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reiko-yamaoka
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「この化粧品は、どうやってできてるんだろう。原料の植物は、どんな畑でどうやって育って、生産者がどんな気持ちで、どんな苦労をしながら、どんなところに誇りをもって、育てているんだろう。」
それを知らずに販売を続けていることへの違和感。この違和感に、ちゃんと向き合ってあげないと。そのためには、自分の足で畑に行き、自分の目で植物を見て、生産者の話に耳を傾けて、土に実際に触れてみること。それをしないといけないなと。
4 月山梨県北杜市 ぴたらファーム
千葉県いすみ市 中滝アートヴィレッジ岐阜県大垣市 大垣南営農組合(華密恋のふるさと)
岐阜県多治見市石川県金沢市・加賀市
岐阜県飛騨市古川町 古川祭長野県小諸市 ひなたファーム / ありがとう畑
長野県小諸市 宮嶋林檎園奈良県奈良市 健一自然農園( QUON のふるさと)
和歌山県高野山 熊谷寺
5 月京都府京都市
フィリピン セブ島(短期語学留学)
6 月アメリカ カリフォルニア州 Los Angeles ・ Lake view ・ San
Francisco ( WWOOF )
7 月奈良県奈良市 健一自然農園(再訪)
「食べものの育つ場所と、食卓がとても遠くなってしまってるよね。でもそれって不自然じゃない。
それを取り戻そうとしている感覚。」
「できる限り自分たちで自分たちのことはやりたいなあと。世界を放浪して見て回って、自然とそう思うようになった。でも無理はせず、気持ちよく、楽しくやれる範囲でね。」
「除草剤、1回撒くだけで収量が3倍、4倍になるんですよ。できることなら除草剤も撒きたいし、収穫にトラクタ も−
使いたいですけどね。」
「農家ほど、ギャンブルな商売はないですよ。自然が相手で、天候一つで全てがパアになるリスクもあるからね。」
「美味しい林檎を手頃な値段で届けるのが一番やりたいこと。
そのためには、土づくりが一番大事。
化学肥料はやらないけど、農薬はある程度必要になっちゃうね。
でも、本当に安全なものしか使っていないから大きな問題じゃないと思う。
自然栽培とか、オーガニックとかいろいろあるけど、結局美味しくなければ違うと思う。」
いかにバビロンシステムのせいでこんな間違った世の中になっちゃったかを延々と語ってくれるラスタマンの茶もみ師とか、
スピリチュアルな業界で生きてきてアワヤスカとかいう飲み物で何度も涅槃を体験して、人のヒーリングとかずっとやってきたけど、裏切りとかいざこざで全てを失って今はアルバイトのおっちゃんとか、
仏教(禅)と道教が大好きで日本オタクの礼儀正しいフランス人とか、
無農薬無肥料の自然栽培の学校に通いながら、農薬バンザイの農業研修センターでも農業を勉強してきた
自然食品のECサイト運営者とか、
化学調味料や添加物を一切使わずに作られたラーメン屋チェーンのナンバー2なのに毎日畑仕事しかしていない元ヤンキーとか、
「 Reiko, いい?自分で野菜を育てなさい。そして育てた野菜を料理して、友達にふるまいなさ
い。そうやって、少しずつでもオーガニックを、
本物のたべものを広めていくの。それはあなたのミッション、使命なの。」
「ええか?この茶葉は人様の口に入るものなんや。ひとのいのちをはぐくむものなんやで。
だから、生半可な気持ちで扱ったらあかんねん。俺らは人様の生命を育んでるんやっていう、そういう誇りをもって仕事をするんやで。」
「日本の山って、全部作られた山だって知ってる?戦後に材木を育てようとしてスギやヒノキばっかり植
えて、自然のバランスを崩してしまった。
そのあと中国産の安い材木が輸入されるようになって、
日本の山は手入れされないまま放置され、山が育たずひょろひょろの木ばかりになってしまった。
だから間伐をして山をもう一度育てないといけない。山が育てば、土砂災害も減るし水も浄化されやすくな
る。だから俺たちは木こりをして、山を育てることもして
る」
「日本社会は、かつて(江戸末期)は素晴らしい社会だった。ゴッホもさながら楽園だったと言うてるんで
すよ。自分でものを考え判断できる人たちだったし相互扶助の精神で助けあって暮らしていた。
でも、戦後のアメリカの教育によって骨抜きにされてしまった。
僕たちは自分で考えることができない教育を受けてきてる。
おかげで大切なものをいっぱい失って、それを取り戻すのは簡単じゃないけど、
それに人生を賭けるんだって 15 年前に覚悟を決めた。それに向かって進んでるだけ」
「子どもには、絶対に土に触れさせなきゃいけないんだよ。
自分で食べものを育てて食べる経験をさせなきゃいけない。
子どもひとりひとりが本当に輝ける人生を送れるようにするために、
大人が本気にならなきゃいけない。」