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売れるチラシ売れるチラシ売れるチラシ売れるチラシDMDMDMDMに変に変に変に変えるためのエッセンスえるためのエッセンスえるためのエッセンスえるためのエッセンス
こんにちは、ワードメーカー株式会社の代表取締役・狩⽣(かりう)です。本レポートを⼿にされたことを嬉しく思います。
私はこれまで「コピーライティング」という仕事に多く携わってきました。最初は何気ないキッカケから⽂章を作り始めるようになり、そして、サービスとして代筆するようになりました。
おかげさまで、お客さまの中では、私の⽂章で何年も注⽂を取り続けている⼈もいます。⽂章を変えただけで 3倍になった⼈もいますし、億の売上をあげた⼈もいます。
(私⾃⾝も⾃分のコピーライティングで仕事の依頼をいただいています。)
今では、地⽅公共団体や⼤学などでも講演をおこなうようになりました。ホームページやチラシなどテーマはさまざまですが、共通している部分は「⽂章」と「戦略」です。
これらのセミナーや講演でお話ししている【エッセンス】をこのレポートでお伝えしようセミナーや講演でお話ししている【エッセンス】をこのレポートでお伝えしようセミナーや講演でお話ししている【エッセンス】をこのレポートでお伝えしようセミナーや講演でお話ししている【エッセンス】をこのレポートでお伝えしようと思います。
私のセミナーに参加される⽅は、「キャッチコピーの作り⽅」などを聞けると思って参加される割合が多いです。でも、私のセミナーではキャッチコピーの話はほとんど出てきません。最後まで出てこないのです。(最後のほうにちらっとオマケ程度にお話するだけ)
なぜなら、キャッチコピーは“枝葉”に過ぎないからです。枝葉のテクニックは市場によって使い⽅が異なりますし、流⾏り廃りもあります。必要なことですが、優先順位としては低いです。
だからこそ、私はいつも【優先順位の⾼いものから】お伝えしています。
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思考法の部分になるので、若⼲イメージしづらいかもしれませんが、できるだけ具体例を⼊れて解説しています。無駄を省き、簡潔に表現していますので、7分ほどで読み終えることができるでしょう。
特に、チラシ DMなどの広告媒体は⽂章が「肝」になりますので、失敗しないためにもレポートをじっくりお読みください。(ぜひ、印刷してくださいね)
「チラシを配っても反応が少ない「チラシを配っても反応が少ない「チラシを配っても反応が少ない「チラシを配っても反応が少ない・・・・・・・・・・・・」」」」
おそらくこれは、どんな業種にも当てはまる悩みではないでしょうか?
住宅、リフォーム、美容院、飲⾷店、学習塾、クリーニング店、ジュエリーショップ・・・などさまざまな業種に当てはまることです。
それもそのはず・・・もう情報はもう情報はもう情報はもう情報は⼗分だ⼗分だ⼗分だ⼗分だからからからから。
誰もがそう感じています。まだ情報が少ない時代でしたら、ひとつの情報を提供するだけでもみんなが興味を持って⾒てくれました。読んでくれました。しかし、いまはインターネットの時代。誰もが情報を探すことができ、判断することができるようになりました。
そして、誰もが情報を発信することができるようになったので、情報は毎⽇膨⼤に増え続けているのです。
情報は情報は情報は情報はもうたくさん!もうたくさん!もうたくさん!もうたくさん!
情報過多時代って⾔われていますが、いったいどれくらい増えていると思いますか?以前の 10 倍?100 倍?1000 倍?
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ここに 1つの指標となるものがありますので、ご覧ください。
※⽇経ビジネスオンラインより http://special.nikkeibp.co.jp/ts/article/0i0f/102973/
これは、「情報選択可能量」というものです。
つまり、““““情報をどれだけ選択可能になったか?情報をどれだけ選択可能になったか?情報をどれだけ選択可能になったか?情報をどれだけ選択可能になったか?”“”“”“”“受け取ることができるようになった受け取ることができるようになった受け取ることができるようになった受け取ることができるようになったか?か?か?か?””””というものですね。グラフをご覧いただければわかりますように、どんどん右肩上がりで増え続けています。総務省のデータですが、少し古いデータです。
まぁ、このグラフを提⽰するまでもなく、情報が急激に増えていることは実感されているでしょう。街を歩けば広告は無数にありますし、フリーペーパーなどマガジンもそこら中で配布されています。家に帰ればダイレクトメールやポスティングチラシが溢れているかもしれません。そして、パソコンを開いてネットに接続すれば、そこは“情報の宝庫”。
⼀⽅、消費できる情報はあまり変わっていません。(上記グラフで⾔えば、⾚⾊の線ですね)
早く処理できるからといって、⾶躍的に情報処理能⼒が増加するわけではありません。ある程度アップはしますが、あくまでも効率的になるだけです。激増する情報に追いつくことはできません。ほとんどの情報が⾒られてもいないのです。
こんな時代だからこそ、「まとめサイト」などが⼤流⾏。まとめられた情報を読みたい、誰かが選んだものを読みたい、信頼できるものを読みたい・・・という欲求が出てくるのです。
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この増え続ける情報過多時代の中では、経営が難しくなったのでしょうか?たしかにカンタンではなくなったかもしれません。しかし・・・
「何も買っていない」「何も買っていない」「何も買っていない」「何も買っていない」・・・わけではありません。・・・わけではありません。・・・わけではありません。・・・わけではありません。
不況になったと⾔われていますが、不況だからといってまったく経済活動がおこなわれなくなったわけではありません。昨⽇何かしらモノを買った(サービスを利⽤した)と思いますし、今⽇も何かを買うでしょう。
たとえば、私の場合、最近「電動⻭ブラシ」を購⼊しました。1万円ほどの商品です。本なら、毎週何かしら買っています。
ご飯も⾷べますし、休⽇にはどこかに出かけるためにお⾦を使います。お⾦の使い⽅に変化はありますが、「お⾦を使う」という⾏為⾃体はなくなっていません。(将来的にお⾦⾃体がなくなるかどうかは別として・・・)
たとえば、セミナー参加者にこんなことを聞いてみましたたとえば、セミナー参加者にこんなことを聞いてみましたたとえば、セミナー参加者にこんなことを聞いてみましたたとえば、セミナー参加者にこんなことを聞いてみました
私は、ときどき「1位づくりのコピーライティング勉強会」というものを開催しています。そのときに、参加していただいた⽅に聞くことがあります。
それは、
最近、チラシであったり最近、チラシであったり最近、チラシであったり最近、チラシであったりDMDMDMDMであったりであったりであったりであったり、何か、何か、何か、何か広告を広告を広告を広告を読みま読みま読みま読みましたか?したか?したか?したか?
・・・という質問です。
「広告を⾒たかどうか、そして読んだかどうか」です。読んだということは、興味があったという意味でもあります。あなたはどうでしょうか?
(今までの傾向として、男性と⼥性で回答に違いがあらわれます。)
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【10 秒】だけ考えてみてください。
・・・
・・・・
・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
いかがでしょうか? 思い浮かびましたか?
当たり前かもしれませんが、この質問をしたときには次の 2種類の答えが返ってきます。(1)(1)(1)(1)「そういえば最近、これを⾒たんですよね。それはこういう広告で・・・」「そういえば最近、これを⾒たんですよね。それはこういう広告で・・・」「そういえば最近、これを⾒たんですよね。それはこういう広告で・・・」「そういえば最近、これを⾒たんですよね。それはこういう広告で・・・」(2)(2)(2)(2)「いや・・・広告って⾒なくなりましたね。思い出せないです「いや・・・広告って⾒なくなりましたね。思い出せないです「いや・・・広告って⾒なくなりましたね。思い出せないです「いや・・・広告って⾒なくなりましたね。思い出せないです・・・・・・・・・・・・」」」」
傾向としては、⼥性の場合、パッと「こういうものを・・・」という答えが返ってきます。「そういえば昨⽇、新聞の折り込みの携帯電話のチラシを⾒ましたね」「この前、フリーペーパーでこういうイベント記事があったんですが、それを読みました」
観察⼒が⾼いのかもしれませんね。
⼀⽅、男性の場合は、パッと出てこないこともしばしば。男性は記憶⼒が悪いのか(笑)もちろん、すぐに回答していただける⽅もいます。
(2)の場合は、「広告を⾒ていない・読んでいない」という回答ですが、実は、実は、実は、実は、まったく⾒まったく⾒まったく⾒まったく⾒ていないという⼈はいません。ていないという⼈はいません。ていないという⼈はいません。ていないという⼈はいません。
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何かしらの広告は⾒ています。情報に普段からさらされているわけですから。広告に限定しなくても、何かしら情報は読んでいますよね?
たとえば、検索したり、雑誌を読んだり。
そうすると、検索したときに広告らしきものを⽬にしていると思いますし、宣伝のための⽂章を知らず知らずのうちに読んでいるでしょう。雑誌に関しても、読んでいるのは広告関連記事かもしれませんし、記事の端っこにある広告をなにげに⾒ています。
ただ、⾒る必然性がないので、覚えていないだけ。
2222⼈の⼥性の事例⼈の⼥性の事例⼈の⼥性の事例⼈の⼥性の事例
この前開催しました「コピーライティング勉強会」で広告を最近⾒たか(読んだか)どうかの質問をしました。
⼥性の⽅からお応えいただいたのが、先ほどちらっとご紹介した「そういえば、携帯電話「そういえば、携帯電話「そういえば、携帯電話「そういえば、携帯電話の折込チラシが気になって⾒ましたね」の折込チラシが気になって⾒ましたね」の折込チラシが気になって⾒ましたね」の折込チラシが気になって⾒ましたね」という回答でした。
数あるチラシの中からなぜ、そのチラシを⼿にとったのか?・・・・・わかりますか?(とてもシンプルです)
その⽅に理由を聞くと、「今持っている機種が古くて、バッテリーも「今持っている機種が古くて、バッテリーも「今持っている機種が古くて、バッテリーも「今持っている機種が古くて、バッテリーもあまりあまりあまりあまり持たなくなったんですよね。だから、持たなくなったんですよね。だから、持たなくなったんですよね。だから、持たなくなったんですよね。だから、そろそろ・・・と思ってたんですそろそろ・・・と思ってたんですそろそろ・・・と思ってたんですそろそろ・・・と思ってたんですよよよよ」」」」
これがまだ古くなくて、バッテリーも問題なければ、そのチラシはおそらく⼿にとっていません。何気に⾒て終わり。捨てる。そうなる運命です。
もう1⼈の参加者(⼥性)が、
「フリーペーパーに福祉関連のイベント告知が載っていたんですけど、「フリーペーパーに福祉関連のイベント告知が載っていたんですけど、「フリーペーパーに福祉関連のイベント告知が載っていたんですけど、「フリーペーパーに福祉関連のイベント告知が載っていたんですけど、たまたま⾒つけて、たまたま⾒つけて、たまたま⾒つけて、たまたま⾒つけて、
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それを読み込みましたね」それを読み込みましたね」それを読み込みましたね」それを読み込みましたね」と。
「なんで福祉のイベント?」と思ったんですが、その理由を聞いて私は納得しました。「実は以前、福祉の仕事にしていまして、福祉関係のことがあると気になって読んじゃう「実は以前、福祉の仕事にしていまして、福祉関係のことがあると気になって読んじゃう「実は以前、福祉の仕事にしていまして、福祉関係のことがあると気になって読んじゃう「実は以前、福祉の仕事にしていまして、福祉関係のことがあると気になって読んじゃうんですよね」んですよね」んですよね」んですよね」と説明してくれたのです。
つまり、ただイベントに興味を持ったというのではなく、福祉のことについて興味を持っていたということです。
【携帯電話のチラシ】と【福祉関連のイベント告知記事】この2つの共通点からわかることはなんだと思いますか?
何気ない⽇常ですが、ここに反応率を上げるための秘訣があります。
それは、
何かしらの問題意識何かしらの問題意識何かしらの問題意識何かしらの問題意識((((課題課題課題課題))))を持っていたを持っていたを持っていたを持っていた
・・・ということ。
携帯電話のチラシを⾒た⼥性は「携帯電話を買い換えようかなぁ、どうしようかなぁ」という意識を持っていました。普段使っている携帯電話が使いにくくなってから、“課題が発⽣”したのです。
福祉イベントの記事を⾒た⽅は、「福祉について、もっと知りたい。関わりたい」という意識を持っていました。(深くは聞いていないのですが、もっと具体的な課題を持っていたかもしれません)
「そんなの当たり前じゃん」って思ったかもしれません。でも、ちょっと考えてみてくださいね。
広告を作るときに“どんな課題を持った⼈か?”をきちんと明確化していますか? 対象の⼈を「30代⼥性(OL)」などとしていませんか?
対象の⼈を具体的にと⾔いながら、60 代以上のなになに、20 代のほにゃらら・・・と抽象的な対象設定をしているケースが“よく”あります。
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機械的な対象設定は、⼈の気持ちが⾒えません。
では、どう考えればよいか?
超シンプル、超シンプル、超シンプル、超シンプル、2222つのルールで考えるチラシつのルールで考えるチラシつのルールで考えるチラシつのルールで考えるチラシDMDMDMDMづくりづくりづくりづくり
超シンプルです。たった 2つのルールを考えるだけで広告づくりがカンタンになります。それは次の 2つです。
①①①① いったいどんな課題を持った⼈を相⼿にしようとしているのか?いったいどんな課題を持った⼈を相⼿にしようとしているのか?いったいどんな課題を持った⼈を相⼿にしようとしているのか?いったいどんな課題を持った⼈を相⼿にしようとしているのか?②②②② その課題を持った⼈に対して、意思決定情報をきちんと提供しているか?その課題を持った⼈に対して、意思決定情報をきちんと提供しているか?その課題を持った⼈に対して、意思決定情報をきちんと提供しているか?その課題を持った⼈に対して、意思決定情報をきちんと提供しているか?
広告づくりの要素はたくさんありますが、「軸だけ⽰して」と⾔われたら、私はこれを説明します。この 2つをまた事例を通して解説します。
私の最近の事例で紹介しますと・・・私の最近の事例で紹介しますと・・・私の最近の事例で紹介しますと・・・私の最近の事例で紹介しますと・・・
私は「⻭医者さんに⾏かないとなぁ」と思っていました。なぜなら、⻭がときどきですが少しだけ痛くなることがあったからです。いつも痛いわけでないし、強く痛むわけでもないので、先延ばしになっていたのです・・・(反省)。
つまり、「⾃分の⻭、なんとかしなくちゃ」という課題を持っていたわけです。
“いますぐ⾏く必要はない”けど、頭の隅っこのほうでずーっと⼩さく隠れている状態。だからこそ、⻭の情報があると、何気に⾒てしまっているのです。
たとえば、私は最近、「電動⻭ブラシ」を購⼊しました。価格は1万円ほど。インターネットで購⼊しました。ただ、いきなり「電動⻭ブラシを購⼊しよう!」と思っていたわけではありません。
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電動⻭ブラシを購⼊する数⽇前、たまたま「⻭」に関する記事を読んでしまいました。そこで、まさに電動⻭ブラシを推奨していたのです。「そうなんだぁ・・・。電動⻭ブラシっていいんだな」って記事を読みながら納得しました。
それで、今度は“電動⻭ブラシ”というキーワードで探しまくりました。そうすると、⼝コミがありまして、「電動⻭ブラシってメジャーじゃないけど、使っていないなんて信じられない」といった感想があったのです。
「え??電動⻭ブラシってそんなにスゴイのか?」「そんな重要な情報、知らなかっただけ?」
もちろん、全部が全部良い評価ではなかったですが、私はそこに「希望」を⾒た私はそこに「希望」を⾒た私はそこに「希望」を⾒た私はそこに「希望」を⾒たのです。電動⻭ブラシを使うことによって、「⻭がよくなるかも!」という⾃分が変化する未来を⾒たのです。
そう、ここがポイント。
ある課題を持っていた私。それを探していたわけではないのですが、たまたま⾒た情報に触発されて、ある解決策(電動⻭ブラシ)を知ります。その解決策は、必ず解決するとは決まってはいませんが、⾃分の課題を⼩さくするであろうことには変わりありません。
つまり、⾃分の悩みが解消されたり欲求が満たされるのであれば、解決策は1つとは限らないのです。さまざまな選択肢があって、私の場合、たまたま電動⻭ブラシだったのです。(次は、⻭を⽩くしようと⾼級な⻭磨き粉を買おうかどうか迷い中)
別の情報にさらされていたとしたら、別の解決策に⾏き着いたかもしれません。
2つのルールに適⽤すると、(1)(1)(1)(1)⻭を治療しなきゃなぁという課題を持っていた。積極的に探してはいないけれど、気⻭を治療しなきゃなぁという課題を持っていた。積極的に探してはいないけれど、気⻭を治療しなきゃなぁという課題を持っていた。積極的に探してはいないけれど、気⻭を治療しなきゃなぁという課題を持っていた。積極的に探してはいないけれど、気になっていたという状態。時間を⾔い訳にしていた。になっていたという状態。時間を⾔い訳にしていた。になっていたという状態。時間を⾔い訳にしていた。になっていたという状態。時間を⾔い訳にしていた。(2)(2)(2)(2)その課題を解決するかもしれない電動⻭ブラシに商品に⾏き着く。時間はかからないその課題を解決するかもしれない電動⻭ブラシに商品に⾏き着く。時間はかからないその課題を解決するかもしれない電動⻭ブラシに商品に⾏き着く。時間はかからないその課題を解決するかもしれない電動⻭ブラシに商品に⾏き着く。時間はかからないし、毎⽇お⼿⼊れできる。しかも、レビューを⾒るとなんだか良さそう。し、毎⽇お⼿⼊れできる。しかも、レビューを⾒るとなんだか良さそう。し、毎⽇お⼿⼊れできる。しかも、レビューを⾒るとなんだか良さそう。し、毎⽇お⼿⼊れできる。しかも、レビューを⾒るとなんだか良さそう。・・・です。
この流れによって、私は【意思決定】を下したのです。
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私は、たまたま⾒た情報によって購買決定をしています。⾒た情報に左右されたのです。⼈は、⼈は、⼈は、⼈は、⾃分が⾒た情報によって⾃分が⾒た情報によって⾃分が⾒た情報によって⾃分が⾒た情報によって⾏動が⾏動が⾏動が⾏動が左右される左右される左右される左右されるのです。
課題を知ることが超重要課題を知ることが超重要課題を知ることが超重要課題を知ることが超重要
つい売り込みをしがちなのですが、それではいけません。誰も売り込みなんてされたくないですからね。誰も売り込みなんてされたくないですからね。誰も売り込みなんてされたくないですからね。誰も売り込みなんてされたくないですからね。
商品説明でもありません。この⽂章を書くちょっと前、事務所の近くを歩いていたらビラ配りをしていたので、チラシを受け取りました。ほとんどの⼈は受け取らないと思いますが、興味本位で受け取ったのです。そのチラシに書いていたのは商品説明のみ。あとはキャンペーンですよ、と緊急性を出していました。
でも、本当に知りたいのはそういうことではないですよね?でも、本当に知りたいのはそういうことではないですよね?でも、本当に知りたいのはそういうことではないですよね?でも、本当に知りたいのはそういうことではないですよね?
私も電動⻭ブラシを売り込まれたらきっと買わなかったでしょう。「別に必要ないですよ、⻭医者さん⾏くし」という⾵に。
でも、意思決定するための適切な情報が与えられれば電動⻭ブラシを買ってしまうのです。
そのためにも、まずはどんな課題を持っているかを知ることが重要ポイントになります。
せっかく(?)ですので、「⻭」関連の事例をもう 1つ出しましょう。⻭科医院さま対象の経営セミナーで講師をしたときに話した内容の⼀部です。
わかりやすくするために、Q&Aサイトで実際に投稿されている画像を表⽰しました。
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⼩児⻭科を探されているお⺟さんですね。
ここでの課題は⇒⇒⇒⇒まずまずまずまず2222歳の⼦供の⾍⻭をどうにかしてほしい歳の⼦供の⾍⻭をどうにかしてほしい歳の⼦供の⾍⻭をどうにかしてほしい歳の⼦供の⾍⻭をどうにかしてほしい・・・ということ。
でも、中⼼課題はそれだけですが、課題にまつわる不安がいくつか挙げられています。⇒⇒⇒⇒あまりお話ができないのだけど、⼤丈夫か?あまりお話ができないのだけど、⼤丈夫か?あまりお話ができないのだけど、⼤丈夫か?あまりお話ができないのだけど、⼤丈夫か?⇒⇒⇒⇒治療により⻭が⿊くなってしまうというのが気になる治療により⻭が⿊くなってしまうというのが気になる治療により⻭が⿊くなってしまうというのが気になる治療により⻭が⿊くなってしまうというのが気になる
このような課題&不安があるにも関わらず、適切な⻭科医院が⾒つからないので投稿しているのです。
これは 1⼈の投稿ですが、この後ろには何⼗⼈、何百⼈といった同じ課題を抱えている⽅がいます。必ずいます。
佐倉市の⼩児⻭科を診療科⽬としている医院さんがやるべきことは、上記の課題を解決するための情報を提供することなのです。そうすれば選ばれます。この課題は知っているにも関わらず、きちんと対処していないという場合が多いのです。
(たとえば、「お⼦さんがあまりお話できなくても⼤丈夫、ご安⼼ください」と表現するだけで良いのです。⼩さな不安を解消していく作業が⼤切なのです。でも、そんなことを⾔っている⻭科医院を⾒かけたことは私はまだありません。もちろん、他の業界にも当てはまります。)
⾒た情報によって意思決定が左右される⾒た情報によって意思決定が左右される⾒た情報によって意思決定が左右される⾒た情報によって意思決定が左右される
繰り返しになりますが、⼈は⾒た情報によって意思決定が左右されます。どんな⼩さなことでも、当てはまることです。
情報というのは、⽂章に限りません、⽂章のほか、写真・動画などで五感を刺激する情報がすべて該当します。
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しかし、そもそもしかし、そもそもしかし、そもそもしかし、そもそも意思決定情報を提供していない意思決定情報を提供していない意思決定情報を提供していない意思決定情報を提供していない
ルールの2つ⽬が「意思決定情報を提供すること」でした。
「買うかどうか・利⽤するかどうかを意思決定するための情報をきちんと出しているかどうか?」です。ほとんどの商品サービスは、これを出していない。
セールス⽂章というと、売り込みの⽂章ばかり考えて、「●●の秘密」とか「いますぐ!」などを注⽬しがちですが、それではいけません。そもそも信頼されていない状態で、売り込みをかけてはいけません。
まずは、対象の⼈を課題を明確にした上で、それを解決するための意思決定情報を提供するのです。
たとえば、私のお客さまで「ある⼯事」をしている⽅がいます。BtoB 向けのサービスで、対象の⼈に対してダイレクトメールを出しました。郵送のDMです。
何度か出したので、広告費は 80 万円ぐらいかかったそうです。80 万円というと結構な額なので、「そんなにかかるの・・・」と思うかもしれません。
でも、成果としては2400万円以上の売上をあげることができました。しかも、まだ“途中”です。あと何度かDMすると、まだまだ反応がありそうです。
売上に対する広告費で⾔えば、3.3%。これからまだDMしていけば、割合としては2%ぐらいにはなると考えています。
すごく効率がいいと思いませんか?
⽂章が書かれた数枚のダイレクトメールを送っているだけです。(しかも、数回出していますが毎回内容は同じ)
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なぜ、こんな結果が出せたかというと、まずは対象の⼈が持っている課題を明確にして、それを解決するための意思決定情報を出していたからです。
意思決定情報というのは、「こういう⾵に変わる」「そしてこんな実績がある」などのさまざまな情報。売り込みではなく、判断するため・意思決定するための情報です。
申し込みいただいた⽅に“依頼した理由”を聞いてみたところ「ちょうど、こういうことがあって、そのときにあんたのDMを⾒たんだよ」という意⾒がありました。
何かしらの“課題”を持っていたわけです。その解決策を積極的には探していませんでしたが、問題意識として頭の⽚隅にありました。そのときに、「こういう⾵にしませんか?」というDMが届いたのです。
その DMは、ただ機能を書いていたわけではなく、「あなたのこういう⾵に解決できます」という判断するための情報が書いていました。必要な要素が盛り込まれていたのです。その結果、「電話→⾒積→正式な依頼」という流れになったのです。
とてもシンプルな公式なのですが、考えるべきことはたくさんあります。浅く考えてしまうと、失敗します。ただ表⾯的なものだけをなぞってしまいます。(テクニックに⾛ってしまうからです)
2222つのルールを守れば、成果は出るつのルールを守れば、成果は出るつのルールを守れば、成果は出るつのルールを守れば、成果は出る
ここまで事例を交えて、2つのルールについてご紹介しました。これでこのレポートは終わりになります。
チラシやパンフレットといったものは、どうしても「デザイン寄り」になりがちです。デザインは⾒た⽬をよくするものですから、中⾝(内容)がダメであれば意味がありません。
中⾝がちゃんとしていれば、⾒た⽬もよくすることが⼤切になりますが。中⾝がないままだと、いくら着飾ってもきっと上⼿くはいかないでしょう。
まずは、中⾝。
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買うという⾏為がおこなわれるときには、必ず情報に接しています。それは⽂章かもしれませんし、会話かもしれません。そして、課題が⼤きいほど、多くの情報を必要とします。
ぜひ、今この瞬間から、2つのルールが適⽤されているかどうかをチェックしてみてください。
ワードメーカー株式会社代表取締役 狩⽣ 孝之
(かりう たかゆき)
http://chirashi.copywriting.co.jp/http://pamphlet.copywriting.co.jp/
追伸;このレポートは⽂章ばかりです。ほとんど⽂章で構成されています。でも、すんなり読めたと思いませんか? なにかしら気持ちが動いたのではありませんか? これが⽂章の⼒、⾔葉の⼒なのです。
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