OEP製品技術資料 - アプリケーションアーキテクチャ

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Oracle Complex Event Processing11g

CEPアプリケーションアーキテクチャアプリケーションアーキテクチャアプリケーションアーキテクチャアプリケーションアーキテクチャ日本オラクル株式会社Fusion Middleware 事業統括本部

以下の事項は、弊社の一般的な製品の方向性に関する概要を説明するものです。また、情報提供を唯一の目的とするものであり、いかなる契約にも組み込むことはできません。以下の事項は、マテリアルやコード、機能を提供することをコミットメン

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ト（確約）するものではないため、購買決定を行う際の判断材料になさらないで下さい。オラクル製品に関して記載されている機能の開発、リリースおよび時期については、弊社の裁量により決定されます。

OracleとJavaは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。

基本用語イベント

• イベント• スキーマ(event type)によって定義

• 複数のイベントプロパティによって構成される

イベントプロパティ


StockEventType

symbol string

lastBid float

lastAsk float

イベントプロパティ

基本用語ストリームとリレーション

• ストリーム(STREAM)

• 時間順序的なイベントの連続

• 追加のみ

• イベントの削除はできない

• 終りのないデータ

• シーケンスの終りがない

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• シーケンスの終りがない

{event1, event2, event3, event4, ., eventN}

• 例

• {{1s, event1}, {2s, event2}, {4s, event3}}

⇒ストリーム

• {{1s, event1}, {4s, event2}, {2s, event3}}

⇒ストリームではなく、イベントの集合

4

基本用語ストリームとリレーション

• リレーション(RELATION)

• いくつかの瞬間的な時間Tにおけるイベントの集合

• 削除、追加および更新が可能

• 例

• T=1の時: {{event1}, {event2}, {event3}}




• event1 と event3は変更なし

• event2 が削除された

• event4 が追加された

5

アプリケーションモデル

イベントソース

イベントシンクストリーム


文脈上のデータ

CEPアプリケーションとは？

アダプタプロセッサ

データソース

<<Source>>

<<Sink>>

Service1 Service2

<<OSGI サービス>> <<OSGI サービス>>

エクスポートインポート

Event Processing Network (EPN)

Oracle CEP アプリケーション

チャネル


e

アダプタ

プロセッサ

アダプタ

データソース

クエリー

<<Source>>

<<Sink>>

クエリーチャネル

チャネル

Channel

アダプタとは？

• アダプタは、外部システムと相互作用するイベントソースやイベントシンク

• 外部システムとのコミュニケーション管理 (例接続、プロトコル等）

• 外部データフォーマットとイベントの変換を行う

• イベントはJavaBeanやタプルとして表わされる

• アダプタは概念

• 実行時は、アダプタと他のイベントソースやシンクと区別しない

• IDEは、アダプタがEPNの”端”として認識


• IDEは、アダプタがEPNの”端”として認識

8

アダプタとは？


データソース

<<Source>>

<<Sink>>

Service1 Service2




OSGI バンドル/Spring アプリケーションコンテキスト

チャネル


e

アダプタ

プロセッサ

アダプタ

データソース

クエリー

<<Source>>

<<Sink>>

クエリー

チャネル

チャネル

チャネル

チャネル

イベント->外部フォーマット

外部フォーマット>イベント

“Out-of-the-box” アダプタ

• LoadGen (Inbound)

• 主にテスト用途

• 期間やデータのレート、Ramp-up期間のサポート

• 事前定義もしくはユーザー定義のイベントタイプ

• csvgen – ユーザー定義されたイベントをCSVファイルの行としてソケットを使って送信

• loadgen – ソケットを使って、ランダムな株価情報を送信

• JMS (Inbound やややや Outbound)


• JMS (Inbound やややや Outbound)

• Mapベースのメッセージの自動マッピングをサポート

• 他のメッセージタイプ (例:テキストなど)へのコンバータAPIを提供

• HTTP Pub/Sub (Inbound やややや Outbound)

• JSONへのイベントの自動マッピングをサポート

• JSON文字列へ（から）のコンバーターAPIの提供

• Socket フレームワークフレームワークフレームワークフレームワーク

• 最適なパフォーマンスのためのソケットベースのアダプタを実現するためのAPIとサンプルの提供

プロセッサとは？

• インメモリでストリーミングデータへの問い合わせを実行


500ms毎に毎に毎に毎に1秒間隔のウィンドウを秒間隔のウィンドウを秒間隔のウィンドウを秒間隔のウィンドウをスライディングさせて集計値を計算スライディングさせて集計値を計算スライディングさせて集計値を計算スライディングさせて集計値を計算

プロセッサとは？


データソース

<<Source>>

<<Sink>>

Service1 Service2





DATA“A” & “C”


e

アダプタ

プロセッサ

アダプタ

データソース

<<Source>>

<<Sink>>

Channel

Select *

where

DATA = C

DATA“B” & “C”

DATA“C”

チャネルとは？

• チャネルは、イベント・ソースをCQL プロセッサへ接続し、CQL プロセッサをイベント・シンクに接続するためのコンポーネント

• チャネルは2つのオブジェクトタイプを扱う• ストリーム

• CQL問い合わせが作用する主要なソース


• CQL問い合わせが作用する主要なソース

• リレーション

• 時間さまざまなタプルの集合（瞬間的な関連）

13

チャネルとは？


データソース

<<Source>>

<<Sink>>

Service1 Service2





チャネル


e

アダプタ

プロセッサ

アダプタ

データソース

Queries

<<Source>>

<<Sink>>

Queriesチャネル

チャネル

チャネル

Event Processing Networks (EPN)

イベント駆動のアーキテクチャはいくつかの処理ステップがユーザーロジックと混在して構成される


リスナー- POJO

イベントソース

Rule

プロセッサ

クエリー

Rule

プロセッサ

クエリー

Rule

プロセッサ

クエリー


アダプタデータソースクエリー

クエリー

Ruleキャッシュ Rule

プロセッサ

クエリー

リスナー- OSB

イベント処理をするコンポーネントの配置やネットワークをイベント処理ネットワーク(Event Processing

Network:EPN)と呼びます

Oracle CEPのアプリケーションモデルイベント処理のために設計

• Event Processing Network (EPN)として処理構造を表記として処理構造を表記として処理構造を表記として処理構造を表記• EPNではイベントのプロデューサとコンシューマを記述

• EPNは、次の要素から構成される図

• アダプタアダプタアダプタアダプタ – 外部のデータやイベントをルールによって処理されるイベントに変換する

• チャネルチャネルチャネルチャネル – フロー制御を構成するために、CQLプロセッサのソースとシンクを接続

• プロセッサプロセッサプロセッサプロセッサ - プロセッサが扱うストリームに適用されるルールのセット

• リスナーリスナーリスナーリスナー – 抽出されたイベントに必要なビジネスロジックを実装した POJOとして実装


• リスナーリスナーリスナーリスナー – 抽出されたイベントに必要なビジネスロジックを実装した POJOとして実装

• アプリケーションは、Springフレームワークの構成ファイルとして定義される

• WLEvsのカスタムタグにより、EPN要素のインスタンスや関連性が記述される

• (例： <wlevs:adapter>)

• イベントイベントイベントイベント• JavaBeanやMapで実装

• ランタイムのサービスとして登録される

• アダプタ、プロセッサとイベントアダプタ、プロセッサとイベントアダプタ、プロセッサとイベントアダプタ、プロセッサとイベント• OSGiのサービスとして公開され、他のアプリケーションからの利用も可能

Event Processing Networks (EPN)


イベントタイプレポジトリ

PriceEvent


• EPNにイベントを登録

• EPNコンポーネントから参照されるイベントのプロパティを作成

EPN要素の接続

<<イベントソース>>

<<イベントソース>

かつ<<イベントシンク>> <<イベントシンク>>

<<Reference Data>>


<wlevs:channel

id="InboundChannel" event-type="InboundEvent">

<wlevs:listener ref="FirstProcessor" />

<wlevs:listener ref="EventBean" />

<wlevs:source ref="InboundAdapter"/>

</wlevs:channel>

<wlevs:processor id="FirstProcessor">

<wlevs:listener ref="OutboundChannel" />

<wlevs:cache-source ref="ReferenceCacheOrDb" />

<wlevs:table-source ref="myschema.mytable"/>

</wlevs:processor>

キャッシュの構成

Stream -> Cache 操作


<wlevs:cache

id="InputCache"

caching-system="LocalCaching"

value-type="InboundEvent"

key-properties="key">

<wlevs:cache-listener ref="CacheListener"/>

</wlevs:cache>

<wlevs:channel id="OutboundChannel">

<wlevs:listener ref="OutboundAdapter" />

<wlevs:listener ref="OutputCache" />

</wlevs:channel>

Stream -> Cache 操作Insert put

Update put

Remove delete

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