Upload
others
View
2
Download
0
Embed Size (px)
Citation preview
IoTの定義(Wikipedia)
• モノのインターネット(IoT: Internet of Things)は、一意に識別可能な「モノ」がインターネット・クラウドに接続され、情報交換することにより相互に制御する仕組み
ソフトウェア工学特論 4
IoTの定義(野村総研)
• PCやスマートフォンだけでなく, 日用品・家電・自動車・建物・食物などのさまざまなモノがRFIDや組込みセンサー、無線LANなどによりインターネットに接続し、識別したり、位置を特定したり、コントロール可能にしようとするビジョン
• Internet of Things (モノのインターネット)時代の到来
https://www.nri.com/jp/event/mediaforum/2012/pdf/forum183_1.pdf
ソフトウェア工学特論 5
IoTの定義(Intel)
• 従来の組込みとは異なり、ネットワーク接続機能を持つデバイスやモノ(Thing)とした上で、IoTの特質は5つのポイントだと指摘• スケール(Scale)• 自律性(Autonomous)• 弾力性・回復性(Resiliency)• 耐久性(Durability)• 接続(Connected)
• Cool ChipsにてIoTソフトウェア戦略を説明http://pc.watch.impress.co.jp/docs/kaigai/20140422_645444.html
ソフトウェア工学特論 6
IoTの定義(Microsoft)
• Internet of Your Thingsを創造する
http://www.microsoft.com/windowsembedded/ja-jp/internet-of-things.aspx
ソフトウェア工学特論 7
IoTの定義(Cisco)
•人、プロセス、データ、モノを組合せたIoE時代が来る
• Internet of Everything (IoE)に関するホワイトペーパー
http://www.cisco.com/web/JP/news/pr/2013/022.html
ソフトウェア工学特論 8
2020年までにネットに接続するデバイスの個数(出典: https://www.ncta.com/platform/broadband-internet/behind-the-numbers-growth-in-the-internet-of-things-2/)
ソフトウェア工学特論 10
500億を超える!
現在の普及具合
•インターネットとの接続が機能発揮するなら…
ソフトウェア工学特論 11
出典:http://www.informationweek.com/big‐data/hardware‐architectures/iot‐ipv6‐coming‐to‐the‐connected‐home/a/d‐id/1269437
IoTの歴史
• ユビキタス社会• メインフレーム(みんなで1台)、パーソナルコンピュータ(1人1台)に続くコンセプト• キーボード・アイコン・マウスといった伝統的なUIに代わってペン入力や音声認識等のデバイスを活用したコンピュータ操作、ネットワークを介した能動的な働きかけ
• RFIDの可能性がキモだった• 1999年, Kevin AshtonによりInternet of Things (IoT)が提唱される
• 2009年, RFID Journalに投稿, MIT Auto-ID Labなどから広まる• RFIDのセンサーネットワークが主テーマ
ソフトウェア工学特論 12
ざっと整理
• RFID(要はセンサー)+ネットワーク↓
• IoT!• 語感が良い• ビッグウェーブ(流行り)に乗らねば!↓
•自社のビジネスに会うように拡大解釈!!↓
•カオスな状況…ソフトウェア工学特論 13
狭義と講義のIoT
ソフトウェア工学特論 14
Smart Planet(Smart City)
Industrial Internet (FA, SmartGrid,
BigData)M2M
(自動販売機, スマートメータ, Parking)
センサネットワーク (RFID, センサ)
広義のIoT
狭義のIoT
M2Mはデバイス間の通信
つまり…
•建設• エネルギー•ホーム&コンシューマ•ヘルスケア•工業•運輸業•小売• セキュリティ• IT&ネットワーク
ソフトウェア工学特論 16
日本の国家予算(96兆円)の2.3倍!
http://bdm.change‐jp.com/?p=1790
◯◯が◯◯に、◯◯と話す
•車が、駐車場に、シャッターを開けてと話す•家のカメラが、スマホに、侵入者ありと話す•不在ボックスが、スマホに、宅配便が届いたよと話す
•植木鉢が、スマホに、水がなくなったと話す•体重メーカーが、スマホに、肥満度指数を教えてくれる
ソフトウェア工学特論 17
牛にも!
ソフトウェア工学特論 19
出典: http://www.theguardian.com/local‐government‐network/2011/aug/18/internet‐of‐things‐local‐government
出典:http://share.cisco.com/internet‐of‐things.com
センサーを埋め込んで病気や妊娠をリアルタイムに把握
1999年からの動き•クラウドやBigData•小型で安価なセンサー(1兆のセンサー市場!)
↓
ようやくIoTの実現可能性が見えてきた
ソフトウェア工学特論 20
Raspberry Pi 2 Model BRS Onlineで¥4,900
⼀昔前のデスクトップPCの性能を安価&⼿のひらサイズに
IoTの課題
• 使い方のノウハウ蓄積
• セキュリティ・プライバシー• センサの消費電力• 乱立する標準化
• Internet of Things Consortium (2013年1月設立)• AllSeen Alliance (2013年12月設立)
• Qualcomm, Microsoft, パナソニック, シャープ, Haier, LG Electronics, Sony
• Industrial Internet Consortium (2014年3月設立)• GE, Cisco, AT&T, IBM, Intel, 富士通, 日立
• Open Interconnect Consortium (2014年7月設立)• Sumsung, Dell, Intel, Atmel, Broadcom, Dell
ソフトウェア工学特論 21
Internet of Things Consortiumを無視して⾬の⼦乱⽴︕
Google Glassはオワコン︖
参考資料
•高岡大介, “IoT概論,”11月AITCオープンラボhttp://www.slideshare.net/dsuket/iotvol1-iot
• Internet of Things (Wikipedia)https://en.wikipedia.org/wiki/Internet_of_Things
•北瀬公彦, “IBM Bluemixで5分でわかった気になるIoT”
http://www.slideshare.net/kkitase/understand-iot-in-5-minutes
•実積寿也, “ウェアラブルデバイスIoTがもたらす産業変革”
http://www.slideshare.net/toshiyajitsuzumi/io-t-40796728?next_slideshow=1
ソフトウェア工学特論 23
クラウド上で収集・解析
• AWS Kinesis + Redshift• Kinesishttp://aws.amazon.com/jp/kinesis/• クラウド上でリアルタイムにデータ処理• ストリームデータ受付• 機械学習も可能
• Redshifthttp://aws.amazon.com/jp/redshift/• クラウド上のデータウェアハウスサービス• 時系列分析等が可能• センサデータと相性が良い
ソフトウェア工学特論 31
まとめ
• IoTの流れが加速• 抑えておくべきトレンド• 新しいビジネス
•足回り(クラウド・センサ・ネットワーク)が揃った•使いこなしのノウハウが必要• IoTを使いこなせる人材を渇望
ソフトウェア工学特論 32
レポート課題
• IoTについてレポート(A4,PDF1枚以上)を提出• 自分なりに考えたIoTの事例を図・文にまとめる
• 参考文献を付けること!• FPGAの活用を入れると加点
•提出先: [email protected]•提出期限: 12月31日
ソフトウェア工学特論 33