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2004/2/20 2004/2/20 学学学学学学学学学学学学学学学学学学学学 学学学学学学学学学学学学学学学学学学学学 学学学学学 学学学学学学学学学学学学学 3: 学学学学学 学学学学学学学学学学学学学 3: 学学 学学学学 2: 学学 学学学学 2: 学学学学学学学学学学学学学学学学 学学学学学学学学学 学学学学学学学学学学学学学学学学 学学学学学学学学学 学学学 学学学学学学学学学学 () 学学学 学学学学学学学学学学 ()

セッション3:最近のミスマッチの実例分析 実例2:地震予知 地震予知情報発信のされ方について  予知研究の現場から

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セッション3:最近のミスマッチの実例分析 実例2:地震予知 地震予知情報発信のされ方について  予知研究の現場から. 平田直(東京大学地震研究所). 地震予知研究の現状. 地震予知は、. 日本では、「地震」が身近 まれに発生する、ひとたび起これば大被害  → 一般の関心が高い:マスコミの関心も高い. データに基づいて行う 複雑な「自然」のシステムの理解が不可欠 不確かな情報 専門家のコンセンサスが必要. 新しい. 地震の起きる場所の状態. (推定). 予測. 未来の「状態」. (推定). 科学としての「地震予知」. 観測データ. 予知. 地震発生. - PowerPoint PPT Presentation

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2004/2/202004/2/20 学術成果の広報と報道に関するシンポジウム学術成果の広報と報道に関するシンポジウム

セッション3:最近のミスマッチの実セッション3:最近のミスマッチの実例分析例分析実例2:地震予知 実例2:地震予知 地震予知情報発信のされ方について 地震予知情報発信のされ方について  予知研究の現場から 予知研究の現場から                  

平田直(東京大学地震研究所)平田直(東京大学地震研究所)

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2004/2/20 学術成果の広報と報道に関するシンポジウム

地震予知研究の現状地震予知研究の現状

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2004/2/20 学術成果の広報と報道に関するシンポジウム

地震予知は、地震予知は、

1.1. 日本では、「地震」が身近日本では、「地震」が身近2.2. まれに発生する、ひとたび起これば大被害まれに発生する、ひとたび起これば大被害 → 一般の関心が高い:マスコミの関心も高い → 一般の関心が高い:マスコミの関心も高い

データに基づいて行うデータに基づいて行う複雑な「自然」のシステムの理解が不可複雑な「自然」のシステムの理解が不可欠欠不確かな情報不確かな情報専門家のコンセンサスが必要専門家のコンセンサスが必要

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2004/2/20 学術成果の広報と報道に関するシンポジウム

科学としての「地震予科学としての「地震予知」知」

観測データ観測データ

地震発生地震発生

予知

地震の起きる場地震の起きる場所の状態所の状態

未来の「状態」

予測

新しい

(推定)

(推定)

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2004/2/20 学術成果の広報と報道に関するシンポジウム

新しい科学としてのプレート境界地震の新しい科学としてのプレート境界地震の予知予知

観測データ•GPS(地表の変形)•微小地震観測

地震の発生•どこで•どのくらいの大きさ•いつ

プレート結合状態•固着•定常滑り•ゆっくり滑り•地震•余効的すべり

将来のプレート結合状態•固着•定常滑り•ゆっくり滑り•余効的すべり

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2004/2/20 学術成果の広報と報道に関するシンポジウム

地震発生の長期予測・強震動予地震発生の長期予測・強震動予測測

(活)断層活動履歴(活)断層活動履歴►大きさ大きさ►平均再来間隔平均再来間隔►最終活動次期最終活動次期

統計モデル (更新過程)震源・構造モデル

強震動の予測 (今後 30年間の)

発生確率分布

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2004/2/20 学術成果の広報と報道に関するシンポジウム

日本の活断層日本の活断層日本の活断層日本の活断層

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2004/2/20 学術成果の広報と報道に関するシンポジウム

固有地震固有地震CharacteristicCharacteristic   

EarthquakeEarthquake

プレート境界地震の予知可能プレート境界地震の予知可能性性

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釜石沖群発地震釜石沖群発地震

Japan Trench

Hon

shu,

Jap

an

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2004/2/20 学術成果の広報と報道に関するシンポジウム

釜石沖の繰り返し地震釜石沖の繰り返し地震釜石沖 固有地震

Igarashi et al. (1999)年90

5.4 ± 0.5 yrM 4.8 ± 0.1

60 70 80

累積

モー

メン

トマ

グニ

チュ

ード 95.3.11

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釜石沖の繰り返し地震と予知の成釜石沖の繰り返し地震と予知の成功功

釜石沖 固有地震

Matsuzawa et al. (1999)

2001.11.13

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震源と滑り分布震源と滑り分布

(Matsuzawa, et al.,2002)(Matsuzawa, et al.,2002)

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非定常的ゆっくり すべりアスペリティの固着によってすべれず、アスペリティが破壊したことですべり始める

余効変動

短い周期で地震が繰り返す(相似地震)

定常的ゆっくりすべり

小さなアスペリティ

巨大地震を繰り返し起こす

大きなアスペリティ

沈み込むプレート

(山中2002)

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科学としての「地震予科学としての「地震予知」知」

観測データ観測データ

地震発生地震発生

予知

地震の起きる場地震の起きる場所の状態所の状態

未来の「状態」

予測

新しい

(推定)

(推定)

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2004/2/20 学術成果の広報と報道に関するシンポジウム

科学としての「地震予科学としての「地震予知」知」

観測データ観測データ

地震発生地震発生

予知

地震の起きる場地震の起きる場所の状態所の状態

未来の「状態」

予測

新しい

(推定)

(推定)

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(Matu’ura et al., 2004)

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科学としての「地震予科学としての「地震予知」知」

観測データ観測データ

地震発生地震発生

予知

地震の起きる場地震の起きる場所の状態所の状態

未来の「状態」

予測

新しい

(推定)

(推定)

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(Matu’ura et al., 2004)

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科学としての「地震予科学としての「地震予知」知」

観測データ観測データ

地震発生地震発生

地震の起きる場地震の起きる場所の状態所の状態

未来の「状態」

予測

(推定)

(推定)

予知

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地震予知は、地震予知は、1.1. 日本では、「地震」が身近日本では、「地震」が身近2.2. まれに発生する、ひとたび起これば大被害まれに発生する、ひとたび起これば大被害 → 一般の関心が高い:マスコミの関心も高 → 一般の関心が高い:マスコミの関心も高

いい

► データに基づいて行うデータに基づいて行う► 複雑な「自然」のシステムの理解が不可欠複雑な「自然」のシステムの理解が不可欠► 不確かな情報不確かな情報► 専門家のコンセンサスが必要専門家のコンセンサスが必要

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