Web Fontのいま

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バイドゥ社内勉強会の発表用スライド

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Web Fontのいまバイドゥ社内勉強会 秋葉ちひろ

2012.7.27

2002年から策定が開始

2011年10月4日にW3Cの仕様書でワーキングドラフト(CSS Fonts Module Level 3)

ブラウザの実装がやっと始まって実用レベルに

Webフォントについて

今までは、自分のパソコンに入っているフォントしか表示できなかった

Webフォントについて

MSゴシック/Windows

新ゴ(モリサワ)・明朝オールド(イワタ)/Windows

くそ重い

海外では先行して発展

文字数が少なく、アルファベット(大文字・小文字)、数字、記号、などあわせてもせいぜい100~200KB

オリジナルフォントも作りやすい

海外では先行して発展

文字数が多すぎる(漢字が鬼)

教育漢字(小学6年生までに習う漢字)だけだとしても1,006字

常用漢字だと2136字

漢検1級の対象漢字となると約6,000字

日本では難しい理由

全部含めるとフォントファイルは10MBにも…

10MB→光回線でも少々しんどい

イーモバ・Wimax、3Gだとストレスになるだけ

日本では難しい理由

昔ながらのフォントベンダーさんの頭がカタい

モリサワ:484書体・52,500円/年

イワタ:1書体あたり・10,500円~

フォントワークス: 1書体あたり・18,900円~

モトヤ

日本では難しい理由

昔ながらのフォントベンダーさんの頭がカタい

われわれは紙で勝負だ!

Webで表示できるようになったらコピーされまくりじゃないか!

ライセンス料はどうするんだ!

日本では難しい理由

本格的サービス開始

フォントベンダーを巻き込んだWebフォントサービス

イワタ・フォントワークス・モトヤなど

モリサワも加わって約600書体

入会金:10,500円、月額1,050円~

本格的なサービス開始

本格的サービス開始

モリサワが独自に始めたサービス

PVによって価格が変わる

30万PV:4,200円/3ヶ月

本格的なサービス開始

更新のコスパがよい

「Webの特性」と「デザイナーのエゴ」の両立

レスポンシブにもやさしい

メリット

お金がかかる(だいたい月に1,000~2,000円程度)

表示速度

フォントファイルが重いので閲覧できるまでに時間がかかる

デメリット

1.使っている文字のみをサブセット化

2.その都度jsで判断

表示方法

HTMLとCSSを送る

使われている文字のみのフォントファイルを返す

1.使っているフォントのみをサブセット化

今日は暑いですね。

いすはねで暑今日。

無駄な文字が省かれるのでフォントファイルは軽くなる

Webサイト全体でもおそらく2,000文字ぐらい→200KBぐらい

ページ遷移をしても、一度フォントファイルを読み込んでいるのでストレスなく見れる

1.使っているフォントのみをサブセット化

jsを読みこませるだけなので導入は簡単

その都度どの文字を使っているのか判定して返す(?)ので、時間がかかる

2.その都度jsで判断

jsを読みこませるだけなので導入は簡単

その都度どの文字を使っているのか判定して返す(?)ので、時間がかかる

2.その都度jsで判断

font+さんからAPIが提供されていて、最初のデバイスフォントを呼び出さずに、「消えた状態」→「Webフォント」も可能に

パッと見たときに文字が表示されていない状態になる

2.その都度jsで判断

ユーザーのことを考えるといまいち使う気になれない

ちらつきもいやだし、文字の表示を待つのもいや

2.その都度jsで判断

使えるところはどんどん使おう!

ナビゲーションやカテゴリタイトルといった、静的な部分だけサブセット化して使う

動的なコンテンツはデバイスフォントを使う

いまの時点での最良の方法

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