124
750Wハーフサイズタイプ PAGH6-100 PAGH8-90 PAGH12.5-60 PAGH20-38 PAGH30-25 PAGH40-19 PAGH60-12.5 PAGH80-9.5 PAGH100-7.5 PAGH150-5 PAGH300-2.5 PAGH600-1.3 750Wフルサイズタイプ PAG6-100 PAG8-90 PAG12.5-60 PAG20-38 PAG30-25 PAG40-19 PAG60-12.5 PAG80-9.5 PAG100-7.5 PAG150-5 PAG300-2.5 PAG600-1.3 1.5kWタイプ PAG6-200 PAG8-180 PAG12.5-120 PAG20-76 PAG30-50 PAG40-38 PAG60-25 PAG80-19 PAG100-15 PAG150-10 PAG300-5 PAG600-2.6 2.4kWタイプ PAG8-300 PAG10-240 PAG16-150 PAG20-120 PAG30-80 PAG40-60 PAG60-40 PAG80-30 PAG100-24 PAG150-16 PAG300-8 PAG600-4 3.3kWタイプ PAG8-400 PAG10-330 PAG15-220 PAG20-165 PAG30-110 PAG40-85 PAG60-55 PAG80-42 PAG100-33 PAG150-22 PAG300-11 PAG600-5.5 5kWタイプ PAG8-600 PAG10-500 PAG16-310 PAG20-250 PAG30-170 PAG40-125 PAG60-85 PAG80-65 PAG100-50 PAG150-34 PAG300-17 PAG600-8.5 Part No. IB02063C Jun. 2017 ユーザーズマニュアル 直流安定化電源 PAG シリーズ 概要 使用準備 負荷の接続 基本操作 リモートアナログ コントロール 並列/直列運転 1 2 3 4 5 6 RS232/485 リモートコントロール 絶縁アナログコントロール オプション 仕様 うまく動作しないときの ヒント 7 8 9 付録

1 2 ユーザーズマニュアル 3 - KIKUSUIPAG6-100 PAG8-90 PAG12.5-60 PAG20-38 PAG30-25 PAG40-19 PAG60-12.5 PAG80-9.5 PAG100-7.5 PAG150-5 PAG300-2.5 PAG600-1.3 1.5kWタイプ PAG6-200

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Page 1: 1 2 ユーザーズマニュアル 3 - KIKUSUIPAG6-100 PAG8-90 PAG12.5-60 PAG20-38 PAG30-25 PAG40-19 PAG60-12.5 PAG80-9.5 PAG100-7.5 PAG150-5 PAG300-2.5 PAG600-1.3 1.5kWタイプ PAG6-200

750WハーフサイズタイプPAGH6-100 PAGH8-90 PAGH12.5-60 PAGH20-38PAGH30-25 PAGH40-19 PAGH60-12.5 PAGH80-9.5PAGH100-7.5 PAGH150-5 PAGH300-2.5 PAGH600-1.3

750WフルサイズタイプPAG6-100 PAG8-90 PAG12.5-60 PAG20-38PAG30-25 PAG40-19 PAG60-12.5 PAG80-9.5PAG100-7.5 PAG150-5 PAG300-2.5 PAG600-1.3

1.5kWタイプPAG6-200 PAG8-180 PAG12.5-120 PAG20-76PAG30-50 PAG40-38 PAG60-25 PAG80-19PAG100-15 PAG150-10 PAG300-5 PAG600-2.6

2.4kWタイプPAG8-300 PAG10-240 PAG16-150 PAG20-120PAG30-80 PAG40-60 PAG60-40 PAG80-30PAG100-24 PAG150-16 PAG300-8 PAG600-4

3.3kWタイプPAG8-400 PAG10-330 PAG15-220 PAG20-165PAG30-110 PAG40-85 PAG60-55 PAG80-42PAG100-33 PAG150-22 PAG300-11 PAG600-5.5

5kWタイプPAG8-600 PAG10-500 PAG16-310 PAG20-250PAG30-170 PAG40-125 PAG60-85 PAG80-65PAG100-50 PAG150-34 PAG300-17 PAG600-8.5

Part No. IB02063CJun. 2017

ユーザーズマニュアル直流安定化電源

PAGシリーズ

概要

使用準備

負荷の接続

基本操作

リモートアナログコントロール

並列/直列運転

1

2

3

4

5

6RS232/485

リモートコントロール

絶縁アナログコントロールオプション

仕様

うまく動作しないときのヒント

7

8

9付録

Page 2: 1 2 ユーザーズマニュアル 3 - KIKUSUIPAG6-100 PAG8-90 PAG12.5-60 PAG20-38 PAG30-25 PAG40-19 PAG60-12.5 PAG80-9.5 PAG100-7.5 PAG150-5 PAG300-2.5 PAG600-1.3 1.5kWタイプ PAG6-200

2 PAG

このたびは直流安定化電源 PAG シリーズをお買い上げいただ

きまして、まことにありがとうございます。

取扱説明書について

PAG シリーズの取扱説明書には、ユーザーズマニュアル(本

書)、GPIB 通信インターフェースマニュアルがあります。

取扱説明書は、PAG シリーズを使用される方、または操作の

指導をされる方を対象にしています。電源に関する電気的知

識(工業高校の電気系の学科卒業程度)を有する方を前提に

説明しています。

• ユーザーズマニュアル(本書)

初めてご使用になる方を対象に、製品の概要、接続方法、使

用上の注意事項などについて記載しています。必ず本製品

をご使用前にお読みください。

• GPIB 通信インターフェースマニュアル

オプションの GPIB インターフェースが搭載された PAG シ

リーズを使用される方を対象に、SCPI コマンドによるリ

モートコントロールについて説明しています。

パーソナルコンピュータを使用して計測器を制御するため

の基礎知識を十分に有する方を対象に記載しています。

当社ウェブサイトのダウンロードサービス(http://

www.kikusui.co.jp/download/)から入手できます。

取扱説明書の内容に関しては万全を期して作成いたしました

が、万一不審な点や誤り、記載漏れなどありましたら、当社

営業所にご連絡ください。

取扱説明書に乱丁、落丁などの不備がありましたら、お取り

替えいたします。取扱説明書を紛失または汚損した場合には、

新しい取扱説明書を有償でご提供いたします。どちらの場合

も購入先または当社営業所にご依頼ください。その際は、表

紙に記載されている「Part No.」をお知らせください。

取扱説明書をお読みになったあとは、いつでも見られるよう

に必ず保管してください。

新の取扱説明書を当社ウェブサイトのダウンロードサービ

ス(http://www.kikusui.co.jp/download/)から入手できます。

本書の対象製品

本書の対象となる直流安定化電源 PAG シリーズのモデルは表

紙に記載されています。

製品についてのお問い合わせには、

形名(前面パネルに表示)

製造番号(前面から見て右側面に表示)

をお知らせください。

本書の読み方

本書は通読型の構成になっています。本製品を初めてご使用

になる前に、はじめから順番にお読みいただくことをお勧め

します。

輸出について

特定の役務または貨物の輸出は、外国為替及び外国貿易法の

政令/省令で規制されており、当社製品もこの規制が適用さ

れます。

政令に非該当の場合でもその旨の書類を税関に提出する必要

があり、該当の場合には経済産業省で輸出許可を取得し、そ

の許可書を税関に提出する必要があります。

当社製品を輸出する場合には、事前に購入先または当社営業

所にご確認ください。

商標類

Windows は米国 Microsoft Corp. の登録商標です。

その他記載されている会社名、製品名は各社の商標または登

録商標です。

著作権・発行

取扱説明書の一部または全部の転載、複写は著作権者の許諾

が必要です。

製品の仕様ならびに取扱説明書の内容は予告なく変更するこ

とがあります。

© 2010 菊水電子工業株式会社

Page 3: 1 2 ユーザーズマニュアル 3 - KIKUSUIPAG6-100 PAG8-90 PAG12.5-60 PAG20-38 PAG30-25 PAG40-19 PAG60-12.5 PAG80-9.5 PAG100-7.5 PAG150-5 PAG300-2.5 PAG600-1.3 1.5kWタイプ PAG6-200

PAG 3

製品を安全にご使用いただくため、また安全な状態に保つた

めに取扱説明書および製品本体には、次の記号を表示してい

ます。記号の意味をご理解いただき、各項目をお守りくださ

い。(製品によっては使用されていない記号もあります。)

または

高電圧を取り扱う箇所を示します。

不用意に触れると、感電し死亡または重傷を負う恐れがあ

ります。触れる必要がある場合には、安全を確保してから

作業してください。

危険DANGER

この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が死亡

または重傷を負う危険が切迫して生じることが想定される

内容を示します。

警告

WARNING

この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が死亡

または傷害を負う可能性が想定される内容を示します。

注意

CAUTION

この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、物的損害

のみの発生が想定される内容を示します。

• 本文中では、直流安定化電源 PAG シリーズを「PAG シリー

ズ」または「PAG」と呼ぶことがあります。

• PAG シリーズは、きょう体サイズおよび出力容量によって

6 つのタイプに分類されます。本文中では、タイプ毎または

複数のタイプを併記して説明している箇所があります。タ

イプの分類は表紙に記載されています。

• 本文中では、750W ハーフサイズタイプと 750W フルサイ

ズタイプを合わせて「750W タイプ」と呼ぶことがあります。

• 本文中の「コンピュータ」は、パーソナルコンピュータや

ワークステーションの総称です。

• 本文中では、説明に次のマークを使用しています。

この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が死亡

または傷害を負う可能性が想定される内容を示します。

この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、物的損害

の発生が想定される内容を示します。

知っておいていただきたいことを示しています。

用語や動作原理などの説明です。

詳細についての参照先を示しています。

禁止する行為を示します。

危険・警告・注意個所または内容を知らせるための

記号です。本製品上にこのマークが表示されている

場合には、取扱説明書の該当箇所を参照してくださ

い。

保護導体端子を示します。

シャシ(フレーム)端子を示します。

オン(電源)を示します。

オフ(電源)を示します。

ラッチ付き押しボタンスイッチの押されている状態

を示します。

ラッチ付き押しボタンスイッチの出ている状態を示

します。

安全記号について 本書の表記

警告

注意

参照

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4 PAG

火災・感電・その他の事故・故障を防止するための注意事項

です。内容をご理解いただき、必ずお守りください。

取扱説明書で指定していない方法による使用は、本製品が備

えている保護機能を損なうことがあります。

使用者

• 本製品は、電気的知識(工業高校の電気系の学科卒業程度)

を有する方が取扱説明書の内容を理解して、安全を確認し

た上でご使用ください。

• 電気的知識の無い方が使用される場合には、人身事故につ

ながる可能性がありますので、必ず電気的知識を有する方

の監督のもとでご使用ください。

用途

• 製品本来の用途以外にご使用にならないでください。

• 本製品は、一般家庭・消費者向けに設計、製造された製品

ではありません。

入力電源

• 必ず定格の入力電源電圧範囲内でご使用ください。

• 入力電源の供給には、指定の電源コードをご使用ください。

詳しくは、取扱説明書の該当ページを参照してください。

• 本製品は IEC 規格過電圧カテゴリ II の機器(固定設備から

供給されるエネルギー消費型機器)です。

カバー

• 機器内部には、身体に危険を及ぼす箇所があります。外面

カバーは、取り外さないでください。

接地

• 本製品は IEC 規格 Safety Class I の機器(保護導体端子を備

えた機器)です。感電防止のため本製品の保護導体端子を、

電気設備技術基準 D 種接地工事が施されている大地アース

へ、必ず接地してください。

操作

• 本製品の故障または異常を確認したら、ただちに使用を中

止して、電源コードのプラグを抜くか、配電盤のブレーカ

をオフにしてください。また、修理が終わるまで誤って使

用されることがないようにしてください。

• 出力配線または負荷用電線などの電流を流す接続線には、

電流容量に余裕のあるものをお選びください。

• 本製品を分解・改造しないでください。改造の必要がある

場合には、購入先または当社営業所へご相談ください。

保守・点検・校正

• 本製品の性能、安全性を維持するため定期的な保守、点検、

クリーニングをお勧めします。

• 感電事故を防止するため保守・点検を行う前に、必ず電源

コードのプラグを抜いてください。外面カバーは取り外さ

ないでください。

• 定期的に電源コードの被覆の破れや断線などがないか点検

してください。

• パネル面が汚れた場合には、水で薄めた中性洗剤をやわら

かい布につけて軽く拭いてください。シンナーやベンジン

などの揮発性のものは、使用しないでください。

• 本製品は、適切な校正を実施して出荷されています。その

性能を維持するために、定期的な校正をお勧めします。校

正は、購入先または当社営業所へ依頼してください。

調整・修理

• 本製品の内部調整や修理は、当社のサービス技術者が行い

ます。調整や修理が必要な場合には、購入先または当社営

業所へ依頼してください。

ご使用上の注意

Operation

Manual

LineVoltage

G N L

Check?

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PAG 5

本製品を設置するときの注意事項です。必ず守ってください。

• 可燃性雰囲気内で使用しないでください。

爆発や火災を引き起こす恐れがあります。アルコールやシ

ンナーなどの可燃物の近く、およびその雰囲気内では使用

しないでください。

• 高温になる場所、直射日光の当たる場所を避けてください。

発熱・暖房器具の近く、および温度が急に変化する場所に

設置しないでください。

動作温度範囲 : 0 ~ +50

保存温度範囲 : -20 ~ +70 (750W/1.5kW タイプ)

-20 ~+85 (2.4kW/3.3kW/5kWタイプ)

• 湿度の高い場所を避けてください。

湯沸かし器、加湿器、水道の近くなど湿度の高い場所には

設置しないでください。

動作湿度範囲 : 30 %rh ~ 90 %rh(750W/1.5kW タイプ)

(結露なし) 20 %rh~90 %rh(2.4kW/3.3kW/5kWタイプ)

保存湿度範囲 : 10 %rh ~ 95 %rh

(結露なし)

動作湿度範囲内でも結露する場合があります。その場合に

は、完全に乾くまで本製品を使用しないでください。

• 必ず屋内で使用してください。

本製品は屋内使用で安全が確保されるように設計されてい

ます。

• 腐食性雰囲気内に設置しないでください。

腐食性雰囲気内や硫酸ミストの多い環境に設置しないでく

ださい。本製品内部の導体腐食やコネクタの接触不良など

を引き起こし、誤動作や故障の原因となり、火災につなが

ることがあります。

• ほこりやちりの多い場所に設置しないでください。

ほこりやちりの付着によって感電や火災につながることが

あります。

• 風通しの悪い場所で使用しないでください。

本製品の冷却方式は強制空冷です。前面パネルの通風孔か

ら空気を取り込み、後面パネルの通風孔より排出します。熱

がこもり火災の原因となりますので、通風孔は壁から 10 cm

以上離してください。また本製品の後面パネルから 10 cm

以内には物を置かないでください。

• 本製品の上に物を載せないでください。

重い物を載せると、故障の原因になります。

• 傾いた場所や振動がある場所に設置しないでください。

落ちたり、倒れたりして破損やけがの原因になります。

• 周囲に強力な磁界や電界がある場所や入力電源の波形ひず

みやノイズが多い場所で使用しないでください。

本製品が誤作動する可能性があります。

• 周囲に感度の高い測定器や受信機がある場所で使用しない

でください。

本製品から発生するノイズにより、機器が影響を受けるこ

とがあります。

• 工業環境で使用してください。

本製品を住宅地区で使用すると干渉の原因となることがあ

ります。そのような場合には、ラジオやテレビ放送の受信

干渉を防ぐために、ユーザによる電磁放射を減少させる特

別な措置が必要となることがあります。

本製品を設置場所まで移動する、または輸送するときには、次

の点に注意してください。

• POWER スイッチをオフにしてください。

POWER スイッチをオンにしたまま移動すると、感電や破

損の原因になります。

• 接続されているすべての配線を外してください。

ケーブル類を外さないで移動すると、断線や転倒によるけ

がの原因になります。

• 輸送するときには、必ず専用の梱包材を使用してください。

専用の梱包材を使用しないと、輸送中の振動や落下などに

よる破損の原因になります。

• 必ず取扱説明書を添付してください。

設置場所の注意 移動時の注意

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6

もくじ

安全記号について ..................................3本書の表記 .............................................3ご使用上の注意 ......................................4設置場所の注意 ......................................5移動時の注意 .........................................5

1 概要製品の概要.................................................. 14

特徴...................................................... 14オプション.................................................. 15

2 使用準備開梱時の点検 .............................................. 18ラックマウントフレームへの取り付け....... 20

750W ハーフサイズタイプ .................. 20750W フルサイズ / 1.5kW / 2.4kW タイプ............................................................. 203.3kW / 5kW タイプ ............................. 21

電源コードの接続 ....................................... 22750W タイプ ........................................ 221.5kW / 2.4kW タイプ .......................... 233.3kW / 5kW タイプ ............................. 25

基本動作確認 .............................................. 28

3 負荷の接続負荷用電線.................................................. 30750W ハーフサイズタイプ出力端子への接続.................................................................... 32

バスバーへ接続する............................. 32ワイヤクランプコネクタへ接続する ... 33

750W フルサイズ /1.5kW タイプ出力端子への接続............................................................. 34

バスバーへ接続する............................. 34ワイヤクランプコネクタへ接続する ... 35

2.4kW タイプ出力端子への接続 ................. 37バスバーへ接続する............................. 37ワイヤクランプコネクタへ接続する ... 38AUX 出力端子へ接続する .................... 40

3.3kW / 5kW タイプ出力端子への接続 ....... 41バスバーへ接続する............................. 41ワイヤクランプコネクタへ接続する ... 42

出力電圧のセンシング................................ 44ローカルセンシング............................. 44リモートセンシング............................. 45

負荷への考慮 .............................................. 46複数負荷の接続.................................... 46ノイズとインピーダンスの影響........... 46

誘導負荷............................................... 47ピークやパルス状の電流が流れる負荷 47電源へ電流を逆流させる負荷 .............. 47エネルギー蓄積負荷............................. 48出力の接地について............................. 48

4 基本操作動作モード .................................................. 50

定電圧(CV)モード ........................... 50定電流(CC)モード ........................... 50CV/CC 自動モード切替 ........................ 51

出力の操作 .................................................. 51出力のオン / オフ ................................. 51セーフ / 自動スタートモード ............... 51デイジーチェーン接続による出力オフ 52

保護機能...................................................... 52過電圧保護(OVP).............................. 52低電圧制限(UVL)............................... 53過電流保護(OCP).............................. 54過熱保護(OTP).................................. 55PS_OK(電源異常)信号 .................... 55パネル操作のロック機能...................... 56

ラストセッティングメモリー ..................... 56

5 リモートアナログコントロールリモートアナログコントロールの概要....... 58J1 コネクタ ................................................. 58SW1 スイッチ ............................................. 60リモートアナログコントロールへの切り替え.................................................................... 61外部電圧による出力電圧および出力電流のコントロール .................................................. 62外部抵抗による出力電圧および出力電流のコントロール .................................................. 63

750W / 1.5kW タイプ ........................... 632.4kW / 3.3kW / 5kW タイプ ................ 64

外部接点による出力のオン / オフ............... 65外部接点による出力のシャットオフ .......... 65出力電圧および出力電流のモニタリング ... 66動作モードのモニタリング......................... 66

6 並列/直列運転ワンコントロール並列運転......................... 68

750W / 1.5kW タイプの接続 ................ 682.4kW / 3.3kW / 5kW タイプの接続 ..... 69基本的な設定........................................ 70マスタ機の電流計にシステムの合計電流を表示させる........................................ 71

直列運転...................................................... 73

PAG

Page 7: 1 2 ユーザーズマニュアル 3 - KIKUSUIPAG6-100 PAG8-90 PAG12.5-60 PAG20-38 PAG30-25 PAG40-19 PAG60-12.5 PAG80-9.5 PAG100-7.5 PAG150-5 PAG300-2.5 PAG600-1.3 1.5kWタイプ PAG6-200

7 RS232/485 リモートコントロール構成および設定 ........................................... 76RS232/485 バスへの接続............................ 78

J3 コネクタ .......................................... 781 台の PAG をコンピュータと接続する............................................................. 78複数台の PAG をコンピュータと接続する.......................................................... 78

通信インターフェースプロトコル .............. 79エラーメッセージ ....................................... 80コマンドセット ........................................... 80

一般事項 ............................................... 80コマンド設定カテゴリ ......................... 81初期化コントロールコマンド .............. 81ID コントロールコマンド..................... 81出力コントロールコマンド .................. 82グローバル出力コマンド...................... 83ステータスコントロールコマンド ....... 84パラメータの設定範囲 ......................... 84

ステータスエラーおよびサービスリクエストレジスタ...................................................... 86

コンディショナルレジスタ .................. 87イネーブルレジスタとイベントレジスタ............................................................. 88

シリアル通信テストセットアップ .............. 90

8 絶縁アナログコントロールオプションはじめに...................................................... 92

仕様 ...................................................... 92絶縁アナログコントロールコネクタ .......... 93設定および操作 ........................................... 94

電圧型オプションを使用する ............. 94 電流型オプションを使用する ............. 94

9 仕様750W ハーフサイズタイプ仕様 .................. 96750W フルサイズタイプ仕様.................... 1001.5kW タイプ仕様 ..................................... 1042.4kW タイプ仕様 ..................................... 1083.3kW タイプ仕様 ..................................... 1125kW タイプ仕様 ........................................ 116

付録

うまく動作しないときのヒント...........................................121

PAG

7
Page 8: 1 2 ユーザーズマニュアル 3 - KIKUSUIPAG6-100 PAG8-90 PAG12.5-60 PAG20-38 PAG30-25 PAG40-19 PAG60-12.5 PAG80-9.5 PAG100-7.5 PAG150-5 PAG300-2.5 PAG600-1.3 1.5kWタイプ PAG6-200

8 PAG

前面パネル

番号

名称 機能

1 VOLTAGE ノブ出力電圧設定用の高精度ロータリエンコーダです。OVP/UVL 作動電圧設定およびアドレス選択にも使用します。

p.50p.52p.53p.76

2 CV LED 定電圧(CV)動作時に緑色 LED が点灯します。

3 電圧計

4 桁の 7 素子 LED で、通常は出力電圧を表示します。SET キーを押すと、出力電圧設定値を表示します。OVP/UVL キーを押すと、OVP/UVL 設定値を表示します。

4 電流計4 桁の 7 素子 LED で、通常は出力電流を表示します。SET キーを押すと、出力電流設定値を表示します。

5 CC LED 定電流(CC)動作時に緑色 LED が点灯します。

6 CURRENT ノブ 出力電流設定用の高精度ロータリエンコーダです。通信ポートのボーレート選択にも使用します。

p.50p.76

REGULATED DC POWER SUPPLY0- 600V 2.6A

PAG600-2.6

VOLTAGE CURRENTCCCV

AV

ALARM FINE SETI OVPUVL OCP I REM LOC OUTPUT

VOLTAGE CURRENTCCCV

AV

ALARM FINE SETI OVPUVL OCP I REM LOC OUTPUT

POWER

VOLTAGE CURRENT

CCCV

AV

ALARM FINE SETI OVPUVL OCP I REM LOC OUTPUT

PAGH300-2.50-300V 2.5AREGULATED DC POWER SUPPLY

POWER

REGULATED DC POWER SUPPLY0- 600V 8.5A

PAG600-8.5

VOLTAGE CURRENTCCCV

AV

ALARM FINE SETI OVPUVL OCP I REM LOC OUTPUT

1

18

19

19

2

16

3 4 5 6

12

20

14 13 11 9 7

17 15 10 8

参照

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PAG 9

7 OUTPUT キー

• 主機能このキーを押す度に出力のオン / オフが切り替わります。OVP または OCP 作動後にこのキーを押して保護を解除させ、出力をオンできます。

p.51p.52p.54

• 補助機能このキーを押し続けると、セーフ / 自動スタートモードの選択になります。電圧計に「SAF」と「AUT」が交互に表示され、キーを離すとモードを選択できます。

p.51

8 OUTPUT LED 出力がオンのときに、緑色 LED が点灯します

9 REM/LOC キー

• 主機能ローカルモードに切り替えます。ローカルロックアウトモードのときはこのキーは無効になります。

p.77

• 補助機能このキーを 3 秒間押し続けると、アドレスとボーレートを設定できるようになります。VOLTAGE ノブでアドレスを、CURRENT ノブでボーレートを設定します。

p.76

10 REM/LOC LED リモートモード動作時は緑色 LED が点灯します

11 OCP キー

このキーを押して過電流保護(OCP)を有効にします。OCP 作動後は OUTPUT キーを押して出力を復帰させます。この時 OCP は有効のまま出力がオンになります。再度このキーを押すと、OCP が解除されます。

p.54

12 OCP LED OCP が有効の場合に緑色 LED 点灯が点灯します。

13 OVP/UVL キー

過電圧保護(OVP)作動電圧および低電圧制限(UVL)電圧の設定に使用します。このキーを押すと、電流計に「OUP」が表示されます。VOLTAGE ノブでOVP 値を設定します。続けてもう一度このキーを押すと、電流計に「UUL」が表示されます。VOLTAGE ノブで UVL 値を設定します。

p.52p.53

14 SET/ キー

• 主機能このキーを押すと、SET LED が点灯し、出力電圧および出力電流の設定値が表示されます。ノブを回して設定値の調整が可能です。調整後、約 5 秒で出力電圧および出力電流表示に変わります。

p.50

• 補助機能前面パネル操作をロックします(キーロック機能)。このキーを押し続けると、電圧計に「LFP」(ロック)と「UFP」(ロック解除)が交互に表示され、キーを離すとモードを選択できます。

p.56

15 SET LED SET キーを押すと緑色 LED が点灯します。

16 FINE キー

• 主機能電圧と電流の設定分解能を選択します。このキーを押す度に粗調整 / 微調整が切り替わります。微調整(FINE)モードでは、電圧および電流を高分解能( 小桁1カウントまで)で設定できます。粗調整モードでは、低分解能(フルスケール6回転)となります。

p.50

• 補助機能ワンコントロール並列運転の電圧計および電流計の表示を切り替えます。

p.71

17 FINE LED 微調整(FINE)モード時は緑色 LED が点灯します。

18 ALARM LED異常を検知した際には赤色 LED が点滅します。(OVP、OTP、OCP、出力無効状態、AC フェイル)

19 POWER スイッチ AC 入力をオン / オフします。

20 ブラケット 19 インチラックに取り付けるためのブラケットです。 p.20

番号

名称 機能 参照

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10 PAG

後面パネル

J2

AC INPUT

ON

OFF OUT IN

J3J1SW1

10

57 3

89

46 12

2

6 V 60 V

80 V 600 V

6 V 60 V80 V 600 V

910 8

6 V 60 V

15

+ VDC

+ +

4 367

J2

AC INPUT

ON

OFF OUT IN

J3J1SW1

1089

57 346 12

80 V 600 V

8 V 100 V

J2J1

ON

OFF

J3SW1

J1

OUT IN AC INPUT

1089

57 346 12150 V 600 V

11

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PAG 11

番号

名称 機能

1 AC INPUT コネクタ

• 750W ハーフサイズ / 750W フルサイズタイプ : AC インレットコネクタ• 1.5kW タイプ : 3 極ワイヤクランプコネクタ• 2.4kW タイプ : 4 極ワイヤクランプコネクタ• 3.3kW タイプ

単相入力 : 3 極ワイヤクランプコネクタ

三相入力 : 4 極ワイヤクランプコネクタ

• 5kW タイプ : 4 極ワイヤクランプコネクタ

p.22

2 DC 出力端子

• 750W ハーフサイズ / 750W フルサイズ / 1.5kW タイプ定格出力電圧 6 V ~ 60 V モデル : バスバー

定格出力電圧 80 V ~ 600 V モデル : 4 極ワイヤクランプコネクタ

• 2.4kW / 3.3kW / 5kW タイプ定格出力電圧 8 V ~ 100 V モデル : バスバー

定格出力電圧 150 V ~ 600 V モデル : 4 極ワイヤクランプコネクタ

p.32p.34p.37p.41

AC INPUT

J2 ON

OFF OUT IN

J3J1SW1

AC INPUT

J2 ON

OFF OUT IN

J3J1SW1

57 346 128 V 10 V 16 V 100 V

150 V 600 V

1089

57 346 12 8 V 100 V

150 V 600 V

1089

参照

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12 PAG

後面パネル(つづき)

番号

名称 機能

3 J3 IN 端子

RJ-45 コネクタ。リモートコントロールを行う場合に本製品とコンピュータ(PC)間を接続するための RS232/485 通信用の入力ポート。本製品を複数台使用するシステムの場合に 1 台目の PAG の入力ポートになります(PC ~ PAG 間)。2 台目以降の PAG は前の PAG から接続される入力ポートになります。

p.78

4 J3 OUT 端子RJ-45 コネクタ。シリアル通信バスを構成する場合の PAG のチェーン接続用。

p.78

5 J1 コネクタ

リモートアナログコントロール用コネクタ。出力電圧や出力電流の設定およびモニタリング、出力のシャットオフ、出力のオン / オフ、電源異常信号の監視、動作モード(CV/CC)信号の監視が行えます。

p.58

6 SW1 スイッチ9 接点のディップスイッチ。出力電圧や出力電流のリモートコントロールのモード選択などを行ないます。

p.60

7 J2 コネクタリモートセンシング用コネクタ端子。本製品の出力端子から負荷端子までの配線による電圧降下を補償したい場合に用います。

p.44

8 ブランクサブプレート絶縁アナログコントロールオプションまたは GPIB インターフェースオプション搭載用。オプション未使用時は塞がれています。

9 GPIB スイッチGPIB インターフェースオプション搭載時にディップスイッチが配置されます (GPIB または RS232/485 の選択)。オプション未使用時は塞がれています。

10 シャシ接地接続用ねじ• 750W ハーフサイズ / 750W フルサイズ / 1.5kW タイプ : M4×8• 2.4kW / 3.3kW / 5kW タイプ : M4 スタッド

p.48

11AUX 出力端子(2.4kW タイプのみ)

+5 V / 0.2 A および +15 V / 0.2 A 出力端子 p.40

参照

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概要この章では、本製品の概要とオプションを説明します。

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14 PAG

製品の概要

PAG シリーズは出力電圧および出力電流の豊富なバリエーションがラインアップされた高性

能スイッチング電源です。出力電圧および出力電流を常時表示し、LED で動作状態を示します。

前面パネルでは、出力の設定(電圧および電流)、保護機能の設定(過電圧保護、低電圧制限、過電流保護)が可能です。後面パネルにはリモートアナログコントロール用のコネクタとシリアル通信用(RS232/485)のコネクタが備えられています。

シリアル通信ポートと付属のRS485リンクケーブルを使用して 大 31chまでの可変電源シ

ステムを構築できます。

GPIB インターフェースまたは絶縁アナログコントロールはオプション対応です。

特徴

定電圧 / 定電流モード自動切り替え

高調波電流抑制回路内蔵

750W タイプ /1.5kW タイプ /2.4kW タイプ /3.3kW の単相入力モデルに適用

全世界商用入力電圧対応

750W タイプ /1.5kW タイプに適用

85 Vac ~ 265 Vac 連続入力方式

単相 / 三相入力に対応

2.4kW タイプ /3.3kW タイプに適用

組込み式マイクロプロセッサコントローラ

RS232/485 インターフェース内蔵

シリアル通信ポートによりリモートコントロールが可能です。

デジタルエンコーダによる電圧および電流の高分解能調整

高精度な設定 / リードバック(16 ビット)

ソフトウェアによる自動校正機能

トリマやポテンショメータによる調整は不要です。

ラストセッティングメモリー

AC 電源入力オフ後も設定値を保持するので再設定が不要です。

並列運転

同一の電圧および電流定格のPAGを用いて並列運転により出力電流を増加させることが

できます。(出力電流バランス機能付きワンコントロール並列運転)

リモートセンシング機能

負荷用電線による電圧降下を補償します。

• 出力電圧の設定と測定 • 過電圧保護(OVP)の設定と設定値の読み取り

• 出力電流の設定と測定 • 低電圧制限(UVL)の設定と設定値の読み取り

• 出力のオン / オフ • 出力の立上りモードの選択

• 過電流保護(OCP)の設定

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PAG 15

オプション

1概要

リモートアナログコントロール

後面パネルのアナログコントロール端子で、出力のコントロールおよびモニタリングが可能です。

ファンスピードコントロールによる低騒音およびファン寿命延長

自由な組み合わせと高い電力密度の確保が可能

製品の上下パネル面に風穴がない、フロントエアーインテーク方式です。

GPIB インターフェース(工場オプション)*1

SCPI に対応しています。

絶縁アナログコントロール(工場オプション)*1

電圧型 IS510(0-5 V/0-10 V)または電流型 IS420(4-20 mA)を選択できます。

*1 工場にてどれか 1 つを装着できます。

オプション

ラックマウントキット(PAGH/RM)

p.2019 インチラックに 750W ハーフサイズタイプを 1 台または 2 台搭載できます。

KRC/KRO シリーズ用ブラケット

p.20、p.21当社製ラック KRC または KRO シリーズに搭載するためのブラケットです。

• 外部電圧または外部抵抗による出力電圧や出力電流の設定

• 出力電圧や出力電流のモニタリング(レンジ選択可能)

• 独立した 2 系統の出力オン / オフコントロール

• 本製品の異常や定電圧 / 定電流(CV/CC)モードの監視

参照

1 台搭載 2 台搭載

参照

750W フルサイズ / 1.5kW / 2.4kW タイプ用(KRB1-PAG)

3.3kW / 5kW タイプ用(KRB2-PAG)

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16 PAG

オプション

オプション(つづき)

電源コード

3 種類の電源コードが用意されています。

RS232/485 接続ケーブル

4 種類のケーブルが用意されています。

形名 ケーブル 適用

AC3.5-3P3M-CC(87550) 3.5 mm2×3、3 m 1.5kW / 2.4 kW / 3.3kW タイプ単相入力

AC3.5-4P3M-CC(87560) 3.5 mm2×4、3 m 2.4 kW / 3.3kW / 5kW タイプ三相 200 V 入力

AC2-4P3M-CC(87570) 2 mm2×4、3 m 3.3 kW / 5kW タイプ三相 400 V 入力

• DB9 コネクタ RS232 ケーブル(PAG/232-9)Dsub コネクタ RJ-45 コネクタ

注記ピン No. 名称 ピン No. 名称

ハウジング シールド ハウジング シールド -

2 RX 2 TX ツイストペア線3 TX 1 RX

5 SG 8 SG -

• DB25 コネクタ RS232 ケーブル(PAG/232-25)Dsub コネクタ RJ-45 コネクタ

注記ピン No. 名称 ピン No. 名称

1 シールド ハウジング シールド -

2 TX 1 RX ツイストペア線3 RX 2 TX

7 SG 8 SG -

• DB9 コネクタ RS485 ケーブル(PAG/485-9)Dsub コネクタ RJ-45 コネクタ

注記ピン No. 名称 ピン No. 名称

ハウジング シールド ハウジング シールド -

9 TXD- 3 RXD- ツイストペア線8 TXD+ 6 RXD+

1 SG 8 SG -

5 RXD- 4 TXD- ツイストペア線4 RXD+ 5 TXD+

• RJ-45 コネクタ RS485 ケーブル(PAG/RJ45)

 本製品に付属のケーブルと同じです。 RJ-45 コネクタ RJ-45 コネクタ注記

ピン No. 名称 ピン No. 名称

ハウジング シールド ハウジング シールド -

8 SG 8 SG -

3 TXD- 3 RXD- ツイストペア線6 RXD+ 6 RXD+

4 RXD- 4 TXD- ツイストペア線5 RXD+ 5 TXD+

2 m

Dsub-9p

RJ-45

5

1 8

1

2 m

Dsub-25p

13

18

1

RJ-45

2 m

Dsub-9p

RJ-45

5

1 8

1

8

1

1

80.5 m

Page 17: 1 2 ユーザーズマニュアル 3 - KIKUSUIPAG6-100 PAG8-90 PAG12.5-60 PAG20-38 PAG30-25 PAG40-19 PAG60-12.5 PAG80-9.5 PAG100-7.5 PAG150-5 PAG300-2.5 PAG600-1.3 1.5kWタイプ PAG6-200

使用準備この章では、製品の開梱から実際に製品を使用するまでを説明します。

本製品を設置するときは、5 ページの「設置場所の注意」を必ず守ってください。

Page 18: 1 2 ユーザーズマニュアル 3 - KIKUSUIPAG6-100 PAG8-90 PAG12.5-60 PAG20-38 PAG30-25 PAG40-19 PAG60-12.5 PAG80-9.5 PAG100-7.5 PAG150-5 PAG300-2.5 PAG600-1.3 1.5kWタイプ PAG6-200

18 PAG

開梱時の点検

製品が届いたら、付属品が正しく添付されているか、また輸送中に損傷を受けていないかどうかを確認してください。万一、損傷または不備がありましたら、購入先または当社営業所にお問い合わせください。

本製品を輸送するときのために、梱包材を保管しておくことをお勧めします。

750W ハーフサイズタイプ付属品 750W フルサイズタイプ付属品適用 品名 数量 適用 品名 数量

モデル共通 ユーザーズマニュアル 1 モデル共通 ユーザーズマニュアル 1

安全のために 1 安全のために 1

DB25 プラグキット 1 DB25 プラグキット 1

RS485 リンクケーブル 1 RS485 リンクケーブル 1

RS485 ターミネータ 1 RS485 ターミネータ 1

セムスねじ M3×8 2 セムスねじ M3×8 2

電源コード 1 出力端子カバー 1

ベンチトップ用アセンブリ 2 電源コード 1

サラねじ M3×8 4 定格出力電圧6 V ~ 40 Vモデル

バスバー用ねじセット

定格出力電圧6 V ~ 40 Vモデル

出力端子(バスバー)カバー 1 平ワッシャ M8 4

バスバー用ねじセット スプリングワッシャ M8 2

平ワッシャ M6 4 六角ナット M8 2

スプリングワッシャ M6 2 六角ボルト M8×16 2

六角ナット M6 2 定格出力電圧60 V モデル

バスバー用ねじセット

ナベ頭ねじ M6×16 2 平ワッシャ M8 4

定格出力電圧60 V モデル

出力端子(バスバー)カバー 1 スプリングワッシャ M8 2

バスバー用ねじセット 六角ナット M8 2

平ワッシャ M6 4 六角ボルト M8×16 2

スプリングワッシャ M6 2 保護カバー 1

六角ナット M6 2 サラねじ M3×8 1

ナベ頭ねじ M6×16 2 定格出力電圧80 V ~ 600 Vモデル

保護カバー 1

保護カバー 1 サラねじ M3×8 1

サラねじ M3×6 1

定格出力電圧80 V ~ 600 Vモデル

出力端子(コネクタ)カバー 1

出力端子コネクタプラグ 1

1.5kW タイプ付属品 2.4kW タイプ付属品適用 品名 数量 適用 品名 数量

モデル共通 ユーザーズマニュアル 1 モデル共通 ユーザーズマニュアル 1

安全のために 1 安全のために 1

DB25 プラグキット 1 DB25 プラグキット 1

RS485 リンクケーブル 1 RS485 リンクケーブル 1

RS485 ターミネータ 1 RS485 ターミネータ 1

セムスねじ M3×8 2 セムスねじ M3×8 2

出力端子カバー 1 出力端子カバー 1

電源コード用ストレインリリーフ 電源コード用ストレインリリーフ

ストレインリリーフ 1 ストレインリリーフ 1

ブラケット 1 ブラケット 1

ワッシャ 1 ワッシャ 1

サラねじ M3×8 2 サラねじ M3×8 2

定格出力電圧6 V ~ 40 Vモデル

バスバー用ねじセット AUX 出力コネクタプラグ 1

平ワッシャ M8 4 プラグハウジング 1

スプリングワッシャ M8 2 定格出力電圧8 V ~ 40 Vモデル

バスバー用ねじセット

六角ナット M8 2 平ワッシャ M8 4

六角ボルト M8×16 2 スプリングワッシャ M8 2

六角ナット M8 2

六角ボルト M8×16 2

Page 19: 1 2 ユーザーズマニュアル 3 - KIKUSUIPAG6-100 PAG8-90 PAG12.5-60 PAG20-38 PAG30-25 PAG40-19 PAG60-12.5 PAG80-9.5 PAG100-7.5 PAG150-5 PAG300-2.5 PAG600-1.3 1.5kWタイプ PAG6-200

PAG 19

開梱時の点検

使用準備

2

1.5kW タイプ付属品(つづき) 2.4kW タイプ付属品(つづき)適用 品名 数量 適用 品名 数量

定格出力電圧60 V モデル

バスバー用ねじセット 定格出力電圧60 V ~ 100 Vモデル

バスバー用ねじセット

平ワッシャ M8 4 平ワッシャ M8 4

スプリングワッシャ M8 2 スプリングワッシャ M8 2

六角ナット M8 2 六角ナット M8 2

六角ボルト M8×16 2 六角ボルト M8×16 2

保護カバー 1 保護カバー 1

サラねじ M3×8 1 サラねじ M3×8 1

定格出力電圧80 V ~ 600 Vモデル

保護カバー 1 定格出力電圧150 V ~ 600 Vモデル

保護カバー 1

サラねじ M3×8 1 サラねじ M3×8 1

3.3kW タイプ付属品 5kW タイプ付属品適用 品名 数量 適用 品名 数量

モデル共通 ユーザーズマニュアル 1 モデル共通 ユーザーズマニュアル 1

安全のために 1 安全のために 1

DB25 プラグキット 1 DB25 プラグキット 1

RS485 リンクケーブル 1 RS485 リンクケーブル 1

RS485 ターミネータ 1 RS485 ターミネータ 1

セムスねじ M3×8 1 セムスねじ M3×8 1

出力端子カバー 1 出力端子カバー 1

電源コード用ストレインリリーフ 電源コード用ストレインリリーフ

ストレインリリーフ 1 ストレインリリーフ 1

ブラケット 1 ブラケット 1

ワッシャ 1 ワッシャ 1

サラねじ M3×8 2 サラねじ M3×8 2

ケースレグ 4 ケースレグ 4

単相入力モデル AC INPUT コネクタプラグ(3 極) 1 AC INPUT コネクタプラグ 1

三相入力モデル AC INPUT コネクタプラグ(4 極) 1 定格出力電圧8 V ~ 10 Vモデル

バスバー用ねじセット

定格出力電圧8 V ~ 40 Vモデル

バスバー用ねじセット 平ワッシャ M10 8

平ワッシャ M10 4 スプリングワッシャ M10 4

スプリングワッシャ M10 2 六角ナット M10 4

六角ナット M10 2 六角ボルト M10×25 4

六角ボルト M10×25 2 定格出力電圧16 V ~ 40 Vモデル

バスバー用ねじセット

定格出力電圧60 V ~ 100 Vモデル

バスバー用ねじセット 平ワッシャ M10 4

平ワッシャ M10 4 スプリングワッシャ M10 2

スプリングワッシャ M10 2 六角ナット M10 2

六角ナット M10 2 六角ボルト M10×25 2

六角ボルト M10×25 2 定格出力電圧60 V ~ 100 Vモデル

バスバー用ねじセット

保護カバー 1 平ワッシャ M10 4

サラねじ M3×6 3 スプリングワッシャ M10 2

定格出力電圧150 V ~ 600 Vモデル

保護カバー 1 六角ナット M10 2

サラねじ M3×6 3 六角ボルト M10×25 2

保護カバー 1

サラねじ M3×6 3

定格出力電圧150 V ~ 600 Vモデル

保護カバー 1

サラねじ M3×6 3

Page 20: 1 2 ユーザーズマニュアル 3 - KIKUSUIPAG6-100 PAG8-90 PAG12.5-60 PAG20-38 PAG30-25 PAG40-19 PAG60-12.5 PAG80-9.5 PAG100-7.5 PAG150-5 PAG300-2.5 PAG600-1.3 1.5kWタイプ PAG6-200

20 PAG

ラックマウントフレームへの取り付け

PAG シリーズは標準の 19 インチラックに搭載できるように設計されています。

750W ハーフサイズタイプ

750W ハーフサイズタイプ 1 台または横並び 2 台を 19 インチラックに搭載する場合は、オ

プションのラックマウントキット PAGH/RM を使用してください。ラックに 2 台搭載する場

合、このキットを使用することで本製品を積み重ねる必要がなく、ラック内の高さ 1U で搭

載することができます。ラックに搭載するには、必ず専用の棚板をラックに設置し、その上に本製品を搭載してください。

2 台搭載時の寸法

750W フルサイズ / 1.5kW / 2.4kW タイプ

本製品をラックへマウントするためには、2 つの方法があります。

466.2 ±1.0

482.2 ±1.0

43.6

±0.

331.7

6.0

482.0 ±1.0

467.5 ±1.0

497.5 ±1.0

オプションのブラケット KRB1-PAG を使用 ゼネラルデバイス製スライドを使用

#10-32x0.38"(max.): 2.87 Nm 3.58 Nm

CC3001-00-S160

#10-32x0.38"(max.): 2.87 Nm 3.58 Nm

Page 21: 1 2 ユーザーズマニュアル 3 - KIKUSUIPAG6-100 PAG8-90 PAG12.5-60 PAG20-38 PAG30-25 PAG40-19 PAG60-12.5 PAG80-9.5 PAG100-7.5 PAG150-5 PAG300-2.5 PAG600-1.3 1.5kWタイプ PAG6-200

PAG 21

ラックマウントフレームへの取り付け

使用準備

2本製品を当社製ラック KRC または KRO シリーズに搭載する場合には、ブラケット KRB1-

PAG を使用してください。

ゼネラルデバイス製スライドを使用する場合には、本製品の後部をしっかり支えるためにサポートバーも使用してください。

p.103、p.107、p.111

本製品は側面にブラケットまたはスライド取付用のねじ穴があります。ねじ穴の寸法は、各タイプの外形図を参照してください。

両側面に各 3 個の #10-32x0.38"(max)インチねじで取付けてください。

3.3kW / 5kW タイプ

本製品をラックへマウントするためには、2 つの方法があります。

本製品を当社製ラック KRC または KRO シリーズに搭載する場合には、ブラケット KRB2-

PAG を使用してください。

ゼネラルデバイス製スライドを使用する場合には、ラックには必ず棚板または金具などを用いて、その上に本製品を載せてください。

p.115、p.119本製品は側面にスライド取付用のねじ穴があります。ねじ穴の寸法は、各タイプの外形図を参照してください。

両側面に各 3 個の #10-32x0.38"(max)インチねじで取付けてください。

底面取り付け用ケースレグ

底面取り付け用のケースレグが本製品に同梱されています。このケースレグを取り付けて本製品を積み重ねる場合は3台以下で使用してください。

注意 • 本製品にブラケットまたはスライドを取り付けるためのねじの挿入長は 6 mm 以下です。

内部の破損を防ぐために、指定された長さのねじのみを使用してください。

• 本製品からの排気を妨げないように、ラックへマウントしてください。

参照

オプションのブラケット KRB2-PAG を使用 ゼネラルデバイス製スライドを使用

CC3001-00-S160

#10-32x0.38"(max.): 2.87 Nm 3.58 Nm

注意 • 本製品にスライドを取り付けるためのねじの挿入長は 6 mm 以下です。内部の破損を防

ぐために、指定された長さのねじのみを使用してください。

• 本製品からの排気を妨げないように、ラックへマウントしてください。

参照

Page 22: 1 2 ユーザーズマニュアル 3 - KIKUSUIPAG6-100 PAG8-90 PAG12.5-60 PAG20-38 PAG30-25 PAG40-19 PAG60-12.5 PAG80-9.5 PAG100-7.5 PAG150-5 PAG300-2.5 PAG600-1.3 1.5kWタイプ PAG6-200

22 PAG

電源コードの接続

750W タイプ

本製品は IEC 規格過電圧カテゴリ II の機器(固定設備から供給されるエネルギー消費型機

器)です。

1 POWER スイッチをオフにします。

2 接続する AC 電源ラインが本製品の入力定格に適合しているか確認します。

入力できる電圧は単相100 Vac~240 Vacの範囲における公称電源電圧のいずれかで、

周波数は 50 Hz ~ 60 Hz の範囲です。

3 後面パネルの AC インレット(AC INPUT)に電源コードを接続し、電源プラグを接地極付コンセントに差し込みます。

警告 感電の恐れがあります。

• 本製品は IEC 規格 Safety Class I の機器(保護導体端子を備えた機器)です。必ず接地

(アース)してください。

• 本製品は電源コードの接地線によって接地されます。電源プラグは、必ず電気設備技術基準に基づく D 種接地工事が施された接地極付コンセントへ接続してください。

• AC 電源ラインへの接続には、付属の電源コードを使用してください。

定格電圧またはプラグの形状によって、付属の電源コードが使用できない場合には、専門の技術者が 3 m 以下の適切な電源コードと交換してください。電源コードの入手が困

難な場合には、購入先または当社営業所へ相談してください。

• プラグ付き電源コードは緊急時に AC 電源ラインから本製品を切り離すために使用できま

す。いつでもプラグをコンセントから抜けるように、プラグを容易に手が届くコンセントに接続し、コンセントの周囲は十分な空間をあけてください。

• 付属の電源コードをほかの機器の電源コードに使用しないでください。

接地工事が施された接地極付コンセントへ

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PAG 23

電源コードの接続

使用準備

2

1.5kW / 2.4kW タイプ

配電盤のブレーカ要件

• 定格電流:30 A(安全のため、30 A を超えるブレーカは使用不可)

• 本製品専用にしてください。

• いつでも容易に操作できる状態に保ってください。

• 本製品専用で AC 電源ラインを切り離すブレーカであることを表示してください。

必要な電源コード

下記仕様のケーブルをご用意ください。

オプションで下記の電源コードも用意されています。

本製品は IEC 規格過電圧カテゴリ II の機器(固定設備から供給されるエネルギー消費型機

器)です。TN、TT、IT 電力配電システムでの使用を前提に設計されています。

警告 感電の恐れがあります。

• 接続の前に配電盤のブレーカ(配電盤からの電源供給を遮断するスイッチ)をオフにしてください。

• 本製品は IEC 規格 Safety Class I の機器(保護導体端子を備えた機器)です。必ず接地

(アース)を行ってください。

• 接地は電気設備技術基準に基づく D 種接地工事が施されている部分へ行わなければなり

ません。

• 配電盤への接続は、必ず専門の技術者が行ってください。

注意 • 本製品の内部では、入力端子に合わせて保護回路が接続されています。必ず配電盤の端子と本製品の入力端子の相を合わせて正しく接続してください。

本製品の POWER スイッチは AC 電源ラインから本製品を完全に切り離すものではありま

せん。緊急時には配電盤のブレーカをオフにしてください。

1.5kW タイプ2.4kW タイプ

単相入力 三相入力

定格 12 AWG または10 AWG×3250 V、25 A

12 AWG×3300 V、25 A 以上

12 AWG×4300 V、15 A 以上

外径 9 mm ~ 11 mm ← ←

定格温度 60 以上 ← ←

長さ 3 m 以下 ← ←

形名 ケーブル 適用

AC3.5-3P3M-CC(87550) 3.5 mm2×3、3 m 1.5kW / 2.4 kW タイプ単相入力

AC3.5-4P3M-CC(87560) 3.5 mm2×4、3 m 2.4 kW タイプ三相入力

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24 PAG

電源コードの接続

1.5kW / 2.4kW タイプ(つづき)

1 POWER スイッチをオフにします。

2 接続する AC 電源ラインが本製品の入力定格に適合しているか確認します。

3 電源コードの外側の被覆をおよそ 100 mm 剥がします。

接地(グランド)用の線は安全確保のため、他の線より 10 mm 長くしてください。

4 各線の終端の被覆を 14 mm 取り除きます。

5 ラセン形の本体からストレインリリーフのねじ台座とベースナットを回して外します。

6 ベースを入力端子カバーの外側の開口部から差し込み、内側からロックナットを確実にねじ止めします。(1.2 Nm ~ 1.6 Nm)

7 ラセン形の本体に電源コードを通します。

電源コードは剥離された側からベース(ゴムシールド部)に差し込み、コードの外側被覆がベースの先端と一緒になるまで電源コードを入れてください。

8 電源コードを正しい位置に留めながらストレインリリーフ本体をベースに締めつけます。(1.8 Nm ~ 2.0 Nm)

9 電源コードをワイヤクランプコネクタに取り付けます。

端子ねじを緩め、端子の中に剥離線を差込み、ねじをしっかり留めます。(0.50 Nm ~

0.60 Nm)

10 電源コードが正しく入力端子に接続されたことを確認します。

11 付属の M3x8 サラねじで入力端子カバーを後面パネルに固定します。

1.5kW タイプ 2.4kW タイプ

入力電圧単相 100 Vac ~ 240 Vac の範囲における公称電源電圧のいずれか

単相または三相 190 Vac ~ 240 Vac の範囲における公称電源電圧のいずれか

周波数 50 Hz ~ 60 Hz ←

M3x8 2:

0.50 Nm 0.60 Nm

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PAG 25

電源コードの接続

使用準備

2

3.3kW / 5kW タイプ

配電盤のブレーカ要件

• 定格電流(安全のため、下記定格を超えるブレーカは使用不可)

3.3kW タイプ単相入力モデル : 30 A

3.3kW タイプ三相入力モデル : 20 A

5kW タイプ : 30 A

• 本製品専用にしてください。

• いつでも容易に操作できる状態に保ってください。

• 本製品専用で AC 電源ラインを切り離すブレーカであることを表示してください。

必要な電源コード

下記仕様のケーブルをご用意ください。

オプションで下記の電源コードも用意されています。

警告 感電の恐れがあります。

• 接続の前に配電盤のブレーカ(配電盤からの電源供給を遮断するスイッチ)をオフにしてください。

• 本製品は IEC 規格 Safety Class I の機器(保護導体端子を備えた機器)です。必ず接地

(アース)を行ってください。

• 接地は電気設備技術基準に基づく D 種接地工事が施されている部分へ行わなければなり

ません。

• 配電盤への接続は、必ず専門の技術者が行ってください。

注意 • 本製品の内部では、入力端子に合わせて保護回路が接続されています。必ず配電盤の端子と本製品の入力端子の相を合わせて正しく接続してください。

本製品の POWER スイッチは AC 電源ラインから本製品を完全に切り離すものではありま

せん。緊急時には配電盤のブレーカをオフにしてください。

3.3kW タイプ 5kW タイプ

単相 200 V 入力 三相 200 V 入力 三相 400 V 入力 三相 200 V 入力 三相 400 V 入力

定格 12 AWG×3300 V、25 A

14 AWG×4300 V、15 A

16 AWG×4600 V、10 A

12 AWG×4300 V、25 A

14 AWG×4600 V、15 A

外径 9 mm~ 11 mm ← ← ← ←

定格温度 60 以上 ← ← ← ←

長さ 3 m 以下 ← ← ← ←

形名 ケーブル 適用

AC3.5-3P3M-CC(87550) 3.5 mm2×3、3 m 3.3kW タイプ単相入力

AC3.5-4P3M-CC(87560) 3.5 mm2×4、3 m 3.3kW / 5kW タイプ三相 200 V 入力

AC2-4P3M-CC(87570) 2 mm2×4、3 m 3.3 kW / 5kW タイプ三相 400 V 入力

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26 PAG

電源コードの接続

3.3kW / 5kW タイプ(つづき)

本製品は IEC 規格過電圧カテゴリ II の機器(固定設備から供給されるエネルギー消費型機

器)です。TN、TT、IT 電力配電システムでの使用を前提に設計されています。

1 POWER スイッチをオフにします。

2 接続する AC 電源ラインが本製品の入力定格に適合しているか確認します。

3 電源コードの外側の被覆をおよそ 100 mm 剥がします。

接地(グランド)用の線は安全確保のため、他の線より 10 mm 長くしてください。

4 各線の終端の被覆を 14 mm 取り除きます。

5 ラセン形の本体からストレインリリーフのねじ台座とベースナットを回して外します。

6 ベースを入力端子カバーの外側の開口部から差し込み、内側からロックナットを確実にねじ止めします。(1.2 Nm ~ 1.6 Nm)

7 ラセン形の本体に電源コードを通します。

電源コードは剥離された側からベース(ゴムシールド部)に差し込み、コードの外側被覆がベースの先端と一緒になるまで電源コードを入れてください。

8 電源コードを正しい位置に留めながらストレインリリーフ本体をベースに締め付けます。(1.8 Nm ~ 2.0 Nm)

9 電源コードを下図のように AC INPUT コネクタプラグに取り付けます。

AC INPUT コネクタプラグ(三相用)

3.3kW タイプ 5kW タイプ

入力電圧 • 単相または三相 200 V 入力モデル190 Vac ~ 240 Vac の範囲における公称電源電圧のいずれか

• 三相 400 V 入力モデル380 Vac ~ 415 Vac

• 三相 200 V 入力モデル190 Vac~ 240 Vac の範囲における公称電源電圧のいずれか

• 三相 400 V 入力モデル380 Vac ~ 415 Vac

周波数 50 Hz ~ 60 Hz ←

AC

1.2 Nm 1.5 Nm

AC INPUT: PC6/3-STF-10,16: PC6/4-STF-10,16

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PAG 27

電源コードの接続

使用準備

2

10 プラグを後面のAC INPUTコネクタに挿入し、両端のねじでプラグを固定します。(1.2 Nm ~ 1.5 Nm)

挟み込みのないように、ケーブルをカバー内に納めてください。

11 付属の M3x8 サラねじで入力端子カバーを後面パネルに固定します。

3.3kW タイプの三相入力接続例

M3x8 2:

0.50 Nm 0.60 Nm

L1 L2 L3

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28 PAG

基本動作確認

基本的な動作確認の手順を示します。

1 本製品が以下の初期設定の状態であることを確認します。

• POWER スイッチ : オフ

p.60• SW1 スイッチ : すべて OFF(下向き)

p.44 • J2 コネクタ : ローカルセンシング接続

p.10 • GPIB スイッチ : 上向き(GPIB インターフェースオプション装着モデルのみ)

p.22 2 電源コードが正しく接続されていることを確認します。

3 POWER スイッチをオン( )にします。

本製品の周囲または内部で異常音、異臭、発火、発煙などが発生した場合には、POWERスイッチをオフにしてください。

定電圧(CV)動作の確認

4 前面パネルの OUTPUT キーを押します。

OUTPUT LED が点灯します。

5 VOLTAGE ノブを回すと、出力電圧が変化することを電圧計で確認します。

設定範囲は 0 から各モデルの定格出力電圧迄です。

6 前面パネルの CV LED が点灯し、定電圧モードであることを確認します。

7 POWER スイッチをオフ( )にします。

定電流(CC)動作の確認

8 POWERスイッチがオフの位置にあり、前面パネルの表示が消灯していることを確認します。

p.30 9 本製品の定格電流以上の電流を流すことができるケーブルで出力端子間をショートします。

10 POWER スイッチをオンにします。

11 OUTPUT キーを押します。

OUTPUT LED が点灯します。

12 CURRENT ノブを回すと、出力電流が変化することを電流計で確認します。

設定範囲は 0 から各モデルの定格出力電流迄です。

13 前面パネルの CC LED が点灯し、定電流モードであることを確認します。

14 POWER スイッチをオフにします。

15 出力端子からケーブルを外します。

参照

参照

参照

参照

参照

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負荷の接続この章では、本製品の出力端子に負荷を接続するための電線、接続方法、電圧センシング、そのほかに負荷を接続するときに考慮するべきことについて説明します。

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30 PAG

負荷用電線

負荷用電線の電流容量

定格出力電流以上の電流容量があれば、負荷が短絡状態になっても、ケーブルは損傷しません。負荷用電線に使用するケーブルは、本製品の定格出力電流を流せる電流容量が必要です。

電線の許容電流は絶縁体の 高許容温度に依存

電線の温度は電流による抵抗損失と周囲温度、および外部への熱抵抗によって決まります。周囲温度 30 で空気中に横に張られた 高許容温度 60 の耐熱ビニル線(単線)に流せる

電流容量を下表に示します。耐熱温度が低いビニル線を使用する場合、周囲温度が 30 以

上になる場合、電線が束ねられて放熱が少ない場合には、電流容量を低減させる必要があります。

ケーブルの公称断面積と許容電流(参考)

*1 電気設備技術基準 第 146 条(省令第 57 条)「低圧配線に使用する電流」より

警告 火災の原因となります。

• 負荷用電線は本製品の定格出力電流に対して十分な電流容量のケーブルを使用してください。

• 出力端子付近は高温になります。電線の被覆の耐熱温度が 85 以上のものを使用してく

ださい。感電の恐れがあります。

• 負荷用電線には、本製品の定格出力電圧以上の絶縁定格電圧のケーブルを使用してください。

公称断面積[mm2]

AWG(参考断面積)

[mm2]許容電流 *1

[A](Ta = 30 )当社推奨電流

[A]

2 14 (2.08) 27 10

3.5 12 (3.31) 37 -

5.5 10 (5.26) 49 20

8 8 (8.37) 61 30

14 6 (13.3) 88 50

22 4 (21.15) 115 80

30 2 (33.62) 139 -

38 1 (42.41) 162 100

50 1/0 (53.49) 190 -

60 2/0 (67.43) 217 -

80 3/0 (85.01) 257 200

100 4/0 (107.2) 298 -

125 - - 344 -

150 - - 395 300

200 - - 469 400

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PAG 31

負荷用電線

負荷の接続

3

ノイズ対策を考慮

同じ耐熱温度の電線を配線する場合には、電線間をできるだけ離して放熱をよくした方が多くの電流を流せます。ただし、負荷用電線の+(正)出力線と-(負)出力線を沿わせて、あるいは束ねて配線した方が不要なノイズに対して有利になります。左表に示した当社推奨電流は、負荷用電線を束ねることを考慮して許容電流値を低減させた値です。配線の目安にしてください。

センシング機能の限界

電線には抵抗値があります。電線が長くなるほど、また電流が多くなるほど、線材の電圧降下が大きくなって、負荷端にかかる電圧が低くなります。本製品には、この電圧降下を片道大 5 V(モデルによって異なります)まで補償するセンシング機能があります。これ以上

電圧降下が起きる場合には、より断面積の大きい線材を使用してください。

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32 PAG

750W ハーフサイズタイプ出力端子への接続

バスバーへ接続する

この接続は定格出力電圧が 6 V ~ 60 V のモデルに適用します。

1 バスバーに負荷用電線を接続します。

PAGH60-12.5 に対しては、保護カバーの穴に負荷用電線を通してから接続してくださ

い。(手順 2 の図参照)

2 後面パネルに出力端子カバーを取り付けます。

警告 • 後面パネルの配線を行ったり変更する前に、必ず AC 入力を遮断してください。

• 定格出力電圧が 40 V を超える PAG シリーズを使用する場合、出力端子と負荷端で危険

電圧が発生する場合があります。感電を防ぐために、負荷およびその接続部で、接触可能な活電部がないことを確認してください。負荷用電線の絶縁定格が PAG シリーズの

大出力電圧と同等あるいはそれ以上であることを確認してください。

注意 • 圧着端子等の金属類で出力端子間が短絡されていないことを確認してください。

• 配線ケーブルの重さで接続の緩みや、出力のバスバーが曲がる可能性がありますので、それを防ぐための処置を行ってください。

(2 )

M6x16 (2 )

M6 (2 )

M6 (2 )

M6 (2 )

M6 (2 ): 4.1 Nm 5.5 Nm

M3x8

M3x8

PAGH6-100 PAGH8-90PAGH12.5-60 PAGH20-38PAGH30-25 PAGH40-19 PAGH60-12.5

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PAG 33

750W ハーフサイズタイプ出力端子への接続

負荷の接続

3

ワイヤクランプコネクタへ接続する

この接続は定格出力電圧が 80 V ~ 600 V のモデルに適用します。

1 各負荷用電線の終端を約 10 mm 被覆を剥きます。

2 コネクタ端子ねじを緩めます。

3 剥離した線を端子の中に差し込み、端子ねじをしっかり締めます。

ねじ締め付けトルク : 0.50 Nm ~ 0.60 Nm

4 クランプ A1 とねじ A2 で出力端子カバーを後面パネルに固定します。

ねじ締め付けトルク: 0.54 Nm ~ 0.60 Nm

5 タイラップを使って負荷用電線を出力端子カバーに固定します。

負荷用電線の抜け防止用です。出力端子カバー内の線長に余裕を持たせてください。

警告 • 後面パネルの配線を行ったり変更する前に、必ず AC 入力を遮断しください。

• 定格出力電圧が 40 V を超える PAG シリーズを使用する場合、出力端子と負荷端で危険

電圧が発生する場合があります。感電を防ぐために、負荷およびその接続部で、接触可能な活電部がないことを確認してください。負荷用電線の絶縁定格が PAG シリーズの

大出力電圧と同等あるいはそれ以上であることを確認してください。

注意 • 圧着端子等の金属類で出力端子間が短絡されていないことを確認してください。

• 配線ケーブルの重さで接続の緩みや、出力のバスバーが曲がる可能性がありますので、それを防ぐための処置を行ってください。

+ + - -

AWG12 AWG14

M3x8

A2

A1

Page 34: 1 2 ユーザーズマニュアル 3 - KIKUSUIPAG6-100 PAG8-90 PAG12.5-60 PAG20-38 PAG30-25 PAG40-19 PAG60-12.5 PAG80-9.5 PAG100-7.5 PAG150-5 PAG300-2.5 PAG600-1.3 1.5kWタイプ PAG6-200

34 PAG

750W フルサイズ /1.5kW タイプ出力端子への接続

バスバーへ接続する

この接続は定格出力電圧が 6 V ~ 60 V のモデルに適用します。

1 バスバーに負荷用電線を接続します。

PAG60-12.5 および PAG60-25 に対しては、保護カバーの穴に負荷用電線を通してか

ら接続してください。(手順 2 の図参照)

2 ねじ A で後面パネルに出力端子カバーを取り付けます。

警告 • 後面パネルの配線を行ったり変更する前に、必ず AC 入力を遮断してください。

• 定格出力電圧が 40 V を超える PAG シリーズを使用する場合、出力端子と負荷端で危険

電圧が発生する場合があります。感電を防ぐために、負荷およびその接続部で、接触可能な活電部がないことを確認してください。負荷用電線の絶縁定格が PAG シリーズの

大出力電圧と同等あるいはそれ以上であることを確認してください。

注意 • 圧着端子等の金属類で出力端子間が短絡されていないことを確認してください。

• 配線ケーブルの重さで接続の緩みや、出力のバスバーが曲がる可能性がありますので、それを防ぐための処置を行ってください。

(2 )

M8x16 (2 )

M8 (2 )

M8 (2 )

M8 (2 )

M8 (2 ): 11.8 Nm 13.3 Nm

PAG6-100 PAG6-200PAG8-90 PAG8-180PAG12.5-60 PAG12.5-120PAG20-38 PAG20-76PAG30-25 PAG30-50PAG40-19 PAG40-38

A

A

Page 35: 1 2 ユーザーズマニュアル 3 - KIKUSUIPAG6-100 PAG8-90 PAG12.5-60 PAG20-38 PAG30-25 PAG40-19 PAG60-12.5 PAG80-9.5 PAG100-7.5 PAG150-5 PAG300-2.5 PAG600-1.3 1.5kWタイプ PAG6-200

PAG 35

750W フルサイズ /1.5kW タイプ出力端子への接続

負荷の接続

3

ワイヤクランプコネクタへ接続する

この接続は定格出力電圧が 80 V ~ 600 V のモデルに適用します。

1 各負荷用電線の終端を約 10 mm 被覆を剥きます。

2 コネクタ端子ねじを緩めます。

3 ねじ B を緩めて保護カバーの穴に負荷用電線を通します。(手順 5 の図参照)

4 剥離した線を端子の中に差し込み、端子ねじをしっかり締めます。

ねじ締め付けトルク : 0.50 Nm ~ 0.60 Nm

PAG60-12.5 PAG60-25A

B

C

A

B

C

B

警告 • 後面パネルの配線を行ったり変更する前に、必ず AC 入力を遮断しください。

• 定格出力電圧が 40 V を超える PAG シリーズを使用する場合、出力端子と負荷端で危険

電圧が発生する場合があります。感電を防ぐために、負荷およびその接続部で、接触可能な活電部がないことを確認してください。負荷用電線の絶縁定格が PAG シリーズの

大出力電圧と同等あるいはそれ以上であることを確認してください。

注意 • 圧着端子等の金属類で出力端子間が短絡されていないことを確認してください。

• 配線ケーブルの重さで接続の緩みや、出力のバスバーが曲がる可能性がありますので、それを防ぐための処置を行ってください。

+V -V

AWG18 AWG10

Page 36: 1 2 ユーザーズマニュアル 3 - KIKUSUIPAG6-100 PAG8-90 PAG12.5-60 PAG20-38 PAG30-25 PAG40-19 PAG60-12.5 PAG80-9.5 PAG100-7.5 PAG150-5 PAG300-2.5 PAG600-1.3 1.5kWタイプ PAG6-200

36 PAG

750W フルサイズ /1.5kW タイプ出力端子への接続

ワイヤクランプコネクタへ接続する(つづき)

5 ねじ A で出力端子カバーを後面パネルに固定します。

ねじ締め付けトルク: 0.54 Nm ~ 0.60 Nm

6 ねじ C で保護カバーを出力端子カバーに固定します。

7 シャッタを下げてねじ B を締めます。

A

A

B

B

C

Page 37: 1 2 ユーザーズマニュアル 3 - KIKUSUIPAG6-100 PAG8-90 PAG12.5-60 PAG20-38 PAG30-25 PAG40-19 PAG60-12.5 PAG80-9.5 PAG100-7.5 PAG150-5 PAG300-2.5 PAG600-1.3 1.5kWタイプ PAG6-200

PAG 37

負荷の接続

3

2.4kW タイプ出力端子への接続

バスバーへ接続する

この接続は定格出力電圧が 8 V ~ 100 V のモデルに適用します。

1 バスバーに負荷用電線を接続します。

PAG60-40 に対しては、保護カバーの穴に負荷用電線を通してから接続してください。

(手順 2 の図参照)

警告 • 後面パネルの配線を行ったり変更する前に、必ず AC 入力を遮断してください。

• 定格出力電圧が 40 V を超える PAG シリーズを使用する場合、出力端子と負荷端で危険

電圧が発生する場合があります。感電を防ぐために、負荷およびその接続部で、接触可能な活電部がないことを確認してください。負荷用電線の絶縁定格が PAG シリーズの

大出力電圧と同等あるいはそれ以上であることを確認してください。

注意 • 圧着端子等の金属類で出力端子間が短絡されていないことを確認してください。

• 配線ケーブルの重さで接続の緩みや、出力のバスバーが曲がる可能性がありますので、それを防ぐための処置を行ってください。

(2 )

M8x16 (2 )

M8 (2 )

M8 (2 )

M8 (2 )

M8 (2 ): 11.8 Nm 13.3 Nm

Page 38: 1 2 ユーザーズマニュアル 3 - KIKUSUIPAG6-100 PAG8-90 PAG12.5-60 PAG20-38 PAG30-25 PAG40-19 PAG60-12.5 PAG80-9.5 PAG100-7.5 PAG150-5 PAG300-2.5 PAG600-1.3 1.5kWタイプ PAG6-200

38 PAG

2.4kW タイプ出力端子への接続

バスバーへ接続する(つづき)

2 ねじ A で後面パネルに出力端子カバーを取り付けます。

ワイヤクランプコネクタへ接続する

この接続は定格出力電圧が 150 V ~ 600 V のモデルに適用します。

1 各負荷用電線の終端を約 10 mm 被覆を剥きます。

2 コネクタ端子ねじを緩めます。

PAG8-300PAG10-240PAG16-150PAG20-120PAG30-80PAG40-60

A

A

PAG60-40A

B

C

A

B

C

B

警告 • 後面パネルの配線を行ったり変更する前に、必ず AC 入力を遮断しください。

• 定格出力電圧が 40 V を超える PAG シリーズを使用する場合、出力端子と負荷端で危険

電圧が発生する場合があります。感電を防ぐために、負荷およびその接続部で、接触可能な活電部がないことを確認してください。負荷用電線の絶縁定格が PAG シリーズの

大出力電圧と同等あるいはそれ以上であることを確認してください。

注意 • 圧着端子等の金属類で出力端子間が短絡されていないことを確認してください。

• 配線ケーブルの重さで接続の緩みや、出力のバスバーが曲がる可能性がありますので、それを防ぐための処置を行ってください。

Page 39: 1 2 ユーザーズマニュアル 3 - KIKUSUIPAG6-100 PAG8-90 PAG12.5-60 PAG20-38 PAG30-25 PAG40-19 PAG60-12.5 PAG80-9.5 PAG100-7.5 PAG150-5 PAG300-2.5 PAG600-1.3 1.5kWタイプ PAG6-200

PAG 39

2.4kW タイプ出力端子への接続

負荷の接続

3

3 ねじ B を緩めて保護カバーの穴に負荷用電線を通します。(手順 5 の図参照)

4 剥離した線を端子の中に差し込み、端子ねじをしっかり締めます。

ねじ締め付けトルク : 0.50 Nm ~ 0.60 Nm

5 ねじ A で出力端子カバーを後面パネルに固定します。

ねじ締め付けトルク: 0.54 Nm ~ 0.60 Nm

6 ねじ C で保護カバーを出力端子カバーに固定します。

7 シャッタを下げてねじ B を締めます。

+V -V

AWG18 AWG10

A

A

B

B

C

Page 40: 1 2 ユーザーズマニュアル 3 - KIKUSUIPAG6-100 PAG8-90 PAG12.5-60 PAG20-38 PAG30-25 PAG40-19 PAG60-12.5 PAG80-9.5 PAG100-7.5 PAG150-5 PAG300-2.5 PAG600-1.3 1.5kWタイプ PAG6-200

40 PAG

2.4kW タイプ出力端子への接続

AUX 出力端子へ接続する

AUX 出力端子の仕様およびピン配列は以下の通りです。

注意 AUX 出力の 7 番端子は、内部で本製品の-出力に接続されています。7 番端子を本製品の

-出力と異なる電位へ接続すると、本製品の故障の原因となります。

• コネクタ型式 : IMC 1,5/7-G-3,81(Phoenix Contact)

• プラグ型式 : IMC 1,5/7-ST-3,81(Phoenix Contact)

• 線径 : AWG 28 ~ 16

• ねじ締め付けトルク : 0.22 Nm ~ 0.25 Nm

端子番号 信号名 機能

1 +5 V 5 V±5 %、 大 0.2 A

2 IF_COM 本製品の出力から絶縁されたコモン。J1 コネクタの 2 番、3 番ピンと同じ。

p.58

3 ~ 5 NC 未接続

6 +15 V 15V±5 %、 大 0.2 A

7 COMアナログコントロールコモン。J1 コネクタの 12 番ピンと同じ。内部で本製品の-出力に接続。

p.58

1 2 3 4 5 6 7

+5VIF_COM +15V

COM

参照

Page 41: 1 2 ユーザーズマニュアル 3 - KIKUSUIPAG6-100 PAG8-90 PAG12.5-60 PAG20-38 PAG30-25 PAG40-19 PAG60-12.5 PAG80-9.5 PAG100-7.5 PAG150-5 PAG300-2.5 PAG600-1.3 1.5kWタイプ PAG6-200

PAG 41

負荷の接続

3

3.3kW / 5kW タイプ出力端子への接続

バスバーへ接続する

この接続は定格出力電圧が 8 V ~ 100 V のモデルに適用します。

1 バスバーに負荷用電線を接続します。

PAG60-55 および PAG60-85 に対しては、保護カバーの穴に負荷用電線を通してから

接続してください。(手順 2 の図参照)

警告 • 後面パネルの配線を行ったり変更する前に、必ず AC 入力を遮断してください。

• 定格出力電圧が 40 V を超える PAG シリーズを使用する場合、出力端子と負荷端で危険

電圧が発生する場合があります。感電を防ぐために、負荷およびその接続部で、接触可能な活電部がないことを確認してください。負荷用電線の絶縁定格が PAG シリーズの

大出力電圧と同等あるいはそれ以上であることを確認してください。

注意 • 圧着端子等の金属類で出力端子間が短絡されていないことを確認してください。

• 配線ケーブルの重さで接続の緩みや、出力のバスバーが曲がる可能性がありますので、それを防ぐための処置を行ってください。

(2 )

M10x25 (2 )

M10 (2 )

M10 (2 )

M10 (2 )

M10 (2 ): 32.8 Nm 35.0 Nm

Page 42: 1 2 ユーザーズマニュアル 3 - KIKUSUIPAG6-100 PAG8-90 PAG12.5-60 PAG20-38 PAG30-25 PAG40-19 PAG60-12.5 PAG80-9.5 PAG100-7.5 PAG150-5 PAG300-2.5 PAG600-1.3 1.5kWタイプ PAG6-200

42 PAG

3.3kW / 5kW タイプ出力端子への接続

バスバーへ接続する(つづき)

2 ねじ A で後面パネルに出力端子カバーを取り付けます。

ワイヤクランプコネクタへ接続する

この接続は定格出力電圧が 150 V ~ 600 V のモデルに適用します。

1 各負荷用電線の終端を約 10 mm 被覆を剥きます。

2 コネクタ端子ねじを緩めます。

PAG8-400 PAG8-600PAG10-330 PAG10-500PAG15-220 PAG16-300PAG20-165 PAG20-250PAG30-110 PAG30-170PAG40-85 PAG40-125

A

A

PAG60-55 PAG60-85

B B

C

B

C

B

A

A

警告 • 後面パネルの配線を行ったり変更する前に、必ず AC 入力を遮断しください。

• 定格出力電圧が 40 V を超える PAG シリーズを使用する場合、出力端子と負荷端で危険

電圧が発生する場合があります。感電を防ぐために、負荷およびその接続部で、接触可能な活電部がないことを確認してください。負荷用電線の絶縁定格が PAG シリーズの

大出力電圧と同等あるいはそれ以上であることを確認してください。

注意 • 圧着端子等の金属類で出力端子間が短絡されていないことを確認してください。

• 配線ケーブルの重さで接続の緩みや、出力のバスバーが曲がる可能性がありますので、それを防ぐための処置を行ってください。

Page 43: 1 2 ユーザーズマニュアル 3 - KIKUSUIPAG6-100 PAG8-90 PAG12.5-60 PAG20-38 PAG30-25 PAG40-19 PAG60-12.5 PAG80-9.5 PAG100-7.5 PAG150-5 PAG300-2.5 PAG600-1.3 1.5kWタイプ PAG6-200

PAG 43

3.3kW / 5kW タイプ出力端子への接続

負荷の接続

3

3 ねじ B を緩めて保護カバーの穴に負荷用電線を通します。(手順 5 の図参照)

4 剥離した線を端子の中に差し込み、端子ねじをしっかり締めます。

ねじ締め付けトルク : 0.5 Nm ~ 0.6 Nm

1 端子あたりの許容電流は最大 30 A です。

5 クランプ A1 とねじ A2 で出力端子カバーを後面パネルに固定します。

ねじ締め付けトルク: 0.5 Nm ~ 0.6 Nm

6 ねじ C で保護カバーを出力端子カバーに固定します。

7 シャッタを下げてねじ B を締めます。

AWG18 AWG10

A1

A2

B B

B B

C

Page 44: 1 2 ユーザーズマニュアル 3 - KIKUSUIPAG6-100 PAG8-90 PAG12.5-60 PAG20-38 PAG30-25 PAG40-19 PAG60-12.5 PAG80-9.5 PAG100-7.5 PAG150-5 PAG300-2.5 PAG600-1.3 1.5kWタイプ PAG6-200

44 PAG

出力電圧のセンシング

後面パネルのリモートセンシングコネクタ(J2 コネクタ)は出力電圧のローカルまたはリ

モートセンシング用に用いられます。

J2 コネクタ仕様

• コネクタ形名 : MC 1,5/5-G-3,81 (Phoenix Contact)

• プラグ形名 : MC 1,5/5-ST-3,81 (Phoenix Contact)

• 線材 : 28 ~ 16 AWG

• 剥離長 : 7 mm

• 締め付けトルク : 0.22 ~ 0.25 Nm

ローカルセンシング

本製品の出荷時はローカルセンシングに設定されています(後面パネル J2 コネクタの結線)。

ローカルセンシング時のセンシングポイントは出力端子です。この方法は負荷用電線の電圧降下を補償しませんので負荷電流の少ない場合や負荷変動電圧をあまり考慮しない場合に使用してください。

警告 定格出力電圧が 40 V を超える PAG シリーズを使用する場合、センシング端子で感電する

危険があります。ローカルセンシング線、リモートセンシング線は PAG シリーズの 大出

力電圧と同等またはそれ以上の絶縁定格が必要です。危険電圧への接触を避けるため負荷端の活電部が確実に覆われていることを確認してください。

+S +LS NC -LS -S 1 2 3 4 5 6 7 8 9

ON

OFF

SW1J2

端子 記号 機能

J2-1 +S + 側リモートセンシング端子

J2-2 +LS + 側出力端子へ接続

J2-3 NC 未接続

J2-4 –LS – 側出力端子へ接続

J2-5 –S – 側リモートセンシング端子

+V

–V

+

–s–LS+LS

+s

PAG

Page 45: 1 2 ユーザーズマニュアル 3 - KIKUSUIPAG6-100 PAG8-90 PAG12.5-60 PAG20-38 PAG30-25 PAG40-19 PAG60-12.5 PAG80-9.5 PAG100-7.5 PAG150-5 PAG300-2.5 PAG600-1.3 1.5kWタイプ PAG6-200

PAG 45

出力電圧のセンシング

負荷の接続

3

リモートセンシング

定電圧モード時、負荷端の電圧変動を低減するのにリモートセンシングが有効です。リモートセンシング時に本製品は負荷用電線の電圧降下を補償します。負荷用電線の 大補償電圧は、各タイプの仕様を参照してください。負荷端の電圧は本製品の出力電圧から負荷用電線の電圧降下を引いた値になります。

センシング線はノイズによる影響を低減するために、ツイスト線またはシールド線を使用してください。シールド線を使う場合は、シールドを本製品または負荷のグランドのどちらか1点に接続してください。 適なシールドの接続点は、実機で確認の上決定してください。

1 POWER スイッチをオフにします。

2 J2 コネクタからローカルセンシングジャンパーを外します。

3 J2-5(-S)に-側センシング線を接続し、J2-1(+S)に+側センシング線を接続します。

プラグがコネクタに確実に差し込まれていることを確認してください。

4 POWER スイッチをオンにします。

+V

–V

–s–LS+LS

+s

PAG

+

注意 負荷用電線に機械的スイッチを入れる場合は、下図のようにセンシング線にもスイッチを入れ、負荷用電線とセンシング線を同時に接続 / 遮断してください。機械的スイッチをオ

ン / オフする前に、必ず OUTPUT キーまたは POWER スイッチをオフしてください。

+

+S

–S

+V

–V

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46 PAG

負荷への考慮

複数負荷の接続

下図に 1 台の PAG シリーズから複数の負荷へ接続する方法を示します。

各負荷と PAG 間の結線は、それぞれ負荷別に分離してください。ノイズによる影響や輻射

ノイズの低減のために、負荷用電線の各ペアはツイスト線またはシールド線を使用して、できる限り短くしてください。センシング線は出力端子に接続するか、 も負荷変動を減らしたい負荷端の1つに接続してください。

中継端子が PAG から離れている場合には、PAG の出力から中継端子への接続はツイストペ

ア線またはシールド線で配線してください。中継端子から各負荷への配線はそれぞれ分離してください。

リモートセンシングが必要な場合は、センシング線は中継端子に接続するか、 も負荷変動を減らしたい負荷端の1つに接続してください。

ノイズとインピーダンスの影響

ノイズの混入や輻射ノイズによる影響を低減するために、負荷用電線とリモートセンシング線はできる限り短いツイストペア線を使用してさい。ノイズの多いところではセンシング線にシールドが必要となる場合があります。シールド線を使用する場合はシールド線を後面パネルのグランド端子に接続してください。

ノイズの影響がなくても、負荷用電線とリモートセンシング線はツイストペアにして使用してください。これにより負荷用電線とリモートセンシング線間での相互結合を減らし、本製品の安定動作に寄与します。リモートセンシング線と負荷用電線はできるだけ離してください。

負荷用電線をツイストすることでケーブルの結合インピーダンスを減少させます。この結合インピーダンスは負荷の電流変動により、本製品の出力端と負荷端に高周波の電圧スパイクを発生させる原因となるものです。

出力端子と負荷端の間のインピーダンス(負荷用電線)により、負荷端の(リップル)ノイズは本製品出力端の(リップル)ノイズより大きくなります。負荷端にバイパスコンデンサ付きのフィルタ回路を追加すれば高周波の負荷電流がバイパスされるため、ノイズの低減が図れます。

+V

–V

–s–LS+LS

+s

PAG

1+–

2+–

3+–

+V

–V+V

–V

–s–LS+LS

+s

PAG

1+–

2+–

3+–

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PAG 47

負荷への考慮

負荷の接続

3

誘導負荷

誘導負荷は、本製品に影響を与える電圧スパイクを発生することがあります。この場合、出力間にダイオードの接続が必要です。ダイオードの仕様は電圧および電流定格が本製品の定格より高いものを選択してください。本製品の+出力側にカソード側を、-出力側にアノード側を接続してください。

モータからの逆起電圧のような正の過渡電圧が発生する場合は、本製品を保護するために出力間にサージサプレッサを接続してください。サプレッサは動作電圧範囲が本製品の 大出力電圧より約 10 %高いものを選択してください。

ピークやパルス状の電流が流れる負荷

本製品は平均値指示です。指示値は定電流設定値以下でもピーク値が定電流設定値を超えていることがあります。この場合には、本製品は瞬時定電流動作に入って出力電圧が低下します。このような負荷に対しては、定電流の設定値を大きくするか、または電流容量を増加する必要があります。

電源へ電流を逆流させる負荷

本製品は負荷からの逆電流を吸い込むことができません。電源へ電力を回生するような負荷(インバータ、コンバータ、変成器など)を接続した場合には、出力電圧が上昇して出力の安定化ができなくなり故障の原因となります。

このような負荷に対しては、下図のように逆電流をバイパスさせるための抵抗(RD)を接続

します。ただし、Irp 分だけ負荷への電流容量が減少します。

ピークがある負荷電流 パルス状の負荷電流

定電流設定値電流計指示値(平均値)

定電流設定値電流計指示値(平均値)

IO

RDEO

-

0

-IO

+IO

Irp

RD[ ] EO[V] Irp[A]

RD: EO: Irp:

注意 RD には十分な定格電力の抵抗を選んでください。回路に対して不十分な定格電力の抵抗を

使用すると、RD を焼損します。

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48 PAG

負荷への考慮

エネルギー蓄積負荷

電池などのエネルギーが蓄積された負荷を接続する場合、負荷から本製品内部の回路へ電流が流れ、場合によっては本製品を破損したり、負荷の寿命を劣化させる可能性があります。

このような負荷に対しては、下図のように本製品と負荷の間に逆電流防止用のダイオード(DRP)を直列に接続してください。

出力の接地について

本製品の+または-出力端子のどちらかを接地することができます。負荷からアースへ流れるコモンモード電流によって発生するノイズの低減のために、出力端子の接地は本製品のシャシ(FG)との接続をできる限り短く行ってください。システムの接地には関係なく、本

製品から負荷への配線は 2 本 1 組で行ってください。

注意 • 負荷や本製品を保護するため、DRP は以下の基準で選んでください。

1. 逆方向電圧耐量:本製品の定格出力電圧の 2 倍以上

2. 順方向電流容量:本製品の定格出力電流の 3 ~ 10 倍

3. 損失の少ないもの

• DRP の発熱を考慮してください。放熱が充分でないと、DRP を焼損します。

• リモートセンシングとの併用はできません。

DRP

DRP

PAG

警告 • 定格出力電圧が 60 V 以下のモデルは出力端子とシャシ(FG)間の電位を ±60 V 以下に

してください。定格出力電圧が 60 V より大きいモデルは出力端子とシャシ(FG)間の電

位を ±600 V 以下にしてください。

• 定格出力電圧または直列接続による総合電圧が 400 V を越える PAG シリーズを使用する

場合に、PAG の+出力端子を接地した場合は RS232/485 および GPIB のポートで感電す

る危険があります。上記条件で RS232/485 または GPIB を使用する場合は+出力端子を

接地しないでください。

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基本操作この章では、前面パネルからの基本的な操作、保護機能、およびラストセッティングメモリーについて説明します。

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50 PAG

動作モード

PAG シリーズには、定電圧(CV)モードと定電流(CC)モードの 2 つの動作モードがあり

ます。動作モードは、出力電圧設定値、出力電流設定値、負荷抵抗値によって自動的に決まります。

定電圧(CV)モード

定電圧モードでは負荷電流を変化させても、出力電圧は設定した値に保たれます。定電圧モードで動作しているときは前面パネルの CV LED が点灯します。

出力の状態がオン / オフに関わらず、出力電圧を設定できます。

• 出力オン時に前面パネルの VOLTAGE ノブを回して電圧値を設定すると、直ぐに出力電

圧に反映されます。

• 出力オフ時には、SET キーを押して SET LED が点灯しているときに、VOLTAGE ノブ

を回して電圧値を設定します。電圧計に設定値が表示され、約 5 秒後に「OFF」表示に

変わります。

設定分解能を切り替えることができます。微調整が必要な場合は、FINE キーを押して FINE

LED を点灯させてください。再度 FINE キーを押すと、FINE LED が消灯して微調整モード

が解除されます。

定電流(CC)モード

定電流モードでは出力電圧が変化しても、出力電流は設定した値に保たれます。定電流モードで動作しているときは前面パネルの CC LED が点灯します。

出力の状態がオン / オフに関わらず、出力電流を設定できます。

• 出力オン時に前面パネルの CURRENT ノブを回して電流値を設定すると、直ぐに出力

電流に反映されます。

• 出力オフ時には、SET キーを押して SET LED が点灯しているときに、CURRENT ノブ

を回して電流値を設定します。電流計に設定値が表示され、約 5 秒後電圧計に「OFF」

が表示されます。

• 定電圧モードで出力オフ時にも、SET キーを押して SET LED が点灯しているときに、

CURRENT ノブを回して電流値を設定できます。電流計に設定値が表示され、約 5 秒後

電圧計に「OFF」が表示されます。

設定分解能を切り替えることができます。微調整が必要な場合は、FINE キーを押して FINE

LED を点灯させてください。再度 FINE キーを押すと、FINE LED が消灯して微調整モード

が解除されます。

• 設定後、電圧計の表示が設定した電圧値と異なる場合、本製品は定電流(CC)モードで

動作(CC LED 点灯)している可能性があります。負荷電流と本製品の出力電流設定値を

確認してください。• 設定できる出力電圧の上限は OVP(過電圧保護)で、下限は UVL(低電圧制限)で制限

されます。詳細は 52 ページの「保護機能」を参照してください。

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PAG 51

出力の操作

基本操作

4

CV/CC 自動モード切替

本製品が定電圧で動作しているときに、負荷電流が出力電流設定値より多く流れようとすると、本製品は自動的に定電流モードに切り替わります。この状態から負荷電流を出力電流設定値以下にすると、本製品は自動的に定電圧モードに切り替わります。

出力の操作

出力のオン / オフ

OUTPUT キーを押すたびに出力のオン / オフが切り替わります。

OUTPUT キーを押して出力がオンすると OUTPUT LED が点灯し、電圧計と電流計に出力電

圧と出力電流が表示されます。OUTPUT キーを押して出力がオフすると OUTPUT LED が消

灯し、電圧計には「OFF」が表示されます。出力電圧と出力電流はゼロまで下がります。

出力がオンになると現在の設定値が出力されます。出力がオンの状態で設定値を変更すれば、その変更は出力に反映されます。

p. 65 リモートアナログコントロールで出力オン / オフをコントロールすることもできます。

セーフ / 自動スタートモード

POWER スイッチオン後の出力の立上りモードには、セーフスタートと自動スタートモード

の 2 通りがあります。出荷時はセーフスタートモードに設定されています。

セーフスタートモード(SAF)

このモードで AC 入力を投入すると、本製品の AC 入力を遮断する直前の設定値(ラストセッ

ティングメモリー)で復帰しますが、出力は必ずオフになります。出力をオンにするには、OUTPUT キーを押してください。

自動スタートモード(AU7)

このモードで AC 入力を投入すると、本製品の AC 入力を遮断する直前の設定値(ラストセッ

ティングメモリー)で復帰します。出力はラストセッティングメモリーに基づいてオンまたはオフになります。

• 過電流保護の設定が有効な場合には、負荷電流が出力電流設定値より多く流れようとすると、出力は遮断されます。詳細は 54 ページの「過電流保護(OCP)」を参照してくだ

さい。

参照

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52 PAG

保護機能

セーフ / 自動スタートモード(つづき)

セーフ / 自動スタートモードの設定

1 OUTPUT キーを押し続けます。

電圧計に「SAF」と「AU7」の表示が 3 秒ごとに繰り返されます。

2 設定したいモードが表示されたときに OUTPUT キーを離します。

デイジーチェーン接続による出力オフ

複数台の電源システムにおいて、どれか 1 台に不具合が生じた場合に、構成されるすべての

電源の出力を遮断するマルチ電源システムを形成することができます。不具合が除かれると、設定されているモード(セーフ / 自動スタート)に応じてシステムが復帰します。

SW1-5 スイッチはデイジーチェーン動作を有効にするために OFF(下) に設定してくださ

い。他の SW1 スイッチの設定はアプリケーションの要求に応じて設定してください。

p. 55 PAG の 1 つに異常が発生すると、PS_OK 信号は Low レベルとなり、表示部にはその異常が

示されます。他の PAG は遮断され、パネルには「SO」が表示されます。不具合状態が除か

れると、PAG は設定されていたモード(セーフ / 自動スタート)に応じて復帰します。

デイジーチェーン接続

保護機能

過電圧保護(OVP)

リモートコントロールまたはパネル操作における設定の誤りや本製品の不具合発生時には、OVP 回路が負荷を保護します。保護回路は本製品のセンシングポイントで電圧を監視し、設

定した値で負荷を保護します。

過電圧状態を検出すると、本製品の出力は遮断します。電圧計には「OUP」が表示され、

ALARM LED が点滅します。

参照

J1-2,3 J1-16 J1-16J1-16J1-15

PS_OK

J1-2,3 J1-15

PS_OK SO

J1-2,3 J1-15

PS_OK SOSOIF_COM IF_COM IF_COM

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PAG 53

保護機能

基本操作

4

OVP 作動電圧の設定

出力の状態がオン / オフに関わらず、OVP を設定できます。

1 OVP/UVL キーを押します。

電流計に「OUP」が表示されます。電圧計には OVP 設定値が表示されます。

2 VOLTAGE ノブを回して OVP 作動電圧を設定します。

OVP設定下限値は出力電圧設定値の約105 %です。出力電圧以下には設定できません。

OVP 設定上限値は仕様の「保護機能」の欄に記載されています。

電圧計と電流計は設定終了から約5秒後に前の状態に戻ります。

OVP 作動後の解除

1 本製品の出力電圧設定値を OVP 設定値以下にします。

2 負荷用電線とセンシング線が適切に接続されていることを確認します。

3 OVP を解除し、再び出力をオンにするには下記の 4 通りの方法があります。

使用状態に応じて適切な方法を選択してください。

• OUTPUT キーを押します。

• POWER スイッチをオフにし、前面パネルの表示が消灯するまで待ちます。その後、

POWER スイッチをオンにします。

p. 65 • 出力のシャットオフ(SO)機能を使用します。SO 論理を反転させて、電圧計に「SO」

を表示させます。その後もう一度 SO 論理を反転させて、「SO」を解除してください。

解除後、自動スタートモードに設定されている場合は、出力が立ち上がります。解除後、セーフスタートモードに設定されている場合は、電圧計に「OFF」が表示されま

す。OUTPUT キーを押すと出力が立ち上がります。

• RS232/485 通信ポートを介して「OUT 1」コマンドを送信します。

低電圧制限(UVL)

UVL は、その設定値以下に出力電圧を設定できないようにします。UVL と OVP を組合わせ

ることで、設定電圧範囲を制限できます。

UVL 作動電圧の設定

出力の状態がオン / オフに関わらず、UVL を設定できます。

1 OVP/UVL キーを 2 回押します。

電流計に「UUL」が表示されます。電圧計には UVL 設定値が表示されます。

2 VOLTAGE ノブを回して UVL 作動電圧を設定します。

UVL 設定上限値は出力電圧設定値の約 95 %です。この制限値以上に設定することは

できません。

UVL 設定下限値はゼロです。

電圧計と電流計は設定終了から約5秒後に前の状態に戻ります。

参照

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54 PAG

保護機能

過電流保護(OCP)

負荷電流が出力電流設定値を超えると、過電流保護によって本製品の出力が遮断します。この保護は過電流に対して損傷を受けやすい負荷に対して有効です。

過電流保護の設定

過電流保護を有効にするには、OCP キーを押して OCP LED を点灯させてください。この状

態で定電圧モードから定電流モードに推移する際に過電流保護が作動します。過電流保護作動時は、出力が遮断され ALARM LED が点滅し、電圧計に「Fb」が表示されます。

過電流保護作動後の解除

1 負荷電流を本製品の電流設定値以下に低減します。

2 OCP を解除するには下記の 4 通りの方法があります。

使用状態に応じて適切な方法を選択してください。

• OUTPUT キーを押します。出力がオンになり、出力電圧および出力電流は前回の設定

値に戻ります。この場合、過電流保護は有効のままです。負荷電流が電流設定値より大きい場合は再度過電流保護が作動します。

• OCP キーを押します。このとき電圧計に「OFF」が表示されます。出力をオンにする

には、OUTPUT キーを押します。

p. 65 • 出力のシャットオフ(SO)機能を使用します。SO 論理を反転させて電圧計に「SO」

を表示させます。その後もう一度 SO 論理を反転させて、「SO」を解除してください。

解除後、自動スタートモードに設定されている場合は、出力が立ち上がります。解除後、セーフスタートモードに設定されている場合は、電圧計に「OFF」が表示され、

OUTPUT キーを押すと出力が立ち上がります。この場合、過電流保護は有効のまま変

わりません。

• POWER スイッチをオフにし、前面パネルの表示が消灯するまで待ちます。その後、再

度 POWER スイッチをオンにします。本製品の出力が立上り、出力電圧および出力電

流は前回の設定値に戻ります。この場合、過電流保護は有効のままです。負荷電流が電流設定値より大きい場合は再度過電流保護が作動します。

本製品は出力電流設定値とは別に OCP 作動電流値を設定することはできません。負荷電

流が出力電流設定値より多く流れようとするときに、過電流保護の設定が有効ならば出力は遮断され、有効でなければ定電流モードに切り替わり出力の状態は維持されます。

参照

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PAG 55

保護機能

基本操作

4

過熱保護(OTP)

OTP 回路は、本製品内部の部品の発熱が安全動作温度を超える前に本製品を停止させます。

OTP により出力が遮断すると、電圧計に「O7P」が表示され、ALARM LED が点滅します。

OTP 作動後の復帰については、セーフスタートモードまたは自動スタートモードにより、手

動復帰または自動復帰を選択できます。

• セーフスタートモードの場合

過熱保護が解除されても出力はオフ状態を保ちます。OTP 回路をリセットするには、

OUTPUT キーを押します(またはシリアルポート経由で「OUT ON」コマンドを送ってくだ

さい)。

• 自動スタートモードの場合

過熱保護が解除されると、本製品は前回保存された設定値で自動復帰します。

PS_OK(電源異常)信号

p. 58 PS_OK 信号で異常を知らせます。J1-16 の PS_OK 信号は TTL 出力で、本製品の出力から絶

縁された J1-2 および J1-3(IF_COM)がグランドです。異常が発生すると、PS_OK のレベ

ルは Low (0 V) になります( 大シンク電流 1 mA)。正常動作状態での PS_OK のレベル

は High(4 V ~ 5 V)になります( 大ソース電流 2 mA)。PS_OK 信号が Low レベルにな

るのは以下 8 通りの場合で、電圧計に要因が表示されます。

参照

要因 電圧計の表示

過熱保護(OTP)作動 O7P

外部接点による出力オフ EnA

過電圧保護(OVP)作動 OUP

外部接点による出力のシャットオフ SO

過電流保護(OCP)作動 Fb

GPIB 不具合(オプション装着時) IEEE

AC 電源ライン電圧の低下 AC

出力オフ OFF

オプションの GPIB インターフェースを使用している場合は、本製品起動時に電圧計に

「IEEE」と表示されます。約 5 秒後にこの表示は消えます。「IEEE」 表示が消えずに点灯し

続ける場合は本製品に異常がある可能性があります。

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56 PAG

ラストセッティングメモリー

パネル操作のロック機能

誤って設定値を変えてしまわないように、前面パネル操作をロックできます。ロック機能が無効なモード(UFP)と有効なモード(LFP)は SET キーで切り替えます。

前面パネルのロック解除(UFP)

このモードは前面パネル操作のロックが解除され、前面パネルで通常の操作が可能です。

前面パネルのロック設定(LFP)

このモードは下記項目の前面パネル操作がロックされて操作不可能になります。

• VOLTAGE および CURRENT ノブ

• OCP キー

• OUTPUT キー

これらの操作をしようとしてノブやキーを操作しても本製品は応答しません。電圧計には「LFP」が表示され、前面パネルがロックされたことを示します。

OVP/UVL キーによる OVP/UVL 設定値と、SET キーによる出力電圧および出力電流設定値

の確認は可能です。

ロック機能の設定

1 SET キーを押し続けます。

電圧計に「LFP」と「UFP」が交互に表示されます。

2 設定したいモードの表示がされたときに SETキーを離してモードを選択します。

ラストセッティングメモリー

本製品は AC 入力遮断直前の設定状態を保存するラストセッティングメモリー機能を備えて

います。保存されるパラメータは下記の通りです。

• 出力のオン / オフ

• 出力電圧設定値

• 出力電流設定値

• OVP 設定値

• UVL 設定値

• OCP 設定値

• セーフ / 自動スタートモード

• リモート / ローカル(前回の設定値がローカルロックアウトの場合は、本製品はリモー

トモードで復帰)

• アドレス設定値

• ボーレート設定値

• パネル操作のロックまたは解除

• ワンコントロール並列運転の設定

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リモートアナログコントロールこの章では、J1 コネクタを使用して外部から可能なコントロールとモニタリングについて説明します。

リモトアナログコントロル

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58 PAG

リモートアナログコントロールの概要

後面パネルの J1 コネクタへの接続と SW1 スイッチの設定で、以下のコントロールおよびモ

ニタリングが可能です。

• 外部電圧による出力電圧および出力電流のコントロール

• 外部抵抗による出力電圧および出力電流のコントロール

• 外部接点による出力のオン / オフ

• 外部接点による出力のシャットオフ

• 出力電圧および出力電流のモニタリング

• 動作モードのモニタリング

J1 コネクタ

• リモートアナログコントロール信号用にはシールドケーブルを使用してください。シールド無しケーブルを使用する場合は、ケーブルに EMI フェライトクランプフィルタを本

製品のできるだけ近くに取付けるなどの対策を取ってください。

• リモートアナログコントロールでは、前面パネルの VOLTAGE および CURRENT ノブに

よる設定はできません。

• リモートアナログコントロールでは、SET キーにより出力電圧および出力電流の設定値

を確認できます。

• リモートアナログコントロールでは、出力電圧および出力電流の設定を除いて通信制御が可能です。

警告 定格出力電圧が 40 V を超える PAG シリーズを使用する場合、出力に危険電圧が発生する

場合があります。本製品の 大出力電圧と同等以上の絶縁定格の電線を使用してください。

注意 • J1-12(COM)、J1-22(VPGM_RTN)および J1-23(IPGM_RTN)は、以下のように内

部で接続されています。

750W/1.5kW タイプはこれらの端子と-側センシング端子間、2.4kW/3.3kW/5kW タイプ

はこれらの端子と-出力端子間に電圧を印加しないでください。本製品の故障の原因となります。上記接続先(-側センシング端子または-出力端子)と異なる基準電位に対して電圧を印加して本製品を制御する場合には、絶縁アナログコントロールオプションを使用してください。

• コントロール用の外部電源の出力端子を接地しないでください。グランドループを防ぎ、本製品の絶縁を保持するために必要です。

ピン番号 750W / 1.5kW タイプ 2.4kW / 3.3kW / 5kW タイプ

J1-12(COM)

本製品の-側センシング端子(-S)に接続

本製品の-出力端子(-V)に接続J1-22(VPGM_RTN)

J1-23(IPGM_RTN)本製品の-出力端子(-V)に1 MΩを介して接続

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PAG 59

J1 コネクタ

リモトアナログコントロル

5

J1 コネクタの仕様およびピン配列は以下の通りです。

*1 タイプによって内部の接続先が異なります。58 ページの「注意」参照。

• J1 コネクタ型式 : 5747461-3(AMP)

• J1 プラグ型式 : 745211-7(AMP)

• 線径 : AWG 26 ~ 22

• 手動圧接工具 : ハンドル型式 58074-1(AMP)ヘッド型式 58063-2(AMP)

• 差込み / 引抜工具型式 : 91232-1(AMP)または同等品

141516171819202122232425

1234567810111213 9

IMONIPGM_RTN*1

VPGM_RTN*1

LOC/REM STATUS

IF_COMIF_COMENA_IN

VMONCOM*1

CV/CCIPGMVPGMLOC/REM

P ENA_OUTSOPS_OK

ピン番号 信号名 機能

J1-1 ENA_INこの端子と ENA_OUT(J1-14)間に外部接点(リレーなど)を接続して出力をオン / オフできます。

p. 65

J1-2J1-3

IF_COMSO 制御、PS_OK 信号、およびオプションの GPIB インターフェース用グランドです。本製品の出力から絶縁されています。J3(RS232/485)コネクタのグランドと同じ。

J1-4 ~ 7 N/C 未接続

J1-8 LOC/REM 出力電圧および出力電流のローカル / リモートアナログコントロール切り替え

p. 61

J1-9 VPGM 外部電圧または外部抵抗による出力電圧のコントロール端子p. 62 p. 63

J1-10 IPGM 外部電圧または外部抵抗による出力電流のコントロール端子p. 62 p. 63

J1-11 VMON 出力電圧のモニタリング用端子 p. 66

J1-12 COM*1 VMON、IMON、CV/CC、LOC/REM 信号の共通グランドです。

J1-13 CV/CC 定電圧 / 定電流の動作モード識別用端子 p. 66

J1-14 ENA_OUTこの端子と ENA_IN(J1-1)間に外部接点(リレーなど)を接続して出力をオン / オフできます。

p. 65

J1-15 SO 出力のシャットオフコントロール用端子 p. 65

J1-16 PS_OK 本製品のステータスの表示用出力端子 p. 55

J1-17 ~ 20 N/C 未接続

J1-21LOC/REMSTATUS

出力電圧および出力電流のローカル / リモートアナログコントロールのステータス出力

p. 61

J1-22 VPGM_RTN*1 VPGM 用グランド。

J1-23 IPGM_RTN*1 IPGM 用グランド。

J1-24 IMON 出力電流のモニタリング用端子 p. 66

J1-25 P 並列運転時の電流バランス用端子 p. 68

参照

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60 PAG

SW1 スイッチ

1 2 3 4 5 6 7 8 9工場出荷時は全て OFF(下)に

設定されています。

スイッチ 機能 設定 説明

SW1-1出力電圧ローカル / リモートアナログコントロール

ON(上)外部電圧を印加して出力電圧を設定(外部抵抗を使用する場合には、SW 1-1 と併せ、SW 1-7も ON にする)

OFF(下) 前面パネルから出力電圧を設定

SW1-2出力電流ローカル / リモートアナログコントロール

ON(上)外部電圧を印加して出力電流を設定(外部抵抗を使用する場合には、SW 1-2 と併せ、SW 1-8も ON にする)

OFF(下) 前面パネルから出力電流を設定

SW1-3リモートアナログコントロールのレンジ選択(印加電圧 /付加抵抗)

ON(上) 0 ~ 10 V / 0 ~ 10 kΩ

OFF(下) 0 ~ 5 V / 0 ~ 5 kΩ

SW1-4 出力電圧および出力電流モニタリングレンジ選択

ON(上) 0 ~ 10 V

OFF(下) 0 ~ 5 V

SW1-5 出力のシャットダウン(SO)論理選択

ON(上)ON: Low(0 ~ 0.6 V)または短絡OFF: High(2 V ~ 15 V)または開放

OFF(下)ON: High(2 V ~ 15 V)または開放OFF: Low(0 ~ 0.6 V)または短絡

SW1-6 RS232/485 選択ON(上) RS485 インターフェース

OFF(下) RS232 インターフェース

SW1-7 出力電圧外部抵抗コントロール

ON(上)外部抵抗で出力電圧を設定(SW 1-7 と併せ、SW 1-1 も ON にする)

OFF(下) 前面パネルから出力電圧を設定

SW1-8 出力電流外部抵抗コントロール

ON(上)外部抵抗で出力電流を設定(SW 1-8 と併せ、SW 1-2 も ON にする)

OFF(下) フロントパネルで CC 出力電流を設定

SW1-9 出力のオン / オフコントロール

ON(上) 外部接点で出力のオン / オフをコントロール

OFF(下)外部接点では出力のオン / オフをコントロールしない

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PAG 61

リモトアナログコントロル

5

リモートアナログコントロールへの切り替え

J1-8(LOC/REM)端子と J1-12(COM)端子間に TTL 信号を入力する、またはそれらの端

子間を開放 / 短絡することにより、出力電圧および出力電流のローカル / リモートアナログ

コントロールのモード切り替えが可能です。

ローカルコントロールでは前面パネルのノブ、もしくは RS232/485 ポートを介して出力電

圧および出力電流の設定が可能です。

リモートアナログコントロールでは J1 コネクタを介して出力電圧および出力電流の設定が

可能です。リモートアナログコントロール時でも、シリアル通信ポートを介して本製品の出力電圧や出力電流値を読み取ることができます。

J1-21(LOC/REM STATUS)端子により、ローカル / リモートアナログコントロールのモー

ドの判別が可能です。この端子はオープンコレクタの出力のため、信号を利用するにはプルアップ抵抗を外部電源( 大 30 Vdc)間に挿入してください。抵抗は、信号出力が Low の

ときのシンク電流が 5 mA 以下になるように選定してください。

SW1-1 設定 SW1-2 設定 J1-8 入力 J1-21 出力 状態

OFF(下) OFF(下) 機能しない 開放ローカルコントロール(初期設定)

ON(上) OFF(下)TTL Low または短絡 0 ~ 0.6V 出力電圧のリモートアナログ

コントロール

TTL High または開放 開放 ローカルコントロール

OFF(下) ON(上)TTL Low または短絡 0 ~ 0.6V 出力電流のリモートアナログ

コントロール

TTL High または開放 開放 ローカルコントロール

ON(上) ON(上)TTL Low または短絡 0 ~ 0.6V 出力電圧および出力電流の

リモートアナログコントロール

TTL High または開放 開放 ローカルコントロール

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62 PAG

外部電圧による出力電圧および出力電流のコントロール

1 POWER スイッチをオフにします。

2 SW1-1(出力電圧用)とSW1-2(出力電流用)スイッチをON(上)に設定します。

3 SW1-3 スイッチで印加電圧のレンジを選択します。

下表参照

4 SW1-7 と SW1-8 スイッチが OFF(下)になっていることを確認します。

5 J1-8 と J1-12 を短絡します。

6 下図に示すように外部電源を J1 コネクタに接続します。

外部電源の極性を確認してください。

7 外部電源の電圧を必要な値に設定してから本製品の POWER スイッチをオンにします。

8 外部電圧を変化させて、本製品の出力を設定します。

J1 コネクタは後面パネルから見た図

注意 • リモートアナログコントロールを行う場合、コントロール用の外部電源の-出力(グランド)は J1-22(VPGM_RTN)または J1-23(IPGM_RTN)に接続してください。

• 外部電源の出力端子を接地しないでください。グランドループを防ぎ、本製品の絶縁を保持するために必要です。

• 本製品は出力電圧値と出力電流値を 大定格の 105 % まで設定できます。本製品はこの

定格値以上の状態まで動作しますが、定格電圧および電流値以上での運転は避けてください。定格を超えた使用での動作保証は致しません。

• 外部電圧コントロール使用時は、前面パネルとコンピュータ(シリアル通信ポート)による出力電圧および出力電流コントロールはできません。

• 本製品の安定した動作を確保するため、外部電源の電源コードの接地線(またはきょう体)は接地してください。

SW1-3 設定 出力電圧コントロールVPGM (J1-9)

出力電流コントロールIPGM (J1-10)

ON(上) 0 ~ 10 V 0 ~ 10 V

OFF(下) 0 ~ 5 V 0 ~ 5 V

1

14

13

25

1012 89

23 22

+- + -

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PAG 63

リモトアナログコントロル

5

外部抵抗による出力電圧および出力電流のコントロール

外部抵抗による出力電圧および出力電流のコントロールでは、J1-9 と J1-22 間、および J1-10

と J1-23 間の外部抵抗に、本製品内部から 1 mA の定電流が流れます。この外部抵抗の両端に

発生する電圧で本製品がコントロールされます。抵抗値は 0 ~ 5 kΩ または 0 ~ 10 kΩ のどち

らかを選択できます。それぞれ抵抗値に比例して出力をゼロから 大定格まで可変できます。

外部抵抗に可変抵抗を用いれば出力の全範囲をコントロールできます。さらに可変抵抗と直列 / 並列の抵抗を組み合わせることで本製品の出力範囲を制限してコントロールできます。

750W / 1.5kW タイプ

1 POWER スイッチをオフにします。

2 SW1-1(出力電圧用)とSW1-2(出力電流用)スイッチをON(上)に設定します。

3 SW1-3 スイッチで付加抵抗のレンジを選択します。

下表参照

4 SW1-7とSW1-8スイッチをON(上)に設定して外部抵抗によるコントロールを有効にします。

5 J1-8 と J1-12 を短絡します。

6 下図に示すように外部抵抗を J1 コネクタに接続します。

7 外部抵抗を必要な値に設定してから本製品のPOWERスイッチをオンにします。

8 外部抵抗の値を変えて、本製品の出力を設定します。

J1 コネクタは後面パネルから見た図

• 本製品は出力電圧値と出力電流値を 大定格の 105 % まで設定できます。本製品はこの

定格値以上の状態まで動作しますが、定格電圧および電流値以上での運転は避けてください。定格を超えた使用での動作保証は致しません。

• 本製品の温度変動仕様を満足させるために、外部抵抗には温度係数が 50 ppm 以下で安定

した低ノイズのものを使用してください。• 外部抵抗コントロール使用時は、前面パネルとコンピュータ(シリアル通信ポート)による出力電圧および出力電流コントロールはできません。

SW1-3 設定 出力電圧コントロールVPGM (J1-9)

出力電流コントロールIPGM (J1-10)

ON(上) 0 ~ 10 kΩ 0 ~ 10 kΩ

OFF(下) 0 ~ 5 kΩ 0 ~ 5 kΩ

1

14

13

25

10 9

23 22

12 8

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64 PAG

外部抵抗による出力電圧および出力電流のコントロール

2.4kW / 3.3kW / 5kW タイプ

1 POWER スイッチをオフにします。

2 SW1-1(出力電圧用)とSW1-2(出力電流用)スイッチをON(上)に設定します。

3 SW1-3 スイッチで付加抵抗のレンジを選択します。

下表参照

4 SW1-7とSW1-8スイッチをON(上)に設定して外部抵抗によるコントロールを有効にします。

5 J1-8、J1-12 および J1-23 を短絡します。

6 下図に示すように外部抵抗を J1 コネクタに接続します。

7 外部抵抗を必要な値に設定してから本製品のPOWERスイッチをオンにします。

8 外部抵抗の値を変えて、本製品の出力を設定します。

J1 コネクタは後面パネルから見た図

• 本製品は出力電圧値と出力電流値を 大定格の 105 % まで設定できます。本製品はこの

定格値以上の状態まで動作しますが、定格電圧および電流値以上での運転は避けてください。定格を超えた使用での動作保証は致しません。

• 本製品の温度変動仕様を満足させるために、外部抵抗には温度係数が 50 ppm 以下で安定

した低ノイズのものを使用してください。• 外部抵抗コントロール使用時は、前面パネルとコンピュータ(シリアル通信ポート)による出力電圧および出力電流コントロールはできません。

SW1-3 設定 出力電圧コントロールVPGM (J1-9)

出力電流コントロールIPGM (J1-10)

ON(上) 0 ~ 10 kΩ 0 ~ 10 kΩ

OFF(下) 0 ~ 5 kΩ 0 ~ 5 kΩ

1

14

13

25

10 9

23 22

12 8

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PAG 65

リモトアナログコントロル

5

外部接点による出力のオン / オフ

p. 51 J1-1 と J1-14 端子間を開放させることで本製品の出力をオン / オフできます。出力オフ後、

自動スタートモードに設定されていれば、本製品の再起動が可能です。

外部接点による出力のシャットオフ

出力のシャットオフ(SO)機能を用いるには、J1-2、J1-3、および J1-15 端子を使用しま

す。端子間に印加する電圧レベルを反転 (High ⇔ Low) するか、または端子間を開放 / 短絡

することで、出力をシャットオフできます。出力がシャットオフすると、電圧計には「SO」

が表示されます。

J1-15 は SO 信号入力端子(+側)で、そのグランドは J1-2 および J1-3(IF_COM)です。

J1-2 と J1-3 は内部で接続されています。

J1-2、J1-3、および J1-15 端子はフォトカプラにより本製品の出力から絶縁されています。

SO 制御の論理は SW1 スイッチによって選択できます。シャットオフ後に出力を復帰させる

には、論理を反転させ、「SO」を解除してください。解除後、自動スタートモードに設定さ

れている場合は、出力が立ち上がります。解除後、セーフスタートモードに設定されている場合は、電圧計の表示は 「SO」で変わらず、出力が遮断された状態を継続します。出力を

立ち上げるには OUTPUT キーを押してください。

p. 52 この機能は本製品をデイジーチェーン接続するのに有効です。また SO 機能を用いて OVP や

OCP の解除も可能です。

注意 J1-1 と J1-14 端子を本製品の出力の+電位、または-電位に接続しないでください。本製

品が破損することがあります。

参照

SW1-9 設定 J1-1、J1-14 入力 出力 表示 ALARM LED

OFF(下)(初期設定) 機能しない オン 電圧値 / 電流値 オフ

ON(上)開放 オフ EnA 点滅

短絡 オン 電圧値 / 電流値 オフ

• 出荷時はセーフスタートモードに設定されています。セーフスタートモードで出力をオンさせるには、J1-1 と J1-14 端子を短絡し、その後 OUTPUT キーを押すか OUT 1 コマ

ンドを送信してください。• J1-1 と J1-14 端子の短絡 / 開放で出力をオン / オフさせるには、自動スタートモードに設

定したのち、一度出力をオンにしてください。その後 J1-1 と J1-14 端子の短絡 / 開放で

出力をオン / オフすることができます。

• 電圧計に「EnA」と表示されている場合は、OUTPUT キーによる出力のオンはできませ

ん。またスタートモードの設定もできません。OUTPUT キーの機能を有効にするには、

J1-1 と J1-14 端子を短絡するか、SW1-9 スイッチを OFF(下)にしてください。

参照

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66 PAG

出力電圧および出力電流のモニタリング

外部接点による出力のシャットオフ(つづき)

出力電圧および出力電流のモニタリング

J1 コネクタで本製品の出力電圧および出力電流のモニタリングが可能です。SW1-4 スイッチで

モニタリング信号範囲を 0 ~ 5 V または 0 ~ 10 V に切り替えることができます。このモニタリ

ング信号範囲で出力電圧および出力電流の 0 ~ 100 % を表し、この信号は出力電圧および出力

電流に比例して変化します。モニタリング出力の内部直列抵抗は 500 Ω です。検出の精度を上

げるために、この信号を検出する回路の入力インピーダンスは 500 k Ω 以上にしてください。

動作モードのモニタリング

CV/CC 信号は定電圧(CV)または定電流(CC)の動作モードを示します。J1-13 の CV/CC

信号はオープンコレクタ出力で、本製品の内部で 30 V のツェナーダイオードが並列に接続

されています。このグランドは J1-12 の COM 端子(内部で-側センシング端子と接続)で

す。定電圧モードの場合、CV/CC 信号出力は High(オープン)となります( 大電圧 30

Vdc)。定電流モードの場合、CV/CC 出力は Low (0 ~ 0.6 V)で 大シンク電流は 10 mA です。

SW1-5 設定SO 信号レベルJ1-2(3)、J1-15 入力

出力 表示

OFF(下)(初期設定)2 V ~ 15 V または開放 オン 電圧値 / 電流値

0 V ~ 0.6 V または短絡 オフ SO

ON(上)2 V ~ 15 V または開放 オフ SO

0 V ~ 0.6 V または短絡 オン 電圧値 / 電流値

出力オフでこの機能は使用できません。出力のシャットオフ(SO)機能を用いるには出力

をオンにしてください。

SW1-4 設定 モニタリングレンジ

J1 接続信号名 信号機能

信号(+) コモン(-)

OFF(下)(初期設定)

0 ~ 5 VJ1-11

J1-12VMON 出力電圧モニタ

J1-24 IMON 出力電流モニタ

ON(上) 0 ~ 10 VJ1-11

J1-12VMON 出力電圧モニタ

J1-24 IMON 出力電流モニタ

注意 CV/CC 信号検出用のプルアップ電源の電圧は 30 Vdc 以下としてください。シンク電流を

10 mA 以下に制限する直列抵抗を挿入してください。

CV/CC 信号は、本製品の出力がオンのときに有効となり、出力がオフのときは High また

は Low となります。動作モードのモニタリングには、出力のオン / オフ状態も知らせる J1-

16 の PS_OK 信号を併用してください。55 ページの「PS_OK(電源異常)信号」参照。

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並列/直列運転この章では、ワンコントロール並列運転および直列運転について説明します。

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68 PAG

ワンコントロール並列運転

ワンコントロール並列運転とは、全て同一モデルで構成されたシステムで、1 台をマスタ機

(主機)、ほかをスレーブ機(従機)として、マスタ機の操作によりシステム全体をコントロールする機能です。

同一定格の PAG シリーズを 大 4 台まで並列接続が可能で、出力電流を約 4 倍まで増やす

ことができます。スレーブ機はマスタ機からのアナログ信号で制御されます。シリアル通信では、マスタ機だけがコンピュータで制御されます。スレーブ機からは、電圧値、電流値、および状態のリードバックが可能です。

750W / 1.5kW タイプの接続

並列運転ではローカルセンシングまたはリモートセンシングが可能です。下図では 2 台接続

の例を示しますが、同様の配線方法で 4 台まで並列運転が可能です。

ローカルセンシング

リモートセンシング

注意 並列運転時には各機の-側の出力ケーブルが確実に接続されていることを確認してください。-側の出力ケーブルが外れると本製品が破損することがあります。

ローカルセンシングでは配線の長さを短くして、配線に生じる抵抗値を 小にしてください。各機間の電流バランスを保つために、各機の線材の長さと抵抗をできるだけ同一にしてください。

+V

-V

+V

-V

+S+LS-S -LS

+S+LS-S -LS

J1-25

J1-10

PIPGM

+

-J1-8 J1-12

2

J1-10

1

J1-25

J1-10

PIPGM

+V

-V

+V

-V

+S

-S

+S-S

+S

+S

-S

+S-S

-S

J1-8 J1-12

+

-

2

J1-10

1

Page 69: 1 2 ユーザーズマニュアル 3 - KIKUSUIPAG6-100 PAG8-90 PAG12.5-60 PAG20-38 PAG30-25 PAG40-19 PAG60-12.5 PAG80-9.5 PAG100-7.5 PAG150-5 PAG300-2.5 PAG600-1.3 1.5kWタイプ PAG6-200

PAG 69

ワンコントロール並列運転

並列/直列運転

6

2.4kW / 3.3kW / 5kW タイプの接続

並列運転ではローカルセンシングまたはリモートセンシングが可能です。下図では 2 台接続

の例を示しますが、同様の配線方法で 4 台まで並列運転が可能です。

ローカルセンシング

リモートセンシング

注意 並列運転時には各機の-側の出力ケーブルが確実に接続されていることを確認してください。-側の出力ケーブルが外れると本製品が破損することがあります。

ローカルセンシングでは配線の長さを短くして、配線に生じる抵抗値を 小にしてください。各機間の電流バランスを保つために、各機の線材の長さと抵抗をできるだけ同一にしてください。

+V

-V

+V

-V

+S+LS-S -LS

+S+LS-S -LS

J1-25 J1-12 COM

J1-10 J1-23

PIPGM IPGM_RTN

+

-J1-8 J1-12

2

J1-10

2

J1-231

J1-25

J1-10

PIPGM

J1-12 COM

J1-23IPGM_RTN

+V

-V

+V

-V

+S

-S

+S-S

+S

+S

-S

+S-S

-S

J1-8 J1-12

+

-

2

J1-10

2

J1-231

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70 PAG

ワンコントロール並列運転

基本的な設定

基本的な設定では、並列運転する各機の出力電圧および出力電流が、各機の電圧および電流計に表示されます。そのためシステム全体の合計電流は、各機の出力電流の和になります。下記手順により、並列運転のシステムが構成できます。

マスタ機の設定

マスタ機の出力電圧を必要な値に設定します。電流設定値は、必要な電流値を並列運転台数で割った値を設定してください。ワンコントロール並列運転では、マスタ機は定電圧モード(CV)で動作します。

スレーブ機の設定

1 スレーブ機の出力電圧をマスタ機の設定値より 2 % ~ 5 % 高く設定します。

マスタ機の CV 制御に支障を与えないためです。スレーブ機の電流設定は不要です。ス

レーブ機の電流はマスタ機のリモートアナログコントロール信号により制御されます。

p.60 2 後面パネルの SW1-2 スイッチを ON(上)設定します。

スレーブ機はリモートアナログコントロールに設定されます。

3 SW1-3 スイッチをマスタ機の SW1-4 スイッチと同じ設定にします。

マスタ機の SW1-4 スイッチが ON(上)であれば、スレーブ機の SW1-3 スイッチも

ON(上)にします。

p.58 4 J1-8 と J1-12 を短絡します。

5 J1-10(IPGM)をマスタ機の J1-25(P)に接続します。

6 2.4kW / 3.3kW / 5kW タイプのみ、J1-23(IPGM_RTN)をマスタ機の J1-12(COM)に接続します。

スレーブ機はマスタ機の出力電流に合わせて電流供給を行い、CC(定電流)モードで動作し

ます。線材や接続部での電圧降下により、電流がアンバランスとなることがありますので、各機の出力は定格出力電流の 95 % 以下での使用を推奨します。

過電圧保護(OVP)の設定

p.52マスタ機の OVP を必要な電圧値に設定し、スレーブ機の OVP をマスタ機の設定値より高く

設定してください。マスタ機の出力が遮断すると、スレーブ機は出力電圧がゼロになるように制御されます。スレーブ機のうち、どれか 1 台の OVP がマスタ機より低く設定されてい

た場合、そのスレーブ機のみ遮断し、マスタ機と残りのスレーブ機で全ての負荷電流を供給します。

過電流保護(OCP)の設定

p.54OCP を設定する場合は、マスタ機だけに設定してください。マスタ機が遮断すると、マスタ

機がスレーブ機の出力電圧をゼロにするように制御します。

参照

参照

参照

参照

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PAG 71

ワンコントロール並列運転

並列/直列運転

6

マスタ機の電流計にシステムの合計電流を表示させる

基本的な設定にマスタ / スレーブモードの設定を追加することによって、並列運転システム

の合計電流をマスタ機の電流計に表示できます。この場合、スレーブ機の電圧計および電流計には、動作状態が表示されます(出力のオン / オフおよびアラーム表示)。

1 70 ページの「基本的な設定」を行います。

2 FINE キーを 3 秒以上押し続けます。

マスタ / スレーブモードの設定になります。

3 FINE キーを押しながら CURRENT ノブを回して、電流計の表示を動作モードに合わせて設定します。

4 FINE キーから手を離します。

設定が完了して約 5 秒後、電圧計および電流計の表示は設定したモードの表示に戻り

ます。

マスタ / スレーブモード時の設定状態

p.77• スレーブモードに設定されると、ローカルロックアウトモードになります。このモード

では、設定内容を変更できないように、前面パネル(ローカル)操作がロックされます。

• スレーブモードになると自動的に下記の設定状態になります。

• マスタ / スレーブモードの設定は AC 入力を遮断すると、自動的に内蔵の EEPROM に

保存されます。再度 AC 入力を投入すると、前回オフ時に保存された設定で起動します。

マスタ機の電流計の表示確度

マスタ/スレーブモード時のマスタ機の電流計に表示される値は、マスタ機の出力電流にPAG

の合計台数を掛けて求めた値です。この場合、電流計の表示確度は、定格電流の合計の 2 %

±1 カウントです。電流計に高精度を求められる場合は、各機に電流値を表示させて合算して

ください。

電流計の表示 動作モード

H1 単独使用時(初期設定)

H2 マスタ機(スレーブ機 1 台)

H3 マスタ機(スレーブ機 2 台)

H4 マスタ機(スレーブ機 3 台)

S スレーブ機

参照

出力電圧設定値 : 定格の 102 %

出力電流設定値 : ゼロ

UVL(低電圧制限)設定値 : ゼロ

OVP(過電圧保護)設定値 : 大

セーフ / 自動スタートモード : 自動スタートモード

出力 : オン

OCP(過電流保護)設定値 : オフ

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72 PAG

ワンコントロール並列運転

マスタ機の電流計にシステムの合計電流を表示させる(つづき)

マスタ / スレーブモードの解除

1 FINE キーを 3 秒以上押し続けます。

マスタ / スレーブモードの設定になります。

2 FINE キーを押しながら CURRENT ノブを回して電流計の表示 を「H1」に設定します。

3 FINE キーから手を離して、約 5 秒間待ちます。

4 設定内容を保存するために POWER スイッチをオフにします。

スレーブモードを解除すると、本製品は下記の設定状態になります。

前面パネルがロックされています。パネルから操作するためには、56 ページの「パネル操

作のロック機能」を参照してロックを解除してください。

出力電圧設定値 : ゼロ

出力電流設定値 : ゼロ

UVL(低電圧制限)設定値 : ゼロ

OVP(過電圧保護)設定値 : 大

セーフ / 自動スタートモード : 自動スタートモード

出力 : オン

OCP(過電流保護)設定値 : オフ

前面パネルのロック機能 : ロック設定(電圧計に「LFP」が表示)

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PAG 73

並列/直列運転

6

直列運転

同一定格の PAG シリーズを直列接続することで、出力電圧を増加することが可能です。

出力が低下して負荷にダメージを与えないように各 PAG の出力電流設定値を 大に設定し

てください。またダイオードを各 PAG の出力に並列に接続してください。PAG の立上り時

や一方の PAG が遮断した場合に逆電圧印加を防ぐために必要です。各ダイオードは PAG の

定格電圧、定格電流以上のものを使用してください。

接続点を基準電位とすることで PAG のバイポーラ出力(± 出力)が可能です( 大 2 台まで)。

バイポーラ出力電圧用直列接続

警告 本製品を直列に接続し、負荷側または出力側の端子を接地する際には、接地端子(シャーシ)と出力端子間の電位差をつぎのようにしてください。

• 定格出力電圧 6 V ~ 60 V モデル : 60 Vdc 以下

• 定格出力電圧 80 V ~ 600 V モデル : 600 Vdc 以下

RS232/485 または GPIB を使用する場合は、48 ページの「出力の接地について」を参照し

てください。

注意 異なるメーカ製の電源を直列に接続しないでください。

+S

+-

-S-LS

+LS

+S

+

+

-

-

-S-LS

+LS

+S

+-

-S-LS

+LS

+S

+

+

-

-

-S-LS

+LS

(*)

(*)

(*)

(*)PAG

PAG

PAG

PAG

+S

+-

-S-LS

+LS

+S

+

+

-

-

-S-LS

+LS

COM.

(*)

(*)PAG

PAG

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74 PAG

直列運転

直列運転(つづき)

直列運転時のリモートアナログコントロール

• 外部電圧によるコントロール

p.58本製品のリモートアナログコントロール回路は、-側センシング(-S)電位(750W /

1.5kW モデル)または-側出力(-V)電位(2.4kW / 3.3kW / 5kW モデル)を基準にして

います。従ってコントロール用の外部電源はそれぞれ分離し、互いにフローティングしてください。

• SO 機能と PS_OK 信号について

SO 信号と PS_OK 信号の基準電位は IF_COM(J1-2、J1-3)であり、出力電圧と絶縁さ

れています。直列に接続された場合でも、異なるユニットの IF_COM 端子を互いに接続

できるので、単一の制御回路で構成できます。

• 外部抵抗によるコントロール

p.63コントロール用の外部抵抗はそれぞれ分離し、互いにフローティングしてください。詳細は「外部抵抗による出力電圧および出力電流のコントロール」を参照してください。

直列運転時のシリアル通信ポート(RS232/485)経由のコントロール

p.78通信ポートは出力から絶縁されている IF_COM 端子(J1-2、J1-3)が基準電位です。直列接

続された PAG 間でリモートイン、リモートアウトのチェーン接続が可能です。詳細は「複

数台の PAG をコンピュータと接続する」を参照してください。

参照

参照

参照

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RS232/485 リモートコントロールこの章ではシリアル通信ポートを用いたPAGシリーズの操作について説明します。初期設定、RS232/485 経由の操作、コマンド設定、通信プロトコルについて説明します。

RS232 / 485 リモトコントロル

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76 PAG

構成および設定

初期設定

出荷時の本製品の設定は下記の通りです。

アドレスの設定

通信ポートアドレスは 0 ~ 30 のいずれかに設定できます。複数台で使用する場合は、アド

レスを重複して設定しなでください。

1 本製品がリモートモード(前面パネル REM/LOC LED が点灯)の場合は、REM/

LOC キーを押して本製品をローカルモードに設定します。

2 REM/LOC キーを約 3 秒間押し続けます。

電圧計に通信ポートアドレスが表示されます。

3 VOLTAGE ノブを回してアドレスを設定します。

RS232/485 の選択

後面パネルの SW1-6 スイッチで RS232 または RS485 のどちらかを選択します。

• RS232: OFF(下)

• RS485: ON(上)

ボーレートの設定

RS485 で複数台を接続して使用する場合、各機のボーレートは必ず同一の値に設定してくだ

さい。1200、2400、4800、9600、19200 の 5 種類から選択できます。

1 本製品がリモートモード(前面パネル REM/LOC LED が点灯)の場合は、REM/

LOC キーを押して本製品をローカルモードに設定します。

2 REM/LOC キーを約 3 秒間押し続けます。

電流計にボーレートが表示されます。

3 CURRENT ノブを回してボーレートを設定します。

• アドレス : 6 • 出力 : オフ

• ボーレート : 9600 • セーフ / 自動スタート : セーフスタート

• RS232/485: RS232 • 過電圧保護設定値 : 大

• 出力電圧設定値 : 0 • 低電圧制限設定値 : 0

• 出力電流設定値 : 大 • 過電流保護 : オフ

• マスタ / スレーブ設定 : H1(単独使用) • パネルのロック : キーロック解除(UFP)

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PAG 77

構成および設定

RS232/485リモトコントロル

7

リモート / ローカルモードの切り替え

p.80本製品はシリアル通信コマンドを通じてリモートモードになります。下記コマンドで本製品をリモートモードに設定してください。

リモートモードには 2 種類あります。

• リモート

このモードの場合、REM/LOC キーを押すか、シリアル通信コマンド「RMT 0」でローカ

ルに戻すことができます。

リモートモードは「RMT 1」コマンドで設定されます。

• ローカルロックアウト

このモードの場合、「RMT 1」コマンドでリモートモードに戻すことができます。あるい

は POWER スイッチをオフにし、再びオンにすることにより、リモートモードに戻すこ

とが可能です。ローカルロックアウトモードでは、REM/LOC キーは機能しません。

ローカルロックアウトモードは「RMT 2」コマンドで設定されます。

ローカルモードの RS232/485 ポート

本製品はローカルモードの状態でクエリまたはコマンドを受け付けることができます。本製品はクエリを受けるとレスポンスを返し、ローカルモードの状態を維持します。コマンドを受け付けた場合は、本製品はそのコマンドを実行してリモートモードに切り替ります。

本製品がローカルモードでも、送られたコマンドはステータスレジスタへ書き込み可能で、その内容の読み出しもできます。イネーブルレジスタが設定される場合は、本製品がローカルモードでも SRQ(サービスリクエスト)を送信します。

リモートモードのパネル操作

リモードモードでは下記以外の前面パネル操作は実行できません。

• SET キー : 電圧設定値、電流設定値の確認

• OVP/UVL キー : 過電圧保護 / 低電圧制限設定値の確認

• REM/LOC キー : 本製品をローカルモードに設定

ローカルロックアウトモードでは SET キー、OVP/UVL キーのみが動作します。

参照

RST PV n

OUT n PC n

RMT n

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78 PAG

RS232/485 バスへの接続

J3 コネクタ

後面パネルの J3 コネクタには、RS232/485 の IN(入力)と RS485 の OUT(出力)があり

ます。コネクタは 8 ピンの RJ-45 です。IN と OUT のコネクタは RS232 または RS485 で本

製品をコンピュータにチェーン接続するためのものです。

J3 コネクタピン配列

TX と RX は RS232 通信で用います。TXD+/- と RXD+/- は RS485 で用います。

1 台の PAG をコンピュータと接続する

1 SW1-6 スイッチで RS232 または RS485 を選択します。

RS232: OFF(下)

RS485: ON(上)

2 適切なシールドケーブルで J3-IN コネクタとコンピュータの RS232 またはRS485 ポートに接続します。

p.16オプションとして 3 種類のケーブルが用意されています。

複数台の PAG をコンピュータと接続する

本製品はRS232またはRS485バスを介して31台まで接続できます。1台目のPAGはRS232

または RS485 を介してコンピュータに接続します。他の PAG は RS485 バスにより接続さ

れます。

1 「 1台のPAGをコンピュータと接続する」に従って1台目のPAGを接続します。

2 2 台目以降はすべて SW1-6 スイッチを ON(上)に設定します。

3 各PAGに添付されるRS485リンクケーブルを使って、各PAGのJ3-OUTコネクタから次の PAG の J3-IN コネクタに接続します。

NC

NCRX

NC NCTXD

RXDTXD

RXDRXD

TXDRXDTXD

SG

SG

--

--

+

+

+

+

TX

OUT IN

1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 5 6 7 8

参照

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PAG 79

通信インターフェースプロトコル

RS232/485リモトコントロル

7

4 通信環境に応じて RS485 ターミネータを取り付けます。

本製品にターミネータ(終端抵抗)は内蔵されていません。付属のシリアルリンクケーブルとターミネータを使用して、終端の PAG の J3-OUT コネクタにターミネータを取り付ける

ことを推奨いたします。通信環境が向上します。

RS232/485 接続による複数台の接続

通信インターフェースプロトコル

データフォーマット

シリアルデータフォーマットは 8 ビットです。1 スタートビット、1 ストップビット、パリ

ティビットなし。

アドレス

p.81アドレスはコマンドとは別に送られます。アドレスコマンドを送信しても他のコマンド処理終了前では「OK」で応答されます。

メッセージの終了

メッセージの終了は CR(Carriage Return: ASCII 13)です。LF(Line Feed: ASCII 10)は

無視されます。

チェックサム

コマンドの末尾にチェックサムの追加が可能です。チェックサムは「$」に続く 16 進数の 2

文字で示されます。コマンドかクエリにチェックサムが付加された場合、その応答にもチェックサムが付きます。コマンドと「$」 の間に CR は付きません。

例 : STT?$3A STAT?$7B

コマンドの受信確認

送信したコマンドの受信が確認されると、本製品から「OK」メッセージが送られます。

p.80エラーが検出されると、本製品はエラーメッセージを返します。コマンド以外にもチェックサムが正しくない場合は、エラーメッセージを返します。

確実な通信を行うために、本製品からの「OK」メッセージを受け取った後に次のコマンドを

送信することをお勧めします。

エラーメッセージ

p.80エラーがコマンドかクエリに見つかった場合は、本製品はエラーメッセージを付けて応答します。

バックスペース

バックスペース文字(ASCll 8)は、本製品へ送られた 後の文字を消去します。

IN OUT IN OUT IN OUT

RS232/485*1

RS485*2

RS485*2

RS485*2

RS485*2

IN OUT

*2

参照

参照

参照

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80 PAG

エラーメッセージ

本製品は不適切なコマンドや設定パラメータに対してエラーメッセージを返します。

設定エラーメッセージ

コマンドエラーメッセージ

コマンドセット

一般事項

p.76、p.90• RS232/485 インターフェースで 1 台の PAG を制御する場合においてもアドレスの指定

が必要です。工場出荷時のアドレスは 6 に設定されています。

• コマンドや引数には大文字または小文字を用います。

• 数値を設定するコマンドは、コマンドと設定値の間にスペースを入れてください(例:PV 50)。

• 数値を設定するコマンドは、その数値は 大 12 桁で制限されます。

• 改行コード(CR):CR 文字(ASCll 13)だけが送信され、受理された場合、本製品は

「OK」と「CR」で応答します。

エラーコード 説明

E01 設定電圧が許容電圧値以上に設定された場合例 : 出力電圧が定格の 105 % 以上、または OVP 設定電圧の 95 % 以上に設定された場合

E02 出力電圧が UVL 設定値以下に設定された場合

E04 OVP 電圧が許容電圧値以下に設定された場合例 : OVP が定格出力電圧の 5 % 以下、または設定した出力電圧以下に設定された場合

E06 UVL が出力電圧設定値以上に設定された場合

E07 異常検出により遮断している間に出力オンのコマンドを受けた場合

エラーコード 説明

C01 不正なコマンドまたはクエリ

C02 パラメータが不明、または不十分

C03 不正なパラメータ

C04 チェックサムのエラー

C05 許容範囲外の設定

参照

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PAG 81

コマンドセット

RS232/485リモトコントロル

7

コマンド設定カテゴリ

PAG シリーズのコマンドは下記の 4 つのカテゴリに分類されています。

• 初期化コントロール

• ID コントロール

• 出力コントロール

• ステータスコントロール

初期化コントロールコマンド

ID コントロールコマンド

No. コマンド 説明

1 ADR n ADR の後にアドレス番号 0 ~ 30 を入れてアクセスする PAG を指定します。他のコマンドの後に連続して「ADR n」コマンドを送信すると、PAG の応答が遅れることがあります。他のコマンドを送信してから 300 ms 後に「ADR n」コマンドを送信し、更に 300 ms 後に次のコマンドを送信するよう設定してください。

p.86

2 CLS クリアステータスです。FEVE と SEVE のレジスタをゼロにします。

3 RST リセットコマンドです。PAG を安全に下記の状態に戻します。・出力電圧設定値 : 0 ・リモート / ローカル : ローカルロックアウト・出力電流設定値 : 0 ・セーフ / 自動スタート : セーフスタート・出力 : オフ ・OVP: 大・OCP: オフ ・UVL: 0条件付レジスタ(FLT と STAT)が更新され、他のレジスタは変わりません。

4 RMT n PAG をローカルまたはリモートモードに設定します。• RMT 0(または RMT LOC): PAG をローカルモードへ設定します。• RMT 1(または RMT REM): PAG をリモートモードへ設定します。• RMT 2(または RMT LLO): PAG をローカルロックアウトモードへ設定します。

5 RMT? リモートモードの設定状態を返答します。• LOC: PAG はローカルモードです。• REM: PAG はリモートモードです。• LLO: PAG はローカルロックアウトモードです。

No. コマンド 説明

1 IDN? 機種名を ASCll 文字列で返します。(KIKUSUI, PAG(PAGH)X-Y)

2 REV? ソフトウェアバージョン情報を ASCll 文字列で返します。

3 SN? シリアルナンバーを返します。( 大 12 桁)

4 DATE? 出荷検査日を返します。日付フォーマット : 年 / 月 / 日

参照

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82 PAG

コマンドセット

出力コントロールコマンド

No. コマンド 説明

p.84

1 PV n 出力電圧を設定します(単位:V)。桁は 大 12 桁です。• 例 : PV 12、PV 012、PV 12.0、PV 012.00 など

2 PV? 出力電圧設定値を読み取ります。「PV n」コマンドに送られた通りの n 文字列で返します。ローカルモードでは前面パネルから設定した値を 5 桁で返します。

3 MV? 出力電圧実測値を読み取ります。5 桁の文字列で返します。• 例 :PAG60-40 の出力は 01.150、15.012、50.000 など

p.84

4 PC n*1

出力電流を設定します(単位:A)。桁は 大 12 桁です。• 例 : PC 10、PC 10.0、PC 010.00 など

5 PC? 出力電流設定値を読み取ります。「PC n」コマンドに送られた通りの n 文字列で返します。ローカルモードでは前面パネルから設定した値を 5 桁で返します。

6 MC?*2

出力電流実測値を読み取ります。5 桁の文字列で返します。• 例 : PAG8-90 の出力は 90.000 など

7 DVC? 電圧計および電流計に表示される値を読み取ります。それぞれの値はカンマで区切られ、次の順で返します。

出力電圧 , 設定電圧 , 出力電流 , 設定電流 , OVP 設定値 , UVL 設定値

• 例 : 5.9999, 0000, 010.02, 010.00, 7.500, 0.000

8 OUT n 出力のオン / オフを設定します。セーフスタート、OVP、OCP の状態から出力を復帰させます。• OUT 1(または OUT ON):出力をオンにします。• OUT 0(または OUT OFF):出力をオフにします。

9 OUT? 出力のオン / オフ状態を文字列で返します。• ON:出力オン• OFF:出力オフ

10 FLD n 過電流保護(OCP)をオンまたはオフに設定します。• FLD 1(または FOLD ON):OCP を有効にします。• FLD 0(または FOLD OFF):OCP を解除します。OCP が作動した後で、「OUT 1」コマンドで保護状態から開放されますが、OCP の設定は有効のままです。「FLD 0」で保護を解除します。

11 FLD? 過電流保護(OCP)状態を文字列で返します。• ON: OCP が有効• OFF: OCP が解除

12 FBD nn 過電流保護(OCP)機能が有効な場合、短時間の過電流に対する検出遅れ時間を設定します。nn には 0 ~ 255 まで設定でき、遅れ時間は(nn x 0.1)秒で求められます。設定値はEEPROM に保存されるので、AC 入力を遮断後に再起動させても設定値は変わりません。

13 FBD? No.12 で設定した値を返します。

14 FBDRST No.12 で設定した値をゼロにします。

p.84

15 OVP n 過電圧保護(OVP)の値を設定します。OVP の桁数は 大 12 桁です。OVP 設定値の下限は設定電圧の 105 % です。下限値以下に OVP を設定しようとすると実行エラーで応答されます(「E04」)。その際 OVP 設定は変わりません。

16 OVP? 過電圧保護(OVP)設定値を読み取ります。「OVP n」で設定した通りの文字列 n を返します。ローカルモードの場合、前面パネルから設定した値を 4 桁で返します。

p.84

17 OVM OVP の値を 大値に設定します。

p.84

18 UVL n 低電圧制限(UVL)値を設定します。「n」の値は PV(出力電圧)設定値よりも低い値に設定してください。その値が PV 値より高い場合は「E06」を返します。

参照

参照

参照

参照

参照

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PAG 83

コマンドセット

RS232/485リモトコントロル

7

グローバル出力コマンド

RS485 バスで数台接続されている全ての PAG に対して、同じコマンドを送信して同時に実

行させるのが、グローバル出力コマンドです。グローバル出力コマンドはアドレス設定がされていない PAG に対しても有効です。コマンドを送信しても、各 PAG からの返信はありま

せん。コマンド送信後、各 PAG が動作を開始するまでは、200 ms ~ 300 ms 必要とします。

連続してコマンドを送信する場合は、200 ms ~ 300 ms の間隔をおいて送信してください。

コマンドに間違いがある場合にも、PAG からエラーメッセージが送信されません。

19 UVL? 低電圧制限(UVL)設定値を読取ります。「UVL n」で設定した通りの文字列 n を返します。ローカルモードの場合、前面パネルから設定した値を 4 桁で返します。

20 AST n 自動スタートモードのオンまたはオフを設定します。AST 1(または AST ON): 自動スタートをオンにします。AST 0(または AST OFF): 自動スタートをオフにします。

21 AST? 自動スタートモード状態を文字列で返します。ON:自動スタートモードがオンOFF:自動スタートモードがオフ

22 SAV 現在の設定値を保存します。これは AC 入力遮断時の設定を保存するラストセッティングメモリーと同じ機能です。動作中に保存した設定値は AC 入力遮断時に消去され、遮断時の設定値が新たに保存されます。

23 RCL 終設定値を呼び出します。その値は前回の AC 入力遮断時の設定値、または前回「SAV」コマンドで保存した設定値です。

24 MODE? 動作モードを返します。出力がオン(OUT 1)の場合、「CV」または「CC」を返します。出力がオフ(OUT 0)の場合、「OFF」を返します。

25 MS? 並列運転のマスタ / スレーブの設定状態を返します。・マスタ機の場合: システムの PAG の台数を返します。(1、2、3 または 4)・スレーブ機の場合:0 を返します。

*1. マスタ機にシステム全体の電流を表示させている場合、n はシステム全体の合計電流になります。*2. マスタ機にシステム全体の電流を表示させている場合、「MC?」 の返信はマスタ機の出力電流にシステムの

PAG の台数(マスタ+スレーブ)を乗じた値になります。

No. コマンド 説明

No. コマンド 説明

1 GRST リセットコマンドです。PAG をつぎの状態にします。

出力電圧 : 0 V、出力電流 : 0 A、 出力 : オフ、リモートモード : RMT 1、

スタートモード : セーフスタート、OVP: 大値、UVL: 小値

2 GPV n 出力電圧を設定します。(定格範囲内、小数点を含め 12 桁以内)

3 GPC n 出力電流を設定します。(定格範囲内、小数点を含め 12 桁以内)

4 GOUT 出力のオン / オフを設定します。• GOUT ON (または GOUT 1): 出力をオンにします。• GOUT OFF (または GOUT 0): 出力をオフにします。

5 GSAV 現在の設定値を保存します。アドレスとボーレートは保存されません。この内容は RAMに保存されるため、AC 入力遮断時は消去されます。AC 入力遮断時はラストセッティングメモリーが優先されます。

6 GRCL 終設定値を呼び出します。その値は前回の AC 入力遮断時の設定値、または前回「SAV」か「GSAV」コマンドで保存した設定値です。

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84 PAG

コマンドセット

ステータスコントロールコマンド

p.86レジスタの定義については「 ステータスエラーおよびサービスリクエストレジスタ」を参照

してください。

パラメータの設定範囲

参照

No. コマンド 説明

1 STT? PAG の状態を読み出します。コンマで区分けされた下記データに相当する ASCll 文字列を返します。・MV <実測電圧値> ・PC <設定電流値>・PV <設定電圧値> ・SR <ステータスレジスタ , 16 進数 2 桁>・MC <実測電流値> ・FR <フォルトレジスタ , 16 進数 2 桁>応答例 : MV(45.201), PV(45), MC(4.3257), PC(10), SR(30), FR(00)

2 FLT? フォルトコンディショナルレジスタを読み出します。16 進数で 2 桁を返します。

3 FENA 16 進数の 2 桁で、フォルトイネーブルレジスタを設定します。

4 FENA? フォルトイネーブルレジスタを読み出します。16 進数の 2 桁を返します。

5 FEVE? フォルトイベントレジスタを読み出します。16 進数の 2 桁を返します。フォルトイベントレジスタのビットをクリアします。

6 STAT? ステータスコンディショナルレジスタを読み出します。16 進数の 2 桁を返します。

7 SENA 16 進数の 2 桁で、ステータスイネーブルレジスタを設定します。

8 SENA? ステータスイネーブルレジスタを読み出します。16 進数の 2 桁を返します。

9 SEVE? ステータスイベントレジスタを読みます。16 進数の 2 桁を返します。ステータスイベントレジスタのビットをクリアします。

設定電圧および設定電流は表の値より 5 %高い値まで可能ですが、 大値以上には設定し

ないでください。

表 7-1 電圧設定範囲定格出力電圧 (V) 小値 (V) 大値 (V) 定格出力電圧 (V) 小値 (V) 大値 (V)

6 0.0000 6.0000 40 00.000 40.000

8 0.000 8.000 60 00.000 60.000

10 00.000 10.000 80 00.00 80.00

12.5 00.000 12.500 100 000.00 100.00

15 00.000 15.000 150 000.00 150.00

16 00.000 16.000 300 000.00 300.00

20 00.000 20.000 600 000.00 600.00

30 00.000 30.000

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PAG 85

コマンドセット

RS232/485リモトコントロル

7

表 7-2 電流設定範囲定格出力電流 (A) 小値 (A) 大値 (A) 定格出力電流 (A) 小値 (A) 大値 (A)

1.3 0.000 1.300 55 00.000 55.000

2.5 0.000 2.500 60 00.000 60.000

2.6 0.000 2.600 65 00.000 65.000

4 0.0000 4.0000 76 00.00 76.00

5 0.000 5.000 80 00.00 80.00

5.5 0.000 5.500 85(PAG40-85) 00.00 85.00

7.5 0.000 7.500 85(PAG60-85) 00.000 85.000

8 0.000 8.000 90 00.00 90.00

8.5 0.000 8.500 100 000.00 100.00

9.5 0.000 9.500 110 000.00 110.00

10 00.000 10.000 120 000.00 120.00

11 0.000 11.000 125 000.00 125.00

12.5 00.000 12.500 150 000.00 150.00

15 00.000 15.000 165 000.00 165.00

16 00.000 16.000 170 000.00 170.00

17 00.000 17.000 180 000.00 180.00

19 00.000 19.000 200 000.00 200.00

22 00.000 22.000 220 000.00 220.00

24 00.000 24.000 240 000.00 240.00

25 00.000 25.000 250 000.00 250.00

30 00.000 30.000 300 000.00 300.00

33 00.000 33.000 310 000.00 310.00

34 00.000 34.000 330 000.00 330.00

38 00.000 38.000 400 000.00 400.00

40 00.000 40.000 500 000.00 500.00

42 00.000 42.000 600 000.00 600.00

50 00.000 50.000

表 7-3 OVP 設定範囲

定格出力電圧 (V) 小値 (V) 大値 (V) 定格出力電圧 (V) 小値 (V) 大値 (V)

6 0.5 7.50 40 2.0 44.0

8 0.5 10.0 60 5.0 66.0

10 0.5 12.0 80 5.0 88.0

12.5 1.0 15.0 100 5.0 110

15 1.0 18.0 150 5.0 165

16 1.0 19.0 300 5.0 330

20 1.0 24.0 600 5.0 660

30 2.0 36.0

表 7-4 UVL 設定範囲

定格出力電圧 (V) 小値 (V) 大値 (V) 定格出力電圧 (V) 小値 (V) 大値 (V)

6 0 5.70 40 0 38.0

8 0 7.60 60 0 57.0

10 0 9.50 80 0 76.0

12.5 0 11.9 100 0 95.0

15 0 14.3 150 0 142

16 0 15.2 300 0 285

20 0 19.0 600 0 570

30 0 28.5

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86 PAG

ステータスエラーおよびサービスリクエストレジスタ

ここでは、さまざまなステータスエラーと SRQ(サービスリクエスト)レジスタの構成につ

いて説明します。レジスタは RS232/485 コマンドで読み取りと設定が可能です。GPIB イン

ターフェースオプションをご使用の場合は、GPIB 通信インターフェースマニュアルを参照

してください。

ステータスレジスタおよびエラーレジスタ

OR

OR

OR

SRQMessages

AddressChanged

Responsemessages

(”Cnn”)

(”Enn”)

(”message”)

(”OK”)

CVCC

NFLTFLTASTFDE

0LCL

CVCC

NFLTFLT

000

LCL

000

OR

Condition Enable EventConstant VoltageConstant CurrentNo FaultFaultAuto StartFold EnabledSpareLocal Mode

01234567

“STAT?” “SENA xx”“SENA?”

“SEVE?”

0AC

OTPFLDOVPSOOFFENA

Condition EnableSpareAC FailOver TemperatureFoldback (tripped)Over Volt ProtShut Off (rear panel)Output Off (front panel)Enable Open

01234567

“FLT?” “FENA xx”“FENA?”

0AC

OTPFLDOVPSOOFFENA

OR

Event

“FEVE?”

MSB

MSB

LSB

SerialTXD

LSB

SRQ = “!nn”,nn = address

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PAG 87

ステータスエラーおよびサービスリクエストレジスタ

RS232/485リモトコントロル

7

コンディショナルレジスタ

フォルトコンディショナルレジスタ、ステータスコンディショナルレジスタは読み出しのみ可能なレジスタで、本製品の状態を確認できます。

フォルトコンディショナルレジスタ

ステータスコンディショナルレジスタ

ビット フォルト名 フォルト記号 ビット設定状態 ビット再設定状態

0 (LSB) スペアビット SPARE ゼロに固定 ゼロに固定

1 AC フェイル AC AC 入力電圧不足 AC 入力電圧を定格内に戻す

2 内部過熱 OTP 過熱保護により出力遮断 本製品が冷却される

3 過電流 FOLD 過電流保護により出力遮断 OUTPUT キーまたは「OUT 1」コマンドによって出力がオンになる

4 過電圧 OVP 過電圧保護により出力遮断 OUTPUT キーまたは「OUT 1」コマンドによって出力がオンになる

p.65

5 遮断 SO SO 制御で出力遮断 SO 制御による出力遮断が解除 (出力オン )

6 出力オフ OFF OUTPUT キーによる出力オフ OUTPUT キーまたは「OUT 1」コマンドによって出力がオンになる

p.65

7(MSB) イネーブル(出力のオン /オフ)

ENA J1 コネクタ(J1-1、J1-14)が開放

J1 コネクタ(J1-1、J1-14)を短絡

参照

参照

ビット ステータス名 ステータス記号 ビット設定状態 ビット再設定状態

0(LSB) 定電圧制御(CV)

CV 出力オン本製品は定電圧制御(CV)

出力オン本製品が CV でないこと

1 定電流制御(CC)

CC 出力オン本製品は定電流制御(CC)

出力オン本製品が CC でないこと

2 フォルトなし NFLT 本製品が正常動作、またはフォルトビットが設定されていないこと。

何らかの異常が発生しフォルトビットが設定(「FENA XX」による)

3 フォルトアクティブ

FLT 何らかの異常が発生 フォルトイベントレジスタが消去(FEVE?)

4 自動スタート設定

AST 自動スタートモードに設定(前面パネルまたは、シリアルコマンドから設定)

セーフスタートモードに設定(前面パネルまたはシリアルコマンドから設定)

5 過電流保護設定 FDE 過電流保護に設定(前面パネルまたはシリアルコマンドから設定)

過電流保護を解除 (前面パネルまたはシリアルコマンドから解除)

6 スペアビット SPARE ゼロに固定 ゼロに固定

7(MSB) ローカルモード LCL ローカルモードに設定 リモートモードまたはローカルロックアウトモードに設定

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88 PAG

ステータスエラーおよびサービスリクエストレジスタ

イネーブルレジスタとイベントレジスタ

コンディショナルレジスタは継続してモニタされます。有効なレジスタビット内で変更が行なわれた場合、本製品は SRQ メッセージを送出します。SRQ メッセージは「!nn」で表さ

れ、CR で区切られます。ここで「nn」は本製品のアドレスです。SRQ はローカルまたはリ

モートモードで送出します。

フォルトイネーブルレジスタ

フォルトイネーブルレジスタが設定されると異常を示す SRQ が送出されます。

フォルトイベントレジスタ

異常発生時にフォルトイベントがビットを設定します。FEVE?、CLS、RST コマンドが送信

されると、レジスタの内容が消去されます。

ビット 有効ビット名 フォルト記号 ビット設定状態 ビット再設定状態

0(LSB) スペアビット SPARE ユーザコマンド :「FENA nn」nn は 16 進数

ユーザコマンド :「FENA nn」nn は 16 進数(nn=「00」の場合、異常なしを示す SRQが発生します)

1 AC フェイル AC

2 内部過熱 OTP

3 過電流 FOLD

4 過電圧 OVP

5 遮断 SO

6 出力停止 OFF

7(MSB) イネーブル(出力のオン / オフ)

ENA

ビット イベントビット名 フォルト記号 ビット設定状態 ビット再設定状態

0(LSB) スペアビット SPARE 異常(フォルト)状態が発生し、設定が有効になります。フォルトはビットを設定できます。しかし異常状態が取り除かれてもビットはリセットされません。

レジスタの状態を確認するために、「FEVE?」コマンドを送ると全イベントレジスタが消去されます。「CLS」コマンドおよび AC入力再投入でフォルトイベントレジスタがクリアされます。

1 AC フェイル AC

2 内部過熱 OTP

3 過電流 FOLD

4 過電圧 OVP

5 遮断 SO

6 出力停止 OFF

7(MSB) イネーブル(出力のオン / オフ)

ENA

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PAG 89

ステータスエラーおよびサービスリクエストレジスタ

RS232/485リモトコントロル

7

ステータスイネーブルレジスタ

ステータスイネーブルレジスタは外部から設定され、本製品の状態変更時に発生する SRQ

(サービスリクエスト)を有効にします。

ステータスイベントレジスタ

本製品の状態に何らかの変更が発生し、それが有効になる場合、ステータスイベントレジスタがビットを設定します。「SEVE?」または「CLS」コマンドにより、レジスタがクリアさ

れます。レジスタ内の変更により SRQ が発生します。

ビット ステータス名 フォルト記号 ビット設定状態 ビット再設定状態

0(LSB) 定電圧制御 (CV)

CV 「SENA nn」コマンドにより、ステータスイネーブルレジスタを設定nn は 16 進数ビット *1

「SENA nn」コマンドにより、ステータスイネーブルレジスタを設定nn は 16 進数ビットnn=00 の場合、ステータスイネーブルレジスタに変更があっても、SRQ は発生しま

せん。*2

1 定電流制御 (CC)

CC

2 フォルト無し NFLT

3 フォルトアクティブ

FLT

4 自動スタート設定 AST 常にゼロ 常にゼロ

5 過電流保護設定 FDE 常にゼロ 常にゼロ

6 スペアビット SPARE 常にゼロ 常にゼロ

7(MSB) ローカルモード LCL 「SENA nn」コマンド*1 と同様

「SENA nn」コマンド*2 と同様

ビット ステータス名 フォルト記号 ビット設定状態 ビット再設定状態

0(LSB) 定電圧制御 (CV)

CV ステータスで変更が発生して設定が有効になる場合。この変更によりビットが設定されます。ただしその変更が元に戻っても、設定されたビットは元には戻りません。

レジスタの状態を確認するために、「SEVE?」コマンドを送ると、全イベントレジスタがクリアされます。「CLS」コマンドおよび AC入力再投入により、ステータスイベントレジスタはクリアされます。

1 定電流制御 (CC)

CC

2 フォルト無し NFLT

3 フォルトアクティブ

FLT

4 未使用 0 常にゼロ

5 未使用 0 常にゼロ

6 未使用 0 常にゼロ

7(MSB) ローカルモード LCL 前面パネルのREM/LOCキーを押して本製品をローカルに設定します。

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90 PAG

シリアル通信テストセットアップ

シリアル通信動作をテストする基本セットアップ手順です。

装置の準備Windows ハイパーターミナル等内蔵のコンピュータ(PC)PAG シリーズ電源、RS232 ケーブル

PC セットアップ1. ハイパーターミナルを起動

2. 新規接続の名前を入力

3. 直接 Com 1 または Com 2 へ接続

4. ポートプロパティ設定

ビット / 秒 : 9600データビット : 8パリティ : なしストップビット : 1フロー制御 : なし

5. プログラム内のオープンプロパティ

ファイル : プロパティ

6. ASCll 設定

「ローカルエコーする」を選択し、「行末に改行文字を付ける」を選択します。*1

*1. PC システムにより、 テンキー側の Enter キーを押すと正しく動作しないことがあります。この場合、アルファベットキー側の Enter キーを使用してください。

本製品のセットアップ1. RS232 ケーブルを使って PAG を PC に接続します。

2. 前面パネルからボーレートを 9600 に、アドレスを 06 に設定します。

3. 後面パネルの SW1-6 スイッチで RS232 インターフェースを選択します。

通信テスト1. モデル識別

コマンドを送信 : ADR 06PAG の応答 : OK

2. コマンドテスト

コマンドを送信 : OUT 1PAG の応答 : OKコマンドを送信 : PV nPAG の応答 : OKコマンドを送信 : PC nPAG の応答 : OK

p.84

参照

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絶縁アナログコントロールオプションこの章では、絶縁アナログコントロールオプションの仕様、設定、および操作について説明します。

絶縁アナログコントロルオプション

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92 PAG

はじめに

絶縁アナログコントロールは PAG シリーズのアナログコントロール用の内蔵オプション

カードです。このオプションは出荷時に内蔵されます。その際 GPIB インターフェースは使

用できません。出力電圧値、出力電流設定値は光絶縁信号を通じて設定およびリードバックされます。その信号のグランドは本製品の基準電位から絶縁されています。 絶縁アナログコ

ントロールオプションは 2 種類あります。

• 電圧型(0-5V/0-10V)オプション (IS510): 設定、リードバック用を 0 V ~ 5 V また

は 0 V ~ 10 V の信号で行ないます。

• 電流型(4-20mA)オプション (IS420): 設定、リードバックを電流信号で行ないます。

仕様

電圧型(0-5 V/0-10 V)オプション(IS510)

電流型(4-20 mA)オプション(IS420)

分類 内容 単位 規格

設定用入力 出力電圧設定確度 % ±1

出力電流設定確度 % ±1

出力電圧設定温度係数 PPM/ ±100

出力電流設定温度係数 PPM/ ±100

入力インピーダンス Ω 1 M

絶対 大印加電圧 Vdc 0 ~ 15

設定入力端子~ PAG 出力間の 大耐電圧 Vdc 600

モニタリング用入力

出力電圧モニタリング確度 % ±1.5

出力電流モニタリング確度 % ±1.5

出力インピーダンス*1

*1. モニタ回路のリードバックエラーを 小にするように、100 kΩ 以上の入力抵抗を使用してください。

Ω 100

モニタリング出力と PAG 出力間の 大耐電圧 Vdc 600

分類 内容 単位 規格

設定用入力 出力電圧設定確度 % ±1

出力電流設定確度 % ±1

出力電圧設定温度係数 PPM/ ±200

出力電流設定温度係数 PPM/ ±200

入力インピーダンス Ω 50

絶対 大印加電流 mA 0 ~ 30

設定入力端子~ PAG 出力間の 大耐電圧 Vdc 600

モニタリング用出力

出力電圧モニタリング確度 % ±1.5

出力電流モニタリング確度 % ±1.5

大負荷インピーダンス Ω 500

モニタリング出力~ PAG 出力間の 大耐電圧値 Vdc 600

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PAG 93

絶縁アナログコントロルオプション

8

絶縁アナログコントロールコネクタ

後面パネルの絶縁アナログコントロールコネクタは本体側のソケットと取り外し用プラグに分離できます。ノイズの影響を 小にするには、シールドされたツイストペア線の使用を推奨いたします。

• 本体側ソケット:MC1,5/8-G-3,81 (Phoenix Contact)

• 結線用取り外しプラグ:MC1,5/8-ST-3,81 (Phoenix Contact)

• ケーブル:AWG 28 ~ 16

• ケーブル先端剥離長:7 mm

• ねじ締め付けトルク: 0.22 Nm ~ 0.25 Nm

絶縁プログラミング / モニタリングコネクタ

注意 絶縁アナログオプションを使用する場合は、J1 コネクタの VPGM(J1-9) と IPGM(J1-10) に

信号を印加しないでください。他の J1 コネクタの機能は通常通り使用可能です。J1 コネ

クタの機能については、58 ページの「J1 コネクタ」参照してください。

1 2 3 4 5 6 7 8

+VPROG_ISO+IPROG_ISO

GND

+IMON_ISO+VMON_ISO

GND

端子 信号名称 機能0-5 V/0-10 VIS510 オプション

4-20 mAIS420 オプション

1 SHLD シールド端子。PAG のシャシに内部で接続 シャシ接地 シャシ接地

2 +VPROG_ISO 出力電圧設定入力用端子 0 ~ 5 V/0 ~ 10 V 4 ~ 20 mA

3 +IPROG_ISO 出力電流設定入力用端子 0 ~ 5 V/0 ~ 10 V 4 ~ 20 mA

4 GND 設定信号用グランド端子 接地 接地

5 GND 設定信号用グランド端子 接地 接地

6 +VMON_ISO 出力電圧モニタリング出力用端子 0 ~ 5 V/0 ~ 10 V 4 ~ 20mA

7 +IMON_ISO 出力電流モニタリング出力用端子 0 ~ 5 V/0 ~ 10 V 4 ~ 20mA

8 SHLD シールド端子。PAG のシャシに内部で接続 シャシ接地 シャシ接地

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94 PAG

設定および操作

電圧型オプションを使用する

1 POWER スイッチをオフにします。

p.58、p.61 2 J1-8 と J1-12 を短絡します。

必ずジャンパなどで短絡してください。

3 SW1-1 および SW1-2 スイッチを ON(上)に設定します。

4 SW1-3 スイッチで電圧設定レンジを選択します。

OFF(下)=0 ~ 5 V、ON(上)=0 ~ 10 V

5 SW1-4 スイッチでモニタリング電圧レンジを選択します。

OFF(下)=0 ~ 5 V、ON(上)=0 ~ 10 V

6 SW1-7 および SW1-8 スイッチが OFF(下) の位置にあることを確認します。

7 外部電圧源を絶縁アナログコントロールコネクタのプラグに接続します。

印加電圧の極性が正しいことを確認してください。

8 印加電圧を所要のレベルに設定し、POWER スイッチをオンにします。

電流型オプションを使用する

1 POWER スイッチをオフにします。

p.58、p.61 2 J1-8 と J1-12 を短絡します。

必ずジャンパなどで短絡してください。

3 SW1-1 および SW1-2 スイッチを ON(上)に設定します。

4 SW1-3 および SW1-4 スイッチを ON(上)に設定します。

電流型オプションを使用して出力の設定およびモニタリングを行うには、これらのスイッチを ON(上)にする必要があります。

5 SW1-7 および SW1-8 スイッチが OFF(下) の位置にあることを確認します。

6 外部電流源を絶縁アナログコントロールコネクタのプラグに接続します。

印加電流の極性が正しいことを確認してください。

7 印加電流を所要のレベルに設定し、POWER スイッチをオンにします。

注意 本製品への損傷を防ぐために、出力電圧および出力電流は本製品の定格以上に設定しないでください。

参照

参照

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仕様この章では、本製品の仕様と外形図を記載してます。

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96 PAG

750W ハーフサイズタイプ仕様

750W ハーフサイズタイプ

PAGH6-100

PAGH8-90

PAGH12.5-60

PAGH20-38

PAGH30-25

PAGH40-19

PAGH60-12.5

PAGH80-9.5

PAGH100-7.5

PAGH150-5

PAGH300-2.5

PAGH600-1.3 単位

出力

定格出力電圧*1

*1. 小電圧は定格出力電圧の 0.2 %(設定電圧およびモニタ電圧を含む)

6 8 12.5 20 30 40 60 80 100 150 300 600 V

定格出力電流*2

*2. 小電流は定格出力電流の 0.4 %(設定電流およびモニタ電流を含む)

100 90 60 38 25 19 12.5 9.5 7.5 5 2.5 1.3 A

定格出力電力 600 720 750 760 750 760 750 760 750 750 750 780 W

AC 入力

公称入力定格 100 Vac ~ 240 Vac 連続入力、 50 Hz ~ 60 Hz、単相 ---

入力電圧範囲 85 ~ 265 Vac

入力周波数範囲 47 ~ 63 Hz

入力電流 10.5(100 Vac)、5(200 Vac) A

力率(TYP 値*3)

*3. 代表的な値です。性能を保証するものではありません。

0.99(100 Vac/200 Vac、定格出力電力時) ---

効率*4

*4. 入力電圧 100 Vac/200 Vac、定格出力電力時

76/78 77/80 81/84 82/85 82/85 83/87 83/87 83/87 83/87 83/87 83/87 83/87 %

突入電流 25 A 以下 A

定電圧モード

大電源変動*5

*5. 85 Vac ~ 132 Vac または 170 Vac ~ 265 Vac、定負荷

定格出力電圧の 0.01 % +2 mV ---

大負荷変動*6

*6. 無負荷から全負荷へ、入力電圧一定、リモートセンシングでセンシングポイントを測定

定格出力電圧の 0.01 % +2 mV ---

リップルノイズ*7

*7. 定格出力電圧 6 V ~ 300 V モデルは JEITA 規格 RC-9131A にて 1:1 プローブを使用して測定定格出力電圧 600 V モデルは 10:1 プローブを使用して測定

20 MHz、p-p 60 60 60 60 60 60 60 80 80 100 150 300 mV

5 Hz ~ 1 MHz、rms 8 8 8 8 8 8 8 8 8 10 25 60 mV

温度係数 100 PPM/ (30 分ウォームアップ後) PPM/

経時ドリフト*8

*8. 入力電圧、負荷および周囲温度一定で 30 分ウォームアップ後、8 時間以上の間隔をおいた場合

定格出力電圧の 0.05 % ---

リモートセンシング 大補償電圧(片道(+ または - 側))

1 1 1 1 1.5 2 3 4 5 5 5 5 V

立ち上がり時間

(0 ~ Vomax)*9

*9. 定格の抵抗負荷

80 150 250 ms

立ち下がり時間(0 ~ Vomax)

全負荷時 10 50 80 150 250 ms

無負荷時 500 600 700 800 900 1000 1100 1200 1500 2000 2500 4000 ms

過渡応答時間*10

*10. 出力電圧が定格出力電圧の 0.5 % 以内に復帰する時間負荷電流の変動値は定格の 10 % ~ 90 %、出力電圧は定格の 10 % ~ 100 %

1 ms 以下 2 ms 以下 ms

出力保持時間 20 ms 以上(100 Vac、全負荷時) ms

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PAG 97

750W ハーフサイズタイプ仕様

仕様

9

750W ハーフサイズタイプ

PAGH6-100

PAGH8-90

PAGH12.5-60

PAGH20-38

PAGH30-25

PAGH40-19

PAGH60-12.5

PAGH80-9.5

PAGH100-7.5

PAGH150-5

PAGH300-2.5

PAGH600-1.3 単位

定電流モード

大電源変動*1 定格出力電流の 0.01 % +2 mA ---

大負荷変動*2 定格出力電流の 0.02 % +5 mA ---

リップルノイズ*3

(5 Hz ~ 1 MHz、rms)200 180 120 76 63 48 38 29 23 18 13 8 mA

温度係数 100 PPM/ (30 分ウォームアップ後) PPM/

経時ドリフト*4 定格出力電流の 0.05 % ---

初期ドリフト*5 定格出力電流の 0.1 % ---

リモートアナログコントロール

出力電圧の外部電圧コントロール

定格出力電圧の 0 % ~ 100 %(印加電圧レンジ選択可能 : 0 V ~ 5 V / 0 V ~ 10 V)確度とリニアリティ : 定格出力電圧の ±0.5 %

---

出力電流の外部電圧コントロール

定格出力電流の 0 % ~ 100 %(印加電圧レンジ選択可能 : 0 V ~ 5 V / 0 V ~ 10 V)確度とリニアリティは定格出力電流の ±1 %

---

出力電圧の外部抵抗コントロール

定格出力電圧の 0 % ~ 100 %(付加抵抗レンジ選択可能 : 0 Ω~ 5 kΩ / 0 Ω~ 10 kΩ)確度とリニアリティ : 定格出力電圧の ±1 %

---

出力電流の外部抵抗コントロール

定格出力電流の 0 % ~ 100 %(付加抵抗レンジ選択可能 : 0 Ω~ 5 kΩ / 0 Ω~ 10 kΩ)確度とリニアリティ : 定格出力電流の ±1.5 %

---

出力のシャットオフコントロール

外部電圧印加 : 0 V ~ 0.6 V / 2 V ~ 15 V、または接点スイッチ

正 / 負論理選択可能 ---

出力電流モニタ モニタ電圧レンジ選択可能 : 0 V ~ 5 V / 0 V ~ 10V、確度 : 1 % ---

出力電圧モニタ モニタ電圧レンジ選択可能 : 0 V ~ 5 V / 0 V ~ 10V、確度 : 1 % ---

電源正常動作信号 正常(4 V ~ 5 V)、異常(0 V)、出力インピーダンス 500 Ω ---

並列運転 4 台まで可能。電流バランス機能を搭載したワンコントロール方式 ---

直列運転*6 2 台まで可能 ---

合計電圧 60 V まで 合計電圧 600 V まで

定電圧 / 定電流動作

(CV/CC)判別信号

オープンコレクタ出力、定電流(CC)動作時 Low(オン)、

定電圧(CV)動作時 High(オフ)、 大印加電圧 30 V、 大シンク電流 10 mA ---

出力のオン / オフ

コントロール

開放時 : 出力オフ、短絡時 : 出力オン

大端子間電圧 : 6 V ---

ローカル / リモート

アナログコントロール

外部電圧印加または開放 / 短絡で切り替え可能

ローカル : 4 V ~ 5 V または開放、リモート : 0 V ~ 0.6 V または短絡 ---

ローカル / リモート

アナログステータス信号

オープンコレクタ出力、ローカル動作時 High(オフ)、リモートアナログ動作時 Low(オン)

大印加電圧 : 30 V、 大シンク電流 : 10 mA ---

設定およびリードバック(RS232/485、オプション GPIB インターフェース)

出力電圧設定確度 出力電圧の 0.05 % + 定格出力電圧の 0.05 % ---

出力電流設定確度 出力電流の 0.1 % + 定格出力電流の 0.1 % ---

出力電圧設定分解能 フルスケール(定格出力電圧)の 0.012 % ---

出力電流設定分解能 フルスケール(定格出力電流)の 0.012 % ---

出力電圧リードバック確度 出力電圧の 0.1 % + 定格出力電圧の 0.1 % ---

出力電流リードバック確度 出力電流の 0.1 % + 定格出力電流の 0.3 % ---

出力電圧リードバック分解能 フルスケール(定格出力電圧)の 0.012% ---

出力電流リードバック分解能 フルスケール(定格出力電流)の 0.012% ---

*1. 85 Vac ~ 132 Vac または 170 Vac ~ 265 Vac、定負荷*2. 定電流モードにおいて出力電圧を下限から定格まで変更したときの値、入力電圧一定*3. 定格出力電圧 6 V モデルは出力電圧が 2 V ~ 6 V の値、定格出力電流時

それ以外のモデルは出力電圧が定格の 10 % ~ 100 % の値、定格出力電流時*4. 入力電圧、負荷および周囲温度一定で 30 分ウォームアップ後、8 時間以上の間隔をおいた場合*5. 入力電圧、負荷および周囲温度一定で通電開始後の 30 分間*6. 保護用のダイオードが必要

Page 98: 1 2 ユーザーズマニュアル 3 - KIKUSUIPAG6-100 PAG8-90 PAG12.5-60 PAG20-38 PAG30-25 PAG40-19 PAG60-12.5 PAG80-9.5 PAG100-7.5 PAG150-5 PAG300-2.5 PAG600-1.3 1.5kWタイプ PAG6-200

98 PAG

750W ハーフサイズタイプ仕様

750W ハーフサイズタイプ仕様(つづき)

750W ハーフサイズタイプ

PAGH6-100

PAGH8-90

PAGH12.5-60

PAGH20-38

PAGH30-25

PAGH40-19

PAGH60-12.5

PAGH80-9.5

PAGH100-7.5

PAGH150-5

PAGH300-2.5

PAGH600-1.3 単位

保護機能

過電流保護(OCP) 定電圧から定電流へ動作切替時に出力を遮断。任意設定可能。 ---

過電圧保護(OVP) インバータ遮断方式 ---

過電圧保護電圧設定範囲 0.5 ~7.5

0.5 ~10

1 ~15

1 ~24

2 ~36

2 ~44

5 ~66

5 ~88

5 ~110

5 ~165

5 ~330

5 ~660

V

出力電圧下限制限(UVL) 前面パネルまたはシリアル通信で設定。UVL 値以下の出力電圧設定を防止。リモートアナログコントロール時は無効。

---

過熱保護 保護機能作動後のモードを選択可能 (シャットダウン / 自動復帰) ---

前面パネル

コントロール機能 • 出力電圧と出力電流をそれぞれ別のノブ(エンコーダ)で設定(設定分解能切り替え可能)• OVP/UVL をノブ(エンコーダ)で設定

• シリアル通信時のアドレスを VOLTAGE ノブで設定。アドレス数 : 31• ローカルモードへの強制切り替え• 出力オン / オフ

• AC 入力のオン / オフ

• パネル操作のロック機能• 過電流コントロール• ボーレート設定 : 1200、2400、4800、9600 および 19200 bps• 再スタートモード設定(セーフ / 自動スタートモード)

---

出力電圧表示 4 桁、確度 : 定格出力電圧の 0.5 %±1 カウント ---

出力電流表示 4 桁、確度 : 定格出力電流の 0.5 %±1 カウント ---

表示 電圧、電流、アラーム、FINE(微調整)、設定値、OCP、ローカル、出力オン、キーロック ---

環境条件

動作周囲温度 0 ~ 50 ---

保存周囲温度 -20 ~ 70 ---

動作周囲湿度 30 %rh ~ 90 %rh(結露なきこと) ---

保存周囲湿度 10 %rh ~ 95 %rh(結露なきこと) ---

高度 大 3 000 m。2 000 m を超える場合は下記どちらかのディレーティングが必要。

出力電流を定格の 2 %/100 m で低減、もしくは 大周囲温度を 1 /100 m で低減。 ---

機構

冷却方式 内蔵ファンによる強制空冷 ---

質量 4.5 kg 以下 ---

寸法 外形図参照 ---

耐振動 MIL - 810E - 514.4、試験条件 I-3.3.1 (固定必要) ---

耐衝撃 196.1 m/s2(20 G) 以下、正弦半波、11 ms、非梱包・非動作時 ---

安全性 /EMC

安全 /EMC 規格 安全性 : UL60950-1 / EN60950-1 準拠

• Vout ≦ 40 V の場合 : 出力電圧は SELV 、GPIB/ 絶縁アナログは SELV• 40 < Vout ≦ 400 V の場合 : 出力電圧は危険電圧、GPIB/ 絶縁アナログは SELV• 400 < Vout ≦ 600 V の場合 : 出力電圧は危険電圧、GPIB/ 絶縁アナログは SELV 対象外

EMC: EN55032、EN55024

---

耐電圧*1 • 入力 – 出力(SELV)間 : 4242 Vdc• 入力 – SELV(通信 / コントロール信号) 間 :

4242 Vdc• 入力 – FG 間 : 2828 Vdc

• 入力 – 出力間 : 3425 Vdc• 入力 – SELV(通信 / コント

ロール信号) 間 : 4242 Vdc• 入力 – FG 間 : 2828 Vdc• 出力 – SELV(通信 / コント

ロール信号) 間 : 2307 Vdc• 出力 – FG 間 : 1414 Vdc

• 入力 – 出力間 : 3490 Vdc

• 入力 – SELV(通信 / コント

ロール信号) 間: 4242 Vdc

• 入力 – FG 間 : 2828 Vdc

---

Page 99: 1 2 ユーザーズマニュアル 3 - KIKUSUIPAG6-100 PAG8-90 PAG12.5-60 PAG20-38 PAG30-25 PAG40-19 PAG60-12.5 PAG80-9.5 PAG100-7.5 PAG150-5 PAG300-2.5 PAG600-1.3 1.5kWタイプ PAG6-200

PAG 99

750W ハーフサイズタイプ仕様

仕様

9

750W ハーフサイズタイプ外形図

耐電圧 *1(つづき) • 出力 – SELV(通信 / コント

ロール信号) 間: 4242 Vdc

• 出力 – FG 間 : 2738 Vdc

---

絶縁抵抗 100 MΩ以上(25 、70 %rh) ---

雑音端子電圧 EN55032 クラス B、FCC part15 クラス B、VCCI クラス B ---

雑音電界強度 EN55032 クラス A、FCC part15 クラス A、VCCI クラス A ---

*1. 1 分間にて異常なし

750W ハーフサイズタイプ

PAGH6-100

PAGH8-90

PAGH12.5-60

PAGH20-38

PAGH30-25

PAGH40-19

PAGH60-12.5

PAGH80-9.5

PAGH100-7.5

PAGH150-5

PAGH300-2.5

PAGH600-1.3 単位

A A

AA

6.5M6x16

43.6

0.3

5

*1

*2

*1 定格出力電圧 6 V ~ 60 V モデル : バスバー定格出力電圧 80 V ~ 600 V モデル : ワイヤクランプコネクタ

*2 ベンチトップアセンブリ 2 箇所(取り外し可能)M3×8 のねじを A 部の 4 箇所に取り付けます。

Page 100: 1 2 ユーザーズマニュアル 3 - KIKUSUIPAG6-100 PAG8-90 PAG12.5-60 PAG20-38 PAG30-25 PAG40-19 PAG60-12.5 PAG80-9.5 PAG100-7.5 PAG150-5 PAG300-2.5 PAG600-1.3 1.5kWタイプ PAG6-200

100 PAG

750W フルサイズタイプ仕様

750W フルサイズタイプPAG6-100

PAG8-90

PAG12.5-60

PAG20-38

PAG30-25

PAG40-19

PAG60-12.5

PAG80-9.5

PAG100-7.5

PAG150-5

PAG300-2.5

PAG600-1.3 単位

出力

定格出力電圧*1

*1. 小電圧は定格出力電圧の 0.2 %(設定電圧およびモニタ電圧を含む)

6 8 12.5 20 30 40 60 80 100 150 300 600 V

定格出力電流*2

*2. 小電流は定格出力電流の 0.4 %(設定電流およびモニタ電流を含む)

100 90 60 38 25 19 12.5 9.5 7.5 5 2.5 1.3 A

定格出力電力 600 720 750 760 750 760 750 760 750 750 750 780 W

AC 入力

公称入力定格 100 Vac ~ 240 Vac 連続入力、 50 Hz ~ 60 Hz、単相 ---

入力電圧範囲 85 ~ 265 Vac

入力周波数範囲 47 ~ 63 Hz

入力電流 10.5(100 Vac)、 5(200 Vac) A

力率(TYP 値*3)

*3. 代表的な値です。性能を保証するものではありません。

0.99(100 Vac/200 Vac、定格出力電力時) ---

効率*4

*4. 入力電圧 100 Vac/200 Vac、定格出力電力時

76/78 77/80 81/84 82/85 82/85 83/87 83/87 83/87 83/87 83/87 83/87 83/87 %

突入電流 25 A 以下 A

定電圧モード

大電源変動*5

*5. 85 Vac ~ 132 Vac または 170 Vac ~ 265 Vac、定負荷

定格出力電圧の 0.01 % +2 mV ---

大負荷変動*6

*6. 無負荷から全負荷へ、入力電圧一定、リモートセンシングでセンシングポイントを測定

定格出力電圧の 0.01 % +2 mV ---

リップルノイズ*7

*7. 定格出力電圧 6 V ~ 300 V モデルは JEITA 規格 RC-9131A にて 1:1 プローブを使用して測定定格出力電圧 600 V モデルは 10:1 プローブを使用して測定

20 MHz、p-p 60 60 60 60 60 60 60 80 80 100 150 300 mV

5 Hz ~ 1 MHz、rms 8 8 8 8 8 8 8 8 8 10 25 60 mV

温度係数 100 PPM/ (30 分ウォームアップ後) PPM/

経時ドリフト*8

*8. 入力電圧、負荷および周囲温度一定で 30 分ウォームアップ後、8 時間以上の間隔をおいた場合

定格出力電圧の 0.05 % ---

リモートセンシング 大補償電圧(片道(+ または - 側))

1 1 1 1 1.5 2 3 4 5 5 5 5 V

立ち上がり時間

(0 ~ Vomax)*9

*9. 定格の抵抗負荷

80 150 250 ms

立ち下がり時間(0 ~ Vomax)

全負荷時 10 50 80 150 250 ms

無負荷時 500 600 700 800 900 1000 1100 1200 1500 2000 2500 4000 ms

過渡応答時間*10

*10. 出力電圧が定格出力電圧の 0.5 % 以内に復帰する時間負荷電流の変動値は定格の 10 % ~ 90 %、出力電圧は定格の 10 % ~ 100 %

1 ms 以下 2 ms 以下 ms

出力保持時間 20 ms 以上(100 Vac、全負荷時) ms

Page 101: 1 2 ユーザーズマニュアル 3 - KIKUSUIPAG6-100 PAG8-90 PAG12.5-60 PAG20-38 PAG30-25 PAG40-19 PAG60-12.5 PAG80-9.5 PAG100-7.5 PAG150-5 PAG300-2.5 PAG600-1.3 1.5kWタイプ PAG6-200

PAG 101

750W フルサイズタイプ仕様

仕様

9

750W フルサイズタイプPAG6-100

PAG8-90

PAG12.5-60

PAG20-38

PAG30-25

PAG40-19

PAG60-12.5

PAG80-9.5

PAG100-7.5

PAG150-5

PAG300-2.5

PAG600-1.3 単位

定電流モード

大電源変動*1 定格出力電流の 0.01 % +2 mA ---

大負荷変動*2 定格出力電流の 0.02 % +5 mA ---

リップルノイズ*3

(5 Hz ~ 1 MHz、rms)200 180 120 76 63 48 38 29 23 18 13 8 mA

温度係数 100 PPM/ (30 分ウォームアップ後) PPM/

経時ドリフト*4 定格出力電流の 0.05 % ---

リモートアナログコントロール

出力電圧の外部電圧コントロール

定格出力電圧の 0 % ~ 100 %(印加電圧レンジ選択可能 : 0 V ~ 5 V / 0 V ~ 10 V)確度とリニアリティ : 定格出力電圧の ±0.5 %

---

出力電流の外部電圧コントロール

定格出力電流の 0 % ~ 100 %(印加電圧レンジ選択可能 : 0 V ~ 5 V / 0 V ~ 10 V)確度とリニアリティは定格出力電流の ±1%

---

出力電圧の外部抵抗コントロール

定格出力電圧の 0 % ~ 100 %(付加抵抗レンジ選択可能 : 0 Ω~ 5 kΩ / 0 Ω~ 10 kΩ)確度とリニアリティ : 定格出力電圧の ±1 %

---

出力電流の外部抵抗コントロール

定格出力電流の 0 % ~ 100 %(付加抵抗レンジ選択可能 : 0 Ω~ 5 kΩ / 0 Ω~ 10 kΩ)確度とリニアリティ : 定格出力電流の ±1.5 %

---

出力のシャットオフコントロール

外部電圧印加 : 0 V ~ 0.6 V / 2 V ~ 15 V、または接点スイッチ

正 / 負論理選択可能 ---

出力電流モニタ モニタ電圧レンジ選択可能 : 0 V ~ 5 V / 0 ~ 10V、確度 : 1 % ---

出力電圧モニタ モニタ電圧レンジ選択可能 : 0 V ~ 5 V / 0 ~ 10V、確度 : 1 % ---

電源正常動作信号 正常(4 V ~ 5 V)、異常(0 V)、出力インピーダンス 500 Ω ---

並列運転 4 台まで可能。電流バランス機能を搭載したワンコントロール方式 ---

直列運転*5 2 台まで可能 ---

合計電圧 60 V まで 合計電圧 600 V まで

定電圧 / 定電流動作

(CV/CC)判別信号

オープンコレクタ出力、定電流(CC)動作時 Low(オン)、

定電圧(CV)動作時 High(オフ)、 大印加電圧 30 V、 大シンク電流 10 mA ---

出力のオン / オフ

コントロール

開放時 : 出力オフ、短絡時 : 出力オン

大端子間電圧 : 6 V ---

ローカル / リモート

アナログコントロール

外部電圧印加または開放 / 短絡で切り替え可能

ローカル : 4 V ~ 5 V または開放、リモート : 0 V ~ 0.6 V または短絡 ---

ローカル / リモート

アナログステータス信号

オープンコレクタ出力、ローカル動作時 High(オフ)、リモートアナログ動作時 Low(オン)

大印加電圧 : 30 V、 大シンク電流 : 10 mA ---

設定およびリードバック(RS232/485、オプション GPIB インターフェース)

出力電圧設定確度 出力電圧の 0.05 % + 定格出力電圧の 0.05 % ---

出力電流設定確度 出力電流の 0.1 % + 定格出力電流の 0.1 % ---

出力電圧設定分解能 フルスケール(定格出力電圧)の 0.012 % ---

出力電流設定分解能 フルスケール(定格出力電流)の 0.012 % ---

出力電圧リードバック確度 出力電圧の 0.1 % + 定格出力電圧の 0.1 % ---

出力電流リードバック確度 出力電流の 0.1 % + 定格出力電流の 0.3 % ---

出力電圧リードバック分解能 フルスケール(定格出力電圧)の 0.012% ---

出力電流リードバック分解能 フルスケール(定格出力電流)の 0.012% ---

*1. 85 Vac ~ 132 Vac または 170 Vac ~ 265 Vac、定負荷*2. 定電流モードにおいて出力電圧を下限から定格まで変更したときの値、入力電圧一定*3. 定格出力電圧 6 V モデルは出力電圧が 2 V ~ 6 V の値、定格出力電流時

それ以外のモデルは出力電圧が定格の 10 % ~ 100 % の値、定格出力電流時*4. 入力電圧、負荷および周囲温度一定で 30 分ウォームアップ後、8 時間以上の間隔をおいた場合*5. 保護用のダイオードが必要

Page 102: 1 2 ユーザーズマニュアル 3 - KIKUSUIPAG6-100 PAG8-90 PAG12.5-60 PAG20-38 PAG30-25 PAG40-19 PAG60-12.5 PAG80-9.5 PAG100-7.5 PAG150-5 PAG300-2.5 PAG600-1.3 1.5kWタイプ PAG6-200

102 PAG

750W フルサイズタイプ仕様

750W フルサイズタイプ仕様(つづき)

750W フルサイズタイプPAG6-100

PAG8-90

PAG12.5-60

PAG20-38

PAG30-25

PAG40-19

PAG60-12.5

PAG80-9.5

PAG100-7.5

PAG150-5

PAG300-2.5

PAG600-1.3 単位

保護機能

過電流保護(OCP) 定電圧から定電流へ動作切替時に出力を遮断。任意設定可能。 ---

過電圧保護(OVP) インバータ遮断方式 ---

過電圧保護電圧設定範囲 0.5 ~7.5

0.5 ~10

1 ~15

1 ~24

2 ~36

2 ~44

5 ~66

5 ~88

5 ~110

5 ~165

5 ~330

5 ~660

V

出力電圧下限制限(UVL) 前面パネルまたはシリアル通信で設定。UVL 値以下の出力電圧設定を防止。リモートアナログコントロール時は無効。

---

過熱保護 保護機能作動後のモードを選択可能 (シャットダウン / 自動復帰) ---

前面パネル

コントロール機能 • 出力電圧と出力電流をそれぞれ別のノブ(エンコーダ)で設定(設定分解能切り替え可能)• OVP/UVL をノブ(エンコーダ)で設定

• シリアル通信時のアドレスを VOLTAGE ノブで設定。アドレス数 : 31• ローカルモードへの強制切り替え• 出力オン / オフ

• AC 入力のオン / オフ

• パネル操作のロック機能• 過電流コントロール• ボーレート設定 : 1200、2400、4800、9600 および 19200 bps• 再スタートモード設定(セーフ / 自動スタートモード)

---

出力電圧表示 4 桁、確度 : 定格出力電圧の 0.5 %±1 カウント ---

出力電流表示 4 桁、確度 : 定格出力電流の 0.5 %±1 カウント ---

表示 電圧、電流、アラーム、FINE(微調整)、設定値、OCP、ローカル、出力オン、キーロック ---

環境条件

動作周囲温度 0 ~ 50 ---

保存周囲温度 -20 ~ 70 ---

動作周囲湿度 30 %rh ~ 90 %rh(結露なきこと) ---

保存周囲湿度 10 %rh ~ 95 %rh(結露なきこと) ---

高度 大 3 000 m。2 000 m を超える場合は下記どちらかのディレーティングが必要。

出力電流を定格の 2 %/100 m で低減、もしくは 大周囲温度を 1 /100 m で低減。 ---

機構

冷却方式 内蔵ファンによる強制空冷 ---

質量 7 kg 以下 ---

寸法 外形図参照 ---

耐振動 MIL - 810E - 514.4、試験条件 I-3.3.1 (固定必要) ---

耐衝撃 196.1 m/s2(20 G) 以下、正弦半波、11 ms、非梱包・非動作時 ---

安全性 /EMC

安全 /EMC 規格 安全性 : UL60950-1 / EN60950-1 準拠

• Vout ≦ 40 V の場合 : 出力電圧は SELV 、GPIB/ 絶縁アナログは SELV• 40 < Vout ≦ 400 V の場合 : 出力電圧は危険電圧、GPIB/ 絶縁アナログは SELV• 400 < Vout ≦ 600 V の場合 : 出力電圧は危険電圧、GPIB/ 絶縁アナログは SELV 対象外

EMC: EN55032、EN55024

---

耐電圧*1 • 入力 – 出力(SELV)間 : 4242 Vdc• 入力 – SELV(通信 / コントロール信号) 間 :

4242 Vdc• 入力 – FG 間 : 2828 Vdc

• 入力 – 出力間 : 3425 Vdc• 入力 – SELV(通信 / コント

ロール信号) 間 : 4242 Vdc• 入力 – FG 間 : 2828 Vdc• 出力 – SELV(通信 / コント

ロール信号) 間 : 2307 Vdc• 出力 – FG 間 : 1414 Vdc

• 入力 – 出力間 : 3490 Vdc

• 入力 – SELV(通信 / コント

ロール信号) 間: 4242 Vdc

• 入力 – FG 間 : 2828 Vdc

---

Page 103: 1 2 ユーザーズマニュアル 3 - KIKUSUIPAG6-100 PAG8-90 PAG12.5-60 PAG20-38 PAG30-25 PAG40-19 PAG60-12.5 PAG80-9.5 PAG100-7.5 PAG150-5 PAG300-2.5 PAG600-1.3 1.5kWタイプ PAG6-200

PAG 103

750W フルサイズタイプ仕様

仕様

9

750W フルサイズタイプ外形図

耐電圧 *1(つづき) • 出力 – SELV(通信 / コント

ロール信号) 間: 4242 Vdc

• 出力 – FG 間 : 2738 Vdc

---

絶縁抵抗 100 MΩ以上(25 、70 %rh) ---

雑音端子電圧 EN55032 クラス B、FCC part15 クラス B、VCCI クラス B ---

雑音電界強度 EN55032 クラス A、FCC part15 クラス A、VCCI クラス A ---

*1. 1 分間にて異常なし

750W フルサイズタイプPAG6-100

PAG8-90

PAG12.5-60

PAG20-38

PAG30-25

PAG40-19

PAG60-12.5

PAG80-9.5

PAG100-7.5

PAG150-5

PAG300-2.5

PAG600-1.3 単位

482.8 ±1.0

43.6

A A A

507.0 ±1.0

57.8 ±0.5 92.0 ±0.5 92.0 ±0.5 21.0

433 ±1.0

422.8 ±1.0

*1

39.5+0.5

22.0

3.0

30.0 8.5

*2

*1 定格出力電圧 6 V ~ 60 V モデル : バスバー定格出力電圧 80 V ~ 600 V モデル : ワイヤクランプコネクタ

*2 ブラケット / スライド用取り付け穴を「A」に示します。

Page 104: 1 2 ユーザーズマニュアル 3 - KIKUSUIPAG6-100 PAG8-90 PAG12.5-60 PAG20-38 PAG30-25 PAG40-19 PAG60-12.5 PAG80-9.5 PAG100-7.5 PAG150-5 PAG300-2.5 PAG600-1.3 1.5kWタイプ PAG6-200

104 PAG

1.5kW タイプ仕様

1.5kW タイプPAG6-200

PAG8-180

PAG12.5-120

PAG20-76

PAG30-50

PAG40-38

PAG60-25

PAG80-19

PAG100-15

PAG150-10

PAG300-5

PAG600-2.6 単位

出力

定格出力電圧*1

*1. 小電圧は定格出力電圧の 0.2 %(設定電圧およびモニタ電圧を含む)

6 8 12.5 20 30 40 60 80 100 150 300 600 V

定格出力電流*2

*2. 小電流は定格出力電流の 0.4 %(設定電流およびモニタ電流を含む)

200 180 120 76 50 38 25 19 15 10 5 2.6 A

定格出力電力 1200 1440 1500 1520 1500 1520 1500 1520 1500 1500 1500 1560 W

AC 入力

公称入力定格 100 Vac ~ 240 Vac 連続入力、 50 Hz ~ 60 Hz、単相 ---

入力電圧範囲 85 ~ 265 Vac

入力周波数範囲 47 ~ 63 Hz

入力電流 21(100 Vac)、11(200 Vac) A

力率(TYP 値*3)

*3. 代表的な値です。性能を保証するものではありません。

0.99(100 Vac/200 Vac、定格出力電力時) ---

効率*4

*4. 入力電圧 100 Vac/200 Vac、定格出力電力時

77/79 78/81 82/85 83/86 83/86 84/88 84/88 84/88 84/88 84/88 84/88 84/88 %

突入電流 50 A 以下 A

定電圧モード

大電源変動*5

*5. 85 Vac ~ 132 Vac または 170 Vac ~ 265 Vac、定負荷

定格出力電圧の 0.01 % +2 mV ---

大負荷変動*6

*6. 無負荷から全負荷へ、入力電圧一定、リモートセンシングでセンシングポイントを測定

定格出力電圧の 0.01 % +2 mV ---

リップルノイズ*7

*7. 定格出力電圧 6 V ~ 300 V モデルは JEITA 規格 RC-9131A にて 1:1 プローブを使用して測定定格出力電圧 600 V モデルは 10:1 プローブを使用して測定

20 MHz、p-p 60 60 60 60 60 60 60 80 80 100 150 300 mV

5 Hz ~ 1 MHz、rms 8 8 8 8 8 8 8 8 8 10 25 60 mV

温度係数 100 PPM/ (30 分ウォームアップ後) PPM/

経時ドリフト*8

*8. 入力電圧、負荷および周囲温度一定で 30 分ウォームアップ後、8 時間以上の間隔をおいた場合

定格出力電圧の 0.05 % ---

リモートセンシング大補償電圧

(片道(+ または - 側))1 1 1 1 1.5 2 3 4 5 5 5 5 V

立ち上がり時間

(0 ~ Vomax)*9

*9. 定格の抵抗負荷

80 150 250 ms

立ち下がり時間(0 ~ Vomax)

全負荷時 10 50 80 150 250 ms

無負荷時 500 600 700 800 900 1000 1100 1200 1500 2000 2500 4000 ms

過渡応答時間*10

*10. 出力電圧が定格出力電圧の 0.5 % 以内に復帰する時間負荷電流の変動値は定格の 10 % ~ 90 %、出力電圧は定格の 10 % ~ 100 %

1 ms 以下 2 ms 以下 ms

出力保持時間 20 ms 以上(100 Vac、全負荷時) ms

Page 105: 1 2 ユーザーズマニュアル 3 - KIKUSUIPAG6-100 PAG8-90 PAG12.5-60 PAG20-38 PAG30-25 PAG40-19 PAG60-12.5 PAG80-9.5 PAG100-7.5 PAG150-5 PAG300-2.5 PAG600-1.3 1.5kWタイプ PAG6-200

PAG 105

1.5kW タイプ仕様

仕様

9

1.5kW タイプPAG6-200

PAG8-180

PAG12.5-120

PAG20-76

PAG30-50

PAG40-38

PAG60-25

PAG80-19

PAG100-15

PAG150-10

PAG300-5

PAG600-2.6 単位

定電流モード

大電源変動*1 定格出力電流の 0.01 % +2 mA ---

大負荷変動*2 定格出力電流の 0.02 % +5 mA ---

リップルノイズ*3

(5 Hz ~ 1 MHz、rms)400 360 240 152 125 95 75 57 45 35 25 12 mA

温度係数 100 PPM/ (30 分ウォームアップ後) PPM/

経時ドリフト*4 定格出力電流の 0.05 % ---

リモートアナログコントロール

出力電圧の外部電圧コントロール

定格出力電圧の 0 % ~ 100 %(印加電圧レンジ選択可能 : 0 V ~ 5 V / 0 V ~ 10 V)確度とリニアリティ : 定格出力電圧の ±0.5 %

---

出力電流の外部電圧コントロール

定格出力電流の 0 % ~ 100 %(印加電圧レンジ選択可能 : 0 V ~ 5 V / 0 V ~ 10 V)確度とリニアリティは定格出力電流の ±1 %

---

出力電圧の外部抵抗コントロール

定格出力電圧の 0 % ~ 100 %(付加抵抗レンジ選択可能 : 0 Ω~ 5 kΩ / 0 Ω~ 10 kΩ)確度とリニアリティ : 定格出力電圧の ±1 %

---

出力電流の外部抵抗コントロール

定格出力電流の 0 % ~ 100 %(付加抵抗レンジ選択可能 : 0 Ω~ 5 kΩ / 0 Ω~ 10 kΩ)確度とリニアリティ : 定格出力電流の ±1.5 %

---

出力のシャットオフコントロール

外部電圧印加 : 0 V ~ 0.6 V / 2 V ~ 15 V、または接点スイッチ

正 / 負論理選択可能 ---

出力電流モニタ モニタ電圧レンジ選択可能 : 0 V ~ 5 V / 0 V ~ 10V、確度 : 1 % ---

出力電圧モニタ モニタ電圧レンジ選択可能 : 0 V ~ 5 V / 0 V ~ 10V、確度 : 1 % ---

電源正常動作信号 正常(4 V ~ 5 V)、異常(0 V)、出力インピーダンス 500 Ω ---

並列運転 4 台まで可能。電流バランス機能を搭載したワンコントロール方式 ---

直列運転*5 2 台まで可能 ---

合計電圧 60 V まで 合計電圧 600 V まで

定電圧 / 定電流動作

(CV/CC)判別信号

オープンコレクタ出力、定電流(CC)動作時 Low(オン)、定電圧(CV)動作時 High(オフ)

大印加電圧 30 V、 大シンク電流 10 mA ---

出力のオン / オフ

コントロール

開放時 : 出力オフ、短絡時 : 出力オン

大端子間電圧 : 6 V ---

ローカル / リモート

アナログコントロール

外部電圧印加または開放 / 短絡で切り替え可能

ローカル : 4 V ~ 5 V または開放、リモート : 0 V ~ 0.6 V または短絡 ---

ローカル / リモートアナログステータス信号

オープンコレクタ出力、ローカル動作時 High(オフ)、リモートアナログ動作時 Low(オン)

大印加電圧 : 30 V、 大シンク電流 : 10 mA ---

設定およびリードバック(RS232/485、オプション GPIB インターフェース)

出力電圧設定確度 出力電圧の 0.05 % + 定格出力電圧の 0.05 % ---

出力電流設定確度 出力電流の 0.1 % + 定格出力電流の 0.1 % ---

出力電圧設定分解能 フルスケール(定格出力電圧)の 0.012 % ---

出力電流設定分解能 フルスケール(定格出力電流)の 0.012 % ---

出力電圧リードバック確度

出力電圧の 0.1 % + 定格出力電圧の 0.1 % ---

出力電流リードバック確度

出力電流の 0.1 % + 定格出力電流の 0.3 % ---

出力電圧リードバック分解能

フルスケール(定格出力電圧)の 0.012% ---

出力電流リードバック分解能

フルスケール(定格出力電流)の 0.012% ---

*1. 85 Vac ~ 132 Vac または 170 Vac ~ 265 Vac、定負荷*2. 定電流モードにおいて出力電圧を下限から定格まで変更したときの値、入力電圧一定*3. 定格出力電圧 6 V モデルは出力電圧が 2 V ~ 6 V の値、定格出力電流時

それ以外のモデルは出力電圧が定格の 10 % ~ 100 % の値、定格出力電流時*4. 入力電圧、負荷および周囲温度一定で 30 分ウォームアップ後、8 時間以上の間隔をおいた場合*5. 保護用のダイオードが必要

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106 PAG

1.5kW タイプ仕様

1.5kW タイプ仕様(つづき)

1.5kW タイプPAG6-200

PAG8-180

PAG12.5-120

PAG20-76

PAG30-50

PAG40-38

PAG60-25

PAG80-19

PAG100-15

PAG150-10

PAG300-5

PAG600-2.6 単位

保護機能

過電流保護(OCP) 定電圧から定電流へ動作切替時に出力を遮断。任意設定可能。 ---

過電圧保護(OVP) インバータ遮断方式 ---

過電圧保護電圧設定範囲

0.5 ~7.5

0.5 ~10

1 ~15

1 ~24

2 ~36

2 ~44

5 ~66

5 ~88

5 ~110

5 ~165

5 ~330

5 ~660

V

出力電圧下限制限(UVL) 前面パネルまたはシリアル通信で設定。UVL 値以下の出力電圧設定を防止。リモートアナログコントロール時は無効。

---

過熱保護 保護機能作動後のモードを選択可能 (シャットダウン / 自動復帰) ---

前面パネル

コントロール機能 • 出力電圧と出力電流をそれぞれ別のノブ(エンコーダ)で設定(設定分解能切り替え可能)• OVP/UVL をノブ(エンコーダ)で設定

• シリアル通信時のアドレスを VOLTAGE ノブで設定。アドレス数 : 31• ローカルモードへの強制切り替え• 出力オン / オフ

• AC 入力のオン / オフ

• パネル操作のロック機能• 過電流コントロール• ボーレート設定 : 1200、2400、4800、9600 および 19200 bps• 再スタートモード設定(セーフ / 自動スタートモード)

---

出力電圧表示 4 桁、確度 : 定格出力電圧の 0.5 %±1 カウント ---

出力電流表示 4 桁、確度 : 定格出力電流の 0.5 %±1 カウント ---

表示 電圧、電流、アラーム、FINE(微調整)、設定値、OCP、ローカル、出力オン、キーロック ---

環境条件

動作周囲温度 0 ~ 50 ---

保存周囲温度 -20 ~ 70 ---

動作周囲湿度 30 %rh ~ 90 %rh(結露なきこと) ---

保存周囲湿度 10 %rh ~ 95 %rh(結露なきこと) ---

高度 大 3 000 m。2 000 m を超える場合は下記どちらかのディレーティングが必要。

出力電流を定格の 2 %/100 m で低減、もしくは 大周囲温度を 1 /100 m で低減。 ---

機構

冷却方式 内蔵ファンによる強制空冷 ---

質量 8.5 kg 以下 ---

寸法 外形図参照 ---

耐振動 MIL - 810E - 514.4、試験条件 I-3.3.1 (固定必要) ---

耐衝撃 196.1 m/s2(20 G) 以下、正弦半波、11 ms、非梱包・非動作時 ---

安全性 /EMC

安全 /EMC 規格 安全規格 : UL60950-1 / EN60950-1 準拠

• Vout ≦ 40 V の場合 : 出力電圧は SELV 、GPIB/ 絶縁アナログは SELV• 40 < Vout ≦ 400 V の場合 : 出力電圧は危険電圧、GPIB/ 絶縁アナログは SELV• 400 < Vout ≦ 600 V の場合 : 出力電圧は危険電圧、GPIB/ 絶縁アナログは SELV 対象外

EMC: EN55032、EN55024

---

耐電圧*1 • 入力 – 出力(SELV)間 : 4242 Vdc• 入力 – SELV(通信 / コントロール信号) 間 :

4242 Vdc• 入力 – FG 間 : 2828 Vdc

• 入力 – 出力間 : 3425 Vdc• 入力 – SELV(通信 / コント

ロール信号) 間 : 4242 Vdc• 入力 – FG 間 : 2828 Vdc• 出力 – SELV(通信 / コント

ロール信号) 間 : 2307 Vdc• 出力 – FG 間 : 1414 Vdc

• 入力 – 出力間 : 3490 Vdc

• 入力 – SELV(通信 / コント

ロール信号) 間: 4242 Vdc

• 入力 – FG 間 : 2828 Vdc

---

Page 107: 1 2 ユーザーズマニュアル 3 - KIKUSUIPAG6-100 PAG8-90 PAG12.5-60 PAG20-38 PAG30-25 PAG40-19 PAG60-12.5 PAG80-9.5 PAG100-7.5 PAG150-5 PAG300-2.5 PAG600-1.3 1.5kWタイプ PAG6-200

PAG 107

1.5kW タイプ仕様

仕様

9

1.5kW タイプ外形図

耐電圧 *1(つづき) • 出力 – SELV(通信 / コント

ロール信号) 間: 4242 Vdc

• 出力 – FG 間 : 2738 Vdc

---

絶縁抵抗 100 MΩ以上(25 、70 %rh) ---

雑音端子電圧 EN55032 クラス B、FCC part15 クラス B、VCCI クラス B ---

雑音電界強度 EN55032 クラス A、FCC part15 クラス A、VCCI クラス A ---

*1. 1 分間にて異常なし

1.5kW タイプPAG6-200

PAG8-180

PAG12.5-120

PAG20-76

PAG30-50

PAG40-38

PAG60-25

PAG80-19

PAG100-15

PAG150-10

PAG300-5

PAG600-2.6 単位

482.8 ±1.0

43.6

A A A

507.0 ±1.0

57.8 ±0.5 92.0 ±0.5 92.0 ±0.5 21.0

433 ±1.0

422.8 ±1.0

*1

39.5+0.5

22.0

3.0

30.0 8.5

*2

104

*1 定格出力電圧 6 V ~ 60 V モデル : バスバー定格出力電圧 80 V ~ 600 V モデル : ワイヤクランプコネクタ

*2 ブラケット / スライド用取り付け穴を「A」に示します。

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108 PAG

2.4kW タイプ仕様2.4kW タイプ

PAG8-300

PAG10-240

PAG16-150

PAG20-120

PAG30-80

PAG40-60

PAG60-40

PAG80-30

PAG100-24

PAG150-16

PAG300-8

PAG600-4 単位

出力

定格出力電圧*1

*1. 小電圧は定格出力電圧の 0.2 %(設定電圧およびモニタ電圧を含む)

8 10 16 20 30 40 60 80 100 150 300 600 V

定格出力電流*2

*2. 小電流は定格出力電流の 0.4 %(設定電流およびモニタ電流を含む)

300 240 150 120 80 60 40 30 24 16 8 4 A

定格出力電力 2400 2400 2400 2400 2400 2400 2400 2400 2400 2400 2400 2400 W

AUX 出力*3

*3. リップルノイズは JEITA 規格 RC-9131A にて 1:1 プローブを使用して測定

15 V 出力 15 V±5 %、 大 0.2 A、出力リップルノイズ 100 mVp-p、グランドは-出力端子と共通 ---

5 V 出力 5 V±5 %、 大 0.2 A、出力リップルノイズ 100 mVp-pグランドは IF_COM(インターフェースコモン)と共通

---

AC 入力

公称入力定格 単相 200 V 入力モデル : 190 Vac ~ 240 Vac / 50 Hz ~ 60 Hz三相 200 V 入力モデル : 190 Vac ~ 240 Vac / 50 Hz ~ 60 Hz

---

入力電圧範囲 170 ~ 265(単相または三相) Vac

入力周波数範囲 47 ~ 63 Hz

大入力電流(TYP 値*4、定格出力電力時)

*4. 代表的な値です。性能を保証するものではありません。

単相 200 V 入力モデル 17.3 17.3 16.8 16.7 16.7 16.6 16.6 16.6 16.6 16.3 16.3 16.3 A

三相 200 V 入力モデル 10.5 10.5 10.2 10.1 10.0 10.0 9.9 9.9 9.9 9.8 9.8 9.8 A

力率(TYP 値 *4、定格出力電力時)

単相 200 V 入力モデル : 0.99(230 Vac 入力時)

三相 200 V 入力モデル : 0.94(200 Vac 入力時) ---

効率*5(TYP 値 *4)

*5. 入力電圧 200 Vac、定格出力電力時、周囲温度 25

84 84 86 87 87 88 88 88 88 88 88 88 %

突入電流*6

*6. 内蔵ノイズフィルタ部への入力サージ電流(0.2 ms 以下)は除く

50 A 以下 A

定電圧モード

大電源変動*7

*7. 170 Vac ~ 265 Vac、定負荷

定格出力電圧の 0.01 % +2 mV ---

大負荷変動*8

*8. 無負荷から全負荷へ、入力電圧一定、リモートセンシングでセンシングポイントを測定

定格出力電圧の 0.015 % +5 mV ---

リップルノイズ*9

*9. 定格出力電圧 6 V ~ 300 V モデルは JEITA 規格 RC-9131A にて 1:1 プローブを使用して測定定格出力電圧 600 V モデルは 10:1 プローブを使用して測定

20 MHz、p-p 60 60 60 60 60 60 60 80 80 100 200 300 mV

5 Hz ~ 1 MHz、rms 8 8 8 8 8 8 8 10 10 25 50 75 mV

温度係数 100 PPM/ (定格出力電圧時、30 分ウォームアップ後) PPM/

経時ドリフト*10

*10. 入力電圧、負荷および周囲温度一定で 30 分ウォームアップ後、8 時間以上の間隔をおいた場合

定格出力電圧の 0.05 % ---

初期ドリフト*11

*11. 入力電圧、負荷および周囲温度一定で通電開始後の 30 分間

定格出力電圧の 0.05 % +2 mV ---

リモートセンシング 大補償電圧(片道(+ または - 側))

2 2 2 2 5 5 5 5 5 5 5 5 V

立ち上がり時間*12

*12. 定格出力電圧の 10 % ~ 90 % 間の応答時間、定格の抵抗負荷

15 20 30 40 60 80 100 ms

立ち下がり時間*13

*13. 定格出力電圧の 90 % ~ 10 % 間の応答時間

全負荷時*14

*14. 定格の抵抗負荷

10 20 30 50 80 100 ms

無負荷時 500 600 700 1100 1200 1500 2500 3000 ms

過渡応答時間*15

*15. 出力電圧が定格出力電圧の 0.5 % 以内に復帰する時間負荷電流の変動値は定格の 10 % ~ 90 %、出力電圧は定格の 10 % ~ 100 %、ローカルセンシング

1 ms 以下 2 ms 以下 ms

出力保持時間(TYP 値 *4) 10 ms 以下(定格出力電力時) ms

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PAG 109

2.4kW タイプ仕様

仕様

9

2.4kW タイプPAG8-300

PAG10-240

PAG16-150

PAG20-120

PAG30-80

PAG40-60

PAG60-40

PAG80-30

PAG100-24

PAG150-16

PAG300-8

PAG600-4 単位

定電流モード

大電源変動*1 定格出力電流の 0.01 % +2 mA ---

大負荷変動*2 定格出力電流の 0.02 % +5 mA ---

リップルノイズ*3

(5 Hz ~ 1 MHz、rms)1200 900 600 480 220 120 70 50 40 30 15 7 mA

温度係数 100 PPM/ (定格出力電流時、30 分ウォームアップ後) PPM/

経時ドリフト*4 定格出力電流の 0.05 % ---

初期ドリフト*5 定格出力電流の 0.2 % 定格出力電流の 0.1 % ---

リモートアナログコントロール

出力電圧の外部電圧コントロール

定格出力電圧の 0 V ~ 100 %(印加電圧レンジ選択可能 : 0 V ~ 5 V / 0 V ~ 10 V)確度とリニアリティ : 定格出力電圧の ±0.5 %

---

出力電流の外部電圧

コントロール*6定格出力電流の 0 V ~ 100 %(印加電圧レンジ選択可能 : 0 V ~ 5 V / 0 V ~ 10 V)確度とリニアリティは定格出力電流の ±1%

---

出力電圧の外部抵抗コントロール

定格出力電圧の 0 V ~ 100 %(付加抵抗レンジ選択可能 : 0 Ω~ 5 kΩ / 0 Ω~ 10 kΩ)確度とリニアリティ : 定格出力電圧の ±1 %

---

出力電流の外部抵抗

コントロール *6定格出力電流の 0 V ~ 100 %(付加抵抗レンジ選択可能 : 0 Ω~ 5 kΩ / 0 Ω~ 10 kΩ)確度とリニアリティ : 定格出力電流の ±1.5 %

---

出力のシャットオフコントロール

外部電圧印加 : 0 V ~ 0.6 V / 2 V ~ 15 V、または接点スイッチ

正 / 負論理選択可能 ---

出力電流モニタ *6 モニタ電圧レンジ選択可能 : 0 V ~ 5 V / 0 V ~ 10V、確度 : 1 % ---

出力電圧モニタ モニタ電圧レンジ選択可能 : 0 V ~ 5 V / 0 V ~ 10V、確度 : 1 % ---

電源正常動作信号 正常(4 V ~ 5 V)、異常(0 V)、出力インピーダンス 500 Ω ---

並列運転 4 台まで可能。2 線式電流バランス機能を搭載したワンコントロール方式 ---

直列運転*7 2 台まで可能 ---

合計電圧 60 V まで 合計電圧 600 V まで

定電圧 / 定電流動作

(CV/CC)判別信号

オープンコレクタ出力、定電流(CC)動作時 Low(オン)、

定電圧(CV)動作時 High(オフ)、 大印加電圧 30 V、 大シンク電流 10 mA ---

出力のオン / オフ

コントロール

開放時 : 出力オフ、短絡時 : 出力オン

大端子間電圧 : 6 V ---

ローカル / リモート

アナログコントロール

外部電圧印加または開放 / 短絡で切り替え可能

ローカル : 2 V ~ 15 V または開放、リモート : 0 V ~ 0.6 V または短絡 ---

ローカル / リモート

アナログステータス信号

オープンコレクタ出力、ローカル動作時 High(オフ)、リモートアナログ動作時 Low(オン)

大印加電圧 : 30 V、 大シンク電流 : 10 mA ---

設定およびリードバック(RS232/485、オプション GPIB インターフェース)

出力電圧設定確度 出力電圧の 0.05 % + 定格出力電圧の 0.05 % ---

出力電流設定確度 *6 出力電流の 0.1 % + 定格出力電流の 0.2 % ---

出力電圧設定分解能 フルスケール(定格出力電圧)の 0.012 % ---

出力電流設定分解能 フルスケール(定格出力電流)の 0.012 % ---

出力電圧リードバック確度 出力電圧の 0.1 % + 定格出力電圧の 0.1 % ---

出力電流リードバック確度 *6 出力電流の 0.1 % + 定格出力電流の 0.3 % ---

出力電圧リードバック分解能 フルスケール(定格出力電圧)の 0.012% ---

出力電流リードバック分解能 フルスケール(定格出力電流)の 0.012% ---

*1. 170 Vac ~ 265 Vac、定負荷*2. 定電流モードにおいて出力電圧を下限から定格まで変更したときの値、入力電圧一定*3. 定格出力電圧 8 V ~ 16 V モデル : 出力電圧が 2 V ~定格出力電圧の値、定格出力電流時

定格出力電圧 20 V ~ 600 V モデル : 定格 出力電圧の 10 % ~ 100 % の値、定格出力電流時*4. 入力電圧、負荷および周囲温度一定で 30 分ウォームアップ後、8 時間以上の間隔をおいた場合*5. 入力電圧、負荷および周囲温度一定で通電開始後の 30 分間*6. 初期ドリフトは含みません*7. 保護用のダイオードが必要

Page 110: 1 2 ユーザーズマニュアル 3 - KIKUSUIPAG6-100 PAG8-90 PAG12.5-60 PAG20-38 PAG30-25 PAG40-19 PAG60-12.5 PAG80-9.5 PAG100-7.5 PAG150-5 PAG300-2.5 PAG600-1.3 1.5kWタイプ PAG6-200

110 PAG

2.4kW タイプ仕様

2.4kW タイプ仕様(つづき)

2.4kW タイプPAG8-300

PAG10-240

PAG16-150

PAG20-120

PAG30-80

PAG40-60

PAG60-40

PAG80-30

PAG100-24

PAG150-16

PAG300-8

PAG600-4 単位

保護機能

過電流保護(OCP) 定電圧から定電流へ動作モード自動切替時に出力を遮断。任意設定可能。 ---

過電圧保護(OVP) インバータ遮断方式 ---

過電圧保護電圧設定範囲 0.5 ~10

0.5 ~12

1 ~19

1 ~24

2 ~36

2 ~44

5 ~66

5 ~88

5 ~110

5 ~165

5 ~330

5 ~660

V

出力電圧下限制限(UVL) 前面パネルまたはシリアル通信で設定。UVL 値以下の出力電圧設定を防止。リモートアナログコントロール時は無効。

---

過熱保護 保護機能作動後のモードを選択可能 (シャットダウン / 自動復帰) ---

前面パネル

コントロール機能 • 出力電圧と出力電流をそれぞれ別のノブ(エンコーダ)で設定(設定分解能切り替え可能)• OVP/UVL をノブ(エンコーダ)で設定

• シリアル通信時のアドレスを VOLTAGE ノブで設定。アドレス数 : 31• シリアル通信時にローカルモードへの強制切り替え• 出力オン / オフ

• AC 入力のオン / オフ

• パネル操作のロック機能• 過電流コントロール• ボーレート設定 : 1200、2400、4800、9600 および 19200 bps• 再スタートモード設定(セーフ / 自動スタートモード)

---

出力電圧表示 4 桁、確度 : 定格出力電圧の 0.5 %±1 カウント ---

出力電流表示 4 桁、確度 : 定格出力電流の 0.5 %±1 カウント ---

表示 電圧、電流、アラーム、FINE(微調整)、設定値、OCP、ローカル、出力オン、キーロック ---

環境条件

動作周囲温度 0 ~ 50 ---

保存周囲温度 -20 ~ 85 ---

動作周囲湿度 20 %rh ~ 90 %rh(結露なきこと) ---

保存周囲湿度 10 %rh ~ 95 % rh(結露なきこと) ---

高度 大 3 000 m。2 000 m を超える場合は下記どちらかのディレーティングが必要。

出力電流を定格の 2 %/100 m で低減、もしくは 大周囲温度を 1 /100 m で低減。 ---

機構

冷却方式 内蔵ファンによる強制空冷 ---

質量 10 kg 以下 ---

寸法 外形図参照 ---

耐振動 MIL - 810F - 514.5、(固定必要) ---

耐衝撃 196.1 m/s2(20 G) 以下、正弦半波、11 ms、非梱包・非動作時 ---

安全性 /EMC

安全 /EMC 規格 安全性 : UL60950-1 / EN60950-1 準拠

• Vout ≦ 40 V の場合 : 出力電圧は SELV 、GPIB/ 絶縁アナログは SELV• 40 < Vout ≦ 400 V の場合 : 出力電圧は危険電圧、GPIB/ 絶縁アナログは SELV• 400 < Vout ≦ 600 V の場合 : 出力電圧は危険電圧、GPIB/ 絶縁アナログは SELV 対象外

EMC: EN55032、EN55024

---

耐電圧*1 • 入力 – 出力(SELV)間 : 4242 Vdc• 入力 – FG 間 : 2828 Vdc

• 入力 – 出力間 : 2600 Vdc

• 入力 – SELV 間 : 4242 Vdc

• 入力 – FG 間 : 2828 Vdc

• 入力 – 出力間 : 4000 Vdc

• 入力 – SELV 間 : 4242 Vdc

• 入力 – FG 間 : 2828 Vdc

---

Page 111: 1 2 ユーザーズマニュアル 3 - KIKUSUIPAG6-100 PAG8-90 PAG12.5-60 PAG20-38 PAG30-25 PAG40-19 PAG60-12.5 PAG80-9.5 PAG100-7.5 PAG150-5 PAG300-2.5 PAG600-1.3 1.5kWタイプ PAG6-200

PAG 111

2.4kW タイプ仕様

仕様

9

2.4kW タイプ外形図

耐電圧 *1(つづき) • 出力 – SELV: 1900 Vdc

• 出力 – FG 間 : 1200 Vdc

• 出力 – SELV 間 : 3550 Vdc

• 出力 – FG 間 : 2670 Vdc

---

絶縁抵抗 100 MΩ以上(25 、70 %rh) ---

雑音端子電圧 EN55032 クラス A、FCC part15 クラス A、VCCI クラス A ---

雑音電界強度 EN55032 クラス A、FCC part15 クラス A、VCCI クラス A ---

*1. 1 分間にて異常なし

2.4kW タイプPAG8-300

PAG10-240

PAG16-150

PAG20-120

PAG30-80

PAG40-60

PAG60-40

PAG80-30

PAG100-24

PAG150-16

PAG300-8

PAG600-4 単位

30.0

8.5

22.0

3.0

A A A

485.8 ±1.028.5 ±0.3 88.7 ±0.5

43.6

±0.

3

J1

482.8 ±1.0

43.6

57.8 ±0.5 92.0 ±0.5 92.0 ±0.5

422.8 ±1.0

*1

31.6 ±0.5

*2

104

*1 定格出力電圧 8 V ~ 100 V モデル : バスバー定格出力電圧 150 V ~ 600 V モデル : ワイヤクランプコネクタ

*2 ブラケット / スライド用取り付け穴を「A」に示します。

Page 112: 1 2 ユーザーズマニュアル 3 - KIKUSUIPAG6-100 PAG8-90 PAG12.5-60 PAG20-38 PAG30-25 PAG40-19 PAG60-12.5 PAG80-9.5 PAG100-7.5 PAG150-5 PAG300-2.5 PAG600-1.3 1.5kWタイプ PAG6-200

112 PAG

3.3kW タイプ仕様3.3kW タイプ

PAG8-400

PAG10-330

PAG15-220

PAG20-165

PAG30-110

PAG40-85

PAG60-55

PAG80-42

PAG100-33

PAG150-22

PAG300-11

PAG600-5.5 単位

出力

定格出力電圧*1

*1. 小電圧は定格出力電圧の 0.2 %(設定電圧およびモニタ電圧を含む)

8 10 15 20 30 40 60 80 100 150 300 600 V

定格出力電流*2

*2. 小電流は定格出力電流の 0.4 %(設定電流およびモニタ電流を含む)

400 330 220 165 110 85 55 42 33 22 11 5.5 A

定格出力電力 3200 3300 3300 3300 3300 3400 3300 3360 3300 3300 3300 3300 W

AC 入力

公称入力定格 単相 200 V 入力モデル : 190 Vac ~ 240 Vac / 50 Hz ~ 60 Hz三相 200 V 入力モデル : 190 Vac ~ 240 Vac / 50 Hz ~ 60 Hz三相 400 V 入力モデル : 380 Vac ~ 415 Vac / 50 Hz ~ 60 Hz

---

入力電圧範囲 170 ~ 265(単相または三相)、342 ~ 460(三相) Vac

入力周波数範囲 47 ~ 63 Hz

大入力電流(TYP 値*3、定格出力電力時)

*3. 代表的な値です。性能を保証するものではありません。

単相 200 V 入力モデル 24.0 24.0 24.0 24.0 23.0 24.0 23.0 23.5 23.0 23.0 23.0 23.0 A

三相 200 V 入力モデル 14.5 14.5 14.5 14.5 14.0 14.5 13.6 14.0 13.7 13.7 13.8 13.9 A

三相 400 V 入力モデル 7.2 7.2 7.2 7.2 7.0 7.2 6.8 7.0 6.8 6.8 6.9 7.0 A

力率(TYP 値 *3、定格出力電力時)

単相 200 V 入力モデル : 0.99(200 Vac 入力時)

三相 200 V 入力モデル : 0.95(200 Vac 入力時)

三相 400 V 入力モデル : 0.95(380 Vac 入力時)

---

効率*4(定格出力電力時)

*4. 入力電圧 200 Vac 時(単相および三相 200 V 入力モデル)、入力電圧 380 Vac 時(三相 400 V 入力モデル)

82 83 83 83 86 86 88 88 88 87 87 87 %

突入電流*5

*5. 内蔵ノイズフィルタ部への入力サージ電流(0.2 ms 以下)は除く

50 A 以下(単相 200 V 入力モデル、三相 200 V 入力モデル)、20 A 以下(三相 400 V 入力モデル) A

定電圧モード

大電源変動*6

*6. 単相および三相200 V入力モデル : 170 Vac~265 Vac(定負荷時)、 三相400 V入力モデル : 342 Vac~460 Vac(定負荷時)

定格出力電圧の 0.01 % +2 mV ---

大負荷変動*7

*7. 無負荷から全負荷へ、入力電圧一定、リモートセンシングでセンシングポイントを測定

定格出力電圧の 0.015 % +5 mV ---

リップルノイズ*8

*8. 定格出力電圧 8 V ~ 300 V モデルは JEITA 規格 RC-9131A にて 1:1 プローブを使用 して測定定格出力電圧 600 V モデルは 10:1 プローブを使用して測定

20 MHz、p-p 60 60 60 60 60 60 60 80 100 100 300 500 mV

5 Hz ~ 1 MHz、rms 8 8 8 8 8 8 8 25 25 25 100 120 mV

温度係数 100 PPM/ (定格出力電圧時、30 分ウォームアップ後) PPM/

経時ドリフト*9

*9. 入力電圧、負荷および周囲温度一定で 30 分ウォームアップ後、8 時間以上の間隔をおいた場合

定格出力電圧の 0.05 % ---

初期ドリフト*10

*10. 入力電圧、負荷および周囲温度一定で通電開始後の 30 分間

定格出力電圧の 0.05 % +2 mV ---

リモートセンシング 大補償電圧(片道(+ または - 側))

2 2 2 2 5 5 5 5 5 5 5 5 V

立ち上がり時間*11

*11. 定格出力電圧の 10 % ~ 90 % 間の応答時間、定格の抵抗負荷

80 150 250 ms

立ち下がり時間*12

*12. 定格出力電圧の 90 % ~ 10 % 間の応答時間

全負荷時*13

*13. 定格の抵抗負荷

20 100 160 300 500 ms

無負荷時 500 600 700 800 900 1000 1100 1200 1500 2000 3500 4000 ms

過渡応答時間*14

*14. 出力電圧が定格出力電圧の 0.5 % 以内に復帰する時間負荷電流の変動値は定格の 10 % ~ 90 %、出力電圧は定格の 10 % ~ 100 %、ローカルセンシング

1 ms 以下 2 ms 以下 ms

出力保持時間(TYP 値 *3)

(定格出力電力時)

10 ms 以下(単相 200 V 入力モデル、三相 200 V 入力モデル)

6 ms 以下(三相 400 V 入力モデル)ms

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PAG 113

3.3kW タイプ仕様

仕様

9

3.3kW タイプPAG8-400

PAG10-330

PAG15-220

PAG20-165

PAG30-110

PAG40-85

PAG60-55

PAG80-42

PAG100-33

PAG150-22

PAG300-11

PAG600-5.5 単位

定電流モード

大電源変動*1 定格出力電流の 0.01 % +2 mA ---

大負荷変動*2 定格出力電流の 0.1 %(負荷条件を変更後 30 分間)

定格出力電流の 0.02 % + 5 mA (負荷条件を変更後 30 分以降) ---

リップルノイズ*3

(5 Hz ~ 1 MHz、rms)1300 1200 880 660 300 200 100 80 70 60 20 10 mA

温度係数 200 PPM/ (定格出力電流時、30 分ウォームアップ後) PPM/

経時ドリフト*4 定格出力電流の 0.05 % ---

初期ドリフト*5 定格出力電流の 0.5 % 定格出力電流の 0.25 % ---

リモートアナログコントロール

出力電圧の外部電圧コントロール

定格出力電圧の 0 % ~ 100 %(印加電圧レンジ選択可能 : 0 V ~ 5 V / 0 V ~ 10 V)確度とリニアリティ : 定格出力電圧の ±0.5 %

---

出力電流の外部電圧

コントロール*6定格出力電流の 0 % ~ 100 %(印加電圧レンジ選択可能 : 0 V ~ 5 V / 0 V ~ 10 V)確度とリニアリティは定格出力電流の ±1%

---

出力電圧の外部抵抗コントロール

定格出力電圧の 0 % ~ 100 %(付加抵抗レンジ選択可能 : 0 Ω~ 5 kΩ / 0 Ω~ 10 kΩ)確度とリニアリティ : 定格出力電圧の ±1 %

---

出力電流の外部抵抗

コントロール *6定格出力電流の 0 % ~ 100 %(付加抵抗レンジ選択可能 : 0 Ω~ 5 kΩ / 0 Ω~ 10 kΩ)確度とリニアリティ : 定格出力電流の ±1.5 %

---

出力のシャットオフコントロール

外部電圧印加 : 0 V ~ 0.6 V / 2 V ~ 15 V、または接点スイッチ

正 / 負論理選択可能 ---

出力電流モニタ *6 モニタ電圧レンジ選択可能 : 0 V ~ 5 V / 0 V ~ 10V、確度 : 1 % ---

出力電圧モニタ モニタ電圧レンジ選択可能 : 0 V ~ 5 V / 0 V ~ 10V、確度 : 1 % ---

電源正常動作信号 正常(4 V ~ 5 V)、異常(0 V)、出力インピーダンス 500 Ω ---

並列運転 4 台まで可能。2 線式電流バランス機能を搭載したワンコントロール方式 ---

直列運転*7 2 台まで可能 ---

合計電圧 60 V まで 合計電圧 600 V まで

定電圧 / 定電流動作

(CV/CC)判別信号

オープンコレクタ出力、定電流(CC)動作時 Low(オン)、

定電圧(CV)動作時 High(オフ)、 大印加電圧 30 V、 大シンク電流 10 mA ---

出力のオン / オフ

コントロール

開放時 : 出力オフ、短絡時 : 出力オン

大端子間電圧 : 6 V ---

ローカル / リモート

アナログコントロール

外部電圧印加または開放 / 短絡で切り替え可能

ローカル : 2 V ~ 15 V または開放、リモート : 0 V ~ 0.6 V または短絡 ---

ローカル / リモート

アナログステータス信号

オープンコレクタ出力、ローカル動作時 High(オフ)、リモートアナログ動作時 Low(オン)

大印加電圧 : 30 V、 大シンク電流 : 10 mA ---

設定およびリードバック(RS232/485、オプション GPIB インターフェース)

出力電圧設定確度 出力電圧の 0.05 % + 定格出力電圧の 0.05 % ---

出力電流設定確度 *6 出力電流の 0.1 % + 定格出力電流の 0.2 % ---

出力電圧設定分解能 フルスケール(定格出力電圧)の 0.012 % ---

出力電流設定分解能 フルスケール(定格出力電流)の 0.012 % ---

出力電圧リードバック確度 *6 出力電圧の 0.1 % + 定格出力電圧の 0.1 % ---

出力電流リードバック確度 出力電流の 0.1 % + 定格出力電流の 0.3 % ---

出力電圧リードバック分解能 フルスケール(定格出力電圧)の 0.012% ---

出力電流リードバック分解能 フルスケール(定格出力電流)の 0.012% ---

*1. 単相および三相 200 V 入力モデル : 170 Vac ~ 265 Vac(定負荷)、 三相 400 V 入力モデル : 342 Vac ~ 460 Vac(定負荷)*2. 定電流モードにおいて出力電圧を下限から定格まで変更したときの値、入力電圧一定*3. 定格出力電圧 8 V ~ 16 V モデル : 出力電圧が 2 V ~定格出力電圧の値、定格出力電流時

定格出力電圧 20 V ~ 600 V モデル : 定格 出力電圧の 10 % ~ 100 % の値、定格出力電流時*4. 入力電圧、負荷および周囲温度一定で 30 分ウォームアップ後、8 時間以上の間隔をおいた場合*5. 入力電圧、負荷および周囲温度一定で通電開始後の 30 分間*6. 初期ドリフトと負荷変動による温度ドリフトは含みません*7. 保護用のダイオードが必要

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114 PAG

3.3kW タイプ仕様

3.3kW タイプ仕様(つづき)

3.3kW タイプPAG8-400

PAG10-330

PAG15-220

PAG20-165

PAG30-110

PAG40-85

PAG60-55

PAG80-42

PAG100-33

PAG150-22

PAG300-11

PAG600-5.5 単位

保護機能

過電流保護(OCP) 定電圧から定電流へ動作モード自動切替時に出力を遮断。任意設定可能。 ---

過電圧保護(OVP) インバータ遮断方式 ---

過電圧保護電圧設定範囲 0.5 ~10

0.5 ~12

1 ~18

1 ~24

2 ~36

2 ~44

5 ~66

5 ~88

5 ~110

5 ~165

5 ~330

5 ~660

V

出力電圧下限制限(UVL) 前面パネルまたはシリアル通信で設定。UVL 値以下の出力電圧設定を防止。リモートアナログコントロール時は無効。

---

過熱保護 保護機能作動後のモードを選択可能 (シャットダウン / 自動復帰) ---

前面パネル

コントロール機能 • 出力電圧と出力電流をそれぞれ別のノブ(エンコーダ)で設定(設定分解能切り替え可能)• OVP/UVL をノブ(エンコーダ)で設定

• シリアル通信時のアドレスを VOLTAGE ノブで設定。アドレス数 : 31• シリアル通信時にローカルモードへの強制切り替え• 出力オン / オフ

• AC 入力のオン / オフ

• パネル操作のロック機能• 過電流コントロール• ボーレート設定 : 1200、2400、4800、9600 および 19200 bps• 再スタートモード設定(セーフ / 自動スタートモード)

---

出力電圧表示 4 桁、確度 : 定格出力電圧の 0.5 %±1 カウント ---

出力電流表示 4 桁、確度 : 定格出力電流の 0.5 %±1 カウント ---

表示 電圧、電流、アラーム、FINE(微調整)、設定値、OCP、ローカル、出力オン、キーロック ---

環境条件

動作周囲温度 0 ~ 50 ---

保存周囲温度 -20 ~ 85 ---

動作周囲湿度 20 %rh ~ 90 %rh(結露なきこと) ---

保存周囲湿度 10 %rh ~ 95 %rh(結露なきこと) ---

高度 大 3 000 m。2 000 m を超える場合は下記どちらかのディレーティングが必要。

出力電流を定格の 2 %/100 m で低減、もしくは 大周囲温度を 1 /100 m で低減。 ---

機構

冷却方式 内蔵ファンによる強制空冷 ---

質量 13 kg 以下 ---

寸法 外形図参照 ---

耐振動 MIL - 810F - 514.5、(固定必要) ---

耐衝撃 196.1 m/s2(20 G) 以下、正弦半波、11 ms、非梱包・非動作時 ---

安全性 /EMC

安全 /EMC 規格 安全性 : UL60950-1 / EN60950-1 準拠

• Vout ≦ 40 V の場合 : 出力電圧は SELV 、GPIB/ 絶縁アナログは SELV• 40 < Vout ≦ 400 V の場合 : 出力電圧は危険電圧、GPIB/ 絶縁アナログは SELV• 400 < Vout ≦ 600 V の場合 : 出力電圧は危険電圧、GPIB/ 絶縁アナログは SELV 対象外

EMC: EN55032、EN55024

---

耐電圧*1 • 入力 – 出力(SELV)間 : 4242 Vdc• 入力 – FG 間 : 2828 Vdc

• 入力 – 出力間 : 2600 Vdc

• 入力 – SELV 間 : 4242 Vdc

• 入力 – FG 間 : 2828 Vdc

• 出力 – SELV: 1900 Vdc

• 入力 – 出力間 : 4000 Vdc

• 入力 – SELV 間 : 4242 Vdc

• 入力 – FG 間 : 2828 Vdc

• 出力 – SELV 間 : 3550 Vdc

---

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PAG 115

3.3kW タイプ仕様

仕様

9

3.3kW タイプ外形図

耐電圧 *1(つづき) • 出力 – FG 間 : 1200 Vdc

• 出力 – FG 間 : 2670 Vdc

---

絶縁抵抗 100 MΩ以上(25 、70 %rh) ---

雑音端子電圧 EN55032 クラス A、FCC part15 クラス A、VCCI クラス A ---

雑音電界強度 EN55032 クラス A、FCC part15 クラス A、VCCI クラス A ---

*1. 1 分間にて異常なし

3.3kW タイプPAG8-400

PAG10-330

PAG15-220

PAG20-165

PAG30-110

PAG40-85

PAG60-55

PAG80-42

PAG100-33

PAG150-22

PAG300-11

PAG600-5.5 単位

423.0 ±1.0

88.0

482.0 ±1.0

40.0

30.0

5.0

50.0 10.5

60.5 92.0 92.0

442.5 ±1.0

497.5 ±1.039.0 ±0.3

42.0

A A A

86 ±

0.3

*1 *2

*3

104

*1 定格出力電圧 8 V ~ 100 V モデル : バスバー定格出力電圧 150 V ~ 600 V モデル : ワイヤクランプコネクタ

*2 単相入力モデル : 3 極ワイヤクランプコネクタ三相入力モデル : 4 極ワイヤクランプコネクタ

*3 スライド用取り付け穴を「A」に示します。

Page 116: 1 2 ユーザーズマニュアル 3 - KIKUSUIPAG6-100 PAG8-90 PAG12.5-60 PAG20-38 PAG30-25 PAG40-19 PAG60-12.5 PAG80-9.5 PAG100-7.5 PAG150-5 PAG300-2.5 PAG600-1.3 1.5kWタイプ PAG6-200

116 PAG

5kW タイプ仕様5kW タイプ

PAG8-600

PAG10-500

PAG16-310

PAG20-250

PAG30-170

PAG40-125

PAG60-85

PAG80-65

PAG100-50

PAG150-34

PAG300-17

PAG600-8.5 単位

出力

定格出力電圧*1

*1. 小電圧は定格出力電圧の 0.2 %(設定電圧およびモニタ電圧を含む)

8 10 16 20 30 40 60 80 100 150 300 600 V

定格出力電流*2

*2. 小電流は定格出力電流の 0.4 %(設定電流およびモニタ電流を含む)

600 500 310 250 170 125 85 65 50 34 17 8.5 A

定格出力電力 4800 5000 4960 5000 5100 5000 5100 5200 5000 5100 5100 5100 W

AC 入力

公称入力定格 三相 200 V 入力モデル : 190 Vac ~ 240 Vac / 50 Hz ~ 60 Hz三相 400 V 入力モデル : 380 Vac ~ 415 Vac / 50 Hz ~ 60 Hz

---

入力電圧範囲 170 ~ 265(単相または三相)

342 ~ 460(三相)Vac

入力周波数範囲 47 ~ 63 Hz

大入力電流(TYP 値*3、定格出力電力時)

*3. 代表的な値です。性能を保証するものではありません。

三相 200 V 入力モデル 21 22 22 22 22 22 22 22 22 22 22 22 A

三相 400 V 入力モデル 10.5 11 11 12 11 11 11 11 11 11 11 11 A

力率(TYP 値 *3、定格出力電力時)

三相 200 V 入力モデル : 0.94(200 Vac 入力時)

三相 400 V 入力モデル : 0.94(380 Vac 入力時) ---

効率*4(定格出力電力時)

*4. 入力電圧 200 Vac 時(三相 200 V 入力モデル)、入力電圧 380 Vac 時(三相 400 V 入力モデル)

83 84 84 86 86 88 88 88 88 88 88 88 %

突入電流*5

*5. 内蔵ノイズフィルタ部への入力サージ電流(0.2 ms 以下)は除く

50 A 以下(三相 200 V 入力モデル)

20 A 以下(三相 400 V 入力モデル)A

定電圧モード

大電源変動*6

*6. 三相 200 V 入力モデル : 170 Vac ~ 265 Vac(定負荷)、 三相 400 V 入力モデル : 342 Vac ~ 460 Vac(定負荷)

定格出力電圧の 0.01 % ---

大負荷変動*7

*7. 無負荷から全負荷へ、入力電圧一定、リモートセンシングでセンシングポイントを測定

定格出力電圧の 0.015 % +5 mV ---

リップルノイズ*8

*8. 定格出力電圧 8 V ~ 300 V モデルは JEITA 規格 RC-9131A にて 1:1 プローブを使用 して測定定格出力電圧 600 V モデルは 10:1 プローブを使用して測定

20 MHz、p-p 75 75 75 75 75 75 75 100 100 120 300 500 mV

5 Hz ~ 1 MHz、rms 10 10 10 10 10 10 10 15 15 25 60 120 mV

温度係数 100 PPM/ (定格出力電圧時、30 分ウォームアップ後) PPM/

経時ドリフト*9

*9. 入力電圧、負荷および周囲温度一定で 30 分ウォームアップ後、8 時間以上の間隔をおいた場合

定格出力電圧の 0.05 % ---

初期ドリフト*10

*10. 入力電圧、負荷および周囲温度一定で通電開始後の 30 分間

定格出力電圧の 0.05 % +2 mV ---

リモートセンシング 大補償電圧(片道(+ または - 側))

2 2 2 2 5 5 5 5 5 5 5 5 V

立ち上がり時間*11

*11. 定格出力電圧の 10 % ~ 90 % 間の応答時間、定格の抵抗負荷

30 50 100 ms

立ち下がり時間*12

*12. 定格出力電圧の 90 % ~ 10 % 間の応答時間

全負荷時*13

*13. 定格の抵抗負荷

15 50 80 100 200 ms

無負荷時 400 500 600 700 800 900 1000 1200 1500 2000 2500 3000 ms

過渡応答時間*14

*14. 出力電圧が定格出力電圧の 0.5 % 以内に復帰する時間負荷電流の変動値は定格の 10 % ~ 90 %、出力電圧は定格の 10 % ~ 100 %、ローカルセンシング

1 ms 以下 2 ms 以下 ms

出力保持時間(TYP 値 *3)

(定格出力電力時)5 ms 以下 ms

Page 117: 1 2 ユーザーズマニュアル 3 - KIKUSUIPAG6-100 PAG8-90 PAG12.5-60 PAG20-38 PAG30-25 PAG40-19 PAG60-12.5 PAG80-9.5 PAG100-7.5 PAG150-5 PAG300-2.5 PAG600-1.3 1.5kWタイプ PAG6-200

PAG 117

5kW タイプ仕様

仕様

9

5kW タイプPAG8-600

PAG10-500

PAG16-310

PAG20-250

PAG30-170

PAG40-125

PAG60-85

PAG80-65

PAG100-50

PAG150-34

PAG300-17

PAG600-8.5 単位

定電流モード

大電源変動*1 定格出力電流の 0.05 % ---

大負荷変動*2 定格出力電流の 0.1 % ---

リップルノイズ*3

(5 Hz ~ 1 MHz、rms)1950 1800 1400 1000 460 300 150 120 100 90 30 15 mA

温度係数 100 PPM/ (定格出力電流時、30 分ウォームアップ後) PPM/

経時ドリフト*4 定格出力電流の 0.05 % ---

初期ドリフト*5 定格出力電流の 0.5 % 定格出力電流の 0.25 % ---

リモートアナログコントロール

出力電圧の外部電圧コントロール

定格出力電圧の 0 % ~ 100 %(印加電圧レンジ選択可能 : 0 V ~ 5 V / 0 V ~ 10 V)確度とリニアリティ : 定格出力電圧の ±0.5 %

---

出力電流の外部電圧

コントロール*6定格出力電流の 0 % ~ 100 %(印加電圧レンジ選択可能 : 0 V ~ 5 V / 0 V ~ 10 V)確度とリニアリティは定格出力電流の ±1%

---

出力電圧の外部抵抗コントロール

定格出力電圧の 0 % ~ 100 %(付加抵抗レンジ選択可能 : 0 Ω~ 5 kΩ / 0 Ω~ 10 kΩ)確度とリニアリティ : 定格出力電圧の ±1 %

---

出力電流の外部抵抗

コントロール *6定格出力電流の 0 % ~ 100 %(付加抵抗レンジ選択可能 : 0 Ω~ 5 kΩ / 0 Ω~ 10 kΩ)確度とリニアリティ : 定格出力電流の ±1.5 %

---

出力のシャットオフコントロール

外部電圧印加 : 0 V ~ 0.6 V / 2 V ~ 15 V、または接点スイッチ

正 / 負論理選択可能 ---

出力電流モニタ *6 モニタ電圧レンジ選択可能 : 0 V ~ 5 V / 0 V ~ 10V、確度 : 1 % ---

出力電圧モニタ モニタ電圧レンジ選択可能 : 0 V ~ 5 V / 0 V ~ 10V、確度 : 1 % ---

電源正常動作信号 正常(4 V ~ 5 V)、異常(0 V)、出力インピーダンス 500 Ω ---

並列運転 4 台まで可能。2 線式電流バランス機能を搭載したワンコントロール方式 ---

直列運転*7 2 台まで可能 ---

合計電圧 60 V まで 合計電圧 600 V まで

定電圧 / 定電流動作

(CV/CC)判別信号

オープンコレクタ出力、定電流(CC)動作時 Low(オン)、

定電圧(CV)動作時 High(オフ)、 大印加電圧 30 V、 大シンク電流 10 mA ---

出力のオン / オフ

コントロール

開放時 : 出力オフ、短絡時 : 出力オン

大端子間電圧 : 6 V ---

ローカル / リモート

アナログコントロール

外部電圧印加または開放 / 短絡で切り替え可能

ローカル : 2 V ~ 15 V または開放、リモート : 0 V ~ 0.6 V または短絡 ---

ローカル / リモート

アナログステータス信号

オープンコレクタ出力、ローカル動作時 High(オフ)、リモートアナログ動作時 Low(オン)

大印加電圧 : 30 V、 大シンク電流 : 10 mA ---

設定およびリードバック(RS232/485、オプション GPIB インターフェース)

出力電圧設定確度 定格出力電圧の 0.1 % ---

出力電流設定確度 *6 出力電流の 0.1 % + 定格出力電流の 0.3 % ---

出力電圧設定分解能 フルスケール(定格出力電圧)の 0.012 % ---

出力電流設定分解能 フルスケール(定格出力電流)の 0.012 % ---

出力電圧リードバック確度 定格出力電圧の 0.15 % ---

出力電圧リードバック確度 *6 定格出力電流の 0.4 % ---

出力電圧リードバック分解能 フルスケール(定格出力電圧)の 0.012% ---

出力電流リードバック分解能 フルスケール(定格出力電流)の 0.012% ---

*1. 三相 200 V 入力モデル : 170 Vac ~ 265 Vac(定負荷)、 三相 400 V 入力モデル : 342 Vac ~ 460 Vac(定負荷)*2. 定電流モードにおいて出力電圧を下限から定格まで変更したときの値、入力電圧一定*3. 定格出力電圧 8 V ~ 16 V モデル : 出力電圧が 2 V ~定格出力電圧の値、定格出力電流時

定格出力電圧 20 V ~ 600 V モデル : 定格出力電圧の 10 % ~ 100 % の値、定格出力電流時*4. 入力電圧、負荷および周囲温度一定で 30 分ウォームアップ後、8 時間以上の間隔をおいた場合*5. 入力電圧、負荷および周囲温度一定で通電開始後の 30 分間*6. 初期ドリフトは含みません*7. 保護用のダイオードが必要

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118 PAG

5kW タイプ仕様

5kW タイプ仕様(つづき)

5kW タイプPAG8-600

PAG10-500

PAG16-310

PAG20-250

PAG30-170

PAG40-125

PAG60-85

PAG80-65

PAG100-50

PAG150-34

PAG300-17

PAG600-8.5 単位

保護機能

過電流保護(OCP) 定電圧から定電流へ動作モード自動切替時に出力を遮断。任意設定可能。 ---

過電圧保護(OVP) インバータ遮断方式 ---

過電圧保護電圧設定範囲 0.5 ~10

0.5 ~12

1 ~19

1 ~24

2 ~36

2 ~44

5 ~66

5 ~88

5 ~110

5 ~165

5 ~330

5 ~660

V

出力電圧下限制限(UVL) 前面パネルまたはシリアル通信で設定。UVL 値以下の出力電圧設定を防止。リモートアナログコントロール時は無効。

---

過熱保護 保護機能作動後のモードを選択可能 (シャットダウン / 自動復帰) ---

前面パネル

コントロール機能 • 出力電圧と出力電流をそれぞれ別のノブ(エンコーダ)で設定(設定分解能切り替え可能)• OVP/UVL をノブ(エンコーダ)で設定

• シリアル通信時のアドレスを VOLTAGE ノブで設定。アドレス数 : 31• シリアル通信時にローカルモードへの強制切り替え• 出力オン / オフ

• AC 入力のオン / オフ

• パネル操作のロック機能• 過電流コントロール• ボーレート設定 : 1200、2400、4800、9600 および 19200 bps• 再スタートモード設定(セーフ / 自動スタートモード)

---

出力電圧表示 4 桁、確度 : 定格出力電圧の 0.5 %±1 カウント ---

出力電流表示 4 桁、確度 : 定格出力電流の 0.5 %±1 カウント ---

表示 電圧、電流、アラーム、FINE(微調整)、設定値、OCP、ローカル、出力オン、キーロック ---

環境条件

動作周囲温度 0 ~ 50 ---

保存周囲温度 -20 ~ 85 ---

動作周囲湿度 20 %rh ~ 90 %rh(結露なきこと) ---

保存周囲湿度 10 %rh ~ 95 %rh(結露なきこと) ---

高度 大 3 000 m。2 000 m を超える場合は出力電流を定格の 2 %/100 m で低減が必要。 ---

機構

冷却方式 内蔵ファンによる強制空冷 ---

質量 16 kg 以下 ---

寸法 外形図参照 ---

耐振動 MIL - 810F - 514.5、(固定必要) ---

耐衝撃 196.1 m/s2(20 G) 以下、正弦半波、11 ms、非梱包・非動作時 ---

安全性 /EMC

安全 /EMC 規格 安全性 : UL60950-1 / EN60950-1 準拠

• Vout ≦ 40 V の場合 : 出力電圧は SELV 、GPIB/ 絶縁アナログは SELV• 40 < Vout ≦ 400 V の場合 : 出力電圧は危険電圧、GPIB/ 絶縁アナログは SELV• 400 < Vout ≦ 600 V の場合 : 出力電圧は危険電圧、GPIB/ 絶縁アナログは SELV 対象外

EMC: EN55032、EN55024

---

耐電圧*1 • 入力 – 出力(SELV)間 : 4242 Vdc• 入力 – FG 間 : 2828 Vdc

• 入力 – 出力間 : 2600 Vdc

• 入力 – SELV 間 : 4242 Vdc

• 入力 – FG 間 : 2828 Vdc

• 出力 – SELV: 1900 Vdc

• 出力 – FG 間 : 1200 Vdc

• 入力 – 出力間 : 4000 Vdc

• 入力 – SELV 間 : 4242 Vdc

• 入力 – FG 間 : 2828 Vdc

• 出力 – SELV 間 : 3550 Vdc

• 出力 – FG 間 : 2670 Vdc

---

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PAG 119

5kW タイプ仕様

仕様

9

5kW タイプ外形図

絶縁抵抗 100 MΩ以上(25 、70 %rh) ---

雑音端子電圧 EN55032 クラス A、FCC part15 クラス A、VCCI クラス A ---

雑音電界強度 EN55032 クラス A、FCC part15 クラス A、VCCI クラス A ---

*1. 1 分間にて異常なし

5kW タイプPAG8-600

PAG10-500

PAG16-310

PAG20-250

PAG30-170

PAG40-125

PAG60-85

PAG80-65

PAG100-50

PAG150-34

PAG300-17

PAG600-8.5 単位

40.0

30.0

5.0

50.0 10.510.5

60.0

30.0

5.0

50.0

60.5 92.0 92.0

42.0

A A A

88.0

423.0 ±1.0

482.0 ±1.0

442.5 ±1.0

L*2 ±1.039.0 ±0.3

86 ±

0.3

*1*3

104

*1 定格出力電圧 8 V ~ 100 V モデル : バスバー定格出力電圧が 150 V ~ 600 V モデル : ワイヤクランプコネクタ

*2 定格出力電圧 8 V ~ 10 V モデル : L = 517.5 mm定格出力電圧 16 V ~ 100 V モデル : L = 497.5 mm

*3 スライド用取り付け穴を「A」に示します。

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120 PAG

5kW タイプ仕様

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PAG 121

付録

付録 うまく動作しないときのヒント

症状 点検 対処

出力が出ない。全表示(電圧計、電流計、LED)点灯

しない。

電源コードに問題はないか? 継続して点検し、必要であれば取り替える。

p.22

AC 入力電圧は定格内か? AC 入力電圧を点検する。適正な電圧源に

接続する。

出力が瞬間出るが、すぐに遮断する。

電圧計は「AC」を表示。負荷を取ると AC 入力電圧が下がっ

ていないか?

AC 入力電圧を点検する。適正な電圧源に

接続する。

p.22

出力が瞬間出るが、すぐに遮断する。

電圧計は「OUP」を表示。本製品をリモートセンシングで使用しているか?

(+)あるいは(-)負荷線が外れていないか点検する。

p.29p.45

出力電圧が調整できない。CC LED が点灯。

本製品は定電流モードになっているか?

電流設定値と負荷電流を点検する。 p.50

出力電圧が調整できない。CV LED が点灯。

出力電圧が OVP 設定値以下に、ま

たは UVL 設定値以上に調整されて

いるか点検する。

出力電圧を UVL 以上、OVP 以下に設定す

る。

p.52p.53

出力電流が調整できない。CV LED が点灯。

本製品は定電圧モードになっているか?

電流設定値と電圧設定値を点検する。 p.50

出力リップルノイズが大きい。 本製品はリモートセンシング接続されているか?負荷用電線での電圧降下が大きいか?

• 負荷用電線とセンシング線の接続がノイズとインピーダンスが影響していないか点検する。

• 負荷用電線を太くして電線の電圧降下を 小にする。

p.46p.45

出力が出ない。電圧計は「OFF」を表示。

OUTPUT LED が消灯しているか? OUTPUT キーを押して出力をオンにす

る。

p.51

出力が出ない。電圧計は「OUP」を表示。

ALARM LED が点滅。

過電圧保護回路が動作していないか?

• POWER スイッチをオフにする。

• 負荷用電線の接続を点検する。• リモートアナログコントロールを使用

している場合は、OVP/UVL キーを押し

て OVP 設定値を確認する。

• 出力電圧の設定値を OVP 設定値以下に

する。

p.52

出力が出ない。ALARM LED が点滅。

電圧計に「EnA」が表示されてい

る。

J1 コネクタの 14 ピンの接続を点検する。 p.65

SW1 スイッチの設定を点検する。 p.60

電圧計に「SO」が表示されてい

る。

J1 コネクタの 15 ピンの接続を点検する。 p.65

電圧計に「O7P」が表示されてい

る。

• 吸気口や排気口が塞がれていないか点検する。

• 本製品が発熱する装置の近くに設置されていないか点検する。

p.55

電圧計に「Fb」が表示されている。 過電流設定値と負荷電流を点検する。 p.54

負荷による電圧変動が大きい。CV LED が点灯。

センシング線は正しく接続されているか?

本書の手順に従ってセンシング線を接続する。

p.45

前面パネル制御が機能しない。 本製品がローカルロックモードにあるか?

POWER スイッチをオフにしてパネルが消灯するまで待つ。その後 POWER スイッチ

をオンにする。 そして REM/LOC キーを

押す。

p.77

設定ノブを回すと「LFP」と表示さ

れるか?

SET キーを長押しして、キーロックを解

除する。

p.56

参照

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122 PAG

索引A

「AC」表示 ............................... 121「AU7」表示 ............................... 52AUX 出力端子 ........................... 40

C

CC モード ................................. 50CV モード ................................. 50

E

「EnA」表示 .......................65, 121

F

「Fb」表示 .........................54, 121

I

「IEEE」表示 ............................. 55IS420 ......................................... 92IS510 ......................................... 92

J

J1 コネクタ ............................... 58J2 コネクタ ............................... 44J3 コネクタ ............................... 78

L

「LFP」表示 ............................... 56「UFP」表示 .............................. 56「LFP」表示 ............................. 121

O

「O7P」表示 ......................55, 121OCP .......................................... 54「OFF」表示 ............................ 121OTP ........................................... 55「OUP」表示 .............................. 52OVP ........................................... 52

P

PS_OK 信号 .............................. 55

R

RS232/485 接続ケーブル .......... 16RS232/485 の選択 .................... 76RS232/485 バス ........................ 78

S

「SAF」表示 ............................... 52「SO」表示 ........................65, 121SRQ .......................................... 86SW1 スイッチ ........................... 60

U

「UUL」表示 .............................. 53UVL ........................................... 53

アドレス ....................................76

インターフェースプロトコル ....79

エラーメッセージ ......................80

オプション .................................15

外部接点 ....................................65外部抵抗 ....................................63外部電圧 ....................................62過電圧保護 .................................52過電流保護 .................................54過熱保護 ....................................55

逆起電圧 ....................................47許容電流 ....................................30

ケースレグ .................................21

合計電流 .............................71, 72コマンドセット ..........................80

サービスリクエスト ..................86

自動スタートモード ..................51シャットオフ .............................65出力の接地 .................................48初期設定 ....................................76

スレーブ機 .................................68

セーフスタートモード ...............51センシング .................................44

チェックサム .............................79直列運転 ....................................73

データフォーマット ..................79デイジーチェーン ......................52低電圧制限 .................................53定電圧(CV)モード .................50定電流(CC)モード .................50

電源コード ................................22電流容量 ....................................30電力回生負荷 .............................47

動作確認 ....................................28

ノイズ ........................................46

バイポーラ出力 .........................73バックスペース .........................79パルス状の負荷電流 ..................47

ピークがある負荷電流 ..............47

負荷用電線 ................................30輻射ノイズ ................................46複数負荷 ....................................46付属品 ........................................18ブラケット ................................15

並列運転 ....................................68

ボーレート ................................76

マスタ / スレーブモード ............71マスタ機 ....................................68マルチ電源システム ..................52

モニタリング .............................66

誘導負荷 ....................................47

ラストセッティングメモリー ....56ラックマウント .........................20ラックマウントキット ..............15

リモートアナログコントロール 61リモートセンシング ..................45リモートモード .........................77

ローカルコントロール ..............61ローカルセンシング ..................44ローカルロックアウト ..............77ロック機能 ................................56

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保証この製品は、菊水電子工業株式会社の厳密な試験・検査をへて、その性能は仕様を満足していることが確認され、お届けされております。当社製品は、お買上げ日より2年間に発生した故障については、無償で修理いたします。但し、次の場合には有償で修理させて頂きます。・ 取扱説明書に対して誤ったご使用およびご使用上の不注意による故障および損傷。・ 不適当な改造・調整・修理による故障および損傷。・ 天災・火災・その他外部要因による故障および損傷。当社製品の故障に起因して生じた間接損害については責任を負いません。海外での故障発生時は当社営業所までご相談ください。

廃棄について使用済み製品は、各自治体の指示に従って、産業廃棄物として廃棄してください。

修理について修理は、使用年数にかかわらず可能な限り対応します。補修用性能部品(製品の機能を維持するために必要な部品)が入手困難な場合には、修理できないことがあります。詳細については、購入先または当社営業所にお問い合わせください。

環境活動当社は1995年12月にISO9001を取得して、品質方針において「環境への配慮」をうたい活動してきました。そしてより積極的な環境活動に取り組むべく、2000年12月にISO14001の認証を取得しました。製品および事業活動を通して、人と自然環境を大事にする調和ある社会づくりに貢献しています。

取扱説明書に乱丁、落丁などの不備がありましたら、お取り替えいたします。取扱説明書を紛失または汚損した場合には、新しい取扱説明書を有償でご提供いたします。どちらの場合も購入先または当社営業所にご依頼ください。その際は、表紙に記載されている「Part No.」をお知らせください。取扱説明書の内容に関しては万全を期して作成いたしましたが、万一不審な点や誤り、記載漏れなどありましたら、当社営業所にご連絡ください。取扱説明書をお読みになったあとは、いつでも見られるように必ず保管してください。

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