型式シリーズ品番 - SMC株式会社 · PDF file-1- no.pf※※-omm0004-k 目次安全上のご注意 2 型式表示・品番体系 11 製品各部の称とはたらき

文書 No.PF※※-OMM0004-K

製品名称

デジタルフロースイッチ

(表示一体型)

型式 / シリーズ / 品番

PF3W7##

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No.PF※※-OMM0004-K

目次

安全上のご注意 2

型式表示・品番体系 11

製品各部の名称とはたらき 14

用語説明 15

取付け・設置 17

設置方法 18

配管方法 20

配線方法 23

流量の設定 26

機能の設定 29

工場出荷時の設定 30

F1 OUT1の設定 31

F2 OUT2の設定 39

F3 応答時間の設定 45

F10 サブ画面の表示内容選択 46

F20 外部入力の設定 50

F22 アナログ出力の設定 51

F30 積算保持機能 53

F80 省電力モードの設定 54

F81 暗証番号入力の設定 55

F82 ライン名の入力 56

F90 全項目設定 57

F98 出力確認 58

F99 出荷状態への復帰 59

その他の設定 60

保守 63

トラブルシューティング 64

仕様 68

仕様表 68

特性グラフ 75

アナログ出力 83

外形寸法図 84

オーダーメイド仕様 91

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安全上のご注意

ここに示した注意事項は､製品を安全に正しくお使いいただき､あなたや他の人々への危害や損害を未然に防

止するためのものです｡これらの事項は､危害や損害の大きさと切迫の程度を明示するために､｢注意｣｢警告｣

｢危険｣の三つに区分されています｡いずれも安全に関する重要な内容ですから､国際規格(ISO / IEC)､日本工

業規格(JIS)*1) およびその他の安全法規*2)に加えて､必ず守ってください｡ *1) ISO 4414: Pneumatic fluid power -- General rules relating to systems

ISO 4413: Hydraulic fluid power -- General rules relating to systems

IEC 60204-1: Safety of machinery -- Electrical equipment of machines (Part 1: General requirements)

ISO 10218: Manipulating industrial robots-Safety

JIS B 8370: 空気圧システム通則

JIS B 8361: 油圧システム通則

JIS B 9960-1: 機械類の安全性‐機械の電気装置(第 1部: 一般要求事項)

JIS B 8433: 産業用マニピュレーティングロボット－安全性など

*2) 労働安全衛生法など

注意

取扱いを誤った時に､人が傷害を負う危険が想定される時､および物的損害のみの発生が

想定されるもの｡

警告取扱いを誤った時に､人が死亡もしくは重傷を負う可能性が想定されるもの｡

危険切迫した危険の状態で､回避しないと死亡もしくは重傷を負う可能性が想定されるもの｡

警告 ①当社製品の適合性の決定は､システムの設計者または仕様を決定する人が判断してください｡

ここに掲載されている製品は､使用される条件が多様なため､そのシステムへの適合性の決定は､システ

ムの設計者または仕様を決定する人が､必要に応じて分析やテストを行ってから決定してください｡

このシステムの所期の性能､安全性の保証は､システムの適合性を決定した人の責任になります｡

常に最新の製品カタログや資料により､仕様の全ての内容を検討し､機器の故障の可能性についての状況

を考慮してシステムを構成してください｡

②当社製品は､充分な知識と経験を持った人が取扱ってください｡ここに掲載されている製品は､取扱いを誤ると安全性が損なわれます｡

機械･装置の組立てや操作､メンテナンスなどは充分な知識と経験を持った人が行ってください｡

③安全を確認するまでは､機械･装置の取扱い､機器の取外しを絶対に行わないでください｡ 1.機械･装置の点検や整備は､被駆動物体の落下防止処置や暴走防止処置などがなされていることを確認

してから行ってください｡

2.製品を取外す時は､上記の安全処置がとられていることの確認を行い､エネルギー源と該当する設備の

電源を遮断するなど､システムの安全を確保すると共に､使用機器の製品個別注意事項を参照､理解し

てから行ってください｡

3.機械･装置を再起動する場合は､予想外の動作･誤動作が発生しても対処できるようにしてください｡

④次に示すような条件や環境で使用する場合は､安全対策への格別のご配慮をいただくと共に､

あらかじめ当社へご相談くださるようお願い致します｡ 1.明記されている仕様以外の条件や環境､屋外や直射日光が当たる場所での使用｡

2.原子力､鉄道､航空､宇宙機器､船舶､車両､軍用､医療機器､飲料･食料に触れる機器､燃焼装置､娯楽機器､

緊急遮断回路､プレス用クラッチ･ブレーキ回路､安全機器などへの使用､およびカタログの標準仕様

に合わない用途の場合｡

3.人や財産に大きな影響をおよぼすことが予想され､特に安全が要求される用途への使用｡

4.インターロック回路に使用する場合は､故障に備えて機械式の保護機能を設けるなどの 2重インター

ロック方式にしてください｡また､定期的に点検し正常に動作していることの確認を行ってください｡

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安全上のご注意

注意当社の製品は､製造業向けとして提供しています｡

ここに掲載されている当社の製品は､主に製造業を目的とした平和利用向けに提供しています｡

製造業以外でのご使用を検討される場合には､当社にご相談いただき必要に応じて仕様書の取り交わし､契

約などを行ってください｡

ご不明な点などがありましたら､当社最寄りの営業拠点にお問い合わせ願います｡

保証および免責事項/適合用途の条件製品をご使用いただく際、以下の｢保証および免責事項｣､｢適合用途の条件｣を適用させていただきます。

下記内容をご確認いただき、ご承諾のうえ当社製品をご使用ください｡

『保証および免責事項』

①当社製品についての保証期間は､使用開始から 1年以内､もしくは納入後 1.5年以内、いずれか早期に到

達する期間です。*3)

また製品には､耐久回数､走行距離､交換部品などを定めているものがありますので､当社最寄りの営業

拠点にご確認ください｡

②保証期間中において当社の責による故障や損傷が明らかになった場合には､代替品または必要な交換品

の提供を行わせていただきます｡

なお､ここでの保証は､当社製品単体の保証を意味するもので､当社製品の故障により誘発される損害

は､保証の対象範囲から除外します｡

③その他製品個別の保証および免責事項も参照､理解の上､ご使用ください。 3) 真空パッドは､使用開始から 1年以内の保証期間を適用できません｡

真空パッドは消耗部品であり､製品保証期間は納入後 1 年です。

ただし､保証期間内であっても､真空パッドを使用したことによる摩耗､またはゴム材質の劣化が原因の場合

には､製品保証の適用範囲外となります｡

『適合用途の条件』

海外へ輸出される場合には､経済産業省が定める法令(外国為替および外国貿易法)､手続きを必ず守って

ください｡

注意

当社製品は､法定計量器として使用できません。

当社が製造、販売している製品は、各国計量法に関連した型式認証試験や検定などを受けた計量器、計測

器ではありません。

このため、当社製品は各国計量法で定められた取引もしくは証明などを目的とした用途では使用できませ

ん。

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■図記号の説明

図記号図記号の意味

禁止(してはいけないこと)を示します。

具体的な禁止内容は、図記号の中や近くに絵や文章で指示します。

指示する行為の強制(必ずすること)を示します。

具体的な指示内容は、図記号の中や近くに絵や文章で指示します。

■取扱い者について

① この取扱説明書は、空気圧機器を使用した機械・装置の組立・操作・保守点検するかたで、これ

らの機器に対して十分な知識と経験をお持ちのかたを対象にしています。

組立・操作・保守点検の実施は、このかたに限定させていただきます。

② 組立・操作・保守点検に当っては、この本書をよく読んで内容を理解した上で実施してください。

■安全上のご注意

警告

分解禁止

■分解・改造(基板の組み替え含む)・修理は行わないことけが、故障の恐れがあります。

禁止

■仕様範囲を超えて使用しないこと引火性もしくは人体に影響のあるガス・流体には使用しないでください。

仕様範囲を超えて使用すると、火災・誤動作・フロースイッチ破損の原因となります。

仕様を確認の上、ご使用ください。

禁止

■可燃性ガス・爆発性ガスの雰囲気では使用しないこと火災・爆発の恐れがあります。

この製品は、防爆構造ではありません。

禁止

■引火性の流体および浸透性の高い流体に使用しないこと火災や爆発･破損･腐食の恐れがあります。

禁止

■静電気の帯電が問題になる場所には使用しないことシステム不良や故障の原因になります。

指示

■インターロック回路に使用する場合は

・別系統による(機械式の保護機能など)多重のインターロックを設けること

・正常に動作していることの点検を実施すること誤動作による、事故の恐れがあります。

指示

■保守点検をするときは

・供給電源をオフにすること

・供給している流量を止めて実施することけがの恐れがあります。

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注意

接触禁止

■通電中は端子、コネクタに触らないこと通電中に端子やコネクタに触ると、感電・誤動作・スイッチの破損の恐れがあります。

接触禁止

■高温流体使用時に配管接続部や配管に触らないことやけどの恐れがあります。

配管が冷えたことを確認してから触ってください。

指示

■保守点検完了後に適正な機能検査、漏れ検査を実施すること正常に機器が動作しない、漏れがあるなどの異常の場合は運転を停止してください。

配管部以外からの漏れが発生した場合、製品自体が破損している場合があります。

電源を切断し流体の供給を停止してください。

漏れがある状態で絶対に流体を流さないでください。

意図しない誤操作により、安全が確保できなくなる可能性があります。

■取扱い上のお願い

○製品の選定・取扱いに当たって、下記内容を守ってください。

●選定に関して(以下の取扱いに関する取付け・配線・使用環境・調整・使用・保守点検の内容も守ってください。)

*製品仕様などに関して

・組合せる直流電源は、以下の UL認定品をご使用ください。 UL1310に従うクラス 2電源ユニット、または UL1585に従うクラス 2トランスを電源とする最大 30[Vrms]

(42.4[Vピーク])以下の回路(クラス 2回路)

・製品本体および銘板にマークのある場合のみ、UL認定品となります。

・規定の電圧でご使用してください。規定以外の電圧で使用すると故障、誤動作の恐れがあります。

規定電圧より低い場合は、製品の内部電圧降下により、負荷が動作しない場合があります。

負荷の動作電圧を確認して使用してください。

・最大負荷電圧および電流を超える負荷は、使用しないでください。製品が破損したり、製品の寿命が短くなったりする恐れがあります。

・製品への入力データは、電源を遮断しても消えません。(書き換え回数：100万回)

・流量特性(圧力損失)グラフより使用流量でのセンサ部圧力損失を確認の上、配管設計をしてください。センサ部の圧力損失は流量特性グラフで確認してください。

・使用流体は水(0～90 ℃)および粘度 3 mPa･s(3 cP)以下のエチレングリコール水溶液(0～90 ℃)です。これ以外の流体は保証できませんのでご注意ください。

使用流体に化学薬品、有機溶剤を含有する合成油、塩分、腐食性ガスを含まないこと。

これらが混入していると、製品の破損や動作不良の原因となります。

詳細は仕様を確認してから使用してください。

・高温流体を使用する場合は、配管や配管接続部に触れないでください。やけどの恐れがあります。

・流体温度により、定格圧力範囲・耐圧力が変わります。仕様表を確認してください。

・ウォーターハンマー現象による規定以上の圧力が印加されないよう配慮してください。 <ウォーターハンマー低減対策例>

①ウォーターハンマー緩和弁などを用いてください。

②ゴムホースなどの弾性体配管材、アキュームレータを使用し、衝撃圧を吸収してください。

③配管長をできるだけ短くしてください。

・使用圧力範囲内および使用温度範囲内で必ずご使用ください。

・保守スペースを確保してください。保守点検に必要なスペースを考慮した設計をしてください。

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●取扱いに関して *取付け

・締付トルクを守ってください。締付トルク範囲を超えて締付けると、取付ねじ、取付金具、製品などが破損する可能性があります。また、締付

トルク範囲未満で締付けた場合、製品取付位置のズレおよびねじ部の緩みが生じる可能性があります。

(17ページの取付け・設置を参照ください。)

・市販のスイッチング電源を使用する場合は、FG 端子を接地してください。

・振動、衝撃のある環境ではご使用にならないでください。製品内部が破損し誤動作する可能性があります。

・リード線を強く引っ張ったり、リード線を摘んで本体を持ち上げたりしないでください。(引っ張り強

度 49 N以内) 取扱いの際は、ボディを持ってください。

製品が破損し、故障、誤動作の原因となります。

・製品の配管の際は、配管部と一体の金属部分(配管するアタッチメント)にスパナを掛けて行ってださ

い。他の部分にスパナを掛けると、製品破損の恐れがあります。

特に M8コネクタ部にスパナが当たらないようにしてください。

コネクタ部破損の原因になります。

・配管内に残っているゴミなどをエアーブローで除去してから、製品を配管してください。故障、誤動作の原因となります。

・機種銘板や本体に記載してある流体の流れ方向を合わせて設置・配管してください。空気の滞留により正確な計測ができない恐れがあります。

・スイッチ IN側の配管サイズを急激に変えるような配管はしないでください。配管サイズを急激に絞り込んだり IN側にバルブ等の絞りがある場合には、配管中の流速分布が乱れ、正確な計測

ができなくなります。したがって、このような処置はスイッチの OUT側で行ってください。

また、OUT側を開放したり、過流量状態ではキャビテーションが発生し易くなり、正確な計測ができなくなる恐

れがあります。対策として流体圧力を高めることでキャビテーションを低減することが可能です。

スイッチの OUT側に絞りを取付けるなどの処置を行い、誤動作の有無をご確認の上、ご使用ください。

OUT側の絞りを全閉状態にして、ポンプを稼動させると脈動(圧力変動)の影響でスイッチが誤動作する恐れがあ

りますので、誤動作の有無をご確認の上、ご使用ください。

・流路内に針金などを入れないでください。センサが破損して、故障、誤動作の原因となります。

・製品は足場になる箇所には取付けないでください。誤って乗ったり、足を掛けたりしたことにより過大な荷重が加わると、破損することがあります。

・流体に異物混入の恐れがある場合は、IN 側にフィルタを設置してください。スイッチの渦発生体、渦検出体に付着すると正確な計測ができなくなります。

４０メッシュ程度のフィルタを推奨します。

・液体が常に検出流路内を満たして流れるように、設計・設置を行ってください。

・垂直取付けの場合は、液体を下方向から上方向に流してください。混入した空気の気泡により、正確な計測ができない恐れがあります。

(流路内が完全に満水状態であれば問題ありません。)

特に、天地逆、垂直設置は水滴の滴下により破損が早まる恐れがありますのでご注意ください。

・モニタ部に過大な回転力を加えないでください。過大な力で無理に回転させようとするとストッパが破損する可能性がありますので、ご注意ください。

・製品のボディは樹脂製です。配管の際は、製品に直接負荷がかからないようにしてください。故障・破損・水漏れの原因となります。

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*配線(コネクタの抜き差し含む)

・リード線を強く引っ張らないでください。特に継手や配管を組込んだ場合、製品のリード線で持ち運

ばないでください。製品内部が破損し誤動作したり、コネクタより脱落したりする可能性があります。

・リード線に繰返しの曲げや引っ張り、重い物を載せたり、力が加わらないようしてください。リード線に繰返し曲げ応力および引張力が加わるような配線は、外被(シース)抜けおよび断線の原因

となります。

リード線が可動する場合は、リード線をスイッチ本体の近くで固定するようにしてください。

リード線の推奨曲げ半径は、シース外径の 6倍または絶縁体外径の 33倍のいずれか大きい値となります。

リード線が傷んだ場合は、リード線を交換してください。

・誤配線をしないでください。誤配線の内容によっては、製品が誤動作もしくは、破壊する可能性があります。

・配線作業を通電中に行わないでください。製品内部が破損し誤動作する可能性があります。

・動力線や高圧線と同一配線経路で使用しないでください。動力線・高圧線からの信号ラインのノイズ・サージの混入防止のため、製品の配線と動力線・高圧線は、別配線(別

配管)にしてください。

・配線の絶縁性を確認してください。絶縁不良(他の回路と混触、端子間の絶縁不良など)があると、製品への過大な電圧の印加または電流の流れ込み

により、製品が破壊する可能性があります。

・配線は、ノイズ・サージの混入防止のため、できるだけ短くしてください。最長でも 10 m以下でご使用ください。

また、DC(-)線(青線)は、極力電源の近くに配線してください。

・アナログ出力を使用する場合は、ノイズフィルタ(ラインノイズフィルタ・フェライトなど)をスイッ

チング電源と本製品間に挿入してください。

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*使用環境

・製品に常時水が掛かるような環境下では使用しないでください。故障、誤動作などが発生する可能性がありますので、カバーで覆うなど対策してください。

・腐食性のあるガス、液体がかかる環境下には使用しないでください。製品が破損し誤動作する可能性があります。

・油分・薬品環境下では、使用しないでください。クーラント液や洗浄液など、種々の油並びに薬品の環境下でのご使用については、短期間でも製品が悪影響(故障、

誤動作、リード線の硬化など)を受ける場合があります。

・サージ発生源がある場所では使用しないでください。製品付近に、大きなサージを発生させる装置機器(電磁式リフター・高周波誘導炉・モータなど)がある場合、製

品内部回路素子の劣化または破壊を招く恐れがありますので、発生源のサージ対策を考慮いただくと共にライン

の混触を避けてください。

・サージが発生する負荷は使用しないでください。リレー・電磁弁などサージ電圧を発生する負荷を直接駆動する場合の負荷には、サージ吸収素子内蔵タイプの製

品を使用してください。

・CEマーキングにおける、雷サージに対する耐性は有していませんので、装置側で雷サージ対策を実施

してください。

・製品は、振動、衝撃のない場所に取付けてください。故障、誤動作の原因となります。

・磁界が発生している場所では使用しないでください。製品の誤動作の原因となります。

・製品内部に、配線クズなどの異物が入らないようにしてください。故障、誤動作の原因となりますので、製品内部に、配線クズなどの異物が入らないようにしてください。

・温度サイクルが掛かる環境下では、使用しないでください。通常の気温変化以外の温度サイクルが掛かるような場合は、製品内部に悪影響を及ぼす可能性があります。

・直射日光の当る場所では使用しないでください。直射日光が当る場合は、日光を遮断してください。

故障、誤動作の原因となります。

・使用流体温度、周囲温度範囲を守って使用してください。流体が凍結した場合には、スイッチの破損、動作不良の原因になりますので、凍結防止の配慮をしてください。

周囲温度より低い温度の流体を流すと結露により製品が破損したり、誤動作する恐れがありますので、結露しな

いようにしてください。

凍結防止の処置をしてください。

規定温度内でも、急激な温度変化は避けてください。故障、誤動作の原因となります。

・周囲の熱源による、輻射熱を受ける場所での使用はしないでください。動作不良の原因となります。

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*調整・使用

・負荷を接続してから、電源を投入してください。

・負荷を短絡させないでください。製品の負荷が短絡するとエラー表示しますが、過電流が流れ、製品が破損する可能性があります。

・各設定ボタンを先の尖ったもので押さないでください。設定ボタン破損の原因となります。

・電源投入は、流量ゼロの時点で投入してください。

・製品の計測は、電源投入後 3秒間は出力が強制的に OFFとなっています。

・ご使用状況に合わせた、適切な設定を行ってください。不適切な設定になっていますと、動作不良の原因となります。

各種設定に関しては、本書 26～62ページを参照してください。

・製品の初期設定および流量設定時、計測出力は設定前の状態でスイッチングします。装置への影響を確認してから実施してください。

必要により、制御系を停止させてから設定を実施してください。

・動作中に LCD 表示部には触れないでください。表示が静電気などで変化する場合があります。

・本製品はカルマン渦式流量計です。カルマン渦式流量計は過流量状態では出力周波数が低下します。下記グラフの過流量の領域では使用にならないでください。

*保守点検

・保守点検は、供給電源を OFFにし、供給している流体を止めて、安全を確認してから実施してください。構成機器の、意図しない誤動作の可能性があります。

・保守点検を定期的に実施してください。機器・装置の誤動作により、意図しない構成機器の誤動作の可能性があります。

・製品の清掃は、ベンジンやシンナなどを使用しないでください。表面に傷が付いたり、表示が消えたりする恐れがあります。

柔らかい布で拭き取ってください。汚れがひどい時は、水で薄めた中性洗剤に浸した布をよく絞ってから汚れを

拭き取り、乾いた布で再度拭き取ってください。

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*流量調整弁の取扱いについて

・流量調整弁にて流量を調整する場合、過度の力で弁をまわさないでください。弁機構部が破損する恐れがあります。

・流量調整弁の弁を固定する場合、固定用ロックリングを過度の力でまわさないでください。

ロックリング及び弁機構部が破損する恐れがあります。

・流量調整後は必ず水漏れがないことを確認してください。

流量調整後は弁内部パッキンのすわりの影響で水漏れを起こす場合があります。

水漏れが発生した場合は数回弁を開け閉めしてから再調整し、水漏れがないことを確認してください。

・本製品の流量調整弁は常時流量を調整する用途には適していません。

内部パッキンが磨耗などによる寿命により水漏れが発生した場合を想定して周辺機器への対策を施す

とともに、メンテナンススペースを確保、配慮した配管設計を行ってください。

・本製品の流量調整弁は、流量を完全にゼロにするための用途には適しておりません。流量を完全にゼ

ロにする必要がある場合は別途ストップ弁などを設置してください。

・流量調整弁のつまみを掴んで持ち運ばないでください。

取扱いの際はボディ部を持ってください。

・高温の流体を流すと流量調整弁自体も高温となり火傷の可能性がありますので、取扱いには充分にご

注意ください。

*塩化ビニル製配管について

・塩化ビニル製継手(ユニオン)の取付、接着は知識を有した技能者が実施してください。施工後、必ず漏れなどなきことをご確認の上ご使用ください。技能のない人による施工は漏れなどの故障原因と

なります。

・塩化ビニル製継手(ユニオン)の接着剤は、ご使用になる流体温度に応じた耐熱性、耐久性を有するも

のを選定してください。漏れ、破損の原因となります。

・塩化ビニル製配管部に過度な力を加えないでください。破損の原因となります。

・塩化ビニル製配管タイプは流体温度が高くなるにつれ耐圧力も低くなりますので、ウォーターハンマー

などの水撃圧により、耐圧力を超えないよう注意してください。

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型式表示・品番体系

●金属配管タイプ

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●塩ビ配管タイプ

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リード線

無記号 N

M8コネクタ付リード線付

M8コネクタ付リード線なし

ブラケット

無記号 R

なし

ブラケット付

流量調整弁付

オプション/部品品番

オプション単体が必要な場合は下記品番で手配してください。

オプション品番備考

ブラケット ※

ZS-40-K PF3W704/720用、タッピンタイト(3×8)4本付

ZS-40-L PF3W740用、タッピンタイト(3×8)4本付

ZS-40-M PF3W711用、タッピンタイト(4×10)4本付

M8コネクタ付リード線 ZS-40-A リード線長さ3 m

※：流量調整弁付の場合は、ブラケットは 2ヶ必要になります。250 L/minタイプはブラケットの対応はしておりません。

交換部品

名称品番備考

塩化ビニル製チューブ(25 A) ZS-40-U25 25 A塩化ビニル製チューブ 1ヶ

塩化ビニル製チューブ(30 A) ZS-40-U30 30 A塩化ビニル製チューブ 1ヶ

25 A 押え板金 ZS-40-U25-A 1ヶ、M5×80 六角穴付ボルト 2本付

30 A 押え板金 ZS-40-U30-A 1ヶ、M5×65 六角穴付ボルト 2本付

※：塩化ビニル製チューブを交換すると、精度が 1～2％変化する恐れがあります。

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製品各部の名称とはたらき

本体

1 DC(＋)

2 OUT2

3 DC(－)

4 OUT1

名称機能

コネクタリード線を接続する部分です。

M8コネクタ付リード線製品に電源を供給したり、出力を得るためのリード線です。

配管ポート部配管材を接続する部分です。IN側に流入側、OUT側に流出側の配管をします。

ブラケット製品を設置するための取付金具です。

温度センサ流体の温度を検出する部分です。

流量調整弁流量を調整するための絞り機構部です。

流量調整つまみ流量を調整するためのつまみです。

ロックリング流量調整つまみを固定するときに使用します。

表示部流量値、設定値、エラー表示などを表示する部分です。下図を参照ください。

表示部

名称機能

メイン画面(2色表示) 流量値、設定モードの状態、エラーコードなどを表示します。

サブ画面積算値、設定値、ピーク・ボトム値、流体温度、ライン名を表示します。

測定モード時では設定状態を表示します。

出力表示(動作表示灯) OUT1、OUT2の出力状態を表示します。ON時：橙色点灯

単位表示選択されている単位が表示されます。

UPボタンモード選択、サブ画面の表示選択、ON/OFF設定値を増加させます。

SETボタン各モードの選択、設定値の確定に使用します。

DOWNボタンモード選択、サブ画面の表示選択、ON/OFF設定値を減少させます。

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■用語説明用語意味

F F.S.(フルスパン、

フルスケール)

フルスパンまたはフルスケールと読み、製品定格における表示およびアナログ出力の

変化幅を示します。例えば、アナログ出力が 1～5Vの時、F.S.＝5[V]－1[V]＝4[V]に

なります。(参考：1％F.S.＝4[V]×1％＝0.04[V]になります。)

あアタッチメント製品の両側にある配管材を接続するための金属部品のことです。

圧力特性流体圧力が変化したときの、表示値、アナログ出力値の変動量を示します。

アナログ出力

流量に比例した出力をする形態の出力のことです。アナログ出力 1-5 Vというと、流

量変化に応じアナログ出力が 1-5 Vの間で追従しながら変化します。アナログ出力 4-20

ｍAといった場合も同様です。

ウインド

コンパレータモード

流量が、ある二つの設定値の範囲内にあるか範囲外かによってスイッチ出力を行うモード

のことです。

ウォーターハンマー

流れのある状態でバルブなどの開閉器にて極めて短時間に閉じる動作を行うと、圧力

伝播により一瞬急激な圧力上昇を生じます。この圧力上昇のことをウォーターハンマー

または衝撃圧と呼びます。

応差(ヒス) チャタリングを防止するために設けた、ON点と OFF点の差のことをいいます。この応

差により脈動の影響を受けないようすることができます。

応答時間目標流量を流してから、90％の値に達するまでの時間を示します。

温度特性周囲温度が変化したときの、表示値、アナログ出力値の変動量を示します。

か

カルマン渦

流れの中に棒を置くとその下流に渦が発生します。この渦のことをカルマン渦といい

ます。渦の発生周期が流速に比例することからカルマン渦をカウントすることで流速

(流量)を求めることができます。

キーロック機能製品の設定を変更できないようにする(ボタン操作を受け付けないようにする)機能で

す。

キャビテーション

高速で流れる流体の中の圧力の低い部分が気化して、泡状のものが発生しては消滅す

る現象のことです。長時間この状態にさらされると、その表面がボロボロになるなど

の症状が発生し、これを壊食またはエロージョンと呼びます。

繰返し精度何度も増減を繰り返すとき、表示値、アナログ出力値の再現性を示します。

さ瞬時流量

単位時間あたりに流れる流量を表したものです。10 L/minは一分間あたり 10 L流れて

いることを表しています。

使用圧力範囲使用可能な圧力範囲を示します。

使用温度範囲製品が使用できる周囲温度範囲を示します。

省電力モード数値表示が消えて消費電力を低減している状態を示します。

使用流体温度製品に流すことのできる流体の温度範囲を示します。

スイッチ出力

ON状態と OFF状態の二つの状態をもち、ON状態で負荷電流が流れ(負荷が仕事をする、

電球が点灯する)、OFF状態では負荷電流が流れません(負荷が仕事しない、電球が消

灯)。このような動きをする出力をスイッチ出力といいます。

積算外部リセット積算値を遠隔で外部からリセットする機能のことです。

積算パルス出力ある一定の積算流量が流れるごとに出力されるパルス出力のことです。このパルスを

カウントすることでトータルの積算流量を算出することができます。

積算保持機能

積算流量をある一定の時間間隔ごとに製品内部の記憶素子にて記憶させておく機能で

す。電源投入時に記憶素子のデータを読み込み、その値から積算を開始していきます。

記憶間隔を 2分または 5分から選択可能です。

積算流量トータルどのくらいの流量が流れたのか表したものです。瞬時流量 10 L/minを 5分間

継続すると積算流量は 10×5＝50 L

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用語意味

さ設定流量範囲スイッチ出力付の製品の ON-OFF点(しきい値)の設定可能な範囲のことです。

設定最小単位設定値や表示値をどのくらい細かく表示できるのかを示しています。最小単位 1 L/min

の場合、10、11、12のように 1 L/minずつ表示することができます。

接流体部(接液部) 流体が接触する部分のことです。

測定流体測定可能な流体のことです。

た耐圧力電気的、機械的に破壊する限界圧力値を示します。

単位切換機能新軽量法の国際単位(SI単位)以外を選択することができる機能です。日本国内におい

ては SI単位のみとなります。PF3Wシリーズには単位切換機能はありません。

チャタリングスイッチ出力が設定値付近にて脈動の影響などで高周波の ON-OFFを繰り返す現象のこ

とです。

定格圧力範囲使用可能な(仕様を満足する)圧力範囲を示します。

定格流量範囲カタログに記載されている仕様を満足することが可能な流量範囲のことです。

な内部降下電圧

スイッチ出力が ON状態のとき、出力に表れる電圧のことです。流れる負荷電流により

ことなり、「0」となるのが理想です。

はヒステリシスモード

流量が設定した値よりも大きいか、小さいかによりスイッチ出力を行うモードのこと

です。

表示流量範囲デジタル表示付の製品の場合において、表示することが可能な範囲のことです。

ゆユニオン塩ビ配管(チューブ管)などに配管するための継手のことです。

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取付け・設置

設置について

・使用圧力範囲内および使用温度範囲内で必ずご使用ください。

・流体温度により耐圧力が変わりますので、使用圧力と耐圧力のグラフを確認ください。

取付けについて

・スイッチは、足場になる場所には取付けないでください。

・流体の流れの方向は、本体側面の矢印に示されている方向に合わせて取付けてください。

・製品の IN 側(流入側)の配管は、センサ部の圧力損失の流量特性グラフおよび IN 側直管長と精度のグラフ

(79ページ)を確認ください。

・配管サイズを急激に絞り込んだりしないでください。

・表示一体型のモニタ部は回転可能です。反時計回りに 90°、時計回りに 225°、45°刻みです。過大な力

で無理に回転させようとするとストッパが破損する可能性がありますので、ご注意ください。

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■設置方法ブラケット取付(PF3W704/720/740 の場合)

ブラケットを取付ねじ(M4相当：4本)で取付けてください。

流量調整弁付の場合は、8本の取付ねじで設置してくださ

い。

ブラケット板厚は、約1.5 mmになります。

取付穴加工寸法は、外形寸法図(84ページ)を参照くださ

い。

ブラケット取付(PF3W711の場合)

ブラケットを取付ねじ(M5相当：4本)で取

付けてください。

ブラケット板厚は、約2 mmになります。

取付穴加工寸法は、外形寸法図(84ペー

ジ)を参照ください。

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直接取付(PF3W704/720/740 の場合)

取付けの際には、タッピンねじ

(呼び径：3.0、4本)で設置してください。

流量調整弁付の場合は、8本の取付ねじで設

置してください。

締付トルクは、0.5～0.7 Nmとしてくださ

い。

取付穴加工寸法は、外形寸法図(84ページ)

を参照ください。

タッピンねじ使用のため、複数回取付け、

取外しができなくなりますのでご注意くだ

さい。

直接取付(PF3W711/721の場合)

取付けの際には、タッピンねじ(呼び径：4.0、4本)で設置してください。

締付トルクは、1.0～1.2 Nmとしてください。

取付穴加工寸法は、外形寸法図(84ページ)を参照ください。

タッピンねじ使用のため、複数回取付け、取外しができなくなりますのでご注意ください。

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■配管方法製品を配管する際には、配管部と一体の金属部分(配管するアタッチメント)にスパナを掛けて行ってくだ

さい。

それ以外にスパナを掛けるとスイッチ破損の原因になります。

特に M8コネクタ部にスパナが当たらないようにしてください。

コネクタ部破損の原因になります。

アタッチメント対辺

3/8 24 mm

1/2 27 mm

3/4 32 mm

1 41 mm

11/4 54 mm

11/2 54 mm

配管の際には、締付トルクを守って取付けてください。

接続ねじ部の締付トルクは下表のとおりです。

ねじの呼び適正締付トルク

Rc(NPT)3/8 22～24 Nm

Rc(NPT)1/2 28～30 Nm

Rc(NPT)3/4 28～30 Nm

Rc(NPT)1 36～38 Nm

Rc(NPT)11/4 40～42 Nm

Rc(NPT)11/2 48～50 Nm

締付トルク範囲を超えて締付けた場合、スイッチが破損する可能性があります。また、締付トルク範囲未

満で締付けた場合、接続ねじ部が緩む場合があります。

配管の際には、シールテープが入らないようにしてください。

配管接続は緩みなどで流体の漏れがないようにしてください。

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注意

製品のボディは樹脂製です。配管の際は、以下に注意して配管してください。故障・破損・水漏れの原因となります。

・製品に直接負荷をかけない。

・芯ズレの状態で配管しない。施行後、長期的に本体に負荷がかかります。

・配管にフレキシブルホースを使用する場合は、ホースを金具などで固定してください。固定しない場合、フレキシブルホースおよび流体の重みにより、本体に負荷がかかります。

注意

塩化ビニル製配管について

・塩化ビニル製継手(ユニオン)の取付、接着塩化

ビニル製継手(ユニオン)の取付、接着は知識を有し

た技能者が実施してください。施工後、必ず漏れな

どなきことをご確認の上ご使用ください。技能のな

い人による施工は漏れなどの故障原因となります。

・塩化ビニル製継手(ユニオン)の接着剤は、

ご使用になる流体温度に応じた耐熱性、耐久性

を有するものを選定してください。漏れ、破損の原因となります。

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流量の調整方法(流量調整弁付の場合)

①弁のつまみを回して目的の流量になるよう調整してください。

②調整後は必ず水漏れが発生していないことを確認してください。

(水漏れが発生した場合は数回弁を開け閉めしてから再調整し、水漏れがないことを確認してください。)

③必要に応じてロックリングを締めて弁の固定をしてください。

流量調整弁は日常的に繰返し調整をする用途向けの設計をしておりません。

頻繁に調整を行うと内部パッキンの摩耗などにより水漏れを起こす場合があります。

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■配線方法コネクタの接続について

コネクタの着脱作業は電源を切断した状態で行ってください。

配線は単独の配線経路を使用してください。動力線や高圧線と同一配線経路を使用すると、ノイズによる

誤作動の原因となります。

市販のスイッチング電源を使用する場合は、かならず FG 端子に接地をしてください。市販のスイッチング

電源に接続して使用する場合は、スイッチングノイズが重畳され、製品仕様を満足できなくなります。そ

の場合は、スイッチング電源との間に、ラインノイズフィルタ・フェライトなどのノイズフィルタを挿入

するか、スイッチング電源よりシリーズ電源に変更してご使用ください。

ピン番号内容線色

1 DC(＋) 茶

2 OUT2 白

3 DC(－) 青

4 OUT1 黒

※：PF3W7シリーズに付属されている M8コネクタ付リード線を使用する場合です。

コネクタの締付けは、手で行ってください。

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内部回路と配線例

NPN2出力タイプ

PF3W7□□-□□-A(T)-□□□

PNP2出力タイプ

PF3W7□□-□□-B(T)-□□□

Max.28 V、80 mA

内部降下電圧 1 V以下

Max.80 mA

内部降下電圧 1.5 V 以下

NPN＋アナログ出力タイプ

PF3W7□□-□□-C(T)-□□□


PF3W7□□-□□-D(T)-□□□

PNP＋アナログ出力タイプ

PF3W7□□-□□-E(T)-□□□


PF3W7□□-□□-F(T)-□□□

Max.28 V、80 mA


C：アナログ出力 1～5 V

出力インピーダンス 1 kΩ

D：アナログ出力 4～20 mA

最大負荷インピーダンス

電源電圧 12 V時：300 Ω


Max.80 mA


E：アナログ出力 1～5 V

出力インピーダンス 1 kΩ

F：アナログ出力 4～20 mA

最大負荷インピーダンス



NPN＋外部入力タイプ

PF3W7□□-□□-G-□□□

PNP＋外部入力タイプ

PF3W7□□-□□-H-□□□

Max.28 V、80 mA


外部入力：無電圧入力

有接点または無接点入力 30 ms 以上

Max.80 mA


外部入力：無電圧入力

有接点または無接点入力 30 ms 以上

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積算パルス出力配線例

NPN2出力タイプ

PF3W7□□-□□-A(T)-□□□


PF3W7□□-□□-C(T)-□□□

PF3W7□□-□□-D(T)-□□□

NPN＋外部入力タイプ

PF3W7□□-□□-G-□□□

PNP2出力タイプ

PF3W7□□-□□-B(T)-□□□


PF3W7□□-□□-E(T)-□□□

PF3W7□□-□□-F(T)-□□□

PNP＋外部入力タイプ

PF3W7□□-□□-H-□□□

積算パルス出力選択時は、動作表示灯 OFF(消灯)となります。

温度センサに関する出力は「OUT2」のみとなります。

※：表示により OUT2の出力を、温度に対する出力/流量に対する出力のいずれかを選択できます。

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流量の設定

測定モードとは

電源投入後、流量を検出し表示やスイッチ動作を行っている状態を指します。

目的に応じて設定の変更やその他の機能を設定するモードに移行することができる基本モードです。

※：設定中も出力動作します。

※：設定中に30秒間ボタン操作がないと表示が点滅します。(設定中の離席などによる設定忘れ防止のため)

※：3ステップ設定モードとファンクション選択モードの設定は、相互に反映されます。

サブ画面の表示内容について

測定モードにてまたはボタンを押すと、サブ画面の表示内容を一時的に切換えることができます。

切換えてから 30秒後に自動的に[F10]にて設定されている表示内容に復帰します。(46ページ参照)

(4 L/min タイプの表示例です。)

※：OUT2の設定値、積算値は表示できません。

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工場出荷時の設定

流量が設定値を超えるとスイッチが ON します。

流量が設定値から応差以上下がると、スイッチが OFFします。

下図に示す動作にて支障のない場合は、そのままご使用ください。

変更する場合は、次ページを参考に操作してください。

※：応差については、[F 1]OUT1の設定(31ページ～)、[F 2]OUT2の設定(39ページ～)を参考に設定してください。

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＜設定値を変更する操作方法＞ (3 ステップ設定モード)

①測定モード時にボタンを 1 回押してください。

②[P_1]または[n_1]と設定値が交互に表示されます。

③ またはボタンを押して、設定値を変更してください。

ボタンで設定値の増加、ボタンで設定値の減少ができます。

・ボタンを 1回押すと数値が増加し、押し続けると連続して増加します。

・ボタンを 1回押すと数値が減少し、押し続けると連続して減少します。

④ ボタンを押すと設定が完了します。

※：出力仕様がOUT1、OUT2ともにスイッチ出力の製品をご使用の場合は、[P_2]または[n_2]も表示されます。同様に設定してくださ

い。 ※：温度センサ付の製品をご使用の場合は、[ tn]または[ tp]も表示されます。同様に設定してください。 ※：応差については、[F 1]OUT1の設定(31ページ～)、[F 2]OUT2の設定(39ページ～)を参考に設定してください。

※：ヒステリシスモード以外を選択している場合は、33ページの｢設定値の入力｣の部分が表示され、設定できます。

※：設定値、応差の値により相互に入力制限がかかりますのでご注意ください。

※：さらに詳細な設定を行う場合は、ファンクション選択モード(29ページ)から各機能の設定を行ってください。

-29-


機能の設定

ファンクション選択モードとは

測定モードにてボタンを 2秒以上押すと、メイン画面に[F 1]が表示されます。

この[F□□]を表示し、それぞれの機能の設定を変更するモードを指します。

ファンクション選択モード時にボタンを 2 秒以上押すと測定モードに戻ります。

あるいはボタンでファンクション番号を増減できます。

目的のファンクション番号を表示させボタンを押します。

※：サブ画面はファンクションの機能を示す表示と設定内容を交互に表示します。

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■工場出荷時の設定

項目工場出荷時の設定該当ページ

[F 1]/[ oUt1]

[ oU1] OUT1 の出力モード [ HYS] ヒステリシスモード 32ページ

[ 1ot] OUT1 のスイッチ動作 [ 1_P] 正転出力 32ページ

[ P_1] OUT1 の設定値

定格流量範囲の最大値の 50％

[ 2.00] 2.00 L/min (4 L タイプ)

[ 8.0] 8.0 L/min (16 L タイプ)

[ 20.0] 20.0 L/min (40 L タイプ)

[ 50] 50 L/min (100 L タイプ)

[ 126] 126 L/min (250 L タイプ) 33ページ

[ H_1] OUT1 の応差


[ 0.20] 0.20 L/min (4 Lタイプ)

[ 0.8] 0.8 L/min (16 L タイプ)

[ 2.0] 2.0 L/min (40 L タイプ)

[ 5] 5 L/min (100 L タイプ)

[ 12] 12 L/min (250 L タイプ)

[ CoL] OUT1 の表示色 [ SoG] ON時：緑・OFF時：赤 36ページ

[F 2]/[ oUt2]

[ oU2] OUT2 の出力モード [ HYS] ヒステリシスモード(流量) 40ページ

[ 2ot] OUT2 のスイッチ動作 [ 2_P] 正転出力 40ページ

[ P_2] OUT2 の設定値


[ 2.00] 2.00 L/min (4 L タイプ)

[ 8.0] 8.0 L/min (16 Lタイプ)

[ 20.0] 20.0 L/min (40 L タイプ)

[ 50] 50 L/min (100 L タイプ)

[ 126] 126 L/min (250 L タイプ) 41ページ

[ H_2] OUT2 の応差


[ 0.20] 0.20 L/min (4 Lタイプ)

[ 0.8] 0.8 L/min (16 L タイプ)

[ 2.0] 2.0 L/min (40 L タイプ)

[ 5] 5 L/min (100 L タイプ)

[ 12] 12 L/min (250 L タイプ)

[F 3]/[ RES] [ rES] 応答時間の設定 [ 1.00] 1秒 45ページ

[F10]/[ SUb] [ SUb] サブ画面の表示内容の選択

[ oUt] OUT1 の設定値表示

(温度センサなしの場合) 46ページ

[ tEMP] 流体温度表示

(温度センサ付の場合)

[F20]/[ iNP] [ inP] 外部入力の設定 [REACUM] 積算外部リセット 50ページ

[F22]/[ AnA] [ AnA] アナログ出力の設定

[ FLoW] 流量のアナログ出力

(温度センサなしの場合)

51ページ [ tEMP] 温度のアナログ出力

(温度センサ付の場合)

[ FrE] フリーレンジ機能 [ oFF] フリーレンジ機能を使用しない

[F30]/[ SAVE] [SAvE] 積算保持機能 [ oFF] 積算保持しない 53ページ

[F80]/[ dSP] [ dSP] 省電力モードの設定 [ oN] 表示 ON(通常モード) 54ページ

[F81]/[ PiN] [ Pin] 暗証番号入力の設定 [ oFF] 使用しない 55ページ

[F82]/[ LiNE] [LinE] ライン名入力 [******] ****** 56ページ

[F90]/[ ALL] [ ALL] 全項目設定 [ oFF] 設定しない 57ページ

[F98]/[ tESt] [tESt] 出力確認 [NoRMAL] 通常出力 58ページ

[F99]/[ iNi] [ ini] 出荷状態への復帰 [ oFF] 復帰しない 59ページ

-31-


■[F 1] OUT1の設定 OUT1の出力方法の設定をします。

＜機能フローチャート＞

1.出力モードの選択

ヒステリシス

HYS

ウインド

コンパレータ

WIN

積算出力

ACCUMU

積算パルス

出力

PLS

2.スイッチ動作

1_P/1_N(32ページ) ※

(表示式の選択)

Add/dEC

の設定

(34ページ)

3.設定値の入力

P_1/n_1

H_1

の設定

(33ページ)

P1L/n1L

P1H/n1H

H1

の設定

(33ページ)

P1AH/n1AH

P1AL/n1AL P1dH/n1dH

P1dL/n1dL

の設定

(35ページ)

4.表示色の選択

SoG/SoR/REd/GRN(36ページ)

5.完了

[F 1] OUT1 の設定完了

-32-


＜操作方法＞


ファンクション選択モード時に、またはボタンを操作し、メイン画面に[F 1]を表示させてください。

サブ画面は[oUt1]と現在設定されている出力モードを交互に表示します。

ボタンを押します。

サブ画面

またはボタンを押して出力モードを選びます。

※：積算パルス出力を選択した場合は、表示部の出力表示は消灯状態となります。

ボタンを押して設定。スイッチ動作の設定に移ります。

2.スイッチ動作の設定

サブ画面

またはボタンを押してスイッチ動作を選びます。

※：スイッチ動作の切換えを行うと、表示色の選択で設定されている状態に応じて表示色が変化します。

ボタンを押して設定。設定値(ON-OFF 点)の入力に移ります。

-33-



a.ヒステリシスモードを選択した場合

サブ画面に設定値が表示されるのでまたはボタンにて数値を変更します。

(反転出力を選択した場合、メイン画面は[n_1]と表示)

ボタンを押して設定。応差の設定に移ります。

サブ画面に応差の値が表示されるのでまたはボタンにて数値を変更します。

ボタンを押して設定。表示色の選択(36ページ)に移ります。

※：設定値、応差の値により相互にリミッターがかかりますのでご注意ください。

b.ウインドコンパレータモードを選択した場合


(反転出力を選択した場合、メイン画面は[n1L]と表示)

ボタンを押して設定。 [P1H] or [n1H]の設定値の入力に移ります。


(反転出力を選択した場合、メイン画面は[n1H]と表示)



ボタンを押して設定。表示色の選択(36ページ)に移ります。

-34-


c.積算出力を選択した場合

積算値インクリメント(加算)/デクリメント(減算)処理の選択

サブ画面

またはボタンを押して選びます。

(次ページへ続く)

-35-


ボタンを押して設定。設定値の入力に移ります。

積算インクリメントを選択した場合積算デクリメントを選択した場合

(反転出力を選択した場合、

メイン画面は[n1AH]と表示)


メイン画面は[n1dH]と表示)

上位 3桁設定

ボタンを 1秒以上

押すと点滅が終了

します。

もう一度ボ

タンを押しま

す。

下位 6桁設定



します。

サブ画面に値が表示され、一番左

の桁が点滅します。

(積算値は 1 桁ずつ入力していき

ます。)

またはボタンで数値を入力

します。

ボタンを押して、右の桁の入力

に移ります。

もう一度ボタンを押すと、右の

桁の入力に移ります。

上位 3桁の入力が終了したら

ボタンを 1秒以上押してくださ

い。点滅が終了します。

ここでもう一度ボタンを押す

と上位 3 桁の設定が完了し、

下位 6桁の設定に移ります。

下位 6桁の入力が終了したら、

ボタンを 1秒以上押して確定し

ます。

ボタンを押して設定。表示色の選択に移ります。

-36-


4.表示色の選択

出力(OUT1)の状態により表示色(メイン画面)を選択することができます。

サブ画面

またはボタンを押して表示色を選びます。

ボタンを押して設定。ファンクション選択モードに戻ります。

5.完了

[F 1] OUT1の設定完了

-37-


○出力モードの一覧

※：流体の脈動など安定しない状態でヒステリシスモード、ウインドコンパレータモードを行うと動作不安定になる場合があります。

この時は、設定値の間を十分あけて、動作が安定することを確認してご使用ください。


-38-


※：流体の脈動など安定しない状態でヒステリシスモード、ウインドコンパレータモードを行うと動作不安定になる場合があります。

この時は、設定値の間を十分あけて、動作が安定することを確認してご使用ください。


-39-


■[F 2] OUT2の設定 OUT2の出力方法の設定をします。

表示色は OUT1での設定に依存し、本ファンクションでは設定できません。

＜機能フローチャート＞

1.出力モードの選択温度センサ付の場合

ヒステリシス

HYS

ウインド

コンパレータ

WIN

積算

出力

ACCUMU

積算

パルス

出力

PLS

ヒステリシス

tHYS

ウインド

コンパレータ

tWIN

2.スイッチ動作

2_P/2_N(40ページ)


P_2/n_2

H_2

の設定

(41ページ)

P2L/n2L

P2H/n2H

H2

の設定

(41ページ)

P2AH

n2AH

P2AL

n2AL

P2dH

n2dH

P2dL

n2dL

tn/tP

H_t

の設定

(43ページ)

tnL/tPL

tnH/tPH

Ht

の設定

(43ページ)

の設定

(42ページ)

4.完了


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＜操作方法＞



サブ画面は[oUt2]と現在設定されている出力モードを交互に表示します。

※：OUT2なしの場合は[- - -]と表示します。


サブ画面

またはボタンを押して出力モードを選びます。

ボタンを押して設定。スイッチ動作の設定に移ります。

2.スイッチ動作の設定

サブ画面

またはボタンを押してスイッチ動作を選びます。

ボタンを押して設定。設定値(ON-OFF 点)の入力に移ります。

-41-



a.ヒステリシスモードを選択した場合


(反転出力を選択した場合、メイン画面は[n_2]と表示)




4.完了


※：設定値、応差の値により相互にリミッターがかかりますのでご注意ください。

b.ウインドコンパレータモードを選択した場合


(反転出力を選択した場合、メイン画面は[n2L]と表示)

ボタンを押して設定。 [P2H] or [n2H]の設定値の入力に移ります。


(反転出力を選択した場合、メイン画面は[n2H]と表示)




4.完了


-42-


c.積算出力を選択した場合

Add/dEC の切換えは OUT1 の設定に連動するため、項目選択はありません。(34ページ参照)

OUT1の設定で OUT1 の設定で

積算インクリメントを選択した場合積算デクリメントを選択した場合


メイン画面は[n2AH]と表示)


メイン画面は[n2dH]と表示)

上位 3桁設定



します。

もう一度ボ

タンを押しま

す。

下位 6桁設定



します。

サブ画面に値が表示され、一番左

の桁が点滅します。

(積算値は 1 桁ずつ入力していき

ます。)

またはボタンで数値を入力

します。

ボタンを押して、右の桁の入力

に移ります。

もう一度ボタンを押すと、右の

桁の入力に移ります。

上位 3桁の入力が終了したら

ボタンを 1秒以上押してくださ

い。点滅が終了します。

ここでもう一度ボタンを押す

と上位 3 桁の設定が完了し、

下位 6桁の設定に移ります。

下位 6桁の入力が終了したら、

ボタンを 1秒以上押して確定し

ます。


4.完了


-43-


d.流体温度に対するヒステリシスモードを選択した場合


(正転出力を選択した場合、メイン画面は[ tP]と表示)




4.完了


e.流体温度に対するウインドコンパレータモードを選択した場合


(正転出力を選択した場合、メイン画面は[ tPL]と表示)

ボタンを押して設定。 [ tPH] or [ tnH]の設定値の入力に移ります。


(正転出力を選択した場合、メイン画面は[ tPH]と表示)




4.完了


※：一番左の桁[c]は摂氏(℃)を表します。[F]は華氏(oF)を表します。(華氏はオーダーメイド)

-44-


○流体温度に対する出力モードの一覧

-45-


■[F 3] 応答時間の設定スイッチ出力の応答時間を選択することができます。

応答時間の設定により、出力のチャタリングを防止することができます。

＜操作方法＞


サブ画面は[RES]と現在の設定値を交互に表示します。


サブ画面

またはボタンを押して応答時間を選びます。


[F 3] 応答時間の設定完了

※：温度センサの応答時間は、設定によらず約 7 sとなります。

-46-


■[F10] サブ画面の表示内容選択測定モード時のサブ画面表示内容を設定できます。

・設定値表示：OUT1の設定値を表示します。(OUT2 の設定値は表示できません。)

・積算値表示：OUT1の積算値を表示します。(OUT2 の積算値は表示できません。)

・ボトム表示：流量のボトム値を表示します。

・ピーク表示：流量のピーク値を表示します。

・ライン名表示：ライン名を表示します。

・流体温度表示：流体温度を表示します。(温度センサ付の場合)

・温度ボトム表示：流体温度のボトム値を表示します。(温度センサ付の場合)

・温度ピーク表示：流体温度のピーク値を表示します。(温度センサ付の場合)

・オフ：何も表示しません。

＜操作方法＞

ファンクション選択モード時に、またはボタンを操作し、メイン画面に[F10]を表示させてください。

サブ画面は[SUb]と現在の設定値を交互に表示します。


サブ画面は現在の設定値を表示します。

サブ画面

またはボタンを押して表示内容を選びます。


[F10] サブ画面の表示内容の選択完了

-47-


＜サブ画面の表示内容例＞

-48-


＜サブ画面の表示内容例(続き)＞

-49-


＜サブ画面の表示内容例(続き)＞

電源等投入時から現在までの最高流量(＝ピーク値)もしくは最低流量(＝ボトム値)を検知・更新し表示しま

す。

・＋ 1 秒押しでピーク値/ボトム値をリセットすることができます。

・外部入力付の場合、外部入力により、ピーク値/ボトム値をリセットすることができます。

([F20]外部入力の設定(50ページ)参照)

フロースイッチを設置した配管ライン名などを表示することができます。

ライン名の入力方法については[F82]ライン名の入力(56 ページ)を参照ください。

流体温度センサ付の場合、流体温度を表示することができます。

一番左の桁にてｃで摂氏(℃)を表します。

サブ画面を消灯しておくことができます。

-50-


■[F20] 外部入力の設定外部入力付の場合に使用可能です。積算値やピーク値、ボトム値を遠隔操作でリセットできます。

・積算外部リセット：入力信号を加えると積算値がリセットする機能です。

積算インクリメントモードの場合、リセット＝0になり、0 から積算値が増加してい

きます。積算デクリメントモードの場合、リセット＝設定値になり、その設定値か

ら積算値が減算していきます。

※：積算値の記憶を ONにしているときは、積算外部リセット動作をする度に記憶素子(EEPROM)にアクセスしますので、記憶素子の

寿命であるアクセス回数 100万回をご勘案の上使用してください。外部入力回数＋積算記憶時間間隔の合計が 100万回まで。

・ピーク・ボトムリセット：入力信号を加えるとピーク値とボトム値がリセットされる機能です。

・OFF：外部入力機能が無効になります。

入力信号：入力線を 30 msec.以上 GNDへ接続してください。

・入力信号を受付けると、サブ画面に[ooo]を 1秒間表示します。

・1秒以下の間隔で連続入力すると、サブ画面は[ooo]のままとなりますので注意してください。

＜操作方法＞


サブ画面は[iNP]と現在の設定値を交互に表示します。

※：外部入力機能なしの場合は[iNP]と[- - -]を交互に表示します。


サブ画面

※：外部入力機能なしの場合は[- - -]を表示します。

またはボタン押して外部入力の設定を選びます。


[F20] 外部入力の設定完了

-51-


■[F22] アナログ出力の設定アナログ出力付の場合に使用可能です。

温度センサ付の場合は、温度センサに対するアナログ出力を選択することが可能です。

アナログ出力のスパン側の出力電圧(＝5 V)もしくは出力電流(＝20 mA)を出力する流量値を可変すること

ができます。(温度センサに対するアナログ出力を選択した場合は使用不可)

＜操作方法＞


サブ画面は[AnA]と現在の設定値を交互に表示します。

※：アナログ出力なしの場合は[AnA]と[- - -]を交互に表示します。

温度センサなしの場合温度センサ付の場合

サブ画面

またはボタン押して選び

ます。

[F22] アナログ出力の設定完了

サブ画面

またはボタン押して選び

ます。

(次ページへ続く)

-52-


OFFの場合 ON の場合

サブ画面またはボタンにて 5 V もしくは 20 mA を出力する流量値

を表示させてください。定格流量範囲の最大値の 10％から

表示可能範囲の最大値の範囲内で設定することができます。


[F22] アナログ出力の設定完了

フリーレンジ設定を変更した場合は、電源を再投入してください。

-53-


■[F30] 積算保持機能初期設定は、電源 OFF 時に積算値を記憶しない設定になっています。

本設定において、2 分間隔もしくは 5分間隔で積算値を記憶するよう選択できます。

記憶素子の寿命はアクセス回数 100 万回ですので、これをご勘案の上使用してください。

24 時間通電状態の場合、寿命は次のようになります。

5 分間隔選択時･･･5分×100 万回＝500 万分＝9.5 年

2 分間隔選択時･･･2分×100 万回＝200 万分＝3.8 年

＜操作方法＞


サブ画面は[SAVE]と現在の設定値を交互に表示します。


サブ画面

またはボタンを押して積算保持機能を選びます。


[F30] 積算保持機能の設定完了

※：2分もしくは 5分間隔で記憶しますので、電源を OFFするタイミングにより電源 OFF時からさかのぼって 2分もしくは 5分間の

積算値は加算されませんのでご注意ください。

電源再投入時は Bから積算をスタートします。

-54-


■[F80] 省電力モードの設定表示を消灯して消費電力を抑えることができます。(約 12％削減)

30 秒間ボタン操作をしないと省電力モードに移行する機能です。

省電力モード作動時はメイン画面の少数点が点滅している状態になります。

工場出荷時は、通常モード(表示 ON)に設定されています。

＜操作方法＞


サブ画面は[dSP]と現在の設定値を交互に表示します。


サブ画面

表示を OFFすることで省電力モードに

なります。

またはボタンを押して省電力モードの設定を選びます。


[F80] 省電力モードの設定完了

省電力モード時は、メイン画面の小数点が点滅状態となります。いずれかのボタンを操作すると、表示が

ON となり、30秒間ボタン操作がないと自動的に表示 OFFとなります。

-55-


■[F81] 暗証番号入力の設定キーロック時に、暗証番号入力の有無が選択できます。

キーロック機能の設定は、61 ページを参照ください。

初期設定は、暗証番号が不要な状態に設定されています。

＜操作方法＞


サブ画面は[PiN]と現在の設定値を交互に表示します。


サブ画面

またはボタンを押して暗証番号入力の設定を選びます。


[F81] 暗証番号入力の設定完了

-56-


■[F82] ライン名の入力ライン名を入力することができます。(最大 6 文字の英数字)

サブ画面の表示内容をライン名表示にすることで、ライン名を表示することができます。

([F10]サブ画面の表示内容選択(46ページ)参照)

＜操作方法＞


サブ画面は[LiNE]とライン名を交互に表示します。


サブ画面

一番左の桁が点滅し、またはボタンを操作することで、

スペース→A→b→C・・・X→y→Z→0→1・・・8→9→＿→ ― →￣→

/→※→スペースと変化するので表示したい文字を表示させてください。

ボタンを押します(1秒未満)。

となりの桁を入力します。(以降同様の操作)

6 桁入力後に、ボタンを 1秒以上押します。点滅が停止します。


[F82] ライン名の入力の設定完了

＜各桁の左下にあるドット"．"を表示する場合＞

各桁を設定する時の点滅状態で、とボタンを同時に 1秒以上押してください。

ドットが表示されます。

解除する場合も同様にボタン操作を行ってください。

-57-


■[F90] 全項目設定全てのファンクションを順番に設定することができます。

＜操作方法＞



サブ画面

またはボタン押して選びま

す。

OFFの場合 ON の場合

F 1･･･F82

全てのファンクションを順番に設定すること

ができます。

設定方法は各ファンクションの設定に準じます。

※：ボタンを 2秒以上押すと測定モードに戻ります。

ファンクション選択モードに戻ります。

[F90] 全項目設定

フリーレンジ設定を変更した場合は、電源を再投入してください。

-58-


■[F98] 出力確認強制的に出力を行い、配線を確認することができます。

アナログ出力の場合は、ON時 5 Vもしくは 20 mA、OFF 時 1 Vもしくは 4 mA の出力となります。

＜操作方法＞



サブ画面

通常出力：流量が変化すると設定内容に

準じた出力動作をします。

またはボタン押して選びます。

NoRMAL の場合 FoRCE の場合 ※

OUT1の強制

ON-OFF

サブ画面

またはボタンで OFF⇔ON の表示を変えると表示に連動

して出力の状態が変化します。


OUT2の強制

ON-OFF

サブ画面

アナログ出力の場合

ON：5 V or 20 mA を出力

OFF：1 V or 4 mA を出力

ファンクション選択モードに戻ります。

[F98] 出力確認の設定完了

※：ボタンを 2秒以上押すと測定モードに戻ります。

※：出力確認作動中に、流量の増減をしても通常の出力動作はしませんので注意してください。

-59-


■[F99] 出荷状態への復帰設定を工場出荷時の状態へ戻すことができます。

＜操作方法＞



サブ画面

またはボタンを押して"ON"を表示させます。

※：ボタンを 2秒以上押すと設定変更せずに測定モードに戻ります。

＋ボタンを同時に 5秒以上押すと

出荷状態の設定に復帰します。

自動的にファンクション選択モードに

戻ります。

[F99] 出荷状態への復帰完了

-60-


その他の設定

●積算値リセット

積算値表示の場合、積算値をリセットすることができます。

＜操作方法＞

積算値が表示されているときに、とボタンを同時に 1秒以上押します。

●ピーク値リセット

ピーク表示の場合、ピーク値をゼロにリセットすることができます。

＜操作方法＞

ピーク値が表示されているときに、とボタンを 1 秒以上押します。

●ボトム値リセット

ボトム表示の場合、ボトム値をゼロにリセットすることができます。

＜操作方法＞

ボトム値が表示されているときに、とボタンを 1 秒以上押します。

-61-


●キーロック機能

誤って設定値を変えてしまうなどの、誤操作を防止することができます。

キーロック設定中は設定値の簡易表示と、サブ画面の切換えが可能です。

＜キーロック設定時の動作＞

設定値の簡易確認

ボタンを押すと、サブ画面に[LoC]を約 1秒表示します。

[LoC]表示中にボタンを離すと、サブ画面に設定値がスクロール表示されます。

スクロール表示後[LoC]を約 1秒表示して測定モードに戻ります。

またはボタンでサブ画面の切換えができます。

ピーク・ボトム値と積算値は確認可能ですが、リセットすることはできません。

＜操作方法－暗証番号なしの場合＞

①測定モード時にボタンを 5 秒以上押し続けてください。

サブ画面に現在の設定[LoC]または[UnLoC]が表示されます。

サブ画面

② またはボタンを押してロック/ロック解除を選びます。

③ ボタンを押して設定。測定モードに戻ります。

ロック解除時も同様の方法で行います。

※：設定値の簡易表示中は、キーロックの設定・解除ができません。測定モードで操作を行ってください。

＜操作方法－暗証番号ありの場合＞

ロックするときは、暗証番号なしの場合と同様です。

・ロック解除

①測定モード時にボタンを 5 秒以上押し続けてください。

サブ画面に[LoC]が表示されます。

サブ画面

② またはボタンを押して、ロック解除[UnLoC]を選びます。

③ ボタンを押すことで、暗証番号入力が要求されます。

-62-


④暗証番号の入力(3桁設定)

100の位の桁が点滅します。

またはボタンを押して、数値を設定します。

ボタンを押すと、1つ右の桁の数値が点滅します。

(一番右桁でボタンを押した場合は、100の位の桁が点

滅します)

入力完了後は、ボタンを1秒以上押し続けてください。

(暗証番号入力/変更操作時に、30 秒以上操作がない場

合は、LOC状態で測定モードに戻ります。)

暗証番号を間違えるとサブ画面に[FAL]が表示されま

す。

この場合、再度入力を行ってください。

3回連続で暗証番号を間違えると自動的に測定モード

に戻ります。

サブ画面に[UnLoC]と表示します。

ボタンを押して LoC解除完了です。

●暗証番号の変更

暗証番号は工場出荷時には、[000]に設定されていますが、任意の値に変更することができます。

＜操作方法＞

①ロック設定を行い、設定後、ロック解除④まで行います。(キーロック機能(61ページ)参照)

②サブ画面に[UnLoC]が表示されたら、とボタンを同時に 5秒以上押してください。

サブ画面が[000]を表示し、暗証番号変更が要求されます。

入力方法は 62ページ④を参照ください。

ボタンを 1 秒以上押します。

サブ画面に新暗証番号が表示されます。

ボタンを 1 秒以上押します。

暗証番号の変更完了

変更完了後は[UnLoC]の状態になっていますので、[LoC]する場合はキーロック設定を再度行ってください。

-63-


保守

停電や通電が強制的に遮断された場合の復帰方法

設定に関しては、停電以前の状態に保持されています。

本製品の出力状態は、基本的に停電以前の状態で復帰しますが、ご使用の環境により変化する場合がありま

すので、ご使用設備全体の安全を確認した後、操作してください。

-64-


トラブルシューティング

トラブルシューティング

適用フロースイッチ：PF3W7シリーズ

フロースイッチにおいて動作不良が発生した場合は、下表でフォルト状態を確認してください。

フォルト状態に該当する原因が確認されず、フロースイッチ交換後に正常動作する場合は、フロースイッチ

の故障が考えられます。フロースイッチの故障発生は、ご使用環境(ネットワーク構成等)により発生する場

合もありますので、その場合の対策内容は別途ご相談ください。

トラブル対応方法一覧表

フォルト

状態現象推定原因原因の調査方法対策

表示がおか

しい。

表示が出ない。配線不良

茶線 DC(+)、青線 DC(-)が接続

されているか確認正しい配線を行ってください。

コネクタ脱落コネクタ接続状態を確認コネクタを接続してください。

表示が不安定

になる。

センサ部の流路に

異物の混入または

付着

①異物が混入する可能性があ

るか確認

②異物が付着していないか確

認

40メッシュ程度のフィルタ設置

を推奨します。

異物は取除いてください。

配管方向の逆接続製品の取付け方向が流れの方

向とあっているか確認

取付け方向と流れ方向を合わせ

てください。

通水不足流路内が満水になっているか

確認流路を満水状態にしてください。

流量に脈動がある

供給圧力の変動、圧力源とな

るコンプレッサーやポンプの

特性上脈動が発生するか確認

脈動の少ないポンプに変更して

ください。

圧力変動を軽減させるようタン

クなどを設置してください。

ゴムホースなどの弾性体配管に

変更してください。

間違った表示

をする。



付着


るか確認


認







てください。



漏れが発生

配管部ねじ込み不足、シール

不足などで漏れが発生してい

ないか確認

規定の締付トルクによる配管、シ

ールテープの巻きなおしをして

ください。

流量が流れな

い。

流量調整弁が閉じ

ている流量調整弁を確認

流量調整弁を開けて流量を調整


-65-


フォルト


出力がおか

しい。

流量がゼロな

のに表示が出

る。

流量調整弁を閉じ

た状態でポンプな

ど稼動

流量調整弁とポンプの状態を

確認

流量調整弁を少しだけ開け、ポン

プからの脈動(圧力)を逃がして

ください。

出力しない。

配線不良

茶線 DC(+)、青線 DC(-)、黒線

(OUT1)、白線(OUT2)が接続さ

れているか確認

正しい配線を行ってください。


流量調整弁が閉じ

ている流量調整弁を確認

流量調整弁を開けて流量を調整


出力が不安定

になる。



付着


るか確認


認







てください。



流量に脈動がある

供給圧力の変動、圧力源とな

るコンプレッサーやポンプの

特性上脈動が発生するか確認

脈動の少ないポンプに変更して

ください。

圧力変動を軽減させるようタン

クなどを設置してください。

ゴムホースなどの弾性体配管に

変更してください。

漏れが発生

配管部ねじ込み不足、シール

不足などで漏れが発生してい

ないか確認

規定の締付トルクによる配管、シ

ールテープの巻きなおしをして

ください。

ノイズ配線経路にノイズ源となる動

力線や高圧線があるか確認

動力線や高圧線と別配線経路と


応差が狭い応差がどのくらいに設定され

ているか確認応差を大きくしてください。

押しボタン

操作できな

い。

押しボタンが

反応しない。

キーロック状態に

なっている

押しボタンを押すと「LoC」と

表示するかどうか確認

キーロックを解除してください。

(61ページ参照)

-66-


フォルト


外部入力が

動作しな

い。

入力を受付け

ない(反応しな

い)。

配線不良

茶線 DC(+)、青線 DC(-)、黒線

(OUT1)、白線(OUT2)が接続さ

れているか確認

正しい配線を行ってください。

入力時間が短い白線を 30 ms以上 GNDへ接続

しているか確認

外部入力を加える場合、30 ms以

上 GNDへ接続してください。

温度表示が

おかしい。

温度表示が出

ない。

サブ画面の設定条

件サブ画面の表示内容の確認

サブ画面を温度表示に設定して

ください。


間違った表示

をする。



異物センサに異物が付着しないか

確認異物を取除いてください。

温度の出力

がおかし

い。

出力が不安定

になる。



異物センサに異物が付着しないか

確認異物を取除いてください。

流量調整弁

がおかし

い。

流量調整弁で

調整できない。

流量調整弁がロッ

クされている

流量調整弁のロックリングを

確認

ロックリングを緩めてから調整

をしてください。(22ページ参照)

供給圧力不足供給圧力と流量調整弁の流量

特性を確認供給圧力を上げてください。

-67-


エラー表示機能

エラー名称表示内容処置方法

OUT1過電流エラースイッチ出力(OUT1)に、80 mA以上の負

荷電流が流れています。電源を OFFして、過電流が発

生した要因を取除き、再度電

源投入をしてください。 OUT2過電流エラースイッチ出力(OUT2)に、80 mA以上の負

荷電流が流れています。

瞬時流量オーバー流量が定格流量範囲の最大値の約 140％

以上流れています。流量を下げてください。

積算流量オーバー

(交互に表示)

積算流量範囲がオーバーしています。

(流量レンジにより、小数点が点滅しま

す。)

積算流量をリセットしてくだ

さい。( とボタンを 1秒

以上押します。)

温度上限オーバー流体温度が 110 ℃を超えています。流体温度を下げてください。

温度下限オーバー流体温度が－10 ℃より低くなっていま

す。流体温度を上げてください。

システムエラー

内部データエラーの場合、表示されま

す。電源を OFFして、再度電源投

入をしてください。復帰しな

い場合は、当社での調査が必

要となります。

温度センサ異常温度センサが破損している可能性があ

ります。

上記方法を行っても復帰しない場合は、当社での調査が必要となります。

-68-


仕様

■仕様表本体仕様(金属アタッチメント)

型式 PF3W704 PF3W720 PF3W740 PF3W711 PF3W721

適用流体水およびエチレングリコール水溶液(粘膜 3 mPa・s(3 cP)以下 ※1

検出方式カルマン渦式

定格流量範囲 0.5～4 L/min 2～16 L/min 5～40 L/min 10～100 L/min 50～250 L/min

表示流量範囲

0.35～5.50

L/min

(0.35 L/min

未満は

0.00と表示)

1.7～22.0

L/min

(1.7 L/min

未満は

0.0と表示)

3.5～55.0

L/min

(3.5 L/min

未満は

0.0と表示)

7～140 L/min

(7 L/min

未満は

0と表示)

20～350 L/min

(20 L/min

未満は

0と表示)

設定流量範囲 0.35～5.50

L/min

1.7～22.0

L/min

3.5～55.0

L/min 7～140 L/min 20～350 L/min

設定最小単位 0.01 L/min 0.1 L/min 1 L/min 2 L/min

積算パルスの換算値

(パルス幅＝50 ms) 0.05 L/pulse 0.1 L/pulse 0.5 L/pulse 1 L/pulse 2 L/pulse

使用流体温度 0～90 ℃(凍結および結露なきこと)

0～70℃

(凍結および結

露なきこと)

表示単位瞬時流量 L/min、積算流量 L

精度表示値：±3％F.S. アナログ出力：±3％F.S.

繰返し精度 ±2％F.S. ※2

温度特性 ±5％F.S.(25 ℃基準)

使用圧力範囲 ※3 使用圧力と耐圧力グラフ参照

耐圧力 ※3 使用圧力と耐圧力グラフ参照

圧力損失圧力損失グラフ参照

積算流量範囲 ※4 99999999.9 L 999999999 L

0.1 L刻み 0.5 L刻み 1 L刻み

スイッチ出力 NPNまたは PNPオープンコレクタ出力

最大負荷電流 80 mA

最大印加電圧 DC28 V

内部降下電圧 NPN：1 V以下(負荷電流 80 mA時) PNP：1.5 V以下(負荷電流 80 mA時)

応答時間 ※2※5 0.5 s/1 s/2 s

出力保護短絡保護

出力

モード

流量ヒステリシスモード、ウインドコンパレータモード、積算出力モード、

積算パルス出力モードより選択

温度ヒステリシスモード、ウインドコンパレータモードより選択

-69-



アナログ

出力

応答時間 ※6 0.5 s/1 s/2 s

電圧出力出力電圧：1～5 V 出力インピーダンス：1 kΩ

電流出力出力電流：4～20 mA

最大負荷インピーダンス：DC12 Vでは 300 Ω、DC24 Vでは 600 Ω

応差可変

外部入力無電圧入力：0.4 V以下(有接点または無接点)、入力 30 ms以上

表示方式 2画面表示(上 4桁 7セグメント 2色表示赤/緑、下 6桁 11セグメント白)

表示更新周期 5回/秒

動作表示灯出力 1、出力 2：橙

電源電圧 DC12～24 V±10％

消費電流 50 mA以下

耐環境

保護構造 IP65

使用温度範囲 0～50 ℃(凍結および結露なきこと)

使用湿度範囲動作時、保存時：35～85％R.H.(結露なきこと)

耐電圧 ※7 AC1000 V 1分間外部端子一括とケース間

絶縁抵抗 50 MΩ 以上(DC500 V メガにて)外部端子一括とケース間

認証、規格など CEマーキング、UL(CSA)、RoHS

接液部材質 PPS、SUS304、FKM、SCS13

PPS、SUS304、

FKM

ノングリース仕様

配管口径 ※8 3/8 3/8、1/2 1/2、3/4 3/4、1 11/4、11/2

-70-



質量

フロースイッチ

のみ 210 g 260 g 410 g 720 g 890 g

温度センサ付 285 g 335 g 530 g 860 g 1075 g

流量調整弁付 310 g 360 g 610 g －－

温度センサ＋

流量調整弁付 385 g 435 g 730 g －－

リード線あり＋85 g

※1：75ページのエチレングリコール水溶液の測定可能範囲グラフを参照ください。接液部を腐食しない液体で粘度が 3 mPa･s(3 cP)

以下であれば測定可能です。ただし流体の種類によっては、内部のパッキンが縮小あるいは膨潤し、水漏れが発生する恐れがあり

ますのでご注意ください。74ページの適用流体表を参照ください。

※2：スイッチ出力の応答時間で 0.5 sを選択した場合、繰返し精度は±3％F.S.になります。

※3：流体温度により使用圧力範囲、耐圧力が変化します。78ページのグラフを参照ください。

※4：電源 OFFでリセットします。保持機能を選択することが可能です。(2分間隔もしくは 5分間隔で選択可能)

5分間隔を選択した場合、記憶素子(電子部品)の寿命 100万回(24時間通電の場合、5分×100 万回＝500万分＝約 9.5年)が限度

となりますので、保持機能を使用する場合は、使用条件から寿命を計算し寿命の範囲内でご使用ください。

※5：ステップ入力に対して設定値の 90％の値にした場合の応答時間です。(温度センサ出力の場合は、7 sになります。)

※6：ステップ入力に対して 90％の値に達するまでの応答時間です。スイッチ出力の応答と連動します。(温度センサ出力の場合は、7 s

になります。)

※7：温度センサ付の場合は、AC250 Vとなります。

※8：配管径や配管流路が絞られると、仕様を満足しない場合があります。

※：・Gねじのねじ山形状(ねじの谷径・山径・ピッチなど)は、JIS B0202(ISO228-1)に示されるねじ規格に準拠しております。

・ISO1179-1(油空圧用 Gねじ)または ISO16030(空気圧用 Gねじ)の表示がある製品は、ねじ規格 JIS B0202(ISO228-1)とともに有効

ねじ深さ、シート面範囲および面粗度、直角度をそれぞれの規格に準拠しております。

・ISO11791(油空圧用 Gねじ)において、耐圧性は当社製品個々に規定されている耐圧性(耐圧力)によるものとし、ISO1179-1、

ISO1179-2、ISO1179-3、ISO1179-4に規定されている耐圧性(耐圧力)を保証するものではありません。

・ISO16030(空気圧用 Gねじ)において、耐圧性は当社製品個々に規定されている耐圧性(耐圧力)によるものとし、ISO16030に規定

されている耐圧性(耐圧力)を保証するものではありません。

温度センサ仕様

項目仕様

定格温度範囲 0～100 ℃ ※1

設定/表示温度範囲－10～110 ℃

設定/表示最小単位 1 ℃

表示単位 ℃

表示精度 ±2 ℃

アナログ出力精度 ±3％F.S.

応答 7 s ※2

周囲温度特性 ±5％F.S.

※1：温度センサ単体の定格温度範囲です。製品としての使用流体温度範囲は 0～90 ℃です。

※2：温度センサ単体の応答時間です。

-71-


本体仕様(塩化ビニル製配管)

型式 PF3W711 PF3W721

適用流体水およびエチレングリコール水溶液(粘度 3 mPa･s(3 cP)以下) ※1

検出方式カルマン渦式

定格流量範囲 10～100 L/min 30～250 L/min

表示流量範囲 7～140 L/min(7 L/min未満は 0と表示) 20～350 L/min(20 L/min未満は 0と表示)

設定流量範囲 7～140 L/min 20～350 L/min

設定最小単位 1 L/min 2 L/min

積算パルスの換算値

(パルス幅＝50 ms) 1 L/pulse

使用流体温度 0～70 ℃(凍結および結露なきこと)

表示単位瞬時流量 L/min、積算流量 L

精度表示値：±3％F.S. アナログ出力：±3％F.S.

繰返し精度 ±2％F.S. ※2

温度特性 ±5％F.S.(25 ℃基準)

使用圧力範囲 ※3 使用圧力と耐圧力グラフ参照

耐圧力 ※3 使用圧力と耐圧力グラフ参照

圧力損失圧力損失グラフ参照

積算流量範囲 ※4 999999999 L

1 L刻み

スイッチ出力 NPNまたは PNPオープンコレクタ出力

最大負荷電流 80 mA

最大印加電圧 DC28 V

内部降下電圧 NPN：1 V以下(負荷電流 80 mA時) PNP：1.5 V以下(負荷電流 80 mA時)

応答時間 ※2※5 0.5 s/1 s/2 s

出力保護短絡保護

出力

モード流量

ヒステリシスモード、ウインドコンパレータモード、積算出力モード、

積算パルス出力モードより選択

アナログ

出力

応答時間 ※6 0.5 s/1 s/2 s

電圧出力出力電圧：1～5 V 出力インピーダンス：1 kΩ

電流出力出力電流：4～20 mA

最大負荷インピーダンス：DC12 Vでは 300 Ω、DC24 Vでは 600 Ω

応差可変





電源電圧 DC12～24 V±10％


-72-


型式 PF3W711 PF3W721

応差可変





電源電圧 DC12～24 V±10％


耐環境

保護構造 IP65

使用温度範囲 0～50 ℃(凍結および結露なきこと)

使用湿度範囲動作時、保存時：35～85％R.H.(結露なきこと)

耐電圧 AC1000 V 1分間外部端子一括とケース間

絶縁抵抗 50 MΩ 以上(DC500 V メガにて)外部端子一括とケース間

認証、規格など CEマーキング、UL(CSA)、RoHS

接液部材質 PPS、FKM、CPVC

ノングリース仕様

配管口径 ※7 25 A 30 A

質量リード線なし 285 g 340 g

リード線あり 370 g 425 g

※1：75ページのエチレングリコール水溶液の測定可能範囲グラフを参照ください。接液部を腐食しない液体で粘度が 3 mPa･s(3 cP)

以下であれば測定可能です。ただし流体の種類によっては、内部のパッキンが縮小あるいは膨潤し、水漏れが発生する恐れがあり

ますのでご注意ください。74ページの適用流体表を参照ください。

※2：スイッチ出力の応答時間で 0.5 sを選択した場合、繰返し精度は±3％F.S.になります。

※3：流体温度により使用圧力範囲、耐圧力が変化します。78ページのグラフを参照ください。

※4：電源 OFFでリセットします。保持機能を選択することが可能です。(2分間隔もしくは 5分間隔で選択可能)

5分間隔を選択した場合、記憶素子(電子部品)の寿命 100万回(24時間通電の場合、5分×100 万回＝500万分＝約 9.5年)が限度

となりますので、保持機能を使用する場合は、使用条件から寿命を計算し寿命の範囲内でご使用ください。

※5：ステップ入力に対して設定値の 90％の値にした場合の応答時間です。

※6：ステップ入力に対して 90％の値に達するまでの応答時間です。スイッチ出力の応答と連動します。

※7：配管径や配管流路が絞られると、仕様を満足しない場合があります。

-73-


オーダーメイド(流量単位：gal)の場合の流量仕様


定格流量範囲 0.13～1.06

gal/min

0.53～4.23

gal/min

1.3～10.6

gal/min

2.6～26.4

gal/min

13～66

gal/min

瞬時

流量

表示流量

範囲

0.09～1.45

gal/min (0.09 L/min未満は

0.00 L/minと表示)

0.45～5.81


0.00 L/minと表示)

0.9～14.5


0.0 L/minと表示)

1.8～37.0


0.0 L/minと表示)

5～92

gal/min (5 L/min未満は

0 L/minと表示)

設定流量

範囲

0.09～1.45

gal/min

0.45～5.81

gal/min

0.9～14.5

gal/min

1.8～37.0

gal/min

5～92

gal/min

設定/表示

最小単位 0.01 gal/min 0.1 gal/min 1 gal/min

積算

流量

設定/表示

流量範囲 99999999.9 gal 999999999 gal

設定/表示

最小単位 0.1 gal 1 gal

積算パルス換算値 0.01 gal/pulse 0.05 gal/pulse 0.1 gal/pulse 0.5 gal/pulse 1 gal/pulse

オーダーメイド(温度単位：oF)の場合の温度仕様

定格温度範囲 ※ 32～212 oF

設定/表示温度範囲 14～230 oF

設定/表示最小単位 1 oF

※：温度センサ単体の定格温度範囲です。製品としての定格温度範囲は 0～90 ℃です。

-74-


●塩化ビニル製配管タイプの適用流体使用材質と流体との適合性チェックリスト

薬品名適合性

アンモニア水 ammonium hydroxide ×

イソブチルアルコール isobutyl alcohol × ※3

イソプロピルアルコール isoproply alcohol ○ ※1※2

塩酸濃度30％以下 hydrochloric acid ○ ※2

過酸化水素濃度5％以下 hydrogen peroxide ○

硝酸(発煙硝酸は除く) 濃度10％以下 nitric acid ○ ※2

脱イオン水(純水) pure water ○

水酸化ナトリウム(苛性ソーダ) 濃度50％以下 sodium hydroxide × ※3

純水 pure water ○

硫酸(発煙硫酸は除く) 濃度30％以下 sulfuric acid ○

りん酸濃度50％以下 phosphonic acid ○

○：使用可(条件により使用可)

使用材質と流体の適合性チェックリストは、あくまでも目安としての参考値であり、製品への使用を保証

するものではありません。

※1：静電気帯電の可能性があります。静電気対策を施してください。

※2：液体が透過する可能性があり、透過した流体が他材質部品に影響をおよぼすことがあります。

※3：粘度が高いためカルマン渦式では測定できません。

・SMC はこのデータの正確さおよびこのデータから生じた損害に対して責任を負いません。

M8 コネクタ付リード線(ZS-40-A)仕様

項目仕様

導体公称断面積 AWG23

外径約0.72 mm

絶縁体外径約1.14 mm

色相茶、白、黒、青

シース仕上外径 φ3.4

-75-


■特性グラフエチレングリコール水溶液の測定可能範囲(参考値)

-76-


流量特性(圧力損失：流量調整弁なしの場合)

PF3W704 PF3W720

PF3W740 PF3W711(金属アタッチメント)

PF3W721(金属アタッチメント)

-77-


PF3W711(塩化ビニル製配管) PF3W721(塩化ビニル製配管)

-78-


使用圧力と耐圧力

PF3W704/720/740 PF3W704S/720S/740S

PF3W711(金属アタッチメント) PF3W721(金属アタッチメント)

PF3W711/721(塩化ビニル製配管)

-79-


IN 側直管長と精度(参考値)

金属アタッチメントの場合

・配管サイズを小さくすると直管長の影響を受けやすくなります。

・流体圧力の影響はほとんど受けません。

・流量が低いと直管長の影響を受けにくくなります。

・仕様の±3％F.S.を維持するためには直管長を 8 cm 以上としてください。

(100 L/min、250 L/min タイプは 11 cm以上)

PF3W704 PF3W720

PF3W740 PF3W711(金属アタッチメント)

-80-


PF3W721(金属アタッチメント)

-81-


塩化ビニル製配管の場合

・流体圧力の影響はほとんど受けません。

・仕様の±3％F.S.を維持するためには直管長を 11 cm 以上としてください。

PF3W711/721(塩化ビニル製配管)

-82-


流量調整弁の流量特性

PF3W704S PF3W720S

PF3W740S

-83-


■アナログ出力

アナログ出力(流量)

(PF3W704/720/740)

A B C

電圧出力 1 V 1.5 V 5 V

電流出力 4 mA 6 mA 20 mA

(PF3W711)

A B C

電圧出力 1 V 1.4 V 5 V

電流出力 4 mA 5.6 mA 20 mA

(PF3W721-※12/14)

A B C

電圧出力 1 V 1.8 V 5 V


(PF3W721-U30)

A B C

電圧出力 1 V 1.48 V 5 V


型式定格流量[L/min]

最小最大

PF3W704 0.5 4

PF3W720 2 16

PF3W740 5 40

PF3W711 10 100

PF3W721-※12/14 50 250

PF3W721-U30 30 250

アナログ出力(流体温度)

A B C D

電圧出力 0.6 V 1 V 5 V 5.4 V

電流出力 2.4 mA 4 mA 20 mA 21.6 mA

-84-


■外形寸法図

PF3W704/720/740/711

基本形

記号配管

口径 A AA B D E F G H J K L N P

型式

PF3W704 3/8 70 50 30 60 40.6 15.2 24 14 35 26 18 13.6 φ2.7深14

PF3W720 3/8、1/2 78 54 30 60 40.6 15.2 27 18 39 30 18 13.6 φ2.7深12

PF3W740 1/2、3/4 98 71 38 68 48.6 19.2 32 28 49 35 28 16.8 φ2.7深12

PF3W711 3/4、1 124 92 46 77 57.6 23 41 42 63 48 28 18 φ3.5深14

記号ブラケット寸法

型式 S T U V W WX Y Z

PF3W704 24 22 32 40 50 4.5 5 1.5

PF3W720 28 22 32 40 50 4.5 5 1.5

PF3W740 34 30 42 48 58 4.5 5 1.5

PF3W711 44 36 48 58 70 5.5 7 2

-85-


PF3W721

基本形

記号配管

口径 A AA B D E F G H J K L N P

型式

PF3W721

11/4,11/2 104 74

56 91 71.6 28.5 54

31 52 39.5

25 27.5 φ3.5深14 G 11/4 108 76 33 54 41.5

G 11/2 112 78 35 56 43.5

-86-


PF3W704/720/740/711/721(温度センサ付)

温度付

記号 A AA

型式

PF3W704-※-※T 81 50

PF3W720-※-※T 89 54

PF3W740-※-※T 109 71

PF3W711-※-※T 135 92

PF3W721-□-□T 115 74

PF3W721-F12-□T 119 76

PF3W721-F14-□T 123 78

-87-


PF3W704/720/740(流量調整弁付)

基本形＋絞り

記号 A AA B D F K L N P Q Q回転数

型式

PF3W704S 104 50 63.6(Max.68.6) 70.2 34 58.5 18 13.6 φ2.7深10 φ19 6回

PF3W720S 112 54 63.6(Max.68.6) 74.2 34 62.5 18 13.6 φ2.7深10 φ19 6回

PF3W740S 142 71 75.25(Max.81) 94.5 44 79 28 16.8 φ2.7深10 φ28 7回

記号ブラケット寸法

型式 S T

PF3W704S 56.5 22

PF3W720S 60.5 22

PF3W740S 78 30

-88-


PF3W704/720/740(流量調整弁+温度センサ付)

基本形＋絞り＋温度

記号 A AA D K S

型式

PF3W704S-※-※T 115 50 81.2 69.5 67.5

PF3W720S-※-※T 123 54 85.2 73.5 71.5

PF3W740S-※-※T 153 71 105.5 90 89

-89-


PF3W711-U25/PF3W721-U30(塩ビ配管タイプ)

配管口径 A B D E F J K L N P Q

25 A 154 46 77 57.6 23 77 63 28 18 φ3.5深14 φ32

30 A 146 56 91 71.6 28.5 73 60.5 25 27.5 φ3.5深14 φ38

配管口径ブラケット寸法

S T U V W Y Z

25 A 59 36 48 58 70 7 2

-90-


表示部回転時の寸法

M8 コネクタ付リード線(ZS-40-A)外形寸法

-91-


オーダーメイド仕様

●接液するパッキンの材質を EPDMへ変更

型式表示方法の詳細は11ページを参照ください。

●配管ポート部材質を真ちゅうへ変更

型式表示方法の詳細は11ページを参照ください。

※：塩化ビニル配管タイプは対応していません。

※：流量調整弁付タイプは対応していません。別途特注で対応いたします。


改訂履歴

A版：機種追加

B版：機種追加

C版：記載内容追加

D版：記載内容追加

E版：記載内容変更

F版：記載内容追加

G版：記載内容追加

H版：記載内容追加

I版：記載内容追加

J版：記載内容変更

K版：記載内容変更[2017 年 3月]

㊟この内容は予告なしに変更する場合がありますので、あらかじめご了承ください。 © 2009-2017 SMC Corporation All Rights Reserved

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型式 シリーズ 品番 - SMC株式会社 · PDF file-1- no.pf※※-omm0004-k 目次 安全上のご注意 2 型式表示・品番体系 11 製品各部の称とはたらき

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