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208 ¾ 資料 4-4 ターゲット 2.4.4 の企画書(抜粋)と本文 ターゲット&ソルーショングループ(TSG2.4.4 企画書 水と生態系の持続性を保証するための価値づけ(抜粋) 本ターゲットの目的は、以下にあげる項目について、実際に試行された適切で参 考となる方法を提供することである。 ◆水文生態系サービスとそれらのもたらす経済的利益を評価する ◆以下を目的とした良質な管理の恩恵を測る ・需要が元になっている水使用を最大限にする(無駄な水使用は望ましくない) ・水消費からの水生産性の分断 ・資源効率を増加させること ・洪水と干害を防ぐこと このセッションは、世界中で確立された様々な経済評価ツールの事例によりもた らされた経験の成果(報酬)を提供する。ここで提供される事例の全ては、社会に より認識された経済利益の貨幣換算評価による、水生態系もしくは水資源の評価に 関連している。 1. セッションのながれ 概略紹介 セッション 244 と 214 の構成について: Olivier Bommelaer (5 minutes) 司会者による発表 基調演説:EUにおける良好な生態系の状態の費用便益分析(5 minutes) 基調演説:IUCN(世界自然保護会議)代表(5 minutes) 1)パート1 (244): 11.15 am- 1 pm, Chair: Josefina Maestu, UN-Water 予防への投資と生態系サービスへの支払い正当化について 11.15 am / イントロダクション: ・ Josefina Maestu, UN-Water:水とグリーン成長に関する国連会議の結果(5-8 minutes) ・Alexandre Müller/Jean Gault: 国際連合食糧農業機関による都市と生態系サービス 支払いの報告 11.30 am / 事例の発表: 各発表 5- 8 minutes ・Dosteus Lopa, WWF-CARE Tanzania/Uluguru mountains :将来の生態系サービスに 向けた水供給のための集水域内の植林の利益の評価 ・Josephat Nyongesa, WWF – Kenya: ナバシャ池における花の植栽による水の劣化の 費用の評価

¾ 資料4-4 ターゲット2.4.4の企画書(抜粋)と本文 ターゲッ …...・Tamsir Ndiaye, OMVS: 生態系ニーズを統合しながらの複合的な水使用配分を最適

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    資料4-4 ターゲット2.4.4の企画書(抜粋)と本文 ターゲット&ソルーショングループ(TSG)2.4.4 企画書 水と生態系の持続性を保証するための価値づけ(抜粋)

    本ターゲットの目的は、以下にあげる項目について、実際に試行された適切で参

    考となる方法を提供することである。

    ◆水文生態系サービスとそれらのもたらす経済的利益を評価する

    ◆以下を目的とした良質な管理の恩恵を測る

    ・需要が元になっている水使用を最大限にする(無駄な水使用は望ましくない)

    ・水消費からの水生産性の分断

    ・資源効率を増加させること

    ・洪水と干害を防ぐこと

    このセッションは、世界中で確立された様々な経済評価ツールの事例によりもた

    らされた経験の成果(報酬)を提供する。ここで提供される事例の全ては、社会に

    より認識された経済利益の貨幣換算評価による、水生態系もしくは水資源の評価に

    関連している。

    1. セッションのながれ

    概略紹介

    セッション 244 と 214 の構成について: Olivier Bommelaer (5 minutes)

    司会者による発表

    基調演説:EUにおける良好な生態系の状態の費用便益分析(5 minutes)

    基調演説:IUCN(世界自然保護会議)代表(5 minutes)

    (1)パート1 (244): 11.15 am- 1 pm, Chair: Josefina Maestu, UN-Water 予防への投資と生態系サービスへの支払い正当化について

    11.15 am / イントロダクション:

    ・ Josefina Maestu, UN-Water:水とグリーン成長に関する国連会議の結果(5-8

    minutes)

    ・Alexandre Müller/Jean Gault: 国際連合食糧農業機関による都市と生態系サービス

    支払いの報告

    11.30 am / 事例の発表: 各発表 5- 8 minutes

    ・Dosteus Lopa, WWF-CARE Tanzania/Uluguru mountains :将来の生態系サービスに

    向けた水供給のための集水域内の植林の利益の評価

    ・Josephat Nyongesa, WWF – Kenya: ナバシャ池における花の植栽による水の劣化の

    費用の評価

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    ・ANA, Brazil: 10 年間におよぶ大規模な土壌および保全への生態系サービス支払い

    構築の最初の環境および生態的効果

    ・Eric Blin (CCED/WBSCD): 生態系サービス支払いに向けた人工湿地の生態系サー

    ビス評価の企業の実験(“Libellule”)

    ・FNAB & CNFP: フランスの水源地における植林もしくは有機農業による持続可能な

    土地所有のためのCBAツールの開発

    ・City of Lons le Saulnier (France): 多様な水供給のための集水域における農民との

    効果的な交渉による利益分配

    12.05 am パネルディスカッション・討論

    12.45 am 方法の回答

    ・MEEDTL of France Jérémy Devaux, France:湿原の生態系サービスの貨幣換算と集

    水域における生態系サービス支払いのCBA

    12.50 am パート1のまとめ : Josefina Maestu, Olivier Bommelaer

    パート2 (ex 214): 2.30 to 4.30 pm Chair: Ania Grobicki, President of the Global Water Partnership (GWP) 水の評価;利用の最大限の効率化、資源生産性の増加などに対し適切に値段をつける

    ことにより経済発展と水使用量の分断化の動機づけ

    2.30 pm イントロダクション、司会者の紹介等

    Chairwoman: Ania Grobicki, GWP (5 minutes)

    ・基調講演: Guido Sonnemann, UNEP, 国際資源パネルにおける水に関する章 (5-8

    minutes)

    ・基調講演: Claudia Sadoff , or by Mohamed Ait Kadi (WB) of GWP(Global Water

    Partnership)による水の価値づけ (5-8 minutes)

    2.55 pm/ 事例の発表:全て最大 5-8 分

    ・Tamsir Ndiaye, OMVS: 生態系ニーズを統合しながらの複合的な水使用配分を最適

    化するためのセネガル川の水質管理の経済評価結集

    ・EDF: Durance river における電力会社(?)と灌漑農家間の交渉による不足費用の評

    価方法と、灌漑農家の水使用の減少と灌漑管理による水利用の最適化

    ・Makoto Tani, Kyoto University (Collaborate with Forestry Agency of Japan): 水と

    洪水防止のための森林の便益の貨幣換算

    ・Sasha Koo-Oshima USEPA/USGS Cheesapeake Bay における良好な生態系状態の保

    ・Gary Sharkey, WBCSD/PwC: ビジネスの決定を支持するための水評価

    3.30 pm パネルディスカッション、全体討論

    4.20 pm Ania Grobicki: パート 2 のまとめ

    4.25 pm セッションのまとめ: Josefina Maestu, Ania Grobicki & Olivier Bommelaer

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    資料4-5 ターゲット2.4.4における発表内容

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    4. 海外における気候変動への適応策の調査及び世界水フォーラム参加資料4-4 ターゲット2.4.4 の企画書(抜粋)と本文資料4-5 ターゲット2.4.4 における発表内容