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1
世紀の教え魔 小次郎講師
一目均衡表上級編
第1部
一目均衡表の構成
2
波動
時間 価格変動
一目均衡表の極意は三位一体にあり!
3
•波動は連続する三波動(N波動)から出来ている。
波動
•波動の時間は基本数値・対等数値になりやすい。
時間
•三波動目の基準となる値位置を予測したもの
価格(変動)
•上記を押さえた上で、買方売方の勢力の変化を細かく分析するもの
5つの線
一目均衡表の全体像
4
図解、波動・時間・価格変動の関係(例)!
1,000円
2,000円
1,700円
3,000円
17日 9日 26日
1,000円
1,000円
波動は三波動 計算値
時間
5
それぞれの波動が基本数値になりやすい!
3波動目が計算値になりやすい!
5つの線で現在の波動がいつ崩れるか を細かく分析
第2部
波動とは?
6
•価格は波打ちながら上昇し、波打ちながら下降する。
• これを「波動」と呼ぶ
波動
波動とは?
7
•波動は三波動を持って最小単位とする。
•三波動の連続で価格変動が構成される。
波動
N波動(三波動)とは?
一波動 二波動 三波動
I波動 V波動 N波動
上昇波動は三波・五波・七波・九波・・・・となる。 ③ ⑤
⑦
8
上昇のN 下降のN もみあいのN もみあいP波動のN もみあいY波動のN
三角もちあい
支持線を突破することにより下降トレンド確定
抵抗線を突破することにより上昇トレンド確定
抵抗線・支持線の突破によりもみあい放れ
前回の高値を更新することにより上昇トレンドに変化
前回の高値を更新することによりY
波動が確定する。
三波動を見ればトレンドがわかる!
上昇トレンド 下降トレンド もみあい相場
第2波で出やすい
トレンド転換点で出やすい
長期のもみあい相場はこのパターン
9
三波動がわかれば仕掛け時がわかる。
高値
安値
安値
上昇トレンドの確定
=買いの本格仕掛け時
下降トレンドでないことの確定
=買いの試し玉仕掛け時
10
第2部
時間とは?
11
• 時間こそが相場そのものである。
• 相場の主体は時間にあり、価格は結果として従ってくる。
時間に対する考え方
• モノの価値は簡単には変わらない。時間経過により初めて変化する。
• 夏が来た→ビールが飲みたい。冬が来た→灯油が必要
• 時間が経過した→鮮度が落ちて価格が下落。(生鮮食品)
• 時間が経過した→熟成して価格が上昇。(ウイスキー)
• 時間の経過を伴わずに価格が変化することはありえない。仮にそのようなことが起こった場合は反動がある。
解説
12
時間に関する考え方
•9、17、26 ※全て当日を含んだ計算
単純基本数値
•基本数値の組合せ、33、42、51、65、76、83、97、101等
•33=17+17-1
•42=17+26-1
•51=26+26-1
•65=17+17+17+17-3
•76=26+26+26-2
•83=17+17+26+26-3
•97=17+17+17+17+17+17-5
•101=26+26+26+26-3 ※その他単純基本数値の組み合わせは全て基本数値
複合基本数値
•ある期間変化は同じ日数で起こりやすい
対等数値
13
一目均衡表基本数値・対等数値=変化日
•8 (一目表記9)・・・フィボナッチ数列、2進法の基本的周期
•16(一目表記17)・・・4×4、4進法の基本的周期
•25(一目表記26)・・・5×5、5進法の基本的周期・・・(4×4+3×3)でもある=ピタゴラス数
基本数値
•16、32、(48)、64、(80)、96、(112)、128
•(一目表記)17、33、(49)、65、(81)、97、(113)、129
16日(32日)周期(起こりやすい)
•25、50、75、100
•(一目表記)26、51、76、101
25日周期(起こりやすい)
•41、82
•(一目表記)42、83
41日周期(ときどき)
14
基本数値の実際
一巡環676 (大相場)
※675 (225の3倍)
一環226 (大局相場)
実は225 (75の3倍)
一巡76 (中局相場)
※実は75 (25の3倍)
一期26 (ひと相場)
※実は25
15
一目均衡表の秘密!(フラクタル)
25周期の3波動構成を意識!
16
1期
1巡
1環
1巡環
大局トレンドも1巡環で変化
ユーロ/米ドル日足 2012年4月~2015年12月11日
17
米ドル/円日足
2015年7月1日~12月9日
18
米ドル/円1時間足
2015年11月25日~12月4日
19
ユーロ/米ドル15分足
2015年12月3日~12月8日
20
豪ドル/円5分足 2015年12月11日
対等数値を探せ!
21
129 101 65
9 17 26
33 42
51 76
83
97
米ドル/円日足 2014年7月~2015年1月
22
51日 51日
51 101
23
65 129
65日 65日
24
米ドル/円日足 2013年5月~2013年12月
17 42 65 97
25
米ドル/円時間足 2015年10月~2015年11月
26
33 42 65 83 97 129
26
基準点からの基本数値を探せ 9,17,26,33,42,51,65
ユーロ/ドル5分足 2015年12月11日
27
ユーロ/ドル5分足 2015年12月11日
波動を時間からを読み取れ!
28
ユーロ/ドル5分足 2015年12月11日
33 34 34
17 17
17 18 26 9
第3部
価格変動とは?
29
• 相場の動き(波動)を基に今後の目標値を算出する予測方法。
• 単なる上値予想や下値予想といったものとは全然違うもの。
計算値
• 予測値段であって、必ずそこで転換するといったものではない。
• あくまでも目標値段として設定し、その日柄、その値段に対して相場がいかに変化してきているのかを掴むことが大切。
• (時間論との関係)重要な日付に重要な価格に到達するとき、大きな変化が起こりやすい! 重要な日付は天底(あるいは過去の変化日)から基本数値・対等数値。
計算値もまた「予測」という考え方に基づく
30
計算値とは?
•波動を読み取り、第3波の形式が決まったときに、第3波がどこまで上昇するかの予測を行う。
•第3波の形式が決まる前にもしこうなったらと推測して行うこともある。
波動
•E計算値、N計算値、V計算値、NT計算値の4つの種類がある。
計算値の種類
31
計算値の求め方
A 100円
B 150円
C 130円 50円
50円
180円
① E計算値(二層倍)=B+(B-A) ② N計算値=C+(B-A)
③ V計算値=B+(B-C) ④NT計算値=C+(C-A)
※下落局面では、上下逆になる。また、E計算値は、三倍値、四倍値もあり、…、最大八倍値をまれに取ることがある。
A 100円
B 150円
170円
20円
20円
C 130円
32
A 100円
B 150円
50円
50円
200円
C 130円
A 100円
C 130円
B 150円
30円
30円
160円
4つの計算値の計算式をマスターせよ!
33
N計算値 NT計算値
A A
B B
C C
D D
安定上昇パターン
E計算値
A
B
C
D
加速上昇パターン 減速上昇パターン
V計算値
A
B
C
D
もみあい相場に移行の可能性
中心がわかれば今後の展開がわかる
34
800
1000
1200
1400
1600
1800
2000
1 2 3 4 5 6
1000
1300
1200
N計算値
安定上昇
1400
300
300
300
N計算値テスト!
35
800
1000
1200
1400
1600
1800
2000
1 2 3 4 5 6
1000
1300
1200
E計算値
加速上昇
1500
300
300
400
400
E計算値テスト!
NT計算値は減速上昇!
36
800
1000
1200
1400
1600
1800
2000
1 2 3 4 5 6
1000
1300
1200
NT計算値
1350
200
200 150
150
NT計算値テスト
減速上昇
V計算値はもみあいへの入口!
37
800
1000
1200
1400
1600
1800
2000
1 2 3 4 5 6
1000
1300
1200
V計算値
1350
100
100
50 50
V計算値はもみあい相場への入り口!
次第にもみあい相場に
• 安定上昇パターン。
N計算値
• 加速上昇パターン。
E計算値
• 減速上昇パターン
NT計算値
• もみあい入りを予感させるパターン。
V計算値
計算値
38
A
B
C
D
39
•AB=CD
•AB+BC=CD
•AB=BC+CD
•それぞれの期間は基本数値・対等数値になりやすい!
CDを決める三波の長さ(期間)は3通り・・・あくまで基本パターン
•計算値の期限は原則ACの期間をCから経過する迄である。
•その間にE計算値を軽々と達成した場合は2倍層以上もありうる。
CDの期間が一番長いのはAB+BC=CDのパターン
A
D
C
B
A
B
C
D
ポイント!目標値達成には期限がある!
9 9
9 9 9
9 9
17
17
※数値は例
A
B
C
D
40
•加速・・・E計算値を適用
•安定・・・N計算値を適用
•減速・・・NT計算値を適用
上昇トレンドが加速・安定・減速とわかりやすい場合
•まずはABの期間でN計算値を達成することを想定する。 (詳細は次ページ)
不明な場合
A
D
C
B
A
B
C
D
期限がわかれば分析が容易に!
9 9
9 9 9
9 9
17
17
NT計算値の基本例 E計算値の基本例 N計算値の基本例
•重要な日付に重要な価格に到達=変化の可能性大 ※近い基本数値も重要な日付となる。
•安定上昇パターン、押し目を迎えた後も継続の可能性大
ABの期間にN計算値に到達
• E計算値の可能性。
• ACの期間(AB+BCの期間)にE計算値に到達することを予測。 ①ACの期間にE計算値に到達=変化の可能性大 ※重要な日付に重要な価格に到達 ※近い基本数値も重要な日付となる。
•②ACの期間にE計算値を超える。 大相場の可能性、3倍層、4倍層・・・を想定。(3倍層から期限はない)
•③ACの期間にE計算値を未達成。 上昇の息切れ。一度押し目を迎えやすい
ABの期間にN計算値を超える。
41
予測による価格変動分析の仕方(詳細)
• ACの残期間は猶予期間
• ①そこでN計算値あるいはNT計算値を達成した場合も重要な日付に重要な価格に到達となり、変化の可能性大 ※近い基本数値も同様。
• ②そこまでにN計算値未達成の場合は期限切れ。上昇の勢い減速。押し目を迎えやすく、下げトレンドに転換することも多い。
ABの期間にN計算値を未達成
• 上昇がゆるやかではあるが、安定している場合は、期限にこだわりすぎてはいけない。
• あくまで期限が来たのに目標値の達成の見込みがない場合は下げやすいということ。
期限に対する考え方
42
予測による価格変動分析の仕方(詳細)
第4部
MT4用
基本数値インジケーター
43
「表示」→「ナビゲーター」→「インディケータ」に導入したインジケータの名前があることを確認
MT4を再起動
新しいインジケータ「Basic Period Indicator」をそのフォルダにコピペ
「ファイル」→「データフォルダを開く」→「MQL4」→「indicators」
MT4を立ち上げる
インジケーターの導入
44
全般タブから「チャートの自動スクロール」のチェックボタンを外す。
チャート上で右クリックしてプロパティを開いて基本配色を「Black on White」に変更。
チャートバーメニューから「ローソク足」を選択し、時計のマークから「足の時間(日足・時間足等)」を選択。
「表示」→「チャートバー」にチェック
「表示」→「ツールバー」→「チャート」にチェック
「ファイル」→「新規チャート」→「通貨ペア」を選択
チェックを外す
MT4の準備
45
チャート上の重要な高値・安値から基本数値を表示
「BasicPeriodIndicator」をクリック
「カスタム」をクリック
「インジケータ」をクリック
「挿入」をクリック
インジケーターを表示する。(概要)
46
47
米ドル円日足 一目均衡表
基本数値インジケーター 2015年12月~2016年8月26日
お疲れさまでした。
48