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東南アジア東南アジアNOCNOCに新たな動きに新たな動き ：：タイタイPTTPTT、インドネシア・プルタミナ、インドネシア・プルタミナ

2008年2月20日

調査部

坂本 茂樹

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要点要点

タイPTT､インドネシアPertamina：意欲的投資計画

PTT： 2008-09年に新規ガス田開発

海外進出も積極的に進める

➪財務基盤の裏付けもあり、実現性高い

Pertamina：2008年に意欲的な投資を計画

Cepu鉱区他新規油ガス田開発、精製設備増強

➪ｲﾝﾄﾞﾈｼｱ市場･投資環境（市場価格化の遅れ）の問題、財務体質の弱さから、実効性に限界か

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PTTPTT､､PertaminaPertaminaの投資計画の投資計画

１．PTT： 2008～12年で71億ドル

新規油ガス田開発～生産開始：

シャム湾Arthitガス田､JDA､ベトナム9-2鉱区

⇒着実に収益を拡大

海外探鉱事業：ﾊﾞﾝｸﾞﾗﾃﾞｼｭ､ｴｼﾞﾌﾟﾄ、ﾆｭｰｼﾞｰﾗﾝﾄﾞ

⇒深海狙い、ｶﾞｽ輸出国との関係構築など

２．Pertamina： 2008年投資を50％増の22億ドル

ジャワ等中部Cepu鉱区開発（5億ドル）

精製設備の拡張・高度化（Dumai製油所を含む）

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PTTPTTの投資計画（の投資計画（20082008ｰー1212年）年）

（出所） PTT投資家説明資料（2008年1月）

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PTTPTTの石油ガス生産計画（の石油ガス生産計画（20082008ｰー1212年）年）

（出所） PTT投資家説明資料（2008年1月）

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PTTPTTのガス生産事業、ﾊﾟｲﾌﾟﾗｲﾝ網のガス生産事業、ﾊﾟｲﾌﾟﾗｲﾝ網

（出所）PTT投資家説明資料（2008年1月）

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ｱｼﾞｱｱｼﾞｱNOC3NOC3社社､､石油天然ｶﾞｽ埋蔵量石油天然ｶﾞｽ埋蔵量

（出所）”PIW’s Top 50” 2007/12/3、PTTEP投資家説明資料 2007/11月

0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000

百万boe

Petronas

Pertamina

PTTEP

アジアNOC3社の石油天然ガス埋蔵量（2006年末）

石油

ガス

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ｱｼﾞｱｱｼﾞｱNOC3NOC3社社､､石油天然ｶﾞｽ生産量石油天然ｶﾞｽ生産量

（出所）”PIW’s Top 50” 2007/12/3、PTTEP投資家説明資料 2007/11月

アジアNOC3社の石油天然ガス生産量（2006年）

0 200 400 600 800 1,000 1,200 1,400 1,600 1,800

Petronas

Pertamina

PTTEP

千boed

石油

ガス

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東南アジア東南アジアNOCNOCの特徴の特徴 (1)(1)PertaminaPertamina1.東南アジアの 大産油国インドネシアのNOC

～2001年、石油天然ガス産業に独占的な権限

2001年、新石油ガス法制定

⇒政府に属する機能分離、一石油企業へ

⇒上流分の地位縮小､石油下流部門独占は継続

2.財務体質：利益処分できず、投資は要政府認可

～2001年､全収入→国庫、投資･経費←財務省

2001年～ ､政府の投資承認に変化無し

不採算の石油下流部門がネック

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ｲﾝﾄﾞﾈｼｱ石油生産･消費量推移ｲﾝﾄﾞﾈｼｱ石油生産･消費量推移

（出所） BP統計 2007年6月

インドネシア石油生産・消費量推移　(BP統計､2007年6月)

0

200

400

600

800

1000

1200

1400

1600

1800

1990

1991

1992

1993

1994

1995

1996

1997

1998

1999

2000

2001

2002

2003

2004

2005

2006

千b/d

生産量

消費量

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ｲﾝﾄﾞﾈｼｱｲﾝﾄﾞﾈｼｱ､､ｵﾍﾟﾚｰﾀｰ別石油生産（ｵﾍﾟﾚｰﾀｰ別石油生産（20062006年）年）

（出所）2006 Petroleum Report

インドネシアのオペレーター別石油生産量(2006年)

0 100 200 300 400 500 600

Caltex

Total

CNOOC

Chevron

Exspan

Pertamina

ConocoPhill ips

PetroChina

千b/d

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ｲﾝﾄﾞﾈｼｱｲﾝﾄﾞﾈｼｱ､､ｵﾍﾟﾚｰﾀｰ別ｶﾞｽ生産（ｵﾍﾟﾚｰﾀｰ別ｶﾞｽ生産（20062006年）年）

（出所） 2006 Petroleum Report

インドネシアのオペレーター別ガス生産量（2006年）

0 500 1000 1500 2000 2500 3000

Total

ExxonMobil

Pertamina

VICO

ConocoPhill ips

BP

Chevron

MMcfd

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東南アジア東南アジアNOCNOCの特徴の特徴 (2)(2)PetPetronasronas

も成功したNOCと認識されている

生産量･埋蔵量規模が大きい：政府事業参加権の実施者→国内鉱区に40～60％の権益保有

商業ベース操業実績求められる→財務体質堅固

利益処分権限あり →自ら投資決定

LNG事業ノウハウを体得

→ 企業価値をさらにアップ

国内市場規模が小さい

→ 上流～下流各分野で積極的な海外事業展開

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東南アジア東南アジアNOCNOC特徴特徴 (3)(3)PPTTTT自由化されたタイ経済を背景に堅実な経営体質

国内石油ガス資源小規模→PTT企業規模も小

2001年の株式上場で部分自由化

→政府（財務省）保有株式比率；約52％タイ経済（輸出産業）発展→市場；外資に広く開放

タイ・エネルギー市場は市場価格化実現

石油ガス上流事業： 着実に資産を拡充

Bongkotガス田ｵﾍﾟﾚｰﾀｰｼｯﾌﾟ取得 → 事業本格化

1990年代～2000年代半ば：IOC既存資産を購入

ミャンマー､JDAにガス資産取得

→ 拡大する自国ガス市場へPLガス輸入

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タイのガス需要推移と見通しタイのガス需要推移と見通し

（出所） PTT投資家説明資料（2008年1月）

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PPTTTTの上流事業戦略の上流事業戦略､､その背景その背景事業推進：計画的で手堅い

国内ガス生産事業を拡充

自国向近隣諸国のガス事業推進（ﾐｬﾝﾏｰ､ JDA ）深海等新たな事業ﾉｳﾊｳ取得目的に海外事業：

中東、北アフリカ、ニュージーランド等遠隔地

健全な財務体質→実現性の高い投資計画

石油下流分野：市場価格化⇒経営に足かせ無し

計画的なガス田開発（Arthit、JDA、ベトナム ）

→ 着実に進展させ、企業収益に寄与

企業価値を高めるため →新たなコンセプトで海外進出模索

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PTTEPPTTEPの事業対象･関心地域の事業対象･関心地域

（出所） PTTEP事業説明資料 2007年11月

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PertaminaPertaminaの上流事業戦略の上流事業戦略､､その背景その背景

石油ガス産業：市場価格化に遅れ

⇒Pertamina経営環境は未だに厳しい

石油下流部門に供給責任､補助金立替

政府；財政逼迫→ﾀｲﾐﾝｸﾞ良い投資承認は期待薄

上流分野：新規開発案件

Cepu鉱区開発は進展→Pertamina収益に貢献

Senoro、Natuna D Alphaガス田；進展不透明

提携先IOCとの共同事業実現 →今後の課題

➪経営状況改善は道半ば

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PertaminaPertaminaの新規開発候補案件の新規開発候補案件

（出所）各種情報・報道