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静岡県のGISは
な ぜ A W SA W S を
使 っ た の か ?
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そ れ は ・ ・ ・
担 当 者 ( ) が
使 っ て み た か っ た
か ら で す !
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と 言 っ た と こ ろ で 、
直 ぐ に O K が 出 る
ほ ど 役 所 も 甘 く は
あ り ま せ ん ・ ・ ・
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本 日 は 、 A W S 導 入
に至るまでの背景と
経緯をご紹介します!
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• 人口 約371万人(全国10位)
• 面積 7,780 km²(全国13位)
• 人口密度 477.59人/平方km (全国13位)
• 国内総生産ランキング(全国10位)
• 幸福度ランキング (全国19位)
静 岡 県
平均的な県 ⇒ 市場調査に 適!
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静 岡 県 の イ メ ー ジ
サッカー 地震
富士山 お茶のぞみが停まらない
18切符どこまで行っても静岡県・・・
焼きそば
おでん
うなぎ(パイ) 温泉
みかん
原発
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1976年の東海地震説で、
明日起きても不思議ではない
と言われていた静岡県では・・・
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20年前から、地震対策として
地理情報システム(GIS)を
導 入 し て き ま し た が ・ ・ ・
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様々な分野のGISを個別に
構築したため、2008年には
17システムが稼動していました
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しかし、システムの老朽化や
保守費の増大のため、GISを統
合 す る こ と に な り ま し た
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利用者の多い土木系のGISに統合
短期(概ね3年以内)2010年度統合
(短期統合)・環境影響評価DB・都市計画情報GIS・遺跡包蔵地システム・指定道路台帳閲覧システム・農業農村整備把握システム
長期(10年程度)
(長期統合)・土壌汚染情報システム・医療ネットしずおか・砂防GIS・森林情報システム
危機管理系で長期的統合・総合防災情報支援システム・土木総合防災情報システム
庁内業務系一般情報公開
危機管理系
データは共有
静岡県GIS統合基本計画
← ここで情報を切り替えます
↑見たい情報を選択します
※情報を選ぶボタンで情報の切替が可能
静岡県統合基盤GIS
http://www.gis.pref.shizuoka.jp/ 11
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統合のコンセプト(担当者の想い)
高い可用性
低コスト災害情報
+αを発信
カスタマイズしない
スモールスタート
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統合のコンセプト
高い可用性
低コスト災害情報
+αを発信
カスタマイズしない
スモールスタート
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高い可用性(防災情報の特徴)
・何があっても、動かさなければ!
⇒ 信頼性、災害耐性
・いつアクセスが集中するか予測不能!
⇒ 報道発表、異常気象
・サーバを保有することがリスク!
⇒ 自前資産を持つ時代ではない
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統合のコンセプト
高い可用性
低コスト災害情報
+αを発信
カスタマイズしない
スモールスタート
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・サーバの保有は高コスト!
⇒ 単純な購入費用も高いが、
何かあった時の費用が非常に高い
⇒ しかも、緊急時に行政の調達方法
ではスピード感がない・・・
低コスト
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統合のコンセプト
高い可用性
低コスト災害情報
+αを発信
カスタマイズしない
スモールスタート
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スモールスタート(ゆるやかな統合)
・ 初から全ての統合は目指さない!
⇒ 高コスト、調整に時間を要する
・技術の変化に柔軟に対応したい!
⇒ 調達時点で既に遅れているかも・・・
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統合のコンセプト
高い可用性
低コスト災害情報
+αを発信
カスタマイズしない
スモールスタート
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カスタマイズしない
・業務をパッケージに合わせる!
⇒ カスタマイズは高コスト!
⇒ その機能は本当に必須ですか?
・全体 適を目指す!
⇒ 目先のことではなく広い視野を!
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統合のコンセプト
高い可用性
低コスト災害情報
+αを発信
カスタマイズしない
スモールスタート
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災害情報+αを発信
・災害情報だけ充実しても使われない!
⇒ 普段から見てもらえる情報を!
・時代は変わった!
⇒ 行政だけが情報を保有する時代?
⇒ 積極的に公開しましょうよ!
(オープンデータへの出発点)
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情報資産を積極的に活用する時代!
自治体も情報資産の活用力が必須!
大航海時代 ⇒ 「大公開時代」突入!
乗り遅れて「大後悔」しないように!
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これらのコンセプトを満た
すのは、AWSしかない!
「AWSを使いましょう!」
と提案したのですが・・・
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AWSへの拒否反応
・サーバが日本国内にない
・サーバの場所が分らない
・支払いが$で変動金利
・想定よりもアクセスが少ないと過大
・とにかくダメ!ダメなものはダメ・・・
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残念ながら断念し、庁内にサーバ設置
しかし・・・東日本大震災がきっかけとなり、防災情報の公開が加速!
⇒ 南海トラフ津波浸水域のデータ
を搭載することに・・・全国初の試み
⇒ 搭載したら報道提供する予定・・・
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今のスペックでは無理です!
絶 対 に 止 ま り ま す よ ・ ・ ・
担当者( )
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南海トラフ津波浸水域
内閣府のデータを利用し静岡県独自でGISデータを作成⇒ 内閣府データは2.0m~5.0mのところを静岡県独自で2分割
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南海トラフ津波浸水域
10mメッシュで県下全域約160万メッシュと情報量が多く高負荷
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そ こ を 何 と か す る の が
担 当 者 の 仕 事 で し ょ ! ?
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説得するしかない!
・サイトがダウンしたら担当者の責任・・・
・利用率が低くても担当者の責任・・・
利用者には迷惑を掛けられない!
どっちに転んでも担当者の責任!
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花火大会に例えて説明!
・会場は河川敷 (常設トイレは少数)
・数万人が訪れる (トイレは大混雑)
・常設トイレでは足りない(増設できない)
・仮設トイレは必須 (その日だけの利用)
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それでもまだAWSへの不安が・・・
・セキュリティは大丈夫なの?
⇒ Amazonで買物してますよね・・・
・本当にサーバの場所が分らないの?
⇒ セキュリティが大事ですよね・・・
・サーバに物品シールを貼らないの?
⇒ サービスを利用するのですが・・・
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何とかAWSへの移行成功!
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AWS移行前は・・・
・県庁内のサーバ室で運用
⇒ 管理者との調整が必要・・・
・年に1日必ず停電がある
⇒ 利用者への事前告知が必要・・・
・保守作業は当然サーバ室
⇒ 休日は職員も立会い・・・
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AWS移行後は~
・安定稼動で全く問題なし!
・担当者の心的疲労軽減!
・安心して眠れる!
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AWS移行後は~
サーバ負荷のかかる情報も
じ ゃ ん じ ゃ ん 公 開 !
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地質調査結果の公開
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旧版地形図を透過するように作成⇒ 現在の地形や空中写真との比較が可能
旧版地形図の公開
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土砂災害情報マップ
県内市町が「避難勧告・指示」を出す際の参考に使われています
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AWS移行後は~
アクセスの多そうな情報も
じ ゃ ん じ ゃ ん 公 開 !
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富士山ビューポイント
43出典:アットエス
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富士山防災マップ
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富士山防災マップ
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富士山防災マップへのアクセス状況
安定稼動で全く問題なし!
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AWSへの期待
SNSから予測してくれると 高!
できれば・・・
自動でスケールしてほしい!
更に・・・
日 時:平成26年7月18日(金)会 場:グランドプリンスホテル新高輪住 所:東京都港区高輪3-13-1緯 度(十進表記): 35.629762経 度(十進表記):139.733528UTMポイント :54SUE85324362
AWS Summit Tokyo2014
静岡県企画広報部 情報統計局 情報政策課 杉本直也E-mail:[email protected]