4年間の学びTitle 4年間の学び Author a-nsawa Created Date 6/9/2020 5:39:22 PM

Preview:

Citation preview

  • 1年次 2年次 3・4年次社会福祉の考え方や意義などの理解を深め、これから専門を学んでいくための礎とします。

    福祉に関する各分野の学習を行うとともに、ゼミなどを通して福祉の現場に触れます。

    専門演習や実習を通して専門性を高め、具体的な進路を見据えて学んでいきます。

    学内での文献学習にとどまらず学外での体験を重視し、専修ご

    とに特色ある演習を行います。知多半島のNPO等と連携して5

    日間の地域活動をする「サービスラーニング型」、福祉分野にと

    らわれず地域研究と課題解決のための企画立案・実践学習を

    行う「地域研究型」、保健医療機関などでチームケアを体験学

    習する「多職種連携型」、全国の先進的福祉施設などで見学・

    研修する「エクスカーション型」があります。

    公務員志望の1年生が主体となって、地域の課題解決に向けたグループワークや地域住民との意見交換、自治体への提案を実施。公務員の具体的な仕事内容ややりがいを体感します。

    行政・NPO法人・住民などから協働型のまちづくりを学ぶフィールド学習です。実際に現地へ足を運んで地域交流し、その取り組みを目で見て学びます。

    認知症の人とその家族が暮らしやすい地域社会づくりに挑む「認知症啓発プロジェクト」。認知症を身近に考えるきっかけとなる啓発ツールを開発しています。その一つが「にっぷくにこにこカルタ」。あえて認知症と表記しないなど、言い回しや絵札に工夫が凝らされ、地域イベントなどで活用されています。

    ▲ P.54

    「地域」というキャンパスで、自主的に深める4年間の学びで実践力を身につける。

    地域、多職種との連携で、学びの広がりを実感する。

    認知症啓発ツールを学生が開発!

    ■フィールド実践演習主体的に学びながら地域への関心力を高めることをめざし、「地

    域を知る→調べる→地域とかかわる→学習を深める→成果をま

    とめる」という一連の学習プロセスを体験するゼミナール形式の

    授業です。学生は専修ごとに少人数クラスに分かれ、自らテー

    マを決め、調査し、考え、クラスの中で討論・共有するなどして

    学びを深めていきます。身近な社会問題の解決をめざし、地域

    住民の立場や視点を感じ取る力を養います。

    2021年度の春季セミナーは、導入教育の一環として新入生が大学生活をスムーズにスタートできるように、美浜キャンパスにて全日を利用してさまざまな企画を用意。卒業生を招いて大学での学びや進路を聞く「ようこそ先輩」など、多くのイベントを実施します。

    1年生全員参加の「春季セミナー」を実施。

    ■総合演習(ふくしコミュニティプログラム)1・2年次の学びを発展させ、深めたい研究テーマや希望の進

    路に応じて3年次にゼミを選択します。3・4年次の2年間は同じ

    メンバーで文献調査やフィールドワークなどの演習を進め、より専

    門的な社会福祉の知識を身につけ、4年間の集大成として卒業

    論文にまとめていきます。他ゼミや先輩・後輩との交流もあり、さ

    まざまな研究テーマや問題意識を共有しながら、より深い視点で

    「福祉」を考えていきます。

    ■社会福祉専門演習Ⅰ・Ⅱ

    各専修Topics

    4年間の学び

    行政専修

    認定スクールソーシャルワーク教育課程の履修者が、実習で経験した多様な事例を検討。現職のスクールソーシャルワーカーとも議論し、子どもの未来を見据えた支援を考えます。

    医療専修の11ゼミが合同で行う症例検討会では、ゼミごとに医療・福祉の7職種を担当。それぞれの立場から、患者・家族の治療やケアを議論し、多職種連携への理解を深めます。

    ソーシャルワーク、ケアマネジメント、研究などのさまざまな方面で活躍している方 を々ゲストにお招き。仕事・生活・人生について語っていただきます。学生はゲストと対話するなかで、自分の進路や人生について考えます。

    ◎公務員育成チャレンジプロジェクト

    子ども専修

    ◎スクールソーシャルワーカー実習報告会

    医療専修

    ◎模擬カンファレンス

    人間福祉専修

    ◎十人十色サロン

    ◎地域マネジメント実践Ⅰ(1年次)ケースメソッドや事例検討などにより、社会福祉の専門職に必要な多職種連携の実践力を身につける参加型の学習です。他学部との合同授業も行い、他職種への理解を深めます。

    ◎地域マネジメント実践Ⅱ(2年次)3~4カ月間にわたり学外において短期間では体験できないようなフィールドワークを実施するプログラムです。

    ◎在学ギャップイヤー地域連携と多職種連携を両輪とする本学の連携教育に基づき、連携を実践する上でソーシャルワーカーが果たす役割を実践的に学びます。2021年度は他大学の医学部、看護学部、薬学部を含む4大学11学科の学生との合同授業に参加します。

    ◎地域マネジメント実践Ⅲ(3年次)

    本学独自の「医療ソーシャルワーク実習」など多彩な実習体系。

    愛知県や長野県および本学が提携する社会福祉法人運営の福

    祉施設・事業所などで、2年次から3年次にかけて240時間以上

    の実習に臨みます。ソーシャルワークを担う専門職への理解を深

    めるとともに、実践を通して援助技術や「ふくし」の心を磨きます。

    ■ソーシャルワーク実習ソーシャルワーク実習の修了者は、関心に合わせて「子ども」「障害」「高齢・地域」などの分野別に専門機関で実習します。

    ■ソーシャルワーク専門実習

    一般病院、療養型病院などの保健・医療分野で実習し、医療福祉の学びを深めます。

    ■医療ソーシャルワーク実習

    Faculty of Social Welfare

    ■「大人の発達障害」の方の就労への移行支援の現状と課題 ~障害者雇用率の引き上げに伴って、企業の支援者に求められる支援とは~■カルタ遊びを通じた児童の認知症理解の変容可能性~認知症啓発カルタの製作と試行結果より~

    ■障がい児者支援を行う支援者としての成長過程~複線径路・等至性を参考にしたプロセスの検討~

    ■不登校という事象を問い直す~受容とエンパワメントの理論に着目して~■自立的・持続的な地域社会に向けて~開発援助からみた参加型開発の必要性と可能性~

    ■発達障害者支援と地域福祉■少年院における社会復帰支援の福祉的関与についての検討

    卒業論文のテーマ(一例)

Recommended