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マークシート読み取り 1 マークシート May 29, 2009 竹内メモ カードキーでない授業の出席を取るのに、竹内はマークシートを便利に使用していま す。コメントを書いてもらったり、簡単なテストもしたり出来るので、ご興味があれば、 竹内までご連絡下さい。 マークシートの紙は、リソグラフで印刷できます。マークは、鉛筆やサインペンで 当に塗れば大丈夫です。(φのように線を引いただけというのは判別できないです)。 今のところ、マークシートとして、 学籍番号と、学生のコメント欄、それに対する教員の 5 段階評価(空白可) 学籍番号と、学生の 5 問 10 択、学生のコメント欄 を用意しています。 何かご希望があれば(4 択で 45 問とかあります)、竹内までおっしゃって下されば、 対応できるものはしていきたいと思います。 全体の流れとしては、 1. マークシート原稿の作成(リソグラフで印刷可) 2. 学生に書いてもらう(鉛筆・ボールペン等、黒く見えるものなら可。枠内に書い てもらうこと。足りなければ裏に書いてもらう。裏ならどこに書いても良い。) 3. 集める(面は揃えて下さい。上下は揃えなくてもかまわないです) 4. スキャンする(☆ソフトウェアは RTIV) 5. マークシート読み取りをする(☆ソフトウェアは MarkScan) 6. 出席表を作る(☆ソフトウェアは Excel マクロ) となります。☆のソフトウェアは、講師控え室のパソコンにセットしてあります。 なお、このマークシートの読み取りソフト MarkScan と、作成ソフト MarkBuilder は、 神奈川県立総合教育センターで提供されている、マークシート処理システムです。学籍 番号 8 桁に対する工夫はしましたが、基本的には、 http://www.edu-ctr.pref.kanagawa.jp/markscan/ にあるものです。 以上

マークシートgreenquarks.sakura.ne.jp/classes/misc/markscan/how_to...デスクトップにある「marksheetデータ整理.xlsm」(または、「marksheetデータ整理」

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マークシート読み取り 1

マークシート

May 29, 2009 竹内メモ

カードキーでない授業の出席を取るのに、竹内はマークシートを便利に使用していま

す。コメントを書いてもらったり、簡単なテストもしたり出来るので、ご興味があれば、

竹内までご連絡下さい。

マークシートの紙は、リソグラフで印刷できます。マークは、鉛筆やサインペンで 適

当に塗れば大丈夫です。(φのように線を引いただけというのは判別できないです)。

今のところ、マークシートとして、

学籍番号と、学生のコメント欄、それに対する教員の 5 段階評価(空白可)

学籍番号と、学生の 5 問 10 択、学生のコメント欄

を用意しています。

何かご希望があれば(4 択で 45 問とかあります)、竹内までおっしゃって下されば、

対応できるものはしていきたいと思います。

全体の流れとしては、

1. マークシート原稿の作成(リソグラフで印刷可)

2. 学生に書いてもらう(鉛筆・ボールペン等、黒く見えるものなら可。枠内に書い

てもらうこと。足りなければ裏に書いてもらう。裏ならどこに書いても良い。)

3. 集める(面は揃えて下さい。上下は揃えなくてもかまわないです)

4. スキャンする(☆ソフトウェアは RTIV)

5. マークシート読み取りをする(☆ソフトウェアは MarkScan)

6. 出席表を作る(☆ソフトウェアは Excel マクロ)

となります。☆のソフトウェアは、講師控え室のパソコンにセットしてあります。

なお、このマークシートの読み取りソフト MarkScan と、作成ソフト MarkBuilder は、

神奈川県立総合教育センターで提供されている、マークシート処理システムです。学籍

番号 8 桁に対する工夫はしましたが、基本的には、

http://www.edu-ctr.pref.kanagawa.jp/markscan/

にあるものです。

以上

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マークシート読み取り 2

マークシート読み取りの使い方

講師控え室のメールボックス横に、スキャナとノートパソコンをセットしておきました。

ネットにはつながっていますが、今のところ、直接にはプリンターに繋げていません。

1. コンピューターにログインする

コンピューターには、

ユーザー名:****

パスワード:****

ログオン先:****

で ログインして下さい。****でも入れますが、自分のアカウント以外ではマー

クシート読み取りを試していません・・・不都合があれば、ご連絡下さい。

以下の234はどの順番でも結構です。

2.スキャナの電源を入れる

入っていなければ スキャナの電源を入れてください。備品シールの直ぐ下です。

3.スキャナに原稿を載せる

スキャナに原稿を載せてください。読み取り面が上です。何回かに分けて入れられる

ので、1 回分は少なめにしたほうが、結局は手間がかからないと思いますです。

4.USBメモリを付ける

学生のデータは、すべて お手持ちのUSBメモリに入れてください。このパソコン

に、残さないでください。御願いします。

USB メモリにフォルダを作って下さい。1回分の授業で1つのフォルダが必要です。

5.スキャンする

5.1 RTIV(ソフトの名前)の立ち上げ

デスクトップの

RTIV

を立ち上げてください。出てきたメニューの上の方、

マークシート読み取り

と書いてあるのをご確認下さい。

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マークシート読み取り 3

5.2 スキャン場所を選ぶ

「スキャン」メニューから「スキャン」

を選んで下さい。

出てきたメニュー「名前を付けて保

存」で、「保存する場所」を選びます。

USB メモリに作ったフォルダを「保存す

る場所」に指定して下さい。

ファイル名は後ろに連番がつくよう

な設定にしてあります。

右の例では、「ファイル名」に

「stats-0514-」と書いてありますが、

そうすると、最初に読み込んだ紙から順

に、

stats-0514-001.bmp

stats-0514-002.bmp

stats-0514-003.bmp

・・・

という名前になります。(カウンター初

期値が 5 ならば、005 から始まります。)

5.3 スキャンする

「保存」をクリックすると読み込み始めます。

50 枚だと 3分くらいで 読み込みが終わります。

同じ授業のマークシート原稿がまだあったら、ス

キャナに載せて、「継続」をクリックして、続き

を読み込ませます。

終わったら「終わる」をクリックです。

「ファイル」メニューから終了で終えてもいいし、ほっておいても大丈夫です。

斜めに読み込めてしまって 黒枠ができると、マークシート読み取り時にエラーにな

ります。枠の外に字が書かれた紙も エラーになる可能性があります。

スキャンされた bmp ファイルを編集して消しても良いですが、スキャンし直すか、最

後の CSV ファイル(Excel で開かれるファイル)に、その学生の分だけ手入力してもい

いかと思います。

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マークシート読み取り 4

6.マークシート読み取り

6.1 MarkScan 設定

デスクトップから MarkScan を立ち上げます。

左上の「設定」をクリック、出てきたメ

ニューで「指定様式の使用」をチェックし

てください。

マークシートの種類によって、様式を選

びます。

学生が枠に記述して、教員が見るタイプ

は、教員が必ず点数を付けているならば、

自由記述教員入力必須 csv2009

教員の点数がついていないものが含まれる場合は、

自由記述教員空白可 csv2009

を選んでください。

6.2 フォルダの選択

先ほどスキャンしたデータの入ったフォ

ルダを 読み込み先として指定します。

「フォルダ選択」をクリックすると、「フ

ォルダの参照」メニューが出てきますので、

先ほどUSBメモリに作ったフォルダを指

定してください。フォルダの中にあるファイ

ルが全部読み込まれます。

フォルダの中のファイルの一部を読み込

みたいときは、「ファイル選択」ボタンをク

リックして下さい。複数のファイルを一度気

に選択することも出来ます。

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マークシート読み取り 5

6.3 読み込み

右側のスクロールバー

を右下までずらしておき

ます。(必須ではない)

「読み込み」ボタンを

クリックし、更に、「処理

開始」をクリックすると、

データが読み込まれます。

右側に読み込む様子が

出てくるので、ご参考に

してください。

6.4 エラーの修正

「自由記述教員空白可 csv2009」は、学生番号部分に重複マークやマークしていないと

ころがあると、エラーになります。「自由記述教員入力必須 csv2009」なら、それに加えて、

教員の点数がついていないものもエラーになります。

エラーがある場合は、「エラーの修正」ボタンが押せるようになります。押せないなら

ば、エラーはないので、保存に進んで下さい。

右図1は、5のマークが出来てい

ない場合です。「現状」にマークが付

いていません。

「5」は、左から5番目のマーク

なので、「修正」の「5」にチェック

を付けて、「修正確定」をクリックし

て下さい。

対応は、次の通りです。

紙 修正 紙 修正

0 → 10

1 → 9

2 → 8

3 → 7

4 → 6

5 → 5

6 → 4

7 → 3

8 → 2

9 → 1

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マークシート読み取り 6

・逆さにするのは読み取りを楽にするのに必要だったのですが、訂正が ややこしく

なってしまいました。すみません。

・修正確定をクリックしないと修正されません。

・最後まで修正すると、最初に戻ります。うっかり 気付かなくて 2回修正してしま

うことがあります。

重複の場合は、「現状」に2カ所マークが付いています。「修正」に正しいマークのみ付

けて下さい。

修正が終わると、後ろのシートの該当場所が、赤字から青字に変化します。

全然マークしていない紙で、修正が面倒であれば、「修正」に全部1を入れ

ておけば、学籍番号が99999999になって出てきます。

修正を終えたら、保存に進みます。

6.5 保存

「保存」ボタンを押すと、ファイルに保存するメニューが出てきます。「簡易集計」の

チェックを外して...

、「保存」をクリックしてください。

USBメモリ上に、保存を御願いします。

6.6 終了

「終了」ボタンで終了します。次の授業分

を続けてやるときは、「設定」からもう一度

行うと、データがクリアされます。

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マークシート読み取り 7

出席表の作り方

マークシートは、順番もそろっていないし、欠席者の紙はないので、出席表を作るには、

一手間必要です。そこで、出席表を作成するための Excel2007 マクロを作りました。もし

良かったらご利用下さい。「marksheet データ整理」というファイルです。このファイルと、

マクロを動くように設定した Excel2007 があれば、他のコンピューターでも出来ます。

・・・ええと、一応ちゃんと動くと思うのですが、ちょっとチェックしつつ使っていた

だけると嬉しいです。変だったらお知らせ下さい。誤作動によってまずいことが起きても、

謝罪する以外、たいしたことは出来ません。ごめんなさい。

以下の全てのファイルは、USBメモリ上に、「F:\出席データ」というフォルダを作っ

て、その中で行うものとします。そこ以外だと、セキュリティのためマクロが動かない設

定になっています。

0.学籍簿のデータを用意する

Excel で、右図のようなファイルを作成します。CSV 形式で保存

して下さい。前期は、学籍簿がない状態で始めるので、1 回目の授

業の CSV ファイルをこれに当て、1,2 回目のファイルが出てきたと

ころで、「1 回目のファイルに 2 回目のを付け足す」・・・から始めることになります。

1.エクセルファイルを開く

「marksheet データ整理」という Excel ファイルを使用します。マクロ付きなので、控

え室のパソコンでは、USBメモリにコピーして使っていただくように設定してあります。

デスクトップにある「marksheet データ整理.xlsm」(または、「marksheet データ整理」

と表示されている)を、USBメモリの中の出席データファイル(F:\出席データ)にコピ

ーして下さい。

そして、USBメモリのファイルを開いて下さい。デスクトップのファイルを開いても

動きません。

2.マクロを動かす

ペンギンが出てきますので、クリックして下さい。メ

ニューが出てきます。

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マークシート読み取り 8

2.1 ファイルの選択

元のファイル(前回までの出席表)、

加えるファイル(さっきマークシート

で読み込んだもの)、保存ファイル(く

っつけたファイル)を選んで下さい。

窓に直接書き込んでもよいし、ボタ

ンをクリックして選んでいただいても

結構です。

2.2 ファイルを開く

「ファイルを開く」をクリックすると、後ろの Excel が動きます。

2.3 ファイルを付け足す

「ファイルを付け足す」をクリックすると、元のファイルに合わせて、点数がついた出

席表が後ろに出てきます。教員が点数を指定しなかった(マークをしていない)ものにつ

いては、99 が入力されます。

また、欠席者のリスト、元のファイルになかった者のリス

ト、加えるファイルに 2 つ以上同じ学籍番号があった者のリ

ストが出てきます。ご確認下さい。リストは、ふつうに選択をして、右クリックでコピー

できます。

何かおかしいときは、元のファイルと加えるファイルをそれぞれご確認下さい。後ろの

Excel でファイルが見られます。

読み込めなかった学籍番号等を直す場合は、ここで直して、そのまま「ファイルを付け

足す」でもかまいません。

元のファイルや、付け足すファイルを別に開いて編集した場合は、ファイルを CSV で保

存し、閉じて、もう一度「ファイルを開く」から始めて下さい。

「ファイルを付け足す」は何回行っても大丈夫ですが、欠席者等のリストが増えていき

ます。必要であれば、右にある「リストをクリア」をクリックすると、リストの窓の中が

消去されます。

2.4 ファイルを保存

「ファイルを保存」をクリックすると、保存ファイル名で指定した CSV ファイルが保存

されます。次回に、元のファイルとして使用できます。

このボタンをクリックしないと、出来たものは保存されません!

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マークシート読み取り 9

2.5 Excel のシートをクリア

「Excel のシートをクリア」をクリックすると、読み込まれたシートが消去されます。

OK をクリックしていって下さい。ただし、ペンギンを消去しそうになったら、止めて下さ

い。

消去しなくても差し支えはありません。次回、ペンギンは一番右のシートにいます。

2.6 終了

「終了」をクリックすると、終了します。Excel ファイルを保存するか聞いてきますが、

どちらでもかまいません。次回、また、デスクトップからコピーしてきてもかまいません

ので。

データはすべて USB メモリに入れて、パソコン内には残さないでください!