牛久第二小学校では，学校財務運営の重要性について，保護者の皆様や，地域の皆様

にご理解を深めていただくために，年に数回学校財務だよりを発行しています。今年度

は，本号が最初の発行となってしまい，大変遅くなり申し訳ありませんでした。

さて，来年度から小学校新学習指導要領が全面実施となります。新しい学習指導要領

に対応していくために，学校でも学習教材の整備を進めていきます。引き続き，学校予算

のさらなる「見える化」に努めてまいります。

令和元年12月1６日

第７号

うにＶＩＥＷ ～子どもの豊かな育ちを学校財務から～

しく しょう

１・２年生の数の計算で１人１台使用しま

す。珠の列が10段で100までの数遊びができま

す。珠を指で左右に動かしながら，数の加減を

そろばんの要領で学べます。桁に指がフィット

し，木珠がスムーズに滑りますので疲れず快適

に使用できます。

牛久第二小学校

学校財務だより

スライド式（10㎝間隔調整可能）なので，学年の

成長に合った間隔に調整して使用することができ

ます。牛久二小の子供たちの体力向上は，学校と

しての課題でもあります。今後も，体力向上に向

けた，教材の整備を進めていきます。

検流計 ＴＭ（高感度型） 直流電圧計Ｔ－３Ｖ 直流電流計Ｔ－５Ａ

算数 100玉そろばん（36台） 体育 カラースピードラダー

今年度整備した主な教材

理科実験用品

電気に関する単元で使用する実験用計測器を，各２台ずつ購入しました。電圧計・電流計は見分けが

つきにくいのですが，よく見るとメータの表示がV・Aと違っています。各1台15,000円くらいします。

※写真は各メーカーHPより

学校徴収金取扱方法の変更を検討しています

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安心・安全な学校づくりのための学校予算

牛久第二小学校では，毎月各学年とも，同額の教材費を引き落としさせていただき，校外学習費や教材費

の不足分など，各学年により金額が違う費用については，お子様を通し，現金での納入をお願いさせていた

だいております。

しかし，安心・安全な学校づくりを推進していくうえで，児童が現金を持って学校に登校することは，決

して望ましいことではありません。また，今年度，県の教育委員会から学校徴収金に関するガイドラインが

通知され，その中で，学校で取り扱う経費について，可能なものについては，学校で集金しない体制の整備

に努めるよう指導がありました。また，学校における徴収金の収納及び支出は，原則として現金による処理

を行わないようにも，同じく指導を受けているところです。

本校といたしましても，安心・安全な学校づくりを推進するため，児童に現金を持たせる機会をなくし，

学校で取り扱う経費をできるだけ少なくする取組を行っていきたいと考えております。

そこで，来年度より教材費等の学校徴収金に関する取扱い金融機関をできる限り少なくし，今まで現金で

集金させていただいていた，遠足などの校外学習費や教材費の不足分についても，口座振替を行うことを検

討しています。詳細につきましては，決まり次第お知らせいたします。ご協力よろしくお願いいたします。

日本小児循環器学会の調査よりますと，心停止から，自動体外式除細動器（ＡＥ

Ｄ）の使用開始が１分遅れると，社会復帰率は９％下がってしまうとのことです。そ

のため，ＡＥＤの使用は，心停止から５分以内の開始が望ましいとされています。学

校でも，万が一に備え，職員室にＡＥＤが１台設置されております。水泳学習や持久

走大会のときには，そのＡＥＤを持ち運び，学習場所に配置をしております。教職員

は，年に一度，夏季休業中にＡＥＤの使用方法を含めた救急救命講習を受けており，

学校の開庁日は,毎日バッテリーチェックなどの点検行っています。ＡＥＤは，牛久

市で配置しているものですが，１台約３０万円ぐらいします。

チェックポイント

「ポケトーク」は，互いに相手の言葉を話せなくても，まるで通訳がいる

ように対話できる音声翻訳機です。74言語の翻訳に対応し，英語はもちろ

ん，中国語，韓国語，フランス語からペルシャ語まで通訳します。新しいモ

デルの「ポケトーク」は，カメラで文字を撮影すると，55の言語を自動で認

識して翻訳し，画面上に表示することができます。

牛久第二小学校においても，外国語活動及び外国語の教育の充実のため

に，新しいモデルの「ポケトーク」を１台購入しました。教育活動だけでな

く，地域や保護者の方と，コミュニケーションを深めるためにも活用してい

きます。

安心・安全な学校生活を送るためのAED

今年度の教材費不足分は，2月上旬頃に集金させていただく予定です。金額が確定しましたら，各学年よりお知らせいたしますので，ご協力よろしくお願いします。

昨年度に引き続き，今年度も６年生の保護者の皆様にご協力を

いただき，スマートフォンのアプリで，修学旅行中の児童の活動

の様子を発信しました。昨年度は，LINEアプリを活用いたしまし

たが，今年度は，「マチコミ」というアプリで情報を発信しまし

た。

マチコミとは，ドリームエリア株式会社が運営するメール連絡

システムです。全国の小中高等学校など，多くの団体でも利用さ

れているサービスです。牛久二小でも，教職員間の連絡システム

としてマチコミを利用しておりましたが，学校の情報発信の在り

方を見直すため，６年生の保護者の皆様を対象に，アプリでの配

信を試みました。

アプリを活用して6年生修学旅行の情報を発信しました！

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第６号

開かれた学校づくりのための

学校情報発信の在り方

問い合わせ先

牛久市立牛久第二小学校

事務主任 大塚 正則

ＴＥＬ 029-873-1438

マチコミアプリは，メールの既読確認機能なども搭載されており，ア

プリ内で広告が表示されたり，アンケート協力の依頼メールが届いたり

しますが，無料で使うことができます。（※有料版は広告等が非表示に

なります。）学校で配付する手紙や，連絡帳を通しての連絡なども，少

なくすることができます。スマートフォンをお持ちになっていれば，い

つでも学校からの連絡を確認することができるので，保護者の皆様の利

便性も高まることが期待できます。今後も，保護者の皆様からご意見を

いただきながら，学校情報発信方法の在り方を検討してまいります。

６年生の保護者の方，計４７名の方にアプリ登録のご協力をいただき，アンケートにもご回答いただきました。６年生の保護者の皆様，ご協力ありがとうございました。

※実際に配信した，修学旅行情報タイムラインの一部です。引率者のスマートフォンから配信できるので，リアルタイムで情報をお伝えすることができます。

Page 4 第６号

子ども向け学校財務だよりこ ど も む け が っ こ う ざ い む だ よ り

おこづかいの使つか

い方かた

を考えよう！

牛久二小うしくにしょう

のみなさんこんにちは！１２月がつ

も残のこ

すところあとわずかとなり，冬休みまであと１週間しゅうかん

となりました。冬休ふゆやす

みには，クリスマスプレゼントをもらったり，お正月しょうがつ

にはお年玉としだま

をもらったり

すると思おも

いますので，冬休ふゆやす

みは自分じ ぶ ん

のおこづかいでお買か

い物もの

をする機会き か い

がふだんより多おお

いかもしれ

ません。そこで今回こんかい

のおたよりでは，おこづかいの使つか

い方かた

について考かんが

えてみたいと思おも

います。

みなさんはおこづかいをどのようにもらっていますか？毎月まいつき

きまった金額きんがく

をもらっている人ひと

や，

おうちのお手伝て つ だ

いをして，ごほうびとしてもらっている人ひと

もいるかもしれません。もしかしたら，

現金げんきん

ではなく，「電子で ん し

マネーでおこづかいをもらっている！」なんて人ひと

もいるかもしれません。そ

して，おこづかいを使つか

うときのルールは決き

まっているでしょうか？もし，「おこづかいでは買か

えな

いけど，ほしいものがあったらみなさんどうしますか？」次の①～④の答こた

えには，ひとつだけ

不正解ふせいかい

があります。

① 買か

うのをがまんする。

② 似に

た商品しょうひん

でやすく買か

えるものをさがしてみる。

③ 毎月まいつき

のおこづかいのうちから少すこ

しずつためて買か

う。

④ つぎの月つき

のおこづかいでかえすことをやくそくし，友達ともだち

からお金かね

をかりる。

みなさんわかりますよね。不正解ふせいかい

は④です。

① ○ 本当ほんとう

にほしいものかよく考えて，買か

わずにがまんすることもだいじなことです。

② ○ もう少すこ

し安やす

いねだんで買か

えるものがあるか，さがしてみるのもいいですね。

③ ○ 毎月まいつき

もらった分ぶん

を少すこ

しずつためておくと，いざというときにやくだちます。

④ × たとえ約束やくそく

をしたとしても，友達ともだち

からお金かね

をかりることは絶対ぜったい

にダメです。トラブル

になってしまったら，大切たいせつ

な友達ともだち

をなくしてしまうこともあります。

どんなときにも，本当ほんとう

にほしいものがあった場合ば あ い

には，かならずおうちの人ひと

と話はな

し合あ

いましょ

う。そして，いざというときのために，お年玉としだま

をためておくことも大事だ い じ

なことですね。

★お金にかんする本をしょうかいします！ ・親子で学ぶ お金と経済の図鑑 ・お金の教科書①お金を考えて使おう！ ・子どもが変わる「じぶんルール」の育て方３お金のルール

全部図書室にある本です。

きょうみがある人は，冬休

みに読んでみてください。