第 11 回放送授業

「ソフトウェアのし「ソフトウェアのしくみ」くみ」

1111 リスト構造とデータリスト構造とデータベースベース

11.1 11.1 データベースとはデータベースとは

データベース（ DB ）

• キー– 原則、重なるキーはない方がよい

• 値（複数ある場合もある）• キーとして配列番号もありうる

11.2 11.2 配列、ハッシュ関数配列、ハッシュ関数

配列

• キー : 配列番号• 値 : 同じサイズに収まるデータ• 任意の番号のデータのアドレス

= 先頭アドレス+ 配列番号 × データサイズ

ポインタ配列

• データサイズが不定の場合にはポインタ配列を使う

• データは配列とは別のところへ置き、そのデータを指すポインタを配列とする

ハッシュ法

• 広い領域にまばらに存在するキーをまとめる手法– 数字キー– 文字列キー

• 高速で検索できる。

ハッシュ法

• ハッシュ関数• ハッシュ表• ハッシュ値

衝突

• オープンアドレス法• 連鎖法

ハッシュ関数

• 除算法• 中央二乗法• 折り畳み法

11.3 11.3 スタック、キュースタック、キュー

スタック

• 最後に入れたデータのみを見たり消したりできる構造

• 先端• 終端• プッシュ• ポップ• LIFO 、 FILO

線形リスト

• ノード = データ + ポインタ（複数も可）

• 線形リスト = ノード（ 1 ポインタ）を直線的に繋いだもの

• 終端のノードのポインタは Null• 先端ノードのアドレスを見張る

先端ポインタが必要

線形リストによるスタック

• プッシュ = ノードの追加• ポップ = ノードの削除• 空リストの検出

キュー

• 待ち行列のように最初に入ったデータのみを見たり消したりできる構造

• 線形リストで実現• 先端のみならず終端を見張る

ポインタも必要