第9回体験してみよう! ~実践 企業研究ワーク~ ·...

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 今回は、個々人の就職活動に焦点をあて、「自分を知ること (「過去」「現在」の整理、興味・能力・価値観 )」と「自分で仕事・業界を知ること ( 情報収集、業界・職種・企業、ワークスタイルの分析 )」とのすり合わせを実践形式で行いました。これは、自分の適職に出あうために、そして悔いの残らない選択をするために大切なことです。たとえば、「人の役に立つ仕事がしたい」という漠然としたイメージだけでは、就職活動は続きません。世の中の流れに目を配りながら、「どんな人に、どのように役に立つ仕事なのか」という将来の具体像を描き、自分の働き方を考えることが重要です。 まず、杉原さんから企業研究シートとして「SWOT」が提示され、このシートの目的と

第9回 体験してみよう!~実践 企業研究ワーク~

日時:2018 年 12 月 4 日(火) 16:20 ~ 17:50

場所:文学部B253講義室講師:株式会社マイナビ 杉原沙知子氏

好影響POSITIVE NEGATIVE

悪影響

独自の製品、サービス、人材、理念など

Strength 強み Weakness 弱み

意志決定の遅延、組織の硬直化、製品の陳腐化など

Opportunity 機会

景気の向上、規制緩和、為替変動など

Threat 脅威

競合の出現、法規制、為替変動など

INSIDE内的要因

OUTSIDE

(競合、顧客、市場)

SWOTシート

次に、4つのグループに分かれて、「カルビー株式会社」、「日清製粉グループ」、「三井物産株

式会社」、「株式会社ローソン」を振り分け、企業研究本やインターネットを利用しながら、実際に「SWOT シート」に当てはめる作業を30 分間行いました。その後、1チーム3分の持ち時間で、企業研究の結果を報告し合い、4つのグループによる企業研究の評価できる点や、分析が不足していた点などについて、杉原さんからフィードバックがありました。「SWOT シート」をグループ内で検討し埋めていく中で、1つの企業といっても、内部は多種多様なセクションから成り立っていること、またそれぞれに強みと弱みを持っていることなどが明らかになり、学生たちの企業分析能力も上がっていきました。 アンケートからも、この実践講座を通じて、学生たちが企業研究の手応えを感じたことがうかがえます。

【受講生の感想】 企業研究の方法を知ることができた。 SWOT分析を初めて知り、実践までできた。 企業研究を説明だけでなく、実際に体験できたことが一番ためになった。講評もありがたかっ た。 自分が志望していない業界の研究もできた点が良かった。

参加者学部・大学院生:17名…学部11名(文7、総2、経1、教1)+大学院6名(文4、生物2)

それを用いることの有効性が説明されました。

自社の強み自社の弱み

ビジネス環境の好要素 ビジネス環境の悪要素外的要因

(自社)

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