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追試H28.3.1 創世記タイバネティックスから導き出したビッグバン
問1
•世の始まりを「混沌」としている話を挙げたが、誤りが1つ
ある。それはどれか?
①聖書
②神話
③科学
④哲学
⑤古事記
問1のヒント
①聖書(創世記1-2. 地は形なく…→「光あれ」)
②神話(例:ギリシャ神話. 始めに混沌があった)
③科学(ビッグバン前の混沌)
④哲学(宇宙の始まりではなく本質を考えた)
⑤古事記(太古の昔、天地の区別なく、形なく…)
解 答
④
・哲学の始祖タレスは、宇宙の始まりではなく初めて「本質」を
考えた。
・その点で、ギリシャ哲学はギリシャ神話と区別される。
・タレスは本質を「水」と考え、アナクシマンドロスは「無限
なもの(アペイロン)」、アナクシメネスは「空気」と考えた。
※私は哲学者だが宗教や科学や諸神話を踏まえた上で、今から始原を考えてゆく。
問2
•「混沌」は、次のどのモデルが当てはまるか?
問2のヒント
第9講「OAEIUの法則」参照
循環型 融合型 信号型 関係型 操縦型
分離型
解 答
•「混沌」は、この融合型モデル。思考心機能、幻想、現実など。
問3
•この始原の「混沌」は、物質的な混沌なのか否か?
問3のヒント(その1)
• 「数字」はどんなふうに存在するのか?
• 目の前に「1」や「2」という「もの」がある訳ではない。
• リンゴが何個かあって、それを人間が「1個」「2個」と言う。
• つまり、数字というものは精神的、観念的にある。
• 音楽も、楽器を通じて、音波や鼓膜とともに「ある」。
• その音楽は元々は観念的にある点で数字と同様である。
問3のヒント(その2)
• 物理定数の一覧。宇宙は各定数の絶妙なバランスの上に成り立っている。
• もし定数の値がほんの少しでも違っていたら、全く違った宇宙になる。
解 答
• 全ての物質ができる前に、各物理定数(のバランス)があったと思われる。
• では物理定数ができる前に何があったか?
• その意味での混沌ということで、物質上の混沌ではなく、観念上の混沌
が正解。
問4
•観念上の混沌の中にいる図の「χ(カイ)」は、いわゆる神のことであろう・・・。混沌の段階を次段階に進ませる主体たるχ・・・、
•では、χが現在の宇宙を創るまでをタイバネティックスの
モデルで表すとどうなるか?
観念
χ
問4のヒント(旧約聖書創世記より)
• 1:1はじめに神は天と地とを創造された。• 1:2地は形なく、むなしく、やみが淵のおもてにあり、神の霊が水のおもてをおおっていた。
• 1:3神は「光あれ」と言われた。すると光があった。• 1:4神はその光を見て、良しとされた。神はその光とやみとを分けられた。
• 1:5神は光を昼と名づけ、やみを夜と名づけられた。夕となり、また朝となった。第一日である。
• 1:6神はまた言われた、「水の間におおぞらがあって、水と水とを分けよ」。第二日である。
• 1:9神はまた言われた、「天の下の水は一つ所に集まり、かわいた地が現れよ」。そのようになった。 1:10神はそのかわいた地を陸と名づけ、水の集まった所を海と名づけられた。第三日である。
解 答
•「χ=神」とすると、タイバネティックスでは当然こうなる。
• 4段階目で
物質ができる。物理定数が決まる
原子や分子ができる
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