GoogleAnalytics新バージョン対応基本操作マニュアルVer2・Google...

Google Analytics 新バージョン対応基本操作マニュアルVer2.1

ver2.1 ： 2012年12月10日ver2.0 ： 2012年 8月 1日ver1.0 ： 2011年12月 5日ver1.0 ： 2011年12月 5日

https://www.facebook.com/powergalabGoogle Analytics使いこなしLab

Facebookで最新の活用ノウハウを公開しています

株式会社パワー・インタラクティブ

■パワー・インタラクティブのGoogle Analytics支援サービス

■設定確認シート

■Google Analyticsの基本操作

・ログイン～レポート画面表示までの流れ

・Google Analyticsの基本操作① ～測定期間の設定方法～

・Google Analyticsの基本操作② ～セグメント機能の使い方～

・Google Analyticsの基本操作③ ～EXCEL用データのダウンロード～

■Google Analytics 標準レポート画面の使い方

・標準レポート画面の使い方① ～ユーザー：訪問者の特徴を見る～

・標準レポート画面の使い方② ～トラフィック：集客状況を見る～

・標準レポート画面の使い方③ ～コンテンツ：ページの閲覧状況を見る～

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２Ｐ

３Ｐ

４Ｐ

５～１０Ｐ

１１～１４Ｐ

１５～２０Ｐ

２１～２２Ｐ

２３Ｐ

２４～２７Ｐ

２８～３１Ｐ

３２～３４Ｐ

■Google Analytics 新バージョン独自機能の使い方

・新バージョン独自機能の使い方① ～ユーザーフロー機能～

・新バージョン独自機能の使い方② ～ゴールフロー機能～

・新バージョン独自機能の使い方③ ～マルチチャネル機能～

■Google Analyticsの基本設定

・Google Analyticsの基本設定① ～トラッキングコードの取得～

・Google Analyticsの基本設定② ～目標到達プロセス設定～

・Google Analyticsの基本設定③ ～Googleアドワーズとの連携～

・Google Analyticsの基本設定④ ～広告用パラメータ設定～

・Google Analyticsの基本設定⑤ ～ウェブマスターツールとの連携～

■参考資料

【資料】アクセス解析で使用する用語（１）

【資料】アクセス解析で使用する用語（２）

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３５Ｐ

３６～４１Ｐ

４２～４４Ｐ

４５～５２Ｐ

５３Ｐ

５４～５６Ｐ

５７～６０Ｐ

６１～６５Ｐ

６６～６９Ｐ

７０～７４Ｐ

７５Ｐ

７６Ｐ

７７Ｐ

KPI設計を行い、定点分析レポートの雛型を作りたい

パワー・インタラクティブのGoogle Analytics支援サービス

Google Analyticsの基本設定・操作方法

を身につけたい

応用フェーズ基本フェーズ導入フェーズ

正しいデータが取得できるよう測定環境

を整備したい

複数種類の測定ツールで取得しているデータを統合したい

Google Analytics分析環境設計コンサルティング

パワー・インタラクティブではGoogle Analyticsの導入から活用まで、各企業の活用段階に応じてサポートサービスを提供しています。Google Analytics活用にお困りのことがあれば、お気軽にご相談ください。

Google Analytics使いこなしLab ： Facebookで最新の活用ノウハウを公開

セミナー：入門編、初級編、中級編や実習編など、レベルに合わせたセミナーを定期開催

具体的な対策プランを立て、PDCAを回したい

混在する複数種類のタグを管理したい

組織的に活用できるように、社内の人材を育成したい

効果検証レポートを外部に委託したい

無料マニュアルダウンロード

Google Analytics設定支援サービス

タグマネジメントツール導入支援

KPI設計コンサルティング

アクセス解析レポート作成サービス

Google Analytics企業内研修

PDCAサイクル確立コンサルティング

Google Analyticsの設定や分析についての不明点やご質問に

お応えするサポートサービス

Google AnalyticsQ&Aサポートサービス

設定確認シート

【全般】

□ GAタグは最新のものを使用していますか？

□ 測定したい全てのページにGAタグを設置できていますか？

□ ウェブマスターツールとの連携はできていますか？

□ 複数ドメインをまたいでも一気通貫した分析はできていますか？

□ 自社からのアクセスのフィルタリングはできていますか？

□ サイト内検索の分析はできていますか？

□ 携帯（フューチャーフォン）の分析はできていますか？

□ カスタムセグメントの設定は活用されていますか？

□ カスタムレポートの設定は活用されていますか？

Google Analyticsは頻繁に機能が追加され高機能になっています。以前は計測できないと諦めていた分析も今では分析できる可能性もあります。一度、自社のアカウントの設定状況を確認してみましょう。

□ カスタムレポートの設定は活用されていますか？

【広告効果測定】

□ アドワーズとの連携はできていますか？

□ アドワーズ以外の媒体に対して測定用パラメータの設定はできていますか？

□ メルマガの間接効果を測定するためのパラメーターの設定はできていますか？

【コンバージョン測定】

□ フォームの離脱率の分析（目標到達プロセスの設定）はできていますか？

□ 使用しているASPサービス（顧客DB連携フォーム、ショッピングカートなど）にGAタグは設置できていますか？

※設置が可能な場合

□ ショッピングカートへのeコマース設定はできていますか？

□ 別ドメインやサブドメインのフォームやショッピングカートは分析できていますか？

□ PDFなどのファイルのダウンロード数の測定はできていますか？

Google Analyticsの基本操作

ログイン～レポート画面表示までの流れ

ログイン（１）

GoogleアナリティクスTOPページ

http://www.google.com/analytics/

を開き、画面右上の「Analyticsにアクセス」ボタンをクリックしてください。

ログイン（２）

ログイン画面が表示されたら

メール欄に

パスワード欄に

（※忘れないよう、上記記入欄にメモしておくことをお勧めします）

と入力して「ログイン」ボタンをクリックしてください。

ログインが完了すると、「アカウントホーム」画面に遷移します。

アカウントホーム画面の概要

アカウント一覧のページからレポート画面

に遷移するときは右図①～②の要領でプ

ロファイルを選択し、レポート画面に進んで

ください。

プロファイルが多数あって選びにくい場合

は、右下図③のように検索機能を使って表

示を絞り込むことも出来ます。

① [+] をクリックして、プロファイル

③ キーワード検索も可能

←② 見たいプロファイルをクリックする

一覧を表示させる

Google Analytics レポート画面の構成（１）

レポート画面は、「ホーム」「標準レポート」「カスタムレポート」の３つのブロックに大きく分かれます。

Google Analytics レポート画面の構成（２）

レポート画面をカスタマイズしたい時に使用

リアルタイム分析機能、マイレポート機能など

アクセス解析業務において最もよく使用するページ群です。

本マニュアルでは、標準レポートページの使い方について解説します。

Google Analyticsの基本操作①～測定期間の設定方法～

～測定期間の設定方法～

表示期間を変更するには（全画面共通）

レポートの表示期間を変更する場合

は、下記の操作を行ってください。

1. 画面右上の日付表示エリア（右図

①）をクリック→日付変更ボックス

が開きます

2. 測定開始日欄と終了日欄を入力し

ます（右図②）

3. 最後に「適用」のボタンをクリックし

てください（右図③）

なお、2. の日付入力については、カレ

ンダー上の日付をクリックすることに

よって入力することも可能です。

月別、週別、時間別での表示（全画面共通）

時間別、週別、月別のレポートを表示

する場合は、画面右上の「時間別」、

「週」、「月」ボタンのいずれかをクリッ

クしてください。

「日」ボタンをクリックすると初期画面

の状態（＝日別）に戻ります。

なお、レポートによっては、時間別で

のレポートが表示できない場合があり

ます。

過去データと比較するには（全画面共通）

過去データとの比較をする場合は、

下記の操作を行ってください。

1. 日付変更ボックス右側の「過去と比

較」チェックボックス（右図①）をオン

にする。

2. チェックボックスをオンにすると下に

日付入力欄（右図②）が表示される

ので、比較する期間を入力する。

3. 最後に「適用」ボタン（右図③）をク

リックする。

①②

リックする。

以上の設定を行うと右下図のように、

過去のデータとの比較グラフが表示され

ます。

なお、比較表示を終了する時は、下記

の手順で操作してください。

1. 日付変更ボックスを開き、「過去と比

較」チェックボックス（右図①）をオフ

にする。

2. 「適用」ボタン（右図③）をクリックする。

２０１１年６月のデータ

２０１０年６月のデータ

Google Analyticsの基本操作②～セグメント機能の使い方～

～セグメント機能の使い方～

アドバンスセグメント画面の操作方法

レポートの表示期間を変更する場合

は、下記の操作を行ってください。

1. 画面上の「アドバンスセグメント

▼」をクリックする→セグメント

ボックスが開く（右図①）

2. 調べたいセグメントのチェックボッ

クスをオンにする。セグメントは

最大４つまで選択可能。

（右図②）

3. 最後に「適用」のボタンをクリック

②■アドバンスセグメントの種類

①すべての訪問⇒全訪問を表示

②新規訪問⇒初回訪問者

③リピート訪問⇒ ２回目以降の訪問者

3. 最後に「適用」のボタンをクリック

する（右図③）

設定をやめる場合は「キャンセ

ル」をクリックする。

※セグメントの設定を解除する場合

は、上記 2.から、選択しているチェッ

クボックスを全てオフにしてください。

③リピート訪問⇒ ２回目以降の訪問者

④有料の検索トラフィック⇒リスティング広告経由の訪問

⑤無料の検索トラフィック⇒自然検索経由の訪問

（オーガニック検索ともいいます）

⑥検索トラフィック⇒④または⑤の訪問

⑦ノーリファラー⇒ブックマークまたはメールなどからの直接訪問

⑧参照トラフィック⇒⑥⑦以外の訪問

⑨コンバージョンが達成された訪問

⑩トランザクションの発生した訪問⇒商品を購入した訪問（ｅコマース設定使用時のみ）

⑪モバイルトラフィック⇒スマートフォンによる訪問

⑫直帰以外の訪問⇒直帰しなかった訪問

カスタムセグメントの設定（１）

１）画面上の「アドバンスセグメント

▼」をクリックする→セグメントボック

スが開く（右図①）

２）ボックス右下の「新しいカスタムセ

グメント」ボタンをクリックする

（右図②）

【操作例】 Facebook経由の訪問者に絞り込む場合

カスタムセグメントの設定（２）

１）左から２番目のプルダウンから「参照元」

を選ぶ（右図①）

２）左から３番目のプルダウンから「含む」を

選ぶ（右図②）

カスタムセグメントの設定（３）

３）プルダウンの右側にある入力欄に

「facebook.com」と入力する（右図①）

４）名前欄に適当なセグメント名を入力す

る（右図②）

５）「セグメントの保存」ボタンを押して、カ

スタムセグメントの作成を完了する

（右図③）

６）カスタムセグメントの作成が完了する

と、アドバンスセグメントのボックス右側

の一覧に、作成したセグメントが表示され

る（右図④）

参考資料）カスタムセグメントの小ワザ

カスタムセグメント設定メニューには存在していない

・無料の検索トラフィック／有料の検索トラフィック／参照トラフィック／ノーリファラー

・新規訪問者／リピート訪問者

をセグメントの条件に使いたい場合は下記のように設定してください。

無料の検索トラフィック： organic有料の検索トラフィック： cpc参照トラフィック： referralノーリファラー： none

新規訪問者： New Visitorリピート訪問者： Returning Visitor

Google Analyticsの基本操作③～EXCEL用データのダウンロード～

～EXCEL用データのダウンロード～

EXCEL用データのダウンロード方法

EXCEL用のデータは下図のリンクをクリックすることでダウンロードできます。

Google Analytics 標準レポート画面の使い方

の使い方

標準レポート画面の使い方①～ユーザー：訪問者の特徴を見る～

～ユーザー：訪問者の特徴を見る～

サイト全体の訪問状況（ユーザーサマリー画面）

レポート画面に進むと、初めに「ユーザー

サマリー」の画面が表示されます。

このページでは、

• 訪問数（訪問回数）

• ユーザー数（ユニークユーザー数）

• ページビュー数

• 訪問別ページビュー数（1訪問あたりのページビュー数）

• 平均サイト滞在時間

• 直帰率

• 新規訪問の割合

の日別推移を折れ線グラフで見ることが

出来ます。

（初期画面では訪問数のグラフを表示）

グラフを切り替えるときは右図①の各グ

ラフアイコンをクリックしてください。

またグラフ上のポイント（右図②）にマウ

スをあわせると、数値が表示されます。

新規訪問の割合

新規訪問者の割合を調べるときは、

左ナビゲーションを

「ユーザー（右図①）」

→「サマリー（右図②）」

の順でクリックしてユーザーサマリー画面

に移動し、右図③ 「新規訪問の割合」の

グラフアイコンをクリックしてください。

画面上部にグラフが表示されます。

このデータを前年同月などと比較するこ

とにより、新規ユーザーの獲得状況の判

断材料とすることが可能です。

①②

断材料とすることが可能です。

ユーザーのアクセス元地域

サイト訪問者のアクセス元地域を調べるときは

左ナビゲーションを、

「ユーザー（右図①）」

→「ユーザーの分布（右図②）」

→「地域（右図③）」

の順でクリックしてください。

ページ上部に世界地図、下部に国別のアクセ

ス元ランキングが表示されます。

国名のリンク（右図④）をクリックすると、

都市別ランキング画面（下図）に遷移します。

■都市別ランキング画面

標準レポート画面の使い方②～トラフィック：集客状況を見る～

～トラフィック：集客状況を見る～

参照元別でのアクセス状況

主な参照元を調べるときは

左ナビゲーションを

「トラフィック（右図①）」→「参照元（右図②）」→「すべてのトラフィック（右図②）」

ページ下部に主な参照元サイトのランキングが表形式で表示されます。

なお、右図③ の参照元/メディア一覧において、

・「google/organic」のように末尾に

・「google/organic」のように末尾に“/organic”がつくものは自然検索からの訪問

・「google/cpc」のように末尾に“/cpc”がつくものはリスティング広告からの訪問

・「powerweb.co.jp/referral」のように末尾に“/referral”がつくものは他サイトからの訪問

・「(direct)/(none)」はメルマガやお気に入りからのダイレクトでの訪問

となります。

主な自然検索キーワード

主な検索キーワードを調べるとき

は、左ナビゲーションを

「トラフィック（右図①）」

→「参照元（右図②）」

→「検索（右図③）」

→「オーガニック検索（右図④）」

ページ下部に主な検索キーワード

のランキングが表形式で表示され

ます。

※リスティング広告でのキーワー

ドを知りたい場合は「有料検索」の

画面を見て下さい。

（広告設定済みの場合）

広告キャンペーン別アクセス状況

広告キャンペーン別での集客状況

を見る場合は、

「トラフィック（右図①）」

→「参照元（右図②）」

→「キャンペーン（右図③）」

さらに、ページ上部（右図④）の

各目標セット、eコマースのリンクを

クリックすると、広告キャンペーン

別での成果発生状況を比較する

ことができます。

（広告設定済みの場合）

標準レポート画面の使い方③～コンテンツ：ページの閲覧状況を見る～

～コンテンツ：ページの閲覧状況を見る～

主なランディングページ・離脱ページ

主なランディングページを調べるとき

は左ナビゲーションを

「コンテンツ（右図①）」

→「サイトコンテンツ（右図②）」

→「ランディングページ（右図③）」

ページ下部に主なランディングペー

ジのランキングが表形式で表示され

ます。

③④

主な離脱ページを表示する場合は、

右図④の「離脱ページ」をクリックし

てください。

ページ内での操作はランディング

ページと同じです。

アクセスの多いページ・ディレクトリ

ページビューの多いページを調べる

ときは左ナビゲーションを

「コンテンツ（右図①）」

→「サイトコンテンツ（右図②）」

→「すべてのページ（右図③）」

ページ下部にページビューの多い

ページのランキングが表形式で表示

されます。

③④

なお、ディレクトリ別で見たい場合は

右図④の「ディレクトリ」をクリックし

てください。

Google Analytics 新バージョン独自機能の解説

独自機能の解説

新バージョン独自機能の使い方①～ユーザーフロー機能～

～ユーザーフロー機能～

ユーザーフロー画面の概要（１）

「ユーザーフロー」画面構成は下図の通りになります。

アドバンスセグメントも使えます

↓訪問回数の合計

↓2ページ目まで見た訪問者の訪問回数の合計

デフォルトでは「国/地域別」が表示されていますがこのプルダウンメニューで参照元別、ブラウザ別などでの表示も可能です。特に「参照元」「メディア」「キャンペーン」をよく使用します。

ユーザーフロー画面の概要（２）

ステップを増やすことができます

画面上をドラッグするとユーザーフロー画面が左右に動きます

URLを左クリックすると詳細分析メニューが表示されます。（※次ページ参照）

詳細分析メニュー（１）「ここをハイライト」

「ユーザーフロー」画面の各ページURL上または経路上から、

＜（左クリック）→［ここをハイライト］＞

で、選択した経路が濃く表示されます。

詳細分析メニュー（２）「ここを深く見る」

「ユーザーフロー」画面の各ページURL上から、

＜（左クリック）→［ここを深く見る］＞

で、選択したページを中心にした前後の経路が表示されます。

ユーザーフローの詳細分析メニュー（３）

「ユーザーフロー」画面の各ページURL上から、

＜（左クリック）→［グループの詳細］＞

で、グルーピング化されたページの内訳が表示されます。

新バージョン独自機能の使い方②～ゴールフロー機能～

～ゴールフロー機能～

ゴールフロー画面の概要

「ゴールフロー」画面（右図）では、ゴールに到達したユーザーの動きを成果別で見ることが出来ます。

画面構成は「目標達成プロセス」画面（下図）を横向きにして参照元を追加したような感じです。

ゴールフロー画面も「ユーザーフロー」と同様に、アドバンスセグメント機能を使用することが可能です。

なお「ゴールフロー」画面は、「ユーザーフロー」画面とは右図の3点が異なります。

■ユーザーフロー画面との違い①

このプルダウンメニューで、分析したいゴールを選択します。

■ユーザーフロー画面との違い②ユーザーフロー画面と違って、

ここにはランディングページではなく、目標達成プロセスで設定した

１ステップ目のページが表示されています。

ロー」画面とは右図の3点が異なります。

■ユーザーフロー画面との違い③参照元別での成果到達状況が表形式で表示されます。

【参考】「目標達成プロセス」画面

“ゴールフロー”画面と “ユーザーフロー”画面の違い

自然検索

リスティング広告

コンテンツ

＜目標達成プロセス＞

フォーム

確認画面

完了画面

ゴールフロー画面で見える範囲

ユーザーフロー画面で見える範囲

他サイト

ダイレクト

フォーム

確認画面

完了画面

■ ユーザーフロー画面では、参照元～コンテンツ導入までの訪問者の動きを見ることが出来ます。

■ ゴールフロー画面では、目標達成プロセス（上図の場合、フォーム～完了画面）上での訪問者の動きと、

目標達成プロセスの入口（上図の場合フォーム）に到達した訪問者の参照元を同時に見ることが出来ます。

新バージョン独自機能の使い方③～マルチチャネル機能～

～マルチチャネル機能～

間接効果分析とは？

広告より訪問

メルマガより

訪問

自然検索より訪問

商品購入

［１回目の訪問］［２回目の訪問］［３回目の訪問］

間接効果（アトリビューション）（※１）直接効果

下図の例の場合、商品購入時の訪問のきっかけとなった「自然検索」は“直接効果につながった参照元”、商品購入の動機づくりにつながった「広告」「メルマガ」は“間接効果につながった参照元”といいます。

新機能の「マルチチャネル」では、成果発生から30日前まで遡って間接効果を測ることが出来るようになりました。

より訪問訪問（※２）より訪問商品購入

サイトを認知

「良いＥＣサイト発見！でも他のサイトも比較してみよう」

購入検討

購入決定

※１）Google Analyticsでは「アシストコンバージョン」と呼びます。※２）メールからの効果測定には、P.43の広告用パラメータ設定が必要です。

「あ、また新商品が出てる！給料日が来たら買おう！」

【1回目 11/21 】リスティング広告

サイト【2回目 11/22】

メルマガコンバージョン

発生

「接点」「起点」「終点」「期間」とは？

３回目の接点でコンバージョンに到達

起点

期間：４日

マルチチャネル画面では、「接点」「起点」「終点」「期間」「経路数」という独自の用語を使用します。

前ページの例の場合、「接点（＝経路数）」「起点」「終点」「期間」は下図のようになります。

【3回目 11/25】自然検索

接点３回（＝経路数）

終点

参照元別での「接点」「起点」「終点」の回数

・リスティング広告：接点１回、起点１回、終点０回、コンバージョン数０回、アシストコンバージョン数１回

・メルマガ：接点１回、起点０回、終点０回、コンバージョン数０回、アシストコンバージョン数１回

・自然検索：接点１回、起点０回、終点１回、コンバージョン数１回、アシストコンバージョン数０回

マルチチャネル画面概要① 「サマリー」

セグメント機能を使用できます

コンバージョン別での絞り込みが出来ます

Adwords広告経由のみでの表示も可能です

「サマリー」の画面では、日別・チャネル別でのアシストコンバージョン発生状況を一覧出来ます。

アシスト数の合計ではなく、“アシストコンバージョンを伴ったコンバージョン数”が表示されます

ベン図によってチャネルごとのアシスト発生状況と併用度が分かります

マルチチャネル画面概要② 「アシストコンバージョン」

起点のみにフォーカスした表示に切り替えることも可能です

「アシストコンバージョン」の画面では、日別・チャネル別のアシストコンバージョンと“起点”の発生状況が分かります。

参照元別、メディア別や広告キャンペーン別での表示も可能です

マルチチャネル画面概要③ 「コンバージョン経路」

経路数での絞り込みが可能です

「コンバージョン経路」の画面では、コンバージョンごとの詳細な経路を確認出来ます。

マルチチャネル画面概要④ 「期間」

「期間」の画面では、初回接点からコンバージョンに至るまでのリードタイムがわかります。

[+] をクリックすると、12日目以降のデータも日別で表示されます

マルチチャネル画面概要⑤ 「経路の数」

「経路の数」画面では、初回接点からコンバージョンに至るまでの接点数が表示されます。

例えば下図のサイトの場合だと、約５割の方が初回の接点でコンバージョンに至ったことになります。

Google Analyticsの基本設定

Google Analyticsの基本設定①～トラッキングコード（解析タグ）の取得方法～

～トラッキングコード（解析タグ）の取得方法～

トラッキングコードの取得方法（１）

トラッキングコード（解析タグ）は以下の手順で取得してください。

① 画面右上の［アナリティクス設定］をクリックします

② 画面中央の［トラッキング情報］をクリックします

トラッキングコードの取得方法（２）

通常、ここは全て「オフ」のままで問題ありません

③ 画面下部にトラッキングコードが表示されますので、コピーして各ページの</head>タグ直前に貼り付けてください

このコードをコピーして、各ページの</head>タグ直前に設置してください

Google Analyticsの基本設定②～目標到達プロセス設定（コンバージョン設定）～

～目標到達プロセス設定（コンバージョン設定）～

Webサイト上での成果の測り方

Google Analyticsでは、サイト上での成果のことを「目標」、成果到達までの各ステップのことを「目標到達プロセ

ス」といい、「目標到達プロセス」からの離脱状況を測定することで、

購入プロセスや資料請求プロセスのボトルネック抽出につなげることができます。

購入カート

購入確認

決済画面

購入完了

【例： ECサイトにおける「目標」と「目標到達プロセス」の設定例】

カート確認画面完了

目標到達プロセス目標

目標到達プロセスの設定（１）

下図①～③の手順で、目標到達プロセスの設定画面に進んでください。

www. .co.jp/ ②

目標到達プロセスの設定（２）

P.54の購入プロセスの例の場合、下図①～④の要領で目標到達プロセスを設定します。

【入力方法】

任意の目標名を入力

購入完了ページURL（ドメイン部分は削除）

任意のステップ名を入力

各ステップページURL（ドメイン部分は削除）

Google Analyticsの基本設定③～Googleアドワーズとの連携～

～Googleアドワーズとの連携～

Googleアドワーズとの連携（１）

Google Analytics と Googleアドワーズを連携させることにより、リスティング広告の効果測定を行うことが出来ます。

（Yahooリスティングについては、P.62～のパラメータ設定が必要）

① Googleアドワーズの管理画面から［ツールと分析］→［Googleアナリティクス］の画面へ移動します。

■Google Analytics と Googleアドワーズの連携方法

② 画面右上の［アナリティクス設定］から設定画面に移動します。

Googleアドワーズとの連携（２）

③ 連携させたいアカウント名をクリックします

パワー・インタラクティブ

Googleアドワーズとの連携（３）

④ ［データソース］をクリックします

Googleアドワーズとの連携（４）

⑤ 下図赤枠［アカウントをリンク］ボタンをクリックすると、AdwordsとAnalyticsのアカウントが連携されます。

連携したアカウントを解除したい場合は、下図青枠［Unlink］をクリックしてください。

Google Analyticsの基本設定④～広告用パラメータ設定～

～広告用パラメータ設定～

広告用パラメータの設定方法（１）

広告やメールマガジンなどの配信による効果測定を行う場合、Googleの「URL生成ツール」

http://support.google.com/analytics/bin/answer.py?hl=ja&answer=1033867

によって、測定用のパラメータを発行する必要があります。

※Googleアドワーズについては、P.61～64の連携設定によって、

測定できますので、パラメータの設定は必要ありません。

■URL作成ツールの使用方法（右図はYahooリスティング用に設定する場合の例）

①リンク先となるURLを「ウェブサイトのURL」欄に入力します。

②参照元を「キャンペーンのソース」欄に入力します。

半角英数であればどのような文言を入力しても問題ありません

が、Yahooリスティングの場合は「yahoo」と入力するのが一般的

です。

③メディア（誘導元タイプ）を「キャンペーンのメディア」欄に入力

します。

が、リスティング広告の場合は必ず「cpc」と入力してください。

④「キャンペーン名」欄にはリスティング広告のキャンペーンを入

力します。

⑤最後に「URLを生成」のボタンをクリックすると⑥の欄に、測定

用パラメータ付のURLが生成されます。

広告用パラメータの設定方法（２）

「URL生成ツール」で生成したURLを下図の要領で、リスティング広告管理画面の「リンク先URL」欄に貼り付け

ると、リスティング広告からのアクセスを測ることができるようになります。）

■Yahoo!リスティングでの設定例

URL生成ツールで作成したパラメータ付URLを入力します

広告用パラメータの設定方法（３）

■マルチチャネル＞アシストコンバージョン画面での表示例

ｃｐｃ

パラメータによって設定した「参照元」と「メディア」は、Google Analytics 画面上で下図のように表示されます。

ｃｐｃ

Google Analyticsの基本設定⑤～ウェブマスターツールとの連携～

～ウェブマスターツールとの連携～

ウェブマスターツールとの連携（１）

Google Analyticsとウェブマスターツールとの連携によって、これまでは分からなかった、Google検索結果画面での

掲載順位や検索回数、クリック率も分かるようになりました。

下記の手順で、連携の設定をしてください。

①②

ウェブマスターツールとの連携（２）

編集をクリックするとウェブマスターツールの設定画面が開きます

⑥⑦

ウェブマスターツールとの連携（３）

ウェブマスターツールとの連携が完了すると、右図のようにURLと「有効なプロファイル」のプルダウンメニューが表示されるようになります

ウェブマスターツールとの連携（４）

ウェブマスターツールから取得したデータは「トラフィック」→「検索エンジン最適化」→「検索クエリ」の画面で閲覧できます。（下図①～②）

ただし、この画面では、初期設定が「Googleでの表示回数順」になっていますので、ご注意ください。下図表中④の「クリック数」のところをクリックすることによって、訪問回数順に近いデータが得られます。

参考資料

【資料】アクセス解析で使用する用語（１）

用語用語の意味

ページビュー数（PV数）閲覧されたページ数

訪問数（訪問回数、セッション数）サイトに訪問のあった回数

ユーザー数（訪問者数、ユニークユーザー数、UU数）

サイトに訪問した人数

ランディングページ（導入ページ）訪問者が一番最初に閲覧したページ

閲覧開始数あるページがランディングページとなった回数

直帰数閲覧開始数のうち１ページのみ閲覧した回数

直帰率［直帰数÷ページの訪問数］で得られる割合

離脱ページ訪問者が一番最後に閲覧したページ

離脱数あるページが離脱ページとなった回数

離脱率［離脱数÷ページの訪問数］で得られる割合

【資料】アクセス解析で使用する用語（２）

用語用語の意味

コンバージョンサイト上での成果。ECサイトでは商品購入完了や会員登録数、BtoBサイトでは資料請求数やお問合せ数などをコンバージョンとして設定することが多い

コンバージョン率［コンバージョン数÷サイトの訪問数］で得られる割合

間接効果（アトリビューション、アシストコンバージョン）

広告などからサイトを訪れて興味喚起された訪問者が、後日商品購入などの成果に至った場合、その広告には「間接効果があった」という

トレンド分析月別、週別、日別、時間別など、時系列での指標の変化を分析する分析手法

セグメント分析新規/リピート訪問、東京/大阪などの地域別、集客媒体別などで訪問者を絞り込み、それぞれの訪問者層の特徴を分析する分析手法。トレンド分析や経路分析などと併用して使用する。

経路分析（動線分析）サイト訪問者の閲覧経路から、サイトのボトルネックや訪問者の特徴を分析する分析手法

株式会社パワー・インタラクティブについて

パワー・インタラクティブは、デジタルマーケティングの支援コンサルティング会社です。経営コンサルティングファームで培ったマーケティングデータ分析のノウハウを活かし、「アクセス解析」「顧客データベース」等のデータ分析力を強みとしています。企業の事業戦略に応じて、Webサイトをマーケティングや営業に活用するための戦略立案/設計/構築を得意とし、PDCAサイクルを回しながら、リード獲得から育成までトータルにサポートを行なっています。

■アクセスログ解析

全体設計図を描き、各プロセスの指標を設計。アクセス解析等を活用したデータ検証サイクルを確立します。

■コンテンツマーケティング

顧客の購買プロセスに合わせたコンテンツの企画設計、および制作を行います。ロングテールSEOを意識したページ別最適化を推進します。

す。ページ別最適化を推進します。

■集客強化

SEO・SEMはもちろん、マーケティング課題に即した集客手段を選定し、費用対効果の高い集客施策を設計します。

■リニューアル・サイト改善

ユーザビリティを重視するとともに、営業力のあるコンテンツを拡充し、売る力を生み出すサイトを提案します。

■リード獲得・育成の「しくみ」づくり

アクセスログや顧客データベースを活用した、リード獲得や育成にフォーカスしたサイトを設計・構築・運営サポートを行います。

■診断・調査

コンサルティングのノウハウを集約した評価軸による診断や調査設計により、現状の問題点の洗い出しや優先課題の明確化を行います。

［内容・サービスに関するお問い合わせ］

Mail webmaster@powerweb.co.jpTEL 東京 03-6416-3350

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発行者：株式会社パワー・インタラクティブ

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