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日 時 2017年12月16日(土) 午後6時から
場 所 片瀬市民センター 2階・ホール
片瀬江ノ島駅駅前広場及び駅舎の整備について
1 片瀬江ノ島駅駅前広場の整備に向けた取組の状況について(藤沢市)
2 片瀬江ノ島駅改良計画について(小田急電鉄)
3 質疑
4 その他
<事務担当>
藤沢市計画建築部
江の島地区周辺整備担当
〒251-8601 藤沢市朝日町1-1
TEL 0466-25-1111(内)4251
FAX 0466-50-3536
E-mail:[email protected]
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片瀬江ノ島駅駅前広場の整備に向けた取組の状況について
1 駅前広場の車道のあり方について
・ 「片瀬江ノ島駅駅前広場」は、片瀬江ノ島駅の開設(昭和4年)以降、駅利用者の
空間として、また、住民の生活空間の一部として現在に至っています。なお、その土
地の所有権は現在も小田急電鉄(株)が有しています。
・ 昭和32年、本市は「片瀬江ノ島駅駅前広場」を、都市計画法に基づく都市計画道路
「片瀬江ノ島駅前通り線」の一部として都市計画決定しました。
※ 4頁「昭和32年都市計画決定区域」参照
・ この都市計画決定により、「片瀬江ノ島駅駅前広場」は、「道路=公共の用に供する
場所」として、将来的に行政が管理すべき場所となります。
・ 平成元年、毎日新聞の記者がバイクに乗った少年らに殺害されるという事件が発生、
事件を契機に約2ヶ月間、駅前広場は閉鎖されましたが、その後、駅前広場には現在
のようなポールで仕切られた車道が設置されるとともに、夜8時から朝6時まで車両
の通行禁止となりました。
・ 現状を見ると、主に駅利用者である歩行者と車両動線の交錯による危険、車両の交
互通行に際したトラブルが生じています。
・ こうした現状を踏まえ、小田急電鉄(株)は、都市計画決定の趣旨のとおり、行政に
よる管理を求めています。
・ 現在のところ、駅前広場内の車道は、小田急電鉄の私有地内に存在することから
「私道」という位置づけですが、市の管理となった際には、「公道」という位置付けに
なります。
・ 「公道」は道路管理者として、歩行者と車両、双方の安全確保が求められることに
なることから、車両と歩行者の交錯の防止策として、通常は「横断歩道」や「横断防
止柵」などの設置が必要となります。
※ 4頁「歩者分離整備イメージ」参照
・ これらのことを踏まえ、車道の「廃止」や「一部通行止め(一方通行化、休日のみ
通行止め等)」などについて検討しています。
2 車両の乗降場について
・ 今後、高齢社会が進展することから、高齢者の移動支援が必要であると考えていま
す。そこで「障がい者や高齢者など移動の支援が必要な方の車両」、「一般車両」、「タ
クシー」が停車できる場所の設置を検討しています。
・ 検討している場所は、現在片瀬江ノ島駅第1自転車駐車場のある場所です。
資料1
- 2 -
※ 5頁「片瀬江ノ島駅駅前広場整備の取組内容」参照
・ この車両乗降場を設置するに当たっては、代替の駐輪場を確保します。
・ 周遊・路線バスについても、高齢者や障がい者などの移動支援の一つとして考えて
おり、乗合形式などを含め様々な形態の可能性を検討しています。運行に当たっては、
周辺道路の渋滞解消等が不可欠です。
3 駐輪場について
・ 車両乗降場の設置に伴う代替の駐輪場の場所を検討しています。
・ できるだけ駅に近い場所に確保することを目指しています。
・ 駅の周辺に駐輪場に適した公有地は無く、民有地を取得するか借用する必要があり
ます。現在複数の候補地を調査中です。
・ 新たに整備する駐輪場については市内の他の駐輪場と同様に、自転車ラックを設置
し、有料化することを検討しています。
4 津波避難施設の設置について
・ 市と小田急電鉄(株)の両者で検討を始めています。
・ 駅舎の建て替えとは別に検討しています。
5 案内表示について
来訪者にとってわかりやすい案内表示(トイレの位置を含む)を検討しています。
6 ごみ対策について
今後、駅前広場の管理を市が行うことになった場合は、他の市道と同様に管理してい
く方針です。
※ 通常の管理として、路面の清掃も行っています。
7 防犯カメラについて
現在、片瀬海岸2丁目町内会において片瀬江ノ島駅駅前広場に防犯カメラを設置して
いただいておりますが、過去に重大事件が起こっていることや観光地として海水浴シー
ズンを中心に不特定多数の人の利用があることから、市では防犯対策の必要性が高い場
所であると考えており、設置について検討しています。
8 雨水の排水対策について
広場に降った雨水が周辺の低地に流出しないよう、排水処理方法を検討していきます。
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9 既存駅前広場の整備について
人々の憩い・交流の場所となるような整備を検討しています。
<憩い> 安らぎを感じられる景観 路面舗装の刷新、植栽、照明設備の更新など
<交流> 地域団体の利用など
例 青少年育成、環境啓発、防犯啓発等の活動拠点として
音楽、スポーツ等、文化・芸術活動の発表の場として
地域のお祭り・催事の会場として
10 片瀬江ノ島駅駅舎について
小田急電鉄株式会社から説明があります。
11 北西側の改札口について
小田急電鉄株式会社から説明があります。
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郷土愛あふれる藤沢~松風に人の和うるわし湘南の元気都市~
2017年(平成29年)12月 16日藤沢市計画建築部江の島地区周辺整備担当
第2回 住民説明会 資料
片瀬江ノ島駅駅前広場の整備に向けた取組状況について
駅前広場を整備する理由
郷土愛あふれる藤沢~松風に人の和うるわし湘南の元気都市~
駅前広場を整備する理由
昭和 4年 片瀬江ノ島駅開設経緯
昭和32年 市が道路を都市計画決定
*市は都市計画決定しているが、駅前広場は小田急電鉄の私有地のまま、約90年間公共用地のように利用されてきた。
平成元年 毎日新聞記者事件(4月17日)→駅前広場閉鎖(4月28日)→駅前ゲート設置(7月) →今の形状
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小田急用地
航空写真
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都市計画決定線
郷土愛あふれる藤沢~松風に人の和うるわし湘南の元気都市~
なぜ駅前広場を整備するのか?駅前広場現況
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駅前広場現況
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郷土愛あふれる藤沢~松風に人の和うるわし湘南の元気都市~
駅前広場を整備する理由
1. 私有地なので道路交通法が適用できない。(警察が介入できない)
現在の駅前広場の問題について
2. 私有地なのに公道のように使用しているので、責任の所在が不明確である。
*市の道路として法的に管理していく。道路交通法を適用していく。
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郷土愛あふれる藤沢~松風に人の和うるわし湘南の元気都市~
スポーツビジネス@SFC
2017年(平成29年)12月 16日藤沢市計画建築部江の島地区周辺整備担当
第2回 住民説明会 資料
片瀬江ノ島駅駅前広場の整備に向けた取組状況について
駅前広場検討
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スポーツビジネス@SFC
駅前広場のあり方検討について
3. 常時車両通行止め4. 土日祝祭日等車両通行止め
2. 常時車両一方通行
5. 信号機による交互通行(平日交互通行または一方通行)
1. 常時車両交互通行
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スポーツビジネス@SFC
1. 常時車両交互通行
○プランの条件・横断防止柵(ガードレール等)や横断
歩道・停止線の設置
・広場内の道路幅を拡張する
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スポーツビジネス@SFC
○メリット1. 車両利用の利便性が上がる
1. 常時車両交互通行
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スポーツビジネス@SFC
○デメリット
1. 常時車両交互通行
1. 広場が狭くなることや歩行者の動線が横断歩道に集中することから、混雑時に歩行者の安全性が下がる
3. 住宅地への通り抜け車両が増える
2. 混雑時に歩行者が横断防止柵にぶつかる危険がある
4. 駅前広場が狭くなる4
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スポーツビジネス@SFC
○対策
1. 常時車両交互通行
・通り抜け車両のスピード抑制標識等の設置
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車両交互通行イメージ
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スポーツビジネス@SFC
2. 常時車両一方通行
○プランの条件
・横断防止柵(ガードレール等)や横断歩道・停止線の設置
・進入禁止側に車両転回スペースの確保
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スポーツビジネス@SFC
○メリット1. 車両間の安全確保
2. 常時車両一方通行
2. 進入禁止側の住宅地への通り抜け車両の抑制
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○デメリット
1. 進入禁止方向の車両利用の利便性が下がる
2. 常時車両一方通行
2. 片方向だが他道路への負担がかかる→市道片瀬西浜橋通り線等
※1. 常時車両交互通行のデメリット(1~2)
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○対策
2. 常時車両一方通行
・どこから片側の進入禁止にするか検討が必要
・一方通行側の通り抜け車両のスピード抑制標識等の設置
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車両一方通行イメージ
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スポーツビジネス@SFC
3. 常時車両通行止め
○プランの条件・駅前広場の南北に車両転回スペースの
確保。
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スポーツビジネス@SFC
○メリット1. 歩行者の安全確保
3. 常時車両通行止め
2. イベント等駅前広場の有効活用
3. 住宅地への通り抜け車両の抑制
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スポーツビジネス@SFC
○デメリット1. この地区の生活道路が減り車両利用
の利便性が下がる
3. 常時車両通行止め
2. 他道路への負担がかかる→市道片瀬西浜橋通り線等
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スポーツビジネス@SFC
○対策
3. 常時車両通行止め
・市道片瀬西浜橋通り線の負担軽減対策として、ネック箇所である小田急線の踏切と道路のズレの解消に向けた検討と、朝の国道134号線からの流入車両を抑制するため交通規制(規制時間の延⾧等)を検討していく。
また、緊急時には開放し避難通路や緊急車両の通行に利用する。
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車両通行止めイメージ車両通行止めイメージ
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スポーツビジネス@SFC
4. 土日祝祭日等車両通行止め
○プランの条件
・土日祝祭日等、駅前広場の南北に車両転回スペースの確保。
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○メリット1. 土日祝祭日等の歩行者の安全確保2. 土日祝祭日等のイベントなど駅前広
場の有効活用3. 土日祝祭日等の住宅地への通り抜け
車両の抑制
4. 土日祝祭日等車両通行止め
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スポーツビジネス@SFC
○デメリット1. 土日祝祭日等でのこの地区の生活道
路が減り車両利用の利便性が下がる2. 土日祝祭日等に他道路への負担がか
かる →市道片瀬西浜橋通り線等3. 車道への切替時に横断防止柵(ガードレー
ル等)を設置(取り外し)する手間がかかる。
4. 土日祝祭日等車両通行止め
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スポーツビジネス@SFC
○対策・土日祝祭日等の市道片瀬西浜橋通り線の負担
軽減対策として、ネック箇所である小田急線の踏切と道路のズレの解消に向けた検討と、朝の国道134号線からの流入車両の抑制を検討していく。また、緊急時には開放し避難通路や緊急車両の通行に利用する。
・平日の駅前広場内の横断防止柵や横断歩道などの歩車分離方法を検討していく。
4. 土日祝祭日等車両通行止め
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現況
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通常
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混雑時
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花火大会時
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花火大会時
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(例)一方通行時の歩車分離整備イメージ
*横断防止対策を車止め(チェーン付・取外し可)、横断歩道を設置した場合
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(例)交互通行時の歩車分離整備イメージ
*横断防止対策を柵(取外し不可)、横断歩道を設置した場合
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平日交互通行平日一方通行
× △
× △
〇 △
○ △
市の見解 × × ○ × △
車両の利便性
×
休祭日車両通行止め常時車両通行止め
○
× △ ○
△ ×
○
常時車両一方通行
×
△
常時車両交互通行
×
○周辺交通への影響
××
駅前広場の安全性
○○
住宅街への通り抜け車両抑制
プラン名
比較項目
プラン比較検討表
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2017年(平成29年)12月 16日藤沢市計画建築部江の島地区周辺整備担当
第2回 住民説明会 資料
片瀬江ノ島駅駅前広場の整備に向けた取組状況について
交通量調査
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交通量調査概要
平日調査日:2017年11月 7日(火)
*調査時間は、7:00~19:00(12時間)
気候)晴れ 11.4度~22.4度
休日調査日:2017年11月12日(日)気候)晴れ 10.4度~16.3度
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調査箇所
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調査結果(平日)
他ナンバー通り抜け車両 26台
他ナンバー通り抜け車両 31台
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調査結果(休日)
他ナンバー通り抜け車両 24台
他ナンバー通り抜け車両 44台
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*駅前広場の通過交通を止めた場合、全ての車両が片瀬西浜橋通り線に向かうと仮定する。
考察「駅前広場の通過交通を止めた場合の影響について」
現状の西浜橋通り線の交通量:2,618台(休日)
現状の駅前広場の交通量: 578台(休日)
→1分間あたりの交通量は、2,618/12/60=3.6台/分
→1分間あたりの交通量は、578/12/60=0.8台/分
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*よって、合計しても、3.6台+0.8台=4.4台/分となり、約1.2倍の交通量の増加となる。 3.6台→4.4台(上下線)
考察「駅前広場の通過交通を止めた場合の影響について」
*夏季の参考数値として、平成27年度交通量調査結果からは、駅前広場の通過交通は8月9日(日)で890台、1分間に換算すると1.2台通過している。
今回の交通量調査結果より、西浜橋通り線の国道134号を先頭に小田急線の踏切付近まで渋滞する時間帯があった。(平日朝、休日日中で観測。)
また
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考察「駅前広場の通過交通を止めた場合の影響について」
*参考 他の交通量調査との比較
8月3日(木) 7月30日(日) 11月7日(火) 11月12日(日) 7月30日(木) 8月9日(日)
国道134号 鎌倉方面 13,450 13,487 11,214 12,050 - -
辻堂方面 13,695 12,087 11,568 11,448 - -
国道467号 藤沢駅方面 5,493 5,399 3,465 3,649 - -
江の島方面 8,685 7,857 3,539 3,538 - -
駅前広場 両方向 - - 529 578 728 890
圏央道は、H27年3月に関越道まで開通している
備考今年の冷夏で少な目 今回調査
平成29年 平成27年
オリパラ組織委員会 藤沢市実施者 1.2倍
1.5倍
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郷土愛あふれる藤沢~松風に人の和うるわし湘南の元気都市~
考察「駅前広場の通過交通を止めた場合の影響について」
対策として西浜橋通り線のネック箇所(渋滞箇所)の改善
2. 小田急線踏切と道路のズレの解消に向けた取組
3. 江ノ電踏切付近の狭小道路の安全性向上の検討(交通規制の変更等)
1. 休日の国道134号の信号サイクルの改善検討
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