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平成平成平成平成２４年７月２３日２４年７月２３日２４年７月２３日２４年７月２３日
林業・木材産業
秋田県農林水産部秋田県農林水産部秋田県農林水産部秋田県農林水産部
林業林業林業林業木材産業課木材産業課木材産業課木材産業課 小川小川小川小川 正正正正
秋田の取り組み
全国の丸太の生産量
AKITA Prefecture All Rights Reserved資料：林野庁「木材需給表」
4279450375
34577 33074
2291618236
1672142681
31391
25865
6044
19111
28436 63141
45974
0
20
40
60
80
100
0
20,000
40,000
60,000
80,000
100,000
120,000
140,000
S30 35 40 45 50 55 60 H2 7 12 17 22
木材（用材）自給率木材（用材）自給率木材（用材）自給率木材（用材）自給率
輸入製品輸入製品輸入製品輸入製品
国国国国産産産産材材材材
（千（千（千（千m3））））
（％)
輸入丸太輸入丸太輸入丸太輸入丸太
（％）（％）（％）（％）
AKITA Prefecture All Rights Reserved
日本日本日本日本のののの木材輸入木材輸入木材輸入木材輸入のののの状況状況状況状況
4,597万万万万m3
欧州材欧州材欧州材欧州材
北洋材北洋材北洋材北洋材
南米材南米材南米材南米材
南洋材南洋材南洋材南洋材
アフリカ材アフリカ材アフリカ材アフリカ材
資料：林野庁「木材需給表」、財務省「貿易統計」
米材米材米材米材
オセアニア材オセアニア材オセアニア材オセアニア材
丸太
12%
製材
2%
チップ
85%
合板
1%
丸太
44%
製材
40%
チップ
16%
合板
0%丸太
37%
製材
61%
チッ
プ
1%
合板
1%
丸
太
0%
製
材
9%
チッ
プ
91%
合
板
0%
丸太
1%
製材
98%
チッ
プ
0%
合板
1%
丸
太
0…
製
材
0…
チ
ッ
プ…
丸
太
15%
製
材
3%
チッ
プ
13%合
板
69%
製材
用
36%合板
用
14%
パル
プ用
46%
その
他
4%
木材の主な用途
製材工場製材工場製材工場製材工場
AKITA Prefecture All Rights Reserved
柱・板へと加工端材はチップ化
段ボールや紙へと加工
合板工場合板工場合板工場合板工場
資料：林野庁「木材需給表(H22)」
伐採
運搬
製紙工場製紙工場製紙工場製紙工場
木質ボード化
ベニヤを貼り合わせ
板状の平面へと加工
（年生）
AKITA Prefecture All Rights Reserved
0
200
400
600
800
1000
1200
1400
1600
1800
0
10
20
30
40
50
60
70
80
～5 ～15～25～35～45～55～65～75～85 95～
秋田県 全国
（千ha）（千千千千ha）
秋田県の人工林の齢級構成
資料：林野庁業務資料
平成１９年３月３１日の数値
799
1,374
684
402
329
0
200
400
600
800
1000
1200
1400
1600
S38 42 46 50 54 58 62 3 7 11 15 19
秋田県 宮崎県 大分県
熊本県 福島県 鹿児島県
（年次）（年次）（年次）（年次）
スギ素材生産量の推移
資料：農林水産省「木材統計」
（千ｍ３）（千ｍ３）（千ｍ３）（千ｍ３）
※ 集成材工場は、原木利用(外材も含む)５千ｍ3以上使用
※ 合板板、ＬＶＬ工場は、原木利用(外材も含む)５千ｍ3以上使用
0.5～１万m3
１～５万m3
５～１０万m3
１０～２０万m3
２０万m3以上
集
成
材
0.5～１万m3
１～５万m3
５～１０万m3
１０～２０万m3
２０万m3以上
合
板
・
Ｌ
Ｖ
Ｌ C社 １３%B社 ６％
A社 １９％
D社 ８％
E社 13%
F社 ２４％
J社
K社
G社 ７％
２０万ｍ3以上の集成材工場
２０万ｍ3以上の合板工場
（凡 例）
I社
H社
凡 例
国内の合板工場と集成材工場の分布
AKITA Prefecture All Rights Reserved※シェアはおよその生産量から推定した
秋田県の丸太生産量
0
200
400
600
800
1000
10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22
（千ｍ３）（千ｍ３）（千ｍ３）（千ｍ３）
（年度）（年度）（年度）（年度）
製材製材製材製材
合板
チップチップチップチップ
資料：日本合板工業組合連合会
スギ複合合板
AKITA Prefecture All Rights Reserved
0
5
10
15
20
25
16 17 18 19 20 21 22
合板シェア合板シェア合板シェア合板シェア
２２２２ 割割割割
資料：日本集成材工業協同組合
AKITA Prefecture All Rights Reserved
スギ集成材
15.016.017.018.019.020.021.0
15 16 17 18 19 20 21 22
集成材集成材集成材集成材
シェアシェアシェアシェア
2222 割割割割
強度等級：E95－F270 E105－F300
資料：国土交通省告示第1024号
スギ集成材スギ集成材スギ集成材スギ集成材
強度等級：強度等級：強度等級：強度等級：E55～～～～105
F200～～～～F345の範囲で製造の範囲で製造の範囲で製造の範囲で製造
資料：（株)宮盛HP
異樹種集成材異樹種集成材異樹種集成材異樹種集成材
外側２層がカラマツ、
内層がスギのハイブリッド集成材
構造材の主な強度性能（たわみにくさ）構造材の主な強度性能（たわみにくさ）構造材の主な強度性能（たわみにくさ）構造材の主な強度性能（たわみにくさ）
注：製材は、機械等級（JAS規格製材）で、機械によりヤング係数を測定し、等級区分されたもの。
集成材は、構造用集成材のJAS異等級対称構成材
ベイマツ製材 E110
ベイマツ集成材 E120
スギーカラマツ集成材スギーカラマツ集成材スギーカラマツ集成材スギーカラマツ集成材 E105
事業事業事業事業主体主体主体主体 秋田製材協同組合秋田製材協同組合秋田製材協同組合秋田製材協同組合
事業事業事業事業規模規模規模規模 原木消費量原木消費量原木消費量原木消費量 １４万８千１４万８千１４万８千１４万８千m3
総事業費総事業費総事業費総事業費 ２３億円２３億円２３億円２３億円
建設建設建設建設用地用地用地用地 七曲臨空港工業団地七曲臨空港工業団地七曲臨空港工業団地七曲臨空港工業団地
（秋田市河辺）（秋田市河辺）（秋田市河辺）（秋田市河辺）
製品製品製品製品計画計画計画計画 製材品７９，９２０製材品７９，９２０製材品７９，９２０製材品７９，９２０m3
秋田製材協同組合アスクウッド
AKITA Prefecture All Rights Reserved
秋田市の大型製材工場
製材ライン内部製材ライン内部製材ライン内部製材ライン内部
１．スギ製材の低コスト化
２．集成材原料へのスギ活用
0
2
4
6
8
10
12
14
16
～0.5 ～1 ～3 ～5 ～10 10～
規模別製材コスト（全国）（千円）（千円）（千円）（千円）
（万ｍ３）（万ｍ３）（万ｍ３）（万ｍ３）
目指すべき
製材コスト
最近の木製品価格（ｍ３）
スギ母屋角（生材スギ母屋角（生材スギ母屋角（生材スギ母屋角（生材）））） 30,000円円円円
スギ正角（乾燥材スギ正角（乾燥材スギ正角（乾燥材スギ正角（乾燥材）））） 48,000円円円円
スギ集成材スギ集成材スギ集成材スギ集成材 51,400円円円円（（（（1,700円円円円/本）本）本）本）
ホワイトウッドホワイトウッドホワイトウッドホワイトウッド集成材集成材集成材集成材 46,000円円円円
（（（（1,520円円円円/本）本）本）本）
ベイマツベイマツベイマツベイマツ平角（乾燥材平角（乾燥材平角（乾燥材平角（乾燥材）））） 49,000円円円円
資料：日刊木材新聞社「木材建材ウイークリー」(24年6月）
秋田県のプレゼント事業
秋田のスギを６ｍ３使ってください
秋田への旅行、県産品のプレゼント
県独自施策１
秋田の木の家・普及促進事業
自分の家に使った木を見る・・・
秋田の温泉を楽しむ・・・・
乳頭温泉・鶴の湯
鳥海山鳥海山鳥海山鳥海山
大館樹海ドーム
国際教養国際教養国際教養国際教養大学図書館大学図書館大学図書館大学図書館
丸太丸太丸太丸太生産現場生産現場生産現場生産現場のののの課題課題課題課題
3つのつのつのつの課題課題課題課題
人・道・機械人・道・機械人・道・機械人・道・機械
0
500
1000
1500
2000
15 16 17 18 19 20 21 22
主として伐採主として伐採主として伐採主として伐採
主として造林主として造林主として造林主として造林
総数の増総数の増総数の増総数の増
1748人→2050人
若返り化若返り化若返り化若返り化
新規雇用：
毎年130人
素材生産重視素材生産重視素材生産重視素材生産重視
造林主体→
伐採主体
その１．その１．その１．その１．
人材人材人材人材
県独自施策３
木材生産企業化推進木材生産企業化推進木材生産企業化推進木材生産企業化推進
（人）（人）（人）（人）
（年度）（年度）（年度）（年度）
林業人材育成の当面の目標林業人材育成の当面の目標林業人材育成の当面の目標林業人材育成の当面の目標
• 森林施業プランナー森林施業プランナー
森林作業道作設オペレータ
素材生産技能者
60人
90人
150人
計計計計300人人人人
4
44
64
8
18
13
45
54
17
18
17
89
118
25
36
0
20
40
60
80
100
120
日本 オーストリア ドイツ 秋田 宮崎
林道等 作業道等
（m/ha）
その２．道その２．道その２．道その２．道
高能率生産団地（路網密度６０ｍ/ha)
80団地 １７０団地
計画期間計画期間計画期間計画期間 団地数団地数団地数団地数 利用区域面積利用区域面積利用区域面積利用区域面積
平成３２
年度
まで
１７０団
地
３７,９２０ｈａ
総延長総延長総延長総延長 密度密度密度密度
２,２７
５ｋｍ
６０．０ｍ／ｈａ
10 1420 26
3347 49 50 51
5663 66 68
911
1622
30
35 35 35 3637
3947 39
12
9
13
19
2228 30 34
42
48
5660
0
50
100
150
200
H5以前 6 8 10 12 14 16 17 18 19 20 21 22
ハーベスタ
フォワーダ
プロセッサ
タワーヤーダ等
（台）（台）（台）（台）
その３．機械化
ハーベスタフォワーダ
高性能林業機械の目標
185台 300台台 数
※※※※新規参入、小規模生産者にも支援新規参入、小規模生産者にも支援新規参入、小規模生産者にも支援新規参入、小規模生産者にも支援
稼働率
１２３～
139日２００
日
県独自施策３
木材生産企業化推進
標準的な丸太価格（皆伐）
AKITA Prefecture All Rights Reserved
資料：林野庁素材生産費等調査報告書」（H22）
間伐だと素材生産費が約１．５倍
素材生産費
素材生産費
運材費
運材費
0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000
秋田
全国
（円/m3)
立木代2700円
生産費3900円
運搬費1800円
丸太価格
8000円～12000円
県独自施策２
未利用資源活用促進
林業・木材産業の生産性向上対策
林業従事者林業従事者林業従事者林業従事者
２，０５０人
高能率生産団地
１７０団地
路網５００km
高性能林業機械高性能林業機械高性能林業機械高性能林業機械
台台台台 数数数数 ３００台３００台３００台３００台
稼働日数稼働日数稼働日数稼働日数 ２００２００２００２００日日日日
大規模
製材工場
ほか
製材工場群
の設備増強
製材品の
大型流通
への参画
集成材原
料のスギ
への転換
大規模
製材工場
単独製材企業の
規模拡大
（当面６～１０社）
既存集成
材企業
（５社）
県独自施策４県独自施策４県独自施策４県独自施策４
原材料転換施設整備原材料転換施設整備原材料転換施設整備原材料転換施設整備
県独自施策５県独自施策５県独自施策５県独自施策５
震災復興木材等運搬支援震災復興木材等運搬支援震災復興木材等運搬支援震災復興木材等運搬支援
ス
ギ
ス
ギ
ス
ギ
ス
ギ
集
成
材
集
成
材
集
成
材
集
成
材
のののの
生
産
拡
大
生
産
拡
大
生
産
拡
大
生
産
拡
大
製
材
品
製
材
品
製
材
品
製
材
品
のののの
大
型
大
型
大
型
大
型
流
通
流
通
流
通
流
通
へ
の
へ
の
へ
の
へ
の
参
画
参
画
参
画
参
画
広葉樹も有効活用
生産・流通の仕組みをつくる
ペレット・薪フローリング チップ
き
の
こ
原
木
県独自施策６県独自施策６県独自施策６県独自施策６
広葉樹資源活用フロンティア広葉樹資源活用フロンティア広葉樹資源活用フロンティア広葉樹資源活用フロンティア
■■■■木質木質木質木質バイオマスバイオマスバイオマスバイオマスの活用事案の活用事案の活用事案の活用事案
園芸施設
高性能林業機械高性能林業機械高性能林業機械高性能林業機械
木くず焚きボイラー木くず焚きボイラー木くず焚きボイラー木くず焚きボイラー
チップ
ペレット
製材工場
公共施設公共施設公共施設公共施設
22AKITA Prefecture All Rights Reserved
バイオマス発電
木材の微粉末化技術の活用木材の微粉末化技術の活用木材の微粉末化技術の活用木材の微粉末化技術の活用
インナーパワーリングミ
ル方式乾式微粉砕機
地熱
風力太陽光
再生可能エネルギー再生可能エネルギー再生可能エネルギー再生可能エネルギー
中小水力バイオマスバイオマスバイオマスバイオマス
雇用の拡大・地域への波及効果大
木質バイオマスの出材について木質バイオマスの出材について木質バイオマスの出材について木質バイオマスの出材について
既存の木材生産・流通既存の木材生産・流通既存の木材生産・流通既存の木材生産・流通と一体となった搬出
●太陽光、風、水力、地熱・・・・・
発電施設まで自然力で運ばれる
●木質バイオマス・・・・・・・・・・・・
発電施設まで人 力で運ばれる
国国国国のののの宝宝宝宝はははは山山山山なりなりなりなり、、、、
然然然然れども
れども
れども
れども伐伐伐伐りりりり尽尽尽尽くすくすくすくす時時時時はははは
用用用用にににに立立立立たずたずたずたず、、、、
尽尽尽尽きざる
きざる
きざる
きざる以前以前以前以前にににに
備備備備ええええをををを立立立立つべし
つべし
つべし
つべし、、、、
山山山山のののの衰衰衰衰えはえはえはえは即即即即ちちちち
国国国国のののの衰衰衰衰えなり
えなり
えなり
えなり
秋田藩家老
秋田藩家老
秋田藩家老
秋田藩家老・・・・渋江政光
渋江政光
渋江政光
渋江政光
ご清聴ありがとうございました。
国産材を使いましょう。国産材を使いましょう。国産材を使いましょう。国産材を使いましょう。
秋田杉の生産地からの願いです。秋田杉の生産地からの願いです。秋田杉の生産地からの願いです。秋田杉の生産地からの願いです。
■山を活用することで山が整備される
■資源は循環され
エネルギーとして活用される
■それが、地方、地域の再生につながる
