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話す人
玉川 雄一
• 日本アイ・ビー・エム シニアITスペシャリスト
• SoftLayerのテクニカルセールス
• プリセールス活動
• 技術情報の発信
• 共著でSoftLayerの本を書きました →
@y_tama
2016/2/26 発売!
Zabbix とは
• サーバ、ネットワーク、アプリケーションを監視するための統合監
視ソフトウェア
• データの収集・蓄積・通知・可視化
• Zabbix SIA社が提供
• 2001年に最初のアルファ版がリリース(最新版3.0の正式リリース
がまもなくとされています)
• オープンソース(GPLv2ライセンス)
Zabbixの基本構成
http://www.slideshare.net/Zabbix/zabbix-company-presentation から抜粋
今回試したこと
• Zabbixは、既に多くの実績がある(毎月30,000ダウンロード以上)
→ SoftLayerに導入して監視できるのは「普通」
→ クラウドの特性・SoftLayerの特長を生かした使い方をしたい!
1. プライベート・ネットワーク
2. プロビジョニング・スクリプト
3. イメージテンプレート&オートスケール
SoftLayer
東京DC
SoftLayerのネットワークの特長
香港DC パリDC サンノゼDC
インターネット
・・・
世界中のSoftLayer DCはプライベートネットワークで接続されている
Public NW
Private NW
サーバー
高速・セキュア・無料のプライベートネットワーク
SoftLayer
東京DC 香港DC パリDC サンノゼDC
インターネット
・・・
インターネットに出ることなく、無償で各国DCのサーバー間で通信可能
Public NW
Private NW
Zabbixサーバー
Zabbixエージェント
Zabbixエージェント
Zabbixエージェント
SoftLayerのネットワークの特長
サーバー、エージェント間はプライベートネットワークを使って通信可能
各国DCのサーバーを東京のZabbixサーバーで一元監視
Zabbix管理ポータルのマップ画面に、SoftLayerのデータセンターマップを読み込み。数台~十数台規模であれば視覚的に管理可能。(もちろん、一般的なリスト表示でも見れます)
単なる絵でなく、動的にサーバーの状態が分かります。
サーバー追加時に自動的に監視対象に追加
• クラウド環境では、サーバー追加がオンプレよりも頻繁に行われがち。
• サーバー追加は5分でできても、運用整備に時間がかかってはクラウ
ドのメリットが損なわれてしまう。
• サーバー追加時に自動的に監視対象に追加されるとうれしい。
→ SoftLayerのプロビジョニング・スクリプトとZabbixの自動登録アク
ションを組み合わせて自動化。
プロビジョニング・スクリプトとは
• SoftLayerでサーバーのプロビジョニング中に、事前にユーザーが作成
したスクリプトを実行させる事が可能
• 定型作業の効率化に便利
• iptablesの設定、ユーザー作成、エージェントの導入 etc
→ Zabbixエージェントの導入をスクリプト化すれば毎回手動で導入しな
くて済む
プロビジョニング・スクリプトの例
#!/bin/bash
# Zabbix agent install
rpm -ivh http://repo.zabbix.com/zabbix/2.4/rhel/6/x86_64/zabbix-release-2.4-1.el6.noarch.rpm
yum -y install zabbix zabbix-agent
# Zabbix agent setting
sed -i.org -e "s/Server=127.0.0.1/Server=xxx.xxx.xxx.xxx/g" /etc/zabbix/zabbix_agentd.conf
sed -i.org -e "s/ServerActive=127.0.0.1/ServerActive=xxx.xxx.xxx.xxx/g" /etc/zabbix/zabbix_agentd.conf
sed -i.org -e "s/Hostname=Zabbix server/#Hostname=Zabbix server/g" /etc/zabbix/zabbix_agentd.conf
sed -i.org -e "s/# HostnameItem=system.hostname/HostnameItem=system.hostname/g" /etc/zabbix/zabbix_agentd.conf
sed -i.org -e "s/# HostMetadata=/HostMetadata=newLinuxServer/g" /etc/zabbix/zabbix_agentd.conf
# Zabbix agent start
service zabbix-agent start
# Zabbix agent chkconfig
chkconfig zabbix-agent on
Zabbixエージェントの導入・設定・起動設定をスクリプトで記述し、サーバーのプロビジョニング時に実行
スクリプトをhttpsサーバーに配置し、オーダー時に指定
xxx.xxx.xxx.xxx=ZabbixサーバーのIPアドレス
Auto Scaleで自動追加されるサーバーを監視対象に自動追加
• Auto Scaleとは: 負荷の閾値や時間帯を指定して、自動的に仮想サーバーを増減させられる
SoftLayerの機能。
• 使用ケース1:サーバーのCPU負荷90%が10分以上続いたら、仮想サーバーを1台増やし、
ロードバランシングを行う。CPU負荷が下がったら、元の台数に戻す。
• 使用ケース2:日中時間帯だけ負荷が高いのでサーバーを増やし、夜間は台数を減らす。
高負荷
CPU負荷をトリガーに、サーバーを自動追加
Auto Scaleで自動追加されるサーバーを監視対象に自動追加
• Auto Scaleでサーバーを増やす際の雛型には、事前に準備しておいたイメージ・テンプレート
を利用可能。
• イメージテンプレート: SoftLayerの仮想サーバーのスナップショット。これを雛形として仮
想サーバーを複製できる。
• Zabbixエージェントを導入済みサーバーのイメージ・テンプレートを取得し、それを雛形とし
てAuto Scaleする事で、増えたサーバーが自動的に監視対象になる。
この資料に含まれる情報は可能な限り正確を期しておりますが、日本アイ・ビー・エム株式会社の正式なレビューを受けておらず、当資料に記載された内容に関して日本アイ・ビー・エムは何ら保証するものではありません。
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記述されているすべてのお客様事例は、それらのお客様がどのようにIBM製品を使用したか、またそれらのお客様が達成した結果の実例として示されたものです。実際の環境コストおよびパフォーマンス特性は、お客様ごとに異なる場合があります。
IBM, IBM ロゴ、ibm.com, SoftLayerは、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corporationの商標です。
他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。
現時点での IBM の商標リストについては、www.ibm.com/legal/copytrade.shtmlをご覧ください。
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