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こおりやま
こころのバリアフリーガイドブック
こおりやま
こころのバリアフリーガイドブック
こおりやま こころのバリアフリーガイドブック～私たちにできることって何だろう？～わたし なん
編集・発行／郡山市保健福祉部障がい福祉課 〒963-8601 郡山市朝日一丁目23番7号 電話：024-924-2381 ＦＡＸ：024-933-2290 http://www.city.koriyama.fukushima.jp印 刷／日進堂印刷所
平成30年２月
～私たちにできることって何だろう？～わたし なん
P-Z10001
この印刷物は、FSC®の基準に従って認証され、適切に管理された森からの木材を含んだ用紙を使用して印刷しています。
私わたし
たちの周まわ
りには、たくさんの人ひと
が生せいかつ
活しています。その中なか
には、
身か ら だ
体などに何なに
か障しょう
がいを持も
ち、生せいかつ
活に困こま
りごとがある人ひと
がいます。
もし、困こま
っていることに気き づ
付いても、どう助たす
けたら良よ
いかわからな
かったり、偏へんけん
見の目め
でみてしまったりしたことはありませんか？そのよ
うな理り か い
解の不ふ そ く
足や偏へんけん
見などの障しょうへき
壁＝バリアをなくすため、このガイド
ブックでは、さまざまな障しょう
がいを抱かか
えた人ひと
へ誰だれ
にでもできるサポート
の方ほうほう
法を紹しょうかい
介しています。この冊さ っ し
子を通とお
して、どんな障しょう
がいを持も
った
人ひと
がいて、何なに
ができるのかを知し
り、「こころのバリア」のない行こうどう
動が
できる助たす
けになれば幸さいわ
いです。
は じ め に
1
■ はじめに･･････････････････････････････ ❶
■ 肢し
体た い
の障しょう
がい･･････････････････････････ ❸
■ 視し
覚か く
障しょう
がい････････････････････････････ ❺
■ 聴ちょう
覚か く
障しょう
がい････････････････････････････ ❼
■ 内な い
部ぶ
障しょう
がい････････････････････････････ ❾
■ 知ち
的て き
障しょう
がい････････････････････････････ �
■ 発は っ
達た つ
障しょう
がい････････････････････････････ �
■ 精せ い
神し ん
障しょう
がい････････････････････････････ �
■ 難な ん
病びょう
･･････････････････････････････････ �
■ 高こ う
次じ
脳の う
機き
能の う
障しょう
がい･･････････････････････ �
■ 目め
に見み
えない障しょう
がいの人ひ と
ヘルプマーク･･････････････････････････ �
■ 車くるま
いすの介か い
助じ ょ
方ほ う
法ほ う
･･････････････････････ �
■ 視し
覚か く
障しょう
がいの人ひ と
の介か い
助じ ょ
方ほ う
法ほ う
･･･････････････ �
■ 手し ゅ
話わ
をおぼえてみよう･ ･････････････････ �
目も く
次じ
2
肢し
体たい
の障しょう
がいとは、病びょう
気き
や怪け
我が
などによって手て
や足あし
など身しん
体たい
の機き
能のう
に障しょう
が
いがあることを言い
います。
体からだ
にマヒが出で
てしまったり、立た
ったり座すわ
ったりの行こう
動どう
が難むずか
しい方かた
がいます。
少すこ
しの段だん
差さ
でも乗の
り越こ
えられません。
車くるま
の乗の
り降お
りには広ひろ
いスペースが
必ひつ
要よう
になります。
身しん
体たい
の痛いた
みなどにより動どう
作さ
に
時じ
間かん
がかかってしまうこともあります。
➡ 車くるま
いすの介かい
助じょ
方ほう
法ほう
p.17
●車くるま
いすを使つ か
っている人ひ と
●杖つ え
を使つ か
っている人ひ と
どんな人ひ と
がいる？
肢し
体た い
の障し ょ う
がい
3
どんなことが
できる？
高たか
いところにあるものが届とど
かない、道みち
が
ふさがれていて通とお
れないなど大たい
変へん
そうに
している時とき
は「困こま
っていることはありませ
んか？」と声こえ
をかけてみてください。
エレベーターや多た
機き
能のう
トイレなどは本ほん
当とう
に必ひつ
要よう
としている人ひと
にゆずりましょう。
4
視し
覚か く
障し ょ う
がい
視し
覚かく
障しょう
がいとは、まったく見み
えない、わずかに見み
える、中ちゅう
心しん
が見み
えない、
夜よる
だけ見み
えづらくなる、などの特とく
性せい
があります。
そのため、身み
の回まわ
りのことをする時とき
に誰だれ
かの助たす
けがほしいことがあります。
盲もう
導どう
犬けん
がハーネスを付つ
けている時とき
は仕し
事ごと
をしている最さい
中ちゅう
です。触さわ
ったり、声こえ
をか
けたりするのはやめましょう。
周まわ
りが見み
えない 中ちゅうしんぶ
心部が見み
えない ぼやける 色いろ
が変か
わる
➡ 視し
覚かく
障しょう
がいの人ひと
の介かい
助じょ
方ほう
法ほう
p.19
●盲も う
導ど う
犬け ん
を連つ
れている人ひ と
●白は く
杖じょう
※を使つ か
っている人ひ と
どんな人ひ と
がいる？
ハーネス
5
視し
覚かく
障しょう
がいの人ひと
が歩ある
く時とき
に使つか
う白しろ
い杖つえ
には、大だい
事じ
な３つの役やく
割わり
があります。
横おう
断だん
歩ほ
道どう
や駅えき
のホームなど危き
険けん
な場ば
所しょ
では、
声こえ
をかけてください。
誘ゆう
導どう
するときは、本ほん
人にん
の歩ある
きやすい方ほう
法ほう
（どちら側がわ
に立た
つのが良よ
いか・歩ある
くスピー
ドなど）をきいて行おこな
いましょう。
「あれ」「そっち」などの指し
示じ
語ご
ではなく、
「右みぎ
に５メートル」「２歩ほ
前まえ
」など具ぐ
体たい
的てき
に説せつ
明めい
しましょう。
どんなことが
できる？
段だん
差さ
や穴あな
などの危き
険けん
に気きづ
付くため
歩ある
く１メートル先さき
の様よう
子す
や正ただ
しい方ほう
向こう
かを探さぐ
るため
周まわ
りの人ひと
に視し
覚かく
障しょう
がいのあることを伝
つた
えるため
安あん
全ぜん
確かく
保ほ
情じょう
報ほう
収しゅう
集しゅう
シンボル
白は く
杖じょう
6
聞き
こえを補おぎな
うために補ほ
聴ちょう
器き
をつけている人ひと
がいます。
話はな
しかける時とき
は、聞き
き取と
りやすい声こえ
の大おお
きさで、
ゆっくり、はっきりと話はな
しましょう。
聴ちょうかく
覚に障しょう
がいがある人ひと
の中なか
で、
一いち
番ばん
多おお
く用もち
いられるコミュニケーション方ほう
法ほう
です。
手て
や指ゆび
、体からだ
の動うご
きだけでなく
口くち
の動うご
きや表ひょう
情じょう
を使つか
って表あらわ
します。
➡ 手しゅ
話わ
をおぼえてみよう p.21
●補ほ
聴ちょう
器き
を使つ か
っている人ひ と
●手し ゅ
話わ
を使つ か
っている人ひ と
どんな人ひ と
がいる？
聴ち ょ う
覚か く
障し ょ う
がい
聴ちょう
覚か く
障しょう
がいとは、音おと
がまったく聞き
こえない、わずかに聞き
こえる、などの特とく
性せい
があります。
また、生う
まれたときから聞き
こえない人ひと
は、話はな
すことが苦にが
手て
であったり、途と
中ちゅう
から聞き
こえなくなった人ひと
は話はな
すことができるために聞き
こえないことがわ
かりにくかったりすることもあります。
7
どんなことが
できる？
手しゅ
話わ
ができなくてもコミュニケーションを
とる方ほう
法ほう
はあります。
後うし
ろからくる車くるま
や自じ
転てん
車しゃ
のクラクション
やベルが聞き
こえません。無む
理り
に追お
い越こ
さ
ないようにしましょう。
緊きん
急きゅう
時じ
や災さい
害がい
時じ
のサイレンや避ひ
難なん
指し
示じ
の放ほう
送そう
に気き
づかないことがあるので、
電でん
光こう
掲けい
示じ
板ばん
の表ひょう
示じ
を教おし
えたり、筆ひつ
談だん
で情じょう
報ほう
を伝つた
えたりしてください。
筆ひ つ
談だ ん
口こ う
話わ
8
内ない
部ぶ
に障しょう
がいがある人ひと
は、体たい
力りょく
がなく疲つか
れやすい、
動どう
悸き
や息いき
切ぎ
れがするなどの症しょう
状じょう
があります。体からだ
に
負ふ
担たん
をかけないように、席せき
をゆずる、重おも
い荷に
物もつ
を
持も
ってあげるなどの配はい
慮りょ
をしましょう。
携けい
帯たい
電でん
話わ
やスマートフォンの電でん
波ぱ
は、
ペースメーカーに誤ご
作さ
動どう
を引ひ
き起お
こす
恐おそ
れがあるため、優ゆう
先せん
席せき
付ふ
近きん
では電でん
源げん
を切き
りましょう。
どんなことが
できる？
内な い
部ぶ
障し ょ う
がい
内ない
部ぶ
障しょう
がいとは、体からだ
の内うち
側がわ
にある臓ぞう
器き
に何なん
らかの障しょう
がいがあることです。
見み
た目め
では分わ
からないため、周まわ
りの人ひと
から理り
解かい
されにくいことがあります。
9
どんなことが
できる？
声こえ
をかけるときは、やさしく、
簡かん
単たん
な言こと
葉ば
でていねいに接せっ
してください。
文も
字じ
で伝つた
える時とき
は、漢かん
字じ
が苦にが
手て
な方かた
もい
るので、ひらがなでかつ、絵え
や図ず
を使つか
い
ましょう。
知ち
的て き
障し ょ う
がい
知ち
的てき
障しょう
がいとは、生せい
活かつ
や学がく
習しゅう
面めん
などの知ち
的てき
な働はたら
きに遅おく
れがあり、自じ
分ぶん
の
生せい
活かつ
を周まわ
りに合あ
わせることが苦にが
手て
な特とく
性せい
のことです。
10
発は っ
達た つ
障し ょ う
がい
発はっ
達たつ
障しょう
がいとは、脳のう
機き
能のう
の障しょう
がいによって生しょう
じるものです。知ち
的てき
な遅おく
れが
ある場ば
合あい
もあれば、ない場ば
合あい
もあり、または平へい
均きん
以い
上じょう
の場ば
合あい
もあります。
生せい
活かつ
面めん
での困こん
難なん
なことと優すぐ
れた能のう
力りょく
を持も
つアンバランスさから理り
解かい
されに
くいことがあります。
コミュニケーションの障しょう
がいや
こだわりが強つよ
いと言い
った特とく
性せい
があります。
「読よ
む」「書か
く」「計けいさん
算する」などの
特とくてい
定のことに障しょう
がいがみられます。
●自じ
閉へ い
症しょう
などの 広
こ う
汎は ん
性せ い
発は っ
達た つ
障しょう
がい
●学が く
習しゅう
障しょう
がい
どんな人ひ と
がいる？
11
どんなことが
できる？
●注ちゅう
意い
欠けっ
陥かん
多た
動どう
性せい
障しょう
害がい
（Aえー
Dでぃー
Hえいち
Dでぃー
）
「集しゅう
中ちゅう
できない」「ミスが多おお
い」といった不ふ
注ちゅうい
意や、「待ま
つことが苦にが
手て
で動うご
き回まわ
ってしまう」
「じっとしていられない」といった多た
動どう
、「考かんが
えるより先さき
に行こう
動どう
を起お
こしてしまう」衝しょう
動どう
性せい
などの特とく
性せい
があります。
大おお
勢ぜい
の人ひと
の中なか
にいることが苦にが
手て
と感かん
じたり、
騒さわ
がしい場ば
所しょ
では話はなし
に集しゅう
中ちゅう
できなかったりす
ることがあります。本ほん
人にん
が落お
ち着つ
いて過す
ごせ
るようにしてあげましょう。
できるだけ穏おだ
やかに根こん
気き
よく
接せっ
してください。
目め
でみてわかるように、
絵え
や写しゃ
真しん
で伝つた
えましょう。
12
ストレスに弱よわ
い部ぶ
分ぶん
があるため、本ほん
人にん
の調ちょう
子し
をみて
無む
理り
させないようにすることが大たい
切せつ
です。
周まわ
りの人ひと
が話はな
しているのを見み
て、自じ
分ぶん
がうわさされている
ように感かん
じてしまう人ひと
もいます。
優やさ
しく見み
守まも
ってください。
どんなことが
できる？
精せ い
神し ん
障し ょ う
がい
精せい
神しん
障しょう
がいとは、多おお
くの不ふ
安あん
や緊きん
張ちょう
により社しゃ
会かい
生せい
活かつ
や日にち
常じょう
生せい
活かつ
を送おく
りにく
くなってしまう、誰だれ
にでもおこりうる病びょう
気き
です。
13
疲つか
れやすかったり生せい
活かつ
補ほ
助じょ
用よう
具ぐ
を使し
用よう
していたりと生せい
活かつ
に制せい
約やく
が多おお
いです。本ほん
人にん
の希き
望ぼう
や状じょう
態たい
に応おう
じて対たい
応おう
してください。どんなことが
できる？
高こ う
次じ
脳の う
機き
能の う
障し ょ う
がい
難な ん
病び ょ う
難なん
病びょう
とは、原げん
因いん
が不ふ
明めい
で治ち
療りょう
の方ほう
法ほう
も確かく
立りつ
されていない病びょう
気き
です。後こう
遺い
症しょう
を残のこ
す恐おそ
れの少すく
なくないこともあり、社しゃ
会かい
生せい
活かつ
を送おく
るうえで困こん
難なん
なこと
があります。
高こう
次じ
脳のう
機き
能のう
障しょう
がいとは、交こう
通つう
事じ
故こ
や脳のう
の血けっ
管かん
の病びょう
気き
などにより、脳のう
にダメージを受う
ける
ことで起お
こる障しょう
がいです。見み
た目め
には障しょう
がい
があることが分わ
かりにくいですが、認にん
知ち
障しょう
が
いや行こう
動どう
障しょう
がいなどの症しょう
状じょう
があります。感かん
情じょう
が不ふ
安あん
定てい
14
目め
に見み
えない障し ょ う
がいの人ひ と
郡こおりやまし
山市では、平へい
成せい
29 年ねん
９月がつ
より配はい
布ふ
を開かい
始し
し、マークの普ふきゅう
及に取と
り組く
んでいます。
このマークを見み
かけた場ば
合あい
は、電でん
車しゃ
やバス等など
で席せき
をゆずる、困こま
っているようであれば
声こえ
をかける等など
、思おも
いやりのある行こう
動どう
をお願ねが
いします。
障しょう
がいや病びょうき
気をもった人ひと
の中なか
には義ぎ
足そく
や人じん
工こう
関かん
節せつ
を使し
用よう
してい
る方かた
、内ない
部ぶ
障しょう
がいの方かた
、または、発はっ
達たつ
障しょう
がいの方かた
など、援えん
助じょ
や
配はい
慮りょ
を必ひつ
要よう
としていることが外がい
見けん
からは分わ
からない方かた
がいます。
そうした方かた
々がた
が、周しゅうい
囲の方かた
に配はい
慮りょ
を必ひつ
要よう
としていることを知し
ら
せることで、援えん
助じょ
が得え
やすくなるように作さく
成せい
されたものが「ヘル
プマーク」です。
ヘルプマーク
●電で ん
車し ゃ
やバスなどで 座
ざ
席せ き
をゆずる
●駅え き
や商しょう
業ぎょう
施し
設せ つ
などで困こ ま
って いるときに声
こ え
をかける
●災さ い
害が い
などの時と き
は 安
あ ん
全ぜ ん
に避ひ
難な ん
するために 支
し
援え ん
をする
15
全すべ
ての障しょう
がいのある
方かた
が利り
用よう
できる建けん
築ちく
物ぶつ
・施し
設せつ
を示しめ
す、マー
クです。
身しん
体たい
に障しょう
がいのある
方かた
が運うん
転てん
する車くるま
に表ひょう
示じ
するマークです。
聴ちょう
覚かく
に障しょう
がいのあ
る方かた
が運うん
転てん
する車くるま
に
表ひょう
示じ
するマークです。
補ほ
助じょ
犬けん
同どう
伴はん
の啓けい
発はつ
の
ために、施し
設せつ
や店みせ
な
どの入いり
口ぐち
に貼は
るマー
クです。
オストメイト（人じん
工こう
肛こう
門もん
・人じん
工こう
膀ぼう
胱こう
をつけ
ている人ひと
）用よう
の設せつ
備び
を備そな
えていることを
示しめ
すマークです。
内ない
部ぶ
障しょう
がいの方かた
を示しめ
すマークです。
聞き
こえが不ふ
自じ
由ゆう
なこ
とを示しめ
すマークです。
視し
覚かく
に障しょう
がいのある
方かた
の安あん
全ぜん
やバリアフ
リーに考こう
慮りょ
した設せつ
備び
や機き
器き
を示しめ
すマーク
です。
障しょうがいしゃ
害者のための国こく
際さい
シンボルマーク
身しんたい
体障しょうがいしゃ
害者標ひょうしき
識（障しょうがいしゃ
害者マーク）
聴ちょうかく
覚障しょうがいしゃ
害者標ひょうしき
識
ほじょ犬けん
マーク（盲もうどうけん
導犬・介かいじょ
助犬けん
・聴ちょう
導どう
犬けん
）
オストメイトマーク
ハート・プラスマーク
聴ちょうかく
覚障しょうがいしゃ
害者シンボルマーク（耳みみ
マーク）
盲もうじん
人を示しめ
す国こくさい
際シンボルマーク
その他た
の様さ ま
々ざ ま
なマーク
16
車く る ま
いすの介か い
助じ ょ
方ほ う
法ほ う
車くるま
いすをどのように押お
すかは、車くるま
いすを使つか
っている本ほん
人にん
によく聞き
きましょう。
また、介かい
助じょ
する時とき
は必かなら
ず声こえ
をかけて下くだ
さい。
速そく
度ど
は一いっ
定てい
に
体からだ
全ぜん
体たい
で押お
すようにします。
車くるま
いすを止と
めるときは、片かた
方ほう
の手て
で
グリップをにぎりながら、もう片かた
方ほう
の
手て
でブレーキ（ストッパー）をかけます。
同おな
じように反はん
対たい
側がわ
も行おこな
います。
押お
し戻もど
されないように注ちゅう
意い
して、
やや前まえ
かがみになってゆっくり押お
します。
●進す す
むとき
●止と
まるとき
●坂さ か
道み ち
を上の ぼ
るとき
17
グリップをしっかり握にぎ
り、引ひ
き戻もど
すようにします。
急きゅう
な坂さか
道みち
の場ば
合あい
は、後うし
ろ向む
きに下くだ
るほうが
乗の
っている人ひと
も怖こわ
くありません。
①段だん
にキャスターを
上あ
げます
①後うし
ろ向む
きになり
後こう
輪りん
を下お
ろします
③後こう
輪りん
をゆっくり
押お
し上あ
げます
③キャスターを
おろします
②キャスターを
段だん
にのせます
②キャスターを浮う
かせながら
後うし
ろにひきます
●坂さ か
道み ち
を下く だ
るとき
●段だ ん
差さ
を上あ
がるとき
●段だ ん
差さ
を降お
りるとき
18
視し
覚か く
障し ょ う
がいの人ひ と
の介か い
助じ ょ
方ほ う
法ほ う
視し
覚かく
障しょう
がいの人ひと
が困こま
っているときは、声こえ
をかけて手て
助だす
けが必ひつ
要よう
か聞き
きましょ
う。誘ゆう
導どう
する時とき
は、スピードを合あ
わせ、手て
を引ひ
っぱっていったり、白はく
杖じょう
を
持も
ったりしないようにしましょう。
視し
覚かく
障しょう
がいの方かた
の横よこ
半はん
歩ぽ
前まえ
に立た
ち、腕うで
や
肩かた
などつかみやすい場ば
所しょ
をつかんでもら
います。左さ
右ゆう
どちらに立た
つかは、本ほん
人にん
の
希き
望ぼう
に合あ
わせますが、道どう
路ろ
の脇わき
など危き
険けん
な場ば
所しょ
では安あん
全ぜん
な側がわ
に障しょう
がいの人ひと
が来く
る
ようにします。
角かど
を曲ま
がるときや障しょう
害がい
物ぶつ
をよけるときな
ど方ほう
向こう
を変か
えるときは、「右みぎ
に曲ま
がります」
など方ほう
向こう
を伝つた
えてから転てん
換かん
します。
●基き
本ほ ん
姿し
勢せ い
●方ほ う
向こ う
転て ん
換か ん
をするとき
19
①階かい
段だん
の前まえ
でいったん止と
まり、
「上のぼ
りの（下くだ
りの）階かい
段だん
が
あります」と伝つた
えます。
③階かい
段だん
の終お
わりや途と
中ちゅう
の
踊おど
り場ば
では、いったん
止と
まって階かい
段だん
が終お
わった
ことを伝つた
えます。
②常つね
に声こえ
をかけながら、
一いち
段だん
一いち
段だん
確かく
実じつ
に進すす
み
ます。
いすに座すわ
ってもらうときは、
背せ
もたれに触さわ
ってもらうことで
いすのタイプを知し
らせることで座すわ
れます。
机つくえ
やテーブルの上うえ
にある物もの
を教おし
えるときは、物もの
の位い
置ち
を時と
計けい
の文も
字じ
盤ばん
に例たと
えるとわかりやすい
です。「３時じ
の方ほう
向こう
に○○があります」などとい
うように説せつ
明めい
します。また、直ちょく
接せつ
ものに手て
を触ふ
れてもらう方ほう
法ほう
もあります。
●階か い
段だ ん
があるとき
●いすに座す わ
るとき
●机つくえ
の上う え
の物も の
を教お し
えるとき
20
手し ゅ
話わ
をおぼえてみようあいさつをしてみよう
指ゆ び
文も
字じ
にチャレンジしよう
すみません
こんばんは
おはよう
おつかれさま
ありがとう
こんにちは
左ひだりて
手甲こう
に直ちょっかく
角にのせた
右みぎ
手て
を上うえ
にあげる
左ひだりうで
腕を右みぎ て
手こぶしで
２回かい
たたく２指で
眉み けん
間をつまむ
21
会か い
話わ
をしてみよう
はじめまして
できません（難むずか
しい）
よろしくお願ねが
いします
わたしの 名な
前まえ
は ○○です
一いっ
緒しょ
に頑がん
張ば
って覚おぼ
えましょう
手しゅ
話わ
はできますか？
両りょうて
手人ひと
差さし
指ゆび
を前まえ
に向む
け
左さ
右ゆう
から引ひ
き寄よ
せる
右みぎ
手て
をこめかみの横よこ
に
下お
ろしながら握にぎ
る
右みぎ
手て
指ゆび
先さき
を左ひだり
胸むね
上うえ
から右みぎ
胸むね
上うえ
にあてる右手拳の親おや
指ゆび
側がわ
を鼻はな
先さき
から前まえ
に出だ
す
右みぎ
手て
２指で頬ほほ
をつねるようにひねる
＋ 指ゆび
文も
字じ
左ひだりて
手甲こう
をあげ
ながら人ひと
差さし
指ゆび
を残のこ
して
４指を握にぎ
る
両りょうて
手人ひと
差さし
指ゆび
を
向む
かい合あ
わせる
郡こおりやま
山市し
では、手しゅ
話わ
が言げん
語ご
であるとの認にん
識しき
に基もと
づき、市し
全ぜん
体たい
が手しゅ
話わ
の理り
解かい
に努つと
め、
ろう者しゃ
が、手しゅ
話わ
を使し
用よう
しやすい環かんきょう
境づくりを進すす
めていくことで、全すべ
ての市し
民みん
が共とも
に
生い
きる地ち
域いき
社しゃ
会かい
を築きず
いていくことを決けつ
意い
し、手しゅ
話わ
を言げん
語ご
として位い
置ち
づける理り
念ねん
を表あらわ
すためにこの条じょうれい
例を制せい
定てい
しました。
手し ゅ
話わ
言げ ん
語ご
条じょう
例れ い
（平へい
成せい
27 年ねん
４月がつ
スタート）
22
こおりやま
こころのバリアフリーガイドブック
こおりやま
こころのバリアフリーガイドブック
こおりやま こころのバリアフリーガイドブック～私たちにできることって何だろう？～わたし なん
編集・発行／郡山市保健福祉部障がい福祉課 〒963-8601 郡山市朝日一丁目23番7号 電話：024-924-2381 ＦＡＸ：024-933-2290 http://www.city.koriyama.fukushima.jp印 刷／日進堂印刷所
平成30年２月
～私たちにできることって何だろう？～わたし なん
P-Z10001
この印刷物は、FSC®の基準に従って認証され、適切に管理された森からの木材を含んだ用紙を使用して印刷しています。
