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目 次
1.策定の背景と目的 P. 1
2.本方針の位置づけ P. 1
3.基本的な考え方 P. 2
4.基本的事項 P. 3
5.再開発の目標 P. 5
6.1号市街地 P. 6
7.2号再開発促進地区 P. 13
1.策定の背景と目的
本市が進める機能集約型市街地形成の推進に向けて,今後は,新たな基盤整備の推進から,整備
完了後時間を経過した既成市街地の再構築への移行が必要となっている。一方,平成 23 年の東日本
大震災を経験し,都心部や広域拠点等において,再開発の気運が高まっており,老朽建築物の建て
替えが進んでいる。
本方針は,明確な将来像に基づく再開発の整備方針を示し,民間投資の促進や,民間活力による
まちづくりを適切に誘導し,既成市街地の再構築を戦略的に進めるために策定するものである。今
回地下鉄東西線駅周辺地区等を新たに位置付け,地下鉄開業に向けた民間再開発を誘導するなど,
復興のその先を見据えたまちづくりを推進する。
2.本方針の位置付け
本方針は,都市計画法第7条の2及び都市再開発法第2条の3の規定に基づく,「都市再開発の方
針」として都市計画決定するものである。
仙台市都市計画マスタープラン【H24 策定】
仙台市都市再開発方針
都市計画法第 7 条の 2
都市再開発法第 2 条の 3
土地利用,都市施設,市街地再開発に関する都市計画
仙塩広域都市計画区域の整備、
開発及び保全の方針(宮城県決定)
【H22 策定】
仙台市総合計画 【H23 策定】
仙台市震災復興計画【H23 策定】
1
3.基本的な考え方
以下3つの基本的な考え方に基づき,本方針を定める。
(1)機能集約型市街地の形成へ向けて既成市街地における良好なまちづくりを誘導
平成 9 年の本方針策定以降,本市を取り巻く社会情勢の変化に合わせ,まちづくりの方針は
市街地の外延的拡大から機能集約型市街地の形成へと大きく転換している。上位計画における
まちづくり方針と整合を図り,計画的な再開発が必要な区域及び再開発の目標・整備方針等を
示し,良好なまちづくりを誘導する。
(3)既成市街地の防災性の向上や震災からの復興を推進
東日本大震災を踏まえ,災害に強い都市の構築を図ることが求められていることから,仙台
市震災復興計画や地域防災計画と整合させ,既成市街地の防災性の向上や耐震化等,東北・仙
台都市圏の早期復興を力強く牽引していく。
(2)地下鉄東西線駅周辺や土地利用転換が見込まれる地区等のまちづくりを誘導
まちづくり施策の重点事業として進める地下鉄東西線の新駅周辺や大規模開発事業による土
地利用転換が見込まれる地区等,既成市街地において新たなまちづくりの取り組みが進む地区
において,良好なまちづくりを誘導する。
2
4.基本的事項
①目標年次
「1号市街地」は概ね 20年後の市街地像を想定する。
「2号再開発促進地区」は上位計画である仙台市都市計画マスタープランに合わせ,平成 32 年
度を念頭に置く。
②対象区域
本方針の検討にあたっては,「平成 19 年度仙塩広域都市計画基礎調査」における「既成市街
地」の定義や,建物の老朽化による建替時期などを考慮し,昭和 60年 DID※相当の市街地を基本と
する。
図 昭和60年DID区域図
※DID:国勢調査における人口集中地区
3
③区域の考え方
本方針においては,都市再開発法第2条の3第1項第1号に該当する「計画的な再開発の必要
な市街地」(1号市街地)及び同2号に該当する「特に一体的かつ総合的に再開発を促進すべき相
当規模の地区」(2号再開発促進地区),任意の地区として位置付ける再開発誘導地区について,
下表のとおりとする。
表 区域の考え方
種 類 区 域 の 考 え 方
1号市街地
○都心,広域拠点,都市軸上の既成市街地において,再開発が必要な市街地
○都心周辺や長町周辺の既成市街地のさらなる防災性の向上や居住環境の改善が必要な
市街地
再開発
誘導地区
○1号市街地のうち,特に再開発を誘導すべき地区として,地下鉄東西線駅周辺等,機能集
約型市街地形成や周辺と調和のとれたまちづくりを実現するうえで効果が大きく,具体的
なまちづくりを検討中である地区
2号再開発
促進地区
○1号市街地のうち,商業地域や近隣商業地域,地下鉄駅周辺等,特に一体的かつ総合的
に市街地の再開発による高度利用等を推進すべき地区
図 1号市街地,2号再開発促進地区等概念図
4
5.再開発の目標
「3.基本的な考え方」を踏まえ,仙台市総合計画や仙台市都市計画マスタープラン等の上位計
画に基づく既成市街地の長期的視点から,再開発に必要な目標を設定する。
(1)目標とする市街地像
(2)再開発の目標
① 都心部における多様な都市機能の強化・拡充
東北地方の中枢都市である本市の都心地区は,東北・仙台都市圏の交流拠点として活力を牽引
し,商業・業務機能,国際交流機能,文化・芸術機能,居住機能等多様な機能と,利便性の高い
交通環境が調和して相乗的に都市活力を生み出すよう,再開発による高度利用及び都市基盤整備
と市街地環境の改善を推進する。
② 広域拠点の都市機能の集積・強化
泉中央地区および長町地区では,都市圏の活動を支え,生活拠点にふさわしい魅力的で個性あ
る都市機能の強化・充実による土地の有効利用や,高度利用を推進する。また,広域拠点の利便
性を生かした中高層の集合住宅等の都市型居住や暮らしに必要な都市機能の集積を推進する。
③ 都市軸の形成による都市機能の集積・連携
東西と南北の地下鉄駅を中心とした土地の高度利用や都市機能の集積を進める。都心と広域拠
点等を結ぶ地下鉄南北線沿線の「南北都市軸」においては,都心や広域拠点との連携を強化しな
がら,地域特性を生かした都市機能の更新・強化を進める。今回「東西都市軸」となる地下鉄東
西線駅周辺地区を新たに位置づけ,民間再開発を誘導することで,多様な都市機能の集積と連携
を図り,本市の持続的な成長を駆動する新たな創造と交流の基軸を形成する。
④ 災害に強く環境にやさしい都市の構築
老朽化した木造住宅が密集している市街地等においては,建築物の耐震化を進めるとともに建
て替えにあわせた狭隘道路の改善や公園空白地の解消等により,防災性の向上と居住環境の改善
を推進する。 公共施設や民間建築物の耐震化,雨水流出量の抑制等災害に強い都市の構築や,避難場所の確
保等,防災機能の強化を推進する。
⑤ 個性的で魅力ある都市空間の形成
「杜の都」にふさわしい緑豊かな都市空間を形成するため,公園整備や歴史資源と調和する緑
の保全を図る「百年の杜づくり」を推進するとともに,緑と水による潤いのあるまちづくりを進
めるため,身近な公園の整備や道路・民有地の緑化や緑地の保全を図る。 仙台市『杜の都』景観計画に基づき,杜の都の風土を育む風格ある都市景観の形成や緑美しく
魅力的な街並みの形成,歴史や文化・伝統等の景観資源を生かした景観の形成を図る。 ⑥ 市民協働によるまちづくりの推進
地域とまちづくりの情報を共有しながら,エリアマネジメント等の制度を活用し,まちづくり
を進める多様な団体の交流と連携,市民力が発揮できる新しい市民協働を推進するとともに,民
間事業者や関係団体等と共に,官民連携のまちづくりを推進する。
成長し続ける杜の都 ~防災性に優れ、賑わい、快適な機能集約型市街地の形成~
5
6.1号市街地
(1)1号市街地の設定
5に示した既成市街地における再開発の目標達成のため,以下の地区を 1 号市街地に設定する。 1)都心や広域拠点において,基盤整備が完了及び事業中の区域等,都市基盤を生かした再開発が必
要な市街地 (→基本的な考え方(1)(2)により)
地 区 名 区 域 設 定
1都心西部地区 都心地区は,中心部の商業地域を基本とし,周辺の近隣商業地域や東北大
学片平キャンパス,雨宮キャンパスを含めた,一体的な区域を設定する。 2都心東部地区
6泉中央地区
広域拠点のうち泉中央地区は,検討対象区域に隣接する区域であるが,高
度利用を推進すべき市北部の広域拠点として,基盤整備後 20年が経過した
既成市街地である泉中央土地区画整理事業区域を設定する。
7長町地区
広域拠点のうち長町地区は,商業地域を基本とし,あすと長町土地区画整
理事業区域や開発が見込まれる工業用地,長町南地区周辺の近隣商業地域
等を含めた一体的な区域を設定する。
2)都市軸上の既成市街地において,良好なまちづくりに向けて再開発が必要な市街地
(→基本的な考え方(1)(2)により)
地 区 名 区 域 設 定
3北仙台地区 土地の高度利用を推進している地下鉄南北線北仙台駅と都心地区との連続
性を考慮しながら,一体的な区域を設定する。
8八乙女駅周辺地区 地下鉄南北線八乙女駅周辺に分布する低未利用地を一体的に設定する。
5南東部市街地
都心の東南部に広がる市街地については,地下鉄東西線薬師堂駅や南北線
河原町駅周辺との連続性を考慮しながら東西線連坊駅周辺を含む一体的な
範囲を設定する。
9大野田・富沢地区 都市基盤整備の進む富沢駅周辺土地区画整理事業区域を含む一体的な範囲
を設定する。
10 八木山動物公園駅周辺地区
地下鉄東西線駅周辺のまちづくり計画の進捗や範囲を考慮し設定する。
ただし,東北大学独自計画でキャンパス整備を行っている青葉山駅及び検
討対象区域外となる荒井駅は設定しない。
11 川内駅周辺地区
12 国際センター駅周辺地区
13 卸町駅周辺地区
14 六丁の目駅周辺地区
6
3)既成市街地のさらなる防災性の向上や居住環境の改善を図る市街地
(→基本的な考え方(3)により)
地 区 名 区 域 設 定
4宮町・小田原・宮城野原地区
市街地環境として課題の残っている地区を設定する。 5南東部市街地
7長町地区
9大野田・富沢地区
(2)再開発誘導地区の設定
下記の地区を,再開発誘導地区として位置付ける。
1)1号市街地のうち,機能集約型市街地形成や周辺と調和のとれたまちづくりを実現するうえで効
果が大きく,具体的なまちづくりを検討中である地区 (→基本的な考え方(1)(2)により)
地 区 名 区 域 設 定
A大町西公園駅周辺地区
地下鉄東西線新駅周辺において,地元との協議により具体的なまちづくり
を検討中である駅周辺について,地区計画の検討区域や,集合住宅等の整
備予定区域等を基本として設定する。
B薬師堂駅周辺地区
C八木山動物公園駅周辺地区
D川内駅周辺地区
E国際センター駅周辺地区
F六丁の目駅周辺地区
(3)各1号市街地の「再開発の方針」及び再開発誘導地区
以上の既成市街地における再開発の目標達成のため,「再開発の方針」を以下のように定める。
7
計 画 的 に
再開発の必要 な 市 街 地
1.都心西部地区 2.都心東部地区 3.北仙台地区
再 開 発 の 目 標
(多様な都市機能の強化・拡充)
○東北の中枢都市にふさわしい,多様な都市機能の拡充・強化を図る。 ○都心の利便性を生かした都心居住
を推進する。 ○都市再生特別措置法等に基づく各種事業の促進により,市街地整備の
円滑化を図る。
(多様な都市機能の強化・拡充)
○東北の中枢都市にふさわしい,多様な都市機能の集積と高度化を図る。
○都心の利便性を生かした都心居住を推進する。 ○広域観光やコンベンション誘致,
文化・スポーツの分野における連携等,緑や文化を生かしながら賑わいの形成を推進する。
(都心周辺地域での都市機能拡充)
○都心に隣接する地区として商業業務機能を拡充するとともに,都心周辺住宅地としての形成を推進する。
○北仙台駅周辺については交通結節機能の改善を図るとともに,土地の高度利用を推進する。
再
開
発
の
整
備
方
針
①
用 途 土地利用 密 度
○都心の商業・業務地として,多様な都市機能の集積と高度化を,既存
商店街についてはその活性化を推進する。 ○都心の利便性を生かし,中高層の
集合住宅を中心とした都心居住と暮らしに必要な都市機能の集積を推進する。
○駅周辺及び幹線道路沿道については,商業業務地としての高度利用
を,既存商店街についてはその活性化を推進する。 ○都心の利便性を生かし,中高層の
集合住宅を中心とした都心居住と暮らしに必要な都市機能の集積を推進する。
○居住機能と商業業務機能が複合した都心周辺住宅地として,土地の高
度利用を推進する。 ○幹線道路沿道は,業務系を主として,土地の高度利用や既存商店街の
活性化を推進する。 ○北仙台駅周辺は,土地の高度利用を促進し,商業施設と住居が複合し
た土地利用を推進する。
②
都市施設
の 整 備
○地下鉄東西線の整備を推進する。○仙台駅東西自由通路の整備を推進する。
○仙台駅西口駅前広場の再整備を推
進する。
○都市計画道路元寺小路福室線等の
整備を推進する。
○青葉通再整備を推進する。
○街区公園等の整備又は再整備を推進する。 ○駐輪場の整備を推進する。
○地下鉄東西線の整備を推進する。 ○仙台駅東西自由通路の整備を推進する。
○都市計画道路元寺小路福室線及び鉄砲町榴岡線の整備を推進する。 ○榴岡公園の再整備を推進する。
○駐輪場の整備を推進する。 ○仙台駅東地区下水道浸水被害軽減総合事業を推進する。
③ 環境・景観等の維
持・改善
○市街地再開発事業,優良建築物等
整備事業,総合設計制度,緩和型地区計画等の活用により,敷地内公開空地,歩行者空間の確保を図る。
○建築物の建て替えにあわせ,防災性の向上と居住環境の改善を推進する。
○「杜の都」を印象付ける空間づくりとして,建て替えや再開発等の際に安らぎや潤いといった都市の快適
性の向上に効果的な緑化を促進する。 ○仙台市「杜の都」景観計画に沿っ
た,良好な景観形成を誘導する。 ○青葉通や定禅寺通のケヤキ並木の保全や沿道敷地への緑化の誘導によ
り,みどりの回廊づくりを推進する。
○市街地再開発事業,優良建築物等
整備事業,総合設計制度等の活用により,敷地内公開空地,歩行者空間の確保を推進する。
○区画道路,公園等の地区施設の整備により,利便性の向上を図る。 ○老朽木造建築物の更新により,共
同化・不燃化を推進する。 ○「杜の都」を印象付ける空間づくりとして,建て替えや再開発等の際
に安らぎや潤いといった都市の快適性の向上に効果的な緑化を促進する。
○仙台市「杜の都」景観計画に沿った,良好な景観形成を誘導する。 ○仙台駅宮城野原線沿道等について
は,賑わいと潤いのある仙台として,美しい景観整備を推進する。
○市街地再開発事業,優良建築物等
整備事業,総合設計制度等の活用により,敷地内公開空地,歩行者空間の確保を推進する。
○老朽木造建築物の更新にあわせ,狭隘道路の改善や公園空白地の解消等により,防災性の向上と居住空間
の改善を推進する。 ○みどりの回廊である勾当台通北仙台線・元寺小路七北田線等の沿道部
については,街路樹と調和した緑の街並みを誘導する。 ○仙台市「杜の都」景観計画に沿っ
た,良好な景観形成を誘導する。
④ その他
○駐車場の適正化や駐輪場の充実を
図る。 ○仙台駅周辺において歩行者の回遊性の向上やバリアフリー化を推進す
る。 ○公共施設や都市施設,民間建築物の耐震化等災害に強い都市の構築を
推進する。 ○避難場所の確保や備蓄,帰宅困難者対策等防災機能の強化を図る。
○大町西公園駅周辺地区については,周辺と調和のとれたまちづくりを誘導する。
○建築物の更新にあわせて駐車場,
駐輪場の適切な確保を推進する。 ○公共施設や都市施設,民間建築物の耐震化等災害に強い都市の構築を
推進する。 ○避難場所の確保や備蓄,帰宅困難者対策等防災機能の強化を図る。
○雨水流出抑制施設の設置を推進する。 ○広域避難路沿道の不燃化を推進す
る。
○公共施設や都市施設,民間建築物
の耐震化等災害に強い都市の構築を推進する。 ○避難場所の確保や備蓄,帰宅困難
者対策等防災機能の強化を推進する。 ○被災された方々の住まいを確保す
るため,復興公営住宅の整備を推進する。
再開発誘導地区 A.大町西公園駅周辺地区
8
計 画 的 に
再開発の必要 な 市 街 地
4.宮町・小田原・ 宮城野原地区 5.南東部市街地 6.泉中央地区
再 開 発 の 目 標
(都心周辺地域での防災力の強化)
○老朽木造建築物の更新,道路や公園等の整備により,居住環境の改善及び防災性能の向上に努め,都心周
辺住宅地としての市街地形成を推進する。 ○都心に隣接する地区として商業業
務機能の拡充とともに,都心周辺住宅地としての市街地整備を推進する。
○既存の商業地である宮町商店街は生活中心地区として,整備が完了した都市計画道路を活用して魅力ある
商業地の形成を推進する。
(都心周辺地域での防災力の強化)
○老朽木造建築物の更新,道路等都市基盤施設の整備により,居住環境の改善及び防災性能の向上に努め,
良好な市街地形成を推進する。
(広域拠点の都市機能の集積・強化)
○都心との機能分担や連携を図るとともに,都市圏の生活を支える生活拠点にふさわしい魅力的で個性ある
都市機能の強化・充実を図る。
再
開
発
の
整
備
方
針
① 用 途 土地利用
密 度
○幹線道路沿道は業務系を主として
土地の高度利用を図るとともに,既存商店街の活性化を推進する。 ○都市型居住に対応した住宅地とし
て,高密度な土地利用を推進する。
○比較的高密度な住宅地としての土
地利用を推進する。
○広域拠点にふさわしい商業・業務
機能の集積による土地の高度利用を推進する。 ○広域拠点の利便性を生かし,中高
層住宅など都市型居住と暮らしに必要な都市機能の集積を推進する。
②
都市施設 の 整 備
○都市計画道路元寺小路福室線及び宮沢根白石線,台原南小泉線等の整
備を推進する。
○地下鉄東西線の整備を推進する。 ○都市計画道路狐小路尼寺線及び宮
沢根白石線の整備を推進する。 ○都市計画道路薬師堂駅前線及び駅前広場の整備を推進する。
○駐輪場の整備を推進する。
○泉中央駅ペデストリアンデッキの改修により,バリアフリーな歩行空
間の確保と回遊性の向上を推進する。
③
環境・景
観等の維持・改善
○老朽木造建築物の更新にあわせ,狭隘道路の改善や公園空白地の解消等により,防災性の向上と居住空間
の改善を推進する。 ○仙台市「杜の都」景観計画に沿った,良好な景観形成を誘導する。
○みどりの回廊の一部となっている花京院通南光台線・北四番丁岩切線の沿道部については,街路樹等と連
続する緑豊かな潤いある都市空間の創出や街並み景観の形成を推進する。
○市街地再開発事業,優良建築物等整備事業,総合設計制度等の活用により,敷地内公開空地,歩行者空間
の確保を推進する。 ○老朽木造建築物の更新にあわせ,狭隘道路の改善や公園空白地の解消
等により,防災性の向上と居住空間の改善を推進する。 ○区画道路,公園等整備を推進し,
利便性の向上及び災害時における避難等の安全性の向上を図る。 ○仙台市「杜の都」景観計画に沿っ
た,良好な景観形成を誘導する。 ○国分寺,東街道等歴史・文化的資源を生かした道路の景観整備を推進
する。
○優良建築物等整備事業,総合設計制度等の活用により,敷地内公開空地,歩行者空間の確保を推進する。
○広域拠点にふさわしい緑豊かで魅力ある都市空間の形成を推進する。 ○仙台市「杜の都」景観計画に沿っ
た,良好な景観形成を誘導する。
④ その他
○台原南小泉線については,鉄道と
の交差を考慮し,沿道の健全な土地利用が図れるよう,計画的な整備を推進する。
○花京院通福田町線については,広域避難路としての安全性を確保するため沿道の不燃化を推進する。
○公共施設や都市施設,民間建築物の耐震化等災害に強い都市の構築を推進する。
○避難場所の確保や備蓄等防災機能の強化を推進する。 ○被災された方々の住まいを確保す
るため,復興公営住宅の整備を推進する。
○七郷堀の再整備を推進する。
○公共施設や都市施設,民間建築物の耐震化等災害に強い都市の構築を推進する。
○避難場所の確保や備蓄等防災機能の強化を推進する。 ○被災された方々の住まいを確保す
るため,復興公営住宅の整備を推進する。
○公共施設や都市施設,民間建築物
の耐震化等災害に強い都市の構築を推進する。 ○避難場所の確保や備蓄等防災機能
の強化を推進する。
再開発誘導地区 B.薬師堂駅周辺地区
9
計 画 的 に
再開発の必要 な 市 街 地
7.長町地区 8.八乙女駅周辺地区 9.大野田・富沢地区
再 開 発 の 目 標
(広域拠点の都市機能の強化・拡充)
○都心との機能分担や連携を図るとともに,都市圏の生活を支える生活拠点にふさわしい魅力的で個性ある
都市機能の強化・充実を図る。 ○都市再生特別措置法等に基づく各種事業の促進により,市街地整備の
円滑化を図る。
(都市機能の集積・更新による都市
軸の形成)
○地下鉄南北線,バスの交通結節点
である八乙女駅周辺については,駅前広場の有効活用による交通結節機能の改善を図る。
(都市機能の集積・連携による都市
軸の形成) ○居住環境の改善及び防災性能の向上に努め,良好な市街地形成を推進
する。 ○富沢駅周辺については,都市機能や暮らしに必要な都市機能を集積
し,交通利便性を生かした生活圏の形成を推進する。
再
開
発
の
整
備
方
針
① 用 途 土地利用
密 度
○広域拠点として,駅を中心に生
活,文化や業務等高度な都市機能の集積を誘導し,土地の有効利用を図るとともに,既存商店街の活性化を
推進する。 ○広域拠点の利便性を生かし,中高層の集合住宅等都市型居住と暮らし
に必要な都市機能の集積を推進する。 ○地区内に残存する工場用地等につ
いては,機能移転及び跡地の有効活用を促進する。
○地下鉄南北線駅周辺及び幹線道路
沿道については,商業施設の充実を図る。 ○周辺地区については,比較的高密
度な住宅地としての土地利用を推進する。
○土地利用転換による住環境の改善
を行い,比較的高密度な住宅地としての土地利用を推進する。 ○主要な幹線道路の沿道について
は,商業系を主とした土地利用を推進する。 ○富沢駅前地区については,生活圏
の形成に向け,計画的な市街地の整備を推進する。
②
都市施設 の 整 備
○都市計画道路郡山折立線及び河原町長町南線,元寺小路郡山線の整備
を推進する。 ○あすと長町中央公園の整備を推進する。
○富沢駅前広場の整備を推進する。 ○都市計画道路郡山折立線及び大野
田線,富沢駅北線及び富沢駅前線の整備を推進する。 ○公園の整備を推進する。
○駐輪場の整備を推進する。
③
環境・景観等の維持・改善
○市街地再開発事業,優良建築物等整備事業,総合設計制度等の活用に
より,敷地内公開空地,歩行者空間の確保を推進する。 ○区画道路,公園等の地区施設の整
備により,利便性の向上を図る。 ○仙台市「杜の都」景観計画に沿った,良好な景観形成を誘導する。
○老朽木造建築物の更新により,共同化・不燃化を推進する。 ○地区計画等緑化率条例と連携し,
広域拠点にふさわしい緑豊かで魅力ある都市空間の形成を促進する。
○駅前広場の有効活用により,交通結節機能の改善を推進する。
○仙台市「杜の都」景観計画に沿った,良好な景観形成を誘導する。
○優良建築物等整備事業,総合設計制度等の活用により,敷地内公開空
地,歩行者空間の確保を推進する。 ○区画道路,公園等の地区施設の整備により,利便性の向上とともに,
良好な住環境の確保を推進する。 ○仙台市「杜の都」景観計画に沿った,良好な景観形成を誘導する。
④
その他
○駐車場,駐輪場の充実を図る。 ○長町一丁目駅周辺地区において
は,新市立病院の建設とあわせた歩行者の利便性を高める施設整備を推進する。
○公共施設や都市施設,民間建築物の耐震化等災害に強い都市の構築を推進する。
○避難場所の確保や備蓄,帰宅困難者対策等防災機能の強化を推進する。
○被災された方々の住まいを確保するため,復興公営住宅の整備を推進する。
○駐車場,駐輪場の充実を図る。 ○公共施設や都市施設,民間建築物
の耐震化等災害に強い都市の構築を推進する。 ○避難場所の確保や備蓄等防災機能
の強化を推進する。
○駐車場,駐輪場の充実を図る。 ○公共施設や都市施設,民間建築物
の耐震化等災害に強い都市の構築を推進する。 ○避難場所の確保や備蓄等防災機能
の強化を推進する。
再開発誘導地区
10
計 画 的 に
再開発の必要 な 市 街 地
10.八木山動物公園駅 周辺地区 11.川内駅周辺地区
12.国際センター駅 周辺地区
再 開 発 の 目 標
(都市機能の集積・連携による都市
軸の形成) ○交通結節機能を備えた八木山動物公園駅の整備にあわせ,商業機能の
新たな集積促進や幹線道路沿道の土地の高度利用を促進するとともに,住宅と周辺のレクリエーション機能
が調和した街の形成を推進する。
(都市機能の集積・連携による都市
軸の形成)
○東西線整備による交通アクセス環
境の向上を生かし,居住や生活サー
ビス機能を誘導するとともに,自然
環境等地域資源を生かした魅力ある
街の形成を推進する。
○駅北側地区に集合住宅等の整備による土地の高度利用の推進や暮らしに必要な生活サービス施設の立地の
誘導を図る。
(都市機能の集積・連携による都市
軸の形成)
○東西線整備による交通アクセス環
境の向上を生かし,コンベンション機能の強化に貢献するとともに,文化を通じた賑わいの創出や広域的な
集客・交流の促進,学術資源など発信機能を確保する。
再
開
発
の
整
備
方
針
①
用 途
土地利用 密 度
○八木山動物公園駅周辺においては,市民センターの機能充実や商業・生活サービス等の複合施設の誘
導を図る。 ○地下鉄東西線駅周辺の利便性を生かし,住宅地としての土地利用を推
進する。 ○用途地域変更の提案募集の取組を進める等,民間活力を活用した駅周
辺にふさわしい土地利用の転換を推進する。
○集合住宅等の整備による高度利用を推進する。 ○用途地域変更の提案募集の取組を
進める等,民間活力を活用した駅周辺にふさわしい土地利用の転換を推進する。
○新展示施設等の整備により,広域的な文化・交流拠点の形成を推進する。
② 都市施設 の 整 備
○地下鉄東西線の整備を推進する。
○駐車場及び駐輪場の整備を推進する。 ○駅前広場の整備を推進する。
○地下鉄東西線の整備を推進する。
○都市計画道路川内旗立線の整備を推進する。 ○駐輪場の整備を推進する。
○地下鉄東西線の整備を推進する。
○駐車場及び駐輪場の整備を推進する。 ○青葉山公園の整備を推進する。
③
環境・景観等の維持・改善
○仙台市「杜の都」景観計画に沿った,良好な景観形成を誘導する。
○仙台市「杜の都」景観計画に沿った,良好な景観形成を誘導する。
○仙台市「杜の都」景観計画に沿った,良好な景観形成を誘導する。
④ その他
○八木山動物公園駅と住宅地・動物
公園等を結ぶ歩行者環境の整備を促進する。 ○公共施設や都市施設,民間建築物
の耐震化等災害に強い都市の構築を推進する。 ○避難場所の確保や備蓄等防災機能
の強化を図る。
○公共施設や都市施設,民間建築物
の耐震化等災害に強い都市の構築を推進する。 ○避難場所の確保や備蓄等防災機能
の強化を図る。
○新展示施設,イベント広場の整備
を推進する。 ○国際センター駅と新展示施設,国際センター間を結ぶ屋根付き通路を
整備する。 ○国際センター駅,川内萩ホール及び青葉山公園二ノ丸跡を結ぶ歩行者
通路を整備する。 ○公共施設や都市施設,民間建築物の耐震化等災害に強い都市の構築を
推進する。 ○避難場所の確保や備蓄等防災機能の強化を図る。
再開発誘導地区 C.八木山動物公園駅周辺地区 D.川内駅周辺地区 E.国際センター駅周辺地区
11
計 画 的 に 再開発の必要
な 市 街 地
13.卸町駅周辺地区 14.六丁の目駅周辺地区
再 開 発 の 目 標
(都市機能の集積・連携による都市
軸の形成) ○東西線整備による交通アクセス環境の向上を生かし,商業・業務・生
活サービス機能等の新たな集積を促進し,賑わいのある複合市街地を形成する。
(都市機能の集積・連携による都市
軸の形成) ○東西線整備による交通アクセス環境の向上を生かし,商業・居住・産
業機能が複合した市街地を形成する。
再
開
発
の
整
備
方
針
①
用 途
土地利用 密 度
○整備済の都市基盤を生かし,土地の高度利用を推進し,商業・業務・生活サービス機能や都市型住宅が複
合する土地利用を誘導する。 ○用途地域変更の提案募集の取組を進める等,民間活力を活用した駅周
辺にふさわしい土地利用の転換を推進する。
○整備済の都市基盤を生かし,工業系土地利用からの転換を促進し,商業・業務・生活サービス機能や都市
型住宅が複合する土地の高度利用を推進する。 ○工場移転に伴い発生する跡地につ
いては,基盤の再整備を行い良好な居住環境を有する市街地として再整備を推進する。
○用途地域変更の提案募集の取組を進める等,民間活力を活用した駅周辺にふさわしい土地利用の転換を推
進する。
② 都市施設 の 整 備
○地下鉄東西線の整備を推進する。
○卸町公園の再整備を推進する。 ○駐輪場の整備を推進する。
○原町東部地区浸水対策事業を推進する。
○地下鉄東西線の整備を推進する。
○駐輪場の整備を推進する。
○原町東部地区浸水対策事業を推進
する。
③
環境・景観等の維持・改善
○市街地再開発事業,総合設計制度等の活用により,敷地内公開空地,
歩行者空間の確保を推進する。 ○ケヤキ並木等地域の景観資源を生かした美しい街並み景観の形成を目
指す。 ○仙台市「杜の都」景観計画に沿った,良好な景観形成を誘導する。
○市街地再開発事業,総合設計制度等の活用により,敷地内公開空地,
歩行者空間の確保を推進する。 ○仙台市「杜の都」景観計画に沿った,良好な景観形成を誘導する。
④ その他
○卸町駅から卸町公園に至る既存の
歩道等の環境整備を推進する。 ○被災された方々の住まいを確保するため,復興公営住宅の整備を推進
する。 ○公共施設や都市施設,民間建築物の耐震化等災害に強い都市の構築を
推進する。 ○避難場所の確保や備蓄等防災機能の強化を図る。
○被災された方々の住まいを確保す
るため,復興公営住宅の整備を推進する。 ○公共施設や都市施設,民間建築物
の耐震化等災害に強い都市の構築を推進する。 ○避難場所の確保や備蓄等防災機能
の強化を図る。
再開発誘導地区 F.六丁の目駅周辺地区
12
7.2号再開発促進地区
(1)2号再開発促進地区の設定
2号再開発促進地区を,以下により設定する。
1) 1号市街地のうち,特に一体的かつ総合的に市街地の再開発による高度利用等を推進すべき地区
地 区 名 区 域 設 定
①都心西部地区
都心地区は商業地域を基本とし,周辺の大規模開発予定地や宮城野原までを
一体的な区域として設定する。 ②仙台駅東第二地区
③仙台駅東地区
④北仙台駅周辺地区 地下鉄南北線駅周辺において,市街地再開発事業や優良建築物等整備事業が
実施されるなど,高度利用を推進している北仙台駅周辺及び河原町駅周辺の
区域を設定する。 ⑤河原町駅周辺地区
⑥泉中央地区 広域拠点のうち泉中央地区は,商業地域および近隣商業地域を設定する。
⑦あすと長町地区 広域拠点のうち長町地区は,商業地域を基本とし,あすと長町土地区画整理
事業区域や,長町南地区周辺の近隣商業地域等を含めた一体的な区域を設定
する。 ⑧長町西地区
⑨富沢駅周辺地区 市街地開発事業施行中の,富沢駅周辺土地区画整理事業区域を設定する。
⑩卸町駅周辺地区 地下鉄東西線駅周辺において,まちづくり方針が具体的になっており,地元
との協議により高度利用の検討を行っている区域を設定する。 ⑪六丁の目駅周辺地区
(2)各地区の整備又は開発の計画の概要
3.(3)で定めた再開発の目標,整備方針を踏まえ,整備又は開発の計画の概要を次のように定め
る。
13
特に一体的か
つ総合的に市街地の再開発をすべき地区
①都心西部地区 ②仙台駅東第二地区
再開発・整備の 目 標
○東北地方の中枢都市として商業・業務機能等多様な都市機能と仙台駅を中心とした利便性の高い交通環境が調和し相乗的に都市活力を生み出すとともに,交通拠点として活力を力強く牽引して
いく都市機能の強化・拡充を図る。 ○都心の利便性を生かし,中高層の集合住宅を中心とした都心居住を推進する。
○国際的な文化,観光,交流に対応した魅力的な都市空間の形成に努め,景観計画に基づいた良好な市街地景観の形成を推進する。
○市民と行政が協調しながら,自由な発想による都市再生を促進し,都市の活力の増進を図る。なお,都市計画提案制度による都市再生特別地区の活用を推進する。
○主要幹線道路である元寺小路福室線等の整備を宅地基盤と一体的かつ総合的に行うことにより,都心西部地区及び駅東地区との連絡強化を図ると
ともに,都心地区にふさわしい商業業務機能の拡充や都心居住を推進する。
用途・密度に関する基本方針,その他土
地利用の概要
○仙台駅周辺地区,中央通,一番町通のモールを軸とした地区
は,百貨店,専門店を中心とした仙台市の中心商業地として,また一番町から国分町にかけた一帯は,飲食店が集積した仙台市の中心的商業娯楽地として,土地の高度利用を推進する。
○南北方向の東二番丁通,愛宕上杉通,東西方向の定禅寺通,広瀬通,青葉通の周辺地区については,都心業務地区として,東北の中枢都市にふさわしい,商業・業務,国際交流,文化・芸術等
多様な都市機能の集積に対応するよう土地の高度利用を推進する。 ○雨宮地区は,快適な居住環境,暮らしを豊かにする賑わい,安
全安心をバランス良く備えた周辺環境と調和する複合市街地の形成を推進する。 ○都心の利便性を生かした,中高層の集合住宅を中心とした都心
居住を推進する。
○仙台駅東口広場周辺地区及び元寺小路福室線沿
道地区は,商業業務地区として土地の高度利用を行い,既存商業機能の活性化や新たな商業業務機能の集積を推進する。
○その他の地区は,土地の高度利用を図り,都心の利便性を生かした都心居住を推進する。
建築物の更新の 方 針
○市街地再開発事業,優良建築物等整備事業,都市再生特別地区
制度等の活用により,東北中枢都市にふさわしい都市基盤整備と土地の高度利用,市街地環境の改善を推進する。 ○身の丈再開発等市街地開発事業を柔軟に活用して,都市基盤の
再生を推進する。 ○建築物の建て替えにあたっては,総合設計制度等を積極的に活用し,老朽木造建築物等の更新,敷地の共同化,不燃化を促進
し,中高層建築物による整備を行い,それにあわせて敷地内公開空地等オープンスペースの確保を推進する。 ○定禅寺通等については,地区計画等により建築物の適切な誘導
を推進する。
○優良建築物等整備事業等の活用により,東北中
枢都市にふさわしい都市基盤整備と土地の高度利用,市街地環境の改善を推進する。 ○総合設計制度等を積極的に活用し,老朽木造建
築物等の更新,敷地の共同化,不燃化を促進し,中高層建築物による整備を行い,それにあわせて敷地内公開空地等オープンスペースの確保を推進
する。 ○花京院通福田町線沿道は,建築物の耐震不燃化,中高層化を促進し,花京院通福田町線の避難
路としての機能強化を推進する。
都市施設及び 地 区施設の 整 備 方 針
○本市の新たな東西交通軸として東西線整備事業を推進する。
○建築物の更新にあわせて,駐車場の適正化や駐輪場の適切な確保を推進する。 ○ペデストリアンデッキの整備等歩行者ネットワークの充実及び
バリアフリー化の促進により,歩行者の回遊性の向上を図る。 ○青葉通再整備を推進する。 ○青葉通や定禅寺通ケヤキ並木の保全等,みどりの回廊づくりを
推進する。 ○仙台駅西口駅前広場の再整備を推進する。 ○都市計画道路元寺小路福室線の整備を推進する。
○仙台駅周辺や青葉通については,景観法に基づく景観地区制度の活用を推進する。 ○定禅寺通については,地区計画や景観地区制度を生かして,中
高層建築物の適切な誘導を図り,良好な景観形成を推進する。 ○JR 仙台駅周辺での新たな施設整備に当たっては,避難場所の確保等防災機能の強化を図る。
○都市計画道路元寺小路福室線及び鉄砲町榴岡線
の整備を推進する。 ○区画道路,公園等の整備を一体的に行う。 ○建築物の更新にあわせ駐車場の適正化と駐輪場
の適切な確保を推進する。 ○元寺小路福室線については,みどりの回廊づくりを進めるとともに,沿道の緑化や緑と調和した
街並み景観の形成を推進する。 ○浸水被害の軽減のため,仙台駅東口地区下水道浸水被害軽減総合事業を推進する。
14
特に一体的か
つ総合的に市街地の再開発をすべき地区
③仙台駅東地区 ④北仙台駅周辺地区 ⑤河原町駅周辺地区
再開発・整備の 目 標
○都心東部地区として多様な都市機能の一層の集積を図る。 ○都心の利便性を生かし,中高層の
集合住宅を中心とした都心居住を推進する。
○交通結節点としてターミナル機能の充実・強化を図るとともに,土地の有効利用を推進する。
○地下鉄駅周辺という利便性を生かし,商業機能と住宅が複合した市街地の形成を推進する。
用途・密度に関する基本方
針,その他土地利用の概要
○JR 仙台駅周辺及び仙台駅宮城野原線の駅に近接する沿道地区は,商業業務施設や文化施設等の集積を推進
し,土地の高度利用を推進する。 ○宮沢根白石線沿道については,幹線沿道商業業務地として既存の住
宅,寺院等との調和をとりながら商業業務施設の集積により,土地の高度利用を推進する。
○都心の利便性を生かした,都心居住を推進するとともに,既存の都市基盤を活用して土地の高度利用を推
進する。
○交通結節点としての利便性を生かした公共施設や商業業務機能・都市型住宅等の集積により土地の高度利
用を推進する。
○既存商店街については,商業施設の集積と魅力的な演出により,商業の活性化を推進する。
○旧国道 4 号沿道については,商業業務施設及び都市型住宅の集積により,土地の高度利用を推進する。
○その他の地区については,比較的高密度な住宅地としての土地利用を推進する。
建築物の更新の 方 針
○市街地再開発事業,優良建築物等
整備事業等の活用により,東北中枢都市にふさわしい都市基盤整備と土地の高度利用,市街地環境の改善を
推進する。 ○身の丈再開発等市街地開発事業を柔軟に活用して,都市基盤の再生を
推進する。 ○仙台駅宮城野原線の沿道地区は,都心東部地区の中心にふさわしい賑
わいのある地区形成が図られるよう,地区計画や景観地区制度を生かして,中高層建築物の適切な誘導を
図り,良好な景観形成を推進する。 ○建築物の建て替えにあたっては,総合設計制度等を積極的に活用し,
老朽木造建築物等の更新,敷地の共同化,不燃化を促進し,中高層建築物による整備を行い,それにあわせ
て敷地内公開空地等オープンスペースの確保を推進する。 ○みどりの回廊の一部である仙台駅
宮城野原線及び宮沢根白石線の沿道部については,街路樹等と連続する緑豊かな潤いある都市空間の創出や
街並み景観の形成を誘導する。
○市街地再開発事業,優良建築物等
整備事業等の活用により,都市軸周辺に,暮らしに必要な都市機能を集積するとともに,交通利便性を生か
した快適な居住空間の形成を推進する。 ○老朽木造建築物の更新,不燃化,
敷地の共同化を促進し,公益施設・商業業務施設及び都市型住宅等の整備を推進する。
○市街地再開発事業,優良建築物等
整備事業等の活用により,都市軸周辺に,暮らしに必要な都市機能を集積するとともに,交通利便性を生か
した快適な居住空間の形成を推進する。 ○老朽木造建築物の更新,建築物の
不燃化・耐震化,敷地の共同化を誘導し,地区の防災性の向上を推進する。
都市施設及び 地 区施設の
整 備 方 針
○本市の新たな東西交通軸として東西線整備事業を推進する。 ○建築物の更新にあわせ駐車施設の
適正化や駐輪場の適切な確保と計画的な配置に取り組む。
○建築物の更新にあわせ駐車場,駐輪場の充実を図る。
○建築物の更新にあわせ駐車場,駐輪場の充実を図る。 ○地下鉄駅,商店街等へのアクセス
としての歩行空間の環境整備を推進する。
15
特に一体的か
つ総合的に市街地の再開発をすべき地区
⑥泉中央地区 ⑦あすと長町地区 ⑧長町西地区
再開発・整備の 目 標
○商業業務機能の集積や広域拠点の利便性を生かした中高層の集合住宅等の都市型居住を推進し,北部の拠
点の形成を推進する。
○広域拠点として長町駅西側との一体化を図りながら,環境共生と機能融合を基本とした複合市街地の形成
を推進する。 ○都市再生特別措置法等に基づく各種事業と連携し,市街地整備を推進
する。
○広域拠点として既存商業地の再整備・高度化及び商業・業務系機能の更なる拡充を図り,地域コミュニテ
ィの中心となる区役所周辺及び交通結節機能を有する長町駅周辺が連携した拠点の形成を推進する。
○商業業務機能の集積や広域拠点の利便性を生かした中高層の集合住宅等の都市型居住を推進する。
用途・密度に関する基本方針,その他土
地利用の概要
○地区計画等により,大規模商業施
設や商業・公益施設の誘導を図り,土地の高度利用を推進する。 ○市街地再開発事業等の活用により
建築物の建て替えや土地の高度利用を推進する。
○地区計画等により,大規模商業施
設や商業・公益施設の誘導を図り,土地の高度利用を推進する。 ○地区北部については,新市立病院
や杜の広場等の公共施設と調和する商業・業務・交流・サービス機能等の施設立地を図り,西側商業地区と
一体となった拠点の形成を誘導する。 ○地区中央部については,大規模な
街区の特性を最大限に生かし,隣接する既成市街地や住宅地との調和を図りながら,商業・業務・サービ
ス・都市型居住を中心とする施設の立地を誘導する。 ○太子堂駅周辺地区については,商
業・業務・サービス・都市型居住等の施設立地を誘導する。 ○残存している工場用地等について
は,機能移転及び跡地の有効活用を促進する。
○市街地環境の改善や共同建替え等
による都市基盤の整備と土地の高度利用を推進する。 ○旧国道 4 号沿道の既存商業地につ
いては,長町における古くから継承される伝統・文化を生かし商業施設の集積を高め,商店街の活性化とと
もに下町の良さを融合させた商業地としての形成を推進する。 ○長町駅前地区については,地域コ
ミュニティ施設等と連携し,商業地の拡充を推進する。 ○長町八木山線沿道地区について
は,高度利用を促進し,商業業務と複合した都市型住宅等の立地誘導を推進する。
○区役所を中心とする地区については,区役所及び既存の商業施設を核に,商業業務,文化機能等が一体と
なった地域コミュニティの拠点としての形成を推進する。
建築物の更新
の 方 針
○優良建築物等整備事業等の活用により広域拠点として,暮らしに必要
な都市機能を集積するとともに,交通利便性を生かした快適な居住空間の形成を推進する。
○駅を中心に回遊性の向上等快適な都市空間の形成を推進する。 ○総合設計制度等を積極的に活用
し,老朽木造建築物等の更新,敷地の共同化,不燃化を促進し,中高層建築物による整備を行い,それにあ
わせて敷地内公開空地等オープンスペースの確保を推進する。
○優良建築物等整備事業,都市再生特別地区制度等の活用により広域拠
点として,暮らしに必要な都市機能を集積するとともに,交通利便性を生かした快適な居住空間の形成を推
進する。 ○主に中高層建築物による整備を促進する。また,環境共生型の良好な
市街地環境を形成するとともに,良好な街並み景観を形成していくため,地区計画等により建築物を計画
的に誘導する。 ○総合設計制度等を積極的に活用し,老朽木造建築物等の更新,敷地
の共同化,不燃化を促進し,中高層建築物による整備を行い,それにあわせて敷地内公開空地等オープンス
ペースの確保を推進する。
○市街地再開発事業等,優良建築物等整備事業の活用により広域拠点と
して,暮らしに必要な都市機能を集積するとともに,交通利便性を生かした快適な居住空間の形成を推進す
る。 ○老朽木造建築物の更新等により,不燃化,高度化及び敷地の共同化を
図るとともに,地区の特性に応じ適切な誘導を行い,広域拠点にふさわしい魅力の増進に努める。
都市施設及び 地 区施設の 整 備 方 針
○泉中央駅ペデストリアンデッキの
改修を推進する。 ○仙台都市圏北部へ進む自動車関連産業等の機能集積を踏まえ,交通結
節機能の強化を図る。
○都市計画道路河原町長町南線の整
備を推進する。 ○駐車場,駐輪場,公園等の整備又は再整備を推進する。
○建築物の計画的な誘導により,敷地内公開空地等オープンスペースの確保を推進する。
○都市計画道路河原町長町南線及び
元寺小路郡山線の整備を推進する。 ○建築物の更新にあわせ駐車場,駐輪場の充実を図る。
○建築物の中高層化により,敷地内公開空地等オープンスペースの確保を推進する。
16
特に一体的か
つ総合的に市街地の再開発をすべき地区
⑨富沢駅周辺地区 ⑩卸町駅周辺地区 ⑪六丁の目駅周辺地区
再開発・整備の 目 標
○都市計画道路の整備,富沢駅前広場の整備とともに,土地区画整理事業による宅地基盤の一体的かつ総合
的な整備を推進する。 ○生活中心地区としての市街地形成とともに,駅周辺の高密度住宅地と
して良好な市街地環境の形成を推進する。
○新しい時代に対応した卸売業への展開を図るとともに,新たな交流,賑わいが生まれる街の形成を目指
す。
○既存の流通・工業機能の更新や時代に即した事業展開等を支援することにより,多くの人・もの・情報が
集まり交流する街の形成を誘導する。
用途・密度に
関する基本方針,その他土地利用の概要
○富沢駅前地区については駅前広場を中心に,当地区を含む周辺地区の
交流拠点として,商業施設の集積の促進,土地利用の高度化を推進する。
○都市計画道路沿道については,業務,サービス施設の誘導により,業務系を主とした土地利用を推進す
る。 ○その他の地区については,比較的高密度な住宅地としての土地利用を
推進する。
○並木景観等の既存ストックを生かしながら,卸機能と商業,居住,文
化の機能が複合した新しい街の形成を推進する。 ○駅出入口を生かした民間開発を誘
導する。
○工業団地移転後の土地について,民間集合住宅や地域商業,賑わいを
生み出すような集客施設等が立地する複合的な街になるよう支援する。 ○駅出入口を生かした民間開発を誘
導する。
建築物の更新
の 方 針
○優良建築物等整備事業等の活用により都市軸周辺に,暮らしに必要な
都市機能を集積するとともに,交通利便性を生かした快適な居住空間の形成を推進する。
○基盤整備にあわせ,地区計画等により建築物の適切な誘導を行い,駅前地区について不燃化・高度化を図
るとともに,幹線道路沿道へは中高層建築物の立地誘導により後背住宅地の居住環境の保全に努め,その他
の地区については,良好な住環境のもと住宅供給を推進する。
○市街地再開発事業等の活用により,都市軸周辺に,暮らしに必要な
都市機能を集積するとともに,交通利便性を生かした快適な居住空間の形成を推進する。
○市街地再開発事業等の活用により,都市軸周辺に,暮らしに必要な
都市機能を集積するとともに,交通利便性を生かした快適な居住空間の形成を推進する。
都市施設及び 地 区施設の
整 備 方 針
○都市計画道路郡山折立線及び大野田線,富沢駅北線,富沢駅前線の整備を推進する。
○駅前広場や区画道路,公園等の地区施設の一体的な整備を推進する。 ○駐車場,駐輪場の充実を図る。
○本市の新たな東西交通軸として東西線整備事業を推進する。 ○駅から卸町大通り,東の杜大通り
地区に連なるケヤキ並木を生かした賑わいのある美しい景観形成を誘導する。
○卸町公園等再整備をするとともに,公園につながる道路については,既存の緑を生かし潤いのある街
路空間が形成されるように整備する。 ○浸水被害の軽減のため,原町東部
地区浸水対策事業を推進する。
○本市の新たな東西交通軸として東西線整備事業を推進する。 ○浸水被害の軽減のため,原町東部
地区浸水対策事業を推進する。
17
太白区役所 ●
泉区役所
●
●
●
●
●
宮城野区役所
青葉区役所
仙台市役所
若林区役所
仙台市都市再開発方針付図
凡 例
1号市街地
再開発誘導地区
2号再開発促進地区
既成市街地
1 都心西部地区 A 大町西公園駅周辺地区 ① 都心西部地区
2 都心東部地区 ② 仙台駅東第二地区
③ 仙台駅東地区
3 北仙台地区 ④ 北仙台駅周辺地区
4 宮町・小田原・宮城野原地区
5 南東部市街地 B 薬師堂駅周辺地区 ⑤ 河原町駅周辺地区
6 泉中央地区 ⑥ 泉中央地区
7 長町地区 ⑦ あすと長町地区
⑧ 長町西地区
8 八乙女駅周辺地区
9 大野田・富沢地区 ⑨ 富沢駅周辺地区
10 八木山動物公園駅周辺地区 C 八木山動物公園駅周辺地区
11 川内駅周辺地区 D 川内駅周辺地区
12 国際センター駅周辺地区 E 国際センター駅周辺地区
13 卸町駅周辺地区 ⑩ 卸町駅周辺地区
14 六丁の目駅周辺地区 F 六丁の目駅周辺地区 ⑪ 六丁の目駅周辺地区
2号再開発促進地区1 号 市 街 地
再開発誘導地区
18
太白区役所 ●
泉区役所
●
●
●
●
●
宮城野区役所
青葉区役所
仙台市役所
若林区役所
仙台市都市再開発方針付図
1 号 市 街 地
1 都心西部地区 A 大町西公園駅周辺地区
2 都心東部地区
3 北仙台地区
4 宮町・小田原・宮城野原地区
5 南東部市街地 B 薬師堂駅周辺地区
6 泉中央地区
7 長町地区
8 八乙女駅周辺地区
9 大野田・富沢地区
10 八木山動物公園駅周辺地区 C 八木山動物公園駅周辺地区
11 川内駅周辺地区 D 川内駅周辺地区
12 国際センター駅周辺地区 E 国際センター駅周辺地区
13 卸町駅周辺地区
14 六丁の目駅周辺地区 F 六丁の目駅周辺地区
1 号 市 街 地
再開発誘導地区
凡 例
1号市街地
再開発誘導地区
既成市街地
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