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株式会社富士通ビー・エス・シー
外出先での業務の範囲を拡大する。営業担当者の提案ツール
として活用する。スマートフォンやタブレットPCなどのスマートデ
バイスには大きな期待が寄せられている。
しかし、スマートデバイスを業務で活用するに当たっては課題が
ある。1つは、Part1で触れた「セキュリティ」「デバイス管理」の問
題。2つめは、現在、利用しているWebシステムやWebサイトを、い
かにスマートデバイス上で活用していくかという問題だ。
「現在、企業が運用しているWebシステムやWebサイトのほとん
どは、PCからの利用を想定しています。そのため、iPadやiPhone、
Android端末などからアクセスすると、画面サイズやブラウザの違
いから、文字が読みづらかったり、タッチ操作を行うにはボタンが
小さすぎたりするなど、使い勝手や表現力の問題が発生していま
す」と富士通ビー・エス・シーの野木 隼人氏は指摘する。
こうした不便さは、社内で利用するシステムなら社員の生産性の
低下につながる。また、取引先や顧客に提供しているシステムやサ
イトの場合は、サービスに対する満足度の低下につながってしまう。
問題を抜本的に解決するには、スマートデバイス用のサイトを
新たに構築したり、既存のシステムをスマートデバイスに対応した
ものに改修する必要がある。だが、そのためには、当然、相応のコ
ストと時間がかかる。
そこで、富士通ビー・エス・シーが提案しているのが「WebUnity-
Plus」というソリューションによる解決だ。
「WebUnity-Plusは、PC向けのシステムやサイトの画面をス
マートデバイスに最適な形に変換するツールです。アクセスして
きたスマートデバイスを自動で判別し、そのデバイスのOSやブラ
ウザ、画面サイズに合わせた状態に画面を最適化して表示するの
です」と野木氏は説明する。
変換も一律に文字を大きくするといった単純なものではなく、
見出し行のグルーピング、折りたたみ表示、タッチ入力やフリック
といったスマートデバイス独自のタッチ操作を考慮したボタン幅
の変更などを駆使し、より最適な状態へと変換。「これにより、既存
のWebシステムやWebサイトに一切手を入れることなく、多様な
スマートデバイスからのサイトアクセスに対応できるわけです」
(野木氏)。
導入が容易なのもWebUnity-Plusの特長である。
具体的には、既存サーバーのゲートウェイとして設置するだけ
で、あらゆるデバイスからのアクセスをさばいてくれる(図)。その
ため、非常にスピーディかつ低コストに、WebシステムやWebサイ
トのスマートデバイス対応を行うことが可能になる。
「当社の試算では、システムを全面改修する場合に比べ、期間も
コストも2分の1から3分の1で済みます」と野木氏。
マルチデバイス対応を標榜するHTML5の採用を検討する企業
が増えているが、既存システムの更改時期を早めてまでリプレー
スを行うのは、コスト面の問題などから現実的ではない。また、将
来的にも既存のシステムを長く使いたいと考えている企業にとっ
て、このように短期かつ低コストに導入できる点は大きな魅力と
なるだろう。
また、スマートデバイス市場は急成長を遂げているだけに、今後
もより多様なデバイスや技術が登場することが予想される。仮に
自前でシステムを改修した場合には、そのたびにシステムに手を
加えなければならないという手間を抱えることになる。
一方、WebUnity-Plusであれば、そうしたスマートデバイス
にまつわる動向を富士通ビー・エス・シーがキャッチアップし、
必要な機能をWebUnity -Plusに実装。例えば、新たに登場し
たWindows 8 タブレットPCへの対応についても、現在、富士
通ビー・エス・シーが作業を進めている。つまり、将来的に登場
してくるデバイスに対しても、その都度システムを改修する必
要はないわけだ。
すでにWebUnity-Plusを活用している企業も多い。例えば、保険
業界をはじめとする金融系企業では、多様な保険商品を顧客に説
明する際にタブレットを用いるなど、スマートデバイスの積極的な
活用が進んでいる。「そのため、商品紹介サイトや、お客様との対面
中に商 品 の 説 明 から受 発 注 を 行うようなシステムに
WebUnity-Plusを適用するなど、多くの引き合いをいただいてい
ます」と野木氏は話す。
営業活動に使うシステムなどでは、よりスマートデバイスで使い
やすいものにするべく、WebUnity-
Plusの基本的な変換に追加で画面
修正を行いたい場合もあるかもしれ
ない。そうした場合には、富士通
ビー・エス・シーが個別に対応。既存
システムを活かしつつも、スマートデ
バイスの特長を活かし、新たなワー
クスタイルを確立したいといった
ニーズに対応している。
また、コンシューマ向けのECサイトなどでも需要は大きい。ECサイトでは、顧客が商品写真を画面上で見て選び、買い物を行う。
スマートフォンでアクセスした場合には、写真や説明の文字が小
さくなってしまい、商品の訴求が十分には行えない。そうした問題
をWebUnity-Plusで解決しようというのだ。
今後、富士通ビー・エス・シーでは、WebUnity-Plusに必要な機
能を追加しながら、マルチデバイス時代の情報活用をサポートし
ていくという。「多種多様なデバイス上で情報を最適化し、表示し
ていくための仕組みは、今後、ますます重要になるはずです。そう
した将来も見据えながら、WebUnity-Plusをマルチデバイス向
けの統合基盤ソリューションへと進化させていきたいと考えてい
ます」と野木氏は力強く語った。
スマートデバイスの普及で既存Webサイトの使い勝手が問題に
既存システムを改修することなくスマートデバイスに最適な画面に変換
システムを改修する場合に比べ工期とコストを半分以下に
Special Interview
日本経済新聞 電子版 シリーズインタビュー広告特集
Vol.3
http://www.bsc.fujitsu.com/
スマートデバイスの普及によって、PC以外のデバイスからWebシステムやWebサイトにアクセスする頻度が高まっている。しかし、既存のサイトをスマートデバイスで表示すると、画面が縮小表示されるといった使い勝手や表現力上の問題が発生することが多い。富士通ビー・エス・シーの「WebUnity-Plus」は、システムに手を加えずとも、アクセスしてきたデバイスを自動で認識し、最適な形に画面を変換。低コストかつスピーディにスマートデバイス対応を行える。
株式会社富士通ビー・エス・シースマートデバイスビジネス本部 ソリューション事業部 ソリューションサービス部 担当課長 野木 隼人氏
低コストかつスピーディにスマートデバイス対応を実現
既存Webシステムやサイトの画面を最適化
多種多様なスマートデバイスを識別し
株式会社富士通ビー・エス・シーこの広告特集は、2013年3月から日本経済新聞 電子版の広告特集として掲載されたものです。
図:WebUnity-Plusの画面変換イメージ
外出先での業務の範囲を拡大する。営業担当者の提案ツール
として活用する。スマートフォンやタブレットPCなどのスマートデ
バイスには大きな期待が寄せられている。
しかし、スマートデバイスを業務で活用するに当たっては課題が
ある。1つは、Part1で触れた「セキュリティ」「デバイス管理」の問
題。2つめは、現在、利用しているWebシステムやWebサイトを、い
かにスマートデバイス上で活用していくかという問題だ。
「現在、企業が運用しているWebシステムやWebサイトのほとん
どは、PCからの利用を想定しています。そのため、iPadやiPhone、
Android端末などからアクセスすると、画面サイズやブラウザの違
いから、文字が読みづらかったり、タッチ操作を行うにはボタンが
小さすぎたりするなど、使い勝手や表現力の問題が発生していま
す」と富士通ビー・エス・シーの野木 隼人氏は指摘する。
こうした不便さは、社内で利用するシステムなら社員の生産性の
低下につながる。また、取引先や顧客に提供しているシステムやサ
イトの場合は、サービスに対する満足度の低下につながってしまう。
問題を抜本的に解決するには、スマートデバイス用のサイトを
新たに構築したり、既存のシステムをスマートデバイスに対応した
ものに改修する必要がある。だが、そのためには、当然、相応のコ
ストと時間がかかる。
そこで、富士通ビー・エス・シーが提案しているのが「WebUnity-
Plus」というソリューションによる解決だ。
「WebUnity-Plusは、PC向けのシステムやサイトの画面をス
マートデバイスに最適な形に変換するツールです。アクセスして
きたスマートデバイスを自動で判別し、そのデバイスのOSやブラ
ウザ、画面サイズに合わせた状態に画面を最適化して表示するの
です」と野木氏は説明する。
変換も一律に文字を大きくするといった単純なものではなく、
見出し行のグルーピング、折りたたみ表示、タッチ入力やフリック
といったスマートデバイス独自のタッチ操作を考慮したボタン幅
の変更などを駆使し、より最適な状態へと変換。「これにより、既存
のWebシステムやWebサイトに一切手を入れることなく、多様な
スマートデバイスからのサイトアクセスに対応できるわけです」
(野木氏)。
導入が容易なのもWebUnity-Plusの特長である。
具体的には、既存サーバーのゲートウェイとして設置するだけ
で、あらゆるデバイスからのアクセスをさばいてくれる(図)。その
ため、非常にスピーディかつ低コストに、WebシステムやWebサイ
トのスマートデバイス対応を行うことが可能になる。
「当社の試算では、システムを全面改修する場合に比べ、期間も
コストも2分の1から3分の1で済みます」と野木氏。
マルチデバイス対応を標榜するHTML5の採用を検討する企業
が増えているが、既存システムの更改時期を早めてまでリプレー
スを行うのは、コスト面の問題などから現実的ではない。また、将
来的にも既存のシステムを長く使いたいと考えている企業にとっ
て、このように短期かつ低コストに導入できる点は大きな魅力と
なるだろう。
また、スマートデバイス市場は急成長を遂げているだけに、今後
もより多様なデバイスや技術が登場することが予想される。仮に
自前でシステムを改修した場合には、そのたびにシステムに手を
加えなければならないという手間を抱えることになる。
一方、WebUnity-Plusであれば、そうしたスマートデバイス
にまつわる動向を富士通ビー・エス・シーがキャッチアップし、
必要な機能をWebUnity -Plusに実装。例えば、新たに登場し
たWindows 8 タブレットPCへの対応についても、現在、富士
通ビー・エス・シーが作業を進めている。つまり、将来的に登場
してくるデバイスに対しても、その都度システムを改修する必
要はないわけだ。
すでにWebUnity-Plusを活用している企業も多い。例えば、保険
業界をはじめとする金融系企業では、多様な保険商品を顧客に説
明する際にタブレットを用いるなど、スマートデバイスの積極的な
活用が進んでいる。「そのため、商品紹介サイトや、お客様との対面
中に商 品 の 説 明 から受 発 注 を 行うようなシステムに
WebUnity-Plusを適用するなど、多くの引き合いをいただいてい
ます」と野木氏は話す。
営業活動に使うシステムなどでは、よりスマートデバイスで使い
やすいものにするべく、WebUnity-
Plusの基本的な変換に追加で画面
修正を行いたい場合もあるかもしれ
ない。そうした場合には、富士通
ビー・エス・シーが個別に対応。既存
システムを活かしつつも、スマートデ
バイスの特長を活かし、新たなワー
クスタイルを確立したいといった
ニーズに対応している。
また、コンシューマ向けのECサイトなどでも需要は大きい。ECサイトでは、顧客が商品写真を画面上で見て選び、買い物を行う。
スマートフォンでアクセスした場合には、写真や説明の文字が小
さくなってしまい、商品の訴求が十分には行えない。そうした問題
をWebUnity-Plusで解決しようというのだ。
今後、富士通ビー・エス・シーでは、WebUnity-Plusに必要な機
能を追加しながら、マルチデバイス時代の情報活用をサポートし
ていくという。「多種多様なデバイス上で情報を最適化し、表示し
ていくための仕組みは、今後、ますます重要になるはずです。そう
した将来も見据えながら、WebUnity-Plusをマルチデバイス向
けの統合基盤ソリューションへと進化させていきたいと考えてい
ます」と野木氏は力強く語った。
対面式での営業スタイルやコンシューマ向けECサイトなどで高まるニーズ
Special Interview
日本経済新聞 電子版 シリーズインタビューVol.3広告特集
低コストかつスピーディにスマートデバイス対応を実現
多種多様なスマートデバイスを識別し 既存Webシステムやサイトの画面を最適化
PCでの利用を前提とするWebシステムやWebサイトを運用しているサーバーのフロントエンドにWeb Unity-Plusを配置。アクセスしてきたスマートデバイスの仕様を自動で認識し、最適化した画面イメージを送信する
接続デバイスに合わせた最適なサイズで画面を表示
既存システムWebUnity-Plus各種スマートデバイス(PC向けホームページ)
画面変換
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