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大中だより 教育目標 知・徳・体の調和のとれた実践力のある 生徒の育成をめざし、未来を築く力強い生徒 の育成を図る。 めざす生徒像 ~自他を大切にしよう~ ①自ら進んで学習する生徒 ②豊かな心を持つ生徒 ③たくましい体力を持つ生徒 <自分を愛する> あきらめない強さ真の文武両道3年生ありがとう・・・。 そして確かなバトンを。 校長 髙橋 紀子 「後ろ姿」を見せるということの大 切さを感じます。 人は、どんなに立派なことを言ってもその行動 が伴わなかったり、周りに対しての不公平感があ ったりしたら人としての信頼は得ることができま せん。 今年の3年生は様々な活動を制限されました。 最上級生として1、2年生に伝えたいことが山ほど あったはずなのに、その多くを断念せざるを得な くなってしまいました。また、部活動においても 同じです。沢山の生徒が最後の大舞台での活躍を ひとつのゴールとして頑張ってきましたが、それ も「中止」。そして20日が引退です。そこには どれほどの喪失感があったことでしょう。 しかしながら、そんなやりきれない想いを微塵 にも出さずに、前を向き、考え、自分に与えられ た目の前の時間をあたりまえに頑張る姿に、多く の後輩達が3年生としての「教え」を見たのでは ないでしょうか。 とかく、世の中は表面的な華々しさや楽しさを 尊ぶ風潮がありますが、実は日常を自分なりに地 道に丁寧に生きていくことが何よりも難しく、美 しいこと・・・。 3年生の皆さんのもつ落ち着きや優しさにそん なことを考えさせられています。 学校だより 第5号 令和2年7月17日発行 今年度は、新型コロナウイルス感染拡大予防のた め、残念ですが部活動壮行会が行えませんでした。 代替え行事として、今年は『想いを伝える1週 間』として、各部活の部長からの想いと2年生の 代表者からの感謝の言葉をそれぞれ放送を使って 給食中に伝えることにしました。 全部活動の代表として、部長会長の唐澤さんか らコメントを頂きました。 部長会長 3年A組 唐澤里緒 入部してからあっとい う間に時がたち、私たち 3年生が部活動を引退す る時が来ました。 思うように活動すること もできず、総体までなく 令和元年度壮行会の様子なっての引退・・・ 正直、「なぜ私たちが一番輝ける年に」と悔し く思いました。しかし、このようになってしまっ たからこそ、今までの部活動を振り返り、そして 学んだ事を改めて気づくことができました。その 中でも特に大切だと思ったことは、 『人として成長すること』です。 これは、女子バスケットボール部に入部当初から 顧問の先生方に言われ続けていたことで、社会 に出て行くためにもとても重要なことです。 初めの頃は、自分の事ばかり考えていましたが、 徐々に周りにも気を配れるようになり、また、部 活動だけでなく、学校生活でも代表などに積極的 に立候補できるようになりました。そして、この ように成長することは、一人でできることではあ りません。一つの目標 に向かって、共に頑張 る仲間、そして、先生 方の存在のおかげで す。引退してもその存 在が大切なことに変わ りはありません。 令和元年度壮行会の様子これからも仲間を大切にし、先生方の教えを忘 れず今後の人生にも全力で取り組んでいきます。

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    知・徳・体の調和のとれた実践力のある

    生徒の育成をめざし、未来を築く力強い生徒

    の育成を図る。

    めざす生徒像 ~自他を大切にしよう~①自ら進んで学習する生徒

    ②豊かな心を持つ生徒

    ③たくましい体力を持つ生徒

    <自分を愛する> <あきらめない強さ>

    <真の文武両道>

    3年生ありがとう・・・。

    そして確かなバトンを。校長 髙橋 紀子

    「後ろ姿」を見せるということの大

    切さを感じます。人は、どんなに立派なことを言ってもその行動

    が伴わなかったり、周りに対しての不公平感があ

    ったりしたら人としての信頼は得ることができま

    せん。

    今年の3年生は様々な活動を制限されました。

    最上級生として1、2年生に伝えたいことが山ほど

    あったはずなのに、その多くを断念せざるを得な

    くなってしまいました。また、部活動においても

    同じです。沢山の生徒が最後の大舞台での活躍を

    ひとつのゴールとして頑張ってきましたが、それ

    も「中止」。そして20日が引退です。そこには

    どれほどの喪失感があったことでしょう。

    しかしながら、そんなやりきれない想いを微塵

    にも出さずに、前を向き、考え、自分に与えられ

    た目の前の時間をあたりまえに頑張る姿に、多く

    の後輩達が3年生としての「教え」を見たのでは

    ないでしょうか。

    とかく、世の中は表面的な華々しさや楽しさを

    尊ぶ風潮がありますが、実は日常を自分なりに地

    道に丁寧に生きていくことが何よりも難しく、美

    しいこと・・・。

    3年生の皆さんのもつ落ち着きや優しさにそん

    なことを考えさせられています。

    学校だより 第5号

    令和2年7月17日発行

    今年度は、新型コロナウイルス感染拡大予防のた

    め、残念ですが部活動壮行会が行えませんでした。

    代替え行事として、今年は『想いを伝える1週

    間』として、各部活の部長からの想いと2年生の

    代表者からの感謝の言葉をそれぞれ放送を使って

    給食中に伝えることにしました。

    全部活動の代表として、部長会長の唐澤さんか

    らコメントを頂きました。

    部長会長 3年A組 唐澤里緒

    入部してからあっとい

    う間に時がたち、私たち

    3年生が部活動を引退す

    る時が来ました。

    思うように活動すること

    もできず、総体までなく

    【令和元年度壮行会の様子】 なっての引退・・・

    正直、「なぜ私たちが一番輝ける年に」と悔し

    く思いました。しかし、このようになってしまっ

    たからこそ、今までの部活動を振り返り、そして

    学んだ事を改めて気づくことができました。その

    中でも特に大切だと思ったことは、

    『人として成長すること』です。

    これは、女子バスケットボール部に入部当初から

    顧問の先生方に言われ続けていたことで、社会

    に出て行くためにもとても重要なことです。

    初めの頃は、自分の事ばかり考えていましたが、

    徐々に周りにも気を配れるようになり、また、部

    活動だけでなく、学校生活でも代表などに積極的

    に立候補できるようになりました。そして、この

    ように成長することは、一人でできることではあ

    りません。一つの目標

    に向かって、共に頑張

    る仲間、そして、先生

    方の存在のおかげで

    す。引退してもその存

    在が大切なことに変わ

    りはありません。 【令和元年度壮行会の様子】

    これからも仲間を大切にし、先生方の教えを忘

    れず今後の人生にも全力で取り組んでいきます。

  • 白井市はオーストラリアのキャンパスピ市(合

    併前はカヤブラム市)と友好都市にあり、199

    2年から毎年約20名の中学生の青少年交流を実

    施しており、友好を深めてきました。昨年、その

    一環である友好都市小中学校作品交流事業におい

    て作品を募集したところ、白井市内の中学生数あ

    る書写作品の中から本校の3A福島愛美さんと2

    D出雲崎美桜さんの作品が選ばれ、キャンパスピ

    市内の図書館に展示されていました。その作品が、

    この度返却されてきましたのでご紹介します。

    日本の素晴らしい文化や中学生としての素晴ら

    しい技能を理解してもらう良い機会になったこと

    と思います。

    8月の予定8月の予定