パソコン転送ツール

オペレーションマニュアル

1

はじめに

このたびは、「パソコン転送ツール」をご採用いただき、誠にありがとうございます。

パソコン転送ツールは、現場のパソコンにGP画面作成ソフト「GP-PRO/PBⅢ for Windows」が

なくても、簡単にメンテナンス（GPへアップロードやダウンロード）を行うことができます。

この製品を正しくご使用いただくために、マニュアル類をよくお読みください。

また、マニュアル類は必ずご利用になる場所のお手元に保管し、いつでもご覧いただけるように

しておいてください。

© Copyright 2004 Digital Electronics Corporation. All rights reserved.(株)デジタル2004 September

おことわり

(1) ｢パソコン転送ツール｣(以下本製品といいます)のプログラムおよびマニュアル

類は、すべて(株)デジタルの著作物です。

(2) 本書の内容については万全を期して作成しておりますが、万一お気づきの点が

ありましたら、(株)デジタル「サポートダイヤル」までご連絡ください。

(3) 本製品を使用したことによるお客様の損害その他不利益、または第三者からの

いかなる請求につきましても、当社はその責任を負いかねますので、あらかじ

めご了承ください。

(4) 製品の改良のため、本書の記述と本製品のソフトウェアとの間に異なった部分

が生じることがあります。最新の説明は、別冊ないし電子的な情報として提供

していますので、あわせてご参照ください。

(5) 本書は(株)デジタルから発売した日本国内仕様製品の専用ソフトウェアです。

(6) 本製品が記録・表示する情報の中に、(株)デジタルおよび/または第三者が権

利を有する無体財産権、知的所有権に関わる内容を含む場合がありますが、こ

れは(株)デジタルがこれらの権利の利用について、ユーザーおよび/またはそ

の他の第三者に、何らの保証や許諾を与えるものではありません。

商標･商号の権利については｢商標権などについて」をご覧ください。

はじめに

2

目次

目次

はじめに .................................................................. 1

商標権などについて ........................................................ 3

動作環境 .................................................................. 4

お問い合わせ .............................................................. 7

表記のルール .............................................................. 7

第 1 章　パソコン転送ツールの概要

1.1 パソコン転送ツールとは .......................................... 1-1

第 2 章　パソコン転送ツールのオペレーション

2.1 パソコン転送ツールの起動と初期設定 .............................. 2-1

2.1.1 パソコン転送ツールのインストール ............................................ 2-1

2.1.2 操作手順 ................................................................... 2-2

2.1.3 起動と終了 ................................................................. 2-3

2.1.4 通信設定 ................................................................... 2-4

2.2 GPデータの受信 .................................................. 2-6

2.2.1 バックアップファイルの保存方法（再編集可能）................................. 2-6

2.2.2 バックアップファイルの保存方法（再編集不可）................................. 2-8

2.3 編集した作画データをGPへ送信 ................................... 2-9

2.4 GPデータと比較 ................................................. 2-11

2.5 CFカードのデータを受信 ......................................... 2-13

2.6 CFカードへデータを送信 ......................................... 2-15

第 3 章　MEM ファイルとPRW ファイルの変換

3.1 変換における留意点 .............................................. 3-1

第 4 章　エラー一覧

4.1 エラー一覧 ...................................................... 4-1

付録

付 .1機種別コード（コアID）一覧 ..................................... 付-1

3

商標権などについて

商標権などについて本書に記載の社名、商品名は、各社の商号、商標(登録商標を含む)またはサービスマークです。

本製品の表示・記述の中では、これら権利に関する個別の表示は省略しております。

なお、上記商号･商標類で、本書での表記と正式な表記が異なるものは以下の通りです。

商標等 権利者

Windows 98, Windows Me, Windows NT,Windows 2000, Windows XP, Windowsエクスプローラ 米国Microsoft社

Intel, Pentium 米国Intel社

Pro-face （株）デジタル

Ethernet 米国Western Digital社

IBM, PC/AT 米国IBM社

Adobe, Acrobat アドビシステムズ社

本書での表記 正式な表記

Windows 98 Microsoft® Windows®98 オペレーティングシステム

Windows Me Microsoft® Windows® Me オペレーティングシステム

Windows NT Microsoft® Windows NT® オペレーティングシステム

Windows 2000 Microsoft® Windows® 2000 オペレーティングシステム

Windows XP Microsoft® Windows® XP オペレーティングシステム

4

動作環境

■対応機種一覧について

◆GPシリーズ

動作環境

商品名 型式

GPH70-LG11-24VGPH70-LG41-24VPGPH70-SC11-24VGPH70-SC41-24VPGP270-LG11-24VGP270-LG21-24VPGP270-LG31-24VGP270-SC11-24VGP270-SC21-24VPGP270-SC31-24VGP370-LG11-24VGP370-LG21-24VPGP370-LG31-24VGP370-LG41-24VPGP370-SC11-24VGP370-SC21-24VPGP370-SC31-24VGP370-SC41-24VPGP470-EG11

GP470-EG21-24VPGP470-EG31-24VGP570-TC11

GP570-TC21-24VPGP570-TC31-24V

GP-570VM GP570-TV11GP-571シリーズ GP-571T GP571-TC11

GP675-TC11GP675-TC41-24VP

GP-870シリーズ GP-870VM GP870-PV11GP377-LG11-24VGP377-LG41-24VGP377-SC11-24VGP377-SC41-24V

GP-570シリーズ

GP-675シリーズ

シリーズ名

GP70シリーズ

GP-H70シリーズ

GP-270シリーズ

GP-370シリーズ

GP-470シリーズ

GP-377シリーズ

GP-H70L

GP-H70S

GP-270L

GP-270S

GP-370L

GP-370S

GP-470E

GP-570T

GP-675T

GP-377L

GP-377S

項目 内容

対応OSWindows 98、Windows ME、Windows NT、Windows 2000、Windows XP

ソフトウェアのバージョン C-Package03 SP1以降

接続方法転送ケーブル（GPW-CB02）USB転送ケーブル（GPW-CB03）イーサネット接続

5

動作環境

◆GLCシリーズ

商品名 型式

GLC100L GLC100-LG41-24VGLC100S GLC100-SC41-24V

GLC300シリーズ GLC300シリーズ GLC300T GLC300-TC41-24VGLC2300L GLC2300-LG41-24VGLC2300T GLC2300-TC41-24V

GLC2400シリーズ GLC2400T GLC2400-TC41-24VGLC2500-TC41-24VGLC2500-TC41-200VGLC2600-TC41-24VGLC2600-TC41-200V

シリーズ名

GLC2500シリーズ

GLC2600シリーズ

GLC2500T

GLC2600T

GLC2000シリーズ

GLC100シリーズ GLC100シリーズ

GLC2300シリーズ

商品名 型式

GP377R-TC11-24VGP377R-TC41-24VGP477R-EG11

GP477R-EG41-24VPGP577R-TC11

GP577R-TC41-24VPGP-2301HL GP2301H-LG41-24VGP-2301HS GP2301H-SC41-24V

GP-2401Hシリーズ GP-2401HT GP2401H-TC41-24VGP-2300L GP2300-LG41-24VGP-2300T GP2300-TC41-24VGP-2301L GP2301-LG41-24VGP-2301S GP2301-SC41-24VGP-2301T GP2301-TC41-24V

GP-2400シリーズ GP-2400T GP2400-TC41-24VGP-2401シリーズ GP-2401T GP2401-TC41-24V

GP2500-TC11GP2500-TC41-24V

GP-2501S GP2501-SC11GP-2501T GP2501-TC11

GP2600-TC11GP2600-TC41-24V

GP-2601シリーズ GP-2601T GP2601-TC11

GP-377RT

GP-477Rシリーズ GP-477RE

GP-577RTGP-577Rシリーズ

シリーズ名

GP-2301HシリーズGP2000Hシリーズ

GP-2300シリーズ

GP77Rシリーズ

GP-377Rシリーズ

GP-2600シリーズ

GP-2500T

GP-2600T

GP2000シリーズGP-2301シリーズ

GP-2500シリーズ

GP-2501シリーズ

・ GP-PROⅢⅢⅢⅢⅢ、GP-PRO/PBⅢⅢⅢⅢⅢ(MS-DOS版)で転送されたプロジェクト

はGPから受信できません。

6

◆STシリーズ

◆Factory Gateway

動作環境

◆LTシリーズ

タイプ 型式LT Type A1 GLC150-BG41-XY32SK-24VLTC Type A1 GLC150-SC41-XY32SK-24VLT Type A2 GLC150-BG41-XY32SC-24VLT Type B GLC150-BG41-FLEX-24VLT Type B+ GLC150-BG41-XY32KF-24VLTC Type B+ GLC150-SC41-XY32KF-24V

LT Type Cシリーズ LT Type C GLC150-BG41-RSFL-24VGLC150-BG41-ADK-24VGLC150-BG41-ADPK-24VGLC150-BG41-ADTK-24VGLC150-SC41-ADK-24VGLC150-SC41-ADPK-24VGLC150-SC41-ADTK-24VGLC150-BG41-ADC-24VGLC150-BG41-ADPC-24VGLC150-BG41-ADTC-24V

LTC Type H1

LT Type H2

シリーズ名

LT Type B/B+シリーズ

LT Type Aシリーズ

LTシリーズ

LT Type Hシリーズ

LT Type H1

商品名 型式

Factory Gateway FGW-SE41-24V

シリーズ名 商品名 型式ST400 ST400-AG41-24VST401 ST401-AG41-24VST402 ST402-AG41-24VST403 ST403-AG41-24V

STシリーズ

7

表示 意味内容

この表示を無視して誤った取り扱いをすると、人が死亡または重傷を負う可能性が想定される内容を示します。

この表示を無視して誤った取り扱いをすると、人が傷害を負ったり、物的損害の発生が想定される内容を示します。

この表示の説明に従わない場合、機器の異常動作やデータの消失などの不都合が起こる可能性があります。

強制 必ず実施していただきたい操作、作業などを表します。

禁止 決して行ってはならない操作、作業などを表します。

表記のルール本書は、以下のルールで表記します。

わかりにくいところなどは「サポートダイヤル｣までお問い合わせください。「サポートダイヤル｣

では、(株)デジタル製品についての技術的なご質問・ご相談にお答えします。

なお、パソコンやWindowsそのものに関することは、パソコンをお買い上げの販売店、メーカー

にお問い合わせください。

■安全に関する注意表記

本製品のご使用上、安全に関して重要な説明には、以下の表示を添えています。

警 告

注 意

お問い合わせ/表記のルール

お問い合わせパソコン転送ツールに関するご質問は、「サポートダイヤル」までお問い合わせください。

お問い合わせ先

■月～金　 9:00～ 17:00

大阪 TEL (06)6613-3115

東京 TEL (03)5821-1105

名古屋 TEL (052)932-4093

■月～金　17:00～ 19:00

専用ダイヤル TEL (06)6613-3206

■土･日･祝日(12月 31日～1月3日を除く)　9:00～ 17:00

　専用ダイヤル TEL (06)6613-3206

ホームページからのお問い合わせには随時承ります。

URL http://www.proface.co.jp/

本製品を使用したことによるお客様の損害その他不利益、または第三者からのいかなる請求につ

きましても、当社はその責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。

8

このページは、空白です。ご自由にお使いください。

1-1

パソコン転送ツールは、下図のようにGP画面作成ソフト「GP-PRO/PBⅢ for Windows C-Package」

がなくても簡単にGPへダウンロードしたり、GPからアップロードすることができるソフトウェア

です。

アップロードやダウンロードを行うファイルをバックアップファイル（***.MEM）※1で扱いま

すので、メンテナンスの際に現場のGPへ転送する過程で編集される危険性を防ぎます。

転送ケーブル（GPW-CB02）、USB転送ケーブル（GPW-CB03）、イーサネットで接続した状態でご

使用ください。

第1章　　　　　パソコン転送ツールの概要

1.1 パソコン転送ツールとは

※1 バックアップファイルとは、GP内のすべてのデータ（システム、通信プロトコル、拡張プログラム、画面データ）をいいます。

※2 C-Package03 SP1以降がインストールされたパソコンでバックアップファイル（***.MEM）をプロジェクトファイル（***.prw）に変換できます。

現場へ持ち運び可能なノート型パソコンパソコン転送ツールをインストール

受信

送信比較

CFファイル受信CFファイル送信

CFカード

CF

・バックアップファイル(***.MEM)※2

・ファイリングデータ(ZF*****.BIN)・CSVデータ転送機能データ(ZR*****.CSV)・イメージ画面(ZI*****.BIN)・サウンドデータ(ZO*****.BIN)・ロギングデータ(ZL*****.CSV)・折れ線グラフデータ(ZT*****.CSV)・サンプリングデータ(ZS*****.CSV)・画面キャプチャ/ビデオキャプチャ(CP*****.JPG)・アラームデータ(ZA/ZH/ZG/Z4～8******.CSV)・バックアップSRAMデータ(ZD*****.BIN)

1-2

このページは、空白です。ご自由にお使いください。

2-1

第 2章　　　　　パソコン転送ツール

のオペレーション

2.1 パソコン転送ツールの起動と初期設定

2.1.1 パソコン転送ツールのインストール

■インストール前に確認すること

インストール前にはウィルスチェックソフトを含むすべてのプログラムを終了させてください。

■インストール手順

1. インストーラ保存先の[GPmntset.exe]を起動します。

2. インストーラが起動しますので、表示される手順に従ってインストールを進めてください。

2.1 パソコン転送ツールの起動と初期設定

2-2

2.1.2 操作手順

通信設定

起動

終了

参照→「2.1.3 起動と終了」

GPシリーズによって設定が異なります。参照→「2.1.4 通信設定」

参照→「2.2 GPデータの受信」 参照→「2.3 編集した作画データをGPへ送信」

参照→「2.1.3 起動と終了」

受信 送信

※ 受信したファイルと受信元のGP内のデータを比較したい場合は、参照→「2.4 GPデータと比較」

2.1 パソコン転送ツールの起動と初期設定

2-3

■終了方法

1. [ファイル/アプリケーションの終了]をクリックします。

2.1.3 起動と終了

■起動方法

1. スタートメニューのプログラムから[Pro-face/GPmnt/GPmnt]をクリックします。

2. パソコン転送ツールが起動します。

2. パソコン転送ツールが終了します。

2.1 パソコン転送ツールの起動と初期設定

2-4

2.1.4 通信設定

バックアップファイルの送受信に関する通信設定を行います。通信設定は[設定/通信設定]で行います。

通信ポート

転送ケーブルを接続するシリアルポートを設定します。

ボーレート

通信速度を設定します。

書き込みタイムアウト(sec)

書き込み時において、通信エラーと判断するまでの時間（秒）を設定します。

読み込みタイムアウト(sec)

読み込み時において、通信エラーと判断するまでの時間（秒）を設定します。

リトライ

転送に失敗した場合の再送回数を設定します。

・ GPシリーズによって設定可能な最大通信速度が異なりま

す。下記の設定を推奨します。

■SIO通信

GPシリーズ 通信速度

GP70シリーズGLC100シリーズGP77RシリーズGP2000シリーズGLC300シリーズGLC2000シリーズLTシリーズSTシリーズ

Factory Gateway

38400bps

115200bps

2.1 パソコン転送ツールの起動と初期設定

2-5

ノード一覧ダイアログボックスのネットワーク検索ボタンをクリックすると、[ネットワーク検索]ダイアログボックスが表示されます。

イーサネット上のGPをIPアドレスで検索することができます。検索結果は[ノード一覧/画面を送信]ダイアログボックスに表示されます。2回目以降は前回と同じ条件で検索します。

ネットワーク検索ボタン

・ IPアドレスは例に従って数値で入力してください。数値以

外のもの（文字など）で入力した場合、その入力箇所以降

IPアドレスの末尾までが0として認識されます。

・ LANカードを2枚以上使用する環境では目的のGPが検索で

きない場合があります。これは、OSが先に見つけたLAN

カードに接続されたGPを検索するためです。その場合は、

GPの IPアドレスを直接入力してください。

・ ポート番号のデフォルトは8000番です。お客様の環境に

より変更してください。

■イーサネット通信

イーサネット通信を行う場合、以下ダイアログボックスで[イーサネット]を選択して[設定]ボタンをクリックします。

ファイルの送受信を行う際は、ネットワークに接続されているGP（ノード一覧ダイアログボックス）から対象のGPのIPアドレスを選択して送受信を行ってください。

・ 通信設定ダイアログボックスで「イーサネット」を選択すると、

通信ポートやボーレートなどの設定項目はグレーアウトします。

設定する必要はありません。

2.2 GPデータの受信

2-6

2.2 GPデータの受信

GPのプロジェクト（システム、通信プロトコル、拡張プログラム、画面データ、バックアップSRAMデータ）をバックアップファイル（***.MEM）として保存します。バックアップファイルをC-Packageで再度編集する場合、「2.2.1 バックアップファイルの保存方法（再編集可能）」の保存方法で受信してください。

バックアップファイル(***.MEM)

プロジェクト

保存するバックアップファイルを再編集する場合

　参照→「2.2.1 バックアップファイルの保存方法（再編集可能）」

保存するバックアップファイルは再編集しない場合

　参照→「2.2.2 バックアップファイルの保存方法（再編集不可）」

2.2.1 バックアップファイルの保存方法（再編集可能）

バックアップファイルを再度編集できるような形式で保存する方法を説明します。

保存するファイル名を自動生成することによって、作成したバックアップファイル（***.MEM）はC-Packageにてプロジェクトファイル（***.prw）に変換し、編集することが可能となります。

■保存方法

1. [表示]から[簡易モード/詳細モード]を選択してください。

状態ウィンドウ（経過や受信の結果が表示されます。）

・ 転送の状態を確認したい場合は「詳細モード」をご利用くだ

さい。

・ GP-PROⅢⅢⅢⅢⅢ、GP-PRO/PBⅢⅢⅢⅢⅢ(MS-DOS版)で転送されたGPからは

受信できません。

・ 再編集する場合、GPにアップロード情報が転送されている

必要があります。

2.2 GPデータの受信

2-7

3. バックアップファイルを保存するフォルダ名を入力して、[バックアップファイル名自動選択]にチェックを入れます。

4. [OK]ボタンをクリックすると受信が開始されます。

6. 手順3で指定したフォルダにバックアップファイルが「BK***.MEM」という形式で保存されます。

受信アイコン

2. 受信アイコンまたは[動作/受信]をクリックします。

・ MEMファイルは、ファイル名が、「BK****.MEM」（****はご使用

のGPの機種別コードを示します。）のフォーマットに従ったも

ののみ変換元として指定できます。

機種別コードについては、参照→「付録 機種別コード（コア

ID）一覧」

・ ファイル名および拡張子は自動で生成されますので、保存

先のフォルダ名のみ入力してください。

5. 接続機器の情報が表示されます。[OK]ボタンをクリックすると受信が開始されます。

・ パスワードが設定されている場合、転送パスワードを入力す

るダイアログボックスが表示されます。

2.2 GPデータの受信

2-8

2.2.2 バックアップファイルの保存方法（再編集不可）

保存するバックアップファイルをC-Packageで再度編集しない場合の保存方法を説明します。

保存するファイル名を自由につけることができます。しかし、作成したバックアップファイル（***.MEM）はプロジェクトファイル（***.prw）に変換して編集することはできません。

■保存方法

1.「2.2.1 バックアップファイルの保存方法（再編集可能）」と同様に[表示]から[簡易モード/詳細モード]を選択してください。

2. 受信アイコンまたは[動作/受信]をクリックします。

6. 手順3で指定したフォルダにバックアップファイルが保存されます。

受信アイコン

3. バックアップファイルを保存するフォルダ名およびファイル名+拡張子（.MEM）を入力します。

4. [OK]ボタンをクリックすると受信が開始されます。

・ パスワードが設定されている場合、パスワードを入力するダ

イアログボックスが表示されます。

5. 接続機器の情報が表示されます。[OK]ボタンをクリックすると受信が開始されます。

※ 参照ボタンをクリックしてください。保存するフォルダ名を選択し、ファイル名を入力し、「開く」をクリックしてください。

2.3 編集した作画データをGPへ送信

2-9

2.3 編集した作画データをGPへ送信

バックアップファイル（***.MEM）をGPへ送信します。送信するデータは、システム、通信プロトコル、拡張プログラム、画面データ、バックアップSRAMデータです。

送信アイコン

■転送方法

1. [表示]から[簡易モード/詳細モード]を選択してください。

バックアップファイル(***.MEM)

プロジェクト

2. 送信アイコンまたは[動作/送信]をクリックします。

状態ウィンドウ（経過や転送結果が表示されます。）

・ 転送の状態を確認したい場合は「詳細モード」をご利用くだ

さい。

2.3 編集した作画データをGPへ送信

2-10

4. 以下の確認ダイアログボックスが表示されます。[OK]ボタンをクリックします。

5. 接続機器の情報が表示されます。[OK]ボタンをクリックすると送信が開始されます。

6. 送信結果が状態ウィンドウに表示されます。

3. 送信するファイル名を入力します。

・ 受信した機種と違う機種へは転送できません。

2.4 GPデータと比較

2-11

2.4 GPデータと比較

GPにダウンロードされているプロジェクトファイルとバックアップファイル（***.MEM）を比較します。バックアップデータが問題ないか、または送信した結果に問題がないか確認できます。比較するデータは、システム、通信プロトコル、拡張プログラム、画面データです。

■比較方法

1. [表示]から[簡易モード/詳細モード]を選択してください。

・ 比較が終了すると、接続しているGPはリセットされます。

・ 本機能は比較し、一致するかどうかを確認する機能です。

不一致を検索する機能ではありません。

バックアップファイル(***.MEM)

プロジェクト

比較アイコン

状態ウィンドウ（経過や比較の結果が表示されます。）

2. 比較アイコンまたは[動作/比較]をクリックします。

・ 転送の状態を確認したい場合は「詳細モード」をご利用くだ

さい。

2.4 GPデータと比較

2-12

4. 接続機器の情報が表示されます。[OK]ボタンをクリックすると比較が開始されます。

5. 比較結果が状態ウィンドウに以下のメッセージで表示されます。

一致した場合 ：「処理を完了しました。」不一致の場合 ：「比較にて一致しないデータが発見されました。」

一致した場合 不一致の場合

3. 比較するファイル名を入力します。

2.5 CFカードのデータを受信

2-13

2.5 CFカードのデータを受信

CFカード内のファイルを受信します。

■保存方法

1. [表示]から[簡易モード/詳細モード]を選択してください。

CFカードのデータ

状態ウィンドウ（経過やCFファイル受信の結果が表示されます。）

・ データ受信を行う前に必ず本体にCFカードが挿入されてい

ることを確認してください。

CF

・ 転送の状態を確認したい場合は「詳細モード」をご利用くだ

さい。

フォルダ 保存されるデータ ファイル名¥file ファイリングデータ ZF*****.BIN

CSVデータ転送機能データ ZR*****.CSV¥log ロギングデータ ZL*****.CSV¥data イメージ画面 ZI*****.BIN

サウンドデータ ZO*****.BIN¥capture 画面キャプチャ/ビデオキャプチャ CP*****.JPG¥trend 折れ線グラフデータ ZT*****.CSV

サンプリングデータ ZS*****.CSV¥alarm アラームデータ

　・アクティブまたはブロック1データ ZA*****.CSV　・ヒストリまたはブロック2データ ZH*****.CSV　・ログまたはブロック3データ ZG*****.CSV　・ブロック4データ Z4*****.CSV　・ブロック5データ Z5*****.CSV　・ブロック6データ Z6*****.CSV　・ブロック7データ Z7*****.CSV　・ブロック8データ Z8*****.CSV

¥Sram バックアップSRAMデータ ZD*****.BIN

受信するデータは以下のとおりです。

2.5 CFカードのデータを受信

2-14

3. CFカード内のデータを保存するフォルダ名を入力します。[OK]ボタンをクリックするとCFファイル受信が開始されます。

4. 受信結果が状態ウィンドウに表示されます。

※ CFカード内のフォルダとファイルが受信されます。

・ 指定したフォルダの1階層下に、「data」フォルダと「file」

フォルダが自動で生成され、データが受信されます。

CFファイル受信アイコン

2. CFファイル受信アイコンまたは[動作/CFファイル受信]をクリックします。

2.6 CFカードへデータを送信

2-15

2.6 CFカードへデータを送信

送信するデータは以下のとおりです。

■送信方法

1. [表示]から[簡易モード/詳細モード]を選択してください。

状態ウィンドウ（経過やCFファイル送信の結果が表示されます。）

・ データ送信を行う前に必ず本体にCFカードが挿入されてい

ることを確認してください。

データをCFカードへ

CF

・ 転送の状態を確認したい場合は「詳細モード」をご利用くだ

さい。

フォルダ 保存されるデータ ファイル名¥file ファイリングデータ ZF*****.BIN

CSVデータ転送機能データ ZR*****.CSV¥log ロギングデータ ZL*****.CSV¥data イメージ画面 ZI*****.BIN

サウンドデータ ZO*****.BIN¥capture 画面キャプチャ/ビデオキャプチャ CP*****.JPG¥trend 折れ線グラフデータ ZT*****.CSV

サンプリングデータ ZS*****.CSV¥alarm アラームデータ

　・アクティブまたはブロック1データ ZA*****.CSV　・ヒストリまたはブロック2データ ZH*****.CSV　・ログまたはブロック3データ ZG*****.CSV　・ブロック4データ Z4*****.CSV　・ブロック5データ Z5*****.CSV　・ブロック6データ Z6*****.CSV　・ブロック7データ Z7*****.CSV　・ブロック8データ Z8*****.CSV

¥Sram バックアップSRAMデータ ZD*****.BIN

CFカードへファイルを送信します。

2.6 CFカードへデータを送信

2-16

3. CFカードへ送信するフォルダ名を入力します。[OK]ボタンをクリックするとCFファイル送信が開始されます。

4. 送信結果が状態ウィンドウに表示されます。

・ 既にファイルがある場合は上書きされます。

CFファイル送信アイコン

2. CFファイル送信アイコンまたは[動作/CFファイル送信]をクリックします。

3-1

第 3章　MEMファイルと

PRWファイルの変換

3.1 変換における留意点

C-Package03 SP1以降にてバックアップファイル（***.MEM）とプロジェクトファイル

（***.prw）の変換を行います。

・ バックアップファイルは、ファイル名が、「BK****.MEM」（****

はご使用のGPの機種別コードを示します。）のフォーマットに

従ったもののみ変換元として指定できます。

機種別コードについては、参照→「付録 機種別コード（コア

ID一覧）」

CFメモリローダツールにて任意にファイル名を変更（リネー

ム）した場合も、上記のフォーマットに従ってファイル名を変

更すれば同様に変換元ファイルとして指定できます。

詳細については、参照→「GP-PRO/PBⅢⅢⅢⅢⅢ オペレーションマニュ

アル 10.6.6 PRWファイルの作成」

3-2

このページは、空白です。ご自由にお使いください。

4-1

第 4章　　　　　エラー一覧

4.1 エラー一覧

パソコン転送ツールダイアログボックスの状態ウィンドウ、もしくは警告ダイアログボックス

に以下のエラーが表示されます。

メッセージ 内　　容

電源またはケーブルを確認して下さい。通信中にGPの電源が切れた場合またはケーブルが抜けた場合に表示されます。

オペレーションによって処理が中断されました。

通信中に「中断」操作が行われた場合に表示されます。

リトライオーバー通信中にタイムアウト回数がリトライオーバーした場合に表示されます。

ILOADERの読込に失敗しました。内部ファイルが欠落している可能性があります。再度、弊社ホームページから「パソコン転送ツール」をダウンロードしてください。

比較にて一致しないデータが発見されました。

比較処理にて、一致しないデータが検出された場合に表示されます。

機器情報が登録されていません。 対応機種以外の機種が接続されています。対応機種については、対応機種一覧を参照してください。

CORE-ID が違っています。比較または送信にて、MEMファイル内のコアIDと接続された機種のコアIDが違っている場合に表示されます。

IO-CODE が違っています。比較または送信にて、MEMファイル内のIOコードと接続された機種のIOコードが違っている場合に表示されます。

タイムアウト...通信中にタイムアウトが発生した場合に表示されます。

範囲外の値が設定されています。通信設定処理にて、範囲外の値が入力された場合に表示されます。再度、通信設定を確認してください。

パスワードが間違っています。再度入力して下さい。

パスワード入力画面にて入力されたパスワードが違っている場合に表示されます。

4-2

4.1 エラー一覧

メッセージ 内　　容

パスワード入力のリトライオーバー パスワード入力にて、続けて3回失敗し、強制中断された場合に表示されます。

ＣＦカードがありません。CF送受信処理にて、CFカードがGPに挿入されていない場合またはCFカード対応機種でない場合に表示されます。

中断処理中・・・　しばらくお待ちください。 「中断」処理に時間がかかる場合に表示されます。

CFカードに対応した機種ではありません。 CF送受信処理にて、CFカード対応機種でない場合に表示されます。

GPのCFフォルダ構成ではありません。 CFカードへ送信する際に、指定したフォルダの中にDATA、FILEのフォルダ構成がない場合に発生します。

付-1

付録

付.1 機種別コード（コアID）一覧

◆GPシリーズ

商品名 型式 機種別コード

GPH70-LG11-24VGPH70-LG41-24VPGPH70-SC11-24VGPH70-SC41-24VPGP270-LG11-24VGP270-LG21-24VPGP270-LG31-24VGP270-SC11-24VGP270-SC21-24VPGP270-SC31-24VGP370-LG11-24VGP370-LG21-24VPGP370-LG31-24VGP370-LG41-24VPGP370-SC11-24VGP370-SC21-24VPGP370-SC31-24VGP370-SC41-24VPGP470-EG11

GP470-EG21-24VPGP470-EG31-24VGP570-TC11

GP570-TC21-24VPGP570-TC31-24V

0028

0011

0014

0015

0018

0019

0010

0020

GP-570T

GP-H70L

GP-H70S

GP-270L

GP-270S

GP-370L

GP-370S

GP-470E

付-2

◆GLCシリーズ

付.1 機種別コード（コアID）一覧

商品名 型式 機種別コード

GP-570VM GP570-TV11 002CGP-571T GP571-TC11 0029

GP675-TC11GP675-TC41-24VP

GP-870VM GP870-PV11 0038GP377-LG11-24VGP377-LG41-24VGP377-SC11-24VGP377-SC41-24VGP377R-TC11-24VGP377R-TC41-24VGP477R-EG11

GP477R-EG41-24VPGP577R-TC11

GP577R-TC41-24VPGP-2301HL GP2301H-LG41-24V 2240GP-2301HS GP2301H-SC41-24V 2242GP-2401HT GP2401H-TC41-24V 2244GP-2300L GP2300-LG41-24V 2252GP-2300T GP2300-TC41-24V 2256GP-2301L GP2301-LG41-24V 2250GP-2301S GP2301-SC41-24V 2251GP-2301T GP2301-TC41-24V 2254GP-2400T GP2400-TC41-24V 2261GP-2401T GP2401-TC41-24V 2262

GP2500-TC11GP2500-TC41-24V

GP-2501S GP2501-SC11 2268GP-2501T GP2501-TC11 2267

GP2600-TC11GP2600-TC41-24V

GP-2601T GP2601-TC11 2277

GP-2500T

GP-2600T

2266

2276

0265

0034

0258

0259

GP-577RT

GP-377S

GP-377RT

GP-477RE

GP-675T

GP-377L

0255

0260

商品名 型式 機種別コード

GLC100L GLC100-LG41-24V 0014GLC100S GLC100-SC41-24V 0015GLC300T GLC300-TC41-24V 0265GLC2300L GLC2300-LG41-24V 225AGLC2300T GLC2300-TC41-24V 225EGLC2400T GLC2400-TC41-24V 2269

GLC2500-TC41-24VGLC2500-TC41-200VGLC2600-TC41-24VGLC2600-TC41-200V

227E

GLC2500T

GLC2600T

226E

付-3

商品名 型式 機種別コードST400 ST400-AG41-24V 4240ST401 ST401-AG41-24V 4241ST402 ST402-AG41-24V 4242ST403 ST403-AG41-24V 4243

◆LTシリーズ

◆STシリーズ

◆Factory Gateway

付 .1 機種別コード（コアID）一覧

タイプ 型式 機種別コードLT Type A1 GLC150-BG41-XY32SK-24V 024CLTC Type A1 GLC150-SC41-XY32SK-24V 024ELT Type A2 GLC150-BG41-XY32SC-24V 024CLT Type B GLC150-BG41-FLEX-24V 024CLT Type B+ GLC150-BG41-XY32KF-24V 024CLTC Type B+ GLC150-SC41-XY32KF-24V 024ELT Type C GLC150-BG41-RSFL-24V 024D

GLC150-BG41-ADK-24VGLC150-BG41-ADPK-24VGLC150-BG41-ADTK-24VGLC150-SC41-ADK-24VGLC150-SC41-ADPK-24VGLC150-SC41-ADTK-24VGLC150-BG41-ADC-24VGLC150-BG41-ADPC-24VGLC150-BG41-ADTC-24V

024C

024E

024C

LTC Type H1

LT Type H2

LT Type H1

商品名 型式 機種別コード

Factory Gateway FGW-SE41-24V 2248

付-4

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