプリをネットワークを 介しサーバ側で運用。

1台のサーバーで30~50台の ユーザーを処理することが可能。

アプリケーションやデータの 集中管理も実現可能!

災害等でオフィスのPCが壊れたとしても、 代替PCとネット接続する環境さえあれば、

速やかに業務を再開。

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CAD VDI導入による効果例

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仮想集約により、1人複数台必要だったワークステーションはシンクライアント端末1台に!

効果①

解析結果データ移送不要!

効果③

高セキュリティでグローバルでの開発基盤構築

可能!

効果④

作業場所を問わない高モビリティ化で快適!

BCP対策も万全!

効果②

自席

• 会議準備時間の短縮

• 別の建屋での作業継続

別の事業所・建屋など

外出先・生産現場・実験棟・自宅(モバイル環境)

iPad/ Androidなどスマート端末からもデータ確認が可能!

サーバールーム/データセンター

どこからでも継続して作業ができる!

• 会議室でのデザイン レビュー

• 役員向けプレゼンテーション

ネットワーク

• 外出先でのデザイン レビュー

• 生産ラインでの設計書確認

OAアプリ

GPU GPU

ログオンすればOK!

CAD仮想デスクトップ

Hypervisor

NVIDIA GRID K2 NVIDIA GRID K2

Windows 7

CAD Desktop1

Windows 7

CAD Desktop2

Windows 7

CAD Desktop3

Windows 7

CAD Desktop4

サーバーとクライアント間は

画面転送とリモート操作のみの為、

大容量データの転送不要!

海外拠点 日本

データとアプリケーションはサーバーに集約し、クライアント

端末へのデータ持出しは不可能。データ漏洩の心配無し!

⇒解析結果を即座にビジュアル化

⇒大幅な生産性向上

画面転送

リモート操作

クライアント端末側でユーザ操作

アプリケーションは サーバー側で動作

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仮想化マシンでのグラフィック利用

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仮想化マシンでのグラフィック利用とは

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• 従来VDI化が困難であったグラフィクスワークステーションを仮想化する技術。

• 通常のVDIのメリット(リソース集約、集中メンテナンス、セキュリティ強化、

BYOD、ロケーションフリーなど)が享受できると共にハイグラフィクスなアプリケーション(3D CAD/CAEプリポスト/CGコンテンツ制作/医療画像など)が利用可能。

ハイパーバイザ ネットワーク

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VDI環境とGPU

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Hardware

Hypervisor

仮想 デスクトップ

CAD アプリ

CPU

ゲストOS

仮想マシン

仮想 デスクトップ

CAD アプリ

ゲストOS

仮想マシン

Hardware

Hypervisor

仮想 デスクトップ

CAD アプリ

GPU

GPU ドライバ

ゲストOS

仮想マシン

仮想 デスクトップ

CAD アプリ

GPU ドライバ

ゲストOS

仮想マシン

描画は

サーバー CPUを 使用

GPUなし GPUシェアリング(共有)

描画機能をCPUで代替えして実行するが、 高精細描画に対しては、時間がかかりすぎる Hypervisoとして、VMware ESXiのCPU モードである程度描画性能向上2D、描画精度 の低い環境にて利用可能

GPUの能力を複数ゲストにて利用(VMwarevSGA) ゲストに搭載するGPU用ドライバが、Hypervisorが 提供するエミュレートするものとなります。 Hypervisorの処理がオーバーヘッドとなる。 描画精度の低い環境にて利用可能

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VDI環境とGPU

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Hardware

Hypervisor

仮想 デスクトップ

CAD アプリ

ゲストOS

仮想マシン

仮想 デスクトップ

CAD アプリ

ゲストOS

仮想マシン

Hardware

Hypervisor

仮想 デスクトップ

CAD アプリ

GPU

GPU ドライバ

ゲストOS

仮想マシン

仮想 デスクトップ

CAD アプリ

GPU ドライバ

ゲストOS

仮想マシン

GPUパススルー vGPU(論理分割)

GPUメーカから提供されるパススルー用ドライバ にて、Hypervisorを経由しないGPU利用が可能 同時利用できるのはGPUコア数分 GRID K2は、1枚にて2GPUコアxサーバに2枚搭載 ⇒1サーバあたり 4ユーザ

専用ドライバにて、GPUの物理コアを分割 (GPUコアx2、GPUコアx4、GPUコアx8など) 分割された論理GPUは性能を担保し、パススルーの状態にてGPU用ドライバにて利用が可能 GRID K1の場合 2GPUコアxGPUコアx32分割x2枚 ⇒1サーバあたり 64ユーザ

GPU ドライバ

GPU ドライバ

GPU GPU

仮想GPU 仮想GPU

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仮想マシンでのグラフィックス利用方式

パススルーでは、各仮想マシンに直接GPUをひもづけるため、ユーザーにとっては専用のGPUを専有しているのと同じ性能が受けられる。GRID Kシリーズは、4つ(K1)、あるいは2つ(K2)のGPUを搭載しているため、それぞれGPUの数だけ仮想マシンが構成できる。 仮想マシンには高いGPU性能を提供できる反面、GRIDが搭載している物理GPU数しか、ユーザーをサポートできない。 また特定の仮想マシンにGPUをひもづけるため、利用されていないGPUがあっても、ほかのユーザーがそれを利用するということはできない。

ハイパーバイザーがソフトウェアベースでGPUを共有する仕組み。ハイパーバイザーには、GRID GPUをサポートするためのドライバがインストールされる。これに対して仮想マシンには、GPUをエミュレーションするドライバがインストールされ、そのコマンドが、ハイパーバイザーが管理しているGRID GPUに送信される。 仮想グラフィックドライバなどに制限があり、ハイパーバイザーによってサポートしている環境に差が出てくる。また仮想グラフィックドライバを使用するため、GRID GPUが持つ機能を最大限生かすこともできない。

NVIDIA GPU パススルー テクノロジ NVIDIA GRID 仮想 GPU (vGPU) テクノロジ

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仮想マシンからのGPUの使用方法

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GPUパススルー GRID vGPU GPUシェア(共有)

仕組み 仮想マシンへの専用GPUの割り当て

ハードウェアによるGPU

の仮想化

ソフトウェアによるGPUの仮想化

GPUあたりのユーザー数

2 32(最大) 16以上

用途 ワークステーション・ユーザー

ハイエンド・デザイナー

デスクトップ・パワー・ユーザー

デザイナー

オフィス・ユーザー

ナレッジ・ワーカー

対応GPU Quadro

GRID

GRID Quadro

GRID

対応ソリューション

Citrix HDX

3D Pro

VMware

vDGA

Citrix HDX GPU sharing VMware

vSGA

Microsoft

RemoteFX

実現方法 XenDesktop

5.6 FP1

XenServer

6.1

VMware

Horizon

View 5.2

ESXi 5.1

XenDesktop 7

VGX Hypervisor

XenServer

VMware

Horizon

View 5.2

ESXi 5.1

Hyper-V 3.0

Windows

Server 2012

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GPU仮想化各ソリューションの比較

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GPUパススルー vGPU GPUシェア

Citrix ○ ○ (XenServer)

○ (XenApp)

VMware ○

(vDGA) x

(注) ○

(vSGA)

Microsoft x x ○

(RemoteFX)

vGPU : GPU論理分割 注 : 2015年初旬 リリース予定

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GPU対応サーバ

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機種 VRTX T630 R730 C8000

外観

設置タイプ タワー型

ラックマウント時5U タワー型

ラックマウント時5U 2Uラックマウント 4Uラックマウント

最大CPU数 8CPU 2CPU 2CPU 8CPU

最大GPU数 1GPU 3GPU 2GPU 8GPU

サーバノード数 4 1 1 4

利用想定ユーザ CPUレンダリング処理を必要とするユーザ (Grid K2で4名程度)

作業フロアでより多くのWSリソースを集約したいユーザ (Grid K2で最大32名)

検証ならびに初期導入をご検討されているユーザ (Grid K2で最大16名)

大量のWS VDI導入を検討されているユーザ (Grid K2で最大64名)

特徴

4サーバのうち1台を仮想デスクトップサーバ、残り3台を並列計算に利用。最大48TB分のストレージと10Gネットワークスイッチを兼ね備えたオールイン型サーバ

1台のサーバで3GPU搭載可能なタワー型サーバ

Grid K1/K2に対応した万能タイプ、スモールスタート&スケールアウトを実現

CPUやGPUによるHPCクラスタとリモートグラフィクスを1シャーシで実現、高密度で設置スペースや消費電力にメリットあり

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仮想マシンでのグラフィックス利用方式

NVIDIA GRID 仮想 GPU (vGPU) テクノロジ 詳細

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■VGU塔載、仮想環境対応グラフィックボード情報 vGPU マネジャーでは、最大8人のユーザが物理GPUを共有することが可能であり、 バランスのとれたアプローチ方法で仮想マシーンに利用可能なGPUのグラフィックスリソースを割り当てます。 各 NVIDIA GRID K1 のカードは最大4基のGPUまで持つことが可能で、32人のユーザが一枚のカードを共有することができます。 ・GRID K1 Kepler GPU x 4 ・GRID K2 ハイエンド Kepler GPU x 2

NVIDIA GRID グラフィックスボード

仮想GPU プロファイル

アプリケーション 認定

グラフィックスメモリ 1ユーザ当たりの 最大ディスプレー数

1ディスプレーあたりの最大解像度

1グラフィックスボードあたりの 最大ユーザ数

使用例

GRID K2

K260Q ○ 2,048 MB 4 2560x1600 4 デザイナー パワーユーザ

K240Q ○ 1,024 MB 2 2560x1600 8 デデザイナー パワーユーザ

K220Q ○ 512 MB 2 2560x1600 16 デザイナー パワーユーザ

K200 256 MB 2 1900x1200 16 ナレッジワーカー

GRID K1

K140Q ○ 1,024 MB 2 2560x1600 16 パワーユーザ

K120Q ○ 512MB 2 2560x1600 32 パワーユーザ

K100 256 MB 2 1900x1200 32 ナレッジワーカー

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KELの仮想化取組について

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Citrix Solution Advisor Platinum Member ★最上位のメンバーシップ★ 1998年 日本上陸より取り扱い 1999年からの累計でXenApp 約23,000コネクション 、 約430社に販売

VMware VIP プレミアパートナー (最上位のパートナー) Region Partner Of The Year2008年受賞 SPECIAL Award Advantage+2009年 / 2010年受賞 ESX 350社2500ライセンス以上導入実績

【認定資格】

CCA(Citrix認定アドミニストレーター)・・・7種類、15名 CCSP(Citrix営業向け資格)・・・・・・・4種類、34名

【体制】

・システムサポート保守 自社保守体制

・ソフト、ハードメーカーとの強固なリレーションシップ

・各拠点に評価環境設置、各種コンサルタント業務に 際してバックエンド支援体制整備

・シンクライアントへの取り組み ⇒XenDesktop / XenApp on VMware

・KELトータルサポート体制

VDIの取り組み

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KELの強み~Citrix豊富な販売実績

三菱商事様導入プロジェクト開始(2003年まで)… Notes・SAP での導入⽀援サービスビジネス拡大。

国内販売実績第5位

大阪ガス様導入プロジェクト開始(2100ユーザ) CitrixSecureGatewayでの国内最大級ユーザ

国内販売実績第4位

某製造メーカー・自動⾞メーカ(前年度より 累計1200ユーザ)、某大⼿⾦融(3000ユーザ)

国内販売実績第3位

日本法人設立 MetaFrame1.0J出荷

MetaFrame1.8J出荷

MetaFrame1.8 FR1出荷

MetaFrameXP FR2出荷

Presentation Server4.0~

弊社某住宅販売会社様に全国展開

国内販売実績第2位

某⾦融業、流通、ISID様Stravis 案件にて拡販

国内販売実績第3位

Citrixの歴史 KELの歴史 1998

1999

2000

2002

2005

2006

一次代理店を兼松コンピュータシステムが実施。 某コンビニエンスストア様に全国展開。

弊社プリセールス部隊の業務端末 にシンクライアントを導入。

名称変更/XenApp5.0 Desktop出荷

2007

2008

発注ライセンス数

2805本突破!

XenDesktop4.0リリース XenApp5.0 FP2リリース

某製造メーカー XenApp2000ユーザー導入

2010

北海道当別町役場XenDesktop 500台導入 某製造業様 XenDesktop Enterprise 1500ユーザー

2009

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日刊工業新聞 2008年9月3日掲載

KELのアドバンテージ~VMware国内初のプレミア認定

兼松エレクトロニクスは2008年VMware VIPパートナープログラム最上位レベル 『VIP プレミアパートナー』日本国内初の認定を受ける。

-両社のビジネスパートナー連携強化と専任仮想化チーム増員によるさらなる仮想化ビジネス強化を図る-

VMware社における上記の総合的な判断の下、日本国内において初めて当社が「VIP プレミアパートナー」に認定されました。

VIP プレミアパートナー認定の3つの理由

VIP プレミアパートナー認定のKELに頼む事で

お客様が得られるメリットは?

お客様

①VMwareから当社へのサポートバックアップが厚く、深くなる

②当社からお客様への サービス、サポートが

とっても厚く、深くなる。

仮想化に強いKEL

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VMwareよりKEL6年連続受賞(2008~2013)

躍進2.Regional Partner Of The Year2008受賞

2008年第一四半期~第三四半期まで日本国内のVIPパートナーの中でもっとも優れたビジネスパフォーマンスを発揮しVMware社の売上に貢献したことが受賞理由となりました。

躍進1.日本初認定!最上位VIPパートナープレミア認定

日刊工業新聞掲載

2008年 2つの躍進

2009年 技術面も向上

VMware Special Award Advantage+受賞

VMwareのパートナ向けセールスプログラムである Advantage+を活用しお客様の利益拡大に寄与。

基幹システムを含む大型案件を多数構築!

2010年 3年連続受賞

Advantage+に多数の案件を登録し、35%を超える高いクローズ率および最も高い平均単価を達成!!

VMware Special Award Advantage+受賞

2011年 4年連続受賞

Cloud Business Leadership Award – End User Computing受賞

2012年 5年連続受賞

2013年 6年連続受賞

仮想化に強いKEL

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CAD設計者がノートPCで外部からCADアプリを利用したい。

某製造業(東京)

従来は、持ち出し用PCに都度必要データのみをコピーしたものを出張の度に実施していた。

今回の導入によって、CADアプリとデータを持ち出しが無くなり

セキュアかつ利便性が向上した。

CADアプリを効率良く利用したい。

従来はCADワークステーションのみでしかCADアプリを利用できなかった。

今回の導入によって、学生各自のノートPCから利用する事、また

学内の全てのパソコン教室で講義が可能となりCADアプリの

利用効率が向上。

某私立大学(東京)

弊社CAD VDI事例紹介

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弊社CAE VDI事例紹介

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流体解析業務に使用するグライフィクスWSをVDI化し、柔軟なリソース配置と運用不可の軽減を実現

http://ja.community.dell.com/techcenter/b/weblog/archive/2014/10/21/denso-vdga

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これまで弊社の導入実績や実地検証で分かったこと

既存CADワークステーションの仕様が重要

適切な仮想化設計により遜色ないレスポンスを実現

グループ会社、関連会社利用の解決利用用途もある

開発・設計者利用以外も利用ニーズがある

海外利用に関しては、国内検証含む十分な検証が必要

CADだけでなくCAEアプリも有効なソリューションである

シンクラ化(VDI化)でのメリットあるがコストに関しては

課題

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簡易診断 計画セッション

ストレージ最適化計画セッション(SOPS)

ストレージ・システムのあるべき姿と 実現計画案を策定します

災害対策計画セッション (DRPS)

災害対策システムのあるべき姿と 実現計画案を策定します

現状分析 / 評価 セッション1~2回

クライアント最適化計画セッション(CLPS)

クライアントのあるべき姿と 実現計画案を策定します

シンクライアント適合化診断 (TCEA)

シンクライアント実施時のメリット と費用対効果を明確にします

ネットワーク診断サービス ボトルネック解析サービス

ネットワークのボトルネック部分を 調査・分析し、対策案を立案します

IT計画セッション (ITPS)

お客様のITインフラの 現在の課題を基本に、

ITテクノロジー動向、製品動向を 加味し、お客様の

ITインフラ全体のあるべき姿と 実現計画案を策定します

あるべき姿 / 実現計画 セッション3~5回

情報セキュリティ簡易診断 (SCEA)

情報セキュリティ全般に対し対策レベルを を診断し、優先すべき実施事項を提示します

統合ID管理計画セッション (IDPS)

統合ID管理/シングル・サインオンの あるべき姿と実現計画案を策定します

:無償

:有償

クライアント

サーバ& ストレージ

ネッワーク

災害対策

セキュリティ

統合ID管理

情報セキュリティ計画セッション (SCPS)

情報セキュリティに関して、現状の分析、 リスクの分析、リスク対策の検討を行い、

実現計画案を策定します

KEL ITインフラ アセスメント & プランニング 支援体系

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貴社における既存PCの継続的な活用とシンクライアント適用時の活用を比較し、それぞれの方式のメリット/デメリットを整理した結果をご報告いたします

貴社におけるシンクライアント適用による定性効果・定量効果を明確化し、費用対効果作成のための基礎情報をご提供いたします

お客様による質問表の記入と一回のセッションの後、1~2週間でご報告いたします

多面的・網羅的な観点から、貴社における既存PCとシンクライアントの活用を比較いたします

豊富な他社事例、調査機関のデータを参考に、貴社における定量効果を算出いたします

シンクライアント適合化診断とは・・・

目 的

メリット

Thin Client Effectiveness Assessment

シンクライアント適用時の効果を明確化し、費用対効果作成のための基礎情報をご提供する簡易セッション

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シンクライアント適合化診断の進め方

シンクライアント適合化診断の実施プロセスは下記( )となります。事前確認シートにご記入いただいた内容を基に、その詳細内容や課題点をセッション形式で確認させて頂きます。

その後、貴社におけるシンクライアント化の適合度や費用対効果を算出し、ご報告いたします。

セッション 0.5日×1回

お客様

KEL

KEL TCOの概算算出

ご提案

ご報告会

事前確認シート ・質問シート ・費用算出シート ・業務アプリ一覧

お客様

ご報告資料作成

お客様

KEL

約1週間

ご報告書

1. 事前準備

事前質問項目のご回答 / TCO算出項目の設定 詳細事項や課題点の確認

(セッション) フォロー の実施

ご準備頂く資料

・システム構成図 ・ネットワーク図

ご報告書作成

2. セッション

約3日間

ご報告会

(標準:2時間)

事前確認 (ご担当者様と) 2時間x1~2回

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ご報告書イメージ (1/2)

エンドユーザー、経営、情報システムの観点をベースに、貴社におけるシンクライアントの適合度を明示します

既存PCに対し、シンクライアントの適合度を判断した要素を明示します

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ご報告書イメージ (2/2)

データセンターに設置されるシンクライアント関連サーバーの構成イメージを明示します

既存PCに対し、シンクライアント適用の場合の費用対効果を明示します

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事前確認シート/質問シート(例)

シンクライアント適合化診断 全質問項目

1貴社の従業員数(派遣、アルバイトを含む概数で結構です)、およびそのうちの正社員数の割合を教えて頂けますか。(大体の%でご回答ください。)

従業員数:約               人

うち正社員の割合:            %

2 売上高と国内外の拠点数を教えてください。

売上高:        百万円、  資本金:          百万円、

国内拠点数:       箇所、  海外拠点数:        箇所

3 業種をお答えください。

6 主要な業務に関わるプロセスのうち、情報システム(外部のシステムを含む)に依存している割合はどの程度ですか。

a.一部にとどまる(25%以下)b.若干依存している(25%以上、50%以下)c.多くの部分が依存している(50%以上、75%以下)d.ほとんどの部分が依存している(75%以上)

7 主要な業務に係るプロセスのうち、インターネットに依存している割合はどの程度ですか。

a.一部にとどまる(25%以下)b.若干依存している(25%以上、50%以下)c.多くの部分が依存している(50%以上、75%以下)d.ほとんどの部分が依存している(75%以上)

8貴社業務では、外部に漏洩すると極めて深刻な影響が生じる重要情報(営業機密、プライバシー情報等)をどの程度保有、管理または使用していますか。

a.ほとんどないb.少ないc.全体の半分程度d.ほとんどその種の情報である

9 貴社では、事業を実施する上で何名分程度の個人情報を取り扱っていますか。(データの述べ数の概数でお答えください) おおよそ             名分

10貴社において過去に事業活動に影響を与えるような情報セキュリティ事故が発生したことがありますか。それはどのようなものですか。

1 既存のデバイスとして、PC以外に何か使っていますか? それは何ですか?何台位ありますか?

2 既存のデバイスとしてのデスクトップPCおよびノートPCは、それぞれ何台位ありますか?

3 既存PCのメーカーは、どこですか? また、OSの種類とバージョンを教えてください。

4既存PC購入時における、お客様独自のハードウェア要件を教えてください。 メーカー名、CPUの種類、スペック、メモリサイズ、HDD容量、無線LAN利用有無、指紋認証有無、TPMの有無、CD/DVDドライブ標準装備、等・・・・

5同様に、お客様独自のソフトウェア要件があれば教えてください。AntiVirusソフトとしては、Macafee製のものを使用するとか、Personal Firewallは導入しないとか、等

6調達・購買に関する会社としてのポリシーがあればお聞かせください。例えば、PCのハードウェアは、全て部門予算で購入する、標準業務アプリケーションのみ情報システムのIT予算で振替える、等

7エンドユーザー様がPCを購入する際の標準的なプロセスを教えてください。例えば、各個人が勝手にIntranet上から購入する仕組みになっている?

8購入されたPCをセットアップする際の標準的なプロセスを教えてください。機器本体のみPCベンダーから提供を受け、各自でセットアップされているのでしょうか? 社内標準アプリケーションの導入もエンドユーザー様ご自身で導入ガイドに従ってされていますか?情報システム部の方々がご支援されていますか?

9エンドユーザー様の既存PC購買に際しての情報システム部門の関わりはどの程度でしょうか?例えば、intranet上に標準仕様PCとして幾つかの雛形を決め、掲載しているとか、購入に際して個別に相談に乗っているとか、等

項番 分類

既存PCおよび

調達・購買

質 問 項 目 ご回答

共通項目

・貴社における端末利用状況を知るために使用します

・約70からの質問からなります

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前提

項目 前提値 参考値/参考情報

対象台数 ノートブック 700 台

デスクトップ 300 台

既存PC使用年数 4 年 4 年

シンクライアント使用年数(想定) 6 年 6 年

端末ソフト(MS Office etc.) 使用年数 6 年 6 年

費用対効果 算定期間 6 年 6 年

費用算出

(K¥)

既存PC環境 シンクライアント環境

大項目 中項目 小項目 項目説明 単価(一台、一式、一

年) 前提を考慮した費用 参考値/参考情報

単価(一台、一式、一年)

前提を考慮した費用 参考値/参考情報

端末関連 ノートブック(一時) 60 63,000 60 42,000

ノートブック(保守)

新規購入時、保守がついている場合、それを考慮した単価(1年あたりの保守費用)を記入

3 12,600 3 12,600

デスクトップ(一時) 50 22,500 40 12,000

デスクトップ(保守)

新規購入時、保守がついている場合、それを考慮した単価(1年あたりの保守費用)を記入

3 5,400 3 5,400

ソフト(一時)

MS Office、ウィルス対応ソフト、アプリなどクライアントソフト全体の費用

50 50,000 50 50,000

ソフト(保守)

新規購入時、保守がついている場合、それを考慮した単価(1年あたりの保守費用)を記入

2 12,000 2 12,000

端末 初期セットアップ 5 7,500 2 1,000

端末 廃棄時のデータ消去 1 1,500 0 0

小計 173,000 135,000

アプリケーション改修 別紙、’クライアントアプリ改修検討シート’より算出

- 100,000 50,000

小計 100,000 50,000

運用管理 ヘルプデスク/ ユーザー・サポート要員

- 207,360 対象台数 1,000台の場合 単価 72万円/月 * 人数 4人 * 算定期間

- 155,520 対象台数 1,000台の場合 単価 72万/月 * 人数 3人 * 算定期間

ユーザー バージョン/リリース・アップ(短時間)

Adobe, Java, Windows Update etc.

18,000 7.5分/件 = 500円/件、6回/年・社員 N/A N/A シンクライアント運用の雛形作成の中で対応

新規導入 バージョン/リリース・アップ(長時間)

業務ソフト、メーラー etc.

12,000 15分/件 = 1,000円/件、2回/年・社員 N/A N/A

非障害問合せ/対応 - 48,000 2,000円/件、4回/年・社員 48,000 2,000円/件、4回/年・社員

障害対応問合せ/対応 - 48,000 4,000円/件、2回/年・社員 48,000 4,000円/件、2回/年・社員

再導入 - 3,600 20,000円/件、0.03回/年・社員(1年あたり社員の3%)

0

ディスクデータ消失 - 30,000 500,000円/件、0.01回/年・社員(1年あたり社員の1%)

0

小計 小計 366,960 251,520

シンクラ環境 サーバー/ディスク N/A N/A 100,000

ソフト N/A N/A 70,000

構築 N/A N/A 30,000

運用 N/A N/A 1,500 90,000 サーバー関連機器 運用管理、シンクラひな形作成・維持

小計 290,000

計 639,960 726,520

・既存PCとシンクラ化後のTCOを算出するために使用します

・Hidden Cost(コスト化しにくいユーザーの運用管理コスト、アプリ改修コストetc.) を明確化します

事前確認シート/費用算出シート(例)

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・アプリ改修コストを算出するための前提アプリ情報を整理します

・アプリ改修コストは非常に粗い概算となります 通常、正確に算出するためには個々にアプリベンダー等に見積を依頼する必要があります

事前確認シート/業務アプリ一覧(例)

アプリケーション名 アプリケーション概要

アプリ種類  IE        : IE  クライアント/サーバ: CS  ホスト:    :H

アプリ作成手法  パッケージ: P  手組み  : H

アプリ規模  小さい    : S  中くらい   :M  大きい    : L  非常に大きい: SL

アプリ 確認費用(アプリ1種類あたり)

アプリ 修正費用(アプリ1種類あたり)

クライアントへの適用費用(アプリ1種類あたり)

サーバーへの適用費用(アプリ1種類あたり)

手組み \200万円 変更大    \3,000万円 変更小     \500万円 変更なし       \0円

― \200万円

手組み \200万円 変更大    \3,000万円 変更小     \500万円 変更なし       \0円

\300万円 \200万円

注. '―' 費用がかからない(\0円)という想定

― \200万円

ホスト/TSEアプリケーション手組み

パッケージ― ―

\300万円

クライアント/サーバー       アプリケーション

パッケージ \100万円 ― \200万円

アプリ 新環境での稼働確認・修正に伴う費用 アプリ 新環境への適用に伴う費用

IEアプリケーション

パッケージ \100万円 ―

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■お手元のアンケートにご協力をお願い致します。

最後に

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後方にてアンケートを回収させて頂きます。

兼松エレクトロニクス の展示ブースにてCAD VDI実演中

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事前検証や動作確認については弊社担当営業またはソリューション・サービス推進NB課にご相談ください。

兼松エレクトロニクス株式会社

大阪支社ソリューション営業本部

ソリューション・サービス推進NB課

TEL:06-6201-1211

Mail:[email protected]

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ご清聴ありがとうございました。

http://www.kel.co.jp