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- 44 - 3 人口の将来展望 めざすべき将来の方向を踏まえ、将来の人口を次のとおり展望します。 人口の将来展望 以上の考え方に基くと、人口の将来展望は次のとおりです。 2040年 100,000人 ■自然動態 ○現状の出生率は 1.39(2008 年~2012 年)ですが、結婚・出産・子育てに関する施策を積極 的・持続的に行うことにより、市民の希望出生率 1.83(結婚・出産・子育て、移住・定住に 関する意識調査等から算出)が実現できる環境を整え、その結果として、2030 年に出生率 1.83、2040 年までに 2.07(人口置換水準)まで上昇すると想定します。 ※「希望出生率」は「ストップ少子化・地方元気」(日本創成会議・人口減少問題検討分科会 平成 26 年5月 8日)に基づき算出。⇒下記参照 ※国の長期ビジョンでは、若い世代の希望が実現すると、出生率は 1.8 程度に向上するとされています。この 数値は「希望出生率」に基づくものです。 ※人口置換水準とは、人口が長期的に維持される水準(国立社会保障・人口問題研究所で算出)。 参考:希望出生率の算定 ○「ストップ少子化・地方元気戦略」(日本創成会議・人口減少問題検討分科会)による、希望出生率の算出式 を用いて、本市における希望出生率の算出。 ・希望出生率=[(既婚者割合×夫婦の予定子ども数)+(未婚者割合×未婚結婚希望割合×理想子ども数)] ×離別等影響 ○その結果、本市における希望出生率は「1.83」となります。 ■社会動態 ○近年、本市の社会動態は、社会減の傾向があるものの、環境変化による影響を受けやすく、 継続して減少しているわけではないことから、転出超過の抑制施策に積極的に取り組むこと で、2020 年までに転入と転出が均衡していくと想定します。 別紙2 廿日市市まち・ひと・しごと創生人口ビジョン抜粋

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3 人口の将来展望

めざすべき将来の方向を踏まえ、将来の人口を次のとおり展望します。

●人口の将来展望

以上の考え方に基くと、人口の将来展望は次のとおりです。

2040年 100,000人

■自然動態

○現状の出生率は 1.39(2008 年~2012 年)ですが、結婚・出産・子育てに関する施策を積極

的・持続的に行うことにより、市民の希望出生率 1.83(結婚・出産・子育て、移住・定住に

関する意識調査等から算出)が実現できる環境を整え、その結果として、2030 年に出生率

1.83、2040年までに 2.07(人口置換水準)まで上昇すると想定します。

※「希望出生率」は「ストップ少子化・地方元気」(日本創成会議・人口減少問題検討分科会 平成 26 年5月

8日)に基づき算出。⇒下記参照

※国の長期ビジョンでは、若い世代の希望が実現すると、出生率は 1.8 程度に向上するとされています。この

数値は「希望出生率」に基づくものです。

※人口置換水準とは、人口が長期的に維持される水準(国立社会保障・人口問題研究所で算出)。

参考:希望出生率の算定

○「ストップ少子化・地方元気戦略」(日本創成会議・人口減少問題検討分科会)による、希望出生率の算出式

を用いて、本市における希望出生率の算出。

・希望出生率=[(既婚者割合×夫婦の予定子ども数)+(未婚者割合×未婚結婚希望割合×理想子ども数)]

×離別等影響

○その結果、本市における希望出生率は「1.83」となります。

■社会動態

○近年、本市の社会動態は、社会減の傾向があるものの、環境変化による影響を受けやすく、

継続して減少しているわけではないことから、転出超過の抑制施策に積極的に取り組むこと

で、2020年までに転入と転出が均衡していくと想定します。

別紙2廿日市市まち・ひと・しごと創生人口ビジョン抜粋

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表 14 独自推計1における推計人口と3区分別人口割合 推計人口(人)、割合(%)

独自推計 国勢調査 実績値

推定

基準値 推計値

2010 2015 2020 2025 2030 2035 2040

推計人口

総人口 114,038 112,735 110,732 108,310 105,683 102,721 99,493

0~14歳 15,033 14,520 13,523 12,914 12,839 13,239 13,698

15~64歳 72,195 66,096 61,918 58,945 56,542 53,567 49,776

65歳以上 26,810 32,119 35,292 36,451 36,303 35,915 36,019

割合

0~14歳 13.2 12.9 12.2 11.9 12.1 12.9 13.8

15~64歳 63.3 58.6 55.9 54.4 53.5 52.1 50.0

65歳以上 23.5 28.5 31.9 33.7 34.4 35.0 36.2

注-1)2010年の人口は年齢不詳を按分した。

注-2)2015 年の人口は、2010 年国勢調査人口に 2010~2015 年における住民基本台帳での人口増減分

を加算した推定値。

注-3)端数処理の関係から、年齢3区分別人口推計値の合計と総人口が一致しない場合がある。

表 15 独自推計2における推計人口と3区分別人口割合 推計人口(人)、割合(%)

独自推計 国勢調査 実績値

推計値

2010 2015 2020 2025 2030 2035 2040

推計人口

総人口 114,038 111,720 109,586 107,117 104,454 101,471 98,192

0~14歳 15,033 13,615 12,801 12,489 12,756 13,120 13,505

15~64歳 72,195 65,846 61,540 58,272 55,565 52,728 49,179

65歳以上 26,810 32,259 35,245 36,356 36,132 35,623 35,508

割合

0~14歳 13.2 12.2 11.7 11.7 12.2 12.9 13.8

15~64歳 63.3 58.9 56.2 54.4 53.2 52.0 50.1

65歳以上 23.5 28.9 32.2 33.9 34.6 35.1 36.2

注-1)2010年の人口は年齢不詳を按分した。

注-2)端数処理の関係から、年齢3区分別人口推計値の合計と総人口が一致しない場合がある。

99,493

98,192

114,038

89,410

60,000

70,000

80,000

90,000

100,000

110,000

120,000

1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030 2035 2040

独自推計1 独自推計2 パターン①(社人研推計準拠) 国勢調査(実績値)

(人)

図 39 人口の将来展望

100,000 人

2040年

約 10,000 人

独自推計1:2015年の推定人口を基準に、出生率が 2030年に 1.83、2040年に 2.07まで上昇し、移動が 2020

年以降均衡するとした場合

独自推計2:2010年国勢調査の人口を基準に、出生率が 2030年までに 1.83、2040年までに 2.07まで上昇し、

移動が、2020年以降均衡するとした場合

パターン①(社人研推計準拠):30頁参照

別紙2廿日市市まち・ひと・しごと創生人口ビジョン抜粋