ため池 GIS

操作マニュアル

国立環境研究所 生物・生態系環境研究センター

2017 年 4 月発行

目次

１．はじめに ................................................................................................................................................. 1

２．メイン画面 ............................................................................................................................................. 2

３．メニュー .................................................................................................................................................. 3

４．地図ペイン ............................................................................................................................................. 4

４－１．地図部品 ................................................................................................................................... 4

４－２．ポップアップ表示 .......................................................................................................................... 5

５．凡例 ...................................................................................................................................................... 6

６．データテーブル ....................................................................................................................................... 7

６－１．テーブル部品 .............................................................................................................................. 7

６－２．地図との連携 ............................................................................................................................. 8

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１．はじめに

「ため池 GIS」は、水生植物データベースをもとに、水生植物調査をしたため池の植物分布、水質等のデータ

を、地図上で表示するWEB システムです。

主な機能は次のとおりです。

・地図表示、各種レイヤの表示

・地図操作

・レイヤ表示操作、凡例表示

・属性表示

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２．メイン画面

メイン画面では、以下の機能を使用することができます。

① メニュー

背景地図の変更、地図に重ね合わせる画像（レイヤ）を選択することができます。

② 地図ペイン

地図を表示します。メニューでの選択結果が反映されます。

③ 凡例

地図上に表示されているレイヤの凡例を示します。

④ データテーブル

ため池データを一覧表示します。

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３．メニュー

メニュー（レイヤ選択メニュー）は画面左部に表示されます。

背景図

背景に表示する地図を選択することができます。グループ１のうち一つだけを選択することができます。

ため池マップ

ため池の調査マップ（５種類）、ため池の推移（７種類）を選択す

ることができます。グループ２に含まれる計１２のレイヤのうち一つだけを

選択することができます。

「調査マップ：ため池」 - 水生調査を行ったため池（ピンク色）を表示し

ます。

「調査マップ：水質（pH）/（全窒素）/（全リン）/（透明度）/」 -

pH、全窒素（mg/l）、全リン（mg/l）、透明度（m）の値により色分

け表示します。

「推移：1970/1985/1995 /2000 年のため池」 - 地図上に各年に存在す

るため池（水色）を表示します。

「推移：1970-1985/1985-1995/1995-2000 年の変化」 - 各期間のうち

に増えたため池（青色）と減ったため池（赤色）を表示します。

社会環境

市街化区域（オレンジ色）および耕作放棄率が高い地域（オリーブ

色）を重ね合わせて表示することができます。

自然環境

植生を重ね合わせて表示することができます。

※メニューで選択した順番でレイヤが重ねて表示されます。例えば、「調査マップ：ため池」、「市街化区域」、

「植生」の順番で選択した場合、「植生」が一番上、「市街化区域」が上から２番目、ため池データが一番下

に表示されます。

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４．地図ペイン

４－１. 地図部品

地図ペインは画面全体に表示されます。

① ズームボタン

＋ボタンをクリックすると拡大表示、－ボタンをクリックすると縮小表示されます。

② スケールバー

地図上での実際の距離を示します。

③ 中心の緯度経度

地図ペイン中央の緯度経度を世界測地系（WGS84）で表示します。上のテキストボックスに緯度、下の

テキストボックスに経度を入力すると、入力した緯度経度が地図ペインの中心となる位置に地図画面が移

動します。

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４－２. ポップアップの表示

ため池ポリゴンをクリックすると、属性表示ポップアップが表示されます。

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５．凡例

凡例は画面右部に表示されます。

レイヤの色分け内容を表示します。

メニュー（p.3 参照）での選択状態により更新されます。

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６．データテーブル

６－１. テーブル部品

ため池データのテキスト、または ボタンをクリックすると、ため池データが一覧で表示されます。

ため池データテーブルでは、以下の機能を使用することができます。

① 表示/非表示ボタン

ため池データを表示または非表示にすることができます。

② 表示件数選択

一覧に表示するデータの件数を 10 件、25 件、50 件、100 件の中から一つ選択することができます。

③ 並べ替えボタン

ヘッダの各項目に△が表示されます。クリックすると降順（▼）、昇順（▲）でデータを並び替えることが

できます。

④ 検索ボックス

テキストボックスに文字列や数値を入力すると、入力内容がデータに含まれるかどうかを全項目について検

索します。入力内容がデータに含まれる場合は、該当データのみが抽出され、一覧で表示されます。

入力内容を消去すると、全データが一覧で表示されます。

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⑤ 検索結果の件数表示

データの総件数、画面で表示されているデータの件数（何件目から何件目であるか）を表示します。

検索ボックスでデータ抽出を行った場合は、抽出データ件数を検索結果として表示します。

⑥ ページ移動

ページ番号をクリックすると該当のページに移動することができます。「Previous」ボタンで前のページに、

「Next」ボタンで次のページに移動することができます。

６－２．地図との連携

ため池データテーブル上で「ため池名称」または「緯度経度」をクリックすると、該当のため池を拡大し中心に表

示するよう地図画面が移動します。