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製 品 カ タ ロ グ
お電話でのお問い合わせ( 9:00~17:35 )
神戸 東京078-991-2091 03-5434-8556シスメックス株式会社 東京支社R&I事業本部 事業推進部 バイオリサーチ課
シスメックス株式会社 ソリューションセンターR&I事業本部 事業推進部 バイオリサーチ課
非臨床血液検査と細胞分析Nonclinical Blood Testing and Cell Analysis
2015年7月版
- もくじ
■ 血液計数
血球分析装置用動物対応ソフトウェア XT-2000iV/1800iV ・・・2
多項目自動血球分析装置 XT-2000i ・・・3
多項目自動血球分析装置 XT-1800i ・・・4
研究用自動血球計算装置 ProCyte Dx リサーチ ・・・5
多項目自動血球計数装置 pocH-100iV Diff/pocH-100iV ・・・6
骨髄像分類計数装置 LADIC-300 ・・・7
塗抹標本作製装置 SP-10 ・・・8
■ 凝固関連
全自動血液凝固測定装置 CS-2400 ・・・9
全自動血液凝固測定装置 CA-600シリーズ ・・・10
■ 血液ガス・電解質 ・尿
血液ガス・電解質分析装置 OPTI CCA TS ・・・11
全自動尿統合分析装置 UX-2000 ・・・12
■ 細胞計測
粒子計数分析装置 CDA-1000/1000B ・・・13
■ その他
フローサイトメーター On-chip Sort ・・・14
共焦点定量イメージサイトメーター CQ1 ・・・15
臨床検査情報システム用ソフトウェア SIS.WAM ・・・16
卓上型遠心塗抹装置「とまつくん」(LT1000) ・・・17
動物血液 アトラス 【統合版】 ・・・18
-1-
実験動物向け血球分析のニーズにお応えします
- 血球分析装置用動物対応ソフトウェア XT-2000iV/1800iV
実験動物の血液検査は創薬段階から始まり、薬理、安全性試験に至るまで、さまざまな段階で行われ、装置に対するニーズは多品種の動物への対応、GLP/FDA等の法規制への対応など、多様化しています。XT-2000iV/1800iVは、これら多様化するニーズへ柔軟に対応し、実験動物検査の効率化、データの信頼性向上に役立ちます。
Specification
寸法【幅×高さ×奥行】
(mm)
重量(Kg)
電源(50Hz/60Hz)
消費電力(50Hz/60Hz)
測定部本体
サンプラー
空圧源
本体
LCD ※
キーボード
データ処理装置
約530×630×500
約520×110×220
約280×400×355
約324×95×373
約372×423×68
約441×32×146
約52
約7
約17
約7
約3.7
約1
AC100V±10%
250VA以下
280VA以下
200VA以下
XT-2000i/1800i 本体諸元
XT-2000iV/1800iV特長
対応動物種●ラット、マウス、サル、イヌ、ウサギ、モルモット、ブタ
微量検体測定(キャピラリモード)●40μLでのCBC+白血球5diff+Ret測定機能を搭載
データ手動解析機能●DIFF、RETスキャッタグラム、RBC、PLT粒度分布のディスクリ位置
をマニュアルで設定可能
記憶機能●測定データ:3,000検体●測定情報:1,000件●精度管理:16ファイル●CSV形式での保存が可能
Part 11対応ソフトFDA21 CFR Part 11対応機能を搭載可能(オプション)
XT-2000iV/1800iVはソフトウェア商品であり、本体XT-2000i/1800i専用の実験動物対応ソフトウェアです。
XT-2000i/1800i 本体仕様
測定項目
解析項目
処理能力
所要検体量
80検体/時間
マニュアルモード :約85μLCPサンプラーモード :約150μLキャピラリーモード :約40μL
RDW-SD、RDW-CV、PDW、MPV、PCT、P-LCR(HFR)、(MFR)、(LFR)、(IRF)
WBC,RBC,HGB,HCT,MCV,MCH,MCHC,PLT,NEUT%LYMPH%,MONO%,EO%,BASO%,NEUT#,LYMPH#,MONO#,EO#,BASO#,(RET%),(RET#)
( )内の仕様はXT-2000iにのみ含まれる仕様です。
-2-
■ディスクリート機能4種類のディスクリート機能により、必要な項目だけを測定できます。この機能により、使用試薬を節約できコストパフォーマンスに優れた運用が可能です。
■動物種別専用アルゴリズムラット、マウス、サルなどの動物に対して専用の解析アルゴリズムを採用し、動物種、検体毎にスキャッタグラム解析を行い、白血球5分類、網赤血球を算出します。また、手動解析機能により、操作者が粒度分布、スキャッタグラムを確認しながら、最適な閾値設定をすることが可能です。
■経済的な半導体レーザー採用白血球5分類、網赤血球測定には、半導体レーザを用いたフローサイトメトリー法を採用することにより、高精度の測定を実現しました。また、半導体レーザーは小型で長寿命、消費電力が非常に少ないため、装置の小型化、効率化、省電力を実現しています。
・前方散乱光:細胞の大きさ情報・側方散乱光:細胞内部情報(核の形、顆粒の有無など)・側方蛍光:主に核酸量(DNA、RNA)の情報
好塩基球以外の白血球と赤血球、血小板を酸性の溶血剤で収縮させることにより、好塩基球を高精度に測定します。
DIFF スキャッタグラム WBC/BASO スキャッタグラム RET スキャッタグラム
白血球分類用の染色液にはポリメチン系色素を使用し、細胞内の核酸を染色することにより高精度に測定します。
核酸染色により、白血球、有核赤血球内の核酸を染色し、赤血球と網赤血球を高精度に計数します。
側方散乱光 側方散乱光 側方蛍光
側方
蛍光
前方
散乱
光
前方
散乱
光
※LCDの寸法および重量は2011年のものです。
- 多項目自動血球分析装置 XT-2000i
Specification
-3-
コンパクトでありながら核酸染色蛍光フローサイトメトリー法による高精度な分析アルゴリズムを搭載したXTシリーズ
■蛍光フローサイトメトリー(FCM)法による白血球5分画測定
> XT-2000iは、蛍光フローサイトメトリー法の採用により、白血球を高精度に分析
> フローサイトメトリー法で得られた側方蛍光(主に核酸量)・側方散乱光(細胞の内部情報)により、DIFFスキャッタグラム上にそれぞれの細胞をプロットし、白血球を分画
> 各細胞集団は、スキャッタグラムの分布状況から独自のアルゴリズムにより、検体ごとにゲーティングされます
フローサイトメトリー法光学配置概念図
DIFFスキャッタグラム
■ユーザーニーズにフレキシブルに対応
> 検体ごとに指定が可能な4種類のディスクリート測定モードにより、使用試薬を節約。RETオーダ時でも80検体/時間の処理能力
CBC CBC+DIFF
CBC+DIFF+RET CBC+RET
寸法【幅×高さ×奥行】
(mm)
重量(Kg)
電源(50Hz/60Hz)
消費電力(50Hz/60Hz)
測定部本体
サンプラ
空圧源
本体
LCD
キーボード
データ処理装置
約530×630×500
約520×200×220
約280×400×355
約324×95×373
約372×423×68
約451×38×171
約52
約7
約17
約7
約3.7
約1
AC100V
250VA以下
280VA以下
200VA以下
XT-2000i本体諸元
XT-2000i本体仕様
測定項目
解析項目
処理能力
所要検体量
80検体/時間
サンプラモード :約150μLマニュアルモード :約85μLキャピラリモード :約85μL
(希釈時に必要な血液量は約40μL)
PDW-SD、RDW-CV、PDW、MPVP-LCR、IRF、LFR、MFR、HFR
WBC、RBC、HGB、HCT、MCV、MCH、MCHC、PLTNEUT%、LYMPH%、MONO%、EO%、BASO%NEUT#、LYMPH#、MONO#、EO#、BASO#、PCTRET%、RET#
医療機器製造販売届出番号 28B2X10007000097
レーザクラス クラスI(IEC60825-1)
* LCDの寸法及び重量は、2011年のものです。オプション・MCPユニット(CPサンプラユニットとの同時装着はできません)・ハンディバーコードリーダ・データプリンタ(単票対応プリンタ/連票対応プリンタ)
- 多項目自動血球分析装置 XT-1800i
Specification
-4-
IT化をはじめ、変化する医療環境に対応したベーシックモデル
■蛍光フローサイトメトリー(FCM)法による白血球5分画測定
> XT-1800iは、蛍光フローサイトメトリー法の採用により、白血球を高精度に分析
> フローサイトメトリー法で得られた側方蛍光(主に核酸量)・側方散乱光(細胞の内部情報)により、DIFFスキャッタグラム上にそれぞれの細胞をプロットし、白血球を分画
> 各細胞集団は、スキャッタグラムの分布状況から独自のアルゴリズムにより、検体ごとに最適にゲーティングされます
■ユーザーニーズにフレキシブルに対応
> 検体ごとに指定が可能なディスクリート測定モードにより、使用試薬を節約。
チャンネル 測定項目 検出方法
DIFF
WBC/BASO
RBC/PLT
HGB
NEUT、LYMPH、MONO、EO半導体レーザーを使用したフローサイトメトリー法WBC、BASO
RBC、HCT、PLT
HGB SLSヘモグロビン法
シースフローDC検出方式
寸法【幅×高さ×奥行】
(mm)
重量(Kg)
電源(50Hz/60Hz)
消費電力(50Hz/60Hz)
測定部本体
サンプラ
空圧源
本体
CRT
キーボード
データ処理装置
約530×630×500
約520×200×220
約280×400×355
約324×95×373
約372×423×68
約451×38×171
約52
約7
約17
約7
約3.7
約1
AC100V
250VA以下
280VA以下
200VA以下
XT-1800i本体諸元XT-1800i本体仕様
測定項目
解析項目
処理能力
所要検体量
80検体/時間
サンプラモード :約150μLマニュアルモード :約85μLキャピラリモード :約85μL
(希釈時に必要な血液量は約40μL)
PDW-SD、RDW-CV、PDW、MPV、P-LCR
WBC、RBC、HGB、HCT、MCV、MCH、MCHC、PLTNEUT%、LYMPH%、MONO%、EO%、BASO%NEUT#、LYMPH#、MONO#、EO#、BASO#、PCT
医療機器製造販売届出番号 28B2X10007000098
レーザクラス クラスI(IEC60825-1)
* LCDの寸法及び重量は、2011年のものです。オプション・MCPユニット(CPサンプラユニットとの同時装着はできません)・ハンディバーコードリーダ・データプリンタ(単票対応プリンタ/連票対応プリンタ)
CBC CBC+DIFF
フローサイトメトリー法光学配置概念図
DIFFスキャッタグラム
Specification
-5-
コンパクトボディで、白血球5分類、網赤血球数を同時測定
ProCyte Dx リサーチは、小型・高機能を実現した実用的な使い易さで実験動物を用いた研究・評価も効率化に貢献します。
■多項目を同時測定白血球5分類+網赤血球+血球計数項目の同時測定
■幅広い実験動物に対応マウス、ラット、ウサギ、サル、イヌ、ネコ、フェレット、モルモット、スナネズミ、ブタ、ミニブタ、ウシ、ウマ
■測定使用血液は微量 ■5年間のロング保障サンプル吸引量はわずか30μL 5年間の長期保証で対応します
■検査結果の出力まで約2分(30検体/時間) ■操作は簡単検体測定もメンテナンスも簡単なボタン操作
白血球分類
レーザーを細胞に照射して得られる散乱光と蛍光の情報を用いて、白血球を分類します。
先進テクノロジーによる高精度測定
測定項目
動物種
検出方法
測定時間
レーザフローサイトメトリー法、蛍光法、ラミナーフロー電気抵抗法(シースフローDC検出法)、SLSヘモグロビン法
2分(測定開始から結果表示まで)
マウス、ラット、ウサギ、サル、イヌ、ネコ、フェレットモルモット、スナネズミ、ブタ、ミニブタ、ウシ、ウマ
RBC、HCT、HGB、MCV、MCH、MCHC、RDW、%RETIC、RETIC、WBC、%NEU、%LYM%MONO、%EOS、%BASO、NEW、LYM、MONO、EOS、BASO、PLT、MPV、PDW、PCT※動物種により異なる
試薬キット
サンプル量 使用するEDTAチューブの種類により異なる(機器の吸引量約30μL
本体寸法 約320×403×413mm
動作環境
Procyte Dx リサーチ本体仕様
網赤血球 赤血球/血小板
あらかじめ専用試薬で蛍光染色させた試料を測定することで、網赤血球を分析します。
シースフローに包まれた血球が一列に並んだ状態で検出部を通過することで、血球の大きさ(体積)を正確に測定します。
処理能力
重量
電源・消費電力
約30サンプル/毎時(白血球5分類、網赤血球分析含む)
約25kg
周囲温度:15℃~30℃(最適温度:23℃)相対湿度30%~85%
100~240V AC,50/60Mz 210VA以下
各試薬の容器がまとめてセットされているため、交換が簡単・スピーディ。試薬キットは装置の横か下に設置してください。サイズ:41cm(幅)×21cm(奥行こ)×22cm(高さ)
染色パック
白血球用染色液パウチと網赤血球用染色液パウチのセット。
EDTAチューブ(市販品)
様々なEDTA加採血チューブを使用可能。
- 研究用自動血球計算装置 ProCyte DX リサーチ
Specification
- 多項目自動血球計数装置 pocH-100iV Diff/pocH-100iV
-6-
血液検査の新基準です。
pocH-100iVシリーズは、タッチパネルによる簡単操作で豊富な臨床データに裏づけられた信頼性の高い検査を実現します。高度化が求められる臨床獣医学のニーズと共に歩むコストパフォーマンスに優れた、血球計数装置のニュースタンダードです。
■使いやすさを追及しましたタッチパネルによる簡単操作サンプルをセットし、タッチパネルに触れるだけの簡単操作。
■高精度を追求しました
コンパクトなサイズでもシースフロー方式を採用電気抵抗方式の正確な血球計数には、血球がアパーチャーの中心部を流れることが重要になります。シースフロー方式は、シース液により流れを形成して、血球を通すことで血球が常にアパーチャーの中心部を通り、舞い戻りや同時通過の異常パルスの発生を防ぎます。大型装置と同じシースフローの採用は、血球数の多い動物血での精度向上に大きく寄与します。
測定フロー
●メイン画面(イヌ)良く撹拌した検体をセットしてスタートボタンを押します。
●検体測定中(イヌ)モニター下部を小さな犬*が歩きます。*選択した動物種が歩いて測定の進捗を表します(特許登録)。
●測定結果表示(イヌ)約2分で測定結果が分かります。
■余分な手間を省く便利な機能万一トラブルが発生しても”ハカセくん”が対処法を説明します。洗浄は自動的に行われ、定期的なチューブの交換なども必要ありません。
※画面はpocH-100iV Diff
間違って動物種を設定した場合にも、測定後に設定変更が可能で再測定の必要はありません。
トラブル時の対処について
●ヘルプ画面(エラー発生)”ハカセくん”ボタンを押してください。
●ヘルプ画面(解決方法)分かりやすいメッセージが表示されます。
※画面はpocH-100iV Diff
●シースフロー概念図
■優れた解析性能数値データとあわせて表示される粒度分布図(WBC、RBC、PLT)により、各血球の分布状況が一目でわかります。また、粒度分布異常フラッグ機能により、血液分布異常や凝集などの発見を支援。充実した機能で検査をサポートします。
独自のアルゴリズムと試薬により白血球を3分画*。また、測定後に粒度分布を確認し、再解析(手動で分画位置を変更)も可能です。
*イヌ・ネコのWBCはリンパ球、好中球/単球、好酸球の3分画。ウシ・ウマは2分画。
■環境と人に優しい安全設計試薬にシアンを含まないヘモグロビン測定法の採用で、特別な廃液処理の必要も無く試薬の管理も安心です。また、サンプリングは装置内で行われるためプローブで手を傷つける心配もありません。
●内臓プリンターでの印字例(イヌ)
寸法【幅×高さ×奥行】
(mm)
重量(Kg)
電源(50Hz/60Hz)
消費電力(50Hz/60Hz)
本体 約185×350×460 約14 AC100~240V
pocH-100iV本体諸元
対象動物種
測定時間
所要検体量
約125秒(測定開始から結果表示まで)
全血 約15μL
イヌ、ネコ、ウシ、ウマ
動物用医療機器承認番号:18消安第5726号
記憶機能 測定データ:20検体(粒度分布図と精度管理データを含む)
印字機能 サーマルプリンタ
外部出力機能
pocH-100iV Diff 本体仕様
RS-232C、LAN150VA以下
表示方式 カラーLCD画面
測定項目
WBC、RBC、HGB、HCT、MCV、MCH、MCHC、PLT、LYM#、EO#、OTHER#、LYM%、EO%、OTHER%、RDW-SD、RDW-CV、PDW、MPV、P-LCR
規制区分 管理医療機器
イヌ
ネコ
ウシ・ウマ
WBC、RBC、HGB、HCT、MCV、MCH、MCHC、PLT、LYM#、EO#、OTHER#、LYM%、EO%、OTHER%、RDW-SD、RDW-CV
WBC、RBC、HGB、HCT、MCV、MCH、MCHC、PLT、LYM#、OTHE#、LYM%、OTHE%、RDW-SD、RDW-CV、PDW、MPV、P-LCR
Ⓡ Ⓡ
Specification
- 骨髄像分類計数装置 LADIC-300
-7-
従来の骨髄像分類計数装置を大幅にグレードアップ、機能充実でさらに見やすく使いやすくなりました。
■全項目を一括表示しますので、簡単にデータチェックができます。
■前回値データはもちろん、最大30回分の時系列データも表示します。
■この装置本体で、約60,000件の検体を記憶できます。
■キー配列と項目表示は、お客様が自由に設定、変更できます。
機 能
血 液 像 分 類 入 力骨 髄 像 分 類 入 力M E 比 設 定血 液 像 キ ー 設 定骨 髄 像 キ ー 設 定血 液 像 項 目 登 録骨 髄 像 項 目 登 録医 師 名 登 録病 棟 科 名 登 録コ メ ン ト 登 録
キー配列表示例
主な仕様
分類項目数(標準)血液像 12項目骨髄像 40項目(最大80項目)ME比
自由設定項目専用分類キー全項目一括表示機能前回値・時系列表示機能外部データ出力機能:RS 232 C記憶検体数:最大60,000件電源:AC100V 50/60Hz消費電力:300VA寸法:300(W)×250(D)×100(H)mm重量:約7kg
Specification
- 塗抹標本作製装置 SP-10
-8-
塗抹から染色までをリアルタイムに処理
設定画面塗抹標本作製・染色の各工程の設定を行います。また血液分注量や引きガラスの角度、スピードなどの塗抹条件を8段階の塗抹レベルで設定可能です。
ヘルプ画面ヘルプ画面には、エラーの詳細、復帰方法が表示されています。画面に表示されたヘルプメッセージに従って、復帰操作を行ってください。
①血液の吸引 ②血液の分注(線分注) ③塗抹動作 ④塗抹標本の収納 ⑤染色工程 ⑥標本作製完了 ⑦マニュアルオープン検体セット部(微量採血管のセット部)
テキスト・一次元バーコード・二次元バーコードの印字が可能です。
熱転写型標本印字プリンタの印字フォーマット
タイプ1テキスト(半角15行)×3行
タイプ2テキスト(半角15行)+一次元バーコード
タイプ3テキスト(半角8行)×3行+二次元バーコード
一次元バーコード 二次元バーコード
所要血液量:200μLスライドガラス供給量:1カセットで100枚(最大200枚の連続供給が可能)※掲載の写真ではコントロール血液を使用しています。
【標本カセット】
専用の標本カセットで安全な作業を実現
標本スライドガラスを1枚ごとに収納する専用の標本カセットを使用します。染色工程、洗浄乾燥をこのカセットの中で行うため、安全に血液塗抹標本を制作する事が可能です。
医療機器製造販売届出番号 28B2X10007000083
寸法【幅×高さ×奥行】
(mm)
重量(Kg) 消費電力
本体 855×655×855 約110
SP-10本体諸元
吸引血液量
必要血液量
サンプラモード :200μLマニュアルモード(クローズド試験管) :200μLマニュアルモード(微量血用試験管) :60μL
サンプラモード
対応染色法ライト単染色メイギムザ染色ライトギムザ染色
印字機能数字・アルファベット・記号・カタカナ漢字(最大半角15桁×3行)一次元バーコード・二次元バーコードを印字可能
標本作製枚数
SP-10本体仕様
1~2枚選択可能(1検体あたり)
650VA以下カセット標本スライドガラス1枚毎に収納最大100個セット可能
処理能力最大120検体/時間
(前工程の時間、オーダー率により変動します。)
カバーを開けずにマニュアルモードで標本作製が可能
マニュアルモードでは装置のカバーを開けることなく、専用のセット部に微量血用試験管のセットが可能です。
記憶検体数 1,000件
マニュアルモード(クローズド試験管)
マニュアルモード(微量血用試験管)
:0.6~5mL(直径12mmの試験管):0.8~7mL(直径15mmの試験管):0.6~5mL(直径12mmの試験管): 0.8~7mL(直径15mmの試験管):300μL(指定試験管)
空圧源 280×400×355 約17 230/280VA以下
電源(50Hz/60Hz)
AC100~240V
AC100~117V
Specification
- 全自動血液凝固測定装置 CS-2400
-9-
■自動認識機能
最大40種類の試薬をセットすることができ、全て内蔵バーコードリー
ダーによる自動読み取りが可能です。試薬・標準品・コントロール血漿をランダムにセットしても、試薬名・ロット番号・使用期限などの情報を自動認識して表示します。また、試薬の残量・残テスト数・設置時間などを試薬管理画面で簡単に確認することが出来ます。
医療機器製造販売届出番号:28B2X10007000127
寸法【幅×奥行×高さ】
(mm)
重量(Kg)
電源
本体(サンプラ含) 約775×895×685 約110
諸元
仕様
800VA以下
測定原理 凝固法、合成基質法、免疫比濁法、凝集法
消費電力
空圧源
データ処理装置
モニタ
約280×355×400
約99×378×367
約516×132×384
約17
約10
約4.7
AC100V-240V
280VA以下
約220VA
約48VA
測定項目
PT(プロトロンビン時間)APTT(活性化部分トロンボプラスチン時間)Fbg(フィブリノーゲン)外因系凝固因子(Ⅱ、Ⅴ、Ⅶ、Ⅹ)内因系凝固因子(Ⅷ、Ⅸ、ⅩⅠ、ⅩⅡ)凝固第ⅩⅢ因子TTO(トロンボテスト)HpT(ヘパプラスチンテスト)AT-Ⅲ、PLG、α2PI、PCFDP、Dダイマー、PICVWF、FMC(フィブリンモノマー複合体)
同時測定項目数 最大60項目
処理能力
PT単項目測定:180テスト/時間APTT単項目測定:115テスト/時間PT/APTT同時測定:115テスト/時間
所要検体量
PT、APTT 50μLFbg、HpT 10μLTTO、凝固第ⅩⅢ因子 20μL外因系凝固因子、FMC 5μL内因系凝固因子 10μL(APTT-SLA使用時)AT-Ⅲ、PLG、α2PI、PC 21μL(ベリクローム使用時)PC 15μL(ベリクローム使用時)FDP 10μL(リアスオートP-FDP使用時)Dダイマー 6μL(リアスオートDダイマー・ネオ使用時)VWF 4μL(VWF RCo使用時)
試薬架設数 最大45試薬(保冷40試薬、室温5試薬)
サンプラ機能
検量線設定 最大12ポイント、最大250項目
サンプルチューブ自動供給機能
検体収容数:50検体(ラック方式)
最大500個
精度管理機能750ファイルのX 管理とL-J管理。Westgard rulesによる6種類のチェックが可能
記憶機能 最大10,000検体分の測定データ
レーザクラス ClassⅠ(IEC60825-1)
血液凝固線溶検査の高速全自動化を実現しました。
最上位モデルCS-5100の優れたパフォーマンスを凝縮し、高度化、専門化そして多様化するニーズに幅広く対応し、信頼性の高い検査結果を提供します。
最大180テスト/時間(PT)の高速処理を実現しました。
マルチウェーブ検出方式による4測定原理対応(凝固法、合成基質法、免疫比濁法、凝集法)のマルチ検出部を10チャンネル※有し、オーダー比率に影響を受け
にくい測定が可能になりました。
■マルチウェーブ検出技術
■使いやすさを追求した操作性が検査業務の効率化をサポート
Specification
- 全自動血液凝固測定装置 CA-600シリーズ
-10-
CAシリーズの精度、信頼をそのままに「もっと使いやすく」を実現しました。
■コンパクトな全自動装置血液凝固検査に必要な機能をコンパクトに凝集した世界最小クラスの装置です。
■フレンドリーなインターフェースカラーLCDタッチパネルを採用し、見やすく簡単に操作していただけます。検体番号や採血管に貼られたバーコードラベル注1から、ホストコンピュータに測定項目をリアルタイムに問い合わせることが可能です。注1:CA-620はオプションのIDバーコードリーダが必要です。
■簡単、確実な試薬情報の取り込み機能 注2
ハンディバーコードリーダ(オプション)の接続により、ロット情報、表示値などを簡単、安心に登録することが可能です。
注2:開発中
ルートメニュー画面
検量線画面
■安定した機能性PT、APTT、Fbg、TTO、HpT、因子定量、ATⅢ*、APL*、Plg*、PC*、Dダイマー*、FDP*など14項目の設定を入力できます。14項目の中から、5項目をランダムに指定し、測定することができます。*CA-650で可能
CA-620
CA-650
凝固法 合成基質法 免疫比濁法
○
× ×○
✔1時間で約60テストの処理が可能です(PT単独測定時)。
シリンジ方式のピペットで試薬を無駄なく使用できます。緊急検体の割り込み測定が可能です。
✔試薬ホルダ10孔のうち、4孔に試薬冷却機能を装備しています。
✔測定に用いた使用済みのサンプルチューブは自動的に廃棄します。
✔測定後の試薬は、試薬ホルダにセットしたまま冷蔵庫で保存できます。
✔ 600検体のデータ(最大3,000テスト)、100件のエラーログを記憶できます。内蔵サーマルグラフィックプリンタで検体番号、反応曲線を含む測定データを検体ごとに印字します。
✔ご利用状況にあわせて洗浄液、排液ボトルの容量を選択できます(標準:5L、オプション:2L)。
シリンジ加温ピペット 緊急検体測定
サンプルチューブラック IDバーコードリーダ(CA-650標準装備)(CA-620オプション)
洗浄液ボトル
5L2L試薬ホルダ
カスタマーセンター
医療機器製造販売届出番号 28B2X10007000087
寸法【幅×高さ×奥行】
(mm)
重量(Kg)
CA-620CA-650 566×490×490 約43
CA-600本体諸元
CA-600本体仕様
300VA以下
測定原理凝固法:光散乱測光方式(パーセント検出方式)合成基質法*:透過光検出法(比色法)免疫比濁法*:透過光検出法(比濁法)
AC100V~240V
処理能力
CA-620 4チャンネル、CA-650 6チャンネル
サンプリング機能
検量線設定 14項目×6ポイント
※対応試薬についてはお問い合わせください。
検出部
サンプルチューブ架設数
最大60個(30個架設×2)
液面検出型血漿・試薬分取、分注機能(シリンジ方式)
精度管理機能 X 管理(L-J管理):14項目、180ポイント×6ファイル
測定項目PT、APTT、Fbg、TTO、HpT、因子定量、ATⅢ*、APL*、Plg*、PC*、Dダイマー*、FDP*
印字機能 内蔵式サーマルグラフィックプリンタによる印字
記憶機能
表示方法 タッチセンサー式液晶ディスプレイ方式
最大約60テスト/時間(PT単項目測定時)
試薬冷却機能 試薬ホルダ:4孔(15±2℃)
600検体(最大3,000テスト)分の測定データ及び反応曲線各種設定値、精度管理データ
*CA-650のみ
電源(50Hz/60Hz)
消費電力(50Hz/60Hz)
○ ○
Specification
- 血液ガス・電解質分析装置 OPTI CCA TS
-11-
ラップトップ型、バッテリー駆動のハンディタイプ。様々な場所でお使いいただけます。
■常温保存のカセット方式の採用により、取り扱いが簡単
■液晶カラータッチスクリーンの採用で、操作が簡便
■検体自動吸引方式で、手技に関係なく正確な測定が可能
■常時通電不要で、維持コストの軽減を実現
3ステップで測定それぞれのステップごとに操作手順がタッチスクリーンに表示されます。
ガスボトル
ガスボトルでのキャリプレーションにより、安心の測定結果を提供。ガ
スボトルは回転させるだけで取り付けできます。
測定部
電源投入後、測定部は37℃に加温。カセットは測定項目により、3種類の中から選べます。
吸引部分
検体自動吸引方式は手技に左右されない検査結果を提供します。シリンジ・キャピラリーどちらでも測定が可能です。また、検体を外気に触れさせることなくシリンジの奥から吸引するため、より正確な検査が行えます。
バーコードスキャナーカセットはバーコードにより管理。
バーコードを測定前にスキャンすることにより、登録ミスが起こりません。バーコードにはロット番号、使用期限、キャリプレーション情報が含まれています。
内臓プリンター内臓プリンターから測定結果、精度管理、キャリプレーション結果の自動印字が可能です。
インターフェイス検査結果や精度管理データをLIS*1やHIS*2に転送可能なインターフェイスを装備。
バッテリーバッテリー、AC電源のどちらも使用可能です。充電式バッテリーでは最大4時間の検査が可能です。
液晶カラータッチスクリーン
操作手順および検査結果は、縦115mm×横57mmの液晶
画面に表示。内蔵メモリには150件まで検査結果を保存できます。
セキュリティQCロックアウト、パス
ワード機能により、操作、データ閲覧の制限が可能です。
医療機器製造販売届出番号 28B2X10007000115
測定項目 測定レンジ OPTI CCAカセットB OPTI CCAカセットE-Cl OPTI CCAカセットE-Ca
pH
pCO2
pO2
tHb
SO2
Na
K
Cl
Ca
+
+
-
++
6.600~7.800
10.0~200.0mmHg
10.0~700.0mmHg
5.0~25.0g/dL
60.0~100.0%
100.0~180.0mmol/L
0.80~10.00mmol/L
50.0~160.0mmol/L
0.20~3.00mmol/L
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
演算項目 測定レンジ
HCO3
BE
BE ECF
BE ACT
BB
tCO2
st.HCO3
st.pH
cH+
1.0~200.0mmol/L
-40.0~40.0mmol/L
-40.0~40.0mmol/L
-40.0~40.0mmol/L
0.0~100.0mmol/L
1.0~200.0mmol/L
1.0~200.0mmol/L
6.500~8.000
10.0~1000.0mmol/L
-
SO2
O2ct
AaDO2
P50
Hct(c)
nCa
AG
++
0.0~100.0%
0.0~56.0mL/dL
0.0~800.0mmHg
15.0~35.0mmHg
15~75%
0.1~3.0mmol/L
3~30mmol/L
操作パラメーター
サンプル量
サンプルタイプ
サンプル器具
サンプリング
分析時間
環境温度範囲
相対湿度範囲
最少125μL
ヘパリン化された全血、血清、血漿
シリンジ、キャピラリーチューブ、またはコンフォートサンプラー
自動吸引
2分以内
10~32℃
5~95%(結露なし)
入力パラメーター
患者体温
ヘモグロビン(tHb)
ヘモグロビンタイプ
P50
FlO2
RQ
患者ID番号
14~44℃
1.0~26.0g/dL
成人、胎児
15.0~40.0mmHg
0.21~1.00
0.70~2.00
空白-999999999999999(1~15桁)
患者性別
MCHC
男性/女性/?
29.0~37.0%
その他仕様
プリンター
インターフース
表示言語
患者レコード数
電源・電圧
消費電力
寸法(mm)
内蔵感熱プリンター
RS-232C
日本語、英語、独語、スペイン語、伊語、仏語、中国語
150件以下
100~240VAC、50/60Hz
最大110VA
幅362×高さ120×奥行230
重量(kg) 約5.5(バッテリー搭載時)(オプション)チケットプリンター
*1:Laboratory Information System*2:Hospital Information System
Specification
- 全自動尿統合分析装置 UX-2000
-12-
尿定性、搬送部、尿中有形成分分析のシステムをコンパクトに一体化しクロスチェック、フレックステストの機能を標準搭載しました。
■2種類の試験紙がセット可能な定性ユニット
UX-2000の定性ユニットは、3種類の試験紙の中から2種類を選択して同時にセットすることができます。幅広い検査にフレキシブルに対応します。
■マニュアル測定
UX-2000は、FCM測定においてマニュアル測定が可能です。スピッツでの測定に加えて、採尿カップのままでも測定が可能です。検体量が少ない場合の測定に有用です。
処理能力150検体/時間(CHM測定の検体換算。FCM測定のオーダー率50%で測定)CHM測定 200検体/時間(全検体をCHM測定時)FCM測定 100検体/時間(全検体をFCM通常モードで測定時)
UX-2000本体仕様
検体消費量 注1 2.2mL(CHM測定のみ:0.95mL / FMC測定のみ:1.2mL)※マニュアル測定時(FCM測定のみ)は1.0mL
必要検体量 注2
データ記憶量測定結果:10,000測定(CHM測定・FCM測定・精度管理測定・チェック測定)精度管理図:24ファイル(300ポイント/ファイ理)
レーザークラス クラスI(IEC60825-1)
バーコード1次元バーコード(CODE39、NW-7、JAN/EAN/UPC、CODE128、ITF、Industrial2of5、COOP2of5)
検体ID 最大15行
検体架設数 サンプラー測定:導入/排出:60検体/70検体マニュアル測定(FCM測定のみ対応):手動による1検体測定
400VA以下
幅×高さ×奥行(mm)
約99×367×378
約120
空気源
医療機器製造販売届出番号 28B2X10007000080
UX-2000諸元重量(kg)
電源(50/60Hz)
電源入力(50/60Hz)
データ処理装置
IPU本体
LCD
キーボード
約372×370.5×198
約450×35.5×170.5
約280×400×355
測定部本体(サンプラー含む) 約800×720×720
約10
約3.9
約0.63
約17 AC100-117V
AC100-240V
246VA以下
280VA以下(60Hz)230VA以下(50Hz)
5mL(CHM測定のみ:2mL / FMC測定のみ:4mL)※マニュアル測定時(FCM測定のみ)は1.0mL
注1:装置内に吸引する検体量 注2:試験管中の検体量
測定原理試験紙:2波長反射測定法(BLDは1波長)尿比重:反射型屈折率測定法尿色調:透過光測定法尿濁度:散乱光測定法
UX-2000性能
測定項目
試験紙収納 2個の試験紙収納部に任意の試験紙を収納可能
CHM測定
GLU(ブドウ糖)、PRO(蛋白質)、BIL(ビルビリン)、URO(ウロビリノーゲン)、PH(pH)、BLD(潜血)、KET(ケトン体)、NIT(亜硝酸塩)、LEU(白血球)、CRE(クレアチニン)、P/C(蛋白/クレアチニン比)、S.G(比重)、濁度、色調
測定原理 635nm赤色半導体レーザーを用いたフローサイトメトリー法
測定項目
RCB(赤血球)、WBC(白血球)、EC(上皮細胞)、CAST(円柱)、BACT(細菌)
FCM測定
定量項目
フラッグ項目X’TAL(結晶)、YLC(酵母様真菌)、SRC(小型円形細胞)、Path. CAST(細胞成分などを含む病的な円柱)、MUCUS(粘液糸)、SPERM(精子)
研究項目(定量表示)
X’TAL(結晶)、YLC(酵母様真菌)、SRC(小型円形細胞)、Path. CAST(細胞成分などを含む病的な円柱)、MUCUS(粘液糸)、SPERM(精子)、Cond(尿導電率)
研究情報 RBC-info(赤血球形態情報)、Cond-info(尿濃縮度情報)、UTI-info(UTI情報)
■核酸染色の採用による高い検出感度
FCM測定では、細菌専用のチャンネルを採用し、専用の核酸染色試薬を用いることで、わずか1分で尿中細菌数の高度な測定が可能です。FCM測定をCLED寒天培地による相関性では、10 CFU/mLオーダーの低濃度から精度よく菌を検出できることが示唆されました。
■信頼性のあるアルゴリズムによる高精度分析
UX-2000のFCM測定は、測定パラメーターとして前方散乱、蛍光強度に加えて側方散乱光強度を採用。このことにより、赤血球と結晶、白血球集合塊と上皮細胞の分面が適切に行われ、赤血球や白血球の定量性がさらに向上しています。また、以下に示す判定方法により赤血球形態情報を再移行表示します。
UX-2000は、これまでそれぞれ独立していた尿定性分析、尿中有形成分分析、搬送の機能を1台の分析機に集約。機器管理・データ管理が集約され、クロスチェック、リフレックステストなどの機能を標準搭載でき、省力化を実現しました。
機能性の向上 クロスチェック機能を標準搭載
測定操作の簡便化に加え、測定結果も一元化。データブラウザ画面の結果表示では尿定性(CHM測定)データ、尿中有形成分分析(FCM測定)データ、クロスチェック結果、REVIEW Comment、Research Infomationなどが一画面で確認することが出来ます。検体トータルの測定結果をより確実に把握することが可能となりました。
CHM測定結果とFCM測定結果を比較してそれぞれ同党の測定項目の結果に食い違いがないかを調べ、測定結果の信頼性をチェックするクロスチェック機能を標準搭載しています。クロスチェック項目は設定メニューより任意の設定が可能です。
4■リフレックテスト機能
リフレックテスト機能は、CHM測定の結果からFCM測定のオーダーを自動的に決定する機能です。設定はメニューより任意の設定が可能です。
Specification
- 粒子計数分析装置 CDA-1000/1000B
-13-
広いダイナミックレンジでレンジ切り替えなしに2~60μm(100μmアパチャー)の細胞・粒子を一度に測定可能
小型で高性能な細胞・粒子の計数分析装置、簡単な操作で個数・粒度分布が測定できます。
■カラー液晶タッチパネル■感熱紙印刷
・データ記憶機能なし・CDA-1000へのバージョンアップ可能
■測定モード測定:定量、トータルカウントX軸:粒子径(μm)、体積(fL)
■電源投入後、約2分で測定開始可能。
■パソコン操作(専用ソフト)■インクジェットプリンタ■データ記憶■解析機能(ディスクリ変更、重ね合わせ表示、CSV出力など)
※FDA21CFR Part11対応<オプション>
+電極
-電極
電解質溶液
アパチャー
粒子
■測定原理(電気的検知帯方式)アパチャー(細孔)を挟んで+電極と-電極を配置し、電極間を電解質溶液で満たすと電流が流れます。電解質溶液に粒子を浮遊させて溶液を吸引すると粒子が細孔を通過します。溶液と粒子の電気伝導度には差があり、粒子が細孔を通過すると電気の通り道を塞ぐため、電極間の電気抵抗に変化を生じます。この変化によって生ずる電気信号(パルス信号)の高さと数から、体積、粒子径、個数を計測します。
■レンジ切り替えなし各アパチャーの測定範囲を一つのレンジで表示します。
■対応粒子径アパチャー 測定範囲25μm(オプション) 0.7~15μm50μm(オプション) 1~30μm100μm(標準) 2~60μm200μm(オプション)4~120μm
■測定結果
【CDA-1000B】測定結果を感熱紙に印刷します。
【CDA-1000】粒度分布、測定値、各パラメーターなどを表示します。
■重ね合わせグラフ
【CDA-1000】
<酵母>出芽酵母
複数試料の粒度分布を一つのグラフに重ねて表示。培養条件、処理条件の違いによる細胞の大きさの変化を容易に捉えることができます。
■リアルタイム表示
【CDA-1000】測定中に粒度分布、粒子数を確認することができます。
■測定例(CDA-1000)
<酵母>分裂酵母
<細菌>大腸菌<藻類>クロレラ<培養細胞>CHO-K1<精子>ウシ
モデル CDA-1000B
測定範囲(最大)
2-60μm(100μmアパチャー)<標準>0.7-15μm(25μmアパチャー)<オプション>1-30μm(50μmアパチャー)<オプション>4-120μm(200μmアパチャー)<オプション>
測定モード
(粒子径測定) 平均粒子径(μm)モード径(μm)
CDA-1000
測定原理 電気的検知帯法
測定:定量、トータルカウントX軸:粒子径、体積
表示項目(粒子径・体積 共通)
カウント数(個)オーバーカウント数(個)粒子濃度(/mL、/μL)分析容量(/μL)希釈倍率(倍)L.ディスクリU.ディスクリふるい分け分布幅(体積モード除く)積算分率
カウント数(個)オーバーカウント数(個)粒子濃度(/mL、/μL)分析容量(/μL)希釈倍率(倍)L.ディスクリU.ディスクリふるい分け分布幅積算分率平均パルス幅(μs)
平均粒子径(μm)粒子径SD(μm)粒子径CV(%)モード径(μm)
(体積測定)平均体積(fL)体積SD(fL)体積CV(%)モード体積(fL)
平均体積(fL)モード体積(fL)
CDA-1000/1000B本体仕様
モデル CDA-1000B
その他
CDA-1000
グラフ表示
粒度分布 粒度分布重ね合わせグラフトレンドグラフパルス幅分布図精度管理グラフ
感熱紙プリンタ内蔵CDA-1000へのバージョンアップ可能
パソコン(Windows 7)<標準>専用ソフト(CDA-1000用)<標準>インクジェットプリンタ<標準>FDA21CFR Part11対応<オプション>
寸法【幅×高さ×奥行】
(mm)
重量(Kg)
電源(50Hz/60Hz)
CDA-1000CDA-1000B 約250×390×370 約17.5
CDA-1000/1000B本体諸元(共通)
120VA以下
最大消費電力
AC100V±10%
工業用 CDA-1000X構成:本体
パソコン(1000X用ソフトウェア)プリンタ撹拌ユニット
■姉妹製品のご紹介
- フローサイトメーター On-Chip Sort
-14-
マイクロ流路チップを用いたセルソーター
製造元
株式会社オンチップ・バイオテクノロジーズ
マイクロ流路チップを搭載したフローサイトメーター/セルソーターを世界に先駆けて開発した注目のベンチャー企業。この特許技術による装置は、細胞研究や医療研究など応用範囲が幅広く、すでに大手製薬会社や大学、研究機関で採用されています。
従来のセルソーターの課題を一気に解決しました。
流路系のすべてをひとつのチップ内に収めたことで、サンプル間や
装置内のコンタミがなく、ソーティングしても細胞にダメージを与えません。
しかも一般的な安全キャビネット内へ設置して使用できます。
大容量チップ新発売 ダメージフリーはそのままで、一度にソートできる細胞数を10倍増大
製品名
未滅菌
細胞濃度
チップサイズ(縦×横×高さ)
流速(ソート時推奨速度)
シース液容量 1〜9ml
サンプル液量
大容量マイクロチップ 小容量マイクロチップ
Chip-Z1001 Chip-Z1001S
滅菌済 未滅菌
2D Chip-Z101 2D Chip-Z101S
滅菌済
〜10 ml
60.0mm×40.0mm×20.5mm 56.0mm×40.0mm×20.5mm
マイクロ流路(幅×深さ) 80μm×80μm 80μm×80μm
100cells/sec 100cells/sec
1〜3ml
20〜300μml 10〜100μml
微量サンプル量は20μL からです。大容量チップもできました。分取速度は100tagets/sec です。
●流路汚染の不安がなく、安全な細胞分析・分取を実現
●流路の流れを制御する分取方法で、細胞にダメージを与えない
●細胞に適したシース液やサンプル液の幅広い選択が可能
分取純度 98% 98%
6 〜10 ml6
解析速度(最大) 4,000event/sec 4,000event/sec
Specification
- 共焦点定量イメージサイトメーター CQ1
-15-
高速3次元イメージングで細胞測定
CQ1 製品仕様
CQ1はニポウディスクを用いた共焦点により、高速・高精細に3次元撮像我が可能であり、画像から数値データを提供するイメージサイトメーターです。サイトグラムにリンクした画像がデータの理解・信頼性を高めます。
共焦点方式
レーザ:405/488/561/640nm から最大4本選択
搭載カメラ
対物レンズ
特徴量
データ形式映像:16bit TIFF ファイル(OME-TIFF)、表示画面をPNG形式で出力数値:FCS形式、CSV形式、ICE形式
専用ワークステーション
仕様
マイクロレンズ付き広視野ニポウディスク共焦点
有効画素数:cMOS 2560×2160 ピクセル
最大6本
対応観察容器 マイクロプレート、スライドガラス※、カバーガラスチャンバ※、ディッシュ
細胞数、細胞内顆粒数、輝度、体積、表面積、面積、周長、直径、球形度、円形度、他
測定・解析用ワークステーション、24インチモニタ
項目
蛍光観察
消費電力
サイズ・質量 本体:600×400×298mm 38kgユーティリティボックス:275×432×298 18kg
800VAmax(本体とユーティリティボックス合計)700VAmax(ワークステーションとディスプレイ合計)
※サンプルホルダオプションが必要
■多機能をコンパクトなボックスに一体化
共焦点スキャナユニット:マイクロレンズ付きニポウディスク共焦点方式に基づいたマルチビームスキャンにより、高速にかつサンプルにダメージを与えずに2D/3D画像を得る事が出来ます。
■手軽に3次元測定が可能
細胞測定はもちろん、コロニー数とコロニーを形成する細胞数の相関など少し複雑な測定も簡単な操作で出来ます。また、タイル測定ができるので、ウェル全体の測定も可能です。
■複雑な測定も可能
共焦点の高精細画像を用いて、形態評価、顆粒測定も可能です。
■安心の測定結果
培養溶液から剥がさずに測定できるため、何度でも繰り返し測定でき、画像と測定値を対比させて確認できます。
製造元
横河電機株式会社
Specification
- 臨床検査情報システム用ソフトウェア SIS.WAM
-16-
臨床検査情報システムの新しい扉が開きます。
よりスピーディーに、より快適に。SISがさらなる進化を遂げました。
血液、凝固、尿検査に対応する臨床検査部門情報システム”SIS”その”SIS”が”SIS.WAM”として更なる進化を遂げました。最大3百万という記憶検体総数、1日あたり1万検体への大量処理が可能 1)
従来の”SIS”同様、快適な操作性と多彩なシステムへ対応する柔軟性も受け継ぎました。また、LIS 2)として実績のあるCNA-Net 3)との操作性の統一により、使いやすさもさらに向上しています。もちろん、スタンドアロンからクライアントサーバを利用したシステムまで、ニーズに合わせたラインナップと上位システムへのアップグレードなど拡張性にも優れた、新世代の臨床検査部門情報システムです。
・全自動尿中有形成分分析装置
1)クライアントサーバタイプにおける最大値2)LIS(Laboratory Information System):病院等の医療施設における検査業務全般を扱う情報システムの総称3)CNA-Net(CNA社製):検体検査から病理検査・輸血検査の各部門検査のメディカルデータを統合管理する検査・健診情報システム4)LAFIA:血液細胞画像ファイリングシステム5)LAFIAはSIS.WAMシステムには含みません。6)シスメックス製の分析装置オンラインに関しては、標準で対応しています。
他社製品につきましては、弊社支店・営業所にお問い合わせください。
SIS.WAMシステム構成図
●スタンドアロンタイプ(例) ●クライアントサーバタイプ(例)
血液像カウンタ
分析装置分析装置
クライアント
サーバ
分析装置
血液像カウンタ
最大検査項目数:9,999
最大記憶検体数:1,000,000
患者属性記憶数:1,000,000(参考値)
分析装置最大接続数:8
最大検査項目数:9,999
最大記憶検体数:3,000,000
患者属性記憶数:1,000,000(参考値)
分析装置最大接続数:16(1クライアントあたり4)
・血液検査・尿検査
Specification
- 卓上型遠心塗抹装置 とまつくん(LT1000)
-17-
均一な血液塗抹標本を作製
■手早く、簡単に
◆本装置では個人差無く、均一な血液塗抹標本が作製することが出来ます。
外形サイズ
重量
とまつくん
電源電圧
回転時間設定
仕様
■安全性
◆血液飛散による2次感染防止のため、標本取り出し部は陰圧に設計しました。
■操作性
◆卓上型でレイアウトは自由、操作ボタンひとつで誰でも簡単に操作できます。
製品名
動作環境
テーブル回転速度
オプション品
200(W)×251(H)×403(D)mm※H寸法はフタを閉じた状態です
12kg
100〜300VA 50〜60Hz
15〜32℃ 30〜85%RH
4700rpm
0.1〜9.9(0.1S毎に設定可能)
フットスイッチ
● 操作方法
オプション:フットスイッチ
製造元
ラインパワー株式会社
Specification
- 動物血液 アトラス 【統合版】 (非売品)
-18-
シスメックスは学術活動の一環として、信州大学ヒト環境科学研究支援センター松本清司先生の監修により、「動物血液アトラス統合版」を製作しました。
ご好評いただいておりました動物血液アトラスCDの各動物編をひとつにまとめて動物種間の血液像が比較できる機能を追加しました。
さらに、既出の各動物(ラット,マウス,イヌ,サル)に、ウサギ、モルモットの血液像、ならびにマウスの採血動画やBALF(肺胞洗浄液)のラット編を追加しました。
是非、皆様のご研究にお役立てください。
なお、「動物血液アトラス統合版」はダウンロード形式でのご提供となります。ご利用には、シスメックス株式会社 R&I事業本部事業推進部バイオリサーチ課が運営するWEBサイト
「非臨床血液と細胞分析」 への会員登録が必要です。
会員登録ページ へアクセスしていただき必要事項を入力の上、会員登録を行ってください。
会員登録完了後に無料でダウンロードしてご利用いただけます。
■TOP画面
■本アプリケーションはWindows向けとなります。(Mac非対応)
・1GHz以上のプロセッサを搭載したコンピュータ
・2GB以上のRAM
・1.5GB以上のHDD空き容量
・1024×768以上の解像度のビデオアダプタとディスプレイ
・対象OS:7、XP、Vista ※SPおよびOSによっては対象外の場合があります
■よくあるお問い合わせについて
会員ページにログインの上、アプリケーションダウンロードページをご確認ください。(会員登録・ログインが必要です)
■ダウンロードに関するご質問はこちらよりお問い合わせください。
推奨環境
-19-
■商号 シスメックス株式会社 SYSMEX CORPORATION
■設立 昭和43年(1968年)2月20日
■資本金 104億8,333万円(2015年3月31日現在)
■上場取引所 東京証券取引所 市場第1部
■代表者 代表取締役会長兼社長 家次 恒
■本社 〒651-0073 兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1丁目5番1号
■事業内容 臨床検査機器、検査用試薬ならびに関連ソフトウェアなどの開発・製造・販売・輸出入
■従業員 連結:6,739名 単独:2,323名(男1,488名 女835名)(2015年3月31日現在)
■主な取引先 国公立病院、一般病院、大学、研究所、その他医療機関 ほか
■輸出先 世界190カ国以上
■取引銀行 三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行
会社情報
「全ての人々に“安心”をお届けしたい」——私たちシスメックスは創業以来、「技術」を源泉に、血液や尿、細胞などを採取して調べる検体検査を事業の中心として、豊富な製品やソリューションを世界中の医療に携わる皆様へご提供してきました。
検体検査領域のグローバルトップ10に入る唯一のアジア企業として、日本を基点とする販売・サービスネットワークをグローバルに構築し、製品だけでなく、安心してお使いいただくための、メンテナンスや学術サポートといった総合的な価値によって、お客様の満足度向上に努めています。
今後、病気の予防や治療における「検査」の重要性はますます高まっていきます。「健康で長生きしたい」という世界中の誰もが抱く願いにお応えするため、シスメックスは、活躍の場をライフサイエンス領域へと拡大しています。一人ひとりに最適な医療を実現するため、遺伝子やたんぱく質などを分析する最新のテクノロジーを用いて、今までにない独創的で新しい価値の高い検査・診断技術の創出に取り組んでいます。
テクノパーク
独自の技術により新たな価値を提供するため、創立40周年を機に「“知”の創造と継承」をコンセプトとして、シスメックスグループの研究開発における中核拠点となるテクノパークを設立しました。
研究開発型企業の当社にとって、ナレッジを結集し、新しいテクノロジ-を生み出していくことが、今後シスメックスが皆様に貢献していく源泉となります。
テクノパーク建設のコンセプトは「”知”の創造と継承」です。「創造」はもちろんのこと、「継承」することも非常に大事なことです。私たちは従来シスメックスが培った様々なものを継承しながら、そして世の中の技術やナレッジを上手く取り入れて、新たなものを創造していく、その舞台がテクノパークです。
医療産業都市として整備が進む神戸ポートアイランドにある当社研究開発拠点や、海外研究開発拠点の欧州R&Dセンター等を通じて、このテクノパークで国内外の様々な研究機関とのコラボレーションを一層推進していきます。
- シスメックス株式会社について
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