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一般社団法人ふらっとーほく活動紹介 住民主体の 復興まちづくりを目指して わたりグリーンベルトプロジェクトと まちフェス「伊達ルネッサンス」 2013/04/01 一般社団法人ふらっとーほく代表 松島宏佑

【送付用】ふらっとーほく活動紹介 20130401

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〜 一般社団法人ふらっとーほく活動紹介 〜

住民主体の 復興まちづくりを目指して

わたりグリーンベルトプロジェクトと

まちフェス「伊達ルネッサンス」

2013/04/01 一般社団法人ふらっとーほく代表 松島宏佑

本日の流れ 

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1.  団体概要  

2.  わたりグリーンベルトプロジェクトとは  

3.  まちフェス 〜伊達ルネッサンス〜 とは    

 

一般社団法人 ふらっとーほく

•  2011年 3月19日 代表松島が東北宮城入り             4月    「温泉宿に泊まってボランティア企画開始」  

          h*p://flatohoku.jp/                延べ800人以上の参加者、温泉宿の売上 300万円以上      •  2011年 11月   わたりグリーンベルトプロジェクト立ち上げ  •  2012年 1月    一般社団法人ふらっとーほくして法人化             6月    総務省平成24年度「緑の分権改革」亘理町より受諾             12月   まちフェス 「伊達ルネッサンス」 事業開始    

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本日の流れ 

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1.  団体概要  

2.  わたりグリーンベルトプロジェクトとは  

3.  まちフェス 〜伊達ルネッサンス〜 とは    

 

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【基本情報】 ・ 人口: 34,795 人 (2011.03.01)      33,779 人 (2011.07.01) ・ 面積:73km2  ・ 東日本大震災による死者:296人 【産業構造】 ・ いちごの生産量:東北第一位 ・ りんごの出荷量:宮城第一位 ・ 1次産業:2,036人(11.7%) ・ 2次産業:5,751人(33.1%) ・ 3次産業:9,593人(55.2%) いちご農家:農家260軒の9割が被害

宮城県亘理町とは

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復興プロセスの理解:復興は「階段」と「踊り場」の連続

復興計画の実行

インフラ復旧

仮設住宅建設

災害発生

救援

復興計画の策定

復旧が一段落し、復興計画が実行されるまでの期間は、変化が見えにくい踊り場

資料:一般社団法人ダイバーシティー研究所

➜ 時間の経過

10 写真提供:社団法人東北建設協会

11 写真提供:社団法人東北建設協会

1.復興のシンボル

伊達政宗の時代から培われた

強い防潮林を復活

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2.みんなで作る復興まちづくり

多くの住民が関われる土台を作り

地域発の復興計画を策定・実施するか

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3.ツーリズム

いかに持続可能な形で 地域ファンを増やし続けるか

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行程表1 : 2011年~2021年

2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021

調査

計画策定

苗作  

植樹

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調査設計

調査実施

まちづくりワークショップ

計画策定

計画決定

種とり → ポット入れ → 育成 → 植樹

50,000本

200,000本

200,000本

200,000本

200,000本

200,000本

200,000本

200,000本

組織づくり

13/04/01作成 24

H24/2012年 H25/2013年 H26/2014年 H27/2015年

4月 10月 4月 10月 4月 10月 4月 10月

WS  Ⅰ

WS  Ⅱ

苗木生産

苗木植裁

農地再生

農業法人  

農地再生

亘理町

区画整理

圃場整備

施設ゾーン

ガレキ処理

林野庁

海岸林整備

わたりグリーンベルトプロジェクト:4ヵ年 スケジュール表

基本構想:マスタープランⅠ

H33

H36

土地買収 設計 整備/OPEN

調査 評価・設計 基盤整備

水田/宅地買収

換地/買収(拡幅エリア)

土地賃借 許可

地盤整備

基本計画:マスタープランⅡ

農業法人設立へ

パイロットファーム 気球大会

実施体制

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 「亘理GB運営委員会」

  ・沿岸部区長

  ・種苗園代表

  ・造園組合会長    ・地元出身大学生

  ・まちづくり会社代表

  ・CSRコンサルティング会社所長    ・環境コンサル代表兼所長  

 (仮)関係機関との調整    ・国(総務省、復興庁、林野庁)    ・県

 「亘理GB事務局」    ・亘町町役場    ・まちづくり会社    ・東京:CSRコンサルティング会社

 「亘理GB 事務局サポートスタッフ」    ・荒浜出身デザイナー    ・荒浜出身被災者  

(仮)グランドデザイン作成部会   ・亘理町役場   ・市民参画公園づくり専門企業  

(仮)ツーリズム部会   ・亘理町農林課   ・苗木業者   ・亘理造園組合

(仮)植樹 管理部会   ・亘理町造園組合   ・大畑浜南北、吉田浜南北 住民  

地域内個人・団体

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本日の流れ 

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1.  団体概要  

2.  わたりグリーンベルトプロジェクトとは  

3.  まちフェス 〜伊達ルネッサンス〜 とは    

 

  

亘理町・山元町・新地町における 課題解決型コミュニティー創出事業

2012/11/03

一般社団法人ふらっとーほく代表 松島宏佑

解決したい課題とは何か?

ある女性と若者の物語

すべては 若者とおばちゃん「京子さん」の 出会いから

 

周りから背中を押され プログラム実施へ

若者と京子さんの対話 大切にしている想いを織り重ねる

京子におまかせ! 私だけの復興ダレをつくろう!!

新しいつながり

このプロセスでおきた 3つの小さな変化

【新たなチャレンジ】 震災であきらめていたタレ作り シャイで人前にはあまりでない農家さん 今までよりも強い想いをこめて新規商品として全国へ発信• 販売。メディア露出も増え、講師としても

【地域の宝の発見】 【コーディネーターとして】 「なにもなくなった地元」 「何も動かない閉鎖的な地域」 一人のボランティア 「こんな素敵な人がいるんだ」 「自分でもなにか動くかも。」 地域や人をつなぐ役割へ

【新たな「居場所」と 「次なる一歩」に】   震災後初めて再会したお母さん達  仮設から出るのが  おっくうだった男性  「私でも何かできるかも。」  「私手伝いたい」   との声があがるように。

「20」の小さな変化を 地域の各地で起こす

課題は何か? 「地域がさびていく中で」 

13/04/01

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Ex : 宮城県亘理町の場合 2011年度→2012年度    震災前後で、年間予算/役場職員数 約6倍

1.不器用でシャイだけど、強い想いと素晴らしい技術を持っている人達 2.復興のために何かしたい、という想いをもっている若者や女性達

 東日本大震災で浮き彫りになった、震災前から被災地が抱えていた課題

行政だけではもはや担えきれない多様な課題

 地域がさびていくこと       1. 若者が流出し、人口減少により失われるまちの活気   2. 新しいチャレンジが生まれず、変化しないまち   3. 行政に依存しがちな地域社会

今までまちづくりに関わっていなかった層に 地域課題解決のチャレンジの機会を提供できないか?

解決策 : 「不器用な個人」から始まる体験プログラムづくり

13/04/01

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   不器用な人と      若者の出会い

 チャレンジとしての   体験プログラム構築

   「想い」を織り重ねる     課題解決型コミュニティーの創出 

  体験プログラム実施  

体験プログラム20個作成

「不器用な人」と「若者」の出会いからはじまる

起こしたい変化

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不器用な個人

20名  

若者

コーディネーター

10名

新しい

チャレンジ

20個

参加者の  学習機会

300名

想いに

共感する人

900名

課題解決型コミュニティー

20個創出

 1地域で 1回のみ開催した場合

1地域で 年2回、3年間の開催

不器用な個人

50名  

若者

コーディネーター

30名

新しい

チャレンジ

50個

参加者の

学習機会

1000名

想いに

共感する人

3000名

課題解決型コミュニティー

50個創出

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