VIOPS WORKSHOP 10 クラウドの次に起こるコト

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クラウドのつぎに起こるコト

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Kazumi HIROSE廣瀬 一海

アイレット株式会社クラウドパック事業部シニアソリューションアーキテクト

Microsoft MVP for Azure

自己紹介廣瀬一海 (ひろせかずみ)http://www.facebook.com/deployprinse

アイレット株式会社クラウドパック事業部シニアソリューションアーキテクト(社)日本医師会総合政策研究機構客員研究員、その後、医療、介護、自治体向けのシステム開発を経験、(株)pnop CTOを経て、昨年よりアイレット(株)に在籍、PC歴は26年、プログラマ、クラウドコンサルタント、Linux/Windowsサーバ・インフラエンジニア、分散クラスタ、研究開発などAWS/Azureなどのクラウドを黎明期から触れており、Azureを用いたコンテスト「インストールマニアックス」での優勝なども経験、全国各地への登壇活動やMSDNやオンライン媒体での執筆、JAZUGなどのユーザー会活動も積極的に行っています

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Microsoft MVP for Azure2012 / 2013 / 2014~

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会社概要

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社名

所在地

アイレット株式会社

虎ノ門オフィス〒105-6307 東京都港区虎ノ門1-23-1 虎ノ門ヒルズ森タワー7F海岸オフィス〒108-0022 東京都港区海岸3-15-5 1F汐留オフィス〒105-0021 東京都港区東新橋2-18-3 2F

創業

設立

資本金

代表者

従業員数

主要取引銀行

2003年8月

2003年10月15日

7,000万円

齋藤 将平

92名(2015年07月現在)

りそな銀行

事業内容

システム開発・保守事業RIAアプリケーション開発事業モバイルアプリケーション開発事業サーバー・ネットワーク構築、サーバーハウジング、サーバーホスティング事業

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cloudpackとは

クラウドインテグレーターであり、500社以上の導入実績を誇る、クラウドの導入・運用・保守を行うフルマネージドホスティングサービス

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本資料について、お約束

発言やコメントは、情報収集による私個人の見解であり、所属する団体、組織、マイクロソフトの正式な見解やコメントではありません。したがって、いかなる保証するものでないことを予めご了承下さい。

本資料には、7/24日時点までの発表を元に将来変わりうる事項についての発表が含まれています。よって、以後の見解や方向性が変更される、または違った結果になる可能性がある事もご了承ください。

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アジェンダ

ちょっと「つぎ」のはなし– Azure Stack– Nano Server– Docker / Windows Container / Hyper-V Container– Azure Service Fabric / Micro services

クラウドの「つぎ」におこるコト

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ちょっと「つぎ」のはなしCloud bone technology to NEXT DATACENTER.

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クラウド生まれた汎用スタックがDCへ

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Azureで、鍛えられたクラウド用スタックがオンプレミス、DC向けスタックとして提供へ

Azure Stack

コンテナ仮想化

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Docker

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Windows Container

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Windows Container

Windows OS + Docker Dockerクライアントのコマンドに完全互換 Hyper-Vコンテナはセキュリティ強化の為に、仮想マシン単位に分割、その上にコンテナを構成する事により、よりセキュリティやリソース管理を強化

Hyper-Vのライブマイグレーションを用いて、フェイルオーバー可能なDockerコンテナシステムの実現

アンチマルウェア、リバースフォワーダーによるDLLやRuntimeなどの自動構成をサポート

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NANO SERVERデータセンター向け軽量OS

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Nano Serverの発表

最低限のシェル、リモート管理主体の超軽量サーバOS リモート管理(WEB/POWERSHELLからのみ管理) 消費ディスク400MB/セットアップ40秒/起動時消費メモリ150MB/カーネルメモリ60MB/起動時プロセス21個

コンテナホスト、Hyper-Vコンテナによる仮想化基盤、サービス提供基盤OS

結果的に脆弱性が少なくなり、再起動回数が減る

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Nano Server + Container

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物理サーバ

Nano Server

Hyper-VApp

Nano Server Container

App

Hyper-VApp

Container

App

Windows Server Container

Hyper-V + Nano Server

Hyper-V + Nano Server + Nested Hyper-V + Windows Container

App

SERVICE FABRICMICRO SERVICE

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開発手法の変化

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http://martinfowler.com/articles/microservices.html

Microsoft Azure Service Fabric

プロセス分散クラスタ開発SDK Azureのサービス基盤部分に長く使われている ミッションクリティカル向け、無停止、フォルトトレラント

ホストの中に複数のプロセスを常駐させ、プロセスをフェイルオーバーする仕組み

SDKを組み込むことで、無停止システムの構成が可能

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ノードとプロセスの様子

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Microsoft Azure Service FabricA platform for reliable, hyperscale, microservice-based applications

Microservices

Azure

WindowsServer Linux

Hosted Clouds

WindowsServer Linux

Service Fabric

Private Clouds

WindowsServer Linux

High Availability

Hyper-Scale

Hybrid Operations

High Density Rolling UpgradesStateful services

Low Latency Fast startup & shutdown

Container Orchestration & lifecycle management

Replication & Failover

Simple programming

modelsLoad balancing

Self-healingData Partitioning

Automated Rollback

Health Monitoring

Placement Constraints

Microsoft Azure Service Fabric

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クラウドのつぎにおこるコト汎用コンピューティングから特化型へ

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鈍化するムーアの法則

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汎用プロセッサが微細化の限界へ

専用プロセッサによる性能改善

Project Catapult (Microsoft Research)

26http://research.microsoft.com/en-us/projects/catapult/

AlteraのFPGAを用いてBingで使う「特徴検出処理」、「機械学習処理」

専用プロセッサによるレイテンシなどの性能改善

動的再構成を可能にするFPGAのクラウド(将来)

Azure SmartNIC

27https://www.youtube.com/watch?v=RffHFIhg5Sc

暗号化、QoSなどFPGAによる再構成可能なSDN NIC

FPGAによって、ネットワークレイテンシ、オフロードによる性能改善

クラウドのつぎに起こるコト

汎用VMからの離脱がクラウドは主戦場になるのでは? 開発現場も積極的にコスト削減などの為、コンテナや

PaaS/SaaSの採用の検討を始めている 利用者はIaaSが本来持つ埋没コストにゆっくりと気がつきだしている

専用プロセッサの登場、結論として汎用プロセッサによるサービスを瓦解させる可能性

汎用プロセッサを使った「抽象化レイヤ」は、サービスという名目で薄れだしている

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