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主張を精確に読み取る力を付ける -論理を追跡する- 科目名 国語総合 単元名 評論(一)論理を読む①(X→X型) ※1 教材名 ミロのヴィーナス 国語能力表の観点から見た年間指導計画の中の位置付け(実施時期) 4月 5月 6月 7月 8月 9月 具体的な力(小分類) ○論理展開の類型を 学習の仕 評論(一) 評論(一) 表現(二) 理解し、類型ごと 方を学ぶ 論理を読 論理を読 ディベー の見通しをもって トをしよ 論理の展開を追跡 表現(一) ①X→X ③二項対 ※3 する力 自分を伝 立型 【話・聞】 ○主張を精確に読み える 「ミロの とも関連 取る力 ヴィーナ ス」 解釈・熟 考・批評 する力 ○作品の構造を四部 小説(一)小説(一) 詩(一) 構成で把握して全 構造を読 構造を読 構造をつ 体像を俯瞰し、各 かみ主題 部の特性・性格に を読む 応じた読みの方向 ①対立軸 ②「転」 ※4 と主題を概観す力 をつかむ ①「転」 ○対立軸とプロット プロッ をつかむ ※5 を把握し、仕掛け トをつ や内容を読み取る かむ 足掛かりを作る力 ○作品構造上の「転」 詩(一) を意識し、主題を 構造をつ 読み取る力 かみ主題 を読む ②主題を を読む

主張 を精確 に読み取る力を付ける -論理 を追跡 する...主張 を精確 に読み取る力を付ける -論理 を追跡 する - 1 科目名国語総合

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主張を精確に読み取る力を付ける-論理を追跡する-

1 科 目 名 国語総合2 単 元 名 評論(一)論理を読む①(X→X型)

※1

3 教 材 名 ミロのヴィーナス4 国語能力表の観点から見た年間指導計画の中の位置付け(実施時期)

科 大 中 4月 5月 6月 7月 8月 9月目 分 分 具体的な力(小分類)

類 類

情 ○論理展開の類型を 学習の仕 評論(一) 評論(一) 表現(二)報 理解し、類型ごと 方を学ぶ 論理を読 論理を読 ディベーを の見通しをもって む む トをしよ取 論理の展開を追跡 表現(一) ①X→X ③二項対 う

※3

論 り する力 自分を伝 型 立型 【話・聞】理 出 ○主張を精確に読み える 「ミロの とも関連的 す 取る力 ヴィーナ文 力 ス」章を 解釈・熟読 考・批評む する力力

解釈・熟

国 考語 ・総 批合 評(

す現 る代 力文)

情 ○作品の構造を四部 小説(一) 小説(一) 詩(一)報 構成で把握して全 構造を読 構造を読 構造をつを 体像を俯瞰し、各 む む かみ主題取 部の特性・性格に を読むり 応じた読みの方向 ①対立軸 ②「転」

※4

出 と主題を概観す力 と をつかむ ①「転」文 す ○対立軸とプロット プロッ をつかむ

※5

学 力 を把握し、仕掛け トをつ的 や内容を読み取る かむ文 足掛かりを作る力章を読 解 ○作品構造上の「転」 詩(一)む 釈 を意識し、主題を 構造をつ能 ・ 読み取る力 かみ主題力 熟 を読む

考・ ②主題を批 を読む評する力

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科 大 中 10月 11月 12月 1月 2月 3月目 分 分 具体的な力(小分類)

類 類

情 ○主張の論理関係を 評論(二) 表現(三)報 踏まえ、主旨を精 主旨を読 意見文をを 確にとらえる力 み取る。 書いてみ取 ○段落相互、文相互 ①主張を よう。

論 り 間の包含関係、及 読 み 取 【書】と理 出 び文の成分の比重 る。 も関連的 す の軽重を意識して、文 力 分析的に要約をす ②主旨を章 る力 把握し要を 旨文をま読 とめる。む能力 解 ○文章の書かれ方を 評論(三) ②事例に 評論(四)

釈 吟味する過程で、 文章の書 過剰・不 主張を批・ 優れた点、及び問 かれ方を 足はない 評する熟 題点を把握する力 吟 味 す か吟味す考 ○主張を吟味し、自 る。 る。 ①主張を・ 分の意見を発信す ③課題を 読 み 取

国 批 る力 ①論理展 踏まえ、 る。語 評 開に飛躍 部分的に ②批評文総 す はないか リライト を書く。合 る 吟 味 す する。(

力 る。現代文 情 【情報を取り出す力】)

報を取り出す力

文学的 解 ○自分の内部にある 小説(二)文 釈 生活世界や原体験 主題に迫章 ・ 価値観と読み取っ る。を 熟 た主題を照らし合 ①主題を読 考 わせ、自分にとっ 読む。む ・ ての意味を発見し能 批 ていく力力 評 ②主題を

す 批 評 する る。力

【語注】(※1)X→X型 同一主張を繰り返すという論理構造を有する文章。(※2)X→Y型 ある主張を前提として、次の主張を展開するという論理構造を有する文章。(※3)二項対立型 二つの項目を比較させることによって主張を鮮明にするという論理構造を有する文章。(※4)対立軸 主人及び主人公と対立する主人物。または、それらが象徴する性質・性格。(※5)プロット 異なった二つ以上の諸勢力の関わり合いで展開・進行する話の筋。

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5 単元の内容

単元の目標 ①単元の目標と評価規準 論理を追跡し、筆者の主張を精確に読み取る。・評価方法

②中心となる活動一人読み、グループでの相互援助活動を通して、論理を追跡する。

③単元の目標に対する評価規準及び評価方法

項目 評価規準 評価方法 状況Cの生徒への対応

①自分の意見をもった上 ・観察(机間指導によ ・班の仲間の援助を受で、グループ討議に臨ん る) けながら課題を追究でいる。 するように助言する。

①文脈に即して語句の意味 ・観察(机間指導と ・辞書等にある基本的を適切にとらえている。 指名発表による) な意味と文脈を照合

させる。

②論理の展開を追跡し、精 ・観察(机間指導と ・事例間の共通項を探確に主張をとらえてい 指名発表による) り、一般化して表現る。 ・学習プリント されているところに

注目するように助言する。

③筆者の主張を吟味し、批 ・観察(机間指導と ・キーワードである評している。 指名発表による) 「手」を用いた慣用

・学習プリント 表現などを想起させる。

単元目標の 当初は書かれている事柄を読むことに終始していたが、現象面における表現の多様性と論理達成度 面における同一性を意識して文章中に通底する筋道に目を向け、論理的には同一内容の繰り返

しになっていることを理解することができた。

アドバイス ・典型的なX→X類型(表現を変えながら同一主張を繰り返す)の論理構造を有する文章を選択する。

及び ・短く、平易な表現で書かれた同類型の例文を用いて、説明及び演習を事前に行い、考え方を充分に理解させておきたい。

留意点 ・全員が話し合いに参加できるように、グループの人数は4人前後が望ましい。・到達度が高い生徒をリーダーとして意図的にグループを編成することで、他のグループメンバーへの援助活動を仕組むことができる。

・単元「評論(一)」を学習後、論理を追跡して主張を読み取る力が付いたのかどうかの検証及び学習内容の定着を図るため、主張が必ず明記されている比較的短い文章(新聞の社説など)を用いての帯単元(各時間に10分間程度の継続した学習の機会)を設定するのも発展学習の方法として考えられる。

関心・意欲・態度

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6 単元の学習概要

時間 各時間の目標 主な学習活動の流れと 評価規準 評価方法 状況Cの生徒へ指導上の留意点 の対応

○正しく音読 ・一人読みを行い、読み方 ①文脈に即して難 観察 ・語句の意味はする。 が分からない常用漢字、 解語句の意味を (指名発表・机 脈の中で一つ

1 ○文脈に即し 意味が分かりにくい語句 説明できる。 間指導) に規定されるて語句の意 をチェックする。 【読①】 ということを味をとらえ ・チェックした箇所を周囲 理解させる。ている。 の仲間と相談を通して確 ②序論・本論・結

○文章の構成 認する。 論の構造に当てをつかむ。 ・音読をすることを通し、 はめ、文章の構

漢字の読み方及び、難解 成を理解する。語句の意味の理解が適切 【読②】であったか否かを確認する。

・文章の構成を確認する。*留意点

生徒の主体的な活動の場を保

障する。

○論理を追跡 ・第一段落を音読し、表層 ①論理をたどっ 観察 ・異なった事例し、抽象的 の意味を確認する。 て、抽象的な表 (指名発表・机 や表現の間に

2 な表現の意 ・一人読み、グループ内で 現の意味を理解 間指導) 通底する共通味を理解す の相互援助活動を通し している。 ワークシート 要素を探るよる。 て、論理的に同義の箇所 【読①】 定期考査 うに助言す

を確認する。 る。・論理を意識した上で、抽 ②自分の意見をも 観察象的な表現の意味を具体 ち、グループ討 (机間指導)的に説明する。 議に積極的に参

*留意点 加している。グループ討議に耳を傾け、よ 【関】い発言を取り上げて価値付け

る。

○主張を精確 ・第二段落、第三段落を音 ①主張を正確にと 観察 ・助言を与えなに読み取る。 読し、表層の意味を確認 らえている。 (指名発表・机 がら論理的に

する。 【読②】 間指導) 同義の箇所に3 ・論理的に同義の意味内容 ワークシート サイドライン

の繰り返しになっている 定期考査 を引かせ、考ことをつかむ。 える足場を与

・論理的に同義の箇所の中 える。で、記述が一般化されているところを指摘し、主張を精確にとらえる。

*留意点

勘やフィーリングに頼る

のではなく、筋道を立てて

考えることができているか

どうかに留意する。

○主張を吟味 ・具体的な事例を想起して ①筆者の主張を客 観察(指名発表 ・キーワードでする。 筆者の主張を吟味する。 観的立場で読解 ・机間指導に ある「手」を

4 *留意点 している。 よる) 用いた慣用句今回の目標は主張を精確 【読③】 などを想起さ

にとらえることにあるた ワークシート せ、きっかけめ、生徒の意見を紹介する を与える。程度に止める。

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7 第2時の学習指導案

本時の位置 2時間目(全4時間)

本時の学習目標 ア 小グループの活動に意欲的に参加し、意見交流をする。(関心・意欲・態度)

イ 一つの主張を形を変えながら繰り返すという論理構成を理解する。ウ 現象面としての表現の多様性と、論理の上での意味内容の同一性をとらえる。エ 第一段落の主張を理解する。オ 文の成分における比重の軽重を意識し、的確に文章を要約する。

(読む能力)カ 第一段落の語句の意味を理解し、語彙を豊かにする。

(知識・理解)

事前の準備 ① 4人前後のグループを編成しておく。② 液晶プロジェクター、教師用パソコンをセットしておく。

過程 学習内容 学 習 活 動 指導上の留意点及び評価

導 □第一段落の音読 ①一文ずつ音読し、常用漢字の読 ・文脈に即した語句の意味を適宜確認してい入 及び文中におけ み、難解語句の意味を確認する。 く。

る難語句の理解目標カに対する具体的評価規準と評価方法〔規準〕文脈に即して難解語句の意味を理解

している。〔方法〕観察(指名発表による)

10 〔状況Cの生徒への手だて〕分 語句の意味は文脈の中で一つに規定される

ということを理解させる。

□本時の学習課題 ②本時の学習課題を確認するととも ・例文を示し、提示する「テーマ」との有機的の確認 に、問題の所在をつかむ。 な結びつきを図り、課題意識を持たせる。

〈テーマ〉主張は形を変えて繰り返す

(深層の読み)□主張の理解 ③冒頭の文に注意し、筆者の主張を ・評論文における主張は、常に一般的、抽象的

理解する。 な表現で表されるものであることを確認する。

目標エに対する具体的評価基準と評価方法〔規準〕適切な表現を指摘している。〔方法〕観察(机間指導と指名発表による)

展 〔状況Cの生徒への手だて〕導入で示した例文に戻り、一般的、抽象的な表現とはどのようなものであるのかを具体的に示す。

開 □論理構成の理解 ④「両腕を欠損した状態>両腕を復元した状態」と論理的に同義の意 目標ウに対する具体的評価規準と評価方法

□表現の現象面に 味内容の箇所に線を引く。 〔規準〕適切な表現を指摘している。おける多様性と 〔方法〕観察(机間指導と指名発表による)論理の面におけ 〔状況Cの生徒への手だて〕る同一性の理解 論理の観点から同義の箇所を読み取るので

あり、表現の異同といった現象面にとらわれないように助言する。

⑤一グループ4人前後の学習班を編制する。 目標アに対する具体的評価規準と評価方法

⑥上記④の内容について小グループ 〔規準〕自分の立場及び根拠を明らかにしたで意見を交流し、読みを深める。 上で、自分の意見を積極的に述べている。

35 〔方法〕観察(机間指導による)分 〔状況Cの生徒への手だて〕

結論に至るまでの過程を、班の仲間の説明を受けながら確認していくように助言する。

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⑦グループの代表者は線を引いた部 ・発表者の意見をクラス全体に一般化するため分を発表する。 に、発表者以外の生徒に対して、切り返し発

問を行う。⑧パワーポイントを使っての教師の ・同義の主張を表現を変えながら繰り返すとい説明を聞き、理解を深める。 う論理展開となっていることを確認する。

⑨「特殊から普遍への巧まざる跳 ・教師の説明を理解することができたかの見届躍」とは具体的にはどのようなこ けを行うとともに、本時のメインテーマにつとを言っているのかを論理的に同 いての生徒の理解度を確認する。義である本文中の表現を用いて学習プリントにまとめる。 目標イに対する具体的評価規準と評価方法

〔規準〕論理的には同義の内容が表現を変えて繰り返されていることに気付いている。

〔方法〕観察(机間指導と指名発表による)学習プリント

〔状況Cの生徒への手だて〕線を引いた表現がどのような対応関係で同義であるのかを説明し、考え方の足がかりを作る。

□文章を要約する ⑩上記⑨でまとめた文章の要点を分 ・比重の高い文節である述語・主語のラインを方途の理解 析的にとらえ、指定字数に要約す 背骨とし、必要最小限の修飾語で肉付けを行

る。 うという指標を示す。

目標オに対する具体的評価規準と評価方法〔規準〕文中の要点を分析しつつ要約してい

る。〔方法〕観察(机間指導と指名発表による)

学習プリント〔状況Cの生徒への手だて〕文の成分における比重の軽重を意識させ、どの表現が重要であるか具体的に助言する。

⑪パワーポイントを使っての教師の説明を聞き、理解を深める。 ・要約文の模範例を示し、どのような視点から

文の成分を取捨選択したのかを具体的に説明する。

ま □本時の学習のま ⑫本時の授業のポイント(一つの主 ・本時の学習テーマに関する既習内容を一般化と とめと次時の予 張を形を変えながら繰り返すとい し、他の評論文を読む際に生かすことができめ 告 う論理展開)を理解する。 るように意識付けを行う。5 ⑬次時のテーマは、論理の展開を追 ・具体例(ミロのビーナス)から始まった文章分 いながら、主題を読み取ることで はやがて一般化される(帰納法)はずであ

あることを理解する。 り、そこが主題を読み取る上で最も重要な部分となることを説明し、次時の授業に向けての課題意識をもたせる。

次 ・同様の論理構造を有する文章を用いての演習を継続的に行い、学習内容の定着を図る。時 ・書かれている事柄の理解のみに終始し、文章中に通底する論理を意識することができなかった生徒にに は、より平易な表現で書かれた同類型の文章を示し個別指導を行う。生 ・目標オについて状況 C の生徒には、主語、述語が明記され、多くの修飾語を有する文を用いて、個別か 指導を行う機会を設ける。すこと

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学習プリント

『ミロのヴィーナス』清岡卓行

番(

№ 1

〈テーマ〉

主張は形を変えて繰り返されるということを理解する。

「部分的な具

象の放棄による、ある全体性への偶然の肉薄(№2・L二

)」とは、

具体的にはどういうことか。文章中の言葉を使い説明しなさい。

字数制限無し

四十字程度

(四十五字)

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学習プリント

『ミロのヴィーナス』清岡卓行

番(

№2

〈テーマ〉

主張は形を変えて繰り返されるということを理解する。

〈第2段落〉

’X

ミロのヴィーナスの失われた両腕の復元案というものが、すべて興ざめたもの、滑稽でグロテスクなも

のに思われてしかたがない。

’X

失われていることにひとたび心から感動した場合、もはやそれ以前の失われていない昔に感動すること

はほとんどできないのである。

’X

’X

’X

’X

’X

もし真の原形が発見され、そのことが疑いようもなく僕に納得されたとしたら、僕は一種の怒りをもっ

その真の原形を否認したいと思うだろう、まさに、芸術というものの名において。

表現の仕方は違うものの…

論理的には

同一主張Xの繰り返し!

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学習プリント

『ミロのヴィーナス』清岡卓行

番(

№2

〈テーマ〉

’X~X~’Xの論理を追跡し、主題をとらえよう。

〈第3段落〉

事例

’X1

ミロのヴィーナス〈第1~2段落〉

二本の腕を失われた代わりに、無数の腕への暗示がもたらされ、より魅惑

的なものとなった

【主題】X

ヒント

’XからXに一般化されるのはどこだ?

事例’X2(

事例’X3(

事例’X1

ミロのヴィーナス

「二本の腕が欠落に

よって、逆にあらゆる

手への夢を奏でる」のは

なぜか、具

体的に説明してみよう。

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板書例

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